ヒロイン考。 

 

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 「僕の歌舞伎のヒロインは歌右衛門さん、新劇は杉村さん。」

そう言ったのは、確か、三島由紀夫だったような気がします……。

映画、演劇は女優で観るもの……。
僕は常々そう公言していますが、さて、僕の中のヒロインは?
先ずは、映画、舞台、テレビ……オールラウンドで凄かったのは杉村春子さん。
彼女は別格です。全てにおいて凄過ぎる、まさに僕のヒロインなんです。



さて、他のヒロインたちに目を向けましょう……。
遡ること数十年……矢張り一番強烈だったのは、
母に手を引かれた少年が、街角に貼られた映画のポスターを見て、

 「お母さん、あの人はなんて言うの?」

 「お前、あれはソファイア・ローレンって言うんだよ……。」


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映画はスタンリー・ドーネン監督、グレゴリー・ペック共演の「アラベスク」。
(写真は僕のコレクション、パンフレットの表紙です。但し図柄はポスターと一緒。)
今でも忘れられないこのエピソード(笑)
ポスターが貼ってあった場所もそのとき着ていた服装も覚えている……。
ソファイア・ローレン!(笑)いい加減な母も母ですが、
僕も何ともおませな少年だったことか。
以降、明けても暮れてもソフィア・ローレンの日が続きます。
映画館に通い、映画雑誌を買い漁り、似顔絵を描き……。
1975年には生まれて初めて学校をサボり、
羽田で新作のプローモーションで来日したソフィア・ローレンにご対面。
当時はハリウッド一辺倒の時代はとっくに終わり、
ニューシネマが台頭。隣のアンちゃんが汚いないヒゲ面で、
さして綺麗でもないネエちゃんがソバカスのスッピンで、
普通にスクリーン狭しと闊歩するご時世になっていました。

成田空港が出来るのはまだ先で、当時の羽田国際空港の、
税関の濃いグリーンのガラス戸が開いてソフィア・ローレンが出て来た時の衝撃!
まさに、天岩戸が開いたかのような眩さと直視出来ないくらいのオーラ!
うふふ……僕1人だけサインして貰えたんですよ……。


そんな頃……。
一人で日比谷や有楽町のロードショー館を観歩くようになったブノワ。少年は、
数寄屋橋の近くを歩いていて、ある映画の会の勧誘に呼び止められたんです。
それは特別、怪しい会ではなく、名前の登録と会員証の発行程度の簡単なもの。
その時、お礼にと手渡されたのが、黒澤 明の「デルス・ウザーラ」と、
リリアーナ・カヴァーニの「愛の嵐」のロードショーのチケット。
初めは半信半疑ね。だって、名前を書いただけで、
ロードショーのチケットを2枚くれるんだもの(笑)
でも、キチンと使えましたよ、そのチケット(笑)
ここでブノワ。少年は、後々の人生に大きな大きな影響を与えることになる、
「愛の嵐」に出会ったのです……。


それはもう衝撃以外の何物でもなく、
10才そこそこの少年には理解の範疇を大きく越える作品でしたが、
雨雲がたれ込める陰欝なウィーン、退廃と刹那の中、高名なオペラの指揮者の妻、
ルチアを演じたシャーロット・ランプリングのファーストシーン……。
演奏会が終わってホテルに戻って来て運命の男に出会うシーン。

世の中にこんなに美しい女性がいるんだと知った衝撃、
そして収容所でマックスの慰みものになり、
衆人の中でアコーディオンの伴奏で「Wenn Ich Mir Was Wünschen Dürfte」を歌う姿!

この年になっても未だ衝撃醒めやらず……です。
今の自分をこれらのシーンで割ると、複雑怪奇な自分が綺麗に割り切れる感じがします……。

こんな強烈な作品を子供の頃に見ちゃいましたからね……。
今時のアルファベットと数字の女の子たちや、
その辺のどこにでもいる才能もないのにタレントと呼ばれる少女たちに、
何の興味も示さないのは理解戴けると思います。



それからこの秋「午前10時の映画祭9」で上映される「ソフィーの選択」。
確か版権の問題で映画館上映されないと聞いていましたが、
この年になってようやく劇場で再会出来るとは!みゆき座のロードショーに足繁く通い、
今はなき二子東急にも追いかけましたっけ……。
「ディアハンター」「クレーマー、クレーマー」「フランス軍中尉の女」と来て、
この「ソフィーの選択」で今に至るメリル・ストリープ偏愛の歴史が始まったのです。
「ソフィーの選択」の最初の窓辺の告白のシーン……。
そう、あの窓際で月明かりを浴びて自らの過去を告白するメリル・ストリープと、
「愛の嵐」のファースト・シーンのシャーロット・ランプリング……。
僕の中の映画史上、最も美しいと思った2つのシーン。

ニューシネマの台頭と供に、所謂、往年のスターシステムも終わり、
たった一人、70才近くになっても映画を1本、背負って立つヒロイン、
メリル・ストリープにぞっこんになったのです。



今日の写真はパリはギャラリー・ヴィヴィエンヌの古い写真を扱う店で買った1枚。
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ……。
映画界きっての黄金コンビの最盛期の写真です。
撮影はイタリアの写真家、Tazio Secchiaroli です。
マジックで印がついていますよね、ボツになった写真の証拠。
当時はまだフランでしたっけ……800フランだったかな?


