春が匂った! 

 

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スッカリ春めいてきました……。
僕の春は沈丁花の匂いから始まります。
一年で一番寒い時期に肩をそばめて歩いていると、
どこからともなく漂って来る沈丁花の匂い……。
あぁ、春なんだ。春もスグそこまで来ていると感じさせてくれる匂いです。

暖かくなって来ると、俄然、植木の水遣りが大変になって来ます。
今年の冬は暖かかったので、例年に比べて水遣りが大変でしたが、
日に日に伸びてくる新芽や、膨らみつつある蕾を見ると、
一気に新しい季節への期待が膨らみます。


さて、今日の写真。
僕の誕生日のパーティの時に結城美栄子さんご夫妻に戴いたプレセントの中の一つです。
自作のマグカップや猫が合唱してお祝いをしてくれる愛らしいカードと共に、
清々しいムスカリが入っていました。
一般的な紫ではなく、淡いブルーが印象的なムスカリ。思わず鼻を近付けようとすると、

 「ムスカリは匂いがないのよぉぉぉぉっ!」

したり顔で偉大なガーデンライターのあけさまが独りごちます。
へぇ……そのまま匂いを試すと……。
何とも言えない春らしい匂いが鼻孔をくすぐります。
「匂いがしない!」と断言され(笑)
期待しないでのことだったので、思わず笑顔になり、
その小さなテラコッタをテーブルを囲む皆に廻しました……。

 「いい匂い!」
 
 「本当だ!」

 「普通はあまり匂いがないのに……。」

驚きを口々にし、破顔一笑する友人たち……。
こう言うのを「共有」と言うのでしょう。
インターネットにどうでもいい情報や己の意見を垂れ流しただけで、
「共有」と勘違いしている人もいますが……。
「共に有する」と言うのであれば、何某かの情報を共有した後に同じ感情を持ちたいです。

友人とは感じ方の度合いや尺度の違いはあれど、
同じものを目の前にして、同じ感情を持つ人たち……。
そう、物事を計る物差しが同じ人たちのことを言うのだと思います。


2017年3月25日


ブノワ。


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待てば海路の日和あり……映画は映画館で! 

 

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子供時代から映画の魔力に魅せられて……。
早、何年でしょうか……就職した当時は年間250本観ていました。
それが数年間、続いたかな……ロードショー、試写会、名画座……。
映画を観る環境も整っていましたしね……。
だけど、次第に仕事が忙しくなり、映画館が遠のき名画座も激減しました……。
映画の上映もフィルムからデジタルへ当たり前のように移行し、

 「映画はフィルムじゃなくっちゃ!」

……なぁ〜んて青臭いことを言っていたのが懐かしいです。

さて、映画は僕の人生の教科書。それは前にも書きましたが、
一つだけ、自分に課していることがあります。
「映画は映画館で!」……これだけはどうしても譲れない部分であります。
映画館の暗闇に身を沈め、体調を整えて心してスクーリーンと対峙する神聖な時間。
家でのヴィデオやDVD鑑賞ではどうにも気が散ってしまいますし、
それらは、映画館で観る映画とは一線を画すもの……僕はそう思っています。
少なくとも初見の作品は映画館で観たいです。

映画青年を自認して早数十年ですが(苦笑)
なかなか縁がなくて映画館で観ることが叶わなかった作品も沢山あります。
今日は、この度、念願叶って、映画館で鑑賞出来た作品を幾つか……。



先ずは、黒澤 明の「七人の侍」……。
これほど縁の薄かった作品もありません(苦笑)
「新午前10時の映画祭」にてようやく鑑賞と相成りました。
志村 喬が走ります!宮口精二も負けじと走る!しかも早い!(笑)
ストーリーはあまりにも有名ですからここには書きませんが、
この物語が成立する唯一のポイントは、
なぜ、浪人たちは村人の助けをするようになったか……です。
礼金もない、ただ飯を食わせてくれるだけで、
命を賭して正義のために殉じることが出来るのか?
そこがたった一つ、観客を納得させてくれるかどうかの大事なポイントです。
「七人の侍」はそこがキチンと描かれています。
綺麗事ではなく、名誉でもなく、浪人たちが村人を助けるようになった経緯が……。
誰のためでもない、己の人生のけじめ、存在価値を確かめるため……。
それを描くことにより、映画の時代背景もキッチリと描かれることになります。
それが描かれているからこそ、ラストシーンの「無情」が見事に浮かび上がるのです。

 「勝ったのは儂らではない、村人だ……。」

生き残った志村 喬が誰にともなく独りごちます。
その勝った農民、明るい陽射しの中で久し振りの田植えに浮かれ、歌い踊る農民も、
やがてはまた新しい野武士の襲来を受け、ボロボロに略奪されるであろう、
浮き世の無情が描かれているからこそ、世界の映画界のオールタイムのベストテンで、
常に上位の座をキープし、黒澤 明の名を世界的たらしめる結果になっているのだと思います。
意外だったのは悪役である野武士たちのキャラクターが全く描かれていないこと。
七人の侍たちを克明に描くことで、浮かび上がって来る悪のシルエット。
それから「矢張り!」と認識を確かにしたのは三船敏郎の大根ぶり。
大根と言っては申し訳ないけれど、大味のワンパターンの演技にビックリです。
「羅生門」の多譲丸と全く同じ演技だものね(苦笑)
ただ、この方の場合、早々に苦みばしっちゃったので胡麻けましたが……。

