ヴィヴィアン・リーを巡るあれこれ。 

 

image007.jpg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

ビリー・ワイルダーの晩年の傑作に「悲愁」(1979年)があります。
「サンセット大通り」と並ぶハリウッドの内幕を描いた傑作です。

ギリシャの孤島で隠遁生活を送っている無声映画時代の伝説の大女優フェドーラ。
彼女の元にハリウッドの売れない脚本家、バリー・デトワイラーが、
1冊の脚本を持って現われます。タイトルは「去年(こぞ)の雪」……。
トルストイの「アンナ・カレーニナ」を題材にしたものでした。
その昔、浜辺で一夜を共にしたフェドーラを担ぎ出し、
起死回生、何とか再起を図ろうとするのですが、
勿論、昔の秘め事を覚えていたフェドーラは、

 「トルストイは女を分かっていない。
  美貌の女がその美貌を破戒するような死に方はしないものよ。」

と、一蹴。投げ込まれた小さな石が、やがて大きな波紋を伴って、
暴かれる大女優の秘密とハリウッドの栄光と闇、
あらゆる犠牲を払ってまでも伝説の大女優たらんとする、
一人の女の悲しい運命が浮き彫りにされます。

劇中にこんなシーンがあります。
人気絶頂の最中に子供を産んだフェドーラは、愛娘を寄宿舎に入れています。
母フェドーラと久しぶりに会い欣喜雀躍する娘アントーニア……。
寄宿舎での友達との喧嘩、武勇伝を母に報告するのですが、
その喧嘩の理由が奮っていて、相手の女の子が、
世界で一番美しい女優はヴィヴィアン・リーだと言ったと言うのです。
世界一美しい女優は自分の母、フェドーラだと憤慨する娘アントーニア。
そう言う劇中のエピソードにまで語られるヴィヴィアン・リーの美貌。

最近の大して美しくもなく、品位に欠ける女優がゴマンといる中、
映画史上、最も美しいのは?……そんな質問を投げた時、
人それぞれの好みもありますが、先ず、必ず名前が上がるのはヴィヴィアン・リーでしょう。

 「クリームの水面に薔薇の花を浮かべたよう。」

 「どこから見ても完璧な美しさ。」

と、称賛されたエリザベス・テイラーが、
最も美しいと考えていたのはエヴァ・ガードナーでしたっけ。
「最も美しい」を「絶世の美女」に置き換えると、
ダントツでヴィヴィアン・リーではないでしょうか。
照明を一身に受ける高い頬骨、アシンメトリーのアーチ型の眉、
猫を思わせる瞳はグリーンです……。
当時、イギリス領だったインドのダージリン生まれ、
花の命は短くて、美しさの最盛期は1939年の「風と共に去りぬ」から40年の「哀愁」、
47年の「アンナ・カレーニナ」辺りまでの僅か数年……。
精神を病み、淋しく死んでいった最期も何やら大女優の肖像に劇的で美しい陰りを添えます。

そのヴィヴィアン・リーはアカデミー賞の主演女優賞を2回受賞しています。
面白いのは、その2回ともアメリカ南部の女性を演じての受賞だと言うこと。
その受賞作「風と共に去りぬ」と「欲望という名の電車」を立て続けに観てきました。
しかも映画館で……池袋新文芸坐の「ワーナーブラザース映画」特集で、
先ず、約80年前の「風と共に去りぬ」を、続いて約70年前の「欲望という名の電車」を。
何十年も前の作品が、今、こうして劇場で観られることに感謝。
第七の芸術と言われている映画が大切にされていることが嬉しいです。

「風と共に去りぬ」の80年を経ても色褪せない圧倒的な魅力……。
原作ものの映画化としては白眉ではないでしょうか。
主人公を廻るいい人悪い人……キャラクターは全てステレオタイプなんだけど、
魅力に溢れた肉付けがされ、俳優の個性がさらにそれを花を添えます。
マーガレット・ミッチェルの原作もそうですが、単なる恋愛物に終わらず、
南北戦争当時の歴史や、当時の人々の風俗が的確に取り込まれているのも一因です。
スカーレットは全ての人を引き付ける美貌なのだけど、我儘で傲慢でズル賢く、
人の婚約者を横取りし、妹の許嫁を垂らしこみます。挙げ句の果てには人殺しもしちゃいます。
それでも憎めないキャラクターは、映画、演劇、小説を通じて圧倒的にトップかな。
皆さん、生きることに必死で貪欲な前向きな姿に共感を覚えるのでしょうか。

一方「欲望という名の電車」の主人公ブランチ・デュボアは、
テネシー・ウィリアムズが作り上げた、演劇史上最も魅力的なキャラクターで、
生きることの輝きに溢れるスカーレットとまったく正反対な滅びの美学。
女優がこぞってこの役を演りたがりますが、誰でもいい訳ではなく、
役が女優を選ぶ稀なケースでしょうか。

ただ、ヴィヴィアン・リーは美しいだけの女優ではありません。
現に、両作品とも可成りの頻度で眉間に深いシワを寄せています。
美しく見えることだけが全てではない、役になり切る女優の気概を感じます。



A_I_3484.jpeg

さて、年末も押し迫った27日に観て参りました……。
大竹しのぶ主演「欲望という名の電車」……怖々です(苦笑)
実は……苦手なのです、大竹しのぶ。あら?皆さんご存知?(笑)
見る前からどんな芝居するか全部分かるでしょう?
憑依型の女優って言われているけれどどうでしょう……面白くもおかしくもないし。
今や大女優の名前を欲しいままにしていますが、
僕からすると、演技……下手だと思うのだけれど……。
誰も言いませんよね?(インターネットでは結構出ている?)タブーなのかしらん?
松坂慶子が絶頂だった頃の「事件」で妹を演じましたよね。
その時に法廷で「Sexです!」と叫んだ時以来何も変わっていないと思うのです。

今回は、親友4人での鑑賞(内、演劇関係2名)終演後に開口一番、
4人が揃いも揃って言った言葉は……。

 「台詞……どうしてあんなに棒読みなの?」

特に前半は抑揚が一切ない棒読み状態……。
良く解釈すれば、あらゆる声色を使って滅び行くブランチを表現する後半に向けての布石?
絶叫、金切り声、胴間声、囁く声、猫なで声……。
真面目に大竹しのぶの全てを見せて戴きましたって言う感じ。
もうワンウーマン・ショウね。もうお腹一杯(苦笑)
原作に「どことなく落ち着かない物腰には、
その白い服とともに蛾を連想させるものがある。」と、あるけれど、
休憩が終わった後半の舞台のセットに、カサカサいう音と共に、
蛾が飛び回る姿がシルエットで映し出されていました(プログラムの表紙にも蛾。)
でも、それって必要?何が何でも目で見えるように見せちゃうのね。
説明過多、噛んで含めるようにいしなくてもいいのに……観客ってそんなにバカかしらん?
原作には死の花を売る行商が象徴的に2回出て来るのだけれど、
今回は仮面をかぶった何人もの俳優が花を持って舞台上を舞い踊ります。
でもねぇ……こう言うキッチリと出来上がった戯曲は、
一切弄らずに、ストレートに俳優の力量で見せて欲しいです。
原作では妹のステラが25才くらい、ブランチはそれよりも5才くらい年上の設定になっています。
30歳をチョッと過ぎた年齢で、己の美貌の衰えを気にし、
精神的に破滅して行く姿……矢張り、老練な女優の演技で観たいものです。
男優の演るブランチも必要ないし、奇を衒った演出もいらない。
あぁ……杉村春子さんのブランチをもう一度観たい!
杉村さんのブランチは、変な小手先の演出をしなくても、
最終幕では滅び行く蛾そのものだったものね……。

