自らの禁を破って。 

 

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今日の写真……皆さんご存知の「薔薇餃子」です。
がっ!何かがチョッと違います(笑)
いえいえ、外からでは分かりませんよ。
中身ね、中身。具材がいつもと違うんです。
そして、見事に失敗してしまいました(苦笑)


このところ急にもてはやされ始めたコリアンダー(パクチー)。
コリアンダー、パクチー、シャンツァイ、中国パセリ……皆さんはなんて呼んでいますか?
何でも愛好家を「パクチスト」って言うらしいですね……何がパクチストだ(苦笑)
コリアンダーが昔から大好きだった僕から言わせて貰えば、
今の流行は、何を今更的な感じもしないでもないのですが、
どこのスーパーでも比較的簡単に手に入るようになったのは嬉しいです。
昔はそれこそアジアの食材を扱っている店くらいしか置いてありませんでしたから。
この手の香草、所謂、大人の味って沢山ありますよね。
茗荷、大葉、パセリ、セロリも?……春の山菜系とかクセの強い匂いのキツい葉物。
子供はダメでしょうねぇ……大人でも子供の舌を持つ人はダメかも……。
あっ!そこの美女!漬物石を投げないでぇぇぇぇぇ〜っ!(笑)
えっと……神奈川の美女、新潟の元お嬢さん、北海道の女子……。
果たして、ここで何人の人が「アタシ?」と思ったかは数えませんが(笑)
スーパーやコンビニエンスストアで頻繁に見掛けるようになったコリアンダー食品。
チップスやカップ麺等……大抵試してみましたが、どれも甘っちょろいですね。
風味が薄い。コリアンダーは生食に限るのですよ。


と、言いつつ、自らの何十年と言う禁を破り、
大きく失敗してしまったこの餃子……200個も作ってしまいました(苦笑)
作り方はいたって簡単……ニラの代わりにコリアンダーを入れただけ。
そして華々しく豪快に失敗してしまいました。
要は、やっぱりコリアンダーは熱を加えると風味が著しく損なわれるって言うこと。
それから、ニラの場合に出るしっとり感が出なくなり、固い具になります。
ニラって繊維がチョッとドロドロしているのね。
それがいい具合に具のしっとり感になるんですが、
コリアンダーの場合はパサパサですから……。

僕、自分で餃子を作るようになってこの方、
材料は一切冒険せずに、キャベツ、白菜、ニラ、豚ひき肉、生姜、ニンニクでしたけど。
何を迷ったか自らの禁を破って大失敗しちゃいました。
大体、餃子の具に冒険はいらないのです。
ホタテ?有り得ません。椎茸?いらないいらない。
海老?何じゃそりゃぁ?変わり餃子は一切いりません!(笑)


2017年8月31日


ブノワ。


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パリ・マグナム写真展を観る……。 

 

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今日のお話は先日の酷暑の中の関西旅行の話しです。

真夏の京都……想像はしていましたが暑い!(苦笑)
京都だけだったら何とかなったと思いますが、
その前々日から、神戸、大阪の猛暑にやられ、
息も絶え絶え、3日前に摘んだヒナギク状態だった僕は、
1泊した翌日は、観光もしないで帰宅する予定でした。
でも、勿体ないからどこかでランチをば……。
その前に美術館でも観たいかなぁ……。

そんなこんなで観て参りました、「パリ・マグナム写真展」です。

写真って色々なジャンルがあって、
それぞれに撮影方法が違ったりします。
例えば、某有名雑誌のお料理写真の大家の先生なんて凄いですよね。
勿論、料理人はキチンといる訳で、それに美しく照明を当て、
さらに美しく撮るために料理に油を塗ったりね(苦笑)
僕らがウットリするような美しい料理の写真の陰には、
人には言えないような努力(?)があります。
でも、矢張り写真の醍醐味って、一瞬を上手く切り撮った時の喜び、
そう、写真は瞬間の芸術だと思うんです。
照明をキッチリと当ててお料理や女優を撮るのも素敵だけれど、
その瞬間にその場所にいる……その瞬間を切り撮る醍醐味……。
これに勝るものはありません。他のジャンルの写真と、
報道写真とかが一線を画す理由の一つなのだと思います。

歴史的な一瞬ってありますよね。
その場に立ち会えたとしても、ほんの一瞬でシャッターを適切に切る……。
どんなに頑張っても叶わない強運の持ち主っていますよね。
こんな素人の僕らだって、チョッと前に訪れた日光のある峠で、
ほんの数分間の光線の移ろいで凄い写真が撮れることがある訳です。

あと10分遅かったらこれらの写真は撮れていない……ある種、奇跡ですね。


さて、そんな写真展を観ながら、
最近感じていることなどをチョッと……。
僕の写真ですが、昔の方がいい写真が撮れていたような気がするんです。
一々、分析するつもりはさらさらないのですが、
これって、もしかしたら気持ちの現れなのではないかと思うのです。
フィルム・カメラからデジタルに移行したじゃないですか。
フィルムの時は真剣でした。たった36枚の限られたコマの中で、
被写体1つに対して真剣に1回シャッターを切る……。
被写体1つに対してシャッター1回です。