「七人の侍」……★★★★★★★★☆……85点。



その「七人の侍」にインスパイアされた「マグニフィセント・セブン」。
デンゼル・ワシントンをはじめ、ノリに乗っているクリス・プラット、
イーサン・ホークなどを揃え盤石の「マグニフィセント・セブン」ですが、
「七人の侍」でキッチリ描かれていた「大義名分」が圧倒的に弱いです。
結局、悪役に対するデンゼル・ワシントンの私怨……ですか(苦笑)
では、他のガンマンたちは?命を掛けてまで通りすがりの村の人々を助ける大義名分は?
ただ、西部劇のお決まりごと、荒野、開拓地、ガンマン、酒場、娼婦、気丈なヒロイン……。
楽しめる要素はタップリで、エマ・カレンを演じたヘイリー・ベネットが思わぬ拾い物。
娯楽作品としては鉄板の出来で、クリス・プラットが好調です。

「マグニフィセント・セブン」……★★★★★……50点。



待ちに待って首がロクロ首になった感のある「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」。
これ、本当に待ちました……もう一生、映画館で観られないのではないか?
諦めた時、待てば海路の日和あり……25年の歳月を経て、
デジタル・リマスター版、236分のオリジナル版で観ることが出来ました。
もうそれだけで涙です……心して鑑賞して参りました。
1961年に実際に起きた少年によるガールフレンド刺殺事件をもとに、
夭折したエドワード・ヤンが、まだ何者にもなっていない1人の聡明な少年、
「小四」にスポットを当て、当時の中国と台湾の情勢を見事に描ききった大傑作です。

学校の隣の映画の撮影スタジオでくすねた懐中電灯で照らす、
日本家屋の押し入れの下の段の、狭い世界が唯一の自分の世界である少年。
まだ、恋とも愛ともハッキリと分からない感情と、
揺らめく感情、曖昧な性、少年ならではの正義感……。
東洋が西洋(アメリカ)に憧れていた古き良き時代……。
まだ14才なのに、いっちょまえな義理人情を立てて友人を思う子供たち……。
子供たちの小さな世界が、やがて国の情勢から世界の情勢までの、
時代の大きなうねりを垣間見せてくれることになる……傑作です。
矢張り、映画は映画館で。待ってて良かったと思います。

「牯嶺街少年殺人事件」……★★★★★★★★★……90点。



もう1本……どうしても観たかった「ロミオとジュリエット」。
ケネス・ブラナー率いる「ケネス・ブラナー・シアター・カンパニー」の、
ロンドンはギャリック・シアターでの上演をスクリーンに映したものです。
「シンデレラ」のリリー・ジェームズとリチャード・マッデンがロミオとジュリエット。
いつもながら驚かされるのは、隣のアンちゃん、おネエちゃんと思っていた俳優が、
キッチリとシェークスピアを演じるんですよねぇ……。
日本にいると、なかなか外国の舞台を見ることは叶いませんが、
チョッぴり臨場感を味わい、矢張り、シェークスピアはいいなぁ……と思わせてくれました。

「ロミオとジュリエット」……★★★★★☆……55点。



余談ですが、「ロミオとジュリエット」と言えば、
先日のフィギュアのジュニア世界選手権において、
日本の本田真凛が準優勝しました。フリーの使用曲は「ロミオとジュリエット」。
ニーノ・ロータの主題歌「What is a Youth」と、デズリーの「I'm Kissing You」です。
ニコニコと清々しい笑顔でミスなく滑りきった本田真凛ですが、
優勝はバレエの高い素養を見せ、点数が1.1倍になる後半にジャンプ全てを揃え、
しかも完璧に降りきったアリーナ・ザギトワ。
インタビューを見ていてビックリしたのは、

 「ロミオとジュリエットがどんなお話か知らない。」

本田真凛が、そうあっけらかんと話していたことです。
・・・・・・もっと勉強しましょうよ。ビデオ見ましょう。本を読みましょう。
そうしたらあんなに笑顔で滑れないハズなんです。
フィギュア・スケートの魅力は少女の天真爛漫な笑顔だけではありません。
タチアナ・タラソワが「鐘」の練習の時に浅田真央に言った言葉、

 「真央、もっと怖い顔を作って!」

本田真凛が原作を読み解き、少しでも悲劇のエッセンスを感じていたならば……。
フィギュアは表現力だけではないけれど……そう思うのは酷でしょうか?

それにしても、皆さん浅田真央以後の新しい才能(売れ線)を模索して必死ですね。
チョッと前だったら土曜日のゴールデンタイムに、
ジュニアの試合を放映するなんて考えられなかったものね。
流行なんて作られるもの、そんなことは重々承知、百も承知ですが、
新しいスターを作ること……こればかりはテレビ局やスケート連名の思い通りにならないのでは?
オジさんはとても冷ややかな目で見ておりますぞ……。


今日の写真は地下鉄東西線の飯田橋駅。
階段を上がり、改札に向かう途中にあります。
ここ、好きなのです……映画、写真愛が溢れちゃう!(笑)


2016年3月23日


ブノワ。


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やっぱり萬田ぁ? 

