映画「FOUJITA」公開によせて……。 

 

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敬愛するレオナール・フジタのアトリエには3回行ったことがあります。
1回目は予約のファックスが入っていなかったと見えて見事に空振り(苦笑)
時間になっても誰も来ませんでした。炎天下の玄関先で3時間待ちぼうけ……。
2回目は満を持して1人で、3回目は親友を連れて行きました。

どうやら今、調べてみると、行き方がチョッと違うみたいですが、
僕が行った時は、パリから近郊線、RERのB線に乗り、
最寄りの、Gif sur Yvetteで降りてバスでした。
このバスが本数ないのね。所謂、通学のバスなので朝夕しかありません。
タクシーですか?駅前に一軒だけあるカフェのマダムのご主人が個人でやっていたのですが、
いつもいるとは限らず、勿論、日曜日はお休み、気分営業(苦笑)
暑い夏でした……一歩中に入るとアトリエの中はヒンヤリしていて、
そこはギッシリとフジタのエッセンスが詰まった空間。
何から何まで手作りの可愛らしいアトリエ……もっと驚いたのは、
僕は決して美術館などでイヤホンガイドは借りないのですが、
その時は、案内の女性が「フジタの声が聞ける。」と、言うので試しに借りてみたのです。

フジタの温かくて包み込むような声……そう、丁度、永六輔のような感じだったかな。
実はフジタのアトリエは3階建てで、道路に面した部分は2階建てにしか見えません。
道路沿いの塀を覗き込むと、斜面のそこには1階になる部分と道路沿いの庭には薔薇園が……。
近くのレストランでランチし(マダムが須田開代子に似ていた!)
日本からやって来たと告げると、君代夫人を良く見掛けたことなど話してくれました。
教えて貰って村の墓地へ……散々、探した揚げ句、ようやく見付けたフジタの墓は(ランスに移す前。)
淡いピンクの大理石で出来ていましたっけ。自分の先祖の墓の掃除もしたことないクセに、
フジタの墓の周りを掃き掃除、落ち葉を拾って水を撒いて来た覚えがあります。

炎天下の道路工事で揺らぐ陽炎の中、一生懸命に作業に従事している、
漆黒の肌を持ったスリムな青年の美しかったこと。近くの小学校の子供たちの愛らしいこと。
若い先生(ムッシュ)が僕を見て「ボンジュール!」と挨拶してくれたこと。
またいつか行きたいと願いつつ、なかなか行けないフジタのアトリエなのでした。

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ランスにあるフジタの礼拝堂……。
こちらはチョッとコネを利用して入れて貰いました。
フジタの礼拝堂は冬の間はクローズなのですが、僕らは丁度ランスに知り合いがいて、
その知り合いがフジタの礼拝堂があるシャンパーニュ・マムのお偉いさんと同級生だった……。
そんな訳で、特別に1月の新年に開けて貰ってゆっくりと見ることが出来たのです。
しんしんと冷える礼拝堂の中。立っているだけでもガタツクほど気温が低かったです。
最晩年のフジタが最後の力を振り絞って描き上げたキリストの生涯……。
2度と日本の地を踏むことのなかった画家の心中は一体どんなだったのでしょう。

ランスも気持ちのいいエピソードが沢山あります。
大聖堂近くのカフェでその知り合いと待ち合わせをしたのですが、
僕がトイレに行こうと立ち上がると、近くのテーブルの老マダム2人が(夕方からビール飲んでいた!)
2人同時に計ったように僕の方を見て「あっちよ!」と指差すのです(笑)
また、大聖堂の前で写真を撮っていると、1人のムッシュがこっちに向かって何やら話し掛けて来ます。
どうやら、反対側に廻った方がいい写真が撮れるって……。
車窓から見た小雪舞う夕暮れ時の葡萄畑の美しかったこと。
今は廃業してしまいましたが、ジペールと言うシャンパーニュの会社を見学したこと。
小雪舞う厳寒のランスの温かい思い出……。



