本末転倒。 

 

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僕が金継ぎを習っていることはこのブログでも何回か書きました。
学校を出て以来、人様に何かを習うって三味線以来のこと……。
新鮮ですよね。素敵な先生と巡り合えたし、コツコツとマイペースで楽しんでいます。

大事なものを直して末長く慈しむ……日本人のいいところだと思います。
電化製品から家具まで……使い捨てが主流の今ではなかなかそうは行きませんが、
壊れたら直して使う……昔は当たり前でした。
欠けたり割れた器を直して使うと言うことは、盛り付けた汁物が漏れたりすることもあるし、
また、見栄えの問題もあります。なかなか実用には向かない時もあります。
欠けた部分を漆で復元し、金や銀、またはプラチナなどで化粧を施すことは、
普段使いの器と言うよりは、どちらかと言うと美術品としての価値、
付加価値でそんなものも加味されるようです……。

さて、金継ぎの教室は3時間コースです。
本漆を使った本格的な教室ですから、くっ付けて、ハイ、乾きましたって言うことはありません。
それにはある程度の数の器が必要になります。僕、作業が早いので(笑)
他の人よりはさらに数が必要になります。漆は湿度と温度がなければ乾かないと言う特性もあります。
一つの工程を終わらせると数日間、乾くまで待たないとなりません。
金継ぎに興味があった昔から、欠けた器はもれなく取ってありましたから、
当初は何の問題もなく数が足りていたんですが、さてさて、第一段が終わった今、
最近は直す器がなくて(笑)友人から預かったり、
またはオークションで欠けた器や、直されていても下手糞な直しのもの、
そう言ったものを中心に落札して素材を集めています。


僕が今、非常に惹かれているものに、呼び継ぎと言うものがあります。
呼び継ぎとは、割れたものを張り合わせたり、欠けたものを使い元に戻したり、
破損した部分の欠片がない場合は、漆を盛って形作るのが普通ですが、
欠けた部分に違う器の欠片を持って来て成形する直し方のことを言います。
その場合、同じような焼き方の器でもって繕うよりも、
色味や肌合が違うものを使うと、風情やニュアンスが出て素敵になることが多いです。

今日の1枚目の写真のように、全く違う色味の器を使った直しは珍らしいです。
違う器を使う呼び継ぎが難しいのは、欠けた部分にピッタリと合う破片を見付けることが困難だからです。
器によって、大きさ(径)や深さ、それから器自体の厚み……それぞれ違いますから。
欠けた部分にピッタリと合う欠片……まずありません。
厚さやカーブの具合がピッタリで少し大きい場合は、研磨して欠けた部分に入るようにします。
ただ、多少のアジャストは必要でも、そのためにわざわざ器を割ったりするのはご法度。
オークションでは陶磁器の破片だけを集めて出品している人もいます。
それから何が何でも呼び継ぎがしたいがために、
全く形状の違う器どうしを無理矢理合わせるのもチョッと憚られます。
前にテレビでチョッと見ましたが、その自慢の器は凸凹で、
これでもかって言うくらいにふんだんに金を使っていました……全然、美しくない。
あくまでも限りなく自然に、また、元の形に忠実に繕いたいです。
本物の美しさとは、間断なく繋がる流れるような中にあるのですから……。
呼続ぎをしたいがために、何が何でも無理矢理に形にするのは、
今の映画のCGと一緒で、

 「ボクちゃん、こんなことも出来ちゃうんだから!」

技術を見せびらかしたいがため意外の何のものではなく、
何事もそうですが、本体、技術と言うものは、
それを成すために必要に迫られた技術でなければいけません。


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1枚目の器の全体像です。
この器は確かな技術で繕ってありますが、高台のガタツキを押さえるために、
簡易な直しがしてあるので、その部分だけは直してあげるつもりです。

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2枚目の写真は亡くなった友人が僕に譲ってくれた茶椀。
土ものに染め付けが呼続ぎされた美しい品です。褒めたらあっさりくれました(笑)
その時は嬉しくてあっさり貰っちゃいましたが、形見になるとは……。

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それからオークションで落とした平茶碗。
こちらも無理なく形が復元されています。
裏から見ると全く違う器が継がれていることが分かりますね。
惜しむらくは、継いだ漆の色がもう少しハッキリしていた方がいいかもしれません。
金で蒔くか、それとも銀を蒔いて酸化させて黒っぽくするか……。
直しには、キズを全く分からないように直す方法と、
直しは部分をハッキリ見せる方法がありますが、
呼続ぎの場合、2つの器の色味や質感が近い場合は、
修復した部分をハッキリと見せた方が美しい場合が多いです。
これは一度、継いだ部分を外してもう一回繕い直しましょう。