 

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 「やっぱり萬田ぁ?」

その女性は長い髪の毛をかきあげると、したり顔でニッコリ笑ってそう言い放った。

 「・・・・・・……。」

まぁ、他に誉めるところも見当たらないので、取り敢えず社交辞令でそう言ったみたものの、
あまりに当たり前な反応と、遠慮や恥ずかしさが微塵もない言い草に言葉を失っちゃいました(苦笑)
ハッキリ言ってしまうと、彼女と萬田久子の共通点は髪の毛が長いところだけ。
美人でスラリと背の高い萬田久子とチンチクリンな彼女とは月とスッポンなのです。
「やっぱり萬田ぁ?」って言うことは、常日頃、自分でもそう思っていると言うこと……。
恐るべし、思い込み、あぁ、勘違い!(爆)

以前、友人が思いを寄せている女性に「若い頃の風吹じゅんに似ている」と言ったら、
凄く嫌な顔をされたことがありました。この時は本当に瓜二つだったし、
素敵な風吹じゅんに似ていると言って、嫌な顔されるとは夢にも思わなかったから……。


人を他の人の容姿に例えて誉めるのは本当に難しいです。
よかれと思って口にした言葉が知らず知らずのウチに相手を傷つけたりね。
そりゃ、ヴィヴィアン・リーやアラン・ドロンに似ていると言われてイヤな人はいないだろうけど、
どんなハンサムや美人に似ていると言われても、その人のことが好きじゃないかもしれないしね。
僕自身に照らし合わせてみても、やっぱり誰かに似ているって言われるのはイヤかな。
今までに色々な人に似ているって言われました。
自分でも「なるほど!」と膝を叩いたのは皇室のある方……。
あちらが髪を伸ばし髭をたくわえたらソックリになった(笑)若い頃の話しですけどね。
電車で前に座った年配の女性2人に「殿下!」と、深々と会釈されたこともあったし(笑)
すれ違った小学生に、

 「あっ!お髭の殿下だぁ!」

って言われたこともあります(笑)
勿論、ロイヤル・スマイルを返しておきましたけどね。

それから、随分とお世話になった映画プロデューサーが亡くなった時に、
後日、彼を偲ぶ会にお呼ばれました。キラ星のような芸能界の関係者が集まる中、
こちらも亡くなった熊井 啓監督に後ろから思い切り肩をドツかれ、
(吹っ飛んでグラスからワインがドッとこぼれた)、

 「よぉっ!哲太ぁっ!」

と、やられたこともあります(笑)杉本哲太ね。監督、可成り酔っていましたけど(笑)
嬉しい例えは一杯覚えているのね(笑)
可愛がって貰っていた女優さんが留守電に(こちらも酔っていた……。)

 「アッちゃん……平 岳大くんって若い頃のアッちゃんにクリソツ!」

って入っていたり(笑)
共演した舞台の稽古の時、平岳大を見てそう思ったらしいです。
若い頃、僕に入れ揚げていた年上の女性が、

 「あなた……ジャン・マレーに似ているわねぇ。」

って(笑)この時は髪型がね、ジャン・マレーと似ていましたから(爆)
何れも、お髭の殿下は嬉しくなく(笑)杉本哲太はチョッと嬉しく(若い頃のですから)
平 岳大は手放しで嬉しく、ジャン・マレーはあまりにも掛け離れて想像もつかない……。
そんなところでしょうか。

親友にも「水戸黄門」のかげろうのお銀に似ている傾国の美女や、
(最近ではメラニア夫人に似ている!)
怒った泉谷しげるに似た奴、ルミねえにクリソツな女子、
若村麻由美に似ている美しい人や、金髪の女子プロレスラーに似ている奴、
自分から山田優に似ているってのたまうバカ者もいたりして、
冗談めかして笑い話で指摘したりするけど、それは気心知れた同士の気安さですからね。
あまり親しくない知り合い程度の人に、
「○○に似ている。」って言うのは大変に危険なのかもしれません。


2017年3月20日


ブノワ。


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誕生会@「青屋」。 

 

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店だけは指定させて貰いました……。
新年早々、初めて訪れて大層、気に入った渋谷は青葉台の「青屋」です。

いつも、観劇や食事会、飲み会、旅行などは、漏れなく僕が幹事を務めます。
たとえそれが僕の誕生日であってもです(苦笑)
まぁ、僕の好きなようにやらせて貰う方が良かったりもするのですけど……。
今回は、3月年度末の猛烈な忙しさに加え、何とも先が読めない日程……。
チョッと諦めていたんですけど、どうにか誕生日当日の夜を死守(笑)
親友に幹事を任せ、身体一つで行って参りました……お気に入りの「青屋」。

親友と待ち合わせて渋谷からタクシーに乗ったのが甘かったです(笑)
見事に渋滞に巻き込まれ、到着したのは僕たちが最後。
「青屋」の2階の円卓に勢揃いした僕のお友達……。
チョッと意外な組み合わせもありましたが、そこは僕の「親友」と言う括りがあります。
アッと言う間に打ち解け、初めての人もごくごく普通に会話する面白さ。
フと隣を見ると、殆どが初対面なのに、温かな笑顔で会話の中心になっている、
最近、仲良くして貰っているチョッと年上のお姉さま。
彼女はいつ会っても温度が変わりません。感情の波が少ないのです。
やっぱり大人ですね。どんな場でもキチンと会話が出来る。
廻りの空気を読み、それに合わせつつ人の話しに耳を傾け、
自分も主役になる……どんな話題にも付いて行かれる……さすがです。
困っちゃう人いますもんね。人見知りでダンマリを決め込む人。
自分の得意分野のことしか話せない、知り合いとしか話せない……。
一々こっちが会話まで面倒を見てあげないとダメな人。