2018年3月15日


ブノワ。


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誕生日強化月間はじまる。 

 

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仕事を詰めて、詰めて、詰めて……。
段取りして、段取りして、段取りして……。
このク○忙しい年度末のど真ん中の3月のある日、
どうにかこうにか1日空けて休みを取りました。
この辺は1人で仕事をしている身軽さ、どうにでもなります。

さて、どうして1日空けたかと言うと、
親友がランチを奢ってくれると言うのです。
六本木ヒルズにある「GRAND HYATT TOKYO」でです。
何でも平日の昼間、ブッフェ・ランチをやっているそう……。

そう?そんなに奢りたい……じゃない、そんなに僕に会いたい?(笑)
そうです、3月は僕の誕生月!華々しく誕生日強化月間を開催中です。
でも、誰も連絡を寄越しません(苦笑)
泣く子も黙る丑三つ時ならぬ、僕の誕生日強化月間(笑)
きっと、盛大に奢らされると思っているのでしょう(苦笑)
誰からも連絡が来ません。皆、恐れをなしてジッとしている?
でもねぇ、僕って自分の誕生日で奢られたことなんかないですよ。
いつもキチンと自分の分は支払っています。
奢るのは構わないけど、奢られるのはあまり好きじゃないです。
友人の間でも10円の貸し借りも嫌がった母譲りかな。
どんな小銭でも、貸し借りすると友情が壊れると言うのは死んだ母の持論。
その言葉を聞いて育ちましたからね……。

でも、この日はいそいそと出掛けました(笑)
折角だものね、平日の昼間、楽しくランチと洒落込みましょう!
親友がシャンパンを頼んでくれました……ねぇねぇ、お高いよ。
担当の女性が、他にもワインリストがあると言ってくれました。
僕はもっとお安いワインで十分なんですが、豪儀ですよねぇ……。
さすが社長!太っ腹!誕生日だしお言葉に甘えますか。


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物凄い量でしょう?(苦笑)
お里が知れますね。地金が出るって言うヤツ?(爆)
奢って貰うのです、料金は聞きませんでしたし、
僕の場合、食べなければ損って言う感覚もないんですけど、
どれも美味しそうでねぇ……ついついアレもこれも……。
全部は取れませんね。そこまで大食漢じゃない(笑)
一番最初に前菜系を1皿にする訳なんですが、
先ず、その全容が分かっていないから、後からアレもこれもになっちゃう。
笑えるのは、写真を撮る気満々ですから、盛り付けを綺麗にする訳です。
「プレバト」の土井先生……褒めてくださるかな?(笑)
どれも美味しかったです。付け合わせ的な惣菜も飛び切りでした。
普通、ブッフェとかバイキングとかって、
ガッカリすることが多いですけど、こちらのホテルはさすがでした。
特に美味しかったのは、チキンのローストとビーフ・ステーキかな。
アッ!カボチャのニョッキもなかなかイケました。
親友は、パエリアとかバターライスとかを取っているんですが、
ここで思い出すのね、あけの至言を……。

 「こう言うところでパスタを取ったら負けね!」

Mayさんと僕で顔を見あわせたことがありましたっけ(苦笑)
さすが、カニの足を盛大に皿に残したあけだけのことはあります。


もうね、お腹一杯でイソップのカエルのお父さんになった気分(笑)
テーブルを担当してくださった女性の感じも良く(笑顔が自然。)

 「どうですか?お腹一杯になりましたか?」

の、問いに……。

 「えぇ、美味しかったです、もう死にそう!」

と、言ったら……破顔一笑、

 「死なないでくださいね!」

ですって(笑)ハイ、死にませんとも!
その代わり血糖値が急上昇、夕飯は食べられませんでした(苦笑)
まだまだ誕生日強化月間は続きます。
4月は、アプレ誕生日強化月間も控えているんですよ!


2018年3月10日


ブノワ。


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遠い目に……「日なた」にて。 

 

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 「へぇ……そんなこともあったなぁ……。」

暫し遠い目になって一人ごちます。
先日、パリに嫁に行った子分(笑)舎弟(爆)弟子……。
随分と前から可愛がっている女の子、Mに質問されたんです。

 「篤也さん、いつパリに来るんですか?」

って……。
この場合の「来る」は旅行でフランスに遊びに行く「来る」ではなくて、
日本を後にしてフランスに移住する「来る」です。
そうねぇ……そんなことを考えたこともありましたっけ。

尊敬出来る人の傍で暮らしたいと言うのです……。
尊敬出来る人?あはは!僕?僕じゃ荷が重いなぁ……。
それだけ日々の暮らしで思うところがあるのでしょう。
何しろ異国でたった1人、日本人として孤軍奮闘している訳ですから。

ここで少し遠い目になってしまいました……。
買う積もりで実際にアパルトマンを見に行ったこともあります。
知り合いに買わないかと打診され、下見かねがねパリに旅行に行きました。
その時は、アパルトマンが想像したのとは大きく違っていたこと、
それから、家主が貸すにあたって事前に掃除に行ったらしいのですが、
その時、周辺の不動産屋で販売価格の相場を見て愕然とし、
売る積もりがスッカリなくなってしまったこと(僕の憶測。)
双方の気持ちがなくなったことでその話は立ち消えになりました。
申し出があった販売価格、相場の半分だったのです(苦笑)