 「アナタ、1幕目を覚えて2幕目に入るとね、
     1幕目の台詞を全部忘れちゃうんですよ……。」

楽屋で杉村さんが僕に仰言った言葉。それくらいに膨大な台詞量です。
正確に原作の膨大な量の台詞を言うのも大変でしょうけど、
言った上で、それ以上の何かを見せて貰いたいです。
今では無理ですが、当時はカーテンコールで客席から花束を差し上げられました。
僕が差し出した花束を跪いて受け取ってくださる杉村さん。
だけど、立ち上げれないんですよ。草臥れ果てていて……。
スタンレーを演った北村和夫さんが脇を抱えないとね。
それくらいに消耗する舞台だったのです。薄ら微笑む杉村さんの美しいこと!
まさに滅び行く蛾そのもの、あんなに美しいお顔は見たことがありません。



今日の1枚目のヴィヴィアン・リーの写真は、
僕が海外のオークションにハマっていた数年前(笑)
必死に落札したアンガス・マクビーンのもの。
舞台版「欲望という名の電車」の時のものです。
妹ステラが産気付き、スタンレーと2人になって、
のっぴきならない危機を感じて、昔の友人、
シェップ・ハントレーに助けの電話をするところです。
映画版とはまたヘア、メイク、その他、雰囲気が随分と違いますね。
アンガス・マクビーンはヴィヴィアン・リーの写真を沢山撮ったことでも有名です。

2枚目は新春に箱根は「ポーラ美術館」で見た、
三岸好太郎による「裸婦と蝶」……蝶というより蛾ですね。
なぜかブランチを思い出す1枚です。


2018年1月8日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2018 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: スターの時代。

tb: 0   cm: 2

△top

年の瀬に怒髪天を突く。 

 

~
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

今日は年の始めに、
年末に怒髪天を突いたことなどをチョッと……。

このところ、寄る年並か、めっきり丸くなった感のあるブノワ。さん。
怒るということが殆どなくなりました……誰!「ウソつけっ!」って言っているのは(笑)
その昔、若かりし頃は「瞬間湯沸かし器」だったことは前にも書きました。
何でしょうね、そこまでパワーがなくなった?それとも人生に諦めが付いた?(笑)
まぁ、下らないことに怒るのだったら他にパワーを使いたいと思うようになったのでしょうか。


さて、久し振りにブノワ。さんのお怒りに火が点いた切っ掛けは、
毎年恒例になった年賀状のこと。印刷に関してなんです。
もたもたしている積もりはないんですが、師走は一年で一番忙しい時期のこと。
毎年〜フォーマットは大体決まっているので、入れ替える写真を選び、
細かな指示を出して、自称「天才グラフィックデザイナー」の、
親友Mにデータを作って貰い、直接、オンデマンドの某社にデータを送って貰い、
出来上がったら僕がその某社に取りに行くという段取りでここ数年やって来ました。
11月の終わりには写真2枚が決まりましたが、
(今年は2種類……皆さんのところには何が行ったかな?)
師走に入り、バタバタしている内に何となくイヤな予感がして来て、
印刷を頼む某社に、作業にかかる時間、年末はいつまでの営業か?……と、事前に質問の電話。
要するに、お尻から逆算です(苦笑)早めに準備していた割りには、
ギリギリ最後の日、28日に取りに行くことに……。
いいんですよ、どうせ正月休みになってから書くんだしね(苦笑)
最終営業日ギリギリもコワいので、デザイナーMには、
23日〜24日の週末にデータを送って貰い(週末は店は休み。)
25日から作業して貰って27日に取りに行くことを、
某社の担当Fと2度にわたって電話で確認しあったのが12月21日のこと。
この時に、写真が2種類あること、他に名刺も頼むこと、それぞれの枚数、
名刺はスミベタが多いので、擦れて色が他に移らないようにするにはどうしたらいいかなどを確認。
Mから送って貰うデータにも細かい指示が明記してあることを僕の口からも伝えた訳。
さて、週末の内にデータを送ったとMから連絡を貰い、
25日は忙しく勤労していましたが、チョッと虫が知らせたのでしょうか、
25日の夕方に某社に確認の電話をしてみました。
奇しくも、電話口に出たのは、前2回と同じF。
ところが……数日前に電話で話した僕のことはまったく記憶にない模様(苦笑)
「B。さまは法人でいらっしゃいますか?それとも個人ですか?」だって。

以下はその時のやり取りの様子です……。

 B。「もしもし、先日電話で印刷のことを頼んだB。と申します。」
 F 「こんにちは。いつもお世話になっております。」
 B。「昨日、デザイナーのMからデータが行っているハズですが、
    確認して作業に入って戴いていますか?」
 F 「・・・・・・・・・・確認いたします。少しお待ち戴けますか?
    あ!スミマセン、前回の電話の担当は誰が出ましたでしょうか?」
 B。「あのね、前回も前々回も、今日と同じ、ア・ナ・タ・!」

ブノワ。さん、ここでイヤな予感。大体見えて来ました(苦笑)
きっとFも脇の下にイヤな汗を掻いたに違いありません。
暫く保留の音楽を聞かされ、ようやく出たと思ったら……。

 F 「あのぉ・・・・・。」
 B。「まだメールを確認していなくて手配出来ていないんでしょう?」
 F 「申し訳ありません・・・・・・。」
 B。「いいです。どうせ年賀状は正月に書きますし、
    明後日27日は所用で取りに行かれませんから、28日で大丈夫ね?」
 F 「はい!勿論です。」
 B。「最終日は何時までやっているんですか?」
 F 「いえ、昼で大丈夫です!」
 B。「そうですか、それでは1時前に伺います。」
 F 「かしこまりました、確実にご用意しておきます。
    アッ!ところで、紙はどうしましょう?」
 B。「・・・・・・・・・・あのねっ!
    そのことは先日の電話で指示したし、メールにも書いてあるでしょう?
    ちゃんと確認していますか?大体、会社は週末が休みなんだし、
    アナタは自分宛にメールを送ってくれと言ったのだから、
    月曜日の朝には全てのメールをチェックして然るべきじゃないの?」
 F 「・・・・・・・・・・。」
 B。「アナタ、Fさん、本当に任せてに大丈夫?」
    年賀状ですからね、もし28日に出来上がっていなかったら穴が空くんだよ。
    そうなったら一体どうやって責任を取るつもり?誰か他の人に担当を代わって貰う?」
    それから現金で払いたいから大体の料金を教えてください。」
 F 「えっと、それは確認しますからあとで掛け直したいのですがヨロシイですか?」
 B。「分かりました。仕事中は電話に出ませんから留守電を残してください、ヨロシク。」

ブノワ。さん、段々、口のきき方がぞんざいになって来る(笑)
で、その夕方、果たして、着信はありましたが金額のメッセージはなし(苦笑)