そんなフジタが映画になると聞いたのは今年の初め頃でしたか……。
主演はオダギリ・ジョー……公開された写真を見ると、ほぉ、ピッタリじゃありませんか!
果たして、敬愛するフジタの人生がどのようにして描かれるのか?
監督はデビュー作「泥の河」で衝撃を受けた小栗康平です。
公開日を楽しみに劇場に駆け付けました。

暗いけれど絵のように美しい画面。少ない台詞、押さえた音楽。
エピソードとも言えない細かな場面をモザイクのように積み重ねて行きます。
126分のほぼ半分をフランス、半分を帰国した日本が描かれています。
戦犯の烙印を押されそうになり、日本を捨ててフランスに渡った最晩年は?
果たして、フジタの半生が描かれていたでしょうか?
日本人の画家で唯一、世界で認められたフジタの創作の秘密が明かされていたでしょうか?
フジタのことを知らない人が観て、何かを感じたでしょうか?
何かを感じたと言うより、先ず、ストーリーが理解出来たでしょうか?

僕は、アトリエで聞いた録音されたフジタの温かい声、
自分が亡くなった後に訪れるであろう母国日本の人々に向けられた、
包み込むようなメッセージの温かさの源が知りたかったです。
戦争犯罪者に仕立てられそうになり、故国を捨て、国籍をフランスに移し、
2度と戻らなかった画家の内面が見たかったです。
温かい声と、故国を捨てて2度と戻らなかった画家のギャップは大きいです。
国に失望し、憎むことはしても、同胞を憎まなかったフジタの心根が見たかったです。
映画は何も描いていません。何をどう汲めばいいのか?
パリで売れっ子になった初期、日本で戦争画を描いた中期も大事だけれど、
フジタを語る上で一番大事なのは、国籍を捨ててカトリックに改宗し、
パリ郊外にアトリエを構え、ランスの礼拝堂の祭壇画に着手する晩年が、
異国の地で2度と戻らぬ故国を思うフジタを描く上でもっとも重要ではないのか?
映画はそこがスッポリと抜け落ちています。

映画と舞台の最大の表現方法の違いは、映画にはクローズアップがあること。
「FOUJITA」には全くと言っていいほどクローズアップがありません。
暗い画面、表情が読み取れない役者の演技……映画は娯楽です。
何も一つ一つ手に取るように説明しろと言っているのではありません。
あまりにも突き放した描き方、作家の一方的な自慰行為にしか見えませんでした。
冒頭に面相筆で細い線を引くカットがありますが(線が太すぎる!)
フジタの謎とされていた乳白色の画面作りや、髪の毛よりも細い繊細な線の秘密……。
そんなものも映像で見せて欲しかったです。

 「私が日本を捨てたのではない。日本に捨てられたのだ」

そう語った画家の、故国を愛する気持ちと憎む気持ちの相克……。
果たして監督は、あのフジタの録音を聞いたのでしょうか?
あの温かい包み込むような声を聞いてこの作品だとしたら残念としか言いようがありません。
中谷美紀、この方の出ている部分だけ「芝居」を感じました。
オダギリ・ジョー好演……ただし、もっと演りたかったのではないでしょうか。
フジタ関連の書籍には優れたものが多いです。その中の一冊を読んでもいいし、
画集を眺めただけの方がどれだけ画家の有り様が伝わって来たか分かりません……。



今日の写真は今回のフランス旅行で足を伸ばしたランスのフジタの礼拝堂。
熱心に見て廻る僕たちに、本来は撮影禁止なのですが、
係のマダムが入り口のところからなら撮ってもいいわよ……って。
僕はその辺の個人の裁量が許されるフランスが好きなのです。


2015年11月21日


ブノワ。


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コメント

 

フジタ…

こんにちはブノワ。さん

フジタのアトリエに3回も……!
素敵すぎます!!

