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Category: 向き向きの花束。

秋の夜長に四方山話。 

2020/09/29 Tue.

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何だかいきなり秋です……。
何なんでしょうね……まるで太いマーカーでクッキリ線を引かれたよう。
先日までの猛暑は一体なんだったのでしょう?
着るものに困るなぁ……上に羽織るもの、どこに入れたっけ?(苦笑)
 
さて、9月ももうお仕舞いです。皆さんは如何お過ごしですか?
僕は十年一日の如くバタバタしています。
年末や3月とは比べ物にならないけれど、一応、年度末だし。
仕事……しんどかったなぁ……。
 

世の中、色々と変わりましたね。長かった安倍政権が幕を下ろしました。
色々とありましたが、体調も悪いのに本当にご苦労さまでした。
こう書くと「ブノワ。さんって安倍シンパだったんだ!」
そう短絡する人がいますが、安倍内閣の功罪は兎も角、
病気を押して激務をこなして来たんです、お疲れさまくらい言いましょうよ。
 
華々しいところとは全く掛け離れ、実務中心だそうですが、
菅新内閣はどんな仕事をしてくれるでしょうか?
そうです、国民の生活が良くなるよう、仕事をしてくださるのが政治家です。
「半沢直樹」のラストを見て耳が痛かった政治家は多いのでは?(苦笑)
マジで、必死に生きている全国民に心から謝って欲しい。
国民のために……当たり前、何を今更ですが、期待しようじゃないですか。
ところで、入閣した女性大臣が2人でした。副大臣も2人。
その数の少なさを嘆く女性議員もいましたね。
ま、仕方ないですね。実力が伴わないんですから。
それにね、数じゃないんですよ、数じゃ。
では、男性の大臣たちの実力はどうなのか?そこは非常に微妙な問題だけれど、
この男社会の政治の世界で、男を押しのけて出て来る女性議員って?
往年の土井たか子とか、どっしり立派な山のような方がいましたけれど、今は?
野田、小渕、稲田、三原、橋本、片山……残念ですね。
女性大臣はお飾りじゃないですからね。人生の先輩、
目上のジイさん議員を目の前に「恥を知りなさい!」とかさ。
エラそうに啖呵切っちゃって、どっちが恥を知るんだか(笑)
国会の答弁でしどろもどろなメガネにストッキングの方とか。
酔ってフィギュア選手に抱きついたあの方とか……何だか寂し過ぎる(苦笑)
女性初の総理大臣は誰が……とかそんな言葉も聞かれるけれど、
無理、無理、何か有事の時にここに列挙した方たちに任せられますか?(苦笑)
 
思うんですけど、壊すのは簡単でも、作るのって難かしいんですよ。
くだらないもの、旧態依然としたものはどんどん壊して貰いたけれど、
宮中でTwitterをしている方には若干の不安もあります。
口は災いの元って言いますからね。その辺、心配でしょう?
印鑑やファックスの悪しき習慣をなくすって簡単に言うけれど、
全国の判子屋さん……どうするんでしょうね?
完全になくならないとは思うけれど、判子って日本のいい習慣だと思うんですよ。
「シャチハタ」みたいな大手は電子判子みたいなものに移行出来るけれど、
個人の商店はどうするんでしょうね。「いらない」……簡単に言ってくれますよね。
スーパーのレジ袋もそう。何でもそうですけど、
臭いものには蓋をするやり方ね。ビニール袋が悪いんじゃなくって、
その後始末を出来ない人間が、マナーを守れない人間がダメなんじゃないですか。
そこを直さないでいきなりビニール袋を排し、ストロー撤廃……。
プラスチックとかビニールって便利ですよね。
今まだ散々、恩恵に預かって来て、自分たちの悪いところは全く直さないで……。
そこじゃないと思うのは僕だけでしょうか。
 
 
今日の写真は親友のバナナのエコバッグ(笑)
親友はこの手が大好きで、可成りの数のエコバッグを持っています。
僕?僕は一つも持っていませんよ(苦笑)
 
 
2020年9月29日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 旅の栞。

「軽井沢レイクガーデン」の夏。 

2020/09/27 Sun.