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3枚目は同じくオークションで落とした小振りの茶碗。

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そして最後は根性入れてオークションで落とした茶碗。
結構な値段、行きましたが、この時ばかりはパソコンに張り付いて根性入れました(笑)
こちらは鎹継ぎ(かすがいつぎ)と呼ばれる技法です。
映画が好きな方なら観た方も多いと思いますが、チャン・ツィイーのデビュー作、
「初恋のきた道」の中にありましたね。好きな人のために料理をし、
器に入れ蓋をして走って持っていく途中で転んで器を割ってしまうのです。
あまりの落ち込みように、見兼ねた母親が行商の職人を呼び止めて器を直して貰います。
器が愛しい人を思う気持ちを表すんですね……見事な描写でした。
是非、一回やってみたいのです。それから直した部分に金で化粧するだけではなく、
蒔絵を施してみたい……先ずは普通の金継ぎを極めないといけません。


2016年8月31日


ブノワ。


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白いスニーカー。 

 

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先日のこと……何十年かぶりにスニーカーを洗いました。
汚くなったスニーカーを不精して洗わないのではなくて、
僕の場合、殆どがキャンバス地ではなくてレザーのスニーカーだから……。

そのスニーカーは6月上旬に長岡に行った際、
帰りに新幹線の改札前にある「無印良品」で買ったもの。
僕は「無印良品」派ではなく「ユニクロ」派なんですが、
新幹線までにチョッと時間があったのでついフラフラと……。
シンプルで形が気に入ったこと、何よりお値段が手頃で即購入(笑)
東京に石を投げれば当たるほど店舗があるのにバカみたいと……チョッと躊躇したんですけどね。

7月の北海道に履いて行きましたが、
思わず山歩きをすることになったり、雨後の美瑛で泥濘を歩いたり……。
さすがに汚れたので久しぶりにスニーカーの洗濯です。



友人に言わせると「男イメルダ」の僕ですが、
就職したての頃は革靴に凝りました。オペルカとかチャーチとかウィリアム・ロブとかね。
次第に興味はブーツに移行……ブーツはフランスの「JEAN-BAPTISTE RAUTUREAU」しか履きません。
……って、何やら格好を付けているみたいに聞こえますが、
ここの木型が僕の足にピッタリなんです。もう買ったその日に1日歩き回っても大丈夫なくらい。
パリに着くと、アパルトマンにカバンを放り込み、その足で最新作を見に行くくらいに好き。

やがて興味はスニーカーに移行します。
段々と足のサイズは大きくなりますね(苦笑)容れ物が大きくなると中身も育つ(爆)
25.5センチが今や28センチです。バカの大足そのままじゃないかって言っているのは誰?(笑)
スニーカーは色々と履きましたが、矢張りメーカーは「ナイキ」「コンバース」「アディダス」かな。
一時期、狂ったように履いていた「パトリック」は一番大きなサイズでもチョッと窮屈になりました。
色は白!やっぱり基本は白いスニーカー……何だか往年の歌謡曲のタイトルみたいだけど(笑)



写真は今、お気に入りの白いスニーカー……。
チョッと淡いグレーがかった「ナイキ」のメッシュのものは、
最寄りの駅でよく見掛けるハンサムな20才の男の子が履いていたもの。
何で20才って知っているかと言うと、いつもはラフなスポーツウェアを着ているのに、
成人式の日にスーツを着ていたから(笑)
駅の改札で声を掛けていつのモデルか聞き出して、即ネットで注文したもの。
僕、そう言うの全然、平ちゃらね。

左隣のスリッポン……前が「X」の字のように格子になっているもの。
「他人の関係」の時の金井克子のドレスのようなデザインのは「アディダス」。
仕事帰りの半蔵門線の中で、前に座った男の子が履いていたものを、
早速、見比べながら検索(笑)即ネットで注文しました。
届いてみてビックリしたんだけど、レディースになっていた……。
レディースに28センチなんてあるの?外国向けか……。

白いスニーカーはいいです……。
高村薫著「マークスの山」「照柿」などの中で、
主人公の合田雄一郎が履いていたのも白いスニーカー。
いつも綺麗に洗って清潔なスニーカーに綿のパンツ、白いポロシャツ……憧れであります。


2016年8月15日


ブノワ。


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性分か? 

