自在に植物を操ります……。 

 

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コツコツと1人で作業されたそうです。
花が終わった夏場から、出来る作業を順番に1人で……。

毎年恒例になった豊橋の黒田さんのお宅に遊びに行って来ました。
話しには聞いていたんですけどね、庭をやり直すって……。
驚いちゃいました……まるで何事もなかったかのように、
圧倒的なボリュームで花が咲いていました。
きっと、今年は移植したてで花の調子も今一つなのではないかと思っていましたから。
鉢植えの植物の配置換えをする訳ではありません。
地植えのものをいとも軽々と、まるで魔法の尺を使ったかのようです。
既に完成されている庭です。そのどこをどう弄るのか?
興味津々でしたけど、まだまだこの先に向けて計画があるそうです。
現に数年後に刈り込まれることを念頭に、
若干、面をズラしてコニファーが数本植えられていました。
今日は撮って来た写真、1000枚を取り敢えず200枚に。
そこからどうにか167枚まで減らしましたが、
どれをどう選んでいいのやら、早々に選抜を放棄した写真、
どうぞ最後までご覧下さい(笑)

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どうでしたか?怒濤のアップ(笑)途中で寝ちゃいませんでしたか?
色彩が溢れていますよね……まさに色彩の洪水。
でも、それが決して喧嘩せずに、見事な調和になっています。
どこをどう改装したのかは、言葉では上手く言い表せませんし、
それを写真でお見せするのは僕の役目ではないので、
いつものように美しい箇所を切り取った写真です。
しかし、今年は「May Queen」の写真を良く撮ったなぁ。
僕の「Benoit Magimel」や、前回、お土産で持参したディッキア……。
さりげなく目につくところに置いてくださる気遣い。


今日の1枚目……実際にいらした皆さんはどこだか分からないでしょう?
ガレージの前の暗がりなんです。あそこは写真的には被写体の宝庫。
所謂、ガーデン写真ではありませんけれど、
なかなか味わいのある写真が撮れる僕のお気に入りの場所。


2017年5月25日


ブノワ。


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先を見越した「garage」の提案。 

 

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 「ブノワ。さんの写真はまるで人がいないようです!」

よく言われます、
いないんじゃなくて、いないように撮っているだけです(苦笑)
ご存じの通り、ドームでの「国際バラとガーデニングショウ」は人でごった返しています。
絶対に人が写り込まないよう細心の注意を払い、
ドーム自体の構造物が入らないようにすると、カメラはどうしても下を向き、
被写体に寄って、寄ってシャッターを切ることになります。
当然、不自然な構図になることもありますが、そこは一工夫して画面を構成します。
写真は光とコンポジション!引いて撮れない分、
あたかもはじめからそれを狙っていたかのように見せるのです。


今回も素敵な光景を探しつつ、下を向いてウロウロしていると、
何やら素敵な匂いがしてきました……おぉぉ……フォトジェニック!
夢中で何枚かシャッターを切り、果たしてこちらはどちらのブース?
と、上げた視線に入って来たのは「garage」の文字……。

 「何ぁ~んだ!やっぱり!」

素敵なハズです。
豊橋に行く度に、足繁く通う園芸ファン垂涎の「garage」のブースでした。

テーマは「男子ガーデン」だそうです。
見物客からこんな声が聞こえてきました。

 「男子ガーデンだって……道理で色がないハズだね。」

色がない?……矢張り、色=花なんでしょう。
その辺りの意識は仕方ないのでしょうね。
「イコロの森」に電話を掛けてきて、

 「花は咲いていますか?」と、質問してきたり、

寄せ植えに常に花を求める感覚。
赤、黄色、ピンク、ブルー……花が咲き乱れることがガーデニング。
仕方がないのでしょう。でも果たしてそうでしょうか。

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ガーデニング=花……それだけではない何か……。
「garage」の展示はそれを教えてくれています。
ガーデニング+植物+インテリア=ライフスタイル……。
どれ一つとして切り離すことの出来ない要素です。

