ズック。 

 

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数年前の花フェスタ記念公園でのこと。
真っ黒に日焼けして白い歯が印象的な青年が後ろから声を掛けてきました。

 「それはジャック・パーセルですよね?」

僕の耳にはそう聞こえました。多分、ジャック・パーセルと……。
その時はよく意味が分からなかったのですが、
今にして思うとそう言ったのではないかと……。
一瞬何のことだか分からずにいると、青年は自分もかつて同じものを持っていて、
ボロボロになるまで履き潰した……と嬉しそうに語ります。
そこまで聞いて、ようやく青年が言うところの「ジャック・パーセル」が、
僕が履いているコンバースのことだと気付き、慌てて話を合わせたことを覚えています。
僕の中ではコンバースまでは認識していたけど、
それがどんなタイプの何と言うスニーカーかは分かっていなかったのです。
結構、その辺のことはどうでもいいブノワ。さん(笑)
嬉しそうに話す青年、あぁ、この人は少年の心そのままに大人になったんだなぁ……って。
スニーカーのことを楽しそうに喋るってそういう事です。


今、髙村 薫の作品を読み直しています。
特に女史の名前を決定付けた、「マークスの山」「照柿」「レディジョーカー」……。
そう、合田雄一郎警部補が出てくる一連の作品です。
合田雄一郎も白いスニーカーの愛用者です。
3日も履くと風呂場で下着一つになってスニーカーを洗います。
もっとも「スニーカー」表記になったのは「マークスの山」の文庫本化から。
単行本では「ズック」表記でした。「照柿」の単行本もズック……今や死語ですものね、ズック。
僕もスニーカー大好き人間です。スニーカーと言えば、矢張りシンプルな白。それから黒。
合田雄一郎はごしごし水洗いするので当然、キャンバス地ですね。
では、果たしてどんなスニーカー?メーカーは?ナイキ、アディダス、ニューバランス……。
僕は矢張りコンバースだと思うのです。真っ白なコンバースのスニーカー。
では、形は?僕はてっきりスリッポンタイプのスニーカーだと思っていましたが、
「マークスの山」の単行本の183頁に、
「二度、三度とズックの紐を締め直して思い腰を上げたとき……。」とあります。
意外にも紐で結ぶタイプだったんですね。

これからショートパンツを履く機会が多くなります。
デニムに大好きなTシャツに白いスニーカー……。
合田雄一郎みたいにポロシャツもいいかも。
笑うと白い歯の花が咲くのは合田雄一郎。傘の花が咲くのは三善英史だけれど(笑)
僕は何の花が咲く?熱帯雨林に咲く怪しい花だったりして(笑)
爽やかとは遠くかけ離れたブノワ。さんだけど、
暑くるしい夏こそ清々しい装いで街を闊歩したいもの。
白いスニーカーは必需品です。

写真はコンバースのジャック・パーセル。
キャンバスではなく革仕様、2代目です。


追記。
今「レディ・ジョーカー」の下巻を読んでいます。
な、な、な、なんと!合田雄一郎のスニーカーはリーボックだそうです。
252ページに書いてありました……チョッぴりショックかも。



2014年5月12日


ブノワ。


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コメント

 

ズック

ブノワさん」、こんばんは。マックで更新ですか?

懐かしい響き。ズック、そう呼んで私も大きくなりました。
身体の割にでかい足。私のコンプレックスの一つでした。
長い間、靴屋を営んで、近隣でいち早くイタリア・シューズを取り入れたお店の「私の見立てに間違いない。」というベテランのシューフィッターを見事に裏切った私のでか足。そのお店で買った夏のサンダル(革)は
もう30年近くまだ現役です。もちろん手入れを欠かさないこともありますが。
懐かしいズックは、今で言うスリッポン。時々妙に懐かしくて、もう一度
履いてみたいなぁ・・・なんて思いだすこともあります。
今ではスニーカー。私も普段は絶対スニーカー。プーマの木型が一番フィットするのですが、気に入ったモデルが無い時はコンバースを愛用しています。色はオリーブかグレー。
「年の割に若々しい足元だねぇ。」と、時々言われます。
「でも似合う!真似したいくらい。」とも。
夏はハーフパンツかコットンあるいは麻のスカートに、必ずソックスはいてスニーカーです。
よく素足に履くのが御洒落。と言いますが、あれは湿度の低いヨーロッパやアメリカの一部の話し。日本は湿度が高いので、必ず蒸れて嫌な匂いや皮膚病の原因になります。足の裏って汗かきなんですよね。