学生時代…(バブル景気各デパートが美術館を持っていた時代)と
2009年の上野の森美術館で行われた没後40年の「レオナール・フジタ」展が
私の観た唯一のフジタの展覧会かしら。

二十年振りに上野で観た前髪ぱっつん頭のフジタの写真に再び出会ってニヤッとしましたっけ(笑)
上野の「レオナール・フジタ」展では
木枠から外され丸められたまま発見された大きな画布の作品
細いデリケートな線の内側のしっかり肌質になっている微妙な淡い乳白色の陰影の瑞々しい裸婦像・群像に
息を飲みました。

画を描き始めた頃、油絵の具のマットな重い質感に馴染めずに途方に暮れていた時にフジタの作品を知りました。
透明感のある水彩画のような空間にキャンバス絵画の表現の可能性が深く広いことを身を以て感じました。
フジタの描くおでこの広い子ども達の顔や
「フジタ・チャペル」「アトリエ」の再現、
”最後の奥さま?”との温かな生活の様子などが感じられる内容で、
二十年前に観た内容と作品が重複せず
新たなフジタ像に感激しながら鑑賞したものでした。

画家を題材にした映画はあまり見ていないのですが
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の映画は、とても気に入って
彼の絵画の中に入り込んでしまったかのような映像構成に
何度もため息を漏らしてしました。

ブノワ。さんの記事を思い出しながら、私も「FUJITA」
を鑑賞しようと思います。

……「ツタヤ」で、と、申し上げたら
やはり…軽蔑されてしまいますよね?

=*^-^*=

Sujata3 #ZIEihBrc | URL | 2015/11/22 03:48 | edit

私もきっとツタヤ・・・で(笑)
もししたら下高井戸シネマにくるかもね。

フジタといえば、
猫、胡粉を使った肌のマチエール、
それと刺青の時計と指輪。
かな、すぐに浮かぶのは。
それと、油絵の技法ではこの面相筆の線は到底描けないないなと思ったこと。
一度美術展で見ましたが、
やはり猫と女性と子供の絵が良かった。
洗礼を受けた後のキリストの絵はあまり好きじゃなかったのを思い出しました。

この映画は映像美を見せたい映画なんですね。
いろんな切り口があるわけだけど、
この監督はそう描きたかったんだ。
見ないであれこれ言えないので見て見ようかな。
ツタヤだけど。




晩年のフジタは坂本龍一でもいいんじゃないか?とか思った。


ムー #qiVfkayw | URL | 2015/11/22 21:16 | edit

ありがとうございます。

Sujata3さんへ。
おはようございます。メッセージどうもありがとう。
こんなメッセージを入れにくい記事に恐縮です。
映画、演劇、芸術……このブログのもっとも人気のないジャンルです(苦笑)
書く時は他のものに較べてもっとも神経使うんですけどねぇ……。
いつも反応がなくてガッカリしていたところでした。
さて、持っていましたよね……デパートがそれぞれの美術館!(苦笑)
懐かしいですよね、そんな時代もありましたっけ。
要するにお金で頬を叩いて借りて来るんですもんね。
美術館が改修工事の時とかに、その費用を出してね。
お金あったんですねぇ……ルーヴルなんて、各建物の入り口に、
お金を出した企業の名前は壁に彫ってあるんですが、
もうね、ダァ〜っと日本企業の名前がズラリ(笑)
やりましたね、東京都美術館で。文化村のも凄かったですよ。
もっと凄いのは、文化村の時にメインで借りて来た箱根のポーラ美術館のコレクション。
もうね、これでもかって言うくらいにフジタを持っています(苦笑)
テニスコート何面分?って言うくらいの膨大なコレクション!
数年前に企画展をしたんです。新しい作品を購入したとかで……。
もう、それはそれは見事なコレクション……ファン垂涎でした。
先日、京都の美術館に入ったフジタの大作ですが、
僕が可愛がって貰っている画廊経由で入ったんです……。
額縁を外してあれこれしたそうなんですが、惜しくも見逃しちゃいました。
僕もね、幾ら面相筆でもあのラインは引けないと思っていたんですよ。
髪の毛よりも細いですから。それに油絵の具では無理だって。
アトリエではそんなフジタの筆ばかりに目が行きましたっけ……。
フェルメールのその映画、物語を作っているじゃないですか。
画家と作品を元に再構築している……だから面白いんだと思います。
「FOUJITA」は中途半端な感じがします。だったらドキュメンタリーを見た方がいい。
キチンと取材して作品を沢山見せて……そう思いませんか?
そう、物語がないんですよ。もっとも劇的な画家の物語が。
「捨てられたのは私だ」と言った画家の心情が何も描かれていない……。
そこが一番見たかったのにね。それから下地を作るところや、
絵を描く風景がもっとあっても良かったのではと思います。
兎に角、残念無念。ガッカリな作品でした……。
TSUTAYAでもいいと思いますけど、画面暗いですよ(苦笑)
テレビのモニターで映るかしらン……って言う感じ。
軽蔑はしません(笑)兎に角、見てください!