何だか懐かしいですね……。
実際に住むとしたら、あそこがこうだ、ここはチョッと……。
スッカリその積もりになって下見していたのですから。
結局、その時のパリではアパルトマンは買わずに、近くのアンティークショップで、
段ボール一杯のアンティークのグラスを買ってきたのでした(笑)

皆さんもありますよね?
漠然と外国に住みたいとか、現実味は一切ないにもかかわらず、
チョッとそんな夢を見ることって……。
フランスに足繁く通い、友人も沢山いたことから、
話を貰って何となくその気になり、暫しの夢を見た……そんな感じでしょうか。
実際は無理ですよね……。
日本での生活すらままならないんですから(苦笑)


その辺りの一部始終を知っているMです。
今だにいつか僕が日本を捨てパリに移住すると思っていたみたいです。
結婚してフランスに渡り、子供を設けて、日々、悪戦苦闘。
夫婦仲はいいのだけれど、心を割って話せる友人はなかなか出来ないのでしょう。
離れてはいるけれど、同じ空の下で生きているんです。
何かあったら助け合って行けばいい……僕はそう思います。


真面目な子です。
先日の一時帰国の際は、パリに旅立つ前に、
幾つか点々としたアルバイトの中の先輩の店に連れていってくれました。
三鷹の和食「日なた」です。
今や各々の特色を出すために色々な変化球で勝負する店が増えました。
こちら「日なた」も独自の個性を出していますが、
それが一人歩きせずに、板さんの個性として確立し、
どのお皿も素材を生かした素晴らしい1皿になっていました。
創作和食と称してヘンチクリンな料理を出す店ありますもんね。


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この日頼んだ料理は……。

 蓬餅のお雑煮
 マグロ、アオリイカ、ハマチお造り
 有田みかんと塩昆布のサラダ
 熟成納豆塩辛
 蓮根さつま揚げ
 鴨わさ
 里芋と蕗の薹バター出汁煮
 鱈白子と縮みほうれん草のポン酢かけ
 山形村山市(A5)山形牛 イチボ肉塩焼き
 百合根と芽キャベツのかき揚げ
 出汁巻き卵
 白金豚肩ロース生姜油焼き
 蕗の薹の炊き込みご飯


どれも美味しかったです。
また友人を誘って食べに行きたいな……そう思わせる素敵な店でした。



2017年3月8日


ブノワ。


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趣味じゃございません(苦笑) 

 

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まったくもって変な世の中になったものです……。
少し前までは、電子レンジで温まった時にアラームで知らせてくれたり、
カメラの取り外しを雑にするとパソコンに、
「データが壊れる恐れがあります。」とか、
警告のメッセージが出るくらいでしたが、
最近は、風呂が沸けば機械が喋って教えてくれ、
スマートフォンの自動音声入力に「うるさい!」と、悪態を吐けば、

 「今のはさすがにキツすぎませんか?」

いかにも傷ついた風な生意気な言葉を返してきます(苦笑)

これってチョッと薄気味悪いですよね?
機械が人間の感情を模倣しているような違和感を感じます。
機械が自分で模倣している訳ないですよね。
人間が全てのパターンを入力している訳です。
まぁ、そこから機械が勝手に育っていたとしたらそれもコワいけど……。
AIが人格を持って人類を襲う……そんなハリウッドの、
SF映画がチラリと脳裏をかすめたりもします(笑)
始めは違和感を感じても、人ってスグに慣れてしまうもの……。
1人部屋でスマートフォンと語らっている人も既にいるかも(怖)

さらには、機械に話し掛けて、
色々なことをして貰う世の中になりました。

 「Hey, Siri」

 「OK Google」

機械に対して声掛けするんだそうです……趣味じゃないわ(苦笑)
両方とも通常の日本語の語彙では耳慣れない、
いかにも気恥ずかしい呼び掛けの言葉……(苦笑)
「Siri」は「尻」ですしね(笑)「おはよう!」とかならまだ分かるけど。
総毛立っちゃって僕には絶対に言うことは出来ません(笑)

照明のスイッチを切ったり、御飯を炊いたり、音楽を流したり……。
便利そうなことを謳っていますが、自分でやればいいじゃない。
自分じゃ出来ないの?立ち上がってスイッチを切れば?
炊飯器のスイッチを入れ忘れたなら次回の教訓として反映させたらどうなの?
そんなに面倒臭い?横着して余った時間を何に使うの?
ゲーム?SNS?……それでホームから落ちちゃって……。

車の自動運転て言うのもありますね。
アレもコワい。機械ですもん、いつか故障しますよね?
プログラムにない不測の事態が起こったら?
車を擦ったくらいだったら笑い話で済むけれど、人身事故を起こしたら?
その時の保証はどうするの?メーカーがしてくれるの?
保証ではどうにもならない取り返しのつかないことになる可能性もありますよね。
駐車支援システムっていうんでしたっけ?
アレがないと駐車出来ない人が既に出て来ているじゃないですか。
そこまでして人間が楽をする方法を考えてどうするんでしょう。
機械に任せて出来た時間をどう使っているのかな?