 

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梅雨入りした6月のある日……。
お客さまの都合で打ち合わせが延期となり、
ポッカリと時間が出来ました……いそいそと映画を検索するも、
観たい作品がゼロ!どこをどうやって見ても観る映画がなくて……。

空を見上げりゃぁ雨だし……。
一念発起して家で工作と洒落込みました(笑)
一念発起と言うほどご大層なものでもないんですけどね。
実は、随分前にスマートフォンを持ちましたが、
割れないように保護のケースに入れてあるものの、
スマートフォン自体を入れるチョッとしたケースが欲しかったんです。
今まではどうしていたかって?ふふふふ……毛糸の手袋に入れていました(大爆笑)

で、前に他のことに使おうと思って買ってあった革を取り出し、
革に穴を開ける道具、カナヅチ、下に敷くゴムの板、麻糸、母の形見の裁縫箱から針……。
一式、用意して、ジメジメの梅雨に丸1日、工作で楽しもうと思ったんですけど、
な、な、な、何と!2時間で出来上がっちゃいました。
しかも、親友の分と2つ(笑)

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スマートフォンをケースに入れ、クルクルっと革で巻いて、
細く切った革紐でさらにクルクルと巻き、最後に紐に差し込むのは、
バレンタインデーの時に侍女がくれた「JEAN - PAUL HEVIN」の、
義理チョコ(たった2粒しか入っていなかったのにたいそう恩に着せられた……。)の、
箱を留めていたゴムにくっ付いていた金具!
なかなかいい味でしょう?捨てるのは勿体ないので取ってあったんです。

だけど、何事もそうなんですけど、
何かを楽しんでするって言うことが出来ないのね。
何でもかんでもチャッチャッと作っちゃう(苦笑)
いつか自分で作った額縁もそう。正月一杯掛けて楽しみながら……って思っていたんですが、
気が付いたらその日の内に出来ちゃっていた……性格ですかね?性分?
セッカチなんですよね……こればかりは仕方ないです。


2016年6月10日


ブノワ。


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植物を育て、人を育てる……「garage」。 

 

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この年まで生きて来ると、驚くと言うことが極端に減って来ました。
美しいものは数限りなく見て来ていますから、そんじょそこらのことでは驚きません。
素晴らしいものを沢山見ることが出来る仕事柄もあります。
趣味の影響もあるかもしれません。なかなか驚くことが少なくなりました。


さて、3年前の春だったかな……。
黒田邸の素晴らしい庭を見せて戴き、ランチの前に連れて行って貰ったのが、
同じ豊橋市内にあるガーデニングショップ「garage」でした。
店舗が先ず面白いです……2棟ある店舗は倉庫を改装したそうです。
広々とした店内、高い天井。右側の店舗は2回に食器やファブリックも売っています。
先ず、車を駐車場に入れて、入り口の前に立ってビックリでした。
苗の品揃え、ディスプレイがとても素敵なんです。
そして、店の中に入って2度ビックリ……言葉をなくす、立ちすくむとはこのことです。
白とグリーン、ブルー、薄いピンクの草花を中心にした植物の品揃え。
多肉植物の充実。それからオーストラリアなどからの変わった植物も……。
それに加えてとてつもなくセンスのいいディスプレイには驚いてしまいました。
植物などのグリーンを中心にした色味と、テラコッタ、ポットや建物自体の金属の色、
よく、インテリアを上品に纏めるには使う色を3色以内に纏めるといいと言われています。
暫し立ちすくみました……そして感激!久しぶりにビックリ。


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僕は商売のことはよく分かりませんが、
これからの日本の住宅事情にもピッタリな商品展開なのではないでしょうか。
若いカップルが家やマンションを持ったとしても庭は夢のまたその夢です。
狭い敷地には駐車場を作ってしまったら、残りはグルリと取り囲む狭い空間のみ……。
「garage」では、室内でも育てられるような植物が充実しています。
枝の伸び方など、ニュアンスのある変わった植物が所狭しと置かれ、
生活を彩る様々なアイテムが充実しています。

始めは姿に見惚れて購入した名も知らない植物……。
まるでオブジェのように動きませんが、ある日、水遣りの時に、
可愛らしい新芽が動いていることを発見したら?
華やかではないかもしれませんが、花だって咲くでしょう。
発見した時の感動……ただ鑑賞すると言う行為の他に、
植物を育てると言う楽しみが増えますよね。