テーブルの向かい側に目をやると、
長年一緒に人生を歩んで来た宝物のような女性が2人。
1人は一緒にパリに行ったり北海道に旅行に行ったり。
真っ直ぐで正直で、チョッと男っぽいところもあるのかな?
僕の友人の中でも最も信頼の置ける友人の1人です。
もう1人はミレニアムをパリで過ごしたり、いい時も悪い時も常に一緒の美女。
彼女が歩くところ、男どもが首を180度回転させて振り返ります(笑)
2人とも笑顔が凄く素敵です。2人ともチョッと綺麗になった?
そのことはキチンと指摘してあげます。僕、褒めるの好きだからね。

肋骨を折ったのに駆け付けてくれたPさんと奥さまで女優のYさん。
人を見るのに色眼鏡を掛けないお2人は、朗らかな笑い声で座を盛り上げてくれます。
誰であろうと分け隔てしない様は本当に人生のお手本になります。
Yさんの友達で、舞台で活躍する大女優のSさんからお祝いのメールが入り……。
参加出来なかったことのお詫びと、皆さんへヨロシクとの伝言……嬉しいなぁ。

細々としたことを段取りしてくれた30年来の大親友Tくん。
実は知り合って32年目ですから、人生の半分以上の誕生日を一緒に祝っているんですねぇ……。
凄いなぁ……人に歴史あり(笑)あと何十回祝えるんだろう?(爆)

皆さん、心の籠ったお祝いを持って来てくれましたが、
僕にとっては親友たちの温かい笑顔が何物にも代えられないプレゼントになりました。
地位も名誉もお金もないけれど(笑)自分がして来たことは間違っていなかったんだって。
見栄っ張りで言い格好しいで、お節介だし、キツい性格だって言われるけれど、
それもこれも、こうしてテーブルを見渡してみれば良かったのかなぁ……って。
何もない人生だけど、心に大きな宝石を沢山持っているものね。

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写真の数々は「青屋」で戴いた料理の数々です。
京都のおばんざいを基本にチョッとだけ韓国のエッセンス……。
ズルしてこの前、正月に伺った時の写真も載せちゃう(笑)
こんなに食べていませんからね。幾らなんでも無理じゃないですか。
まだまだ未知の部分があるので色々と食べてみたいし、コースにしています。
オーナーの青山有紀さんとチョッとお話しさせて貰いましたが、
思っていたよりも若いのでビックリ。本も沢山出していらっしゃるんですね。
全部、買おうかしらン……チョッとは料理が上手くなるかも。

そして今日の1枚目の写真は、
なぜか僕のことを天敵と呼んで色々と挑んで来る(笑)
明田川部屋の奈穂美小結がくれた「宿り木」の番長作のブーケ!
天敵も何も、何一つ僕には遠く敵わないのにね、あはは!
素晴らしいブーケですねぇ……黒いラッピング紙に黒いリボン!
お葬式にならないところがさすがです。
でも、写真で番長の花の良さを表現するのは難しいや……。
ヘンチクリンな作品で華道家を自称する人よりも正統派の生け花か。
ブーケは僕のイメージだそうです(笑)腹黒が滲み出ているのかしらン?(爆)
あっ!番長の「B」とブノワ。の「B」……一緒じゃない。
廻りの皆は言います。「番長とブノ。ちゃんは絶対にソリが合わない……。」って。
果たしてそうでしょうか?まだお目もじしたことのない番長さん……。
いつか店を襲撃します(笑)覚悟していてください!


2017年3月14日


ブノワ。


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猫の気配……。 

 

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今日の写真は、母が死んで5日目にウチにやってきた きんの近影です。
先日、お星さまになった朝子の薬を病院に貰いに行った時に引き取りました。
病院と隣の和菓子屋の間に段ボール箱に僅かばかりのカリカリと一緒に入れられて、
捨てられていたのを病院の先生が保護した猫です。
医院長は(女医さん)人がいいので、誰か迎えに来ると思っていたらしいですが、
スタッフの女医さんが、

 「先生!ご飯と一緒に箱に入っていたんです!
  この子は捨てられたんですよ!」

って(笑)当時は未だ1才になるかならないかの子猫で、
丁度、初めての盛りが来ていたのか、非常に人懐っこく、
僕の足元にゴォ~ん、ゴォ~ん、頭突きをしてきました(笑)
即決で家に連れ帰り、以降、12年間、常に一緒に暮らしています。
きんと一緒の時間は、すなわち、母がいなくなってからの時間でもあります。

きんは非常にお喋りな子で、常に何か言いながら家の中をウロウロしています。
僕が話し掛けると必ず返事をするのもきん(笑)
(因みに自分の名前が分かるのは、きんとお園と秀千代だけ。)
きんの鳴き声には全部、濁点が付いています(笑)
きんは病気知らずの健康優良児で(避妊手術で1回だけ病院にかかっただけ。)、
目クソ、鼻クソ、耳クソの3クソも出ず(笑)
たった1つだけ、気に入らないことがあるとトイレ以外で粗相をします。
僕は、きんが捨てられた理由は、この粗相だと思っているのですが……。