 「One Shot !」

マイケル・チミノの傑作映画「ディアハンター」の中で、
主人公のマイケルが、親友のニックに鹿を撃つ時の心構えを説きます。
何発も撃ってはいけない、鹿に敬意をこめて一発で仕留めるべき……。
僕の昔の写真には、そんなピリピリとした、
真剣なものがどこかにあったように思うのです。
今はデジタルで、思う存分、好きなだけシャッターを切ることが出来る。
ダメなら消去してもう一回撮る。取り敢えず撮っておく的な甘い写真……多いと思うのです。
取り敢えず撮っておいたものの中からいいものを発見したりすることもあるけれど……。

どうにも甘いんですよねぇ……。
1本、キリリとした姿勢みたいなもの?
画面の中に緊張感がないんです(苦笑)

どこか、ゆっくり旅をして、フィルム・カメラを担いで歩いてみたい……。
なかなか時間的なこともあるし、撮った後の金銭的なこともあります。
フィルム写真はお金が掛かりますからね。
でも、いつかまたそんな旅がしてみたいなぁ……。


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今日の写真は、以前、僕がハマっていたアルバム作りの中から。
年に2回……1ヶ月くらいずつパリに滞在して、
フィルムカメラを担いで地方の街を廻ります。
そして、撮り溜めた写真の中から気に入ったものをプリント。
それをパリで買った、何故かイタリア製の黒革の表紙のアルバムに貼るの。
キチンと自分の文字でタイトルを書いてね。
写真の縁に黒い枠が付いているでしょう?
これは、1枚、1枚手焼きでネガフィルムの縁を残して焼いて貰うからなんです。
だから、24×36ミリの画面が全部プリントされます。
トリミングは一切なし。ですから撮る時に可成りの緊張を強いられます。
余計なものが写らないように背景の処理、構図、光の処理……。
今はパソコンに取り込んでから調整すればいいや……。
そんな、安易な気持ちが心のどこかにあります。
ここにも甘い写真への姿勢が現れていますね。
他にもう1冊、メトロのチケットや美術館の入場券、コースター、
絵葉書、ショップ・カード、パンフレット、角砂糖の包み紙、ヨーグルトの蓋……。
ありとあらゆる紙のものをスクラップしたものをもう1冊(笑)
このスクラップのために、帰り際にパリから段ボール2箱を日本に送っていました。
これはもうスクラップと言うには凄過ぎて(笑)まるで美術書のようなんです。
何だか懐かしいなぁ……もう出来ないな、そんな情熱ないものね。
猛暑の京都でそんなことを考えながら歩いて来ました。

1枚目はオランジェリー美術館からエッフェル塔を見た朝焼けの1枚。
こんな写真だってその時そこにいなきゃ撮れないものね……。


2017年8月29日


ブノワ。


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礼を尽くしているだけ……。 

 

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僕の親友に、フランス人のAくんがいます。
元々はこちらも親友のTのフランス語の先生だったんですが、
いつの間にか僕も仲良くなり、日本女性Yちゃんとの結婚式で、
オルレアンの実家からロワールの古城でのシャトー結婚式に出席するまでに……。
着物着て三味線弾いて参りました(笑)

Aくんは本当に真っ直ぐな性格で気遣いの出来る好青年。
折々に日本人でも出来ないような心遣いをしてくれます。
以前、褒めたんですよ、エラいよねぇ……って。
その時のAくんの答えが振るっていました。

 「日本人も昔はそうだったでしょう?」

がつぅぅぅ〜んと一発ですね。耳が痛かったです。
そうか、日本人も昔は捨てたもんじゃなかった?(笑)


最近のあけのブログを見て思ったことがあります。
チョッと引用させて貰いますね。一部抜粋です。

 8・旅は道連れ3
   ブノ。ちゃんと一緒に北海道を旅するのは何度目なんでしょうねぇ~。
   一番やかましい男です。旅行前から、どこに行くのか?
   予約は取れたのか?何を食べるのか?と煩い。
   北海道の地理もまったく関係なく行きたいところだけを言うのよぉ~。
   で、ラーメン屋は嫌!!とか、丼だけじゃ嫌!!とか、食べることにも煩い。
   じゃ、何で一緒に旅してるのかと言うと、あけの前では悪態ばかりついているくせに、
   庭主様には丁寧にお礼のハガキを書いたり、
   ブログで美しい文章と写真で庭の紹介をするから、
   庭主様に評判がいいのよねぇ~。
   あけが適当な女でそのあたりの気がきかないので、助かるのよね。

以下、省略&誤字脱字は直しました(苦笑)


ふぅ〜む……。
悪態?煩い?……何のことか分かりませんが(苦笑)
あけが適当な女って言うのは大きく頷ける(爆)
でもね、僕は何も特別なことをしている訳ではないんです。
お世話になった方々に礼を尽くしているだけ。
美しく管理した庭を見せて戴くんです。時間を割いて見せてくださり、
お茶を出してくださったり、本当、世話になりっ放しです。
まだ明けて間もない朝の時間だったり、夕飯の支度をしなければいけない夕刻だったり……。
勿論、お礼の言葉は言いますが、それだけでは足りない恩義を感じてしまいます。
手土産は当たり前で、綺麗に写真を撮ってブログで紹介させて貰い、
時間の許す限り、メールを送ったり礼状を書いたりも欠かせません。
勿論、素晴らしい庭を紹介してくださった方にも礼状は出します。

