パセリ。 

 

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ブログって時間も使うし手間も掛かるけど、日々の生活にリズムが出来るし、
メッセージのやり取りを通じて本当の意味の親友も出来たし、
なかなかのツールだと改めて思います。

小学校の時の通信簿の国語の作文の欄に「×」が付いていた僕、
400字詰めの原稿用紙を前に途方にくれていた僕が、
こうして長文を書いている不思議は、自分自身とても可笑しいと思うのですが、
好きな写真を撮る楽しみも一緒に味わえるし、
まぁ、気長に無理せずに更新していかれれば……そう思います。

さて、ブログをやっていて楽しいのは皆さんの反応ね(笑)
それに加えてコメント欄のメッセージのやり取りでしょうか……。
それから嬉しいのは、紹介した映画や舞台を時間を作って観に行ってくれたり、
たまたまアップした手料理を再現して作ってみてくれたり、
文章内で触れた絶版になった本を、わざわざ古本屋やアマゾンで取り寄せ、
読んで感想を教えてくれたり……大したことは発信していないし、
また、それが目当てではないのだけれど、
矢張り、そこは非常に嬉しい思いがするものです。

反対に、皆さんのブログで紹介されていた素敵なあれこれを、
アンテナを張ってマメマメしくチェックすることも怠りません。
ブログに限らず、テレビや雑誌で見聞きしたいいものは必ずチェック、
何年掛かろうとも自分の目で確かめに行ったりします。
11年越しで泊りに行かれた「三水館」とかね。

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さて、今日の美味しそうな料理の数々……。
目黒駅に程近い「メグロード」の地下1階にあるイタリアン「パセリ」からです。
実はこの店、去年の「MORO craft。」の記事の時に、
いつもメッセージをくださるムーさんが教えてくれた店なんです。
メッセージに追伸で教えてくださった「パセリ」……。
早速、チェックしてズゥ~っと行く機会を窺っていました。
折しも台風でしたから、親友Tと2人で行く予定でしたが、
チョッと会う用事があったので、おそらく原稿のチェックでてんてこ舞いだろうけど、
あけを喰いもので釣ったらスグ釣れました(笑)

僕ねぇ……勝手に物凄い勘違いをしていたんですが、
オーナー・シェフが1人でやっているカウンターだけの小さな店だと思っていたのね。
カウンターだけじゃなくてキチンとテーブル席もありました。
だから今回はカウンターで楽しく会食が出来る最大人数の3人で初訪問です。

いやいや、どの料理も大変に美味しかったです。
メニューを見ていると上から下まで全部食べてみたくなる魅惑のラインナップ。
店のオリジナルのメニューも沢山あります。
先ずは気になるものからダァ~っと頼んでみました。
どの皿にも店の名前の由来であるパセリの微塵切りがふんだんに振り掛けてあります。

シェフ、1人で切り盛りするのは大変でしょうね……。
こちらに店を出して19年目だそうです。
予約の電話をしたその受話器を通した声から、
店の持つ雰囲気やおおよその感じは掴めますね。
非常に快活で威勢のいい声だったんです。

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既に亡くなっていますが、イギリスの名優にダーク・ボガードがいます。
「召使」「地獄に堕ちた勇者ども」「ベニスに死す」や「愛の嵐」が一番有名かな?
イギリスの貴族や退廃を演じさせたらピカ一で、威厳と色気を兼ね備えた希有な存在でした。
彼は文章の才能にも恵まれていて、何作かの本も出しているそうなんですが、
残念ながら日本語で読めるのは1冊だけ。
アメリカに住む老婦人との往復書簡集の「レターズ ミセスXとの友情」だけです。


ある日、アメリカに住む老婦人(マダムX)が、
美容院の待ち時間の間に雑誌をパラパラ捲っていると、
そこに驚愕の写真と記事を見付けます……。
自分がアメリカに越してくる前に住んでいたコテージに、
何と映画俳優のダーク・ボガードが住んでいたのです。
懐かしい景色とそこに住む人気絶頂の映画スター……。
驚くマダムX、おそるおそる出した1通の手紙から文通が始まります。
懐かしい家の様子、垣間見る映画界のあれこれ……。
次第に俳優は忙しくなり、やがて文通は疎遠に……。
この関係はマダムXの死をもって文通は終わりを迎えますが、
決して会うことのなかった2人の関係は、
手紙のやり取りというゆったりとした時間の経過や、
映画が全盛だった、古き良き時代背景も相まって、
読む者にノスタルジーを感じさせてくれる名著だと思います。

ムーさんと僕は、ダーク・ボガードとマダムXなんですが(笑)
(親友に、ムーさんと会ったことがないって言ったら驚かれました(笑))
「パセリ」にお誘いしたらデートしてくれるかしらン?(笑)
そんなこんな、楽しいことを思いながら微酔い気分で帰宅した台風の夜でした。
ムーさん、いい店を紹介してくださってありがとう!


2016年9月4日


ブノワ。


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小松菜ジュースふたたび。 

 

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僕がジューサーミキサーにハマっていることはこのブログにも書きました。
もうね、何でもグルグルガリガリ回してみたい(笑)粉砕してみたい(爆)
毎朝、バナナジュースを作って仕事前に飲んでいましたが、
ハタと思い立ち、あら、懐かしや、小松菜ジュースを作って飲むようになりました。

小松菜ジュースは、僕を随分と可愛がってくださった、
故 宮本美智子さんが教えてくださったレシピです。
作り方はいたって簡単です。

材料 小松菜……1/3把
   トマト(小)……1個
   レモン……1/3
   胡瓜……1本
   セロリ……1本
   塩……ひとつまみ 
   オリーブオイル……適宜

大体こんなものです。
これをガァァァァァァ〜ッとジューサーで撹拌します。
小松菜が口に残りますから結構、しっかりと撹拌することがポイント。
廻りにくいので、水を少々入れてもいいです。それから冷たくしたい時は氷2個くらい。
オリーブオイルはチョッとお高くてもいいものを使いましょう。
入れることで非常にまろやかな食感になります。
塩は必須かな……入れないとボンヤリした味になっちゃいます。
入れる野菜や分量は好みで変えてみてください。
これだけで桃の凄く美味しいので、飲みにくいと言うことはありませんが、
バナナやリンゴなど、果物を入れてもいいかもしれません。
でも、あくまでも小松菜がメインであることをお忘れなく。
これ、腹持ちいいです(笑)よくダイエットにいいって言われますが、
オリーブオイルを食前にスプーン1杯飲むでしょう?
そうすると少しだけ満腹感が得られるって……。
ビックリするくらいに美味しいですよ。
写真は撮影用にお上品な小振りのグラスに入れて撮りましたが(笑)
実際はもっともっと大きいグラスで戴きます。
ビールジョッキくらいのでグビグビ豪快に行きます。
お通じも良くなりますよ、是非、お試しください。