豊橋の店舗の前面にあるガーデンから、
わざわざ店の看板を抜いて来てディスプレイしてあります(1枚目)
今や、温帯から亜熱帯になった感のある日本の気候で、
オーストラリアなどからも育成可能な植物が入るようになりました。
今の日本の住宅事情、すなわち、庭付きの戸建てではなく、
マンション暮らしの若い世代向きの室内でのガーデニングの提案。
ガーデニングは花だけではない、葉の美しさも改めて教えてくれた、
そんなこんな、時代をチョッと時代を先取りした「garage」の展示は、
新たな可能性を秘めた何かを提示してくれているようです。


2017年5月23日


ブノワ。


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「Lucy Gray」のセンスが光る。 

 

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もう2度と行くことはないと思っていました。
そんな「国際バラとガーデニングショウ」ですが、
春先にチョッとしたニュースを小耳に挟みました。
湘南台の「Lucy Gray」が主催者側の依頼でブースを出すらしいんです。
しかも隣はこちらも初めて出展する豊橋の「garage」……。
はぁ……行かない訳には参りません(笑)
ここで行かなくてどうする?友達として失格じゃないですか。
「Garden Diary」の安藤編集長にお願いして、
プレスで入れて貰う予定が、急遽、仕事が入って泣く泣く断念……。
そうなると行ける日がなくなっちゃうんです……困った、大いに困った。
仕方なく2泊3日の旅行の初日をキャンセル。1泊減らして、
いそいそと行って参りました、「Lucy Gray」と「garage」のブースです。
先ずは「Lucy Gray」の写真をご覧下さいね。

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何でも主催者側が提出してきたテーマは、
「週末 家族が集うバルコニー」だったそうです。
主催者側の隠れた希望は、初心者向けのガーデニングでしょうか。
しかしそこは、こだわりの「Lucy Gray」のお2人。
見事に主催者側の予想を裏切り(?)素敵でスタイリッシュな展示になっていました。
初心者=ヘタクソではありせん。初心者をバカにしちゃいけません。
初心者だからこそ出来る、ルールに縛られない自由な発想もあります。
ただ花が咲いているテラコッタをズラぁ~っと並べるだけではなく、
初心者や園芸のベテランまでが「うぅ~ン!」とうなる、
新しいガーデニングの在り方を見せてくれたように思います。
お母さんが花の手入れをし、お父さんの秘密の隠れ家があり、
その廻りを子供たちが走り回る……そんな光景が浮かびます。
スタイリッシュだけど手のかからない植物選びは、
今時の時間のない勤め人にも簡単に手が出せそうですし、
育てること、上へ上へと伸びる植物の変化を楽しむ植栽は、
ベランダと言う限られたスペースを縦に有効に使います。
日々の単調な生活に変化と喜びをもたらしてくれそう……。
初心者のためのと言いつつ、ベテランまで楽しめる展示が素敵でした。

一際、僕の目が釘付けになったのは、
まるでムカゴが割れて花になったかのようなクレマチス(笑)
ヴィオルナ系の「イアンシナ」と言うらしいです。
優しい奥さまに無理を言って探して貰っちゃいました!
こうして僕の家へ新しい一つのクレマチスがやって来て、
オレンジの器が美しい多肉植物の寄せ植えなども参考になり、
色々な可能性を提示してくれた「Lucy Gray」の、
お2人に感謝、感謝です!


2017年5月21日


ブノワ。


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蕪、かぶ、カブ。 

 

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鎌倉在住の素敵な方からいつも土産を戴きます。
ワインが一番多いのですが、この日は蕪!「鎌倉連売」の蕪!
蕪、かぶ、カブ……蕪かぁ……さてどうやって調理しましょう?