だから写真を撮る時は必死です。
呑気な駄洒落や軽口を叩きながら撮っているけれど、
心の中では必死に構図を決めてシャッターを切っているの。
限られた時間の中で、思うような光線じゃない時の方が多いです。
被写体である草花も、そのシーズンの一番じゃないことの方が多い。
暮れなずむ夕暮れ時、しかも雨が強く降っている……涙出ちゃいます。
20分しか時間がないこともしばしば。でも、その時に撮らなければ!
光が良くないから写真は撮れないなんて悠長なことは言っていられません。
その複合的なマイナス要素を逆手に取り、
いかにも自分にしか撮れないような1枚をオーナーにお見せしたい。
また、その感動をどうにかしてお伝えしたいじゃありませんか。

一遍にはなかなか難しいけれど、何回かそのようなことが積み重なり、
手紙やメールのやり取りがあり、初めてお互いに打ち解けて「繋がり」が出来るんです。
SNS上での安易な友達申請とかじゃなく、バーチャルな世界でもなく、
実際の顔を見てのお付き合いで初めて繋がりは出来る……。
僕はそう自分を信じて、一つ一つ自分に出来ることをしているだけ。

 「あぁ、◯◯さんとはFacebookで繋がっているから。」

何やらそれがとてつもなく凄いことでもあるかのように、
鼻高々で言う人いますよね。アホか!なんて愚かなの?……と思います。
そう言う人、多いですよね、勘違いも甚だしい人。
全世界中に親しいお友達が沢山いて羨ましいこと!(苦笑)
素敵な関係を築いて行くと、中には季節、季節の贈り物をしてくださる方々もいます。
新鮮な果実だったり野菜だったり特産のパンやチーズだったり……。
折々に僕のことを思い出してくれている訳です。
チョッとそんな話しをすると、

 「アタシのところには来ないわ……。」

当たり前だっつーの!(苦笑)そう言う付き合いしていないでしょう?
どこの誰だか分からない連中と上っ面のお付き合い(笑)
歯が浮き、鳥肌が立つような褒め言葉の応酬……皆、寂しいのね。
前に河合さんと旅行をするのが好きって書きましたが、
彼はそれぞれ訪れるところに必ず手土産を持参します。
中身は聞いたことないけれど、菓子折りとかの箱もの。
キチンと小分け用の紙袋も持参している……それって凄いなぁと思うんですよ。
感謝の気持ちが半端ないものね。脱帽ものです。
いるでしょう?その辺の気遣いが全く出来ない人って。

 「人さまの家を訪ねるのに手でドアノブを開けてはいけない……。」

ウィリアム・ケネディ原作の「黄昏に燃えて/Ironweed」の中の一節でしたっけ。
要は、人さまの家を訪ねる時は必ず手土産を持つこと。
すなわち、手土産で両手が塞がっているので、
肩でドアを押すことになる……そんな意味ですかね。



真の友情、人と人との繋がりなんて、
そんな一朝一夕で出来るものではないです。
日々のこまめな気遣い、折々にその人を思い出し思い遣る……。
たまには厳しい意見をするとこもあるでしょう。
でも、それもOKなのは顔が見えるからなんですよ。
小さなことの積み重ねが真の友情を作る……僕はそう思います。

 「フォローして頂戴、友達だったらして頂戴!」

そう歌ったのはまだ子役のころの安達祐実。
「いいね!」だかフォロワーだかなんだか知らないけれど、
アナタには真の友達がいますか?キチンと人と人の付き合いをしていますか?
そんな架空の数字にウハウハしていて、気が付いたら孤独死……。
そんなことにならないよう心から願います。


写真のパンは、北海道のお友達、Kさんが送ってくれました。
先日、デカい段ボールが届きビックリ!え?僕、何かした?(笑)
支笏湖と羊蹄山の丁度真ん中辺りに位置する、
ソーケーシュ製パン+トモエコーヒーの、パン・ド・カンパーニュ、ひまわりの種のパン、
パン・ド・セーグル、イチジクとオレンジピールのパン……。
どれも美味しかったです。前々からKさんにはお話を聞いていましたけど、
ハハァ〜ん、これね!きっと仕事で訪れた時に送ってくれたのでしょう。

 「こんなところまで仕事出来ているんだ……。」

地図を確認し、汗して働くKさんのことに思いを馳せたりします。
何だか申し訳ないな……忙しい仕事の合間の休憩時間にね……。
実際に行けなくてもインターネットでも買えるそうです。
Kさん、本当にありがとう!お陰さまで食卓が豊かになりました!