さて、この記事を書くにあたり、昔の記事を読み返していて愕然としました。
宮本さんが亡くなってから20年が経とうとしています……。
まさに光陰矢の如し、自分はこの20年間一体何をしていたのかとも思います。

ここにチョッとしたエピソードがあります。
大親友(当時30才チョッとくらい)が二十歳そこそこの、見栄えはいいけれど、
チョッとオツムの軽い感じの一回りも年下の男の子を好きになった時、
そのことに(手玉に取られている感があった)批判的だった宮本さんに僕が言ったのです。
 
 「今は若いけど、彼ももう少し大人になればきっと良くなりますよ……。」

それに対して宮本さんが、

 「あら、アナタ、自分の二十歳のころのことを思い出してみなさいよ。
  まともな子は若い頃からまともなものよ。」

人間はそんなに簡単に変わらないと言うことでしょうか。
自らを省みて、あの頃から何か変わったでしょうか……。
年は重ねても中身は全く変わっていないような気がします。

随分と可愛がって貰いました。引っ越ししたいと言うと、
吉祥寺から三鷹までを一緒に歩いてくださり、

 「アナタ、住むならこの辺がいいわよ……。」

仕事で御殿山の辺りを歩くたびに宮本さんの鈴が鳴るような声を思い出します。


宮本美智子さん関連の記事です……。
お時間がある時にでも読み返してみてください。

アトピーよさようなら
若さの秘訣って?
いつまでもいっしょに。



2016年8月29日


ブノワ。


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火は使いたくないのだけれど……。 

 

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暑い日が続いています……既に亜熱帯と化した日本……。
ゲリラ雨、凄かったですねぇ……皆さん夏バテなんかしていませんか?
僕は「どうしてこんなに忙しいの?」と、溜め息をつくくらいにバタバタ……消耗します。
ついつい冷たいものを飲み過ぎて、さらに元気がなくなってしまう悪循環。
でもね、心してマメマメしくご飯は自分で作っています。

 「そうだ!今日は暑いから素麺にしよう!」

グッドアイディアに思えますが、素麺を茹でるにも火は使う(涙)
暑いので火は使いたくないのだけれど、冷や奴ばかり食べている訳にはいかないので(苦笑)
火の使用は最小限にして、頑張ってキッチンに立っております。
今日はそんな僕の奮闘の証をチョッと……。



「茸クリームパスタ」
先ずは今日の1枚目、親友が「涙が出るくらいの感動!」と言ったクリームパスタ。
僕、あまりクリーム系は作らないのですが、たまには趣向を変え茸で作ってみました。
舞茸、しめじ、マッシュルーム……バターとオリーブオイルでソテーして、
牛乳、生クリーム、パルメジャーノレジャーノ、胡椒を思い切り投入……。
クリームのソースをトロッとさせるコツは、ソースにチョッと茹でたお湯を加えること。
さらに盛りつけた後もパルメジャーノをガリガリガリガリ……チョッとカロリー高いかも(苦笑)
そうそう、クリーム系には味噌を、トマト系には醤油を隠し味でチョッと入れるといいです。
器は波多野正典さんの織部焼き。緑の器って好きなのです。
素敵な器が揃っている六本木の「SAVOIR VIVRE」で購入。


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「焼きサラダ」
我が家では毎回〜サラダが必須です。
サラダって言うよりも野菜を一杯食べたい……そんな感じなんですが、
生野菜って結構、マンネリしますよね。生でそれほどバリバリ食べられないし(苦笑)
気分転換に作ったのがこちら。ズッキーニと舞茸、インカのめざめを、
ニンニクで香り付けしたバター&オリーブオイルでソテー。
パルメジャーノレジャーノをガリガリガリガリ……トマト、クレソン、ルッコラを添えました。


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「アスパラガス&インカのめざめ&舞茸のオーブン焼き」
たまにはオーブンを使おうと言うことで、サッと塩茹でしたアスパラガスと、
舞茸、インカのめざめにとろけるチーズを乗せて焼いたもの。
チーズの香ばしい匂いが食欲をそそります。


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「ルッコラ・セルベティカの山盛りサラダ」
これは恵比寿に映画を観に行った帰りにマルシェで買ったルッコラのサラダ。
今ではルッコラをごくごく普通にスーパーなどで買うことが出来ますが、
出始めの頃は珍しくてねぇ……自分でも栽培したけれど、食べる量に収穫量が追いつかない(苦笑)
ルッコラは買うに限る……学習したものです。キッカケを作って下さった宮本美智子さん……懐かしいです。
マルシェに出ていたのは通常のものではなく野生種の「ルッコラ・セルベティカ」。
これはいいですね、匂いも苦みも通常のものよりも強くて美味しいです。
ヨーロッパとかに行くと漏れなくこちらのタイプじゃないかな?
てんこ盛りのルッコラにブラウン・マッシュルームのスライスを乗せます。
我が家ではホワイトは使いません。ブラウンの方が土臭くて好き。
マルシェって生産者の顔が見えて、新鮮な野菜が手に入るんだけど、
あれもこれもってやっていると、結構な金額になっちゃいますね(苦笑)
ガラスの器は栃木の「MOROcraft」で購入しました。
いつ行っても何かしら新しい発見がある素敵な店です。


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「トマトの冷静パスタ」
パスタもたまには冷たく……そう思ったんだけれど、
取り敢えず熱湯で茹でる訳だからあまり変わらないですね……。
トマトは小粒のものを用意し、沸かしたお湯で湯剥きします。
湯剥き、必ずしましょうね。そのまま使うと皮がクルンと、
ストローみたいに丸まって見栄えも舌触りも悪いです。
パスタを茹でるお湯に、お尻を十字に切れ込みを入れたトマトを入れ、
皮が捲れて来たら冷水に取って剥きます。簡単だから面倒臭がらずに!
トマトの水煮缶を使う時はカット状のものではなくホールのものを潰して使いましょう。
ホールのものは皮を剥いてあるけどカット状のものは皮付きだからです。
この時はニンニクを使わずにトマトとオリーブオイルの風味を生かしました。
冷製パスタの場合は湯で時間はチョッと長めにね。
器はコレクションの古伊万里から白抜きの蛸唐草。
オークションはいいです、普通に骨董店で買う1/10で手に入りますから。