僕は料理が好きですが、好きって言ったって作るものは決まって来ちゃいますね。
と、言うことは、使う材料もそう変わる訳ではない。
年がら年中、同じものを買って同じようなものを作っている訳です。
蕪かぁ……さて、どうしましょう。蕪、ほとんど買わないものね。
蕪の料理のレパートリー……ゼロでございます(苦笑)
でも、インターネットで大流行りの例のサイトは見る気がないので、
チョッと考えてみたのが今日の2品。



1枚目の写真が蕪のソテー。
ニンニクじゃありませんからね(笑)蕪です、蕪。
作り方はいたって簡単です。良く洗った蕪は皮を剥かずに、
6等分の串切りに。葉も少し取っておきましょうね。彩り綺麗ですから。
なぜ皮を剥かないかって言うと、僕、蕪のあの軟らかい食感が苦手なのです。
火が通るとグシャッとするでしょう?あれが苦手。
角はチョッとだけ面取りしました。フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、
火が通り切る寸前にバターを入れ風味付け。塩、こしょうで味を整え、
隠し味でほんの少しだけ醤油を数滴フライパンの肌に……。
黒い小さな塊は何かって?これは熟成発酵させた黒ニンニクです。
全くニンニク臭さがなくなり、何だかプルーンか杏のような風合いになります。
その甘酸っぱさは上手に利用すると、いつもの1皿が全く違ったものになります。
お皿に盛りつけてパルメジャーノレジャーノをガリガリガリガリ……。
これね、驚くことに、まるでアスパラガスみたいな味になります。



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2枚目の1皿は、蕪の葉を味噌で炒めたご飯のおかず。
綺麗に洗った葉をごま油で炒めて一味唐辛子と味噌、醤油少々で味付け。
炊きたてのご飯に合うこと合うこと。葉も捨てずに全部使い切りたいです。

いつもお世話になっている方には大してお礼も出来ないけど、
こうして有効利用して写真に撮り、お見せすることはしたいです。


2017年5月20日


ブノワ。


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人の恨みって……。 

 

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知り合いがこのところ落ち込んでいます。
何でも、身に覚えのないことで友人から疎まれているらしいです。
陰であることないこと悪口を言われているとか……。
喧嘩した訳ではないそうです。全く何が何だか訳が分からないって……。
チョッと話しを聞きましたが、僕もどうアドバイスしていいやら。
繊細で気にするタイプだからなぁ……自分の経験を話してあげて、
最後は大笑いで気が晴れたみたいですけど。
その僕の経験とは……。



ボロクソだそうです(笑)
ボロクソは言葉が汚いですかね。では、ボロッカス?クソミソ?同じか(笑)
ある方が僕のことを方々でボロクソ悪口を言って歩いているそうです。
ほぉ……そうですか。でもね、まったく身に覚えがないの。
だってその方とは1度、あるお宅でご一緒して数時間を過ごし、
その後、皆で夕飯を食べただけだし(その時は和気藹々だった。)
一つ言わせて貰っちゃえば、その方は僕が繋いだ縁で、
新しい仕事が出来て感謝して貰ってもいいくらいなんですけど……。
まぁ、その方、チョッと一癖も二癖もあることは、
方々から漏れ聞こえていましたが、それにしても何故?(笑)
いえいえ、別に頭にきている訳じゃないんですよ。
だって何が何だか身に覚えがなくて、理由なんてまったく分からないですから……。
恨みって自分の与り知らないところで買っちゃうって言いますけど、
キツネに摘まれたよう?そんな感じですか……。



同じ趣味を持つ仲間が集まっても、3人集まれば派閥が出来るし(笑)
チョッとしたことで喧嘩にもなります。
同じ趣味を持つからこそ、譲れない部分があったりするのでしょうか。
同じ趣味の持ち主だからこそ、衝突した時は大事になったりします。
草花を愛する人たちだって、土を弄り、花を愛で穏やかな人と思いきや、
イヤな奴もいるし、キツい性格の人もいる。この世界もやっぱり派閥が出来て(笑)
あることで面と向かって喧嘩になることもありますよね。
この僕だって、そう言うことありますよ。あれだけ仲が良かったのに……。
言われますが、物凄く頭に来ちゃって、携帯のデータどころか、
PCの中のその人の写真を全部削除したこともあります(笑)
イヤだものね、パソコンが汚れているような感じがしてさ。

 「あの人がfacebookで紹介した薔薇なんか絶対に買わない!」とか、

 「薔薇はオールドローズ以外は薔薇じゃない!」とか、

 「あんなレストラン、ブログで紹介しちゃって!」とか。

不寛容の固まりみたいな人も沢山います(笑)
いいのにね……何でも。自分と考えが違っても、どうして、

 「へぇ、そうですか。」

の一言で軽く流せないんでしょうね?