28日……日本橋で映画を観たあと、取りに行って参りました。
ダメダメ社員F……どんな顔をしているでしょうか?興味津々です。
生意気言ったり、また無礼を働いたら怒鳴りつけてやる気満々だったのですが(笑)
待ち構えていたのは、胸に「研修生」の名札を付けていた20才後半くらいのF。
怖い髭のオジさんがやって来たので緊張でコッチコチ。目がチョッと泳いでる(苦笑)
僕の目を見られない(笑)対応の悪さ、お願いと約束を一つも守らなかったこと、
喉元まで出掛かったお怒りと苦情でしたが、他に先輩スタッフが3人いたこと、
Fの神妙な消え入りそうな顔を見たら何だか哀れになって、
そのまま黙って受け取って帰って来ました。
いつ怒鳴られるか……Fの消え入りそうな顔も可哀想だったし。

年に数回、そう頻繁に頼む訳ではないし、僕なんか小口の客です。
だけど、年間たった数万円の依頼だけど、他の印刷所で代えはきくのですよ。
もし、僕が某社を見限り、他に依頼するようになったら?
その穴の空いた数万円を自分で営業して稼いでみればいいんです。
仕事を取る、お金を稼ぐってどんなに大変か分かるハズです。
黙っていても仕事が貰えると思ったら大間違い。
まだ研修生とのこと、今回の恐怖の体験を生かして頑張って欲しいです(苦笑)

話しを聞いた自称天才グラフィックデザイナーのMが言いました。

 「それって鬼の目にも涙?」

それ、使い方も意味も違いますから!(苦笑)


今日の写真(データ)は新年から使う名刺の表面。
12月に読んだんです。小谷 充著「市川崑のタイポグラフィ」。
これねぇ……凄く面白かったです。
特にグラフィック系の仕事に関係ある人にはたまらないんじゃないかな?
まるでウエルメイドの推理小説を読んでいるみたいでした。
1回やってみたかったのです、市川 崑で石坂浩二を(笑)
映画好きの皆さんにはピンと来たハズです。


2018年1月6日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2018 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 向き向きの花束。

tb: 0   cm: 8

△top

素晴らしい一年になりますように! 

 

A_I_3448.jpeg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

穏やかな大晦日になりました……。

皆さん、元気にお過ごしですか?
僕の方は無事に年末の仕事を納め、今年は、な、な、な、何と!
15連休の大型連休と相成りましたぁ!
嬉しいけど、何となく社会復帰出来ないかも(苦笑)
3連休が限度なんです……それより長いと働きたくなくなっちゃう。


さてさて、今年一年、皆さんにおかれましてはどんな一年でしたか?
世の中、色々とありましたねぇ……。
僕はと言えば、病気一つしないで健康に一年を終えることが出来ました。
それが何よりかな?仕事も順調だし、仲間も皆、元気一杯だし……。
今年もよく旅をし、映画を観て、芝居に浸り……。

ニュースと言えば、6月にチビ猫の太郎丸がやって来ました。
約半年ですが、既に成猫の大きさに達し、
圧倒的な人懐っこさで家中を走り回っています。
ものに動じないって言うか腹が座っていると言うか……。
先住猫のご機嫌なんかものともせず、グリグリと間に入って行き(笑)
アッと言う間に仲間に入ってしまいました。
一番仲良しなのは、男の子同士で秀千代くんでしょうか。
やっぱり、人間でも動物でも、人懐っこいのは得ですね(苦笑)

9月には可愛がっていたお園がお星さまになってしまいました。
小さな猫でしたけどね、自分のことを猫だと思っていない感じ(笑)
人間の喜怒哀楽に一番近い感情を持った子でした。
今まで一緒に暮らした猫の中で、一番、嫉妬深かった(笑)

今でもフと思うことがあります……。
お園はウチに来て幸せだったのかなぁって……。

お園がお星さまになったのを切っ掛けに、
ブログをチョッと休みましたが、それに伴い大きな心の変化が……。
ブログを休んでいても平気になっちゃったの(笑)
記事をアップするペースって言うのがあって、
昔は、それを過ぎるとなんだか落ち着かなくなったものですが、
今は書かなくても何とも思わなくなってしまいました。
チョッと危険ね(笑)自分の性格は自分が一番良く知っていますから。
書きたいことは沢山あるのだけれど、キーボードを叩く気になれない……。
小池百合子のこととか大相撲のこととか、
思うところは沢山あるのだけれどね。

親友たちはよく知っていると思うけれど、
気持ちがなくなるって。僕の場合、一番厄介なのです。
記事のタイトルだけ書き出してあって、
結局、書かなかったことって山のようにあります。
少しでも下書きをしたものはアップするようにしているんですけどね……。
ホラ、だって、折角書いたのに勿体ないものね(爆)


来年はどんな一年になるでしょうね……。
夏場には楽しみにしている旅行もあるし、
既に行事がてんこ盛りなんですが、先ずは健康第一ですね。



今日の写真は28日に恵比寿で作って貰ったブーケ。
チョッと野暮用があって、急遽、花束を作りたかったんだけど、
番長のところに頼むと殺されそうだし、泣く泣く恵比寿へ(笑)
友達へのブーケは可愛らしくピンク系で纏めて貰い、
新鮮なワインレッドのアストランティアがあったので、
もう一つ、僕自身のために、赤黒いダリアを中心に、チョコレート・コスモスや、
チョッと変わり種のラナンキュラス、オレンジのチューリップ、僕にしては珍しく菊!
お任せではなくて、花を指定して纏めて貰いました。
担当はセンスのいい女性でしたが、僕が次々に花の名前で花材を指定すると、
段々と僕を見る目が変わって来るのが面白かったです。

 「なに?この髭オヤジ?」

とでも思ったでしょうか(笑)


来年一年、穏やかで健やかな年にしたいですね!
皆さんにとりまして素晴らしい一年でありますように!


2017年12月31日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 向き向きの花束。

△top

すべての四月のために。 

 

IWST1008_20171228221333dde.jpeg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

今回の京都……訪問の理由ですけど、
チョッと前に、親友で京都でビストロをやっている、
YくんとAちゃんとメールのやり取りをしている時、
Yくんが、生まれてこの方1度も芝居を観たことがない……。
そんな重大発言をするものだから(笑)
丁度、東京公演が終わり、京都と九州公演がある、
麻実さんの「すべての四月のために」を一緒に観よう!
と、言うことになり、チケットを取り、いそいそと京都詣でと相なりました。

取ってあったチケットの時間が昼と夜を間違えていたため(苦笑)
ディナーのレストランを泣く泣くキャンセルさせて貰ったり、
逆に、ランチをする店を前日に予約して貰ったりと、僕にしては珍しいポカ。
事前になってギリギリのドタバタでしたが、
そこはチームワークで見事乗り気って楽しい京都滞在となりました。



さて……「すべての四月のために」……。
姉妹もの、三姉妹もの、四姉妹ものに優れた作品が多いです。
圧倒的なのはテネシー・ウィリアムスの「欲望という名の電車」。
谷崎の「細雪」チェーホフの「三人姉妹」オルコットの「若草物語」……。
他に映像だと「宗家の三姉妹」や「海街ダイヤリー」など。
時代の流れや、一つの出来事に対して、
姉妹それぞれの立場から眺めることにより、
キャラクターが際立ち、性格付けがしやすいからでしょうか……。

