My name is Max……マッドマックス 怒りのデス・ロード。 

 

483A3010 - バージョン 2
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年明け早々、いつも更新を楽しみにしている真紅さんのブログがアップされました。
毎年~新年恒例の「2015 真紅のthinkingdays Best 10 of the movie(表/裏)」と、
「2015 真紅デミー賞 & 10 Years Anniversary」の2つの記事です。
映画の好みや俳優の好き嫌いがいくら一緒でも、なかなか同じベスト10になるとは限りません。
真紅さんは「ブロークバック・マウンテン」の記事で熱く熱く映画の世界を語っていましたからね、
真紅さんとは結構、趣味が一緒?真紅さんがどんなベスト10を選んでいるか、楽しみだったのですが……。


な、な、な、何と!「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がダントツの1位!
しかも「2015 真紅デミー賞」の方は各賞を総舐めではありませんか……。
そう言えば、映画賞シーズンの開幕と共に「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の、
既にカルト的な高い評価が聞こえて来ていましたが……。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」……観たかったんですが、
丁度、タイミングが悪かったり、上映時間が合わなかったりで、
スッカリ観逃していました。僕の中では2作目の「マッドマックス2」が、
子供の視線からヒーローを描いた1作目を凌ぐ傑作だったこともあり、
ティナ・ターナーが怪演を見せて何やら別物になってしまった(笑)3作目から約30年ぶりの新作、
世界一のヒップを持つ(と、僕は思っている……。)シャーリーズ・セロンと、
このところお気に入りのトム・ハーディー主演に食指が動いたものの、
監督がジョージ・ミラーと言うことでチョッと躊躇していたのも事実です。
同じ監督が自作の続編やリメイクをするとロクなことありませんから(笑)

焦って検索しました(笑)検索したら上映している名画座がありました!
やっぱり東京っていいなぁ……(笑)

さて、真紅さんのブログで汗掻いた翌日(笑)いそいそと観てまいりました。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」……期待を裏切らない興奮の1本でした。
核で汚染された地球でごく僅かの人間がサバイバルしている世界。
狭く小さな世界ながら、既に支配する者とされる者にハッキリ別れる社会が出来あがっています。
圧政を敷くイモータン・ジョーも後継者、将来を憂いている……。
そこに生きる人間たちや、異形の支配者、イモータン・ジョーの世界を含む、
全ての造形が豊かで見事でした。説明も台詞も極力少なく、
映画ならではの「絵」で見せてくれることも嬉しいし、さらに驚くことには、
目一杯のボリュームのジャンキーXLの音楽と映像とがガッチリと一つになっていて、
オープニングからラストまで有り得ないくらいの疾走感があること。
映像と音楽がこれほど一つになっている作品を僕は知りません。
それから昼と夜のシーンの静と寂のコントラストが美しいです……カーチェイスの驚異の映像。
どうやって撮影したんでしょう?もうビックリでした。
映画が丸々1本、監督のジョージ・ミラーの世界になっていたのも凄いです。
主役の2人、トム・ハーディーとシャーリーズ・セロンが素晴らしいです。
今やトムと言えば、ハンクスでもクルーズでもなく、僕の中ではトム・ハーディーなんですが、
(昔はトム・ベレンジャーだった……。)
一人芝居の「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」の圧倒的な存在感を見るまでもなく、
当代一の男優と言ってもいいでしょう。役の幅が広いことが最大の武器。
シャーリーズ・セロン……汚れ役を好む美人女優は飛び切り根性が座っていて、
いつもどのような役柄を演じてくれるのか楽しみなんです。
圧倒的に美しい「Dior J'adore」のCMとは180度違う役作り。
これほどゴールドが似合う女優もいないと思うのですが、
その美しさを封印し、丸刈りにして目元をタールで黒くメイクする……。
寡黙な女戦士の痺れるほどの格好良さ。
2人の過去が最小限にしか語られいことも昨今の饒舌過ぎる映画を見慣れてしまった僕には非常に新鮮でした。
無理矢理に台詞やCGで全部を説明しようとせず、観客側に想像する余地を残したことも、
映画全体の不思議な世界観に繋がり、功を奏した感があります。
ラスト・シーンの余韻……マックスとフュリオサが目と目で別れを告げるシーン、
初めは敵対していた2人が、追われることで協力し合い、お互いを認めるようになる……。
どんな饒舌な台詞よりもお互いを理解し尊敬している様子が手に取るように分かる名シーンでした。

今日の写真は難しかったです(苦笑)写真がないと記事を書かないこのブログ、
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」的な写真なんか日常では撮れないものね……。

続編があるそうですね。
ハードルが上がっちゃいましたが、次作も楽しみでなりません。
重たい尻を叩いてくれた真紅さんに感謝、感謝です。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」……★★★★★★★☆……75点。


2016年1月20日


ブノワ。


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コメント

 

What a lovely day!!!!!

