ブノワ。さんの異常な愛情 または私は如何にして完品ではなくキズものを愛するようになったか。 

 

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 「ちっ……。」

届いた箱を開け、品物を確認して舌打ちします。
オークションで落とした染付けの蛸唐草のお皿……小さなキズが。
いえいえキズは承知で落札したんです。キズがあるのは分かっていましたが、
キズが小さい!(笑)写真だともっと大きく見えたのに(爆)


自他ともに認める僕の骨董好きですが、
最近、好みの傾向が随分と変わってきました。
主に江戸初期から中期の染付けを集めていますが、
昔は無傷の完品を集めていたのに、最近では金継ぎを始めた影響か、
キズのあるものばかりを集めるようになりました(笑)
金継ぎの教材として骨董品を見るようになっちゃったのです(笑)
オークションでお気に入りの図柄を見付けて、
よく写真を確認してみると無キズの完品だったりします。
凄く、落胆するのね(笑)なぁ~んだ、キズ、ないのか……って。



今日の写真は、先日落札した李朝徳利。
これは違う意味でビックリしたケース……。
届いてみると、思ったよりも大きかったのです(苦笑)
僕、いい加減なので寸法を確認し忘れていました。
おおよそ1.5倍の李朝徳利……従ってキズもデカくなります(笑)
写真を御覧の通り、口の部分が大きく欠けていて、
完全に残っている部分はほんのごく一部、僅かしかありません。
勿論、欠けたパーツは残っていないので、コツコツと時間をかけて、
残ったたった僅かの部分を参考に漆と砥の粉を混ぜたものを盛って、
コツコツと形作らなければなりません。
漆は一度に沢山盛ると乾かないので、1回につき1ミリ程度しか盛れません……。
盛って乾かして、形を整えて、盛って乾かして、形を整えて……。
果たして完全な形になるまで何回、教室に通わなければならないでしょう……(苦笑)
完成まで3年は見ておかないといけないかな……。


2016年4月20日


ブノワ。


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金継ぎジイさんの行く末。 

 

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早いもので、この4月で金継ぎを初めて丸2年が経ちました。
2年もやっている感覚……ないんですよねぇ。
月に一回と言うペースもあるのだけれど、8月は漆に気触れやすいと言う理由で教室がお休み。
年間11回の教室なんですが、仕事や旅行で欠席することもあります。
参加は大体9回くらいでしょうか……僕、作業は早いので、もたもたしている訳ではないんですが……。
今日の1枚目の写真は教室に持ち込んだ作業中の器……1年くらい前のものかな。
漆で接着し、足りない部分は盛り上げて形を成形。どうにか形になったところ。

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2年間も通って完成した器がまだ一つもありません(笑)
先生は「岩下さんはストイックだから。」……と、言いますが、
ストイックなのではなくて、納得行かないものはイヤなだけなんです。
スグ上の2枚の写真を見て貰うと分かると思うのですが(最新の状態。)
欠けたピースと本体を継いだ部分の黒漆の部分が結構太いですよね。
ここ、実は欠けたピース同士をくっ付けると、細い1本の線になるハズなんです。
欠けたピースは一気にくっ付けなければならないので、
漆を付けて「えいやっ!」漆を触らないように慎重にくっ付けます。
だけど、初めてでしょう?漆は触っちゃうわ、何だかグジャグジャになっっちゃって……。
どうしてもピッタリと行かない場合があって、その時は若干、段差が出来てしまうのです。
接合面に若干段差が出てしまうと、その段差を滑らかにするために、
段差を斜めに漆を盛りますから、このように太い線になってしまいます。
要はピッタリと正しいところにくっ付いていないと言う訳です。
まぁ、怪我の功名か、その太い線が何とも言えず味があって、
先生は「岩下さんの線はとても風情があって素敵。」と、褒めてくれますが、
ただただくっ付け損なっただけのことなのです(苦笑)
割れたピースが全部残っている場合は、正確にくっ付ければ細い1本の線が出来るだけ……。
それも何やら味気ないではありませんか。漆を繰り返し、繰り返し塗って、
研いで研いで……している内に、何だか愛着が出て来ちゃって、
金を蒔かなくてもいいかなぁって思うようになりました(笑)
染付けの呉須と黒漆のコンビネーション……美しいと思いませんか。