さて、猫が家の中にいるって素敵です。
たった4キロくらいの小さな動物が、喜怒哀楽、自分の感情を持ち、
考えや意志を持って家の中をウロウロウロウロ……。
深遠な思想や、気高い志なんて言うものはないけれど、
感情の赴くまま家の中を闊歩する気配を感じるのはいいものです。
静かな夜に猫の泣き声や足音が聞こえるって、何か心がホッとするものがあります。

僕を見つめる目……時に様々な感情が見られるのですが、
その眼差しの基本にあるのは僕への愛情と信頼です。


今、漠然とですが、もう1匹、子猫を引き取ってみようかと思っています。
まだ自分一人で勝手に考えているだけで、具体的ではないんですけどね……。


2017年3月12日


ブノワ。


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記録更新(苦笑) 

 

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皆さん、食事において、
「生涯のベストワン」とか「忘れられない思い出の○○」とかありますか?
それが美味しいものに限らなくても……。

僕、先日、生涯の激マズレストランが久し振りに更新されました(笑)
今まではイギリス、ロンドンのインド料理と、
前に住んでいたマンション近くの寿司屋と蕎麦屋がワースト3だったんですが、
新たに先日行った、某駅近くのイタリアンがランクイン(笑)
近くに大学がある、所謂、学生の街のイタリアンね。

いやいや……どれを食べても不味かったですなぁ……。
イタリアンが不味いって余程のことだと思いませんか?(苦笑)
一緒に行った友人が「学園祭みたい。」って。

まぁ……生ハムとサラミはね、切るだけですからアレですが(笑)
あとはことごとく撃沈(笑)仕舞いにはあまりの不味さに何だか薄ら笑いを浮かべる僕と親友。
極め付けはパスタね。あれは細目のうどんだな。あらかじめ茹でてあるのね。
茹でたてを謳い文句にしている店があるけれど、あるんですよね、茹で置きの店(笑)
パスタのソースとかは業務用の缶からレードルでドハドバ……っと。
僕が頼んだトマトのパスタはケチャップだし。
友人が頼んだカルボナーラ(風)は臭くて食べられませんでした。

店長&調理は20才くらいのペラペラに痩せた男の子。
まぁ、期待するほうがいけないんだけど、店なんか出しちゃいけないレベル。
店内はバカップルが2組、頭が空っぽな安ぅ〜くてケバい女(学生)が、
酔って嬌声をあげています(怒) この手のバカどもって何とかならないですかね……。
若者だけじゃないのね、いい年したオバサンも嬌声あげる(苦笑)
嬌声あげて、自分がいい女、イケてると思っているから始末に悪い。
話が逸れました。早く食べて店を出よう……と、思ったら、
パスタが固まってきて食べにくくなってる(笑)
最後のとどめ、笑えるのは、会計を済ませて店を出ようとすると、

 「あ、スミマセン!お口直しにハーブティをどうぞ!」って……。

お、お、お、お口直しって一体!(笑)悪い冗談かと思いました。


それまでのワースト3は……。
ロンドンのインド料理は、ご馳走してくれた友達が、
帰国後にカードの請求が来て「払いたくない!」と泣いていたし(笑)
(しかも、滞在していた時よりレートが悪くなっていた……。)
僕は僕で、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったジェイミー・オリバーくんのレストランで、
彼女にランチを奢って、お返しのディナーご馳走だったから腹が痛まないし可笑しくて可笑しくて。
近所の寿司屋はつまみに切って貰おうと頼むネタ頼むネタが全部なくて、
仕方がないからタコを切って貰ったら、何と、ゴムタイヤみたいな歯応え!(爆)
きっと、冷凍〜解凍〜冷凍〜解凍……繰り返したのかな?有り得ません。
いやいや、参って握って貰った甘海老の生臭いことと来たら!
(殻から剥いていたから新鮮だと思った……。)
蕎麦屋はですね……親友がきつね蕎麦を頼んだら、お揚げだけ残してるの。

 「どうしたの?きつね頼んだのに?」

って聞いたら、お揚げが冷蔵庫臭かったって(爆)

色々ありますね、ギャグみたいな話し&経験。
真面目な話し、2〜3日休みを取って、自分と同じジャンルの飲食店を食べ歩いた方がいいです。
自分の店がどれくらい不味いか分かろうと言うもの。お金取って商売しているんですから(苦笑)


写真は僕が作ったナポリタン。
これは絶品ですよ。友人の間で一番リクエストが多いのが、
このナポリタンと薔薇餃子(笑)


2017年3月8日


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チューリップ熱ふたたび。 

 

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原作を読んだのは、もう15〜6年前のことだったかな……。
デボラ・モガーの「チューリップ熱」……面白かったんです。
17世紀のオランダを舞台に、投機の対象になったチューリップの球根を横糸に、
自らの運命から抜け出そうともがきあがく男女を縦糸に、
時代背景も魅力的だし、映画化されると聞き、定期的に「IMDb」を検索してみたりもしました。
実は僕、桜は別格で薔薇の花が好きなんですが、
他にはラナンキュラスやアネモネ、、ダリア、それからチューリップも好きなんです。
チューリップ全般ではありません。卵形の美しい巨大輪かパロット咲きね。
この2種類に限ります。公園やテーマパークにパッチワークよろしく、
植え込まれたチューリップには興味ありません。