ペットは死ぬからダメ、植物は枯れるからダメ……。
何でもダメダメ尽くし、結果を先に見越して頭ごなしに決めつける現代です。
可愛がっていたペットが死んじゃった……毎日、水をあげていた花が枯れちゃった……。
人ってそこから命の大切さを学び、慈しむことを知るのです。
流した涙が優しい性格を作り、人格を形成する手助けになるのではないでしょうか。
植物を育てる楽しみ。花が咲くことで得られる感動。
付き合って行くうちに分かって来る世の中の生態系の仕組み。
なくなりつつある季節感を取り戻し、新しい世界を見せてくれる……。
そんなあれこれを提案、手助けしてくれる素敵な店です。
浜松には「Rust」と言う2号店もあるとか。近々、行ってみたいです。



それからスタッフの皆さんの感じがとてもいいのです。
マニュアルではなく、自分の言葉で接客出来るって凄いことだと思います。
去年の10月だったかな……友人で我が儘な豪華マダムのお願い、
オリーブを東京まで送ってくださる時にも尽力を戴きましたっけ。
新幹線に乗ってでも行きたい店「garage」です。


今日なオーナーのお許しを貰って撮影した写真を何枚か……。
どこにカメラを向けても絵になります……興奮し過ぎてロクな写真がない(苦笑)
ハァ……猫と一緒に「garage」に住み付きたいかも(笑)


2016年6月4日


ブノワ。


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ブノワ。さんの異常な愛情 または私は如何にして完品ではなくキズものを愛するようになったか。 

 

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 「ちっ……。」

届いた箱を開け、品物を確認して舌打ちします。
オークションで落とした染付けの蛸唐草のお皿……小さなキズが。
いえいえキズは承知で落札したんです。キズがあるのは分かっていましたが、
キズが小さい!(笑)写真だともっと大きく見えたのに(爆)


自他ともに認める僕の骨董好きですが、
最近、好みの傾向が随分と変わってきました。
主に江戸初期から中期の染付けを集めていますが、
昔は無傷の完品を集めていたのに、最近では金継ぎを始めた影響か、
キズのあるものばかりを集めるようになりました(笑)
金継ぎの教材として骨董品を見るようになっちゃったのです(笑)
オークションでお気に入りの図柄を見付けて、
よく写真を確認してみると無キズの完品だったりします。
凄く、落胆するのね(笑)なぁ~んだ、キズ、ないのか……って。



今日の写真は、先日落札した李朝徳利。
これは違う意味でビックリしたケース……。
届いてみると、思ったよりも大きかったのです(苦笑)
僕、いい加減なので寸法を確認し忘れていました。
おおよそ1.5倍の李朝徳利……従ってキズもデカくなります(笑)
写真を御覧の通り、口の部分が大きく欠けていて、
完全に残っている部分はほんのごく一部、僅かしかありません。
勿論、欠けたパーツは残っていないので、コツコツと時間をかけて、
残ったたった僅かの部分を参考に漆と砥の粉を混ぜたものを盛って、
コツコツと形作らなければなりません。
漆は一度に沢山盛ると乾かないので、1回につき1ミリ程度しか盛れません……。
盛って乾かして、形を整えて、盛って乾かして、形を整えて……。
果たして完全な形になるまで何回、教室に通わなければならないでしょう……(苦笑)
完成まで3年は見ておかないといけないかな……。


2016年4月20日


ブノワ。


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金継ぎジイさんの行く末。 

 

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早いもので、この4月で金継ぎを初めて丸2年が経ちました。
2年もやっている感覚……ないんですよねぇ。
月に一回と言うペースもあるのだけれど、8月は漆に気触れやすいと言う理由で教室がお休み。
年間11回の教室なんですが、仕事や旅行で欠席することもあります。
参加は大体9回くらいでしょうか……僕、作業は早いので、もたもたしている訳ではないんですが……。
今日の1枚目の写真は教室に持ち込んだ作業中の器……1年くらい前のものかな。
漆で接着し、足りない部分は盛り上げて形を成形。どうにか形になったところ。