機械化で効率よく出来るようになったこともあります。
でも、それってどこまで突き詰めるの?
三種の神器でいいじゃない。これ以上便利になってどうするの?
それを便利と言うかどうかは甚だ疑問ですが……。
人間の進化なんて一朝一夕にはならないものですが、
退化はアッと言う間です。はぁ……人間は退化する一方です(苦笑)



今日の写真はスマートフォンが勝手に撮った携帯電話の写真(笑)
本当、勝手に撮ったんですよ……って、僕が無意識にシャッター押したんでしょうけど。
面白いからデータを消去せずに取っておきました。
大体が、便利だと思うのですが、僕はスマートフォンを信用していません。
やっぱり、一番信頼出来るのは携帯電話……かな。


2018年3月6日


ブノワ。


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category: 向き向きの花束。

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黄色は春色、新しい季節の色。 

 

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僕は普段、殆どテレビを見ませんが、
朝の情報番組やオリンピック中継を見てフと思い当たりました……。
今年の春の流行は黄色なのかもしれない……。
画面に映っている女性のキャスターやゲストの中に、
必ず1人は黄色を着ている人がいるのです。
黄色と言ってもチョッとカナリア色、ミモザっぽい黄色……。
流行色は作られるものです……ほう、今年は黄色か……。
そんなこんな思いつつ、春の予感に溢れる今日この頃です。


さて、この年まで生きて来ると(って、一体幾つだ?)
自分こそが世界一とまでは言わないものの(笑)
物事に対して一家言持っていたりします(口先だけは。)
また反面、自分のことは自分が一番知っていて、
今更どうにもならないとは思いつつ、僕自身のことを簡単に分析すると……。
見栄っ張りのいい格好しい、驚異的な天の邪鬼(笑)
非常に頑だったり、人情に脆く(最大のウィークポイント)
優しい反面、お人好しの凡人だと思うのです。
特に際立った才能もなし……小器用ではあるので、
何かにつけ、そこそこ見栄えがするものを作ったりはしますが……。
そう、小器用な凡人ね……これにつきる。
頑なものだから、そう簡単に人さまの才能は評価しません。
真に素晴らしい人、もの……なかなかありませんしね。


さてさて、そんな頑なジジイの僕が(笑)
諸手を挙げて才能を絶賛する方から美しいチューリップが届きました。
まったく汚れのない黄色いパロット咲きのチューリップ。
春、ど真ん中のチューリップです。
この方は本当に凄い……作品を見せて貰い、
毎回、大きく大きく期待を外されます。それもいい方に。

楽屋花など、アレンジをお願いするようになってから、
大暴落した僕の株価もこの方の作品のお陰で急上昇(笑)
かの大女優はロビーに飾るのが勿体なくて楽屋で楽しんでいるそうです。
勿論、仕事で扱うものに対する知識も凄いのでしょうけど、
独特の感性、他の追随を許さない美的センス……。
もうもうただただ脱帽でございます。

僕は才能と言うものは天からの授かり物「ギフト」だと思うのです。
こればかりは習ったってどうにもなるものでもない。
習って得るものはそこそこまで。後は天からの授かり物だと思うのです。
この方の場合、そのギフトに加えて創意と工夫なのでしょう。
いつかジックリと、酒を酌み交わしながら、
その辺の秘密を聞き出してみたいと思います(笑)


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黄色いパロット咲きのチューリップ……。
兎に角大きいです。蕾のうちはお稲荷さんくらい(笑)
開いて来ると僕の握りこぶしくらいもあります。
葉のグリーン以外はどこまでもどこまでも眩しい黄色。
退色せずに最後の最後まで美しい黄色を保ちます。
十分に楽しんだ後は、吊るして新しい命を吹き込みます。


2018年3月4日


ブノワ。


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category: グリーンフィンガーズ。

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やっぱり肉が好き! 

 

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どっちだろう……。
自分でも分からなくなる時があります。
何がって、食べ物に関する好みね。
野菜は大好きです。毎日〜大盛りのサラダを食べています。
でも、やっぱり肉だな!魚じゃないの、肉!
パリのEちゃんに「アンタ、もっと魚食べなきゃダメだよ!」
よく言われますが、やっぱり肉が好き!(笑)

我が家の台所で一番、頻繁に使われるのは豚肉ですが、
そうねぇ……焼いたまま食べることを考えるとやっぱり牛肉ですかね。
怒髪天を突いたヘタクソな焼き加減のブラッセリーじゃない限り(苦笑)
レストランで食べるのは必ず牛肉のステーキです。
ラムはあまり食べません。ホラ、骨が付いていることが多いでしょう?
あれ、面倒臭いの。カモもあまり食べないかな?
ラムと言えば、北海道で食べた極上のジンギスカンは可成りポイント高いかなぁ……。
ただね、なかなか東京では食べられないし、
北海道のジンギスカンだったらいいって言うものでもない。
大きく2通りありますよね、北海道のジンギスカン。
肉をそのまま焼くタイプと、タレに漬け込んだものを焼くタイプ。
僕は勿論、そのまま焼くタイプでお願いいたします。


今日はお気に入りのお肉特集……。

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先ず、一番最初は、おそらく日本でもピカイチ、最高峰のローストビーフ。
結城美栄子さんのご主人の猪野佳久さんの手によるもの。
1枚目の写真をご覧下さい!この塊!
これを食べたら他のローストビーフなんか子供騙しで食べられません。
某高級ホテルのローストビーフ?ダメダメ、水っぽくて。
いつかコツを教えて貰って自分でも焼いてみたいな……。


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結城さんご夫妻に連れて行って貰った赤坂のインド料理。
ここのタンドリーチキンも忘れられないかも。