「すべての四月のために」は四姉妹がメインになって物語が語られます。
春子、夏子、秋子、冬子……それぞれの青春。
物語の舞台は、韓国は木浦(もっぽ)の南に位置する済州島。
島で1軒だけの理髪店を経営している家族と、
駐屯している日本軍の兵隊たちの物語。
日本の敗戦を目前に、否応無しに時代に流されて行く人々。
あるものは戦場に散り、あるものは志半ばで短い命をなくし……。
この時代、どこにでもあった市井の人々の喜怒哀楽、運命を、
閉ざされた島という空間に見事に描き切った鄭 義信の手腕は凄いです。
マイケル・チミノの傑作「ディア・ハンター」を例に取るまでもなく、
前半の秋子と萬石の結婚式に始まる幸せの長丁場によって、
後半の暗雲立ちこめる戦況と家族たちの運命の対比が際立ちます。



四姉妹の長女、冬子を演じた西田尚美。
全編、足を引きずっての熱演でした。
骨折して足を悪くしてからの屈折した生活。
自らを滅して家族のためにかいがいしく尽す冬子の悔しさ、
まだ思い切れていない、夢見ることを捨てられない自らの幸せな未来……。
沸々とした情熱を的確に演じていました。

次女の秋子の臼田あさ美。
主人公、萬石(まんそく・森田 剛)と結婚するも、
夫が長女冬子への思いを断ち切れずにいてその狭間で苦悩します。
そこに日本兵、高田太平(稲葉 友)が現れ……。
2人の男の間で揺れ動く女心を好演。

三女の夏子!華やかに演じるのは村川絵梨。
四姉妹の中で一際明るく美丈夫な夏子。
夢は大きく大きく、李 香蘭のような大スターになること。
彼女のキャラクターが暗くなりがちな物語の一服の清涼剤になります。
元夫、張 春根(チャン・チュナン)を演じた、中村靖日とのコンビで会場を沸かせます。

さて、四女の春子を演じた伊藤沙莉の清々しさ。
日本軍に対する若い憤りを破壊工作を手だてとして発露します。
恋人で志願した憲兵の金 大雲(キム・テュウン)を演じた小柳 友と共に、
戦争に引き割かれた恋人たちを等身大で表現。

 「春は梅、桃、桜で一杯。レンギョウで一杯、ツツジで一杯。
  夏は朝顔で一杯、夕顔で一杯……。」

2人が折りある毎にマッコリを飲む口実を呪文のように唱えるのが可愛らしいです。
堂々とした体躯の小柳 友は、今回は吃音の志願兵です。
「アンサンディ/炎」の時の屈折した繊細な弟シモン役が嘘のよう。
時代も国籍も違うキャラクターの構築は見事でした。

父親を演じた山本 亨……。
初めて見たのは10年前のTPT公演、
「エンジェルス・イン・アメリカ」のロイ・コーン役でした。
まだ若いのに、陰のフィクサー的な悪役を熱演。
既にベテランの域に達した感があります。

片足の日本人将校を演じた近藤公園……。
この方が今回一番、肉体的にキツかったのではないでしょうか。
地雷で片足をなくした軍人の、そして、1人の人間としての諦めと自嘲。
そして、狂おしいまでの冬子に対する思慕。
それらを実直な軍人の姿を通して僕ら、観客に見せてくれました。

今回は脇に廻った感のある麻実れいでしたが、
後半に印象深くも圧倒的な演技を見せます。
日本軍に連行されそうな春子を引き止めるための、
あらゆる手を使った愁嘆場は、母の愛情の深さと、
子供を守るためには身を挺してでもやり遂げようとする決意を、
圧倒的な演技力で見せてくれます。
全編に渡る麻実れいの軽いコメディータッチの演技と、
件の悲劇のシーンとの対比が見事なコントラストを見せます。

主役の萬石(2役で息子の萬吉・マンギル)を演じた森田 剛。
冬子に思いを寄せながらも秋子と結婚し、浮気までされてしまう、
何とも優柔不断で情けない男をコミカルに演じます。

 「ジャニーズで誰が一番演技が上手いか?」

そのような不毛な問いをよく見かけますが、そう言うこと抜きに、
この方のスター性は凄いです。劇場が満席になるんですから。

最後に一つだけ……。
森田剛の圧倒的な人気に驚きました……会場を埋め尽くすファンの皆さん。
前に観た「鉈切り丸」の時もそう、ファンの皆さんの熱狂。
大劇場を満席にするスターの力は凄いです。
だったら何故?……尚更思うのですが、
ファン受けを意識した演出は止めた方がいいです。
ミネラルウォーターを一気に飲み干してファンにアピールしたり、
「あぁ!こんなところに地図がぁっ!」……などと、
特定のファンに媚びへつらうようなことはさせず、
堂々と台詞で勝負すればいいのです。それが出来るんですから。
笑いとはその言葉(台詞)の行間やタイミング、
そして、役者の体の動きから生まれるものだからです。



5年先、10年先、50先に、こんな時代もあったんだ……と、
笑って振り替えることが出来る日が来るように……。
また、自由に行き来が出来る日が来るように……と、願う、鄭 義信のメッセージ。
果たして、そんな日は1000年待っても決して訪れないと確信している僕ですが、
この作品から、夢、またその夢のようなメッセージを受け取り、
実は、無理をしてそんなに仲良くしなくてもいいのではないか?
国と国は平行線でも、僕たち個人、個人の交流が出来ていればいいのではないか……。
半ば、諦めとも悟りとも言えぬ複雑な感情を抱いたのでした。
カーテンコールは勿論、スタンディングオベーション。
それに応える役者陣の晴れやかな顔……芝居っていいなぁと思える瞬間。
この観客席の熱い思いは両国の、そして、日本海を挟んだ隣国の、
ギクシャクとした関係に、何らかの明るい未来をもたらすのでしょうか?


今日の写真は僕のオリジナルの薔薇。
麻実れいさんにお名前を頂戴した「Rei」です。
カタカナ表記は正しくありません。麻実さんからは「Rei」でと言われています。
偉大な大女優と同じ時代に生き、その新作を目の当たりにし、
そして、オリジナルの薔薇にお名前を頂戴する光栄と名誉。
本当に有り難く思います。僕の人生のハイライトです。


2017年12月29日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 天井桟敷の人々。

tb: 0   cm: 1

△top

おおきに! 

