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Category: 映画館へ行こう!

Call me by your name, and I'll call you by mine.  

2018/05/03 Thu.

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…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

2人は太陽と月なのだ……。

いかにも自信たっぷりで快活で背が高く、
頑丈な体躯に金髪、深い海のように澄んだ青い目……。
少年の父親の軽いジョークにも快活に、そしてウィットに富んだ応酬する、
まるで太陽かと見まごうばかりに眩いアメリカ人の青年に少年は恋をする。
到着した青年を2階の窓から観察しながら、

 「自信家だね。」

たった一言、女友達に対して話すでもなく恋に落ちる予感の少年。

エリオは少年と言ってももう17才だ……。
でも、まだ恋に焦がれる熱病の年頃。
恋愛の対象が男とも女とも付かない曖昧な年代だ。


教授に招かれて、避暑のために北イタリアの別荘に到着した青年は、
どこか自信なさげで憂いを秘めた教授の息子に自分にないものを見る。
自分にないものと言うよりは、自分の弱さとして過去に封印して来た同じ匂い。
1980年代とは言え、まだまだ周囲の厳しい差別と侮蔑の視線の中で、
ゲイとして生きることの難しさを身を以て感じ、
息を殺してクローゼットの中に身を隠して来た、
無意識の内に抹殺して来た己の化身、分身を見たに違いない。


母親は「シャイなのよ。」と一言で、青年、オリバー評するけれど、
一瞬にして地元の女の子たちの視線を釘付けにし、
街にやって来て数日もしないのに、よそ者には冷たいであろう、
地元のオヤジさん連中に見事に溶け込んでカード遊びに興ずる、
人懐こいオリバーの一面をエリオは誰よりも知っている。
熱い視線は送らない。でも、意識の片隅の常に気になる存在。
そして、背中で、心の中で眩しい眼差しで見つめます。



丁寧に丁寧に、日常のシーンを積み重ねて行きます。
風光明媚な北イタリアの田舎町、青い空、澄み渡る水、
風の音、さえずる小鳥の声、虫の音、草いきれ、深夜の星の瞬き……。
そんな中、人々の生活の音や色がアクセントになります。
食器が触れる音、騒音かと思われる会話の声(笑)
ページを捲る音、立ち上る紫煙、桃の赤、アプリコットのオレンジ、
オリバーが脱ぎ捨てたスイムウェアの色、色、色……そしてピアノの音。

映画はハッキリと2人が恋に落ちる瞬間を見せません。
触れる肌の汗ばんだ感触、抱きついた時に思い切り吸い込む体の匂い……。
曖昧なまま、戯れ付く子犬のように積極的なエリオに押され、
一気に燃え上がる恋心。年上とは言いつつ、オリバーもまだ24才。

 「そう言う話しはしてはいけない……。」

 「僕たちはまだ恥じることは何もしていない……。」

初めてのキスのあと、
少しだけ年長の自制心でエリオを諌めてはみたものの、
絡む視線、触れる指先、吐息の中に熱い感情を感じ、
堰が切れたように今度は自らが積極的にエリオの愛情を乞うオリバー。
結ばれた後は自責の念に苛まれ、エリオを傷つけてはいまいか、
何か重大な過ちを犯してしまったのではないか……と、不安になります。
それを口にしてエリオに訪ねるオリバーはまだ24才。
結ばれた後に立場が逆転するのが面白いです。

避暑地の開放的な空気がそうさせたのではない……。
エリオは、未来のこうありたい、理想の自分の姿をオリバーに見い出し、
オリバーは、自らが封印して来た過去の自分をエリオに懐かしさを感じたのでしょうか。

映画は淡々と小さな事柄を積み重ね、
そして、やがて訪れる駅での別れ……。

駅での別れを描いた作品は数多いです。
「旅情」「ひまわり」「終着駅」……枚挙にいとまがないけれど、
「君の名前で僕を呼んで」ではエリオの後ろ姿だけしか見せません。
感動する気満々、泣く準備万端の人たちは大いにはぐらかされます(笑)
あっさりとしたラストシーン?……と、思いきや、
その後のシーンの数シーンでエリオの成長と、
オリバーに対する愛情の深さを改めて描き切ったところが秀逸です。