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新宿御苑前にほど近い「勘之丞」
ここの牛肉も美味しいです。勿論、炭火焼ね。
牛を半頭買いしていますから、部位とグラムを言って焼いて貰うの。
前菜にローストビーフやコンビーフ、レバーなど……。
肉が新鮮なので、生焼きのハンバーグも絶妙です。


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京都で親友夫妻を囲んで食べたタン塩。
普段あまりタン塩は嬉しくない口なんですが、ここのは美味しかった。
我が家の近くの焼き肉屋のタン塩なんか食べられたもんじゃないし……。


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それから近くのシネマコンプレックスに行った際は必ず寄るステーキハウス。
450グラムでございます。ソテーキソースが6種類あるので、
飽きずにペロリ!ハァ、お腹一杯かも。


今日の1枚目は自宅で焼いたステーキ。
面倒臭いよねぇ……ブログに載せようと思ったら、
付け合わせも作らなきゃいけないじゃない?(苦笑)
見栄っ張りだから仕方ない(笑)


2018年2月28日


ブノワ。


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category: バベットの晩餐会。

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父として……そして気分は殆ど母。 

 

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朝晩はまだまだ寒いものの、そこここに春の気配が……。
樹々の新芽が膨らみ、土の中からは球根類が……。
3月の声を聞くとアッと言う間に桜の時期になるのでしょう。
暖かくなることは嬉しいのだけれど、
少し寂しくなるのは、猫たちが布団に入って来なくなること(笑)
4月の声を聞くとパタリと入って来なくなります(爆)
まるで体内カレンダーがあるみたい……。


さて、今日の写真……。
仲良しこよしの秀千代くんと太郎丸。
男の子同士って比較的仲が良くなる傾向があるのかな?
もっとも、おっとり穏やか秀千代くんは誰とでも大丈夫な子だからなぁ……。
写真を見てお気付きの方も多いと思います。
秀千代くん、グレーのノースリーブの洋服を着ています。
犬じゃありませんからね、防寒対策ではないんです。
去年の11月くらいから食べ物アレルギー?(先生の診断はそう。)
右目のスグ際に小豆大の、右唇スグ際に同じく小豆大の、
そして、アゴの下に小指の第一関節くらいの皮膚炎が出来ました。
目の際は瞳のギリギリスグそばでチョッと心配しました。
だって、毛が丸々剥げちゃってザクロみたいに皮膚が見え、
いつも瘡蓋がゴリゴリッと出来ちゃっているんだもの。
アゴの下は豚肉のロースみたいに毛が剥げてピンクの肌が露出……。
出血はないものの、ジクジクといつまで経っても治りません。
一進一退……なかなか良くならず、
抗生物質の塗り薬と痒み止めを処方して貰いましたが、
いかんせん猫のことですから、ダメと言っても搔き壊し、
何だかんだ言って年も越し、目と口の際はどうにか治りましたが、
アゴの下が段々大きくなって来て親指の第一関節くらいになっちゃった……。
秀千代くん、血統書付きの高貴なロシアンブルーなのに、
何だか一番みずぼらしくなっちゃったの……。


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エリザベスカラー……ダメですね、丁度、患部に当たっちゃう。
病院でニットの腹巻きみたいなものを貰って来るか……。
取り敢えず、ユニクロのヒートッテックの膝下の部分や、
もう着ない長袖のTシャツの袖の部分を引っ張り出して来て、
前足が出る部分をくり抜いて着せてみました。
色々と試してみましたが、一番しっかりとして良かったのが、
「Abercrombie & Fitch」のカットソー。
袖口がしっかりしていてGOOでした。
病院の先生にも「物凄くよく出来ている」とお褒め戴きました(笑)
首の後ろの部分の糸をチョッとほどいて華やかに。
女の子のブラウスみたいにしてみました(笑)

アゴの下は少し快方に向かっているようです。
秀千代くん、なんて言っても痒み止めを飲んでくれないのです。
口をこじ開けてのどの奥に放り込むと、
暫くして食べたものと一緒に吐いちゃうの(苦笑)



猫と暮らしていて、つくづく思うのが、
世話をしている時は殆ど母親の気分だと言うこと。
ご飯代を稼いで来る時はほんのチョッと父親気分ですが、
そんなのはほんの一部分。日々のご飯の世話、トイレの掃除、
耳や目のケア、爪を切ったり病気になった時の世話など……。
外でちか子ととくちゃんが喧嘩をすれば棒を持って仲裁に入り……。
気分は殆ど母です(苦笑)


2018年2月25日


ブノワ。


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春はそこまで……。 

 

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2月も終わろうとしています。
今朝はまた雪が降りました……おぉ、寒!