そうそう、先日、NHKの「美の壺」をチョッと見ました。
金継ぎを特集していましたから。今、ブームみたいですね……金継ぎ。
僕は本格的に漆を使って繕うことを習っていて本当に良かったと思っています。
色々な方法、科学的なパテや接着剤など、使う材料もそれぞれですから。
僕の先生は、さる人間国宝の弟子のまた弟子のまた弟子……。
と、言うことは、僕は人間国宝の弟子のまた弟子のまた弟子のまた弟子……になります(笑)
まぁ、あまり意味はないですけど、何となく気持ちいいじゃありませんか。
それから、金で繕うと言うことは、あくまでも「直し」の一つの手段であって、
金で繕うことが最初に来てはいけないと言うことも実感しました。
先ず、金継ぎありき……そんな器も番組の中で紹介され、
大いに首を捻ったものです。それは呼び継ぎと呼ばれるもので、
元々の器とは違う器の破片を上手くあわせて金で繕ったものです。
何だか違うんですよねぇ……本末転倒と言うか、まるで今の映画界のCGみたいにね。
何かを作るために必要とされてテクニックがあるのではなく、
そのテクニックを見せびらかしたいから何かをする……逆ですよね。
その器、金でゴテゴテと形も美しくなく、持ち主の自己満足と言うか……。

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まだ寒い2月だったかな……。
教室が開かれている小さな会場でチョッとした集まりがありました。
先生を囲んでお弟子さんたちが集まると言うもの。
イタリア料理のシェフを招いて本格的な料理と美味しい酒を楽しんできました。
2年も教室に通って、大好きな「高太郎」で働く僕の兄さん弟子の男性と、
もう1人、一番最初から一緒のことが多い愛らしい女性の他、1人も名前を知りません!(笑)
そんな自由で、縛りのない雰囲気もまた教室の魅力でもあります。
2年もやっていて1つも完成品がない……果たして「金継ぎジイさん」として、
老後の生計は成り立つのか?甚だ疑問になって来ました(苦笑)


2016年4月14日


ブノワ。


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Inspire……。 

 

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かれこれ1年前になるでしょうか……。
友達で革作家の平野 晃くんを西田信子さんの展示会に連れて行きました。
唯一無二、非常に個性的で素晴らしいトートバッグを作る西田さんの個展を見れば、
今後の製作活動に何らかのいい影響を受けると思ったからです。
西田さんには、事前に革で一本立ちしたいと思っている友人を連れて行きたいと打診してありました。
超売れっ子の西田さんと、まだまたこれからの平野くん、全く勝負にはなりませんが、
矢張り内緒でこっそり同業者を連れて行くのは仁義に反すると思ったのです。
西田さん、ニッコリ笑って一言……。

 「どうぞ連れていらして。全然、構いませんよ。大歓迎です。」

2人はあまり話していなかったように思います……平野くん人見知り?(笑)
まぁ、途切れなくお客さまが見えて、西田さんも対応に追われていましたからね。
圧倒的にゴージャスな西田さんの雰囲気と作品群に気押されたのかも……。


さて、今日の写真……。
平野くん製作の、世界で一つだけ、僕だけのオリジナルのトートバッグです。
西田さんの展示会の後に幾つか課題を出して作って貰いました。

その課題とは……。
(1)先ず、西田信子さんの個展を見てインスパイアされたことを踏まえる。
(2)革は以前、購入して渡してあったものを使うこと。
(3)革は鈍色(にびいろ)なので、ボンヤリしないよう把手は黒にすること。
(4)僕は荷物が多いので、バッグ本体と把手の部分が重さでよれないこと。
(5)工賃は5万円以内で押さえること(革代は僕持ち)

その代わり、他の方の注文が入ったら僕のバッグは後回しにしてもOK……。

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どうですか?皆さんはどう思いますか?
実際に使ってみて軽くて非常に使い勝手がいいように感じました。
バッグの中の小物入れはいい色味の黄色い革で出来ています。
ダメですよ、ブランドのロゴマーク入りのバッグなんか持っていちゃ。
大枚叩いてそのブランドを宣伝してあげているようなものじゃないですか(笑)


丁度、西田さんにお目に掛かる機会があったので、バッグを持参してそれとなく見て貰い、
製作の旨をお話して感想をお聞きしました。
西田さん、ニッと笑って一言も発しませんでした。
この笑いと無言は一体何を意味するのか……。
それもこれも含めて、今後の平野くんの活躍に期待したいと思います。


2016年3月30日


ブノワ。


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花束を育てる……Dear 番長さん。 

 

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男たるもの、街々に1軒や2軒、気のきいたレストランを知らないといけないし、
混雑する週末に必ず座れるカフェの1軒や2軒、知らないと頼りないです。
同様に、季節ごと、折々に心を込めてプレゼントする花……。
素晴らしい花屋の1軒も知らないとダメです。
幸いに僕は「カントリーハーベスト」とオーブンの頃からお付き合いさせて貰っています。
「カントリーハーベスト」の花は、僕のだだ下がりの株価を上昇させ、
中身以上に素敵な人間に見えるような演出をしてくれています(笑)
浮気はしません。全幅の信頼を寄せていますから。


さて、去年の12月……大女優、麻実れいさんのデビュー45周年のリサイタルがありました。
いつもは親友と連名で花をお贈りするのですが、その時は豪華に別々に……と、思い、
あれこれ思案した結果、前から素敵だと思っていた「宿り木」でアレンジをお願いしよう!
そう思い、初めてなのに電話では失礼なので、お店に直接伺って用途をお話し、
麻実さんのためにゴージャスなアレンジを作って貰おうと思っていました。
実は「宿り木」の番長さんのアレンジの教室を受けている友人もいるし、
お店の客として番長さんと面識のある友人も沢山いるので、
本当は紹介して貰った方が話がてっとり早いのでしょうけど、
何かね……紹介されることで色が付くのがイヤだったのね(笑)