 

IMG_6904.jpeg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

穏やかな冬晴れの平日……。
親友Tと京都にプチ旅行です。
大忙しの師走です。なかなかスケジュール的には厳しいのですが、
早めに決まっていましたから、段取りする余裕は十分(笑)
1泊2日ですが充実した時間を過ごして来ました。

今回の京都訪問のメインの目的はまた改めて書くとして、
朝、早い新幹線で親友Tと京都に向います。
到着してスグにランチの予定でしたから、
毎回、旅の大きな楽しみである駅弁は断念……さ、さ、さ、寂しい!
でもチョッとだけサンドイッチやカフェオレなどを買い込み新幹線の車内へ。
車窓の富士山が雪化粧……もうそんな季節なんですね。
京都ではチョッとホテルに寄ってから、
親友のYくんとAちゃんが待つ京都タワーへ……。
2人とも夏以来でしたけど、元気一杯で安心しました。
食の激戦区である京都でビストロを構えて4年になります。
ウゥ〜む、頑張っているよね。個性があるのがいいですね。
チョッとしたハプニングでランチまでの時間が余りましたが、
Yくんったら「銀閣でも見ましょか?」だって(笑)
初めてYくんと京都を歩いた時、
哲学の道も知らなかったYくんからしたら格段の進歩!
だってYくん、京都生まれの京都育ちですからねぇ(苦笑)
店に来た客にお勧めの観光地とかを聞かれたらどうするんだろう……。
紅葉も終わり、修学旅行のシーズンからも外れた銀閣寺は、
冬空の中、ひっそりと美しい姿で佇んでいました。

IMG_6870.jpeg
A_I_3308.jpeg



ランチは2人にお任せしていた「中善」へ。

A_I_3313.jpeg
A_I_3316.jpeg
A_I_3321.jpeg
A_I_3323.jpeg
A_I_3327.jpeg
A_I_3335.jpeg
A_I_3336.jpeg

 温かい胡麻豆腐、このわたの葛
 証の天然鯛、黒鮪のお造り
 明石の天然鯛の酒蒸し
 八寸(ナマコ、鯖とサーモンの寿司、鮟鱇、柚餅子、鱈の子、木苺)
 鰆の幽庵焼き
 端芋の炊き込み御飯、お麩と牛蒡の合わせ味噌からし、香の物
 黒糖アイスクリーム、苺と抹茶を添えて

これで5000円のコースです。
いやぁ……なかなか美味しかったです。


A_I_3339.jpeg
A_I_3343.jpeg
A_I_3346.jpeg
A_I_3347.jpeg
A_I_3350.jpeg
A_I_3351.jpeg
A_I_3353.jpeg
A_I_3359.jpeg
A_I_3365.jpeg
A_I_3371.jpeg

ランチの後は、Yくんに車を出して貰っていたので、
アンティーク・ショップやブロカント、
お気に入りの本屋「恵文社、一乗寺店」などを幾つか廻って貰いました。
「そうげんブロカント」ではレリーフが美しい白いお皿を2枚購入……。
ウゥ〜む、イマジネーションが広がる!このお皿で何か一品作りましょうか……。


今日の1枚目の写真はJR京都駅の裏側です。
お気に入りのホテル「ホテル近鉄京都駅」から撮りました。
このホテル、好きなんです。駅構内から入れるから。
部屋も広めだし、車移動しない僕には打って付け。

IMG_6868.jpeg

最後の1枚は、いつも必ず撮ってしまう、スズメバチな近鉄特急(笑)

「中善」の大将の「おおきに!」が心地いい午後、
バタバタだったけど、非常に有意義な京都小旅行になりました。
Yくん、Aちゃん、今度は東京でね!
京都の旅の栞はもう少し続きます……。


2017年12月27日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 旅の栞。

tb: 0   cm: 3

△top

星空に想いを馳せる……「スターウォーズ 最後のジェダイ」。 

 

A_I_0861.jpeg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

「スターウォーズ・最後のジェダイ」……既に2回鑑賞です。
TOHOシネマズの大きなスクリーン、TCX、ドルビー・アトモスにて。

「スターウォーズ」の第一作目が公開されたのは今を遡ること39年前のことです。
本国アメリカから半年も遅れての公開……有り得ません(怒)
公開前は「惑星大戦争」と言う仮のタイトルが付いていたことは有名です(笑)
実は、その僕らの度肝を抜いた「スターウォーズ」が、
9作品あるスターウォーズ・サガの、第4作目であること、
先ずはエピソード4からエピソード6まで制作し、
その後は、前日慓のエピソード1からエピソード3までを作り、
最後にエピソード7からエピソード9まで作られると聞いた時には、
全9部作!果たして、生きて前作を見ることが出来るのか?
そんな冗談が出るほど壮大な計画に思えました。
そして、どうやらエピソード7からエピソード9までは制作されないとニュースが流れ、
ガッカリしたのも束の間、その後、撤回されて今回のエピソード8の公開となった訳です。
どうやら生きている間に9作目まで全部、見ることが出来そう(笑)
何でも、今の主人公たちでその後の3部作が作られるそうなので、
果たしてそっちはどうか甚だ疑問ではありますが……(苦笑)

さて、シリーズ物の、それも3部作の真ん中の作品は非常にハードルが高いです。
物語の始まりが前作の続きで、しかも、エンディングが次作へ続く……。
この難しい条件を見事にクリアしたのが、「スターウォーズ/帝国の逆襲」です。
全編を重苦しい空気が立ちこめる第エピソード5でしたが、
職人芸的な監督、アーヴィン・カーシュナーの見事な手腕で、
見応えのある作品になるとともに、映画史上、第一作を凌ぐ、
クォリティーの作品になったのです。

今回の「スターウォーズ/最後のジェダイ」も、
なかなか見事な仕上がりになっていました。
「帝国の逆襲」の作り方を踏襲し、レジスタンスを、レイア将軍率いる宇宙船と、
レイがルークスカイウォーカーにフォースの極意を教わる惑星オクトー、
それからファーストオーダーを倒すために、
カント・バイトのカジノから敵陣に乗り込む、フィンとローズの2人の3組に分け、
カット割りの時間を次第にを短くしてテンポを上げる辺りはさすがです。
152分はチョッと長いけど、最後まで楽しめ、
また、次回作への期待も盛り上がったまま観終わることが出来ました。
後から思えば、数多くの御都合主義も目立ったけどね……。
例えば、全能のスノークがあんなことが分からなかったとか(笑)
大体、スノークって言えばノンノンのお兄さんだし(爆)
宇宙空間に投げ出されたレイア姫がフォースの力で宇宙遊泳!(苦笑)
抑制の利いたCGはシリーズの中でも白眉。
但し、カジノのシーンなど、宇宙人が沢山出て来る場面や、
イウォークもそうだったけど、今回は変な鳥のキャラクターが出て来ます。
その辺って何やら作り物感満載(苦笑)子供っぽさが出てしまうのだけれど……。

少し気になったことがあります。
この作品に漂う自己犠牲の精神……そう、特攻精神です。
自らの命を犠牲にしてまでレジスタンスのために、
ファーストオーダーに一矢報いるために自らの命を犠牲にするの。
冒頭では、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)が単独でメガ・デストロイヤーに攻撃を仕掛け、
今回、重要な役を担うローズ・ティコ(ケリー・マリー・トラン)の姉、
ペイジ・ティコ(ゴー・タイン・バン)が自分の命と引き換えに、
メガ・デストロイヤーに爆弾を落とし(重力のない宇宙空間で爆弾が落ちて行く不思議……。)
フィン(ジョン・ボイエガ)が新たなレジスタンスの基地をキャノン砲から守るために、
ポンコツな戦闘機を駆って単身突撃します。
百歩譲って、見事体当たり出来たとしても、蚊に刺されるくらいの効果しかないハズ。
ローズはローズで愛するフィンを助けるために、フィンの戦闘機に体当たりで突っ込む……。
それは正義とかの大義名分のためではなく、フィンに抱いたほのかな愛情のため……。
ホルド提督(ローラ・ダーン)は、全員が脱出完了した母艦で、
脱出した輸送船を守るためにメガデストロイヤーに突っ込みます。
そして、ルークス・カイウォーカー……ラストでアレですから(笑)
皆、自分を犠牲にして正義を守ろうとする……。
今ってそんな風潮なのかしらン?一見、美談だけれどチョッと薄気味悪いなぁ。
長いものに簡単に巻かれ、即座に寝返る、
飄々としたDJ(ベニチオ・デル・トロ)が却って新鮮(笑)
チョッとスリムになってますます古谷一行に似て来たことを書き添えておきます(爆)