今年の冬は特別に寒かった……皆さん口々に言いますね。
僕は暑いのも寒いのもまったく気にならない方なんですが、
そんな皆さんの「寒さ」の証をチョッとしたところで見ることがあります。

この冬は思い立っておクレマチスを20品種増やしました。
まだ小さい苗ですから、盛大に咲いてくれるまでは、
心を籠めて丹念な手入れをしなければ……そう思っています。
届いたおクレマチスのポットに、同じく頼んであった肥料を少し撒く訳ですが、
その茶色い直径2ミリほどの球体の肥料……。
翌朝に見てみると、土の上に見当たらないのです……。
暫し、首を傾げますが、ハタと思いあったったのは、
夜のうちに肥料が凍ってしまい、翌日、溶ける時に粉々になった……。
そう言うことなのでしょう。
ホラ、タウシュベツ橋梁が年々崩壊して行くあのメカニズム。

それでも芽吹いた新芽は日増しに大きくなって来ているし、
確実に春はそこまでやって来ているように思えます。
そうそう、植え替えをした空きのポットに何やらピーナッツ大の球根が……。
土から出ちゃっているのにけなげに芽が出ているではないですか。
さて、何の球根かな?まったく心当たりはないのだけれど、
5球ほどあった小さな球根を、慌てて小さなテラコッタに植えてあげました。

春はそこまで……月が変われば一気です。


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今日の写真は、毎春の楽しみでもあるチューリップ……。
番長の「宿り木」に頼んでパロット咲きのものを仕入れて貰いました」
ネグレド・パロットが20本、ミステリアス・パロットが10本、
白のスーパー・パロットが10本です。
はぁ……華やかっ!仄かに春の匂いがします。

完璧な卵形のチューリップも美しいけれど、
やっぱりチューリップはパロット咲き……僕はそう思います。
固い蕾が花開いて行くさまは本当に美しいです。

かの時代のオランダのチューリップ・バブル。
球根一つで家が一軒買えたと言うそれは、
殆どがウィルスに寄る奇形だったとか……。
去年の9月に全米で公開された「Tulip Fever」……日本公開は?
とっとと公開せんかい!(怒)

花は朽ちる寸前が一番美しいと思うのですが、
気温のこともあるけれど、随分と長い間楽しんだあと、
チューリップたちは次の役目のために吊るされてしまいました(笑)
綺麗なドライになるかな?チョッとタイミング的に遅かったのだけれど……。


2018年2月22日


ブノワ。


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乾いたこの花に水を与えてください(笑) 

 

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高尾部屋の小結、明田川が、
急遽、豆蒔きにかり出されて故郷に帰った節分の夜……(笑)

なになに、それなら仕方ない……。
素敵なご夫婦と親友Tの4人でテーブルを囲むとしましょう。
老舗のビストロに三々五々やって来た4人……。
暫し楽しい時間を過ごしたのは言うまでもありません。
話しはガーデニングにとどまらず、さる方の髪型や(笑)
お互いの近況報告を笑いに変えて、ウィットとユーモアを交えて。
素敵な時間はアッと言う間に過ぎてしまったのでした。


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今日の1枚目の写真は、
僕が大事に作っていたドライフラワーを素材に心を籠めて作ったブーケ。
同じくドライフラワーになみなみならぬ愛情を注ぐ美しい奥方にプレゼントです。
包んだペーパーは相模原の「宿り木」から届いたアレンジに使われていたもの。
友人がお星さまになってしまったお園に供えてくれたアレンジに使われていたものです。
ドライフラワーの色味やラッピングした黒いペーパーからすると、
何やらお悔やみの花みたいな雰囲気もしますが(笑)
ドライになったダリアの色鮮やかなオレンジが華やかさを醸し出し、
贈る主は物事を斜に構えて見る毒気も洒落っ気もあるご婦人ですから(笑)
そのままプレゼントしちゃいました。

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自分の正月用に買い求めたブーケのドライだけでは、
嵩が1/3人になってしまったので(そんな小さなブーケをプレゼントしたら殴られる!)
我が家に沢山あるドライの紫陽花を足してアクセントに……。

美しい女性に花をプレゼントするのは楽しいものですが、
今回は彼女の長年の苦労や努力に尊敬の気持ちを込めて……。
僕には決して真似出来ないことを達成した記念に、
心からの賛辞を込めて……本当に凄いと思います。

 「老体、老眼……寄る年波にも負けずよく頑張っ!感動した!」

かの時の総理大臣の気分でございます(笑)

それにしても、何かを成し遂げる努力って並々ならぬものがありますが、
それを陰になり日なたになり支える家族の存在の大きさ。
そして、その絆の大きさ、深さには大層感動させられました。


2018年2月16日


ブノワ。


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おねぎとピーマンで世相を斬る! 

 

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 出来るだけ早口で。「!」マークの所では唾を飛ばさんばかりに。
 お互いの台詞が終わるか終わらないかのウチに矢継ぎ早に、
 油紙に火がついたようにペラペラと、
 立て板に水の如く掛け合いで喋ること……。

仕事から帰ったピーマン……。
疲れているのでデパ地下で買った惣菜を片手に、
キンキンに冷えたヴーヴ・クリコを2本小脇に抱えている。
玄関を開け、一足先に帰っているハズのおねぎを探す……。

P  「チョッとぉぉぉぉぉぉ!な、な、な、なんなのよぉ!」
O  「あら、ピーマン、お帰り。」
P  「お帰りじゃないわよ、なんなのよ、その髪型!」
O  「あぁ、これ(笑)Kくんとデートだったからチョッと念入りにセットしてみたのよ。」
P  「セットってアナタ、まんま池某じゃないの!」
O  「がはは!ピーマンもそう思った?Kくんにも凝視されたわ、がはは!」
P  「それでお出掛けしたの……コワいわねぇ。」
O  「うん、アタシも自分でコワかった。
    でも、「花様年華」的にスプレー吹いちゃったからさ。」
P  「でもアナタにピッタリよ!いかにも権力好きそうって顔に見えるもの。」
O  「あら、おダマリぃぃぃぃ〜っ!」
P  「あら、だってそうじゃない、権力大好きでしょう?」
O  「あら、好きよ、いいじゃない。
    こう、有無を言わさずにいい男をひれ伏させるのよ!」
P  「アンタ、本当におバカ!マジで三度の飯より権力が好きって顔してるもの。」
O  「いいのよいいのよ、権力好きで何が悪いの?
    アタシたちなんて幸薄いオカマなんだもの、権力くらい持ってなきゃ!」