2017年8月27日


ブノワ。


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鑑定の不思議。 

 

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いつも不思議に思うんですよねぇ……。
何がって、アレですよ、美術品の鑑定です。
前にも面白い記事を書いたでしょう?あの程度なら僕にでも分かる訳。
実際に美術品の真贋ってどうやって見分けるのでしょうね?
本物を観て来た経験値?それは学ぶことによって会得出来るものなのか?
本の上で学んだことと、実際に触れてみてのことでは違うでしょう?
良く、目利きって言う言葉を聞くけれど、いいものを見分ける眼力と、
美術品の真贋を見極める目って微妙に違うような気もするんだけど……。
自分が白黒付けたことがその作品の評価になってしまう……。
勇気いりますよねぇ。昔の時代のことなのにね。

僕みたいな素人コレクターでも、
これだけの長い年月、古伊万里と接して来ていれば、
どの辺が偽物で、また、ある程度の時代も分かって来る……。
それって、失敗も含めた僕の経験である訳です。
痛い思いをして学んだことも沢山あります(苦笑)


よく美術品の鑑定の番組を見ていて、
その辺のことを不思議に思う訳です。
特に書ね。歴史上の人物が書いた書や書状……。
これらの鑑定って本当に出来ているのか?そう思います。
この僕だって必要に応じて5種類の書体を書き分けます。
いつもの風に流れたような文字に加えて、楷書、行書、
それから、今時の女子が書くような文字(笑)
時代、時代によってその人物が書いた文字って変わるハズなんです。
有名な掛け軸が実は印刷だった……こんな素人的なミスはないにせよ、
誰がどの時代に誰に宛てて書いた書か?真筆か否か?
焼き物の時代から作者まで、的確に鑑定することって可能なのか?
本当に難しい問題だと思います。



今日の写真は少し前にオークションで落とした松本竣介の油絵。
以前、世田谷美術館で開催された松本竣介の生誕100年の大懐古展……。
近年、稀に見る素晴らしい展覧会でしたが、作品を観ていてハタと思ったのです。

 「あ・・・・・・松本竣介……ウチにあるじゃん!」

素晴らしい回顧展を観た後です、思わず色めき立ちますよねぇ(笑)
僕は絵画の場合、画家の名前はどうでも良くて、
作品の善し悪しで落札しますから、作品に画家の名前が明記されていないものは、
いつしか名無しの権兵衛の作品になってしまいます(苦笑)
早速、家に帰って確認してみました。「M.SHUN」のサインが入っていました。
こちらの松本竣介は模写ですね。だって安かったものね(笑)
勿論、作品を落札した時点では、パソコンのモニターで見て、
作品の良し悪しだけで判断していますから、模写とか贋作とかの認識は全く頭になし。
まぁ、蚤の市でゴッホが見付かった例もあるから分からないですけどね。
キャンバスは元々の大きさのものを小さめの枠に張り替えられていました。
本物ってことあるかしらン……何だかウキウキしてきちゃった(笑)
まぁ、名前もロクすっぽ見ないで作品が気に入ったから落とした油絵。
本物の松本竣介だったら、もっと入札があって然るべきなので、
なかったって言うことは、皆さん、模写と判断したのでしょうね。
僕、誰の作品でも構わない人なので、その辺はどうでもいいんですけど……。


2017年8月26日


ブノワ。


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演劇の醍醐味……「子供の事情」。 

 

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演劇の醍醐味って何でしょう……。
それは矢張り、役者の声。そして、躍動感溢れる身体の動きでしょうか。
老練な役者の指の先まで神経が行き届いた熟練の演技術も素敵だし、
デビューしたての若い役者の、絶対に演技では表現出来ない爽やかさを感じるのもまた良し。
最近はマイクロフォンの発達で、発声など、さして舞台の訓練が出来ていないタレントも、
その多くが魅力を振りまきファンを熱狂させています。
まぁ、それも舞台の楽しみの一つですかね……。
好きな役者、タレントを自分の目で見られるって言うこと。

そして、舞台の最も素晴らしい瞬間って、
役者と観客席が一つになること……この醍醐味を一回味わってしまうと、
もう舞台芸術の魔法から逃れられることは出来ません。
役者の魔法に掛かり、同じ時代を生き、一緒になって嘆き、哀しみ、
そして笑い、涙する……これを至福と言わずして何と言いましょう。



チョッと前になります……。
三谷幸喜作、演出による「子供の事情」を観に行きました。
一般発売前に出演者に頼んでも希望の日が取れないくらいのプラチナ・チケット!
それもそのハズです……大泉 洋、天海祐希、吉田 羊、小池栄子、林 遣都、
春海四方、小手伸也、青木さやか、浅野和之、伊藤 蘭……。
年齢も境遇も違う役者たちが、皆さん10歳になっての熱演です(笑)

はじめはね、全然10歳に見えないの(爆)
子供服は着ているんですけど、誰、この用務員のオジさんは?みたいなね(笑)
初めから少女に見えたのは、吉田 羊くらいかな?
それがみるみるうちに子供になって行く訳。
子供になるって言うよりも、僕らが彼らの芝居に騙されて行くのね。
それって物凄く心地いいんです。だって、観客って騙されに劇場に通う訳ですから。
出演者それぞれの10歳の役作りも面白かったし……。

伊藤 蘭なんて、子役で大スターの役なんだけど、
1人だけ超厚塗りの巻き髪スタイルで、嬉々として少女スターを演じるのね。
一歩間違うと「何がジェーンに起こったか?」になっちゃういんだけど(笑)
彼女がスターとして生き抜いた「キャンディーズ」を踏まえて、
観客はそこに10歳の少女スターを重ねて見る訳。

大泉 洋って達者ですねぇ……。
彼は喜劇畑の人なんだと思うけど、
同じく三谷幸喜の大河ドラマ
「真田丸」のシリアスな演技!
これでさらに役の幅を広げ、魅力が一層、増したのですが、
ここでもピカイチの達者振り&歌声を披露。