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「豚肉の塩麹焼き」
先日の八ケ岳の小旅行の時に買って来た「七賢」の塩麹……。
そろそろ残り少なくなって来ました。ステーキ用の豚肉に塗り、少し置きます。
ソテーする時にニンニクを入れました。チョッとバテていたから。
この日は面倒臭いので野菜も一緒盛り、ワンプレートでございます。
そう、僕ってマヨラーみたいですね(笑)
器は先日の金沢旅行の時に立ち寄った店「phono」で購入。
古いもの、新しいもの……非常に品のいい品揃えでした。
非常に感じのいい店主と暫しお話し……それもまた旅の楽しみです。


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「アスパラガスの豚肉巻き」
美味しそうなアスパラガスを戴きました……。
そのまま茹でてサラダに入れてもいいのだけれど、この時は豚肉を巻いて軽く焼き、
他の料理をしている間にチーズを乗せてそのままオーブンへ。
付け合わせは残り少なくなって来て寂しいインカのめざめ。


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「舞茸のサラダ」
舞茸は一番好きな茸かもしれません……。
「香り松茸、味しめじ」って言うけれど、そのどちらも優れているのが舞茸だと思うの。
日光の霧降高原で食べた舞茸のソテーが忘れられず、たまに家でも舞茸をバターでソテーします。
今では普通に手に入るようになったロメインレタスを手で千切り、トマト、紫タマネギと一緒に戴きます。
この何の変哲もない白い器はかれこれ30年使っています……。


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「黒毛和牛のソテー」
美味しそうな牛肉が手に入りました……。
さて、どうするか?ステーキにするには薄過ぎなんだけど、
その他は何にでも出来そう……肉じゃが?でも、チョッと味の濃いものが食べたかったので、
普通に焼いて、今回はタイの醤油で味付けしました。ナンプラーじゃないですよ。
日本の醤油に較べてちょっと甘みがありクセがある感じ。
付け合わせは残り物のしめじとピーマンね。
器はタイのウブドで買った最高級のセラドン焼き……超重たいです(苦笑)


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「パテ・ドゥ・カンパーニュのサラダ」
友人から貰ったパテ・ドゥ・カンパーニュ……。
少し残ったので、食べやすい大きさにカットしてサラダにトッピングしました。
トマトやレタスなどは、どれもパテと同じくらいの大きさにカットします。
料理の基本は具材の大きさを揃えること……食べやすさは必ず留意したいです。
我が家のドレッシングですが、特別作ることはしません。
好みに合わせてレモンだったり紫蘇のドレッシングだったり塩だけだったり。
器は、今、鎌倉で「OLTREVINO」をされているchieさんご夫妻が、
以前、帰国前に鎌倉でやった展示販売会で購入したイタリアのもの。


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「パルメジャーノレジャーノのサラダ」
チョッと前に親友がパルメジャーノレジャーノの大きな塊をくれました。
いい奴ですよねぇ(笑)せっせと使わないと、下手をすると黴びてしまいます。
いつもは何にでも削って振り掛けるんですが、この時は薄くスライスしてトッピング。
残り物の野菜が一段と美味しく感じられるから不思議です。
器はディエップのブロカントで購入しました……えっちらおっちら持って来た!(苦笑)


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「ラクレット」
北海道の美女から送られて来たチーズセット……何だか嬉しいやら恐縮するやら。
その中の一つに「ラクレット」の文字……スグに思い出すのは帯広は北の屋台村の、
極上のワインと料理を食べさせてくれる「プチ・プレジール」……。
こちらで絶対に頼むラクレットを思い出し、真似て作ってみました。
「プチ・プレジール」ではチーズを掛ける素材をじゃがいもとパンから選べるんですが、
今回は戴いた「インカのめざめ」を使用。ウゥ〜む、美味!帯広に行きたい!(笑)
僕が写真を撮っていると、それを意識してマスターがチーズを溶かし掛ける手がスローになる訳。
そうすると、自ずと大量のチーズがじゃがいもに……。
気のいいマスターと料理自慢の奥さま、元気にしていらっしゃるかな?
器はバルセロナ在住のgyuさんのショップで買ったもの。


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「豚しゃぶしゃぶサラダ」
僕、肉は豚肉が一番好きなんです……。
しゃぶしゃぶも豚肉が好き。サラダのバリエーションはいつも頭を悩ませるところなんですが、
この日は国産のいい豚肉が手に入ったので迷わず冷製しゃぶしゃぶサラダ。
レタスを使い切りたいので千切って下に敷き、ゆでて冷やした豚肉を盛ると、
千切りにした大葉と茗荷、それから白髪葱をトッピング。
花唐草の器は江戸時代のアンティーク。オークションで落札。
結構、大きいです……尺皿(30センチ)はありますよ。


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「麻婆豆腐 by 山口百恵」
僕の麻婆豆腐の味のバリエーションは2つあります。
ごくごく普通に中華風のものと、その昔、山口百恵が料理番組で披露した和風のもの。
今回は山口百恵風にしました。豚ひき肉を、みじん切りにしたニンニクと生姜で炒め、
水切りをした豆腐を大きめにカットして投入(我が家は絹ごし豆腐を使用。)。
豆腐が潰れないように木べらでそっとかき混ぜながら、ごま油と一味唐辛子で辛み調整。
味付けは醤油ですが、塩でもいいですね……臨機応変工夫したいです。
仕上げは片栗粉でとろみを出します。
器はタイで購入したセラドン焼きのボール。


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「豚肉ミソ炒め」
何となく台所に半端な野菜が残っています……。
そんな時は全部まとめて面倒を見ましょう!豚肉を買って来て一緒に炒めます。
茄子、ピーマン、ズッキーニ……たまには味噌味なんていいかな?
ピリ辛にするとご飯が進みますね。夏場は味噌味が身体にもいいみたい。


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「ガスパチョ」
ところで、最近スープにハマっております(笑)
前から目の片隅には入っていたんですが、我が家のポンコツ、ジューサーミキサー。
暑いのでこれを活用しよう!そう思い立って作ったのが「ガスパチョ」……。
作るのは人生で2回目になります。水っぽいのはイヤなので、
食べるスープを念頭に結構ドロドロ。ニンニクは少なめにしました。
歯ごたえを楽しむためにキュウリとピーマンの賽の目切りをトッピング。
因に人生で一番美味しかったガスパチョは、スペインのマドリッドの、
チュイカと言う、所謂、ゲイタウンの小さなレストランで飲んだガスパチョ。
国営の豪華なパラドール(史蹟をホテルの改装したもの。)の、
レストランで飲んだガスパチョよりも美味しかったです。
スープ皿はパリのアンティーク屋であれこれ合わせて24ピースを、
段ボールに入れて持ち帰ったもの。よくやりますね、今は出来ないや……。