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好きになった切っ掛けは、20年くらい前でしょうか。
パリのパレロワイヤルの回廊に並ぶ高級ブティックのショーウィンドウに、
パロット咲きのチューリップが飾られていたのです。
それも、今にも散らんと言わんばかりのギリギリの状態で。
僕にとってはこの上なく美しく思えるチューリップも、
実はブティックの人にとっては面倒臭くてそのまま放置した物に思えます(笑)
それはこの世のものとは思えないくらいに美しかった……。
以降、春先にはパロット咲きのチューリップをドカンと大人買いするのが常になりました。

薔薇は花の女王と言われていますが、
その圧倒的な姿ともに、矢張り、素晴らしい匂いがあることが女王たる所以なんでしょうね。
チューリップ、ダリア……もしもこの世の物とは思えない匂いがあったら……そう思います。



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今日の写真は恵比寿の花屋で偶然、見かけたチューリップ……。
こう言うのはパロット咲きとは言わないのかな?
手を替え品を替え撮影してみました。

「チューリップ熱」は少しの間ウッカリ検索しなかった間に映画化されていました!
チョッとショック(笑)ジュード・ロウとキーラ・ナイトレイ、
コリン・ファースとスカーレット・ヨハンセンの組み合わせで映画化の話が、
流れては消え、流れては消え……ちょいと地味な配役ですが……そうでもないか。
今やモーガン・フリーマンと並んで絶好調のジュディ・デンチも出ています。
主役の女優はちょっと固いイメージもありますが、
少なくても、もっさりもさもさなスカーレット・ヨハンセンや、
貧相なキーラ・ナイトレイじゃなくて良かったと思わなきゃね(笑)
だって、原作じゃ「絶世の美女」だものねぇ(笑)
運河の匂い、空気感……あの時代をどのように描いているのでしょう。
脚本がトム・ストッパードって言うのも楽しみです。
興味津々、早く公開されないかなぁ……どうせ日本は遅いんでしょうけど、
今から楽しみでなりません、フィーバー、フィーバー、チューリップ・フィーバー!


2017年3月6日


ブノワ。


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命をあずける……「ハドソン川の奇跡」。 

 

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チョッとイレギュラーな仕事で千葉県の我孫子に行きました。
打ち合わせ場所は駅から歩けない距離ではなかったんですが、何しろ凄い荷物……。
そうだ!こう言う時はタクシーだよね!初乗り安くなったし!あはは!
タクシーに乗り込み、大体の場所と住所を伝えます。カーナビに住所を入力し終わり、
タクシーはゆるゆると走り出し線路添いを直進します。
チラっとメーターを見ると、な、な、な、何と730円ではありませんか!
シオシオのパー……千葉は初乗り410円じゃないんだ(苦笑)
こんなことだから金が貯まらないんだ……ま、いいです、気を取り直してっと。

ホォ……こっちの道を行くか……。
ンンン?……少し走ると何やらイヤな予感が……実は僕、地図が読める男なので、
初めての土地でも何となく方角や周りの景色で道が間違っているか分かるのです。
カバンからスマートフォンを出し、急いで目的地を確認です……。
やっぱり間違っている……タクシーのカーナビを見ると違う住所が入っています。

 「運転手さん、住所が違っていますよ。」

キュッ!急停車するタクシー。
僕が言った住所通りに入力したと言い張る運転手。
改めて運転手を見てみると、可成りの年配……って言うよりお爺ちゃん?
タクシーに乗る時に一々人相なんて確かめないし……。
再度、カーナビに住所を入力して貰いましたが、
何と、右手が震えて指先ではタッチ出来ないのでボールペンを持ち、
さらに震える右手首を左手で押さえながらの入力です。
それでも震える両手、小刻みに震えるものだから、
○○丁目15番地のところを155と入力……。
仕方ない、身を乗り出して僕が代わりに入力してあげました。
ハァ……世話が焼ける。本当、プロが少なくなったわ……。
本来ならとっくに着いていなければいけない頃合いです。

 「運転手さん、メーター。」

勿論、メーターは倒して貰いました。
降り際に一言、文句を言いました。

 「運転手さん、地元の人でしょう?住所を聞いただけで、
  どうして案内出来ないんですか?初めての土地で不案内だからタクシー使ったのに。
  僕がスマートフォンを持っていなかったら永遠に着かなかったですよ。」

ジイさん、反論して来るんですよねぇ……(苦笑)
僕が最初に伝えた「我孫子城跡の近く。」を引き合いに出して、
そんなところは知らない、今まで聞いたこともない……って。

 「帰り道だから寄ってみるといいです……。」

冷たくキッパリ言い放ちましたが、こっちも気分悪いですよね。
スカッとしないです。何だか年寄りイジメみたいじゃないですか……。
何だか哀れだし、気分も悪いから、結局730円のところ1000円置いて降りました。
だからお金が貯まらない(爆)しかも、ジイさんお礼の言葉もなし(苦笑)
友人にこのエピソードを話したら、