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2年間も通って完成した器がまだ一つもありません(笑)
先生は「岩下さんはストイックだから。」……と、言いますが、
ストイックなのではなくて、納得行かないものはイヤなだけなんです。
スグ上の2枚の写真を見て貰うと分かると思うのですが(最新の状態。)
欠けたピースと本体を継いだ部分の黒漆の部分が結構太いですよね。
ここ、実は欠けたピース同士をくっ付けると、細い1本の線になるハズなんです。
欠けたピースは一気にくっ付けなければならないので、
漆を付けて「えいやっ!」漆を触らないように慎重にくっ付けます。
だけど、初めてでしょう?漆は触っちゃうわ、何だかグジャグジャになっっちゃって……。
どうしてもピッタリと行かない場合があって、その時は若干、段差が出来てしまうのです。
接合面に若干段差が出てしまうと、その段差を滑らかにするために、
段差を斜めに漆を盛りますから、このように太い線になってしまいます。
要はピッタリと正しいところにくっ付いていないと言う訳です。
まぁ、怪我の功名か、その太い線が何とも言えず味があって、
先生は「岩下さんの線はとても風情があって素敵。」と、褒めてくれますが、
ただただくっ付け損なっただけのことなのです(苦笑)
割れたピースが全部残っている場合は、正確にくっ付ければ細い1本の線が出来るだけ……。
それも何やら味気ないではありませんか。漆を繰り返し、繰り返し塗って、
研いで研いで……している内に、何だか愛着が出て来ちゃって、
金を蒔かなくてもいいかなぁって思うようになりました(笑)
染付けの呉須と黒漆のコンビネーション……美しいと思いませんか。


そうそう、先日、NHKの「美の壺」をチョッと見ました。
金継ぎを特集していましたから。今、ブームみたいですね……金継ぎ。
僕は本格的に漆を使って繕うことを習っていて本当に良かったと思っています。
色々な方法、科学的なパテや接着剤など、使う材料もそれぞれですから。
僕の先生は、さる人間国宝の弟子のまた弟子のまた弟子……。
と、言うことは、僕は人間国宝の弟子のまた弟子のまた弟子のまた弟子……になります(笑)
まぁ、あまり意味はないですけど、何となく気持ちいいじゃありませんか。
それから、金で繕うと言うことは、あくまでも「直し」の一つの手段であって、
金で繕うことが最初に来てはいけないと言うことも実感しました。
先ず、金継ぎありき……そんな器も番組の中で紹介され、
大いに首を捻ったものです。それは呼び継ぎと呼ばれるもので、
元々の器とは違う器の破片を上手くあわせて金で繕ったものです。
何だか違うんですよねぇ……本末転倒と言うか、まるで今の映画界のCGみたいにね。
何かを作るために必要とされてテクニックがあるのではなく、
そのテクニックを見せびらかしたいから何かをする……逆ですよね。
その器、金でゴテゴテと形も美しくなく、持ち主の自己満足と言うか……。

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まだ寒い2月だったかな……。
教室が開かれている小さな会場でチョッとした集まりがありました。
先生を囲んでお弟子さんたちが集まると言うもの。
イタリア料理のシェフを招いて本格的な料理と美味しい酒を楽しんできました。
2年も教室に通って、大好きな「高太郎」で働く僕の兄さん弟子の男性と、
もう1人、一番最初から一緒のことが多い愛らしい女性の他、1人も名前を知りません!(笑)
そんな自由で、縛りのない雰囲気もまた教室の魅力でもあります。
2年もやっていて1つも完成品がない……果たして「金継ぎジイさん」として、
老後の生計は成り立つのか?甚だ疑問になって来ました(苦笑)


2016年4月14日


ブノワ。


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Inspire……。 

 

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かれこれ1年前になるでしょうか……。
友達で革作家の平野 晃くんを西田信子さんの展示会に連れて行きました。
唯一無二、非常に個性的で素晴らしいトートバッグを作る西田さんの個展を見れば、
今後の製作活動に何らかのいい影響を受けると思ったからです。
西田さんには、事前に革で一本立ちしたいと思っている友人を連れて行きたいと打診してありました。
超売れっ子の西田さんと、まだまたこれからの平野くん、全く勝負にはなりませんが、
矢張り内緒でこっそり同業者を連れて行くのは仁義に反すると思ったのです。
西田さん、ニッコリ笑って一言……。

 「どうぞ連れていらして。全然、構いませんよ。大歓迎です。」

2人はあまり話していなかったように思います……平野くん人見知り?(笑)
まぁ、途切れなくお客さまが見えて、西田さんも対応に追われていましたからね。
圧倒的にゴージャスな西田さんの雰囲気と作品群に気押されたのかも……。