第9作目が待ち遠しいです……。
前作でハン・ソロがあんなことになり、今回、ルークがアレで、
キャリー・フィッシャーがお亡くなりになったので、
果たして、エピソード9は若手3人の主役で大丈夫だろうかと心配もしますが、
有名どころを配して大いにコケた(内容的に……。)
エピソード1からエピソード3みたいな例もあるし、何とも言えないのだけれど……。
(ブノワ。さん的にはなくてもいい3部作だと思っている。)
ハン・ソロもレイア姫もルークも最初は無名だったものね。
だけど、ざっと数えて、反乱軍はドロイドを入れて15人くらいしか残ってないのよ……。
SOSを全宇宙に送って梨の礫だったのに、
さてさて、これからどうやって体制を立て直して行くのか……。


フランク・ハーバートの「Dune/デューン」を読んでも明らかなように、
悪を倒して天下を盗った途端に、今度は追われる立場になるのは必定で、
エピソード9が終わった時、新たにどのような物語が始まるのかも楽しみの一つです。
ラスト、帚を持つ少年が、レジスタンスに相対する時代が来るのでしょうか。
この少年、現に少しフォースがあるのかも……帚を念力でたぐり寄せていましたから。



今日の写真は9月に訪れた「イコロの森」の「スターウォーズ」な夜空(笑)
スタッフの皆さんと楽しく食事をして宿まで送って貰い、
皆さんが帰った後、虫の音一つ聞こえない静寂の中、夜空を見上げます。
そこにはクリスマスのイルミネーションなんかものともしない星空が……。
そうだ!とばかりにカメラを持ちだして撮影です。
宿の辺りは真っ暗なの……外灯の一つもないし(苦笑)
本当、コワいのですよ。1メートル先も見えないもの。
凄いですね、東京ではここまで星は見えません。
ISO25600だけど、こんなに綺麗に撮れるんですよ。
勿論、根性の手持ちで撮影でございます(笑)
a long time ago in a galaxy far far awayでは、
この地球に光りが届く遥か昔「スターウォーズ」な戦いがあったのでしょうか。
チョッと遠い目になってしまいますね……。


「スターウォーズ/最後のジェダイ」……★★★★★★☆……75点。


2017年12月25日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 映画館へ行こう!

tb: 0   cm: 0

△top

鯨飲馬食&酒池肉団子。 

 

IMG_6516.jpeg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

チョイと……。
大人の事情で店の名前は明かせませんが、
我が家からタクシーで1000円チョッとのところにある、
カウンター6席だけの焼鳥屋に行ってきました。
ここ、普通の焼鳥屋じゃありません。
雷鳥や野鴨などのジビエも扱います。
他の一品料理も華やかで美味しかったです。
オーナーにお許しを得て写真だけ撮らせて貰いました。

IMG_6517.jpeg
IMG_6518.jpeg
IMG_6519.jpeg
IMG_6520.jpeg
IMG_6522.jpeg
IMG_6523.jpeg
IMG_6524.jpeg
IMG_6525.jpeg
IMG_6526.jpeg
IMG_6527.jpeg
IMG_6528.jpeg
IMG_6529.jpeg
IMG_6530.jpeg
IMG_6531.jpeg
IMG_6532.jpeg
IMG_6533.jpeg


この日、こちらに誘ってくれたのは、
かれこれ15年くらいの付き合いになる、
酒池肉林ならぬ、酒池肉団子(笑)鯨飲馬食の酔いどれM姐さん。
初めは長の付き合いの超変人の悪友Mに紹介して貰ったんですが、
まぁ、感じの悪いこと、悪いこと!(苦笑)
僕の方は初対面なので、精一杯フレンドリーにしたつもりなんですが、
取りつく島がない……木で鼻を括ったような……。
きっとあの時のことを言うんだと思います(苦笑)
あまりにも感じ悪く、まぁ、2度と会わないから関係ないか……。
とタカを括っていましたが、ところがどっこい!
そこは矢張り共通の悪友が取り持つ縁、何度となく会っている内に、
今や掛け替えのない親友になりました……。


人の縁って本当に不思議ですよね。
M姐は、穏やかで頭が良くて、決して温度が変わらず常識人……。
自分の利益よりも、先ず、人さまのことを考える人。
自分が、自分が!自分は、自分は!世の中、そんな人ばかりですが、
M姐はそう言う卑しいところがまったくありません。
先ず、人に譲る……なかなか出来ることじゃないです。
今にして思うと、初対面の日は、明け方の新宿2丁目。
酒も入り、お互いに人見知りと言うこともあり、
何となく擦れ違ってしまったのでしょう。
今や、その明け方のことを笑いで塗し、恨みがましく語れる仲に……。
お互い、美味しいもの大好き人間です、
これからも美味しいテーブルを囲んで楽しい関係を続けることとしましょう。


2017年12月12日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: バベットの晩餐会。

tb: 0   cm: 2

△top

クリスティの通奏低音は愛……「オリエント急行殺人事件」。 

 

ATSU0870_2017120921360583e.jpeg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

「オリエント急行殺人事件」を観て参りました。
勿論、初日です。劇場は思ったよりもガラガラ……。
物凄く楽しみにしていたんです。43年振りのリメイクだものね。

結果から言うと、全くダメでした。突っ込みどころ満載でございます(苦笑)
もうね、これはポワロの「オリエント急行殺人事件」じゃない。
ミス・マープルや隅の老人、リンカーン・ライムみたいな安楽椅子探偵ではないにしろ、
ポアロが活劇を演じちゃいけないのですよ。鷹揚に構えて灰色の脳細胞を使わなければ。
それから雪に閉ざされたオリエント急行、それも一等車両の中、密室で起こる惨劇なんです。
橋桁の追い掛けっこや、ピストルで撃たれてみたり、外に出ての尋問、
それからダ・ヴィンチの最後の晩餐をイメージしたラストの謎解きのシーンなんて余分です。
全てをオリエント急行の車両の中でやるからこそ、濃密な雰囲気が醸し出される。
息が詰まるほどのスリリングさが生まれるんです。
冒頭の嘆きの壁の推理のシーンなんてまったくいらないし、
そもそもが、才気あふれる人が作るとオリジナルをイジりたくなるのがイケない。
自分なりにイジってオリジナリティーを出したい……。
イジればイジるほど綿密に織りなした原作が綻んで行きます。
何も原作を無理に変える必要なんてどこにもないのですよ。
カメラワーク……凝り過ぎ。もっとジックリと舞台を撮るように撮らなきゃ。
不必要な人種の配置も首を傾げる点。何故、アーバズノット大佐が黒人の医者に変更?
「スターウォーズ」の第一作の時に、黒人俳優がまったく出ていないと批判され、
(そう言うどうでもいいことに目くじら立てるバカが多い。)
第二作目の「帝国の逆襲」で要の役に黒人を配置したり、
この15日に公開される最後の3作の主人公が女の子だったり……。
僕は「スターウォーズ」は少年が男になる物語だと思っていますから、
何ともこの辺の世の中のご機嫌取り的な配役にはウンザリ。
ホワイト・オスカーと揶揄された翌年に、黒人俳優が大挙してノミネートされたり……。
こう言うのを「忖度」って言うんですよ。忖度、忖度、忖度っ!(苦笑)
何故、人目を気にするの?黒人がいない社会もある。
黄色人種が出て来ない世界もある。男だけの世界もありだし、
逆に女だけの世界があってもおかしくない。
そう、色々な時代や世界がある……それでいいじゃない。