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久し振りの「軽井沢レイクガーデン」でした。
「三水館」に行く前、ランチの後に寄ってみました。
僕は大好きだし、植物の写真を撮るのが趣味だからいいけれど、
ノリのいい夫婦はどうかな?でも、それは杞憂に終わりました。
カンカン照りの炎天下、どっちにしろ1時間くらいしかいられませんでしたから。
いつもは薔薇が満開の季節か晩秋、閉園のギリギリ前でしたから、
この真夏に訪れるのは初めての経験です。
僕ね、薔薇は満開じゃなくてもいいんです。そこそこで。
こちらは薔薇がなくても宿根草が素晴らしいですからね。
炎天下、ピッカピカの写真ですけどご覧下さいね。
 
 
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汗ビッショリでしたけど、気持ちのいい散策になりました。
季節は夏ですけれど、既に秋の草花がチラホラ。
暑くてシンドイので何周も廻れませんが、
短い時間ながら素晴らしい滞在になりました。
皆さんここへは矢張り薔薇を見に来るんでしょうけど、
僕は薔薇がない時期の方が綺麗に見えるんですよね……。
全くないのは寂しいけれど、そこそこでいいと思うの。
矢張り、一種類だけ特別扱いのガーデンって疲れます。
ありますよね、薔薇がてんこ盛りのガーデンって。
最初はね、「ウワぁ〜っ!」となりますが、
スグに目がチカチカ、ゲップが出ちゃう(苦笑)
何事もバランスなんだと思います。
 
最後にローズガーデンを歩きましたが、
薔薇よりもお美しい女性が薔薇の手入れをしていました!
満開のローズガーデンを見るよりも、
この方の手入れの様子を見ている方が眼福。
 
 
2020年9月27日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 旅の栞。

ミーちゃんに会いに「三水館」へ……。 

2020/09/25 Fri.

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例のノリノリ夫婦……(笑)
折々にご飯をします、色々とお互いの近況を話します。
どこの店が美味しかった、どこどこに旅して来た。
あそこの宿の料理が素晴らしかった……。
するとスグに次回の予定が決まります(笑)
さすが、ノリノリ夫婦、話しが早くていいや。
 
「Go To トラベル」で東京が除外され、
ムンムンむかむかしていた時に旅行の話しが出ました。
どこか温泉に行こう!そうだ、温泉に行こう!
「Go To トラベル」なんかクソ喰らえ!(笑)
 
と……言う訳で、
初めての宿は少しコワいので(笑)
僕たちが今まで訪れたことがある宿の中から、
長野は鹿教湯温泉の「三水館」に決まりました。
こちらなら部屋も温泉も食事も言うことなしだから。
ノリノリ夫婦のご主人が車好き、運転好きと言うことで、
わざわざ家の近くまで迎えに来てくれて、
一路、長野まで楽しくも和気藹々と珍道中と相成りました(笑)
色々と観光もしましたけど、今日は宿のことなどを少し……。
 
 
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この季節に「三水館」を訪れるのは初めてです。
いつもは桜の時期に伺っていましたから。
青々と茂った樹々、でも宿の廻りは既に秋の草花が……。
コロナの影響で少し料理が変わりましたね。
通常は鍋がメインになりますが、今回は各々に供される料理中心です。
食事の後はロビーに場所を移してデザーとを戴きます。
その後は蔵の部屋に移動して、道の駅で買っておいた苺と、
家から持参したヴーヴ・クリコのロゼで乾杯です。
 
 
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嬉しかったのは、看板猫のミーちゃんに会えたこと。
会えたって言うよりは、キチンとお迎えしてくれました。
前回の時にも感じましたけど、猫なりに一宿一飯の恩義を感じているのか(笑)
触られてもイヤな顔一つしないで接待猫を演じてくれています。
今回、驚いたのは、到着してスグの風呂上がりと、深夜の風呂上がり、
早朝の風呂上がりの都合3回、ミーちゃんの方から僕に声をかけてくれたんです(笑)
 