さて、今日の写真……。
平野くん製作の、世界で一つだけ、僕だけのオリジナルのトートバッグです。
西田さんの展示会の後に幾つか課題を出して作って貰いました。

その課題とは……。
(1)先ず、西田信子さんの個展を見てインスパイアされたことを踏まえる。
(2)革は以前、購入して渡してあったものを使うこと。
(3)革は鈍色(にびいろ)なので、ボンヤリしないよう把手は黒にすること。
(4)僕は荷物が多いので、バッグ本体と把手の部分が重さでよれないこと。
(5)工賃は5万円以内で押さえること(革代は僕持ち)

その代わり、他の方の注文が入ったら僕のバッグは後回しにしてもOK……。

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どうですか?皆さんはどう思いますか?
実際に使ってみて軽くて非常に使い勝手がいいように感じました。
バッグの中の小物入れはいい色味の黄色い革で出来ています。
ダメですよ、ブランドのロゴマーク入りのバッグなんか持っていちゃ。
大枚叩いてそのブランドを宣伝してあげているようなものじゃないですか(笑)


丁度、西田さんにお目に掛かる機会があったので、バッグを持参してそれとなく見て貰い、
製作の旨をお話して感想をお聞きしました。
西田さん、ニッと笑って一言も発しませんでした。
この笑いと無言は一体何を意味するのか……。
それもこれも含めて、今後の平野くんの活躍に期待したいと思います。


2016年3月30日


ブノワ。


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花束を育てる……Dear 番長さん。 

 

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男たるもの、街々に1軒や2軒、気のきいたレストランを知らないといけないし、
混雑する週末に必ず座れるカフェの1軒や2軒、知らないと頼りないです。
同様に、季節ごと、折々に心を込めてプレゼントする花……。
素晴らしい花屋の1軒も知らないとダメです。
幸いに僕は「カントリーハーベスト」とオーブンの頃からお付き合いさせて貰っています。
「カントリーハーベスト」の花は、僕のだだ下がりの株価を上昇させ、
中身以上に素敵な人間に見えるような演出をしてくれています(笑)
浮気はしません。全幅の信頼を寄せていますから。


さて、去年の12月……大女優、麻実れいさんのデビュー45周年のリサイタルがありました。
いつもは親友と連名で花をお贈りするのですが、その時は豪華に別々に……と、思い、
あれこれ思案した結果、前から素敵だと思っていた「宿り木」でアレンジをお願いしよう!
そう思い、初めてなのに電話では失礼なので、お店に直接伺って用途をお話し、
麻実さんのためにゴージャスなアレンジを作って貰おうと思っていました。
実は「宿り木」の番長さんのアレンジの教室を受けている友人もいるし、
お店の客として番長さんと面識のある友人も沢山いるので、
本当は紹介して貰った方が話がてっとり早いのでしょうけど、
何かね……紹介されることで色が付くのがイヤだったのね(笑)

 「あぁ、アイツの友達か!」って思われるのイヤじゃないですか(爆)

真っさらの状態で僕を見て貰ってアレンジを作って欲しかったの。
店を訪れる日を楽しみにスケジュール調整していましたが、矢張り無理でした……。
年末の超バタバタ、結局、「宿り木」には行けず仕舞い……。
店を訪れる楽しみ、番長さんに挨拶するのは次の機会の楽しみに取っておくことにしましょう……。

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写真はごくごく内輪の誕生会の時に、あけがくれた番長さんの花束。
僕の誕生会なのに、あけのヤツ10分も遅刻して店にやってきました。
有り得ませんよね。社会人失格じゃ!(苦笑)

 「電車が止まってる!10分くらい遅れるかも……。」

 「別にいいんだよ、来なくても。」

 「アタシの肉、喰わないでぇぇぇぇっ!」

だって(苦笑)のこのこやって来たあけに、
何てイヤミを言ってやろうかと手ぐすね引いて待っていましたが、
手にしている大きな紙袋を見て、喉元まで出かかった辛辣な一言は引っ込んじゃいました。
だって、袋に「Yadorigi」って書いてあったから(笑)

いつもガジャガジャ、けたたましくてガサツで雑なあけだけど、
「Garden Diary」と言う一流紙の編集に携わるようになってから少し大人になった?
ウィリアム・ケネディの小説「Ironweed」の中にあります。
人さまの家を訪ねた時に手でドアノブを開けてはいけない。肘で押して開けなさい。
なぜなら両手はお土産で塞がっているから……こんな感じだったかな?
世間の常識を身に付けたようです(笑)人さまのお祝いに手ブラは禁物ですから(爆)



番長さんの花束……素晴らしいです。
実は、去年のバレンタインデーに朝子がお星さまになった時、
友達がお悔やみで送ってくれたアレンジのうちの2つが番長さんのだったの。