大きな感動を期待し、大いに泣くことを期待した人たちは、
少しはぐらかされるかもしれません。
シャツの下りがあるので、どうしても思い起こし、比較してしまう、
アン・リー監督の傑作「ブロークバック・マウンテン」のラスト、
クローゼットに大事に仕舞われたジャックのシャツが引き起こす、
劇場の椅子が大きく揺れるほどの、心臓を鷲掴みにされ、
感情を大きく揺さぶられるような嗚咽、感動はないけれど、
それはそれで構わないと思うのです。

僕が敬愛する、北は札幌のリズこと vivajiji姐さんがいみじくも仰有いました。

 「不覚にも涙がこぼれた・・・
  思わず笑ってしまった・・・
  そういう作品がいい映画。」


僕は諸手を挙げて絶賛はしません。
幾つか気になる部分もありました。
脚本が饒舌すぎるのです。書ける作家が往々にして陥る落とし穴。
語り過ぎるのです。映画は映像で見せて欲しい……僕はそう思います。

例えば、市川崑の「細雪」での雪子のお見合いシーン。
見合い相手の東谷子爵本人に酌をされ、
猪口から目を上げた雪子の上気した頬と何とも言われぬ笑み。
これまで幾多の見合いをことごとく断って来た雪子が見せた少女のような笑み。
それを見た、姉、幸子の視線。次に雪子にどこかで恋心を抱いていた貞之助の視線……。
これだけで1つの台詞もないままに3人の千々に乱れる感情を描く訳です。
これぞ映画、映画技法の到達点としては最高峰の一例だと思うのです。

父親が息子に諭すように言い含める人生の教訓。
これらはこの作品の大事なテーマでもあり、
監督と作家が観客に語りかける重要なポイントです。
自らの過去を告白しながら愛情たっぷりにエリオに語りかけます。
少し余計ではないでしょうか。肝心なところで語り過ぎてしまった。
2つ3つの台詞で描けたのでは?あとは表情のアップとカットバック……。
台詞を映像に置き換えて!映画芸術は映像で見せて欲しい……僕はそう思うのです。
テーマは決して台詞で語ってはいけない……僕の持論です。
台詞を語り過ぎるのは、書ける作家の悲しい性です。


初日2日目とその翌日、立て続けに2回鑑賞しました。
また観に行きます、きっと違ったものが見えて来るハズだから。
オリバーとエリオに「Later !」と、言いましょう。

 「Call me by your name, and I'll call you mine.」

清々しくも余韻があって、行間を読ませてくれる秀作です。


「君の名前で僕を呼んで」……★★★★★★★……70点。


2018年5月3日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2018 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.
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コメント

うん、わかります。
舞台は体全体と台詞(声)で観せてほしい。
映画は視線や指の表情のような小さい動きでわかりたい。
だから私、舞台の役者さんが映画やTVドラマに適してるとは思えないの。
どうしてもオーバーアクションになりがち。
逆に映画やTVドラマが長い役者さんは舞台ではこじんまりしちゃう。

少年がゲイの青年に恋をする映画なんですね。
もうそれだけでエリオは線の細い無口な少年だという感じがする。
ゲイのオリバーは人好きのする美しい青年なんでしょう。
昔読んだ萩尾元の「トーマの心臓」を思い出しました。
昔のことだからはっきりゲイとは書いてませんが、
少年と少年の恋の話です。
舞台が神学校というのもうなずけます。
萩尾元は絵の線が綺麗だしマンガを読んでドキドキしました。
最近のボーイズラブってジャンルはどうもね…と思いますが。

ヴィスコンティが好きなぐらいだから、
私は男が男を好きになる感情にまったく違和感が無いのです。
この映画はちょっと耽美的ですか?
部屋や小物がよさそうですね。
「君の名前で僕を呼んで」
この意味は映画を見ればわかるのでしょうか?










ムー #qiVfkayw | URL | 2018/05/04 22:27 - edit

意外とあっさりしてるから逆に尾を引きます

ぶのわ。さんも2回も見たんですね、それも立て続けに。
私は1日置いて見に行きました。単に席が予約できなかったんですけどね。
映画館を変えて見ようと思ったのが間違いでした(笑)
私は、この映画を、あまりGay Gayしていない青春映画として見ました。
どこかに、官能性、とか官能的と書かれているのも目にしたけど
官能的というのはちょっと違うかな。ぶのわ。さんどう見ましたか?