 「あぁ、アイツの友達か!」って思われるのイヤじゃないですか(爆)

真っさらの状態で僕を見て貰ってアレンジを作って欲しかったの。
店を訪れる日を楽しみにスケジュール調整していましたが、矢張り無理でした……。
年末の超バタバタ、結局、「宿り木」には行けず仕舞い……。
店を訪れる楽しみ、番長さんに挨拶するのは次の機会の楽しみに取っておくことにしましょう……。

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写真はごくごく内輪の誕生会の時に、あけがくれた番長さんの花束。
僕の誕生会なのに、あけのヤツ10分も遅刻して店にやってきました。
有り得ませんよね。社会人失格じゃ!(苦笑)

 「電車が止まってる!10分くらい遅れるかも……。」

 「別にいいんだよ、来なくても。」

 「アタシの肉、喰わないでぇぇぇぇっ!」

だって(苦笑)のこのこやって来たあけに、
何てイヤミを言ってやろうかと手ぐすね引いて待っていましたが、
手にしている大きな紙袋を見て、喉元まで出かかった辛辣な一言は引っ込んじゃいました。
だって、袋に「Yadorigi」って書いてあったから(笑)

いつもガジャガジャ、けたたましくてガサツで雑なあけだけど、
「Garden Diary」と言う一流紙の編集に携わるようになってから少し大人になった?
ウィリアム・ケネディの小説「Ironweed」の中にあります。
人さまの家を訪ねた時に手でドアノブを開けてはいけない。肘で押して開けなさい。
なぜなら両手はお土産で塞がっているから……こんな感じだったかな?
世間の常識を身に付けたようです(笑)人さまのお祝いに手ブラは禁物ですから(爆)



番長さんの花束……素晴らしいです。
実は、去年のバレンタインデーに朝子がお星さまになった時、
友達がお悔やみで送ってくれたアレンジのうちの2つが番長さんのだったの。

ブログで作品を拝見していて、その溢れる才能に感心しきりでしたが、
実際にその作品を目のあたりにして大層驚いてしまいました。
空間がね……草木、花々を廻る空間が物凄いんです。
素晴らしい小説は行間に物語があるように、
番長さんの花束やアレンジには草花の間に物語があります。


美しい花束を見ていてチョッと面白いことを思い付きました……。
このまま時間を置けば違う雰囲気になるのではないか……と。
幸いにラナンキュラスは花保ちがいいし、チューリップもまだ開いていません。
名前は分からないけど、新芽が付いてくねくねと愛らしい枝ものは、
もう少し緑が増すのではないかと……。

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花束を貰って丁度1週間でここまで変化しました。
小輪のチューリップは少し開き、驚いたことに、新芽と思っていた芽は花芽で、
猫柳の花みたいな?写真では良く分かりませんが、薄い黄色の小さな花が開いています。
1週間で随分と雰囲気が変わりますね。ラナンキュラスに目が行っていた花束は、
今度はチューリップが主役になりました。花束を育てる……それも楽しみの一つです。
撮影の後、この花束に入っていた花たちは、それぞれの役目を全うすべく、
別々に分けられて静かに時を過ごしています……。


才能のある人は沢山いますが、他の追随を許さない番長さんの圧倒的な個性。
花の組み合わせの妙、決して奇をてらわずに、
アレンジや花束の周りの空気感までも支配し、変えてしまう独自のセンス。
小さな花から妖精が飛び出すような、チューリップ同士が話しているような錯覚を覚えます。
アシンメトリーの作品が多いですが、生け花の影響でしょうか……。
いつか自分でアレンジを頼んでみて番長さんの秘密に迫ってみたいです……。


2016年3月20日


ブノワ。


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街を作る、文化を担う……「Los Papelotes」。 

 

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以前、僕が住んでいた街……。
僕が借りていたマンションのお隣の地区は高級住宅地(笑)
国道添いで目の前に「デニーズ」と「マクドナルド」がある以外は、
普段の買い物にチョッと不自由する街でした。
買い物は駅前のスーパーで済ませてしまわないと、わざわざ出掛けていくことになります。
しかも、駅前に行くのでサンダル履きって言う訳にもいかないし……。
最寄りの駅はある地下鉄の始発駅だったのですが、
ある日、何もなかった場所にパン屋が出来たのです。
あれよあれよと言う間に人気店となり、1年後には少し離れたところにカフェをオープン。
こちらも開店前に行列が出来るほどでした。驚いてしまったのは、
今まで一体どこに潜んでいたの?って言うくらいに、
ご近所では見掛けたこともないようなお洒落なカップルや、
若いマダムたちが大挙して押し掛け、いつも行列ができるほどでした。
アッと言う間にカフェはクローズで代官山に新店舗を……(苦笑)