仲がいい友達と旅行に行くと大喧嘩して帰って来ることも多いです(笑)
何でしょうね、旅先で気も緩んで地も出ちゃう?
そう、陰口叩かれても落ち込むことはありません。
恨みつらみは本人の与り知らないところで買うものなのです(苦笑)
悪口を言う方も気を付けた方がいいです。
自分の口をついて出た悪口は、必ず相手の耳に入ります。
まぁ、もっともそんなことどうでもいいから悪口を言うんでしょうけど(笑)


今日の写真はキャンドル作家、kanameさんのところで作ったキャンドル。
赤のキャンドルの上のものは、僕が特別にお願いして作って貰った、
麻実れいさんへのプレゼント用の試作品。下の方が完成品です。
他のものは僕の手作りね。黒のキャンドルがチョッと粉を吹いてグレーに……。
なかなかいい風合いになりました。

この記事にこの写真……お分かりになる方もいるのでは?(笑)


2017年5月18日


ブノワ。


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category: 向き向きの花束。

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太っ腹なアンジーの贈り物(笑) 

 

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薔薇、真っ盛りです……。
電車移動していると、窓から様々な種類の薔薇が見えます。
いい季節ですね……今年は大風も大雨もなく、天気のいい日が続き、
ここ数年で一番薔薇が美しく見られるかもしれません。

さて、先日のこと……。
いつも立ち寄るデパートの地下の野菜売り場でのこと。
ここは結構お高いので、頻繁に買い物をする訳ではないのですが、
どうしても欲しい野菜や季節の珍しい野菜などを買う時に立ち寄ります。
だって、近所のスーパーは物凄く野菜売り場が貧弱なんだもの(苦笑)
あれほど季節感のない野菜売り場も珍しいんじゃないかな。

探し物で訪れた野菜売り場の一番入り口は、
手前に春野菜や山菜がビッシリ並んでいます。
いいですよねぇ……何だかウットリしちゃいます(笑)
この日はこごみやタラの芽など、山菜を買いに来たんですが、
フと、一番最前列に目をやると……。
あったあった!行者ニンニク!大好きな行者ニンニク!
凄かったですよ。まだ葉の開いていない、
10センチくらいの小さな行者ニンニクがトレイに7〜8本。
それで800円ですから!800円!有り得ません!(苦笑)
で、咄嗟に頭に浮かんだのが、北海道に生息するクマ……じゃなくって!(笑)
いつもお世話になっている素晴らしい庭の持ち主、ポエムさんことアンジーです。
アンジー、パンジー、チンパンジー!……なぁ〜んて、
いつも失礼なニックネームに愛情をまぶして誤摩化し、
冗談めかしてお付き合いさせて貰っている、大好きで、
太っ腹(ウエストのことじゃないからね!)なマダム。
一応、ウエストのことじゃないって書いておかなきゃ北海道から漬物石飛んで来る(爆)
でもね、冬ごもりの間、毎日〜甘いお菓子を食べていたら……。
どうやらウエストがなくなっちゃったらしい(笑)
豪儀で気前のいい美しきマダム、アンジーの顔がパッと浮かびました!