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「インカのめざめのヴィシソワーズ」
ジューサーミキサーの味をしめて作ったのが、インカのめざめを使ったヴィシソワーズ。
これは芋の特徴を生かして濃厚な一品に仕上がりました。
インカのめざめの黄色い実がまるでカスタードクリームみたいですね。
このリチャード・ジノリのスープ皿もフィレンツェからわざわざ段ボールで持ち帰り……。
だって、物凄く安かったんだもの……フィレンツェから先ずは夜行でパリへ……。
駅に出迎えてくれたパリの仲間が呆れ顔でした。


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「ミートボールのトマトスープ」
たまには熱いスープでも……そう思って作ったのがこれ。
ミートボールは鶏肉と舞茸、長葱と卵黄で纏め、
スープはトマトやセロリ、タマネギなどを入れてジューサーでガァァァァァァ〜っ!(笑)
これはこのままパスタのソースとしても使えます。
分かっているんですけど、夏は暑いものが身体にいいですね……。


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「枝豆のポタージュ」
もうね、ジューサーミキサーを使いたくて使いたくて(笑)
次に作ったのが「枝豆のポタージュ」……こちらも結構ドロドロです。
枝豆は茹で、粒が2つしか入っていないものを選別して使用しました。
3つ入った立派なものはそのまま塩を振って食卓に……気遣いしましょうね。
翌日のランチは器を替えましょう……チョッと気分が変わっていい感じ。


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「薔薇餃子」
さてさて、大トリを飾りしは、僕の十八番の「薔薇餃子」です。
餃子はいいですね。ニンニクに生姜タップリ!暑い夏にはピッタリです。
作り方はいたって簡単ですから省きます(笑)
材料だけ書いておこうかな……キャベツ、白菜、ニラ、豚肉ひき肉(脂身が多い方がいい)です。
僕の餃子はこの1種類のみ。海老を入れたり椎茸を入れたりの邪道はしません。
餃子はシンプル・イズ・ベストと思うから。
色絵の古伊万里の大皿は、西荻窪の骨董店の女主人に、

 「ちらし寿司なんか入れたら素敵よねぇ……。」

そう勧められて購入したもの。
でも、未だ一度もちらし寿司はしていません(苦笑)


2016年8月21日


ブノワ。


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胡瓜の馬に茄子の牛……。 

 

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 「この青茄子は私のように瑞々しくて新鮮なんですよ……。」

紙袋を僕に渡しながら美しい奥方Mが言った……。

 「但し、皮はウチの奴の面の皮みたいに厚いんです(笑)」

そう後ろからそっと僕に耳打ちしたのはご主人で、
園芸マダム垂涎のモテ男H(笑)


園芸マダム垂涎って言うのもチョッとコワイけど(笑)いつも仲良くして貰っている、
ただいま、絶賛超豪華サマーバカンス中の「ルーシーグレイ」の2人と、
親友のT、それから原稿に行き詰まっているクセにゲーム三昧、惰眠を貪り、
「高太郎」の名前を出した途端に飛び付いて来た偉大なるガーデンライターのあけ
5人で先日のズッコケのリベンジ&暑気払いを兼ねて、
なかなか予約が取れない渋谷の「高太郎」に行って来ました。
リベンジと言っても、僕は何度も「高太郎」に行けるので嬉しいんですけどね……。

2人は、一皿ごとに唸ったり感嘆の声を上げたり……連れて行って本当に良かったです。
それから、いつもはご主人が運転することが多く、そうなると一緒に飲めませんから、
なるべく車ではなく、全員で楽しく飲めるように段取りしたかったの。
飲めるのに運転があるからって他の人が飲んでいるのを見ているのは可哀想ですから。
えっ?あけ?アレはいいの。下戸だけど食い気で負けていないから(笑)

怒濤の料理、お酒に良く合う絶妙な料理の数々、御覧ください。
何だか毎回、同じようなメニューを頼んでいますが、
メンチにグラタン、あれもこれも「マスと!」って言っていると、
ついつい同じになっちゃうんですよねぇ……。

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和気靄々と、楽しい宴はアッと言う間に過ぎていきます。
お酒も進みましたねぇ……酒が好きで飲みっぷりがいい美しいマダムと一緒だと、
お酌し、お酌され、次々とお猪口が空くから不思議です。
変な気兼ねをせずに心置きなく過ごす時間、堪能しました。
しかし「高太郎」は本当にいいですねぇ……料理や酒は勿論なんだけど、
寡黙なオーナーの仕事、フレンドリーなスタッフ……。
居心地が良くてスッカリ長居してしまいます。



さて、今日の1枚目の写真は美女Mがくれた青茄子と胡瓜。
茄子と胡瓜を見ると、即、思い出すのはこの歌……。

 「ぼんぼんぼんの十六日に、地獄の地獄の蓋が開く。地獄の釜の蓋が開く。
  盆提灯を飾りましょう。胡瓜の馬に茄子の牛……。」

今、「シアタークリエ」で絶賛上演中の「頭痛肩こり樋口一葉」の挿入歌。
こちらは来週観劇予定です……凄く楽しみ!


美マダムが丹精こめて育てたものを収穫してお裾分けしてくれました。
どんだけ広い畑を持っているの?……って感じですが(笑)
「インカのめざめ」「インカルージュ」に続いての差し入れ。
お陰さまで食卓が豊かになりました。ありがとう!