ティモシー・シャラメは、トシより成熟した知識はあるけど
線が細くて繊細で不安定な17才にきちんとみえました。
映画を見ながら、オリバーはエリオのどこに魅かれたのか考えてましたが
やっぱり同じ匂いを敏感に嗅ぎ取ったのかな。
”同業者”はすぐお互いわかるらしいから ^^;
ラストシーンのエリオの顔は、じーーんときました。

そうだ、後半にゲイのカップルが食事に呼ばれるところで、
どちらかが作者のアンドレ・アシマン氏のはずですが、
どっちか気になります。(パンフレットに名前があったので)

それからブノワ。さんは映画で英語を覚えた人だなぁ、と
余計なことを思い出しました(笑)
・・・and I'll call you by mine. の"mine"って
なかなか出てこないと思うの普通(爆)
他にも、映画で覚えた英語のセリフがあったら教えてくださいな♪


Keroyon #- | URL | 2018/05/05 03:07 - edit

予告編を見て見ました。
大好きな「ベートーベンピアノソナタ テンペスト第一楽章」が流れてきました。
うう~いい!
これだけでこの映画を見たくなった。
音楽に惹かれて映画を見たくなることがあるんです。
映画と音楽。
私にはすごく大事なこと~~。

ムー #qiVfkayw | URL | 2018/05/05 12:27 - edit

いい作品でした。

ムーさんへ。
こんばんは。メッセージどうもありがとうございます。
連休は如何お過ごしですか?僕はもうチョッとあります(笑)
ムーさんもお分かりですよね。舞台はそう言うことです。
矢張り、声。舞台上は客席から隠れるところもない丸裸ですから、
その役者の力量?丸見えですよね。大根は棒立ち(笑)
やっぱり声だなぁ。映画はその点、色々な編集が施されるから、
結構、大根でもよく見える時もある。それもまた映画の魅力です。
舞台(新劇)の杉村さんが映画界の名監督たちに重宝されたのは、
その自然な台詞術なんだと思います。
本当に杉村さんの台詞回しは凄かったです。
舞台中心の役者友達が良く言います。
カメラが相手だとどうしていいか分からないから嫌いだって。
何だかゲイとかはどうでもいいような気がするんです。
人を焦がれることってもっと根本のことだから。
本質って言うんですか?性とか年齢とかはどうでもいい……。
オリバーは誰しもが恋する青年です。誰もが虜になる。
実際に会ったらムーさんも僕もきっと一発で虜ですよ(笑)
ボーイズラブ……笑える言葉。何なんでしょうね?(苦笑)
そこに群れる女子たちの気持ちってよく分かりません。
劇場は女子で一杯、パンフレットは売り切れ、
豪華版のパンフレットもあるんですけどそれも姿すら見られません(苦笑)
耽美的な感じはしなかったなぁ……少年の両親が物凄く理解あるのですよ。
人に隠れてとか、イケないこととか、そう言う障害があまりない。
芸術ってそう言う禁断の部分に生まれたりする訳です。
最後の数シーンで少年が大人になって行くさまは見事でした。
「君の名前で僕を呼んで」……ムーさんも是非!
下高井戸に下りる前にどうぞ!です。

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2018/05/05 20:54 - edit

本当、あっさり(笑)