 「アンジぃぃぃぃぃぃ〜っ!行者ニンニク送ってぇぇぇぇぇ〜!」

と、念力を送った訳ではありませんが、
以心伝心、スグにアンジーから行者ニンニクが送られて来ました!
それが今日の1枚目の写真ね。これ、立派な小松菜の束以上の大きさ!
それが4袋も入っていました。どうです、太っ腹でしょう?(笑)
何でも、アンジーの友達の友達のまたその友達の……、
最後の方は何だかよく分からないオジさんに山に行って採って来て貰ったそうです。
ホラ、アンジーが自分で採りに行くと、冬眠から目覚めたクマと間違えられて……、
じゃなかった!(笑)いつも憎まれ口を叩く可愛らしい僕に、
ついつい行者ニンニクとソックリで毒性のある、
イヌサフランをわざと紛れ込ませたくなるじゃない?(笑)
行者ニンニクは茎の部分に臙脂色の薄皮が付いていてニンニク臭いのですが、
イヌサフランは緑でニンニク臭もしないんです。でも、姿はソックリ!
中に臙脂色の薄皮が剥けちゃって緑色のものがあると匂いを嗅いで確かめたり(笑)

 「おっ!アンジーめ、入れたな、イヌサフラン!」

ってなもんで、1人で笑いながら下処理をしました。
この臙脂色の部分が臭いんですよねぇ……2日くらい指の匂いが取れない(笑)
プレゼントの主のアンジーは「そんなもん、臭くて食べられんよ。」だって(爆)
行者ニンニクは足が早いですからね。せっせ、せっせと調理して戴きました。
それが2枚目からの写真。1日2〜3品くらいずつ作りましたよ。

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先ずは、行者ニンニクのおひたし。それから、行者ニンニクの卵とじ(キムチ入れた。)
本当は胡麻汚しにしたかったんだけど、白胡麻しかなかったので行者ニンニクの胡麻和え、
行者ニンニクの味噌炒め、行者ニンニクの天婦羅、行者ニンニクのキムチ風、
行者ニンニクのパスタ、行者ニンニクの茎の部分の醤油漬けを使った炒飯。

はぁ……どれも美味でございますぅぅぅぅ〜っ!
何か一つ食材のテーマを作って作り分けるのも一興ですね。


アンジーには本当にお世話になりっぱなしで申し訳ないです……。
メールじゃなくって、スグにお礼の電話しました。懐かしい声が受話器から……。
思い切り水道の蛇口を捻ったかのように、翌日から行く仙台〜京都の旅の話しが……(笑)
アンジーらしいです。会っても会っていなくても温度は変わりません。
今年も遊びに行くからね!ウニ、ホタテ、ウニ、ホタテ……ヨロシクねぇ!(笑)


2017年5月16日


ブノワ。


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スグ真似る。スゴく美味しい。 

 

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僕は料理が好きです。
体を形作るものです。なるべく添加物を少なく、
栄養面を考え、新鮮で季節を考えたものを食べたいです。
茹でたり焼いたり煮たり……食材の正しい歯応え。
これは物凄く大事です。重要なポイントになります。
グズグズに煮込まれた野菜なんて食べたくありませんから。


前に僕の野菜炒めを食べた友人に聞かれました。
どうやったら均一の食感に仕上がるかって。
簡単です、火が均一の通る大きさに切ることと、
炒める時間を火の通りやすいものと通りにくいもの時間差にすること。
基本的に生で食べられるものは、柔らかく調理する必要はありません。
それから料理は趣味で集めている器を最大限に引き立てる役目もあります。
折角、集めた器です。実際に使って楽しみたいです。
出来合いのものは使わない、冷凍食品は絶対に使いません。
日々、忙しくしていますから、なかなか手の込んだ料理は作れませんが、
簡単で美味しくて体にいいもの……そんな感じでしょうか。


さて、僕の場合、料理本やインターネットでの検索はあまりしません。
新しいメニューは、レストランで食べた料理を真似ることが多いです。
美味しかった料理を自分で再現してみる……楽しいです。
時間のかかるもの、フランス料理の手の込んだソースなんかは無理ですが、
気が付くと、食べながら、調理方や材料、調味料なんかを考えていたりします(笑)