 「そんなことより命が危なかったんじゃない?」

って……なるほど。
最近、多いですもんね。高齢者の考えられない自動車事故。
最近、増えたわけではなくて、昔から同様の事故はあったハズで、
報道が偏っているからなんだと思うのですが、
高齢で判断と瞬時の反応が遅くなって来ていることに加え、
近年の、何でもかんでも機械が人間に代わってやってくれることの弊害?
トイレなんて凄いですよね。独りでに蓋が開き、終われば水が流れる。
各メーカーがしのぎを削る自動運転装置なんて必要ないと思っている僕なので、
改めて命を預けると言う行為を考えさせられました。
レールの上を走る電車でさえ重大な事故を引き起こすこともあるんですから……。
空港で荷物が出てくるのを待ちながら、パイロットとキャビンアテンダントの人たち一行を見るにつけ、
あぁ、この人が今の飛行機を操縦していたんだ……。
いかにもパイロットらしい大きくてガッシリとした体躯、元は軍人か?
レイバンのサングラスなんかしちゃって口髭に自信に満ちあふれた雰囲気……。
これが件のしょぼくれたタクシー運転手みたいだったら後から冷や汗ものです(笑)



さて、飛行機の話になりましたからついでに……。
「ハドソン川の奇跡」をチョッと前に観ました。
離陸後スグに鳥がエンジンに突っ込み両方のエンジンが停止、
最寄りの空港に引き返すことなくハドソン川に不時着した「USエアウェイズ1549便」の物語です。
映画の中にも出てきますね。機長サリーと副操縦士スカイルズの判断が正しかったかどうかを、
事故調査委員会が訓練用のコックピットを使用してシュミレーションするシーンが。
コンピューターの計算だと、エンジントラブルが発生した後、
スグに引き返していれば、ハドソン川ではなくて空港に無事に着陸出来たと……。
ただし、これは机上の空論で、パイロットたちは訓練通り、エンジンが停止した際の、
QRH(緊急時の対処を書いたハンドブックの検索)をした時間が含まれていません。
その時間を加味すると、どんなことをしても空港手前で墜落してしまいます。

何事も計算じゃないんですよね……。
危機に陥った時の人間の判断って、勘みたいなもの?
瞬時の判断、動物の本能みたいなものがものを言います。
それが生死の境目を分けたりすると思うんです。
何でも機械に頼る昨今、人間の本能をダメにする有り難い発明が多すぎます(苦笑)

話が逸れました……。
トム・ハンクス好演。ただしこの方の映画は教科書みたいでおもしろくないなぁ……。
大好きなアーロン・エッカート、彼はカメレオンですね。
容姿を大きく変えるようなことはしませんが、毎回~違った姿を見せてくれます。
なんかこうアフターシェーブローションの匂いまでしそう(笑)
イーストウッドって毎回〜鉄板のクォリティーなんですが、
こちらもなぜだか面白味に欠けます。原作物の台詞を非常に大事にする人。
一分の隙もない立派な作品を作りますが、面白くない。
とっくの昔に巨匠扱いですが、その昔、二流女優のガールフレンドを、
ヒロインで作品を撮っていた頃を知っていますから……。

「ハドソン川の奇跡」……★★★★☆……45点。


2017年3月4日


ブノワ。


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連日の暴飲暴食、鯨飲馬食、酒池肉団子(苦笑) 

 

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切っ掛けは僕のお節介でした……。

ブログをはじめた頃、今では死語になった感のある「ネット・サーフィン」で、
海外に暮らす人たちのブログによく遊びに行っていました。
バルセロナに住む gyuさんはその頃知り合った大親友です。
ある日、いつも遊びに行っていたフランス在住の女の子のブログに、
京都在住の男の子、Yくんからコメントが入ったんです。

 「ちはるさん、ブログはじめたでぇ!」

早速、遊びに行ってみると坊主頭の若い男の子が、
お寺?で座禅を組んでいるような写真……。
どうやら本物の坊さんではなく飲食関係の仕事らしいです(笑)
ほぉ……早速、コメントを入れました。だってそうでしょう?
はじめたばかりのブログにコメントが入ったら嬉しいじゃないですか。
そう思いませんか?それって僕のお節介かなぁ……。
Yくんとはそこからの付き合いです。初めて会ったのは暑さ厳しいお盆の駒場東大前駅。
そこで待ち合わせてYくんが行きたがっていたフレンチにランチをしに行きました。
僕、何を思ったか夏の麻の着物と言う出で立ち(笑)
初めにガツンと言わせなきゃね!(笑)何がガツンかよく分かりませんが(苦笑)
第一印象って大事じゃないですか?結構、ビビったんじゃないかな?
そして、2度目には2人で鎌倉に一泊旅行でした。やること早いですよね(笑)
ご存知の通り、鎌倉は宿泊施設が貧弱なので、確か泊まったのは大船のホテルだったかな?
Y君もカメラが趣味なので、2人してカメラを持ってほっつき歩いた記憶があります。

その後は僕が京都に遊びに行ったり、Y君が東京に出て来たり……。
折々に楽しい時間を過ごしました。最も印象深かったのは、
僕が京都に行った際、「哲学の道に行こう」と言うと、Yくんが、

 「何ですか、それ?」

……って。
Yくんは哲学の道も知らない京都生まれ京都育ちの偽京都人なのです(爆)
店に来た旅行者の客に色々と聞かれるだろうに……大丈夫だろうか?