おねぎ、ピーマンの手からシャンパンのグラスを受け取る。
池某な髪型の下はシャンパンをウットリ眺めるだらしない表情だ。

P  「それはそうとさ、アナタ初場所食い入るように見てたじゃない?」
O  「そうなのよ。アタシ、おデブって嫌いじゃない?
    お相撲なんて好きじゃなかったんだけどさ、
    例の暴行事件、キス辞職……あれだけワイドショーを賑わしていたらねぇ……。」
P  「キス辞職!(笑)アレは近年稀に見る傑作よ!
    でもさ、凄かったのはさ、有象無象の魑魅魍魎がゴマンと出て来たじゃない。」
O  「そうそう!モンゴルからあの人もこの人も参戦しちゃって大変なことになっていたわよねぇ。
    わざわざ貴乃岩に会いに来ちゃった人もいる、
    お前になんか会わないつーの!がはは!」
P  「貴乃花親方が一切喋らないもんだから、外野のやかましさが倍増!(苦笑)
    その辺の詰まらないコメディーよりもズゥ〜っと面白かったわ。」

O  「でもさ、テレビ観戦してたらなかなか面白かったわよ。
    好みの力士もいたし……向こう正面に日替わりで色んな芸能人が見に来ていてさ。
    林家パー子師匠もピンクのド派手な衣装で来ていたわ!がはは!」
P  「あら、誰よ!好みの力士って誰なのよ!言ってご覧なさいよ!」
O  「バッカねぇ!言える訳ないじゃないの、秘密よ、秘密!(笑)」
P  「でもさ、あの選挙じゃない選挙の理事選、笑ったわね。」
O  「本当、茶番よ、茶番。政治の世界よりもあからさまじゃないの。  
    強制されて投票するって一体なに?どこが選挙なのよ。
    中国よりも始末悪いわ。あんなの選挙じゃないわ。」
P  「それにさ、なんなの?あの危機管理委員会って?何するところ?」
O  「バッカねぇ。角界は管理しなきゃイケないほど危機が満載ってことじゃないの。」
P  「そっか、そう言うこと。評議委員会って言うのもあんのよ。」
O  「池某が委員長やってるあそこでしょう?」
P  「何が評議委員よねぇ、エラそうに!」
O  「そうよ、全然、エラくなんかないクセにエラそうなのよ。
    だから権力大好きな池某が委員長なんじゃない。」
P  「アレってさ、貴乃花親方落選しちゃったけどさ、
    池某のご大層なお説に寄るとさ、理事の資質?
    それを考えると、訴訟事件を抱えている春日野もさ、
    自分の管理下でこれだけの不祥事を起こしている八角もさ、
    おエラい評議委員会の承認は得られないって言うことよね?」
O  「まぁねぇ……普通だったらそうよねぇ。
    普通の企業だったらとっくにトップは引責辞任しているわよねぇ。
    でもズッブズブなんだと思うわよ。八百長問題とかあったじゃない。
    真面目に頑張っている力士の陰で☆のやり取りとかしてるのかしらねぇ……。
    理事とか理事長ってどんな利権や役得があるのかしら?
    アナタ、ピーマン……お給金が凄いらしいわよ……。
    しかし執行部の皆さん、江戸時代の悪い商人や悪徳代官顔してるわよねぇ……。」

P  「ところでアナタ、おねぎ、アルマーニの制服ってどう思うのよ。」
O  「あら、アナタこそファッション評論家じゃないの。お説、拝聴したいわ。」
P  「アレって本当に浅はかでおバカな考えよね、なんなの『服育』って(苦笑)
    アタシ、初めて聞いたわよ。誰が考えた言葉?本当に呆れるわ。
    何でも『育』を付ければいいってもんじゃないわよね。」
O  「あら、ピーマン、『育』は流行りなのよ。教育だって『育』よ!
    でもさ、校長ったらシャネルやエルメス、バーバリーにも声掛けたんだってさ。」
P  「頭おかしいんじゃないの?だから高級ブランドだったらどこでもよかったのよ。
    有名ブランドじゃなくてもさ、清潔で動きやすいこと。
    先ず、中身を教育しなくっちゃ。そうすれば自ずと素敵に見えるハズだもの。
    アタシ、テレビ見ていて笑っちゃったんだけどさ、
    何でブランドに一々『さん』付けんのかしら?
    シャネルさん、エルメスさん……バッカみたい。」
O  「日本人の変な習慣よね、会社名とかに『さん』付けるのって。
    ところで、アタシなんかアルマーニはネクタイしか持ってないわ。」
P  「がはは!オネエのアタシたちには関係薄いネクタイよね!」
O  「ウルッさいわねぇ!ネクタイで首絞めたろうか!」
P  「きゃぁぁぁ〜っ!コワい!(笑)
    男で言うとさ、例えばスーツのパンツ!
    アルマーニの一番の特徴である美しい膝下のラインを、
    アタシたち日本人は短足だからバッサリ切っちゃう訳じゃない?
    そこへ行くとさ、三宅一生や山本耀司なんて、
    体形的にハンデがある日本人を本当に格好良く見せてくれるのよ。
    ねぇ、いつだったか、バルセロナだったっけ?
    リトアニアの選手団のユニフォームを三宅一生がデザインしたじゃない。
    アレって凄く格好良かったし、趣旨が素敵だったわよね。」
O  「そうだったわ、アレは格好良かった!一生さん、男を上げたわよ。
    日本のユニフォームなんて毎回〜赤いジャケットに白のパンツ!
    日の丸国旗でダッサイもの。」
P  「エール・フランスの制服をニナ・リッチがデザインしたり、
    日本の航空会社の制服を森 英恵さんがデザインするのとは訳が違うわよね。
    何故、アルマーニ?ガキがアルマーニ?大きくなったら働いて自分でお買いなさいって。
    折角、アルマーニが引き受けてくれたのにミソ付いちゃったわね。」
O  「あら、ピーマン、簡単なことだと思うわよ。
    校長がアルマーニが好きだったんでしょう?
    アルマーニに憧れる世代ってあったじゃない。」
P  「フンっ!ガキがアルマーニ着ても似合わないのよ!」
O  「アタシたちが泰明小学校だったら大変ね!双子だから倍の16万じゃないの!」
 