僕は日本のソフィア・ローレンだと思っているのだけれど、
小池栄子の天真爛漫さ、子供ならではのチョッと悪ぶり。
もう少し緩急付くと面白いんだけどな……。
今回はチョッと直球一本やりだった感があります。


終幕、これはこの劇場ならではの豪華極まりない演出なんですが、
一般的に劇場はそのステージと同じ広さを両袖に、
そして、舞台の奥にもう一つ分同じ広さのスペースがあるのが望ましいとされています。
子供たちがワイワイがやがややっていると、
教室の一杯セットの舞台が奥に、奥にとスライドして行きます。
何と奥に2つ分も引っ込んで行き、そこから役者たちがダァ〜っと走って来て幕になる……。
その瞬間、それまで大して10歳の子供に見えなかった役者たちも、
いきなり10歳の子供になってしまうマジック。背丈まで小さく見えるの。
観客は自らの10歳の時のことを思い出し、
登場人物に重ねあわせ、追体験をする……。

こんな幸せはなかなか味わえません。
やっぱり舞台はいいなぁ……再演があったらもう一回観に行きたいなぁ……。
チョッと幸せな一時でした。


写真はこの前訪れた、大阪は新世界での1枚。
名前忘れちゃった……メガ盛りで有名な店先で撮りました。
「That's 子供」ですね(笑)捲りますよね、子供は(爆)


2017年8月25日


ブノワ。


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最初で最後の「メゼババ」。 

 

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 「アッちゃぁ〜ん!来年の7月25日は空いている?」

親友のMちゃんからメールが来たのは、
去年の12月上旬のことでした。
来年の7月25日は空いているかって聞かれても、
約8ヶ月先のことです、分かりません……(笑)
がっ!何が何でも空けなければいけない理由がありました。
そう、8ヶ月予約が取れない亀戸のイタリアン、
一見さんはお断りの「メゼババ」の予約をお願いしてあったんです。

 「行く、行く、行くぅぅぅぅ〜っ!」

早速カレンダーに◯しちゃいました。
Mちゃん夫婦が12月に行った時に予約してくれましたが、
そのMちゃんたちも12月の予約が取れたのは去年の3月のこと……。
やっぱり8ヶ月待ちなんだ……いやが上にも膨らむ期待感!
メールを貰った日から一時たりとも7月25日のことを忘れませんでした(笑)

ムンムン蒸れ蒸れの7月25日……。
急遽、仕事になってしまったMちゃんの旦那のKちゃんの代わりに、
最近可愛がっている男の子Iくんと親友のTと行って参りました、
一見さんお断り、8ヶ月予約が取れない「メゼババ」へ……。


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先ずはグラスでスパークリングを頼みました。
その後は白ワインを4本?5本?(苦笑)美味しいのでワインが進みます。
ブルスケッタ、鱧のフリット、白インゲンとカラスミ、
近江牛の温かいカルパッチョ、レモンのパスタ、
ハマグリのパスタ、そして、デザートはプリンね。
こうして写真を見ると、それほど品数は頼まなかったのかな?
さてさてさて、行った時に次回の予約が取れるのではないか?
淡い期待みたいなものを抱いて行って参りましたが見事に撃沈(笑)
友人たちからも「予約取って来てぇ〜!」と、やいのやいのの催促でしたから。
でも、予約すら受けて貰えませんでしたぁ〜っ!(苦笑)
何でも、受けてしまうと常連さんに迷惑がかかってしまうとか……。
でも、それは言ってはいけないよ!アナタたちは常連じゃないから?
客を目の前で差別するような台詞は御法度です。

あまりいい気持ちはしませんでした。
誰でも初めってありますもんね。美人だったり有名人だったらまた別なのかな?
残念ですね、僕なんてきっと未来の常連さんなのにね。
門戸、敢えなく目の前でピシャリと閉ざされました。
(真面目にこう言う経験は初めてなので、気持ちを何て表現していいか分からん。)
と、言うことは、もう2度と行けないって言うことですかね?
この調子じゃ電話で予約なんて無理ですもんね。
顔が見える状態で、目を見ながらお願いしているのに、
予約すら受けて貰えないって言うことは(来年の3月くらいでいいと言ったの。)
どうやって予約を受けて貰ったらいいのでしょうか?
懇願する?頭を下げて予約をするなんてまっぴらゴメンだしね。
Tが名刺を置いて来て、キャンセル待ち等が出た時、
(何しろ8ヶ月も先の予約ですから都合が悪くなる客もいるらしい。)
そんな時、電話を貰うように頼んでいたみたいですが……。
店の都合に合わせて客のこちらがいそいそと行かせて貰うのも何だか本末転倒。
それだって、誰にするか予約待ちの客の中から店側が選ぶ訳でしょう?
店が客を選ぶ?どんだけ凄い店なの?って思っちゃう。
店の都合でこちらが食べに行かせて戴く?有り得ません。
それだったら簡単に予約が取れる、気安い店がいいな……。
予約が困難でも、常連、一見の差なく普通に予約が取れる店がいいです。
値段が分からないでワインをバンバン頼んだから結構なお値段だったし……。
縁の薄い店ってあるんですね。僕はそこまでして行きたくないや。
なかなか美味しかったのでチョッと残念でした。ま、何事も経験?
でも、こんなエピソードを話ししても、皆さん面白くないね(苦笑)


2017年8月23日


ブノワ。


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なぜ後のことを考えぬ……。 

 

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常々日本人の悪いところだと思っているのですが、
マンションや公共施設……箱物を作った際に、廻りの植栽しますよね。
今は建物の大きさに準じて緑の割合が決まっている場合もあります。
屋上とかに緑を植えなければいけない決まりのところもあります。
チョッと高級なマンションなどは、専門家にキチンと美しく植栽して貰っていますが、
植物を植えるのはいいのです。そして、その後の管理は?