お互いに仕事に追われ、バタバタと過ごして数年……。
チョッと間が空きましたけど、どうしているかと思って秋にメールしてみると、
な、な、な、何と!今の仕事場を独立してビストロをはじめるって!
聞いてみると、開店の日は既に決まっていて、
な、な、な、何と!その年の12月の15日にオープンだって!
ここで僕のお人好し&お節介が頭をもたげます……ロゴマークはどうなっているの?
えっ?まだ……どうするの?そう、僕で良ければデザインしようか?
だって、親友には世界でたった一つの書体でロゴマークを作ってあげたいじゃないですか。
何だか呼ばれたようにメールをし、デザインしろとばかりに開店が決まっていて、
まんまとその手に乗ってデザインをし、ノコノコと京都まで描きに行ったのが、
3年前の12月のことでした。


オープンしてから繁盛しているみたいです。
当時お付き合いしていた彼女のAちゃんとも正式に結婚し、
どこか頼りないYくんをしっかり者のAちゃんが支える形のビストロ……。
美食激戦区の京都でこれだけ頑張っているのは、
友人の僕としても鼻が高いと言うものです。

さてさて、その愛らしい奥さんのAちゃん……。
見掛けによらずしっかり者でねぇ。僕は初めから気が付いていました……。
彼女、実は物凄い酒飲みなのです(笑)よく食べよく飲み、
でも、鯨飲馬食の彼女はただの酒飲み、酔いどれではなかったのです。
この度、勉強の甲斐あって(と、言うより、飲んだくれた甲斐あって!)
見事にソムリエの試験の合格したのです。めでたい!めでたい!
実は僕も一時期ワインの勉強をしたことがありました。独学でしたけどね。
でも、当時と違って、今のワインの世界地図は、生産国も増え、
ビオなどの自然派のワインもあり種類も多岐に渡り、なまじっかな勉強ではダメなハズ。
がむしゃらに飲んだのでしょう……じゃない、勉強したのでしょう(笑)
一次に受かり、二次に受かり、年末には嬉しい合格の知らせが!

凄いですよね、天晴れ、天晴れ、褒めてつかわす!
なに?遊びに来るってか?おぉ、コワ。お祝いされに来るな?(笑)
本来だったら僕がお会計を全部出すところでしたが、
ホラ、僕も薔薇で銀賞獲っちゃったからね(笑)やっぱりお祝いして貰わなくっちゃ!で、
Yくんと、同席の親友Tくんが、僕とAちゃんに奢る羽目になりましたとさ、あはは!
YくんとAちゃん、今回は、何と2連泊で上京しましたから、
初日は彼らのセレクトで代官山の「アタ/Äta」へ。
2日目は僕のセレクトで、たまには和食も良かろうと、渋谷の「高太郎」と洒落込みました。
先ずは「アタ/Äta」で平らげたご馳走の数々を……。
さぁ、飲むぞぉ……ポンポンポンポン!シャンパン、ポンポン!

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「アタ/Äta」はいいですよぉ……。
美味しいのは当たり前として、スタッフの接客がね。
自分の言葉で客と対することが出来ています。
隣のテーブルで男性客が今流行りのオレンジ・ワインを飲んでいました。
チョッと聞いてみると、倉庫に行けばあるとか。
走ってくれるんですよ、倉庫まで。それで1本売れる訳でしょう?
非常に気持ち良く食事の出来る店です。

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そうそう、そう言えば、最初に飲んだスパークリングなんですが、
何種類かある中から日本製を頼んでみました。
「CAVE D'CCHI」?……ふぅ〜ん。てなもんで、
帰ってから写真を整理していてハタと気が付きました。
新潟の元お嬢さんたちがいつも話ししていた「カーブ・ドッチ」……。
ガーデンが素敵なのかな?飲み助の僕はワインから入りました(苦笑)



「高太郎」ではチョッとしたサプライズを用意しました。
ホラ、人生にはサプライズが必要でしょう?(笑)
彼らには知らせずに、スペシャルなゲストを2人お呼びしてありました。
1人は僕の長年の親友で、これこそ鯨飲馬食のオネエさまMさん。
それからもう1人はそのオネエさまの大親友で、
実際にオーストリアのシャトーでワインの生産にも携わったことがあるIさん。
飲みに関してとワインに関しては、矢張りお2人はAちゃんの先輩ですから、
色々な話しをして貰おうと企んだ訳です。
高太郎の鉄板な料理の数々です。ご覧下さいね。
そうそう、こちらの極上のグラタン……いつもお代わりしていたら、
なぜか大きなサイズで出して貰えるようになりました(笑)
2枚目の写真、遠近法でよく分からないと思いますが、
のっているお皿の余白で大体の大きさが分かると思います(笑)

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2日間、素晴らしい時間でした……。
矢張り、全員が酒飲みっていいですね(笑)
会計のこととか気にしないでジャンジャン、がんがん、グビグビ行けます(爆)
やっぱり隣でソフトドリンクとか飲まれていると会計で気にしますから。
気心の知れた仲間とテーブルを囲む一時。何物にも代えられない僕の宝物です。

皆さんも京都に行った際は、YくんとIちゃんのビストロ、
「アスペルジュ・ブランシュ」に寄ってみてください。
愛らしい飲み助の奥さまに美味しいワインを教えて貰ってください!


2017年3月2日


ブノワ。


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category: バベットの晩餐会。

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