ブログで作品を拝見していて、その溢れる才能に感心しきりでしたが、
実際にその作品を目のあたりにして大層驚いてしまいました。
空間がね……草木、花々を廻る空間が物凄いんです。
素晴らしい小説は行間に物語があるように、
番長さんの花束やアレンジには草花の間に物語があります。


美しい花束を見ていてチョッと面白いことを思い付きました……。
このまま時間を置けば違う雰囲気になるのではないか……と。
幸いにラナンキュラスは花保ちがいいし、チューリップもまだ開いていません。
名前は分からないけど、新芽が付いてくねくねと愛らしい枝ものは、
もう少し緑が増すのではないかと……。

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花束を貰って丁度1週間でここまで変化しました。
小輪のチューリップは少し開き、驚いたことに、新芽と思っていた芽は花芽で、
猫柳の花みたいな?写真では良く分かりませんが、薄い黄色の小さな花が開いています。
1週間で随分と雰囲気が変わりますね。ラナンキュラスに目が行っていた花束は、
今度はチューリップが主役になりました。花束を育てる……それも楽しみの一つです。
撮影の後、この花束に入っていた花たちは、それぞれの役目を全うすべく、
別々に分けられて静かに時を過ごしています……。


才能のある人は沢山いますが、他の追随を許さない番長さんの圧倒的な個性。
花の組み合わせの妙、決して奇をてらわずに、
アレンジや花束の周りの空気感までも支配し、変えてしまう独自のセンス。
小さな花から妖精が飛び出すような、チューリップ同士が話しているような錯覚を覚えます。
アシンメトリーの作品が多いですが、生け花の影響でしょうか……。
いつか自分でアレンジを頼んでみて番長さんの秘密に迫ってみたいです……。


2016年3月20日


ブノワ。


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街を作る、文化を担う……「Los Papelotes」。 

 

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以前、僕が住んでいた街……。
僕が借りていたマンションのお隣の地区は高級住宅地(笑)
国道添いで目の前に「デニーズ」と「マクドナルド」がある以外は、
普段の買い物にチョッと不自由する街でした。
買い物は駅前のスーパーで済ませてしまわないと、わざわざ出掛けていくことになります。
しかも、駅前に行くのでサンダル履きって言う訳にもいかないし……。
最寄りの駅はある地下鉄の始発駅だったのですが、
ある日、何もなかった場所にパン屋が出来たのです。
あれよあれよと言う間に人気店となり、1年後には少し離れたところにカフェをオープン。
こちらも開店前に行列が出来るほどでした。驚いてしまったのは、
今まで一体どこに潜んでいたの?って言うくらいに、
ご近所では見掛けたこともないようなお洒落なカップルや、
若いマダムたちが大挙して押し掛け、いつも行列ができるほどでした。
アッと言う間にカフェはクローズで代官山に新店舗を……(苦笑)

 「糟糠の妻を捨て……短い間だったけど、お世話になった地元を捨てて!」

などと面白おかしく揶揄する人も……。
でも、確実に小さな街の文化を作ったことは間違いありません。

前に書いた「カントリーハーベスト」が人の流れを変えたように、
1軒のパン屋が文化を作ることもあるのです。

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さて、たまに行く代々木上原……駅近くに極上の古本屋があります。
「Los Papelotes」……素晴らしい品揃え、常に人で溢れ、
こちらもまた地域に文化を作っているのです。
初めて訪れて虜になりました。待ち合わせ時間をスッカリ忘れるほど。
本が売れなくなって久しいです。電子書籍も絶好調のようです。
アナログがデジタルになり、古き良きもの、
守って行かなければいけない文化が廃れようとしています。

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入り口に看板ワンちゃんがいますね。名前はトロと言うらしいです。
いつもはレジのところにチンマリ座っています。
ぬいぐるみかと思うほど可愛いですが、たまに外に出て来て日向ぼっこ。

古本屋のある街……憧れます。
この日は武田百合子の「ことばの食卓」を購入。サイン本でした。
僕のためではなく、先日、お父さんを亡くして寂しい思いをしている親友のために。
レジで本を差しだすと、感じのいい青年が(オーナーなのかな?)
チョッと嬉しそうに話し掛けてきました。
武田百合子のサイン本はたまに出るのだそうですが、「ことばの食卓」は非常に珍しいそうです。
きっと、どんな人が買うのか興味津々だったのでしょう。
僕は簡単に事情を説明しました(笑)自分のためではなく友人のためだと説明し、
チョッと冗談を言い合ってお店を後にしました……。
因みに僕が買ったのは岩下志麻が表紙の「スタジオボイス」。
好きなのです、岩下志麻お姐さま……。


人と人の触れ合い。本を大事にする人との共通の感覚……。
無くなりつつあるのだけど、決して忘れてはならない大事な何か……。
そんな大切なものを教えてくれたほんの一時の出会いでした。


2015年9月7日


ブノワ。


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僕がイコラー、会員番号 No.1! 