 「糟糠の妻を捨て……短い間だったけど、お世話になった地元を捨てて!」

などと面白おかしく揶揄する人も……。
でも、確実に小さな街の文化を作ったことは間違いありません。

前に書いた「カントリーハーベスト」が人の流れを変えたように、
1軒のパン屋が文化を作ることもあるのです。

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さて、たまに行く代々木上原……駅近くに極上の古本屋があります。
「Los Papelotes」……素晴らしい品揃え、常に人で溢れ、
こちらもまた地域に文化を作っているのです。
初めて訪れて虜になりました。待ち合わせ時間をスッカリ忘れるほど。
本が売れなくなって久しいです。電子書籍も絶好調のようです。
アナログがデジタルになり、古き良きもの、
守って行かなければいけない文化が廃れようとしています。

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入り口に看板ワンちゃんがいますね。名前はトロと言うらしいです。
いつもはレジのところにチンマリ座っています。
ぬいぐるみかと思うほど可愛いですが、たまに外に出て来て日向ぼっこ。

古本屋のある街……憧れます。
この日は武田百合子の「ことばの食卓」を購入。サイン本でした。
僕のためではなく、先日、お父さんを亡くして寂しい思いをしている親友のために。
レジで本を差しだすと、感じのいい青年が(オーナーなのかな?)
チョッと嬉しそうに話し掛けてきました。
武田百合子のサイン本はたまに出るのだそうですが、「ことばの食卓」は非常に珍しいそうです。
きっと、どんな人が買うのか興味津々だったのでしょう。
僕は簡単に事情を説明しました(笑)自分のためではなく友人のためだと説明し、
チョッと冗談を言い合ってお店を後にしました……。
因みに僕が買ったのは岩下志麻が表紙の「スタジオボイス」。
好きなのです、岩下志麻お姐さま……。


人と人の触れ合い。本を大事にする人との共通の感覚……。
無くなりつつあるのだけど、決して忘れてはならない大事な何か……。
そんな大切なものを教えてくれたほんの一時の出会いでした。


2015年9月7日


ブノワ。


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僕がイコラー、会員番号 No.1! 

 

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安室奈美恵のファンをアムラー。マヨネーズ好きをマヨラー。
「イコロの森」のファンをイコラーと言うそうです……。
吉永小百合のファンがサユリストだから、そっち風だとイコリストかな?(笑)

ついでに言うと、僕が敬愛する大女優、
メリル・ストリープのファンのことをストリーパーと言うらしいです(笑)

さて、夏の恒例、吉例、北海道旅行に行って来ました。
大体、全部で12記事くらいになりますが、どうぞお付き合いくださいね。
先ずは、素晴らしい庭をチョッと飛ばして「イコロの森」から……。

僕とあけは成田から、亀ちゃんは新潟から。
(景子姐は北海道で初日の夕方に合流。)
三々五々、新千歳に集合して到着してレンタカーを借ります。
1軒、この世のものは思えないくらいに美しい庭を見せて貰い、
車、飛ばしました!もはや北海道のエッセンシャル、マストな「イコロの森」へ。

車を駐車場に入れ、エントランスに向って歩いて行くと、
とっくの昔になくなっちゃった(笑)顔の産毛が総毛立つような感覚に襲われます。
何回訪れても感じるドキドキ感、ゾワゾワ感……前回は2ヵ月前の5月の連休最後……。
今回はどんな感じかな?前回はまだ芽吹きの季節でしたから。
スタッフの皆さんが、日々、まめまめしくアップしてくれるブログのお陰で、
ガーデンの様子の大まかなことは分かりますが、
では、実際に自分の目で見てどんな感じか?琴線に触れる何かを発見することができるのか?
いつもドキドキで訪れる「イコロの森」……そして絶対に期待を裏切らない「イコロの森」。

7月3日の夕方と翌4日の早朝。それから帰京前寸前の7日の夕方にも再訪。
沢山の写真を撮って来ましたのでご覧くださいね。
そうそう、今回は団子三姉妹と一緒の旅でした(笑)そちらもご覧ください。
団子その一団子その二団子その三……です。

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今日の1枚目はスタッフの北村さんの記事で見て一目惚れしたマルタゴン・リリー。
心配だったので、入場時にスタッフの高林さんに咲いている場所を聞いてはいたんですが……。
探しました(笑)ウッドランド・ガーデンの片隅にひっそりと咲いていました。
薄暗い森の中に白とピンクのユリが幽玄に浮かび上がっていると思ったら……。
あぶなく見落としそうなくらいの小輪!(笑)
今回はこのマルタゴン・リリーが見たいと言うのも訪れるの理由の一つでしたが、
僕の普段の行いがいいせいでしょう。どうやらギリギリ間に合ったようです(笑)
早朝に廻ったガーデンの背の高いアザミの一種?
そこにはハチが3匹、夜露をしのんで休んでいるではありませんか。
朝はハチよりも活動が早いブノワ。さん、僕たちミツバチふたたびです(笑)
あっ!美しい芝生に可愛らしいキノコが!思わず踏むところでした。