到着して明るいうちに一っ風呂浴び、気持ち良く上がって来た時、
外に置いてあるディレクターズチェアーの上から一声……。
 
 「ニャぁ……。」
 
深夜、お腹も一杯になり、程よく酔った勢いで一風呂浴びて、
部屋に戻る途中で薄暗いロビーを横切った時、暗闇から一声……。
 
 「ニャぁ……。」
 
ミーちゃんは窓際のカウンターの上、暗闇から僕に声掛け(笑)
また、早朝の風呂上がりにも、外の椅子の上から一声……。
 
 「ニャぁ……。」
 
可愛いですよね……。
呼んだね?仕方ないなぁ……遊んであげないとね(笑)
声掛けてくれなかったら分からなかったものね。
朝方なんかロビーの椅子に座った僕の膝の上に自分から乗って来るんだもの。
そしれ、グルグルグルグル……もうスリスリしちゃう!(笑)
ね、可愛いでしょう?でも目は笑っていないかも(爆)
 

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美味しい料理を堪能し、一っ風呂浴びてミーちゃんと遊び、
外に出て空を見上げれば満天の星空……。
「三水館」は秋にも訪れてみたいな……。
茸鍋なんだそうです……でも少し変わるかもしれませんね。
でも、部屋がいいんです。次を算段しましょうか……。
 
 
2020年9月25日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: バベットの晩餐会。

極上の「花のれん 花楽(かぐら)」にて。 

2020/09/23 Wed.

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実は9月上旬に友人と旅行の予定でした……。
ここに書くと長くなるんですが、
諸般の事情で直前に旅行ががキャンセルに……。
シオシオのパーで御座います……予約したホテルやレストランもキャンセル。
何よりも痛いのは、仕事を幾つか断っていることです。
個人で仕事をしていますからね、極力、仕事は断りたくないもの。
 
悶々としますね……(笑)
一緒に行くハズだったマダムとあれこれ算段します。
折角なのでご飯でも食べようか?ではどこにしようか?
そんなこんな、二転三転して決まったのが赤坂の「花のれん  花楽」です。
こちらは3回目になるのかな?野菜と魚が中心の季節季節のお料理が楽しい店です。
地下に個室もありますが、板さんの仕事が見える1階のカウンターがお勧めです。
 
三々五々、集まったメンバーは、
僕と親友T、それからゴージャスマダムが3人(笑)
一人は初めての方でしたけど、気取らない柔らかい感じのいい方。
今度、自宅のお好み焼きパーティにお招きされました。
 
 
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季節の野菜中心の料理はどれも素晴らしかったです。
味は勿論、器の彩りや程よく肉もあしらわれ、
上品ながらシッカリとした味付けが好ましかったです。
 

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面白かったのは穴子のお寿司……。
下にTの字に敷いてあるのは薄焼き卵です。
わざわざ割って見せてくださったんですが、黄身が白い(淡い黄色)の卵。
それを薄焼き卵にして下の敷き、最初に右側の部分を寿司にのせ、
それから縦の薄焼き卵を巻いて行くんです。
そうすると、手で持った時に下になる部分から寿司がこぼれない……と。
味もさることながら、食べ易さや趣向も楽しく、
マダムたちも僕たちもワイワイがやがや……。
で、マダムの一人が言いました。
 
 「でも、卵かけ御飯にはしたくないわねぇ……。」

そ、そ、そこ?(笑)
 
 
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マダム曰く、毎回行く度に最後のご飯の出し方が違うそうです。
この日は鯛茶漬けなどお茶漬け2種類でした。

なかなか気軽にって言う訳には行かないけれど、
何かの記念日に?特別な日にテーブルを囲むにはピッタリかな。
意中の人なんか連れて行ったら株価急上昇間違いなしです(笑)
 
 
2020年9月23日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: グリーンフィンガーズ。

♪ 大きいことはいいことだ! 

2020/09/21 Mon.

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僕ね、思うんです……。
全ては「ルーシー・グレイ」の2人のせいなんだって(笑)
何がって?僕がここまでディッキアにハマった原因ね。
ホラ、僕って何でも人のせいにするの得意だから(爆)
 
もう何年も前に届いたお2人からの荷物……。
その中には小さなディッキアの株が2つ入っていました。
(今日の1枚目の写真)そのころはですね、
まだディッキアなる植物があることすら知らなかったの。
訳も分からないまま、取り敢えず育ててみますよね。
僕のいい加減な管理で乾涸びては水を与え、乾涸びては水を与え……。
たまに見ると大変なことになっているので慌てたりして……。
でも、グングン育つんですよね……もう4回植え替えしました。
でね、植え替えると「ブンっ!」って感じでスグに大きくなるの。
ホラ、アレと一緒。本棚を新誂するとスグに本で一杯になるでしょう?
ダラしない洋服を着ているとスグそのサイズになっちゃう(笑)
大きなスニーカーを履いていると足も育つしね(爆)
 