O  「ねぇ、ピーマン、仮想通貨ってどう思う?(笑)」
P  「どう思うって、名前からして『仮想』なのよ、全てを表してるじゃない。
    アレってギャンブルよね。やりたい人がやればいいんだわ。」
O  「アタシの回りにもいるのよ。全財産すっちゃった人!」
P  「がはは!それは御愁傷さまとしか言えないわねぇ。自己責任じゃない。
    だって、何が何だか訳が分からないものに全財産を賭けるバカっている?
    普通は仮想通貨のCMを見た時に、こんなものテレビで流していいのか?って思うものよ。」
O  「そうよねぇ、アタシもハッとしちゃった。ローラとか出てるじゃない?
    しかもさ、最後に仮想通貨の危険性、注意事項をテロップで流すんだけどさ、
    まるで、サブリミナル効果のように一瞬なのよ(爆)
    『仮想通貨は……。』しきゃ読めない。
P  「詰まり、読まれたら困るっていうことでしょう?」
O  「アタシは汗水流して稼いだ1万円は1万円でいいわ。
    東南アジアに旅行に行って、チョッとお大臣気分が味わえればいいし、
    銀行のキャッシュディスペンサーで手数料で目減りするのと、
    外国行った時にレートで損するのはイヤだけど……。」
P  「おねぎ、アタシたちって『金儲け』には無縁だものねぇ。」
O  「そうなのよ、そう言う目から鼻に抜ける才覚ってまったくないものね。」
P  「アナタは稼いだお金を男に貢ぎ……。」
O  「ウルッさいのよ!」
P  「アタシは全部、ダイヤとかの貴金属に化け……だからいつまでも貧乏なんだわ……。」
O  「そうよ、財布に穴が空いているみたいにスッカラカンよぉぉぉぉ〜!」
P  「おねぎ!」
O  「ピーマン!」
O&P「アタシたちは、因果だねぇ……。」



去年からの角界の超ゴタゴタ……。
本当に凄かったです。有象無象、魑魅魍魎が沸き出して来て(苦笑)
ああでもないこうでもない……好き勝手喋りまくり、
まるでよく出来た喜劇を見ているかのようでした(笑)
そんなこともあり、思わず初場所、15日間全てを見てしまいました。
大相撲をこれだけ真面目に見たのは初めてかも……。
随分と前になりますけど、所謂、若貴ブーム?
その時でさえあまり興味は持てなかったです。
一つだけ、今でも鮮明に覚えている当時の一コマをチョッと……。

その日は最初に勤めた会社のボウリング大会でした。
時刻はもうスグ6時になろうかと言う頃、
場内には何カ所かのテレビが置いてあり、
何故か大相撲の中継が……ボウリングをしたことがある方ならご存知のように、
ボールを投げる音、ピンが倒れる音、声援、嬌声……喧噪の中、
数分にわたって場内がシィ〜んとした一瞬があったんです。
そう、貴乃花が横綱千代の富士を下した一戦。
この時ばかりは場内が静まり返り、耳が痛くなるほどの静寂が……。
千代の富士が引退を決心した一戦ですよね。
誰もボールを投げないの。それほどこの取り組みが注目されていたと言うこと。
役者が揃っていましたよね、皆さん、個性的で。

特別、貴乃花親方の味方をするつもりはないけれど、
今回の理事選は全く変わる気がない相撲協会と見ました。
変わる気がないって言うよりも、変えたくてもそれが出来ない監視社会。
社会と言うには狭いですけど、恐怖政治?チョッとした縮図ですよね。

アルマーニがデザインした制服に仮想通貨……。
これでもかって言うほど面白いニュースが蔓延しています。
政治と金丸出しの今回の冬季オリンピック……。
それはまた今度日を改めておねぎとピーマンで。


今日の写真は土俵入りをするカエル……。
じゃなくって、少し前の結城美栄子さんの作品です(笑)


2017年2月14日


ブノワ。


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category: 向き向きの花束。

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