イベントの時に少女が言った「私イコラーだから!」のエピソードを、
嬉しそうに語る北村さんと高林さん。そして、「それなら僕がイコラーNo.1!」
「違うわ!アタシがイコラーNo.1よっ!」と、負けず嫌いなオジサンとオバサンたち(笑)
和気藹々とイコロの森ラブを語り合う宴は時間の経つのも忘れるほどでした。

地方によって若干のズレはありますが、「イコロの森」も、
ご多分に漏れず、園内の植物の成長や開花が早かったようです。
夕暮れ時の真横から射す光に透けた花びらや葉の美しいこと……。
「イコロの森」の最大の美点はその緑が非常に美しいことではないでしょうか。
それぞれに主張し過ぎずハーモニーを持ってガーデンを形成している……。
ホワイトガーデンはそろそろ終わりに近づき、
ローズガーデンはそろそろ6分咲きくらい?

その美しいローズガーデンの様子はこちらにて……。


2015年7月12日


ブノワ。


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河合伸志さん Garden Tour at 塚原邸。 

 

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この時期の毎年の恒例になりました……。
今年も山中湖の塚原邸において河合伸志さんのセミナーを開催しました。
前の晩の激しい雨……開催すら危ぶまれるほどでしたが、全員の執念?(笑)
朝にはスッカリ上がり、暑くもなく寒くもない絶好のセミナー日和となりました。
僕的には、いい写真も撮れるし、多少の雨は全く平気なんですが、
少しでも美しいところを皆さんに見て貰いたい……塚原さんご夫妻の気持ちを考えると、
前夜に送った気の量、パワーは半端ないものがありました(笑)
どうか晴れて欲しい、雨上がりの素晴らしい庭が見られますように……。

いやいや、和気靄々と、とても有意義で楽しい時間となりました。
雨はスッカリ上がり、最後の方は薄日も射すほど。
先ずは、セミナーの前に撮った写真と、皆さんが腕によりをかけて作った、
素晴らしかった持ち寄りの会食の後に撮影した写真を見てくださいね。

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皆さん、とても真剣です。それにしても詳しい!
河合さんもたじたじの質問がバンバン飛びかいます(笑)
それを錦織 圭のようにバンバン打ち返す河合さん。まあ、その豊富な知識の凄いこと!
河合さんの凄いところは薔薇だけに詳しいのではないんですね。
植物全般に渡るその知識、自ら育ててみた実践の上に基づく知識……いやいや、凄かったです。
その深い知識、受け答えを楽しく分かるように伝える話術……矢張り一流です。
去年のセミナーの翌日に一緒に回った「バラえもんと行く八ケ岳 宿根草ツアー」(笑)
次々に買い漁っていた植物は、実際に自分で育ててみて、
きっとこうやって河合さんの肥やしになるのね。
図鑑や本に書かれたことではなく、自分の手で実際に育て、触れ、匂いを嗅ぎ……。
こうやって莫大なデータを溜め込んだ生きた字引になるのでしょう。
河合さんのいいところは分からないことは「育ててみたことないから分からない」って言うのね。
適当な受け答えはしない……そのスタンスも清々しいです。
河合さんも楽しげでした。参加の皆さんも嬉しそうでした。
今年も会を企画して本当に良かったと思います。

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忙しい中、時間を作ってくださった河合さん。本当にありがとうございます。
そして何より、素晴らしいガーデンを会場に提供してくださった塚原さんご夫妻。
なんとこの日に照準を合わせて色々としてくださったそうです。
特に、雨の日などは薔薇の花が傷まないよう、何本も何本も支柱を立て、
ビニールの雨避けを広いガーデン中してくださったそうです。
しかも真夜中に……感謝、感謝、お陰さまで素晴らしい一時でした。
お陰さまで沢山のいい写真も撮れました。
ご夫妻にお話を伺っていると、少しも満足していないんですね。
ここはああしたらいい、来年はこんな風に……既に気持ちは次のシーズンに向かっています。
今日は参加者の皆と同じアップと言う企画も立ててみました。
どうぞそちらも訪れてみてください。きっと楽しいと思います。
同じ時間に同じガーデンにいながら、全く興味の対象が違ったりします。