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ついこの前は「garage」のホームページで見て一目惚れした、
モスポットの白バージョンに植え替えてあげました。
脇から出て来ている仔株が詰まらないように、
邪魔している葉をチョッとカットしたり、
所謂、仔株を分けないで「クランプ」で育てる気満々です……兎に角、大きくしたい!
単体で(成長点が一つで)丸くボール状になるものも魅力だけれど、
文頭を繰り返し、大きなクランプ状になるのも大好き!
 
 


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今日の写真は我が家のディッキアの巨大株のコレクションから。
オークションで落としたもの、自分で育てたもの、
それから那須の「LEAF HOUSE」から譲って貰ったものなど……。
どれも可愛らしいです……デカいけどね(苦笑)
大きさ分かりますかね?僕の体重が大体60キロ弱なので想像してくださいね。
一番下の「マルニエル・ラポステレイ」は特にズッシリ……。
10キロくらいあるんじゃないかしら?
もう固くてね、植物と言うよりは金属で出来たオブジェみたいです。



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上の写真はゴエリンギーと言う原種です。
実は、少し前に北鎌倉に行った時、「草花屋 苔丸」で、
古くて美しい瑠璃色の和鉢を買ったんです。
驚くほどお値打ちの価格で。ルンルンしていると、
親友のTが帰りに袋を落として割ってしまったんです……。
しかも、粉々どころか木っ端みじん(怒)
それを聞いた「ルーシー・グレイ」の2人が、
わざわざ「草花屋 苔丸」まで行って買って来てくれたんです。
優しいですよね……でも、何植える?やっぱりディッキアだよねぇ……。
と、言う訳で、またまたオークションで落とした訳。
こうして美しき毒妻の、悪魔の囁きで限りなくディッキアが増える訳。
♪ 大きいことはいいことだ、買えよ増やせよ……。
だから、全てのことは「ルーシー・グレイ」の2人のせいなんです(笑)
 
 
2020年9月21日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 旅の栞。

盛夏……「NIKI Hillsワイナリー」。 

2020/09/19 Sat.

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今回の北海道では気持ちのいいガーデンを訪れました。
余市にある「NIKI Hills ワイナリー」です。
風が結構、強かったのですが、サワサワと頬を撫でる風が気持ち良かったです。
ここ数年、北海道で涼しい思いをしたことありませんでしたから(笑)
山と言うよりも小高い丘にワイナリーはあります。


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皆さんご存知のように、ブドウは斜面によく育ちます。水捌けの問題ですかね。
斜面と土の中の小石が結構、重要だと聞きました。
こちらもなだらかなスロープの斜面、一面にブドウ畑が広がっています。
ブドウ畑の端には病気をいち早く察知するための薔薇が植えられています。
その一角に、非常にセンスのいいガーデンがあります。
まだオープンして間もないガーデンを巡る前に、僕とFはワインの試飲です(笑)
 
 
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夏の草花の色味が綺麗ですね。
赤も黄色も少し黄色味がかった色が多いです。
斜面にあるガーデンですから、見上げても良し、
そして、丘の下を見下ろすとガーデン全体が一望出来て素晴らしかったです。
一番下には水辺のコーナーもあり、一際清々しい気分に。
数輪残っていたシングルの白い薔薇は「rosa paulii」かな?
一面に咲き誇る姿はまた格別でしょう……。

暑い最中に植物の手入れをされている方と少しお話ししました。
矢張り、今年の暑さも対応には気を遣ったそうです。
日本の気候は刻々と変わって行きますねぇ……。
既に亜熱帯ですもんね。北海道でも育たない種類が出て来たりして。
また違った季節に訪れることをお約束して、
車を走らせて次の目的地に向かいました。
 
 
2020年9月19日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 向き向きの花束。

ノリノリ(笑) 

2020/09/17 Thu.