今日の写真はインゲンの田舎煮。
先日、鎌倉に小旅行に行った際、「はま善」で一杯やる前に、
チョッと先の「OLTREVINO」で小一時間ワインを飲んだ時、
ツマミで生ハムの盛り合わせと一緒に頼んだ一皿。家で再現してみました。
盛り付け……チョッとトマトソースが多かったですね、全部入れちゃった(笑)
作り方はいたって簡単。インゲンをオリーブ・オイルで炒め、
鮮やかなグリーンになったらみじん切りにしたセロリ、玉葱、ニンニクを加え、
トマトの水煮缶を加えて煮込みます。塩、胡椒、隠し味で醤油を少々。
バターも欠かせませんね。インゲンは「鎌倉連売」のものです。
これは熱々でも、冷やして食べてもどちらでもイケます。


2017年5月14日


ブノワ。


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サービスの対価。 

 

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我が家には毎日のように荷物が届きます……。
インターネットでの買い物や、オークションで落とした商品など。
あと、折々に皆さんが送ってくれるプレゼントや差し入れなどなどね(笑)

主に、クロネコヤマト、佐川急便、日本郵政がメイン。
3社ともほぼ同じ割合でしょうか。つくづく便利な時代になったものだと思います。
家に居乍らにして、クリック一つで買い物が出来るしね。
食品で鮮度が大事なものは自分の目で見て選びたいけど、
洋服も靴もメーカーでのサイズが分かっていればほとんど事足りてしまいます。

時間指定も細かく出来て、不在配達も充実している。
配達のお兄さんたちとも随分、仲良くなりました(笑)
顔を会わせる回数が多いこともあるけど、僕の方でも随分と気は遣っています。
なるべく飲み物を差し入れしているし、再配達の時間等の連絡もマメにします。
配達が二度手間にならないように細心の気を遣ってあげたいものね。
元々は時間指定って、配達の二度手間を防ぐためのものですが、
だからって無責任に約束の時間を反古にすることは避けたいです。
今では配達前に家にいるかどうか、配達員の方からあらかじめ電話があったりもします。
何しろ大変です。猫のトイレの砂みたいに重いものや、
荷物の大きさや値段ではないけれど、
文庫本1冊でも足を運んで届けなければいけませんから。



さて、先日、ヤマト運輸の業務の見直しの記者会見がありました。
丁度、会見の時間にウチの区域を担当するお兄さんと道端でバッタリ。
暫し、立ち話をする機会がありましたが、彼曰く、

 「僕らには関係ありませんから。僕らは荷物を確実にお届けするだけです。」

模範的な答えですけど、現場を知らない上の人間に対する、
チョッとした刺みたいなものを感じました。
経営陣と実際に現場で働くスタッフの間で温度差がありますよね。
労働力を顧みずに無理して取った過剰な仕事量が招いたゴタゴタ。
配達員の昼休み時間を確保する……そんなの当たり前です。
残業代を支払わないブラックな企業が多いけれど、
先ずはその辺りからですよね。従業員の当然の権利の確保。

何やら再配達などの無料サービスを受ける側、
つまり僕らが悪いかのようなニュアンスのニースが多いですが、
何も安いサービス料で不当なサービスを受けようとしている訳ではありません。
いいサービスにはそれなりの対価は払って当然です。
ただ、今回のことは経営陣が仕事の受注量と、
値段の設定のミスをしただけじゃないですか。

日々の便利を提供してくれる配達員の皆さんには気持ち良く仕事をして欲しいです。
道で会った時の挨拶や「ありがとう!」「ご苦労さま!」の声掛け。
前にも書きましたが、受け取ってから、配達員の方の気配が遠くに去り行くまで、
玄関の鍵は音をたててかけない、照明も消さないなどの気遣いも必要ですよね。
自分の後ろで鍵が大きな音を立てて閉まるのはねぇ……。


2017年5月12日


ブノワ。


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薔薇だけが主役じゃないよ……GCGR。 

 