最近、全てに雑になって来た(笑)あけの あけの秘密の花園
庭の美しいグリーンに衣装の美しいグリーンが映える raretasteさんの raretaste~はれのかおり
いつも丁寧なお人柄、しかも物凄い知識。roseさんの My Precious Roses
今回もオシャレさん!kusakiさんの kusakiの「この植物をお買い!
メガネがお似合いのご主人と、女優然とした奥さまの。Lucy Grayの Lucy Grayの花暦日記
仔猫のことを憂う心優しいバリエさんのクラインガルテンにようこそ!
既に北の地に旅立った神出鬼没なnoraの景子さんの Nora レポート ~ワンランク上の庭をめざして~
いつも華やかな恵子さんの lovelyrose-note
場が賑々しくなる平成の木暮実千代……こにたんの こにたんのバラ*薔薇ブログ
最強のチビ助を連れて来たminikoさんの Very Happy RoseTime

そして最後に……塚原さんご夫妻の 花のある暮らし

僕はもう一つのブログ「Under the Rose。」に翌朝の様子もアップしてあります。
そちらのは超絶凄い写真が満載!どうぞ御覧になってくださいね!



2015年7月4日


ブノワ。


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Lucy Grayの2日間……。 

 

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あれはいつのことだったか……。
思い出せないくらい前、嬉しいオファーを戴きました。
お話をくださったのは、湘南台の素晴らしいガーデンショップ、
「ルーシー・グレイ」の素敵なSさんご夫妻でした。

なんでも、京都に行った際、僕の親友がやっているビストロ、
「Asperge Blanche」でディナーをした際に見てくださったのだそうです。
僕が親友のためにお祝いでデザインした店のロゴマークを……。


嬉しいですね。でも、チョッと驚いちゃいました。
開店の際にお話を戴くことはたまにありますが、
歴史ある人気店が途中で店のロゴマークを変更とは……。

僕の本業は違うことをしていますし、一年に何回か月単位で忙しい時期があります。
その辺をお話しして、スグという訳にはいかないと、少し時間を戴きました。
と、と、と、ところが!僕がグズグズしている間に何と1年も経ってしまいました。
本当は、お話を戴いて、比較的時間がある去年の5月中に仕上げる予定だったのです。
言い訳は幾らでも出来ます。通常の仕事がある日はどうしても創作活動は無理なのです。
身体の疲れということもあるけれど、なかなか気持ちがね……。
机に向かう気持ち、何かを作り出す気力がなかなか湧いて来ません。
尻に火がつかないと何も手に付かない昔からの性格は全く治っていません(苦笑)
僕の仕事は欠けているところを補う意味合いが強い仕事です。
何もないところから、ゼロから何かを作り出すのは並大抵のことでは出来ません。
本当にお待たせしてしまいました。お待たせしてしまったけれど、
文句の1つも言わずにズゥ〜っと待ってくださいました。
いつも笑顔で本当の気持ちのいいご夫婦……。

ご夫妻の希望は「Asperge Blanche」のような……。
だったのでしょうけど、文字数、使われているアルファベットなどの条件で、
同じようなものは出来ないし、「Asperge Blanch」は京都のビストロです。
そんな訳で、アルファベットの中にも少し毛筆っぽさも意識しています。
ですから、園芸店らしいもの、「ルーシー・グレイ」らしく、
また、僕らしいオリジナルの書体でデザインしました。

どうでしょう、気に入ってくださったでしょうか。
常連の方達はどう思うでしょう。イメージでしょうか?それともチョッと違う?
実際に店に行ってご覧になって戴けると嬉しいです!


今日は楽しいことに同時アップとなりました。
どうぞ「ルーシー・グレイ」のブログも訪れてみてくださいね。


今日は製作の合間に撮った写真もどうぞご覧ください。

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いい店ですよね……人気があるのがとてもよく分かります。
猫のミーちゃんは野良猫ながら店の守りの神、招き猫のようです。

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<番外編>

 作業は泊まりがけ、2日間に渡って行なわれました。
 初日、朝一にご主人と駅で待ち合わせ看板用の檜の板をホームセンターで買います。
 そして、温室に籠って、板に下地用の色を刷毛で塗り、渇くのを待ちながら、
 その合間に店舗正面の壁面にロゴを書き、看板が渇いた頃に、
 もう一回下塗りし……の繰り返し、そんな段取りでした。
 作業はですねぇ……非常に気を遣うのです。笑っているけれど、神経ピリピリなの。
 失敗は出来ないし、修正も不可能だから。
 細いラインを引く時は息を殺して描きます……。
 と・こ・ろ・が・!話し好きのご夫妻(笑)波状攻撃のように、
 ちょくちょく顔を見せてはお話をされて行きます(笑)
 きっと、気持ちよく作業して貰うための気遣いなのね(笑)
 一番驚いたのは、初日の3時頃にご主人がいらして、

  「ブノワ。さん、チョッと一息大丈夫?」って。

 コーヒーとお菓子を持って来てくださって、な、な、な、何と延々5時過ぎまで、
 ぺらぺらぺらぺらぺらぺら……さすがの僕も全く手が動きません(笑)
 そこで1日目はタイムアップ、めでたく終了と相成りました……ちゃんちゃん(爆)
 実はですね、僕は自慢するのもなんなんですが、非常に作業は早いのです。
 一応、ホテルは取ってありましたが、もしかしたら1日で終わるかも……。
 甘かったです(笑)でも、楽しかったぁ……なかなかこう言う仕事ってないですからね。
 美しい奥さまの美味しい手作りランチね。彩りも豊かでお腹一杯!
 夜は素敵なビストロに連れて行ってくださいました。
 この話しはまた今度……。