Keroyonへ。
こんばんは。元気にしている?
メッセージどうもありがとう。HN、変えた?(苦笑)
Keroyonもまた観に行ったんだ(笑)
なんかさ、色々と見えて来そうで面白いのね。
観れば観るほど噛めば噛むほど……スルメのようだね(笑)
官能?官能なんて感じなかったよ。だって、健康的な2人だし。
反対に健康的に見えたかな。青い北イタリアの空のせいか?(笑)
「Mine」?それはね、よく遊びに行く真紅さんのブログで見たからね(笑)
英語は相変わらずダメなんだけど、チョッと何かが見えたことがあって、
それは「The man who would be king/王になろうとした男」と、
「The Way We Were/追憶」なのね。「追憶」なんて良くつけたよね、エラいわ。
特に「The Way We Were」なんて初見は何のことだか分からなかった。
あと、Keroyonも好きな「Here comes the rain again」とかさ。
あっ!そう言うことかって分かった気がしたの(笑)
台詞だと断然「Nobody's perfect」かな。
あとは「Legend must go on」……とか。ビリー・ワイルダーだな(笑)
喋り過ぎの映画は苦手なのね。特にテーマをペラペラとやられるとゲンナリする訳。
ジェーン・フォンダの「帰郷」なんかもそう。
一番の見せ所だから力入っちゃう訳よ、ジェーンも(苦笑)
「We don't need dialogue, We had faces !」だっけ?
「サンセット大通り」でノーマ・デズモンドが言い放つのは。
これもビリー・ワイルダーだ(笑)いいなぁ……ビリー・ワイルダー。
映画だからね、映像で見せて欲しいと思うのね。
なかにし礼の「赤い月」もそうなんだけど、
書ける人って決めの台詞を書きに来る訳。それで撃沈する。
名台詞って後から評価されるものだと思うなぁ……。
客が決めることなのよ。それを作家がやると失敗する。
ところでさ、「同業者」って言うのはやめてくれない(苦笑)
せめて「組合員」とかさ……同じか(笑)Gay Gayしいもやめてね(爆)
アンドレ・アシマン出ているんだ……ソニーとシェールね(笑)
「IMDb」に役名出ていたから、もう一回観に言って確かめる?
ところで、パンフレット売り切れだよ!誰が買い占める訳?(怒)
ジェームズ・アイヴォリーが自分で撮っていたら誰を配役したかね?
続編がもう予定にのぼっているよ!
もう一回どこかで観に行きたいなぁ……。

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2018/05/05 21:06 - edit

見ました?

ムーさんへ。
こんばんは。予告編、見ました?
では、次は本編をどうぞ!(笑)
ベートーベンの「テンペスト」は予告だけ?
そんな気もするけど確かめてみてください。
ピアノはとても効果的に使われていました。
オリバーがエリオを好きになる1つの要因ですから。
映画と音楽、本当にそうですよね。
ウルサくても辟易とするし、使い方を間違えると悲惨。
今度は本編を見て感想をお教えください!

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2018/05/05 21:09 - edit

本日、観て参りました。

コーエン新作をと思いましたが、
力込めてブノワ。さんがお書きになって
いらっしゃる記事に励まされまして(笑)
ポイントも貯まりきょうは無料鑑賞。
先ほど辛口感想拙記事UPしました。
ただ、特別なことは起きていないながら
いつの間にか観客が映像に魅了されながら
心地よい運びのアイボリー節はさすがでしたね。
エリオのパパさん役のマイケル・スタールバーグ、
しゃべり過ぎのロビン・ウィリアムズみたいだった。

vivajiji #kzLu3bv6 | URL | 2018/05/07 16:01 - edit

喋り過ぎのロビン・ウィリアムズ!(笑)

vivajiji姐へ。
おはようございます、大雨の東京でございます。
力こもっていました?(笑)
このブログで一番人気のない映画の記事はどうしてもそうなります。
色々と調べなきゃならないでしょう?映画評論家でもないし。
あまりいい感触はお持ちにならなかったみたいですけど、
僕を恨まないでくださいね!(笑)無料鑑賞だったみたいですし、
コーエン兄弟でお口直ししてください(笑)
喋り過ぎのロビン・ウィリアムズは売れていますねぇ……。
でも、僕よりも年下と言うことに驚愕(苦笑)
自分が如何に幼稚かって言う証でもありますが……。
「ペンタゴン〜」「シェイプ〜」「君の名前〜」、
今年、アカデミー賞に3本も絡んでいる!
僕もコーエン兄弟を観に行かなければ……。
実は「オー・ブラザー」「ヘイル・シーザー」「ノーカントリー」の、
3本しか観たことがないのです……縁がなかったのかなぁ。
そうそう、今度名画座で「ファーゴ」と「スリ〜」の2本立てやります!
こちらも観に行かなければ。
ところで、jiji姐「レディープレーヤー1」は観るんですか?
僕は絶対に観ないと思っていましたが、
ひょんなことから観る羽目になって気に入っちゃいました。
お勧めします、是非、是非!(笑)
ダメでも恨まないでくださいね(爆)

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2018/05/09 07:45 - edit

ブノワ。さん、こんにちは~~。こちらへお邪魔するのはお久しぶりです。
すっかりご無沙汰してしまって・・・。お元気ですか? いい季節ですね!