役者陣も小粒(苦笑)シドニー・ルメット版の「オリエント急行殺人事件」には、
バーグマン、バコール、コネリー、パーキンス、レッドグレーブ……。
一時代を築いた往年の大スターたちがキラ星の如く出ていて圧巻でした。
ドラゴミロフ公爵夫人を演じた、今や老境に達してなお、
飛ぶ鳥を落とす勢いのジュディ・デンチも、
醜悪なメイクでしかめ面のウェンディー・ヒラーには敵わないし、
どこの馬の骨とも分からぬ隣のネエちゃんアンドレニ伯爵夫人なんて、
ルメット版は、一番美しい時のジャクリーン・ビセットだものね、
品位と格が違う。はぁ……ルメット版は良かった……。
全体を飾るアールデコの装飾に、リチャード・ロドニー=ベネットの流麗なワルツの調べ、
各階級を見事に衣装で表した格調高いトニー・ウォルトンの仕事!
そして仕上げはリチャード・アムゼルの手による映画ポスターの傑作!
「マイ・フェア・レディ」からブームになったイラストによる映画ポスターの紛れもない最高峰!
事件の核になるアームストロング事件を冒頭でフラッシュバックで見せちゃうルメットの慧眼。
原作は推理小説史上、最も有名なトリックの1つです。
映画を観る者がトリックを先刻承知であることを前提に、
大胆に料理して極上の1皿に仕上げた手腕は凄いです。

トリックの女王、アガサ・クリスティーの作品は、
出来不出来はあるにせよ、どれを取っても読ませるものが多いです。
その根底にあるのは「愛」です。通奏低音は愛……。
その愛があるからこそクリスティーの作品は読ませるし面白い。
果たして、この作品にはその愛が描かれていたかな?
母の、祖母の、恋人の、恩人の……それぞれの無償の愛は、
殺人を犯すほど強く描かれていたのかな?甚だ疑問です。

次作「ナイル殺人事件」が決まっているみたいですね。
ラストでポワロが「ナイル川の事件」で呼ばれていましたが、
事件が起こった後に駆け付けて、どうやってポワロが解決するのさ?(笑)

「オリエント急行殺人事件」……★★★★☆……45点。


2017年12月10日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

△top

実は、玉木 宏の「危険な関係」……だった。 

 

PICT0030-5.jpg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

小説や戯曲、1つのテキストを元に、
様々な解釈がなされ、幾多の素晴らしい作品がこの世に生まれて来ています。
例えば、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」からは、
ミュージカル映画の最高峰「ウエストサイド物語」やゼフェレッリの映画が。
同じ戯曲を元にしていても、解釈や視点を変えると全く違った様相を呈することがあります。
以前、ひょんなことから手にして大好きになったラクロの「危険な関係」。
これは国を変え、時代を変えて何本もの映画になっています。
有名なところでは、ジャンヌ・モローがメルトイユ夫人を演じた現代版「危険な関係」
それからお隣、韓国でも王宮を舞台にした、ペ・ヨンジュンのものがあり、
ハリウッドにおいては、ミロシュ・フォアマンの「恋の掟」、
最も有名なところではスティーヴン・フリアーズの「危険な関係」があります。



まさにプラチナチケットとはこのことで、
通常は出演者に取って貰うことが多いため、
自分でコールセンターなどに電話してチケットを押さえることは殆どありません。
さて、今回はどうしたものか……知り合いが出演していましたが、
チョッと簡単に頼める事情ではなかったため、
文化村の会員だったことを思い出し、先行予約の抽選に申し込んでみました。
な、名、な、なんと、締め切り時間のほんの30分前でギリギリセーフ。
見事当選し、前から2列目の中央のいい席にウキウキドキドキ(笑)
大好きな戯曲がどのように料理されているか?
興味津々、幕が上がり、物語を見ていると……。


もうブノワ。さん、ビックリしちゃいました(笑)
これって玉木 宏のワンマンショウなんですね!
勿論、芝居としてはキッチリ出来ていましたが、
もう始めから終わりまで玉木 宏を鑑賞するための「危険な関係」。
同い年の僕の親友の腐女子が悶絶&気絶しかけた(笑)玉木 宏のそれはそれは美しい肉体!
これはね、見事でした。よく「絵に描いたよう」とか「理想的な」とか言いますが、
こんなに均整の取れた裸は見たことないかも。しかも、それを惜しげもなく披露(笑)
下着1枚になっての大サービスは、客席の女性が息をのみ、
場内が一瞬、真空状態になったかのよう。
全女性の視線は一体どこへ……考えるとチョッと(苦笑)

次第に玉木 宏色が強くなる「危険な関係」……。
カーテンコールまで来て、ようやくこれは玉木 宏の舞台なんだと気付くワタクシ(笑)
だって、普通だったら鈴木京香と玉木宏が同列で最後にカーテンコールのハズ。
実は「危険な関係」が玉木 宏の魅力を最大限に見せる芝居に変わっていました(苦笑)
でもねぇ……僕の中では「危険な関係」は、やっぱり稀代の悪女、メルトイユ侯爵夫人の物語なんです。
フリアーズ版「危険な関係」のラストでグレン・クローズが見せた外連味タップリの演技ね。
己の悪事が露呈し、社交界周知の事実となり、劇場の桟敷席で受けた大ブーイング、
ヴァルモンが死んでポッカリと空いた我が心を覗き愕然とし……。
化粧台をなぎ倒して号泣、狂乱するさまは本当に見事でした。


玉木 宏……それはそれは美しいヴァルモンを見せてくれました。
この方は姿もだけど声がいいですね。堂々としてお見事。
テレビや映画で大活躍ですが、次の舞台が待ち遠しいです。

鈴木京香のメルトイユ夫人……。
この稀代の美女は、意外なことに蓮っ葉な役が非常に良く似合います。
さて、フランス社交界の悪の華……微妙なところではありますが、
既にベテラン女優の貫禄で押し切った感あり。

新橋耐子のロズモンド夫人。ヴェアルモンの叔母役です。
これがまた見事なんです。この酸いも甘いも噛み分けた老婦人役。
そんじょそこらの女優には出来ません。
この時代の女性はことごとく男の言いなりで、性が売り物にされていた訳ですが、
今や、法をもって正義の権化を自ら任じる老婦人ロズモンドも、
実は娘時代にセシルやトゥルーヴェル夫人と同じように、
恋に悩み、若い性を売り物にされ、しきたりの狭間で身悶えし、
そしてその世間体の間をかいくぐって、逆に男を手玉に取り、陰で性を謳歌して来た訳です。
そこは稀代の悪女、メルトゥイユ夫人と何ら変わりはない。
取り澄ました偽善の仮面の下に潜む人情と己の正義感。
その辺りをトゥルーヴェル夫人を抱きしめるところで見せる辺りがお見事。