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上の写真は定番の焼き茄子。うん……確かに皮は厚いかも……(笑)
お出汁はしっかり自分で取りましょうね。
次は肉詰めを作ってみました。大きい茄子だからタップリ肉が詰まります。
夏バテ気味なので、ニンニクを潰して油に風味を付けて……。
手前のピーマンの肉詰めは死んだ母の十八番でした。
学校もろくに行けずに定年まで忙しく働き通しだった母ですが、
インスタントや冷凍食品を食べさせられたことは一度もありません。
簡単だけれど必ず手料理で食べさせてくれた……有り難いです。


で、チョッと驚いちゃったんですが、
「高太郎」が開く前に、店の外で茄子と胡瓜を受け取ったんですが、
フと、あけのカバンの中を見ると、青茄子が1つチラりと見えたの……。
アレ?1個だけどうして?……本当は僕のところに来るハズだった青茄子を、
駄々をこねて、甘言を弄してマダムMを騙し、あることないこと言い張って脅し、
半ば奪うように貰ったに違いない……奪ったじゃ聞こえが悪い?
じゃぁ、くすねたに違いない(苦笑)くすねたって言っちゃいけないか……がめた?強奪?(笑)
ウチに来るハズだった青茄子1本だけ横取り……一体どうするんだろう(苦笑)


2016年8月17日


ブノワ。


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食の大地、北海道。 

 

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北の大地、食の大地、北海道です。
今回は比較的ゆっくりの旅だと言うことで、
いつもバタバタとせわしなくコンビニでおにぎりを買い、
車の中で食べたりすることはない……と、思ったのですが、
矢張り睡眠時間3時間でホテルのロビーに4時集合……。
こんなことをしていたら、矢張りコンビニ朝食が数回(苦笑)
仕方ないですね……光は貴重ですから……。



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先ずは順番に……。
「陽殖園」で興味深いツアーを楽しみ、次の取材に向います。
時間が読めませんから、行き当たりばったり飛び込んだ小さな町の食堂……。
この町にはここ1軒しか食べる店がないそうです。
「おばあちゃんのカレー」……。
何だか懐かしいですね。家庭の味、おばあさんの代から伝わっているのでしょう。
僕、こう言うの嫌いではありません……。

わざわざ旭川に泊まってでも食べに行きたかった「大黒屋」は予約が取れず断念。
代わりに行ったジンギスカンは、あまりにも「大黒屋」とかけ離れていて、
シオシオのパー……写真、ありません(笑)


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美瑛で泊まったペンションの夕飯……。
これで4人前。サラダとかコロッケは2人で取り分けて戴きます。
夏のガーデン巡りの旅、宿で夕飯ってなかなかないから楽しかったな。
お酒のラインナップが少々淋しくて残念でしたが……。


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美瑛から帯広に車を飛ばし、「十勝ヒルズ」で昼食をと思ったら40分待ち……。
時間ないのですよ……アッサリと諦めて園内をチョッとだけ散策。
電車の時間が決まっている福岡さんをキッチリ見送らなければいけません。
だったら駅近くのどこかで……なかなか手頃な店がなくてパスタ屋へ。
スグに座れましたが肝心のパスタがなかなか出て来ない……。
念のため、初めに言ったんですよね。時間がないので急いで欲しいって。
結局、パスタが出て来たのは電車の20分前(苦笑)
食べました、超高速で。最初の一口で喉が詰まりそうになったじゃん!(爆)
丁度キャンペーンの最中の冷製パスタでした。3人で同じもの、
そして冷製だったら早く食べられる?それにポスターの写真は幾らなんでも盛り過ぎだろう……。
そう思っていたら、出て来たのは写真と同じくらいのボリューム(笑)
大体、味は何だっけ?写真を見るとサーモンとイクラの親子丼みたい。
なかなか美味しかったハズ……確かそう思います。覚えていないの、3分で食べたから(爆)


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「イコロの森」の皆さんと夕飯を共にした千歳の「BISTRO RUELLE」
いやいや、休みの日にわざわざ開けてくださり、
お陰さまで和気靄々と素晴らしいディナーを楽しみました。
若くてハンサムなシェフが切り盛りしています。
まだ2月にオープンしたばかりだそうですが、千歳市の新しい風になること受け合いです。
また次も訪れたい素敵なビストロでした。今度はアラカルトで頼んでみようかな?


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残念だったのはこちら……。
店の名前も場所も書きません。
ランチでした。何ていうんでしょう……古いんですよねぇ……感覚が。
フランス料理とはこう言うもの……既成概念だけは立派なんだけど……。
何品も何品も大して美味しくない料理を出すのではなくて、
ワンプレートでいいから、しっかりと実のある料理を出して貰いたいです。
アイスクリームから桃が落っこちちゃったまま持ってくる……エディブルフラワーはいりません。
それから、何度も何度も書きますが、僕はこの「カプチーノ仕立て」は嫌いです。
何故なら汚らしく見えるから。皆さんはそう思いませんか?


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最後の1枚はいつも帰りしなに訪れることが多い「ミオン農苑」の、
杏のタルトとキンキンに冷えた白ワイン……これがまた合うのです。
何故だかいつも同じものを頼んでいるような気がする……。


今日の1枚目は最初にお邪魔したお宅でご馳走になったポトフ。
これ、凄く美味しかったです。
僕も真似て作ってみようっと!


来年の夏は訪れるガーデンを絞り、
美味しい食事に留意して計画を立ててみようかな?
実はもう大まかな計画は出来ているのです(笑)


2016年7月28日


ブノワ。


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インカのめざめ&インカルージュ。 

 

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金沢から帰り、次の旅の準備で慌ただしい中、

 「ビぃンボぉぉぉぉ~っん!」

お美しい方から荷物が届きました。
僕の場合、何か物を貰うとスグに格上げになり、
そうでない方もそれなりに(笑)どんな人も美人になっちゃうんですが(笑)
この方は本当にお綺麗……女優かと思うくらい。
以前、さる催し物の前のランチの席でお目にかかった時、
チョッと遅れてきたその方を見て、ブノワ。さん驚いたのね。

 「だ、だ、だ、誰?この美人?」って。

だってガーデニングのオバチャンたちって真っ黒に日焼けして、
化粧も手抜き(笑)喋るジャガイモだと思っていますから(笑)
その美しい方、実は前にも1回会ったことがあったのですが、
場所が変わったこと、さらに綺麗におめかししていたこと……誰だか分からなかったの。

それ以降、仲良くして貰い、
実は美しさの陰に持ち合わせている彼女の「猛毒」にあたらぬよう、
ご主人と2人、適当にイジらせて貰ってきましたが、

 「インカ、インカ、インカぁぁぁぁぁぁ〜っ!インカの秘宝送れ!」

前から煩く催促していたじゃが芋が届いたのです。
今、人気の「インカのめざめ」と「インカルージュ」……。
僕ね、「インカ」と聞くと条件反射で「秘宝」が出て来る訳(笑)
小さい頃にテレビの洋画劇場で見た「インカ王国の秘宝」……覚えている訳。
だからいつも「インカの秘宝」って言っちゃうんだけど、
送って下さったのは「秘宝」ではなくて「めざめ」ね。