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僕の最大の美点は……。
あるんですよ、こんな僕にもね(笑)
それはですね……いいな、素敵だなと思った人には、
自分から積極的に声掛けして友達になっちゃうんです。
男女、年上、年下、職業が何であろうとお構いなしで。
それでダメだったらしょうがない、縁がなかったと諦めるけど、
本当は縁があるのに引っ込み思案で仲良くなれなかったらその方が寂しいし。
そうやって友達になった友人が可成りの数います。
それこそ年齢も性別も職業もバラバラ(笑)
 
ただね、この年になるとなかなかそれが出来なくなって来ました。
面倒臭くなって来たのね。結構、情熱も労力いるからね……。
それから、もういいかなと思う気持ちもあります。
新しい友達?これ以上、増やさなくてもいいかなって……。
素晴らしい友人に沢山恵まれているしね。
 
 
さて、そんな中、このところ仲がいいのはM夫妻です。
元々は美容院を経営している親友Tの友達でお客さんだったんですが、
額縁作家の奥さんとひょんなことからご飯を共にし、
頻繁に会うようになったんです。こちらは自然に友達になった感じ。
 
何て言うのかな……男なのね(笑)
気質が男。グジャグジャしてないし、面倒臭くない。
サッパリしていて変な気を遣わせないところが素敵なの。
今更だけど、友達関係に「女」使われても困るし(苦笑)
お金に綺麗って言うのも大きいかな?奢られる気が全くない(笑)
折々に遊ぶようになり、その人となり、そして家庭のことを知るようになって、
ある時に「旦那も誘えばいいのに。」と水を向けたところ、
それからいつも夫婦で一緒に行動するようになりました。
一緒に過ごして気持ちがいいのは勿論なんだけど、
2人ともモノを作る人って言うのも大きいかも。
何がいいって、物凄くノリがいい(笑)
連絡が早い。打てば響くように物事が決まって行くんです。
いるじゃないですか、メールしても梨の礫、
1日も2日も経ってからようやく返事を寄越すヤツ。
返事が来ればまだマシで、中には無視するヤツもいるし(苦笑)
メールに幾つか質問を書いても一回じゃ返事が来ないとか(苦笑)
 
ところがこちらの夫婦は何事も早い!
アッと言う間に予定が決まって行きます。
一番いいなと思うのは、夫婦仲がいいんですよ……。
一緒にいて気持ちがいいしね。
 
 
コロナ禍の中で疎遠になってしまった人もいる反面、
一層、関係が密になった友人もいます。
何れにせよ、価値観が一緒と言うことが一番大きいですね。
 
 
2020年9月17日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: バベットの晩餐会。

パスタの奥行き。 

2020/09/15 Tue.

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日本人の食に対する探究心って言うのかな?
アレンジする力?応用力って凄いと思うんです。
世界中の食が一堂に集まる日本ですけど、
どこの料理も日本人の舌に合うように、
また、オリジナルに限りなく近付けることに留まらないで、
さらに進化した日本なりの料理に昇華させるところが凄いと思うんです。
イタリアンもフレンチも、中華料理もそうです。
 
特にパスタなんて本当に凄いですよね(笑)
イタリアのオリジンのものに加えて、
大きく括って「和風」なるものが加わります。
納豆に明太子……もう、限りなくバリエーションが広がります(笑)
勿論、パスタが何にでも合わせ易いって言うのもあると思いますけどね。
少し前に、イタリア旅行に入った友人が、
 
 「イタリアにはナポリタンがなかった!」
 
と、驚いていましたが、
それって、ウフィッツ美術館にモネの作品がないように(笑)
元々求める方が間違っていると思うのですが……。
 
 
今日1枚目は僕が作ったパスタ、プッタネスカ。
娼婦風パスタです。いいですよね……ネーミングがね(笑)
名前の由来は諸説様々ですが、僕はパスタの中では一番好きかも。
トマトベースで、ケッパー、オリーブ、アンチョビ、ニンニク……。
結構、強烈な味です。前から作っていましたが、
栃木の「cafe bazzar 」で久し振りに食べてから娼婦風熱が再燃(笑)
結構な頻度で作るようになりました。作り方はいたって簡単ですが、
注意しなければいけないのは、それそれの具材の塩っけが強いので、
足し算すると結構塩っぱくなってしまいますから気を付けて。
この日は刻んでおいたパセリをふるのをスッカリ忘れていました……。
最近そう言うことが多いんですよね……(苦笑)
 