 

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安室奈美恵のファンをアムラー。マヨネーズ好きをマヨラー。
「イコロの森」のファンをイコラーと言うそうです……。
吉永小百合のファンがサユリストだから、そっち風だとイコリストかな?(笑)

ついでに言うと、僕が敬愛する大女優、
メリル・ストリープのファンのことをストリーパーと言うらしいです(笑)

さて、夏の恒例、吉例、北海道旅行に行って来ました。
大体、全部で12記事くらいになりますが、どうぞお付き合いくださいね。
先ずは、素晴らしい庭をチョッと飛ばして「イコロの森」から……。

僕とあけは成田から、亀ちゃんは新潟から。
(景子姐は北海道で初日の夕方に合流。)
三々五々、新千歳に集合して到着してレンタカーを借ります。
1軒、この世のものは思えないくらいに美しい庭を見せて貰い、
車、飛ばしました!もはや北海道のエッセンシャル、マストな「イコロの森」へ。

車を駐車場に入れ、エントランスに向って歩いて行くと、
とっくの昔になくなっちゃった(笑)顔の産毛が総毛立つような感覚に襲われます。
何回訪れても感じるドキドキ感、ゾワゾワ感……前回は2ヵ月前の5月の連休最後……。
今回はどんな感じかな?前回はまだ芽吹きの季節でしたから。
スタッフの皆さんが、日々、まめまめしくアップしてくれるブログのお陰で、
ガーデンの様子の大まかなことは分かりますが、
では、実際に自分の目で見てどんな感じか?琴線に触れる何かを発見することができるのか?
いつもドキドキで訪れる「イコロの森」……そして絶対に期待を裏切らない「イコロの森」。

7月3日の夕方と翌4日の早朝。それから帰京前寸前の7日の夕方にも再訪。
沢山の写真を撮って来ましたのでご覧くださいね。
そうそう、今回は団子三姉妹と一緒の旅でした(笑)そちらもご覧ください。
団子その一団子その二団子その三……です。

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今日の1枚目はスタッフの北村さんの記事で見て一目惚れしたマルタゴン・リリー。
心配だったので、入場時にスタッフの高林さんに咲いている場所を聞いてはいたんですが……。
探しました(笑)ウッドランド・ガーデンの片隅にひっそりと咲いていました。
薄暗い森の中に白とピンクのユリが幽玄に浮かび上がっていると思ったら……。
あぶなく見落としそうなくらいの小輪!(笑)
今回はこのマルタゴン・リリーが見たいと言うのも訪れるの理由の一つでしたが、
僕の普段の行いがいいせいでしょう。どうやらギリギリ間に合ったようです(笑)
早朝に廻ったガーデンの背の高いアザミの一種?
そこにはハチが3匹、夜露をしのんで休んでいるではありませんか。
朝はハチよりも活動が早いブノワ。さん、僕たちミツバチふたたびです(笑)
あっ!美しい芝生に可愛らしいキノコが!思わず踏むところでした。

イベントの時に少女が言った「私イコラーだから!」のエピソードを、
嬉しそうに語る北村さんと高林さん。そして、「それなら僕がイコラーNo.1!」
「違うわ!アタシがイコラーNo.1よっ!」と、負けず嫌いなオジサンとオバサンたち(笑)
和気藹々とイコロの森ラブを語り合う宴は時間の経つのも忘れるほどでした。

地方によって若干のズレはありますが、「イコロの森」も、
ご多分に漏れず、園内の植物の成長や開花が早かったようです。
夕暮れ時の真横から射す光に透けた花びらや葉の美しいこと……。
「イコロの森」の最大の美点はその緑が非常に美しいことではないでしょうか。
それぞれに主張し過ぎずハーモニーを持ってガーデンを形成している……。
ホワイトガーデンはそろそろ終わりに近づき、
ローズガーデンはそろそろ6分咲きくらい?

その美しいローズガーデンの様子はこちらにて……。


2015年7月12日


ブノワ。


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