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待ちきれず旅の前日に簡単に作ったのが、
「インカのめざめ」を茹でてバターと、
パルメジャーノ・レジャーノを削っただけのもの。
ウゥ〜む、こってりしていて美味しい!
シンプルが一番って言ういい見本ですね。

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旅から帰り、暑いのにしゃぶしゃぶをやりましたが、
余った牛肉などで急遽こしらえたのが「インカのルージュ、すき焼き風」(笑)
我が家では料理に砂糖を殆ど使いません……和食もね。

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「インカルージュ」を多めに炊いたため、チョッと余っちゃったのね。
折角、火の通った「インカルージュ」……何か応用出来ぬものか?
で、思い立って作った「夏野菜と茸のカレー」……。
茄子、ズッキーニ、ニンジン……ラッキョウは親友が漬け込んだピリ辛のもの。
今、インスタントのカレールーって凄いですね!
これは4種類のメーカー違いの辛口をブレンドしました。

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最後の1皿は、昨晩の夕食の前菜……。
「インカのめざめ」を3ミリくらいの厚さにスライスしてカリカリにソテー。
唐揚げ用の鶏肉は薄くスライスして片栗粉をまぶし、
オリーブオイルとバターでソテー。ブラックペッパーとシーズニングの薬味をガリガリ……。
あとは冷蔵庫の残り物の野菜を千切りにしてオリーブオイルとレモンを絞り……。
簡単ですけど1皿でお腹一杯になるくらいのボリューム。
味は付いていますけど、ポン酢よし、マヨネーズよし、何でも来いの優れもの。
お皿は模様の入ったものではピカイチのリチャード・ジノリのミュージオ。
これはいいです。ロイヤルコペンハーゲンと並んで藍の皿の最高峰。
勿論、こちらは転写紙で、ロイヤルコペンハーゲンは手描きですから、
価値としては比べ物になりませんけど、ミュージオのカップ&ソーサーとか大好きです。
これ、フィレンツェから段ボール箱に入れて夜行列車でパリに持ち帰ったんですよねぇ……。
駅に出迎えに来た友人たちの呆れ顔……だって安かったんだもの(嬉)


「インカのめざめ」……いいネーミングですね。
それに較べて「インカルージュ」はチョッと安易だなぁ。
「インカのときめき」とか「インカの夕暮れ」とか?ダメ?(爆)
どうです、我が家に食材を送ると余すことなくキッチリと使い切りますよ。
皆さんも送ってみたくなったでしょう?あら、ならない?(爆)

そうそう、危なく美しい方の猛毒に当たりそうになったのは、
「インカルージュ」を「インカのルビー」と嘘を教えられたのです(笑)
ダーリンに内緒でルビーの指輪を買ったからに違いないのですが、
どうやら頭の中がルビー色に輝いていたらしい(苦笑)
はぁ……危なかった。危うく恥掻くところだった(爆)

でもいっか、美味しかったぁ……。
お美しい方、お陰さまで食卓が豊かになりました!


2016年7月12日


ブノワ。


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Bistro de La Conti を愉しむ。 

 

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一人旅においては、ほとんどの場合、昼食を食べないことが多いです。
何でしょう……時間が勿体ないって言うのもあるし、
一人でレストランも昼間はチョッと憚られるし、
かと言って、ラーメンや丼ものだけで昼食が終わっちゃうのもイヤだし……。
結局、食べないことが多いです。但しディナーは別。
一人でも平気でレストランに入れますから、キッチリ検索して予約を入れます。
予約しないで満席……旅先では一番避けたいです。


さて、宇奈月温泉、金沢と新鮮な海の幸尽くしでした。
そうなると食べたくなるのが洋食ね。
いつも検索するサイトで幾つかリストアップしましたが、
初金沢でお世話になったのは「Bistro de La Conti」
HPがちゃんとあるのも望ましかったです。
予約の電話を入れましたが、対応してくださった方(実はオーナー・シェフだった。)も、
非常に感じがよくて、電話を切ったあと、すでに「この店にして良かった。」……。
きっと、料理も美味しいに違いないと確信させられるのでした。
昼間はチョッとあちこち出掛けていましたから、ホテルに帰ってシャワーを浴び、
チョッと遅れて到着し、通された個室は2人用のこじんまりとした居心地のいい空間でした。
汗掻きましたし、一人で飲める酒の量は決まっています。
スパークリングワインを1本頼み、迷いに迷った末に頼んだ料理です。

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 パテ・ド・カンパーニュ
 ウニとクレソンのサラダ
 ホワイトアスパラガス(北海道長沼産)ソース・オランデース
 やなぎぱちめ(うすめばる)のポワレ、ソース・ブール・ブラン
 バニラアイスクリーム(クレームブリュレ風)
 エスプレッソ


本来は2~3人でシェアして丁度いい量なのだそうですが、
色々食べたいからと無理を言って少なめのポーションにして貰いました。

どの料理も美味しかったです。
オーナー・シェフがサービスしてくれたりもしますが、
その日は、入って1日目の新人くんがホールを担当していました。
分からないことはキチンとシェフに聞きに行きます。いいですね、いい加減じゃなくて。
次に行く頃にはいっちょまえのギャルソンになっていることでしょう。
金沢を訪れる楽しみが一つ増えました……。


「Bistro de La Conti」
  石川県金沢市玉川町5-4 / Tel. 076-255-3418
  18:00〜23:00(ラストオーダー 22:00)毎週日曜日、第一月曜日休み。
  ただし、祝祭日前の日曜日は営業。



2016年7月5日


ブノワ。


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「めくみ」……運命を感じました。 

 

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縁とは本当に不思議なものです……。
僕が金継ぎ習っていることは、このブログでも折々に触れていますが、
教室は湯島のカウンターだけの酒処が休みの日にやります。
日曜、月曜、2日に渡って3回の教室を、それぞれ自分の都合で選択できるので、
笑っちゃうことに、お弟子仲間の顔も名前も今一分からないでいます。

1年半以上前のことだったかな……。
その日の教室に初めてお目にかかる男の人がいました(お弟子仲間は圧倒的に女性が多い。)
作業をしながら隣の席で聞くとはなしに聞いていた会話……。