殆どが手が入らないまま放置状態……。
植物だって手をかけなければ枯れますよね?
伸び放題で生活の邪魔になることもあるし、
元々、人々の生活を快適にするために植えられた植物が邪魔者になっている……。
なんだか変ですよね……どうして後のことを考えないんでしょう?


今日の1枚目は、先日訪れた三田ホテルからの眺め。
一見、綺麗でしょう?朝、目が覚めてバルコニーから外を見て「へぇ〜っ!」って。
実は、前の日に「物凄く残念ことになっている」と聞いていたんです。
到着は夜だったし、翌朝、バルコニーから下を見たら、何だ、なかなか綺麗じゃない……って。
ところが!いそいそと散歩をしようと下に降りてみて愕然としました。
全く手が入っていないのです……おそらく、もう何年も。(まともに言う意味です。)
薔薇がふんだんに植えられていた、アーチやパーゴラは丸裸((写真の下の部分。)
放置が一番、顕著なのは下の石畳の雑草を見れば一目瞭然です。
水辺に行こうと思って、枕木で出来ている階段を降りようとすると、
いきなり枕木がなくなっているところがあって、
しかも水たまりが出来ていて、雑草で全く見えなくなっている……。
危なく白いスニーカーがドロドロになるところでした。
これってコケて転んで怪我でもしたらホテルは責任とるのかな?
写真の両側、目の形をした池の両端に橋が架かっているのですが、
一方の橋の下に子供が遊べるように遊具が作られていました。
全く使われていないであろうそれは、ホコリっぽくチョッと危険な雰囲気。

勿体ないですよね……いいロケーションなのにね。
早朝の犬の散歩やジョギングをしている人もチラホラいましたが……。
どこのどなたが設計施工したか知りませんが、
完成した後の管理のこととか考えないのでしょうか?
例えば、季節、季節の管理に掛かる人件費とか、肥料などの費用。
水遣りするにもタダじゃないですよね。
植物が枯れた場合の補充する予備の費用とか……。
これだけ広大なんです。スタッフは常駐か、
それともアルバイト的に雇って週に何日かの管理か……。
そう言う費用を試算して計上しないのかな?
薔薇は綺麗だけど、手が掛かりますよね。
作るだけ作って後は知らぬ存ぜぬなの?……。
植物に関してまるっきり無知のおエラいさんたちが、
施工業者に旨いこと口車に乗せられたんでしょうね。
植物は育つのだよ!手を加えるものなの!(苦笑)



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2枚目の写真は、どこだったかJRの駅近くの高架線際の植栽。
武蔵野線だったかなぁ……それとも埼京線?覚えてないや。
この、世にも美しい状態が、ダァ〜っと延々続いている訳(苦笑)
サツキかな?1本も生き残っていない……全てご臨終。
昔、友達だったフランス人が、枯れた盆栽を見て、

 「これはむかし木でした。」

と、片言の日本語で言ったのを思い出します。

高架線の際です。日当り悪いです。雨も当たりません。
当然、土の下は工事中に出たコンクリートのガラなどがゴマンと入っていて、
土の部分なんて飾り程度にほんの表面だけでしょう。
植物が下から自力で水を吸い上げることは不可能です。
あれよあれよと言う間に枯れて行ったことは想像に難くないです。
日々の管理は?植えたらそれでお仕舞い?
それに、この状態になるまで放っておく廻りの人々の目も異常だし、
こうなっても誰も行動を起こさない無関心さ。
これは何もここだけの問題ではなくて、日本国中の道路でも言えること。
これって典型的な日本の街中の風景ですよね。
こんなもの放置するなら人工芝でも貼っておけばいい。
人工芝じゃなくって、どこかの国みたいに緑に塗っちゃえば?
あまりの酷さに戻って写真撮影です(怒)

こう言う光景を見ると、
つくづく日本の植物に対する考え方の貧困さに呆れてしまいます。
ビッシリと埋め尽くすようにツツジやサツキを植えたり、
植物の特性を考えると言うよりは、緑で埋まっていればいい感じ。
植物を育てるって言う意識がゼロなのね。
三田ホテルの向こう岸には新興住宅地が広がっていましたが、
こちらの公共部分の管理も酷かったです。
中にはガーデニングが好きで綺麗にしているお宅もありましたけどね……。

素晴らしいガーデンを作る方々も増え、
日本だってイギリスやフランスに負けない植物文化になって来ていると思うけど、
こう言う素晴らしい光景を見るにつけ、まだまだ日本は植物後進国、
最新の薔薇や、新しい品種の植物を作ったって、
その根本がまだまだなんだと薄ら寂しい気持ちになります。