 
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それから上の写真はタイ風冷製パスタ。
暑い夏に何回か登場する冷製パスタです。
材料は何でもいいんですよ。この日は豚ひき肉、海老、
紫タマネギ、そして、勿論、大量のコリアンダー(笑)
柔らかい葉の部分はそのままで。硬い茎の部分は微塵切りでトッピングするものと、
4センチくらいの長さに切ったものをパスタが茹で上がる寸前に一緒に湯がくものを別々に。
茎の部分は少し固いので、何だか虫になった気分がするじゃないですか?(笑)
全て使い切りたいですからね。根がついていれば微塵切りにして入れてしまいます。
タレですけど、僕の場合は昆布で出汁を取り、
レモン汁、レモンの皮、ナンプラー、塩とコショウを少々、
ニンニクはひき肉を炒める時に入れてあります。
お好みで一味などで辛さを調整してください。
何でもいいですけど、コリアンダーとナンプラーレモンは必須です。
しかし、コリアンダーを嫌う人多いですよね(苦笑)
あそこの園芸店の美女も、また「あの臭い草」なんて言っていた貴公子も(笑)
カメムシの匂いとか言って、皆さん、カメムシの匂い嗅いだことあるんだ(笑)
そうそう、海老ですけど、皆さんそのまま茹でますが、
是非、背を開いてみてください。見た目が華やかだし、
ソースがよく絡みます。これはエビチリとかでもそうです。
青磁のセラドン焼きは、タイ旅行の時に持ち帰った最高級のもの。
高級ブティックで一目惚れ、竹で編んだ模様が非常に美しいです。
トッピングしてあるトマトは、須坂の「ガーデンソイル」の、
Kさんが下さった自家製のトマトの水煮!物凄く味が濃いの!
お陰さまで味に深みとコクが出ました。
 
 
2020年9月15日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 向き向きの花束。

大事なものが見えて来る……。 

2020/09/13 Sun.

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最近つくづく思うことがあります……。
全ての人に等しく、同じ条件で何かが起こると、
その人の人となり、その人の本質が見えて来ることがあります。
少し前の東日本大震災や、その後の原発事故。
今回のコロナの問題もそうです。その禍からは誰も逃れられなくて、
物事の考え方、危機的状況に置ける対処の仕方など、
日頃、隠されていた部分が見えて来ます。
 
 
さて、今年ももう9月です……。
この春先からの大騒ぎ……新型コロナの問題でも、
人々のものの見方、考え方の違いに驚かされて来ました。
それから、日頃、ボンヤリと、そして慢然と生きていると、
真面目に考えたこともなかったこと、
自分にとって、本当に大事なこと、大事なもの、
そして、本当に大事な人が分かって来るような気がするんです。
今回の新型コロナは、自分が罹らないようにと言うよりは、
人に移さないと言うところが大事だったりします。
会社の同僚に、友人に、高齢の両親に、愛する家族に……。
 
僕は最新の注意を払いながら、
毎日のように県を跨いで仕事に出ていましたし、
友人たちの飲食店に顔を出すようにしています。
そんな時、なるべく人数を揃えたいので、あちこちに声を掛けるのですが、
皆、今回のことを真面目に考えているようで、
年老いた親がいるから、子供が大事だから、奥さんが持病持ちだから……。
殆どの人が出るのを控えています。
皆、自然とそれが出来ている……凄いなと思います。
会わないからと言って、もう縁がないって言うのとは違います。
会えないけれど、確実にどこかで気持ちは一緒の人もいますから。
 
 
僕の場合は天涯孤独ですからね、
既に両親もいませんし、友人たちのことを考える訳です。
アイツ、どうしているかな?健康にしているかな?
そんなこんな、折々に考え入ってしまうことがあります。
この時期だからこそ見えて来るもの……。
自分にとって一番大事なものとは?大事な人とは?
価値観が同じ仲間がハッキリした今……。
それがアフター・コロナの新しい時代だったりする訳です。
分かったものの、少しだけ寂しかったりして……。
 
 
2020年9月13日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 旅の栞。

初の積丹半島……神威岬で絶命(爆) 

2020/09/11 Fri.