何でも飲食店で働いているその方、Mさんは、
仕事の終わりが深夜を過ぎることがあるそうで、
そのまま頑張って朝まで起きていて、金沢まで飛行機を飛ばして極上の寿司を食べに行く……。
のだそうです(新幹線はまだ開通していなかった。)
お師匠さんも周りのお弟子仲間も「へぇ~っ!」ってなもんで、
ひとしきりその寿司屋のこと、どれだけ美味しいか、
また、ご主人の魚へのこだわり、仕入れにかける情熱に耳を傾けたのでした……。

いつか必ずこの寿司屋に行く……その時、そんな予感めいたものを感じたのが、
今日の写真の、すし処「めくみ」です。


宇奈月温泉での結城美栄子さんの朗読会に行くことを決めた時から、
一人足を延ばして金沢へ。さらに金沢の目的は兼六園でもなければ「金沢21世紀美術館」でもなく、
「めくみ」に行くこと……他のことは何も考えられない有様(笑)
金沢入りした午後に訪れた「金沢21世紀美術館」を早々に切り上げ、
ホテルで一休みしてから「めくみ」に出かけました。

当日の献立は……。

 カニ蒸し物
 ホタルイカ焼き
 刺身(あかにしがい、まこがれい、まぐろ)
 蒸しアワビ
 能登島の蒸し岩ガキの蒸し物
 のどぐろ焼き
 からすみあぶり
 握り(能登島ねつきのあじ、こはだ、あかイカ、甘海老、
 馬糞ウニ、赤ウニ、まぐろ巻き物、和倉温泉シャコ)
 玉子焼き
 岩海苔のお椀

 お酒は先ず冷たいビール。それから日本酒を2種類。
 名前忘れちゃった……朝日酒造のものと加賀、山中温泉にある松浦酒造の「獅子の里」。


うぅ~む、美味しいっ!高い評判なことはあります。
凄いなぁ……と、思ったのは、ご主人の道具。
包丁やターコイズで出来た握りのナイフ……ピッカピカなんです。
当たり前かもしれないけど、道具がキチンと手入れされている……それから清潔な俎板ね。
さらに気持ちがいいのは大将の美しい手!艶々で水が丸く弾かれています。
チョッと前にニュースになりましたよね。
ニューヨークの寿司屋で寿司を握る時に手袋をすると言う条例が出来たって……。
衛生面を考慮して?アホじゃなかろうか!手袋して握った寿司なんか僕は食べませんよ。
衛生面が心配なら手をこまめに洗えばいい。そう思いませんか?

ご主人とお話ししていて、ものを作るもの同士の共通点を見付けました。
無駄をギリギリ削ぎ落としたものに真の素晴らしいものがある……と、言うこと。
美しいもの、美味しいもの、世の中全ての優れたものは余分を排除したものなんです。
ご主人の魚へのこだわりは皆さんが驚き、感服する点なのでしょうけど、
僕は「めくみ」の酢飯にとても感激しました。
今まで食べたどの寿司屋の酢飯よりも固めだったんです。
そして、ここには書きませんが、ある特徴ある握り方により、
魚との一体感が凄かったのです……。
ご飯の炊き方を少し教えて貰いました。え?それは書かないのか?って?
書きませんとも。折角教えて貰ったのです。まさに目からウロコね。


「めくみ」を教えてくださったMさんに感謝、感謝です。
実は物凄い偶然だったのですが、1年半ぶりに教室でMさんにバッタリ。
数日後に「めくみ」に念願叶って行くことをお話しすると、

 「えっ……19日ですか?昼?夜どっちですか?」

何と、Mさんは僕と同じ日の昼に行くことになっていたそうです。
Mさんは一月に一回、わざわざ金沢に通って来るのだそうです。
「めくみ」のご主人が何にもましてありがたいと仰言っていましたっけ……。
石川の極上の寿司のことを聞き、いつか必ず訪れると運命を感じ、
そしてまた、教えてくださった方と同じ日に行く運命……赤くて太い糸を感じます。

次は親友を連れていきましょう。きっと喜ぶこと受け合いです。
そう言う大事な親友がいる人生もまた宝です。


今、チョッと旅に出ています。
お返事等、遅くなりますのでご了承くださいね。



2016年6月30日


ブノワ。


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アンジーの贈り物。 

 

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秋田美人、新潟美人……米どころには美人が多いとか……。
水がいいからでしょうか?友人の中には「?」な人もいますけど(笑)
それから北の大地、北海道にも美人は多いです。
僕が「jiji姐、北のリズ姐」と敬愛している、vivajijiさんは自称「北のリズ」です。
jiji姐はいつも端的、辛口な映画評をされています。
リズと言えば、牛並みに胃袋を4つ持つ女と言われる、りえんぞうさんも自称「リズ」……。
何だか段々胡散臭くなって来ましたが(笑)もう一方……北の大地に美女がいます。
自称「アンジー」ことpoemさんです。poemさんは自宅で素晴らしい庭をされています。
「アンジー」と言うと……僕の世代は「殺しのドレス」や「ビッグバッド・ママ」で、
少々盛りは過ぎているとは言え、見事なバストを惜しげもなく披露して一世を風靡した、
アンジー・ディッキンソンなのですが、
ご本人はどうやらアンジェリーナ・ジョリーのつもりのようです……(苦笑)

アンジーと初めてお目に掛かったのは数年前の夏。
僕が友人たちと一緒にお宅にお邪魔した時が初めてでした。
引っ込み思案の僕は、殆どアンジーとはお話し出来なかった記憶があります。
先ず、早朝から1日中、炎天下の北海道を走り回り、クッタクタになった所で連れて行かれたこと。
それから、お宅に着くと、庭の入り口に変なオバサンが両手を広げて立ちふさがり、

 「アタシの庭ですけど何か?」

そう言ってとうせんぼ……僕らを中に入れてくれなかったのです……凄く疲れる(苦笑)
ジョークで切り返す気力もなかったし、今は仲がいいけれど、
数日前に初めて会ったばかりだし……一体なんなのこのオバサンは?って感じでした(爆)
奥から出て来たアンジーは、どこか浮世離れした感じのある美しいご婦人で、
純白のコットンだったかな?レース使いのワンピースを着ていました。
ジョン・シンガー・サージャントの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」の、
提灯を持った少女がそのまま大きくなったような感じ……ゴリゴリすりすりラララララ!