三田ホテル……これはホテルの管轄?それとも市の領域?
設計施行はプロの造園業者でしょう?こう言うのを「やり逃げ」って言うんです。
甘言を弄して美しいデザイン画を見せ金を巻き上げる……僕にも出来るわ。
もうチョッとどうにかしましょうよ!本当にヒドいよ。


2017年8月22日


ブノワ。


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久し振りの「アスペルジュ・ブランシュ」 

 

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大阪〜神戸かぁ……。

いくら土地勘のない僕でもハタと閃いちゃいました。
慌ててスケジュール帳を確認します。

 「よしっ!空いているっ!」

1日、予定を伸ばして、帰りに京都に寄ることにしました。
スグにホテルを確保ね。おそらく、大阪で夕方解散でしょう。
だったら、その足で京都に入り、親友のレストランで夕飯と洒落込もう!
なんだかウキウキして来ちゃいました(笑)

あけに帰りのことを打診してみます。
な、な、な、何と!あけはあけで京都に用事があったのですが、
それがどうやら雲行きが怪しくて、キャンセルになるかもとのこと……。
本来だったら、大阪で皆と別れて京都入りし、
用事を済ませて深夜バスで帰るつもりだったとか……。

じゃぁ、一緒にご飯食べよう!
話しは早いです。食い物で釣られる女ですからね(笑)



夕方、皆さんと別れてに大阪を出発、京都に着くのは大体7時頃?
大阪と京都って近いですよね。行きの新幹線でビックリしちゃいました。
検索しても新幹線は出て来ないのね。
京阪電鉄で店のスグ近くまで行かれるではないですか……。
早速、予約を入れます。親友夫妻がやっている「アスペルジュ・ブランシュ」です。
このところ親友夫妻が東京に出て来てご飯することはあっても、
僕の方から京都に行くのがどれくらい振りでしょう……。
そう、バルテュスを京都に観に行った時以来かな?
楽しみでした。どれだけ進化しているのかな?

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今回、オーダーしたのは……。

 タスマニア産 生牡蠣 レモン風味のエシャロット
 国産鶏 白レバームース 薄切りバゲットとポルト酒風味のレーズン
 イタリア産 生ハムとポーチドエッグのグリーンサラダ
 フランス産 サマートリュフとフォアグラのかき卵赤ワインソース
 鳥取県産 大山鶏のコンフィマデラ酒のソース
 スペイン産 栗豚のローストバルサミコソース
 桃のコンポート
 アイスクリームの盛り合わせ
 (杏のシャーベット、栗、キャラメル、紅茶レーズン)


先ず、驚いたのは、メニューが充実して来ていること。
前菜、メイン、デザート……それぞれ品数も増えているんだけど、
「アスペルジュ・ブランシュ」ならではの個性も感じられます。
なかなか抜け切らない日本のフレンチの亡霊みたいなもの……あるでしょう?
亡霊って言うと大袈裟だけど、フランス料理はこうあらねばならない……そんなイメージ?
小量ずつをコースで何品か出さないといけない……。
最後は美味しくないデザートと水っぽいコーヒーが漏れなく付きます(苦笑)
パンナコッタとティラミス……何故、フレンチで食べなきゃいけない?
いらないんですよねぇ……そんな余計なもの。

例えば、今のフランスだと、
前菜、メイン、デザートの3つに別れていて、
3つ全部頼むと45ユーロ、そのうち2つだと30ユーロ……。
僕はお腹が空いているから全部、私はメインとデザート……。
自分の食べたい物だけを自由に選ぶ店が多いです。
それから1皿のボリュームが可成り大きい。
「アスペルジュ・ブランシュ」は、そんな古めかしいイメージを払拭する、
新時代の自由な店なんだと思います。本当に素敵なメニューが増え、
一晩で、全部、食べることは不可能ですが、また訪れる楽しみが増えました。
それからワインね。飲兵衛の奥方、底なし沼のAちゃんが、
晴れて、めでたく、見事ソムリエになりましたからね(笑)
勉強、勉強、店のためと言いながら飲み倒してみて、
充実のワイン揃えでございます。夏は冷えた白ワインがいいですね……。

一つ、オジサマの楽しみは(笑)
生牡蠣に乗っているエシャロット……これを肴にAちゃんをイジります(笑)
 
 「おぉぉぉ〜!美味しそうな生牡蠣!
  上に乗っているのは紅生姜?」

Aちゃんはうろたえ真面目な顔で返して来るの(笑)
それがまた楽しいんですよねぇ……オッサンのお楽しみね。

他のお客さまがお帰りになったので、2人と一緒にテーブルを囲みます。
レストラン激戦区の京都です。そんな中、
先を見据えた経営の仕方などもシッカリとあるみたいで、
何とも頼もしい2人、これからお世話にならなくっちゃ!です。


可愛らしいのは、前回2月に東京で会った時に、
一晩だけどホテルで楽しんで貰おうとプレゼントしたブーケ……。
そのままドライになって飾ってあるんです。
次回の約束もして来ました。
次回は冬、京都で芝居見物と洒落込みましょうか!