今日の写真は既に懐かしい部類の1枚……。
木村卓功さんの「セシル・ド・ヴォーランジェ」と、
僕の「マルキーズ・ドゥ・メルトゥイユ」です。
2人の作出家の薔薇が、こうして同じ戯曲の中から命名されるのは珍しいです。
とても面白い趣向だと思うんだけどなぁ……。
僕が木村さんの薔薇に名前を付けさせて貰った訳ですけど、
あくまで今回の舞台の中のセシルではなく、映画版のセシル、
ウーマ・サーマンの美貌にインスパイアされたことを記しておきます。


2017年12月8日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 天井桟敷の人々。

tb: 0   cm: 4

△top

誕生祝いは、すし処「めくみ」にて。 

 

IMG_6579.jpeg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

もう泣く子も黙る師走です……。
バタバタの年末は何かと飲む機会が増えるのですが、
その皮切りと言っては何なんだけど、11月下旬には親友の誕生日が……。


親友Tとは付き合い長いです……。
かれこれ32年くらい?そんなことを考えていると、
長生きしてるなぁ……と感慨深いものを感じます。
誕生日のお祝いを32回ですからね……。
いつも困るのは誕生日のプレゼントです。
もう、お互いに欲しいものはなくなってきていますからね。
モノはねぇ……ブランドも買い尽くしたし(笑)
断捨離だなんて、自分に出来ないことは宣言しないけれど、
矢張り、人生カウントダウンです、モノは減らしたい……。

と、言う訳で、思い立って金沢に行って来ました。
僕は2回目、友人は初めての金沢……。
美味しいものを食べてゆっくりとしましょうか。
全額は出せませんから、超美味な、すし処「めくみ」だけはご馳走しましょう!

当日はお互い、仕事を終わらせて、夕方、東京駅で待ち合わせます。
残念なのは、金沢に到着するとスグに夕飯のため、駅弁を楽しめないこと。
最速の新幹線でたった2時間30分ですから……。
凄いですよね、東京を出ると、上野、大宮、長野、富山、終点の金沢です。
これぞ夢の超特急!リニアモーターカーなんか東京の次は大阪でいいと思っているのは僕だけ?
通過する各県に駅を作れ?バッカじゃないの?
そんなことしたらリニアモーターカーの意味ないじゃん。
これぞ利権の最たるものじゃないですか。

金沢に着き、ホテルにチェックインしたら「ビストロ・デ・ラ・コンティ」に向います。
僕は2度目、料理が美味しいのと、こじんまりとした雰囲気が心地いいです。
実は、去年、こちらにレンズのケースを忘れて取りに行ったって言うのもあります。
スパークリングを1本頼み、美味しい夕飯のスタートです。

A_I_3038.jpeg
A_I_3041.jpeg
A_I_3045.jpeg
A_I_3048.jpeg
A_I_3051.jpeg
A_I_3056.jpeg
A_I_3064.jpeg

2人で取り分けて戴くことを伝えると、
面倒臭いでしょうに、2人ずつお皿を分けてサーブしてくださいました。
白ワインも空け、スッカリ微酔いに(笑)


翌朝はゆっくり起き、未だ人気のない東茶屋街へ……。
オムライス美味しそうでしょう?これ、食品サンプルね(笑)

IMG_6626.jpeg
A_I_3081.jpeg
A_I_3101.jpeg


徒歩で近江町市場に場所を移し散策。
翌朝、帰る前にチョッと立ち寄ってお土産を買いたいので下調べ。
もっと外国の方が多いと思ったんですが、さほどでもなく、
昼食前ということもあり、イカなど少しだけ串焼きを食べました。

A_I_3115.jpeg
IMG_6696.jpeg
IMG_6635.jpeg
IMG_6633-2.jpeg
IMG_6630.jpeg

丁度、香箱カニが解禁になってスグでしたから、
市場の至るところカニ、カニ、カニ、カニのオンパレード!
あとは季節ののどぐろね。東京で有り難く戴くのどぐろも、
こうしてズラぁ~っと並んでいると何だか拍子抜けします。
友人と自分のためにのどぐろを発送手続き。
あとは、金沢春菊や大黒本しめじ、蓮根や中島菜など、地元の野菜を買い求めます。


ランチは「壽屋」で「壽屋会席・楓」のコースを戴きご満悦。

IMG_6638.jpeg
A_I_3131.jpeg
A_I_3135.jpeg
A_I_3139.jpeg
A_I_3140.jpeg
A_I_3142.jpeg
A_I_3144.jpeg
A_I_3147.jpeg
A_I_3149.jpeg
A_I_3153.jpeg
A_I_3127.jpeg
IMG_6652.jpeg

元は羽二重の問屋だった「壽屋」もそうですが、東茶屋街など、
歴史的な地区や建物に住むのって大変でしょうね。
観光で訪れていると見えてこないものが多いですけど……。
釘隠しにハマグリがくっ付いている意匠が素敵でした。
サービスしてくださった美しい仲居さんの接客もGOO!


午後は金沢城をチョッと歩いた後、
お決まりの「兼六園」と「金沢21世紀美術館」へ……。

IMG_6660.jpeg
A_I_3206.jpeg
FullSizeRender-32.jpeg
IMG_6680.jpeg
IMG_6671.jpeg
A_I_3222.jpeg
A_I_3221.jpeg

雪吊りの作業がたけなわの「兼六園」は快晴!
ここって丘の上なのね……かの国の方々で溢れ返っておりましたが……。
「金沢21世紀美術館」はどちらかと言うと、半体験形の美術館です。
小さな子供たちが学習の場として活用している様は可愛いです。
ところで、禁止されていたインターネットでの写真の解禁がOKになったみたい……。
知らなくてあまり撮らなかったのでチョッとだけね(笑)


偶然、コンビニエンスストアで買い求めた「金沢 おいしいパン屋さん」……。
そこに掲載されていたアンティークショップ「スクロ」にチョッと寄り、
額縁と小さな器を購入。どちらもチェコかドイツのものらしいです。
一旦、ホテルに戻り、荷物を置いたら、今回の旅のメインイベント、
野之市市の、すし処「めくみ」に向います。

IMG_6692.jpeg

この日のコースは……。

料理  もくずがに(輪島)
    ぼたんえび
    あおりいか触手
    ぼたんえびの頭の炙り
    かつお(能登島)
    香箱がに

にぎり ひらめ
    あかいか
    浜中 小川のウニ
    白子
    ちらし寿司(毛蟹、ウニ)
    まぐろ(大とろ)
    のどぐろ
    あなご
    海苔のお椀

酒   黒龍酒造 大吟醸「龍」
    白藤酒造 純米吟醸「奥能登の白菊」
    純米酒「五凛」 他……。

僕は2回目で改めて舌鼓ですが、親友Tも大感激!
新鮮な魚は勿論ですが、ご飯の炊き方が絶妙なんです。
そう度々は来られませんが、また気心知れた仲間と訪れたいな……。
ご主人と奥さまの笑顔が素敵です!

はぁ……金沢はいいかも。
京都より好きかもしれません。
何と言ってもあの排他的な雰囲気がないしね……。


2017年12月5日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 旅の栞。

tb: 0   cm: 6

△top