poemさんは、とても気前のいい方で、太っ腹な……あらら、いっけね!
冬の豪雪の間、甘いものやお菓子を食べてばかりで、
見る見る太っ腹になったその太っ腹ではありません(笑)
兎に角、気前がいい。僕のことを可哀想に思うのか、
ビールだの何だの、我が家にも時折贈り物が届きます。
いつだったか、早朝にお邪魔した時は朝ご飯を作って待っていてくれたのですが、
テーブルには所狭しとカニ、ホタテ、イクラ……海の幸が並んでいました。
カニって言ったって、カニの足とかじゃありませんからね。朝から1人カニ一杯!
太っ腹なだけではありません。自分でキャンドルを作ってみたり、
布を草木染めしてコサージュを作ってみたり……繊細な感性の持ち主なのですが、
お腹は冬の間の暴飲暴食で太っ腹なアーチストなのです(笑)


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今日の写真は、先日、太っ腹なアンジーが送ってくれた行者ニンニク……。
チョッと前に「春になったら行者ニンニクをドッサリ送ってねぇ!」……と、
お願いはしていましたが、届いた段ボールには、スーパーで売っているホウレンソウの束よりもデカい、
ゆうに3倍は丈があろうと言う行者ニンニク……こんなに見事なものは見たことがありません!
いつだったか、某、有名デパートの伊勢丹の(笑)高級食材売り場で見た行者ニンニクは、
小さなトレイに10センチくらいのものがほんの数本入って600円くらいだったか……超高級品なのです。
写真のもので2束なんですが、実に6束も入っていました!ふ、ふ、ふ、太い腹!
じゃない……太っ腹!(笑)さて、この山のような行者ニンニクをどうするか……。
実は、行者ニンニクを初めて知ったのはチェリストの藤原真理さんに、
瓶詰めになった行者ニンニクを戴いたのが初めてでした。
焼酎と醤油で漬け込んだ行者ニンニク……美味しくて大ファンに!
そのまま食べて良し、刻んでチャーハンに入れて良し、漬け汁は冷や奴に!
藤原真理さんと言えば、泣く子も黙る大チェリストですが、
知る人ぞ知る、可愛らしい面もあって、いつだったか、
小さな瓶に入ったオリーブ1粒を貰ったことがありました。

 「ウチで収穫したオリーブの塩漬けです。」と、ニッコリ(笑)

まるでお土産のマリモのように小瓶に入った小さなオリーブが一粒……。
小指の先程の小さなオリーブがまるでデカいダイヤモンドほどの輝きを発します。
そんな可愛らしい真理さんのレシピに倣ってせっせと瓶詰めにしてみたのが今日の写真です。
これ、ほんの一部です(苦笑)行者ニンニクの紫色の薄皮……。
これは丁寧に取らなければいけないのですが、
お陰さまで両手がニンニク臭くなって2日間取れませんでした(苦笑)
友人たちにも配ろうかな?盛大に恩に着せてね!


そうそう、アンジーへ!
あの紫色の薄皮の部分は色が出ますね……。
どうですか?草木染めにしてみては?いいですよ、草木染めしたいでしょう?
取っちゃって構いませんからね。今度は薄皮を取ったものを送ってくださいね!
それから、朝食にカニやホタテは大変でしょう?ウニでいいですよ、ウニで(笑)
あの板に乗ったウニね……あれを箸でこう、ずずずずぅぅぅぅ〜っと一列根こそぎ取ってみたい!
ウニだったら買い物して持ち帰るのも嵩張らなくていいでしょう?
何と麗しい友情!そこまで気を遣う友達なんていませんからねぇ!(笑)
イクラは大好物なので、次回の朝食はウニ、イクラ、ウニ、イクラ……で願います!(笑)


2016年5月024日


ブノワ。


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極上の空間で……「和くう燗 こころの舟」。 

 

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この連休の4日と先日の13日……。
ガーデニングシーズンのスタートを切るべく、
豊橋の黒田邸に行ってきました。
ランチと夕食は何れも「和くう燗 こころの舟」です。
前に2回ほどこちらで食事をして、大ファンになった豊橋の料理店です。

板さんには随分と気を遣って戴いたみたいです。
夕飯時は他の皆さんと料理の出し方を工夫して貰っちゃって……。
先ずは怪しい色にうごめく夕暮れの空に始まり、
ランチと夕食で楽しんだ料理の数々の写真をご覧下さいね。
先ずは黒田さんと親友Tの3人でテーブルを囲んだランチから。

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こちらの一番の楽しみは、写真の籠の中の宝石箱のような料理の数々。
一番最初に伺った時、周りのテーブルでこれを食べているお客さんを見て、
この籠の料理の数々とご飯、香の物、お吸い物がコースだと思ったんですが、
とんでもない!次から次へと出て来る出て来る!本当にお値打ち価格だと思います。

それから最盛期の庭を見せて戴く前日、三々五々、豊橋に集まり、
気心しれた仲間と囲んだ夕飯の様子を……。

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〆のアサリの雑炊は、今回は仕事で来ていたあけの姿(体格?)を見たからか、
おかわりまで出してくださいました(笑)勿論、綺麗に完食致しましたとも。

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和食は矢張りお出汁ですね……。
丁寧に取られたお出汁が身体に染み渡ります。塩加減、塩梅も丁度いいです。
世の中、減塩、減塩と騒いでいますが、塩は大事なのですよ。
戦国時代、兵糧攻めにしても敵に塩は送ったではありせんか。
そのお出汁も蓴菜や葛などでツルんとした食感を演出し、
様々なバリエーションを演出している所が憎いです。
メニューはその日に入荷した新鮮な素材を中心に決められるようです。
訪れる度に季節のものが戴けてとても嬉しいですね。
旬の食材をふんだんに、地のもの愛情籠めて……でしょうか。

店内は色々なお客さまで賑わいます。
デートのカップル、仕事仲間、僕達みたいに謎のグループ(笑)
こんな素敵な店を知っていたら男の子はポイント高いでしょうね……。
暮れ泥む川面を眺めながら絶品の料理を楽しむ……惚れちゃうこと受け合いです(笑)

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相変わらずてきぱきとしたサービス。
スタッフと会話しながら料理を楽しめるのもこの店のいいところです。
最後はレジのところに置いてあったプチトマト。
豊橋はプチトマトの産地としても有名なんだそうです。
景子姐は板さんの言葉に甘えてゴッソリ(笑)一人だけ強欲の恥を掻かせては可哀想なので(笑)
僕も一緒になって戴いて来たのが蛸唐草に入った1枚です。
練りもの系をイヤと言うほど食べさせられ、うんざりし、だだ下がりだった豊橋の食ですが、
「和くう燗 こころの舟」によって一気に株価急上昇です。
冗談抜きにして、新幹線に乗ってわざわざ食事に行きたいくらいです。


2016年5月22日


ブノワ。


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