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最近の暑さ、特にここ数年の暑さは尋常ではなく、
数年前、湘南台の「ルーシーグレイ」で開催された、
「たまにわ」の時も強烈だった印象があるけれど、
それが何だか普通になりつつある今日この頃です。
 
 
さて、北海道……。
今回は「イコロの森」を中心にサクサクッとガーデン巡りの旅。
家の用事を終わらせて、途中から合流したあけがやりたかったこととは……。
なんでも「火曜サスペンス劇場」ごっこなのだそうです(苦笑)
崖から突き落とされたい?それとも砂丘で逐年の悪業を告白をするとか?
あっ!そっか!崖の先端でパスポートを落とした反省をする?
僕も友人のFも人混みでなければOKなので、
あけの「火曜サスペンス」ごっこにお付き合いと相成りました(苦笑)
大丈夫だよ、崖から突き落とせばいいのね?(爆)
 
 
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さて、積丹半島です……。
積丹半島の最先端に神威(かむい)岬と言うところがあります。
整備された遊歩道を延々歩くと、岬の先に海から突き出した、
まるで蝋燭のような岩(神威岩)があるのです。その風景を見るために、
皆さんアリンコのように、ゾロゾロと列をなして歩く訳です……。
北海道が凉しいって言うのは過去の幻想ですね。
毎年〜北海道に行くと、まるで人形焼きのようにこんがり日焼けです。
この日も遮るものがない強烈な陽差し……瞬く間に汗ビッショリです。
この岬はその昔女人禁制だったそうです。
緩やかな坂道を上がるとそのことを示す門があります。
 
 「はぁ……疲れた……。」
 
もう少しかな?……ところが、その先を見ると、
延々と続くアップダウンの道、道、そしてまた道……。
「チャレンカの小道」と言うそうです。
知っていれば来なかったんですが(苦笑)ここまできたらねぇ……。
そう、僕の辞書に「走る」と「登る」はないのです(笑)
仕方ないか……テクテク歩き出すと、坂道のキツさを忘れるくらいに、
尾根の両側にはエメラルド色の海が広がっています。
野良ニンジンなど、自然の植栽が美しいです。
風が強いですからね、野良ニンジンの丈が極端に短い(笑)
それから茎も太いです。
 

 「ゼイゼイゼイゼイゼイ……。」
 
後ろからこの世のものとは思えないくらいの喘ぎ声が聞こえて来ます(笑)
驚いて振り返ると、汗みどろになったあけの暑苦しい姿が……。
スイカ色の麻のワンピースとマスクが汗でドロドロ……。
マスクが汗染みになっている女って初めて見ました(大爆笑)
コワいので見なかったことにして先を急ぎます(爆)
(2枚目の写真の左端っこの小さな赤いポッチがあけ。)
一際小高いポイントまでもう少しのところまで来ると、
向こうから帰って来る人たちが苦しそうに息をしています。
 
 「どうしたの?そんなに苦しそうにして……。」
 
頂きに上ると……そこからはさらにキツいアップダウンが……。
もうね、死ぬかと思いました(爆)友人のFは身軽なのでスイスイ……。
この時ほど自分の体重が恨めしく思ったことはありません(笑)
でもね、遮るものが全くない稜線の気持ちのいいことときたら!
こちらの海の美しさは積丹ブルーと言うそうです。
印象派の画家、アルフレッド・シスレーの空の色はシスレー・ブルー、
「欲望という名の電車」のブランチ・デュボアが終幕で着るのは、
聖母さまの衣装と同じデラロピア・ブルー……。
そうそう、興味ないけどサムライ・ブルーって言うのもありました。
ブルーはブルーでも色々なブルーがありますね。
 


雄大な絶景に心洗われながら、酷暑に萎れながら、
色白で売っているのに人形焼きのように真っ黒になりながら、
このキツい行程は……もう2度と来ないだろうとしみじみ思いながら(笑)
短い時間でしたがハイキングを楽しみました。

あけはゼイゼイ喘ぎながら、
血走った目で必死にウニを見付けていましたけど……。
 
 
2020年9月11日
 
 
ブノワ。
 
 
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2020-09