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2015/11/23 07:45 | edit

下高井戸!

ムーさんへ。
おはようございます。お目覚め如何ですか?
ようやく秋らしい天気になりましたね……暑くて参っていました。
メッセージどうもありがとうございます。
TSUTAYAもいいですけど、下高井戸に来るでしょうね。そんな気がする。
僕もね、幾ら面相筆でもあの線は引けないと思っていました。
油絵の具では絶対に無理だって。だって、髪の毛よりも細いですから。
擦れずに濃い細い線で……油絵の具では無理だって。
映画の冒頭に出て来るの。線を引くシーンが……でも太すぎ!(苦笑)
下地の研究はされていますが、あの線は何で描いているか、
その研究ってされているんでしょうか?やっぱり日本の墨ですよね。
それにしてもあの細い線はなかなか引けるものではないと思うの。
実はね、僕のコレクションにフジタの裸婦が2枚あるんです。大きなヤツ。
お父さん、お母さんと慕う画廊のご夫婦にお願いして購入しました。
可能な限りのフジタの作品を画廊に持って来て貰い、
ズラぁ〜っと並べて、その中から2枚選びました。猫も少女もあったけれど、
何故か僕には珍しく裸婦(笑)これはね、あまり気に入った額縁に入っていないので、
自分でフジタの額縁を模して作って入れてあげようと思っています。
http://www.polamuseum.or.jp/collection/highlights4/
検索してみてください。フジタお手製の素晴らしい額縁!
ムーさんも絶対に見てね。TSUTAYAでも何でもいいから。
映像美なんて言うもんじゃないです……ガッカリなんだから。
ところで、坂本龍一……僕も思っていました!(笑)
オダギリ・ジョーじゃ線が細いのね。
晩年のフジタ……だって、その晩年が描かれていないから(苦笑)

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2015/11/23 08:04 | edit

フジタを持ってる?!

二枚も?大きいのを?いくらした?(笑)
すごいですねー、ほんとにすごい。
あえて羨ましいとは言いません(笑)
自分が持つなんて考えたことも無かった。
くれぐれも火事と泥棒には気を付けてね。

ところで線の事。
レタリングで独特の美しい線を引くブノワ。さんだから、
フジタの流れるような細い線を見ないわけがないと思った。
私は趣味で油絵を描いていたけど、
何か気に食わなくて日本画の胡粉を使ってみたことがあります。
にかわを温めて混ぜるんだけど厚みを持たせ、なおかつ表面を平らにするのが難しい。
そこへ油絵の絵の具で線を引くと汚い。
墨かな?とは思ったけど、フリーハンドで下書き無しの所へ線を引くのはもーっと困難。
初歩から日本画を学ぶしかない?
あ~~もう無理。
さっそく撃沈(笑)

フジタは日本画を学んだんでしょうか?
絹布を使って描いたんでしょうか?
キャンバスなら下塗りは何を用いたんでしょうか?
展覧会を見た時はそこまでの疑問を持っていなくて良く見なかったのが残念。