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少し前までは一年の仕事の波が分かっていたんですが、
ここ数年はいけません……比較的穏やかだった5月と11月もバタバタです。
何だか余裕ないなぁ……日々の生活がギスギスして来ています。
一ヶ月を通して休めるのはほんの2日か3日……。
このまま行ったらどうしましょ。身体も心配だけれど、
いい年して優雅に暮らせていない……真面目に考えないとダメかもしれません。
でも、個人で仕事をしているので、先ず断ると言うことをしません。
折角、声を掛けて下さったんですもんね。それに応えなきゃ。
坂東玉三郎が例の事件の時に言った言葉……。

 「役者はお呼びがかかるうちが華。」

でしたっけ?本当にそう思います。
声を掛けてくださるうちが華……頑張らなくっちゃね。


そんなこんなで時間と気持ちの余裕がなく、
去年の秋の「Garden Cafe Green Rose」のオープンガーデンは失礼しちゃいました。
斉藤さんとは「ブノ。ちゃん」「よし江ちゃま」と呼び合う仲なのに友達甲斐がないです。
凄く残念だったんです……心残りのまま終わっちゃった。
でも仕方ないか。先ずは食い扶持稼がなきゃね(苦笑)


さて春!「Garden Cafe Green Rose」は薔薇だけの庭ではないので、
他のガーデンよりも一足早めにオープンします。
改めて庭って薔薇だけじゃないって感じさせてくれます。
薔薇もその他の草花と一緒で、庭を構成する植物の一つに過ぎないってね。
先ずは写真をご覧下さい。今日も枚数多いですよ!

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ここで、気が付いた人もいると思います。
当然、庭の持ち主のよし江ちゃまは分かったと思いますが、
これまでの写真は去年のものです。チョッとズルしちゃいました(笑)
だって、勿体ないものね、折角、撮ったんだし。
見たい人もいると思うの……いやいや、いるいる、絶対にいるハズ!(笑)
これらの写真は、今年、訪れた日よりチョッと前だったかな?
ここからが今年の春先の庭です。ギリギリでチューリップが見られました。

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怒濤のアップです。素敵過ぎて写真を削れません。
いいですよねぇ……小径が桜でピンクに染まっています。
それを縁取るように勿忘草のブルーが……。
窓際のクリスマスローズ、お客さまをお迎えする草花。
木の枝からそっとぶら下げられたビオラの籠……。
しっかり気付いて超美麗に撮ってあげないといけません。
ガーデンのコーナー、コーナーに椅子が置いてありますが、
その椅子たちも草花でお化粧。なかなかいい感じです。
目をあげると天高くからリージャンロードクライマーが降り注ぎます。
テーブルの上にはお客さまをお迎えする花、花、花……。
目をやるところところ、思わずカメラを向けてしまいます。
そう……よし江ちゃまの庭は除き見る楽しみもあります。

今日の1枚目はスマートフォンで撮った1枚。
あまりに広大過ぎてカメラのレンズでは入り切らないの……。
僕はこの風景が好き……庭に大きな木がある贅沢!
庭の主役は薔薇だけじゃない。どの植物も等しく扱われているこの庭が好き!


2017年5月10日


ブノワ。


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大女優の条件……麻実れい。 

 

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 「そうだねぇ……先ず、春子さんね。」

最近はめっきりと出歩かなくなり、
行きつけのバーも殆どなくなってしまいましたが、
唯一、新宿に出掛けると無理をしてでも顔を出すバーがあります。
映画、演劇、文筆業の方々が客筋の隠れ家的バーです。
当然、マスターもそちらの方には造詣が深く、
可成り辛辣な意見を言うことでも有名です。
辛辣と言うのは生易しいかな……可成りの毒吐きです(笑)
遊びに来る女優たちは全て名前を呼び捨て(笑)
もっとも、その毒の陰には深い愛情が隠されているんですけどね。