2015年6月23日


ブノワ。


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イコロの森……暮れなずむ。 

 

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念願叶って早春の「イコロの森」を訪れました……。
もうね、行きたくて行きたくて、一年中、頭の中は常に「イコロの森」(笑)
4月は一年で一番忙しい時期なので、もし行けるとしたら下旬から連休明け?
そんなこんな、考えていたら連休後半に飛行機のチケットが取れ、
慌てて行って参りました。先ずは札幌で美術館巡りと美味しいランチに舌鼓……。
したのはいいのですが、夕飯の買い物をして、JRの札幌駅に着いてみると……。
な、な、な、なんと!で、で、で、電車が動いていない!(大爆笑)
高架線が切れた?やってくれるぜぃ、悪名高きJR北海道。
しかも、今、止まったばかりと来たもんだ……さて、どうする?
都内で電車が止まって振替輸送というのならまだなんとかなりますが、
ここは北海道!しかも地理に疎い。兎に角、最寄りの駅までと思うものの、
ワインでボォ〜っとなった頭は回転速度が非常に遅い(笑)
バスだな、バスしかない。高速バスで新千歳まで行くしかない!
荷物を引っ掴んでバスターミナルへ急ぎます。急げ、急げ、日が暮れる。
イコロの森に日が落ちる……ぎぇぇぇぇぇぇ〜っ!ってなもんで、
慌ててバスターミナルに来てみれば、何と札幌行きのバスターミナルは大丸の反対側だと……。
もう無理。これ以上歩けないし、そう言えば、駅のお姉さんは、
札幌行きのバスは一時間に1本とか言っていたし。
決めました、3分後に出る苫小牧行きに乗りました。
札幌よりはチョッと遠いけど、苫小牧からタクシーね。
早く、早く、日が暮れる。イコロの森に夜の帳が下りる……。

日が長くなって命拾いしました。
苫小牧の駅でスグに乗り換えたタクシーの運転手さんは、JRの事故のこと、
今回のドタバタのことを話すと、な、な、な、なんと端数850円も負けてくれました(嬉)
ハァ……間に合った!まだまだ十分に明るい!あははは!写真が撮れます。
僕、シャッタースピードが1/30秒以下にならなければ手ブレしないのです(笑)
新調した明るいレンズも大きな武器です。シャッタースピードが早く切れますからね。
部屋にカバンを放り投げ、カメラを引っ掴んでガーデンへ……。


緊張です。体中の毛が総毛立つくらいに嬉しかったです。
憧れのイコロの森。早春のイコロの森……森とガーデンの様子は、
スタッフの皆さんがまめまめしくアップしてくださるブログで、
大体のことは分かっていました。でも、自分の目で見るとなると話しは別です。
今の時期、北海道のガーデンを尋ねることに懐疑的な人もいます。

 「だって、未だ何も生えて来ていないでしょう?」……って。

果たしてそうでしょうか?先ずは写真を御覧くださいね。
こちら「匂いのいい花束。」では到着した夕方5時30分頃から日没まで。
それから翌日の夕方の暮れなずむ風景を……ゴールデンタイム、逢魔が時でございます。
もう一方の「Under the Rose。」では、翌朝のほの暗い明け方から、
陽が昇りはじめた清々しい朝の様子を。それから翌日の朝の様子も併せて御覧ください。


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どうでしたか?何もなかったですか?
今回、特に気に入ったのはウッドランド・ガーデンの中の水仙「ナルキスス・テータテート」。
こちらのブログとあちらのブログで沢山アップしています。
クルクルクルクル……何回ウッドランド・ガーデンを廻ったことでしょう。
黄色の「ナルキスス・テータテート」が春の訪れを知らせ、
枯れて白くなった笹が幽玄さを表します。お伽噺が始まりそう……。
早春の「イコロの森」……一見、何もないように見えて、
実は春に向ってあらゆるところで命が動きだしています。
木々の新芽の美しいこと!土から顔を出す芽の初々しいこと!
地面からは名前も分からない球根類の芽が顔を出しています。
様々な色がガーデンを彩っています。楚々として自己主張をする植物たち……。
日に日に、目で見えるほど早く成長するのでしょうね。
気が付くと、手持ちではシャッターが切れなくなるくらいまで、
7時くらいまで写真を撮っていました。
意外にあっさりしていた景子姐に神は降りたのか?(笑)
他のことで頭が一杯だったあけに写真の上達は見えたのか?(爆)


今、格安チケットで考えられないくらい安く旅が出来るようになりました。
新千歳まで飛んで、車がなくてもタクシーで往復。日帰りの旅も可能です。
一年中、どの時期も美しい「イコロの森」……今シーズンの最盛期はこれからです。
今からでも遅くはありません。皆さんも是非、夏の「イコロの森」へ!