これから苦手な夏が来ます。でも、車を運転する時もスニーカーを履いていれば、アクセルやブレーキ・クラッチを踏み込む時の安定性は抜群ですものね。嬉しいスニーカーです。これからもず~~っと一緒よ。

hibari #O5sb3PEA | URL | 2014/05/11 21:05 | edit

ズック・ラブでございます。

hibariさんへ。
おはようございます。いつもメッセージありがとう。
この記事の前からMacで更新です。やっぱりMacは凄く素敵!
hibariさんは足が大きいんですか?いいじゃないですか、個性です。
ヴィヴィアン・リーは大きな手がコンプレックスでした。
hibariさんは足、ヴィヴィアン・リーは手……それだけで素敵な響き(笑)
ジャン・コクトーも自分の手が美しく撮られていることに腐心しましたよね。
スニーカーはいいですよねぇ……僕は基本的にどこのメーカーでもいいんですが、
足がスッキリ細長く見えることが必要条件。
つぶれたハンバーグみたいのは絶対に不可です(笑)
あと、ハイテクのものやあまりにも賑々しいデザインのもの……これらもダメ。
従って自然に白のシンプルなものになります。
靴を素足で履くことについてですが、あれほどダサいものはないと思いませんか?
自分はおしゃれでイケている……そう思っているのが見え見え。
仰せの通り、足って身体の中で一番汗を掻くんですよね。
不潔だし靴もすぐにダメになる。芸能人がスタジオで履くのとは訳が違います。
苦手な夏もお気に入りのスニーかで快適に!です。

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2014/05/13 09:53 | edit

ブノワ。様こんばんは。
ズックが活躍する季節ですね。私が好きなのはコンバースです。白、黒、紺、グリーン、グレンチェック、花柄…。社会人になって20年程、ズックを履いた事がありませんでした。ヒール・ラブだったので。ピンヒールパンプス、ウエッジソール、プラットフォームのショートブーツ(ロンドンブーツではありませんよ…笑)それから時々ラバーソールでした。最低6センチ無いと足の裏が違和感だらけ。階段も駆け上がるし、野外ライブも大丈夫!(笑)
でも、ワンコの散歩に行ったり、お庭見せて頂くのにヒールはダメでしょう。今は体重も増えたしお家仕事なので滅多にヒールを履かなくなりました。私はハイテクなのとスポンジみたいなのとベルクロ(マジックテープ)のがちょっと無理です。それにロングスカートに合うズック=コンバース・ラブです。
リーボック…今まで意識して見たこと無いかも。

じゅんこ #8kCyj4zY | URL | 2014/05/15 22:02 | edit

合いますねぇ……。

じゅんこさんへ。
こんにちは。いつもメッセージどうもありがとうございます。
それにしても暑いですねぇ……薔薇が可哀想かも……。
さて、コンバース!いいですよね、コンバース。
じゅんこさんも愛用ですか。そう、ロングスカートにはコンバースですね。
僕もロングスカート履いたらコンバースだと思います(笑)
ヒールもいいですよねぇ……ウットリしちゃいます(爆)
庭にヒールと言えば、薔薇の圃場にヒールで来て、ぬかるんだ地面を見て、
「走って行けば大丈夫よぉ!」と言った女性を知っています(笑)
僕も昔は革靴オンリーだったんですよ。可成り持っていました。
だけど今はスニーカー一辺倒……足が大きくなるのが難ですけど(笑)
しかし、じゅんこさんも沢山持っていますねぇ……。
もしかして別名イメルダだったりして(笑)
リーボックって確か一世風靡しましたよね?
でもなんだか全然興味が湧かなかったのはなぜ?

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2014/05/16 14:24 | edit

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