長年の謎がいくつもあります。
小栗監督は絵の謎にいどむべきでしたね。
戦争犠牲者とかそういうことも大事だけど、
なんといっても画家を描くんだからさ。
ま、いいやムードだけでもいいから映画を見て見ます。
下高だけど(笑)




ムー #qiVfkayw | URL | 2015/11/23 14:32 | edit

持ってんの(笑)

ムーさんへ。
おはようございます。雨、上がりましたね。
メッセージどうもありがとうございます。
そう、持ってんの(笑)結構、美術館クラスです。
お値段?言いません(笑)もう今となっては買えないかも……。
パリのルーヴルの前のお土産物屋で売っているようなリトグラフはイヤなのね。
本物が欲しかったの。どうしても欲しかった……ホラ、物欲の人ですから(笑)
額縁、作らなきゃね……早く入れて飾ってあげたいです。
ところで線の事(笑)
あのですね、僕も仕事柄、筆を持ちますし、フジタみたいに極細の線を引きます。
がっ!フジタみたいに極細の線をどこまでも長くは引けません(涙)
筆先が細ければいいって言うもんじゃないでしょう?
絵の具がどれだけ溜まるか、しなやかさ、筆先が割れないか?とかね。
絵の具の粘度の問題もある。色が濃い=粘度が出ちゃう。
シャバシャバだとあの線の濃さは出ないですから。どんな筆だったんでしょうね?
僕は今、仕事に使ういい筆を見付けているので安心なんですが……。
やっぱり凄いと思っちゃうの。パリの美術館で穴のあくほど見たの(爆)
館内の所々にいる警備のマダムが笑ってた(笑)そんなに何見てる?って。
画面、全部あの細い線で埋めてあるでしょう?不可能です。
一番最初は筆ではなくてペンだと思った事もありました。
アトリエの筆挿しに入っている筆ではあの線は描けないのね。
可成り使い込んだ筆が所狭しとささっていました。
あの線を引く筆は特別だったんでしょうね。
兎に角、油絵の具ではあの線を引く事は無理ですよね。墨でしょうね。
フジタは日本画を習ったのでしょうか?習っていなくても細い線は引けます。
矢張り、才能ですかね。それにしても凄い。
ムーさんも油絵やっていたんだ……初耳!今度作品見せてね!
しかも色々と試していたんですね。こちらもビックリ。
キャンバスですけど、フジタは通常の亜麻じゃなくて、
もっと目の細かいものを使っていたみたいですね。
綿でしょうか?絹だと破れやすくないですか?
通常のキャンバス地をあのように滑らかにするのは至難の業ですもんね。
小栗監督は切り口を間違えたと思います。
もう一つの物語をサブに持って来ても良かった。
あれじゃ、ただの上っ面を撫で付けただけの作品になってしまっています。
ググッと観客を惹き付けるものが皆無……残念!
そうなるとオダギリ・ジョーも軽く見えて仕方ありません。
ムーさん、絶対に見てね!下高井戸でいいから!(笑)

ブノワ。

ブノワ。 #- | URL | 2015/11/24 09:20 | edit

下高井戸で見てきました。「FOUJITA」
ほー、フォウジタと書くのね。
そんなことが印象に残ったぐらい退屈で(笑)

全編小栗監督が綿密に撮った「写真集」か「絵葉書」かって感じね。
「どお?綺麗でしょう~~」ってねー(笑)
やめてくださいよ自己満足をお金取って見せるのは。

生きた人間が描かれてない映画でねー。
映画監督が人間嫌いでどーするんだ?(ほかの映画を見てないけど)
人物に焦点が当たってないのは寄りの絵がないことで露見される。
パリ時代のアングルなんか固定カメラで観念的な大根芝居を見せられてる感じ。
たっぷり気取ったフジタが延々と続くあたりで「こりゃだめかも」と思った。
いっそのこと鈴木清純監督で見たかった。

ブノワ。さんが言う通り、これが絵描きの映画とは思えないわー。

年とっってからのフジタは久米宏でよかったよねー(笑)






ムー #qiVfkayw | URL | 2016/03/16 14:38 | edit

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