2017年8月20日


ブノワ。


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種を蒔く人。 

 

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細い路地を抜けながら住宅地の中を走ります。
飛行機の轟音がたまに聞こえて来るので初めて空港の近くなんだと知りました。
伊丹空港の近く?でも、伊丹空港ってどの辺り?(笑)
やがて到着したのは、ごくごく普通の一軒家……と、思いきや、
そこは多田さんの秘密基地だったです。


ガレージを通り過ぎ、苗置き場を過ぎると、
一番奥に多田さんの秘密基地、ガーデン・シェッドがあります。
あららぁ……何だか被写体の宝庫(笑)チョビッと興奮しちゃいました。
ポートレート、風景、静物……写真って色々なジャンルがありますが、
こう言うところで静物の写真の練習をするといいですよね……。
写真は一瞬の勝負なことが多いのだけれど、
じっくりと時間をかけて構図を決めて光を工夫し……。
夕方で暗かったですけど、そこは感度を上げて、
少ない光を最大限に集めてドラマチックにね。

この空間が素敵なのは、
ただお気に入りのものをディスプレイしているのではなく、
多田さんは種を蒔く人なので、種の採取に必要な草花を吊るし、
道具が置かれ、作業する場所が整然と管理されているのです。
ご自分が日々、作業する上で快適であるよう、
無駄を省いた空間だからこそ美しいと思うのです。
ただドライフラワーを作っている訳ではないんです。
その採取した種には、次の季節へ繋がる命が秘められているんです。
採取した種が入っている紙コップを見ていたら、
夢中になってやっていたころの薔薇の交配を思い出しちゃった……。
僕の中の「いい薔薇。」って、花粉が良く出る薔薇だったりするんですが(笑)
多田さんの素敵な植物って種がタップリ採れる草花だったりして(爆)
楽しいんですよねぇ……こう言うのって。
多田さんと僕のチョッとした共通点なのかな?


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斑入りの植物が多いです。
真夏だと言うのに綺麗に管理されている庭はとても気持ちがいいです。
季節、季節の花を愛でる生活。どの植物にも平等に愛情を注ぐ姿……。
そして、植物の一生、種から発芽、花が咲いてまた種が出来るまで、
そのどの瞬間も愛おしいと思う多田さんの姿もまた素敵です。

ここで恐ろしいものを見てしまいました(笑)
多田さんがしゃがみこんだ樹から、何百匹と言う数の蝉が、
一斉に飛び立ったの……「ぎぇぇぇぇぇぇぇ〜っ!」ってなもんで(笑)
まるでCGのように飛び立つ無数の黒い蝉の姿にビックリ仰天(笑)
それも今時のCGの最新技術じゃなくって、往年のフィルムに描き込むタイプの特撮ね。
皆さんご存知の方も多いと思いますが、
「ウルトラマン」に出て来る人気怪獣のバルタン星人は、
蝉がモデルになっているんですよね……確か小学生のデザインだったとか?
無数のバルタン星人が飛び立つ姿は壮観でした、ハイ!

多田さんには随分とお世話になりました。
帰宅してからも気持ちのいいメールのやり取りが出来ましたしね。
返信のタイミング、言葉の選び方、文面から伝わる優しさ……。
皆さん、多田さんのことを「不思議ちゃん」とか「おとぼけ姉さん」とか言うけれど、
僕にはごくごく普通の素敵な女性に見えるのです。
但し!スマートフォンでナビゲーターは出来ませんけど。
だって、見ているだけなんだもの(爆)


2017年8月18日


ブノワ。


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真夏の「ガーデン 植花夢」 

 

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えっ……もう行くの?(苦笑)盛大に後ろ髪を引かれつつ、
ぽんさんのお宅をあとにして「ガーデン 植花夢」に向かいます。

何やら山小屋風の入り口……。
人気のない受付を過ぎると、そこは目の前に広がる夏のガーデン!
色鮮やかなフロックスが斜面に彩りを添える圧巻の夏のガーデンでした。
ぽんさんの案内で、奥へ奥へと歩を進めます。
どれだけ広いんでしょうね……奥の方は諸般の事情で閉鎖されているともお聞きしました。
それにしても暑い!でも、その暑さの中でも草花が生き生きとしているではありませんか。
でも、たった今、拝見したぽんさんの庭を見れば納得が行くと言うものです。

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広大な敷地を持つ「ガーデン 植花夢」を美しく管理するぽんさん。
何でもたった2人でこちらを管理しているとか……。
しかも斜面!知識だけではどうにもならない部分も多々あるでしょう。
春はまだいいです、春の花は自然が花咲かせると言います。
(それだって厳しい寒さの冬の作業で格段の差が出る……。)
植物に対する知識と管理する体力、全体を見る目を持つセンス。
今だけではなくて、数年先を見越す眼力……。
その植物に対する知識も、本で調べた知識ではなく、
自分で長年かかって実際に育ててみての知識です。
この暑い夏に黙々と手を動かすその根底には、
考えなくても自然に手が動く知識があるのです。
ぽんさんはまさにこのガーデンにとっての宝、
ぽんさんなくしてはこの美しい景観はないのでは?
何事も当たり前だと思ってはいけません。
このガーデンにぽんさんがいらっしゃることは奇跡なのです。

ひとしきりガーデンを歩き、
冷たいお茶をご馳走になりながら、
最後に見たストライプの竹、これは何?
何やらポール・スミスみたいな竹に目が行きましたが、
金明孟宗竹って言うらしいです。
ウゥ〜む、交互に同じ模様が出ている……この法則は?


2017年8月16日


ブノワ。


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