気心しれたマスターと、いつも話題に上るのは女優のこと。
日本においての大女優とは誰のことか?
そのマスターの答えが冒頭の台詞になります。
僕も全く依存はありません。先ず、名前が挙がるのが杉村春子です。
若い人や舞台をあまり見ない人は怪訝な顔をするかもしれませんし、
往年の杉村春子の類い稀なテクニックを知る人も少なくなって来ましたが、
先ずは杉村春子……圧倒的でした。新派の喜多村緑郎(初代)や、
花柳章太郎から伝授された女形の「形」の美しさは別格で、
それを新劇の中に生かした、一種独特の芝居は他の追随を許しませんでした。
そう、杉村さんの凄いところは「形」があったこと。そして抜群の台詞術。
もっとも、仕方ないなぁと思うのは、彼女が作った文学座の中堅どころの俳優でさえ、
往年の彼女の舞台を観たことがない人が多いこと……時代は変わりました。
杉村さんの凄いところは、役者の本懐である舞台で大スターだったこと。
それから舞台のみならず、映画においても非常に重要な役割を果たしたこと。
主役作品こそ少ないですが、名だたる名監督に愛され使われ、
日本映画史に燦然と輝く存在です。舞台、映画のみならず、
テレビでも活躍した大スターでした。
僕の持論ですが、大女優の条件とは、1人で悲劇を1本背負って立てること。
それが大女優の条件、それ以外のなにものでもありません。

他に名前が挙がったのは、山田五十鈴、高峰秀子、
京 マチ子、田中絹代、若尾文子……などなど。
山田五十鈴以外はほとんどの方が映画の世界の大スター。
大女優と言う呼び方よりも大スターの方が相応しいかな?
娯楽の王さまが映画だった頃がしのばれますね。
大女優とは……この話題はいつも大盛り上がりなんです(笑)



さて、現代の大女優、麻実れいの「炎 アンサンディ」の再演を観て来ました。
初演と同じスッタフ、キャストの再演です。
少し前に惜しまれながら亡くなった平幹二朗の最大の美点はその声でした。
劇場に朗々と響き渡るその声に、観客はウットリと酔いしれたものです。
今、女優で、唯一、その声に匹敵するのは麻実れいです。
今回も十代から亡くなる六十代までの悲劇の女性の運命を、
それほど声色を使うことなく、圧倒的な台詞術で見せてくれました。
初演の時のラストで、ぽぉ〜ンと突き放されたように感じて、
大きく揺さぶられた心をどう納めていいか分からなくなり戸惑った観客も、
今回の再演のラストの変更によって、一旦は放り出された心を、
最後の麻実れいの卓越した台詞(声)で納まるところに納めて貰った……。
そんな感じがしました。劇場を大きく包み込む圧倒的な声。
全く同じキャストによる再演も、よりこなれて解釈が深まったように感じます。


今回は2回ほど鑑賞しました。
千秋楽では拍手が鳴り止まず、何度も何度もカーテンコールが……。
偉大な女優と同じ時代を生き、新作を待ち焦がれることが出来る幸せ。
この夏には「Other Desert Cities」があります。
演出、熊林弘高、麻実さんの他に「炎 アンサンディ」で共演した中島しゅう、
それから「おそるべき親たち」で素晴らしい演技を見せてくれた佐藤オリエ共演。
こちらも本当に楽しみです!

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今日の1枚目は、昨日の午後に撮ったばかりの「Rei」。
ダマスク・モダンの素晴らしい匂いがします。
薔薇の匂いはこうあるべきと言わんばかりに匂い。
美しい姿に素晴らしい匂いを期待して……決して裏切らない匂い、
2枚目の写真は前にもお見せしましたね。
前の公演の時でしたが、栽培がヘタクソな僕が必死に育てた薔薇を花束にして、
麻実さんの楽屋に差し入れです。大層、喜んでくださったそうです。
落ちた花びらは洗面のボウルの廻りに飾ったり、ドライにしてご自宅に持ち帰られたとか。
偉大な女優に薔薇の名前を戴いた身に余る光栄。
今にして思うとまるで奇跡のようです。


2016年5月8日


ブノワ。


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