2015年5月15日


ブノワ。


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プラリ南青山探訪。 

 

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もう随分と前のことになります。
南青山の骨董通りのデザイン事務所に勤めていたことがあります。
たった11ヵ月……この我慢強く、フレンドリーな僕がどうにも我慢できなくておん出た会社(笑)
当時は景気も良く、就職も売り手市場でしたから、 面接に行って、
即「で、いつから来られますか?」って(笑)そんな時代でした。
就職が決まり、帰りに中島誠之助さんの店「骨董からくさ」で古伊万里の器を買った覚えがあります。
その「骨董からくさ」ももうないんですよね……寂しいなぁ。
何がイヤだったんでしょうね……なぁなぁな職場の雰囲気?
そうだ、社長の性格がどうにもこうにもダメでした(苦笑)
時間にルーズで達成感がなかったのも一因かもしれません。
殆どのスタッフが遅刻で昼前にやってきて深夜まで作業……タクシーで帰宅。
僕はどんなに前の晩が遅くても定時の9時には出社していましたから……。
辞めるのは簡単でした。勿論、強力な引き止めにあいましたが、
僕、嘘ついたんです(笑)

 「父の借金が500万あります。今の給料では厳しいので、
  もっと給与がいい会社に移ります。どうしても残れと言うのなら、
  会社で少し貸してくださいませんか?」って。

即、辞められました(笑)文字通り、嘘も方便。
今となっては懐かしいエピソードですね。仲のいい映画好きな男の子や、
これまた仲のいい綺麗な女の子もいましたし、楽しいことも結構ありましたしね。

その11ヵ月の間に自分の足で見つけたのが「大坊珈琲店」と「カントリーハーベスト」。
今みたいに簡単に検索するツールもありませんでした。自分の嗅覚で見付けたお店……。
「大坊珈琲店」は、昨年、ビルの老朽化で惜しまれつつ閉店しましたが、
あの時間が止まったような空間……あの入り口の扉の左側に掛けられていた、
オーナーと動物たちの不思議な油絵そのままの空間。大きくうねったカウンターが歴史を感じさせ、
土ものの器の良さを教えてくれた店ですし、本当に素敵な珈琲店でした。
それから、今、一生懸命コレクションしている、
平野遼をオーナーのコレクションを通じて知ったのも大きな収穫でした。

「カントリーハーベスト」は当時、オープンしたばかりでしたが、
友人の誕生日のお祝いに「野で摘んだように風になびく花束……。」をお願いしました。
このリクエストに応えてくれたOさんのお陰で、今まで長いお付き合いをして貰っています。
オープンしたては薔薇の花なんて置いていなかったんですから(笑)

一軒の店が街を変えることがありますよね。
「カントリーハーベスト」はそんな店の中の一軒です。
手前の「キルフェボン」が東京に初めて進出してきたのも大きいです。
人の流れが変わりましたよね。昔は殆ど人が歩いていなかった通りが、
今や、結構な人で溢れかえっていますから……。


さて先日のこと。友人と「カントリー・ハーベスト」で待ち合わせて、
「DEE'S HALL」に西田信子さんの展示会に行ってきました。
友人は男だけれど小柄なので西田さんの洋服に興味津々ですが、
メンズのサイズを展開していない西田さんの洋服は僕には小さすぎます。
実は、西田さんがご自身で着ていらっしゃるAラインのコートのようなマント……。
「マトリックス」のキアヌ・リーブスみたいなシルエット、ロロピアーナかな?
いつか欲しいのですが、メンズの展開をしていないので、
西田さんともっと仲良くなって大きめを作って貰わないといけません(笑)
僕はその前に、先ず、トートバッグかなぁ?
迷彩か深紅の大きいヤツ……西田貯金しなきゃ!楽しみです。

夜になって人通りが少なくなった裏道を歩きます。
「カントリーハーベスト」前でオーナーの深野さんにバッタリ。
今年もガーデニングショウに出られるとか……また一つ楽しみが増えました。
夕飯は、相変わらず大繁盛の「ふーみん」にて。変わらぬ味と雰囲気にホッとします。
南青山界隈も随分と様変わりしました。老朽化で建て直すビルもチラホラ。
昔ながらの店も相次いで閉店、移転……。
あ……あそこも!ここも!久しぶりに歩いてみて驚くことしきりでした。


写真は数年前の(一昨年?)「カントリーハーベスト」で撮影したフランネルフラワーです。
僕、フランネルフラワー大好きなのです。凄いですよね、あの花弁の質感。
これは確かガーデニングショウで使われたんじゃないかな?
今年もガーデニング・シーズンの幕開けですね。
皆さん、素敵な日々になりますように!


2015年5月1日


ブノワ。


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