さて。この映画、私久々にハマってます(笑)。
やっと感想を上げたのですが、書き過ぎているので(汗)お時間ありますときにゆっくり読んでくださいね。
豪華版パンフレット、初見のときは呆然としててパンフ買うなんて思い至らず、
2回目、3回目は売り切れ。
本日再入荷との情報をゲットして朝から走って買いに行きました。
ええ、買いましたとも(笑)。
美しい映画でしたね。初見では私もいろいろと引っかかりながらも、観る度に虜になっております。
私は、あのお父様のセリフに毎回涙しております。
まだ観る気満々です。ここ数年、年に3回以上リピートした作品は必ず年間マイベスト1になっています。
今年はもう決まりですかね(笑)。
ではまた、近いうちに。

真紅拝

真紅 #V5.g6cOI | URL | 2018/05/12 16:44 - edit

僕は反対に……。

真紅さんへ。
おはようございます。お元気ですか?
5月も中旬ですね、一年って本当にアッと言う間……。
さて、真紅さんは久し振りでも、僕は毎日のように遊びに行っていましたよ。
だって、いつアップするか、気になって仕方なかったから(笑)
後出しジャンケンだと(真紅さんの記事を読んでしまうと)
文章を書けなくなってしまうから先出です(笑)
豪華パンフレット、手に入れたんですね!凄い!
僕が2日目にみた東京の文化村のル・シネマは、
メイン劇場であるハズなのに、見本すらありませんでした(苦笑)
再入荷ってするもんなんですね?(笑)僕は方便だと思っていました。
さて、映画ですが、大きく予想を外され、
チョッと戸惑っていると言うのも本心なんです。
淡々と、意外にあっさり、その辺が、
他の監督だったらと思う部分でもあるんですが、
例えば、ヴィットリオ・ストラーロが撮影だったら、
もっともっと深い緑の油絵のような絵が撮れたのではないかとか……。
評価が大きく分かれるポイントは、
ティモシー・シャラメが好きか嫌いかって言うのもあると思います。
僕はどちらかと言うと苦手なタイプの役者(外見的に)
その点も、もし他の俳優だったら?思ってしまうところかな?
今のシネコンの上映方法って、日によって上映時間がコロコロ変わるでしょう?
4回目がなかなか観られなくて困っています(笑)
ところで、真紅さんって吹き替え版は観る方?
僕は絶対に観ないんですが、どちらかな?
この先も関連記事を楽しみにしています!

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2018/05/13 07:10 - edit

君の名前で僕を呼んで

3か月たってやっと下りて来ました下高井戸シネマ。
世間は猛暑の夏休み。
私は映画で北イタリアの夏休み(笑)
それぐらい美しい映画だった。

ブノワ。さんがおっしゃったとおりオリバーは殆ど完璧に美しい。
美しいだけじゃなく、年上としての心の迷いが良くわかります。
最初は明るく元気なアメリカの青年の表情に陰りが出てきます。
けどさー、結婚しちゃうってどうなのよ(笑)
びっくりだわ~~

エリオがピアノでバッハ(リスト風とかね)を弾くところったら、
猫背で口を開けちゃってグレン・グールドそっくりじゃない!(笑)
いや、もっとハンサムだからダヴィッド・フレイなのかなー。
エリオはちょっと子供っぽすぎ。
それに時々綺麗じゃない顔になるのは何故だ。
お母さん役の女優さんが良かった。

父親の長台詞のところ無い方がいいって、私も思った。
なんだかあの場面気持ちがわりい(笑)
とって付けたようだしねー。

オリバーが帰ったあとの雪の場面ははっとするほど綺麗ですねー。
ありがとうございました。
楽しんできました。






ムー #qiVfkayw | URL | 2018/08/06 22:11 - edit

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# |  | 2018/08/07 08:51 - edit

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『君の名前で僕を呼んで』

 CALL ME BY YOUR NAME  1983年、夏。北イタリアのどこか。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)が両親とともに過ごす別荘に、一人のアメリカ人青年がやってくる。彼の名はオリヴァー(アーミー・ハマー)。大学教授であるエリオの父パールマン(マイケル・スタールバーグ)の助手として、6週間滞在するのだ。  オープンリー・ゲイであるルカ・グァダニー...

真紅のthinkingdays | 2018/05/12 16:27

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