ブノワ。さん、こんにちは~。MMFR、気に入られたようでよかったです!
この映画、妙な中毒性があって、ハマった方は何度も何度も、繰り返し観るのですよね。
しかもDVDでなく、劇場に足を運んで・・・。
私もハマりましたが、たった3回しか観ておりません・・・。
そのうちDVDかBDを買おうとは思っているのですが。
ラストシーンのほかにも、セリフは少ないけれどいい場面が多いですよね。
(そもそもマックスがほとんどしゃべらないですし)
その削ぎ落とされたセリフも、なんか詩のように聞こえるのです、ハマった人間には(笑)。

私が一番好きなシーンは、スプレンディードにマックスがサムズアップするところです。
もう、もう、、、超胸キュンでした(爆)。
あと、ライフルの腕前がフュリオサ>マックスだということを互いにわかっていて、言葉なしでマックスがライフルを譲り、その肩を借りてフュリオサが銃撃するシーンとか・・・。
そして、マックスが初めて名前を告げるシーン・・・。この頃には、私はもう涙滂沱でした。
(後半はずっと泣いていました)
これほどハマった映画は本当に久しぶりです。
アカデミー賞はわかりませんが、ノミネートされた時点で認められているということだと私は思っています。
だから、授賞式はただただ楽しみたいと思います。

記事中のリンク、いつもありがとうございます。
TBさせていただきますね。

真紅 #V5.g6cOI | URL | 2016/01/21 10:28 | edit

モノクロ版。

真紅さんへ。
こんばんは。メッセージとトラックバックどうもありがとうございます。
相変わらずお忙しそうですねぇ……身体は大事にしてくださいね。
しかし良かったなぁ……「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。
あんなに一体感のある作品って久しぶりかも……。
寡黙なところがいいなぁ……今の映画ペチャクチャ喋り過ぎ(苦笑)
そして思い切り喋ってCGで描き過ぎるものだから、
余韻もなきゃ行間もない変な作品ばかりですもんね。
真紅さん的にはどのシーンも悶えなんでしょう?(笑)
ハンカチぐじょぐじょ?何回観てもそうでしたか?
チョッとニュースで見たんですけど、来年、モノクロ版が公開されるって?
本当でしょうか?何だか気になりますね……。
トム・ハーディ……いいですよねぇ。好きな顔です。
大体において、女優の好みは一貫していて、小さな昔から、
何人もの女優に恋して来ましたが、男優ってそれほどいないんです。
当たり前ですけどジェームズ・ディーンに憧れ、デニーロに心酔。
トムと言えば若い頃のトム・ベレンジャーも好きだったなぁ……。
東京にミルウォーキー・レパートリーシアターの「欲望という名の電車」で来た時に、
白山から新宿まで電車の中で話した思い出があります。
持っていたショルダーバッグ褒めてくれてねぇ……(笑)
「戦争の犬たち」の頃かな?彼ね、映画で「欲望という名の電車」やりたかったんですよ。
あの頃だったらピッタリですよね、スタンレー・コワルスキー。
だけどその時はスタローンが映画化権持っていてダメだった……。
スタローンはスタンレーをやる気満々だったみたいですよ(苦笑)
あの声で「ブランチぃぃ!」って吠えるのでしょうか?
「エイドリアン!」だけで十分でございます(笑)
その後、映画化がテレビに移行してアン=マーグレットがブランチを演じ、
トリート・ウィリアムズがスタンレーを演った……人生分かりませんよね。
その頃、原作のテネシー・ウィリアムズはブランチをメリルにやって欲しかったそう……。
アカデミー賞は演技部門が納得行きませんね。真紅さんもそうでしょう?
何冠獲るでしょうか……3月が楽しみですね。
サムズアップと言えば、新しい記事も読んでくださいね!(笑)
週末は「オリエント急行殺人事件」です。リメイクされるそうですね……。
こちらも楽しみだなぁ……新しい記事、楽しみにしていますね!

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2016/01/22 20:47 | edit

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真紅のthinkingdays | 2016/01/21 10:25

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