学びの場。 

 

REMI2329.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

僕の人生においての学びの場は映画館でした。
学校においては勉強らしいことは何一つして来ませんでしたが、
物心付くようになってから通い詰めた映画館の暗闇でどれだけのことを学んだか……。
特に、今では数えるほどに減ってしまった名画座……。
名画座の暗闇で学んだことは枚挙にいとまがありません。

惜しまれつつ閉館した「八重洲スター座」「銀座並木座」
「高田馬場パール座」「三軒茶屋シネマ」「三軒茶屋映画」など……。
特に「銀座並木座」では往年の日本映画全盛期の作品を。
「八重洲スター座」では1950年代から70年代までの、ハリウッドの最も力強い映画の数々を……。
学ぶという感覚はなしに楽しみながら自然に身に付けて行きました。
映画に感謝、感謝!名画座に感謝、感謝です。

今は僕が行く名画座はめっきり減ってしまいましたが、
そんな中、お気に入りの「早稲田松竹」にて「タクシー・ドライバー」と、
「ギャング・オブ・ニューヨーク」の2本立てを観てきました。
1月21日から新作「沈黙・サイレンス」が公開された、
マーチン・スコセッシと、原作の遠藤周作を特集しての上映、
近年稀に見る粋な企画に場内は満席、久しぶりに熱気溢れる名画座に感激ひとしおです。


「タクシー・ドライバー」はティーンの時に観て衝撃を受け、
以降、主演のロバート・デ・ニーロに傾倒する切っ掛けとなった作品です。
「ゴッドファーザー PART II」「タクシードライバー」「1900年」
「ディア・ハンター」「レイジング・ブル」辺りがキャリアの最盛期と思うと、
その後の40年近くはどうしちゃったのと、チョッと寂しくも思うけど……。
バーナード・ハーマンのサントラ版を擦り切れるくらい聴き、オリジナル・ポスターを買い……。
その後のスコセッシ×デ・ニーロのコンビの「レイジング・ブル」は、
映画、演劇人のバイブルとも言われる作品で、実際にその職業を体験してみたり、
極度に体重を増やしたり髪の毛を剃ったり、抜いたり……その役作りのアプローチは、
友人の俳優くんたちに言わせると、いまだにデ・ニーロの呪縛はあるそうです。
そうそう、当時、お熱だったジョディ・フォスターが出ていることも書いておかなければ……。
好きだったんですよねぇ……少女時代のジョディ・フォスター。
勿論、羽田で貰ったサインは僕の宝物ね。

「キング・オブ・ニューヨーク」は、丁度、仕事が忙しくなり、
なかなか映画が見られなくなった空白の20年の作品です。
こう言う珍しい作品が映画館のスクリーンで観られることに感謝、感謝です。
いい役者だとは重いうつつ、ダニエル・デイ・ルイスとレオナルド・ディカプリオって苦手です。
この作品の素晴らしいキャメロン・ディアスを見るにつけ、
つくづく役者って素材なんだなぁと変な感心しきり。
そう言えば、スコセッシってチョッと残酷な描写が多い監督でしたっけね。

名画座もこのような素晴らしい企画でプログラムを組めば、
連日お立ち見が出るくらいの大盛況になるんですね。
館内の熱気が凄かったです。家でDVDなんか観ていないで、
映画館でキチンと映画を観ましょう!


REMI2349.jpeg
REMI2328.jpeg

写真は一昨年の秋に訪れたパリは、シネマテークで開催されていた、
マーチン・スコセッシの懐古展を見に行った時に撮りました。
夥しい数の資料で構成された展覧会は、内外の映画ファン、
スコセッシの研究者で溢れていて、こちらも物凄い熱気。
見てお分かりの通り、スコセッシにとって、デ・ニーロとディカプリオって、
作品を撮って行く上での素晴らしい刺激を貰えた俳優なんですね。
普通、監督って女優にそれを求めますが、なかなか珍しいスコセッシのケースです。

「タクシードライバー」……★★★★★★★☆……75点。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」……★★★★★☆……55点。


2017年1月31日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.
スポンサーサイト

category: 映画館へ行こう!

tb: 0   cm: 0

△top

お嬢の肖像。 

 

REMI3388.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

僕は必ず2時間~3時間の仮眠を取るようにしています。
もうね、眠くて眠くて仕方がない……丸々一日、起きていられないの(笑)
春眠暁を覚えず……今だけじゃないのね、一年中眠い。
一年で一番寒い今、今だに薄い夏用のタオルケット1枚……その原因は猫ね(笑)
体温40度の猫がわらわらやって来て僕の周りを取り囲みますから。

1、2、3……。
先ずベッドに腰をかけ、次に足をベッドに乗せ、上半身を横たえると……。
既に僕の右脇の下のところには きんがいます(笑)
えっ?いつの間に?枕元で待ち構えているのは知っていますが、
タオルケットを掛けた瞬間に脇の下にいるとは……。
布団の中で体制を整え、瞬時に、スゥ~ピィ、スゥ~ピィ寝息を立てます(笑)
可愛い!きんの身体は突きたてのお餅?マシュマロみたいに柔らかいです。
一番近いのは、箱根湯元の「ちもと」の「ゆもち」かな?
友人が来て話をしていると必ず返事をするのもきんです。


家の中に猫がいるって本当にいいです。
小さな身体ながら、自分で考え、行動し、愛嬌を振りまいてくれます。
シィ〜ンと静まり返った家の中に、温もりを持った生き物が自在に歩き回っている……。
空気が動くっていいです。猫ってもれなくズッコケだし(笑)
今、動物を飼うのを控える人が増えているように思います。
理由は死んだら可哀想だから……勿論、そうなんですけど、
動物を飼ったり、植物を育てるって物凄く精神的にいいと思うんです。
子供の情操教育にもいいし……何もそのために動植物を利用するって言うのではありません。
小さな命を愛情込めて育んで、そこで自分も成長出来るじゃないですか。
その大切な命が亡くなるのはとても哀しいけれど、
その哀しさが命の大切さを教えてくれたりもします。
僕なんか猫を飼っていなかったらどんなヒヒジジイになっていたか分かりません(笑)
誰?そこで大きく頷いているのは!(爆)でも、真面目にそう思います。
相変わらず猟奇的な事件や、ペットを虐待するニュースが絶えません。
それらを見聞きする度に心がドンヨリとしてしまいます。

母が死んでスグにやって来た きんです。
とても良く鳴きます(笑)人の言葉に絶対に反応して鳴きます。
返事をしている積もりなんでしょうか?
きんの鳴き声……必ず全ての音に濁点が付いています(笑)
毎日の楽しい時間が当たり前と思ってはいけませんね。
日々、十分な愛情を注いであげなければ……。


2017年1月29日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 猫が行方不明。

tb: 0   cm: 4

△top

米国屋……。 

 

e0044929_427321.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

麻 「おいおい、てぇへんだっ!てぇへんだっ!」

安 「なんだい、豆腐屋の麻生ちゃんじゃねぇか。いよっ!元気かい?」

麻 「おぉ、町会長の安倍ちゃん!いよっ!元気かいじゃぁねぇよ。てぇへんだっ!」

安 「なんだい、なんだい、粟喰って。苦みばしった麻生ちゃんらしくもねぇ。」

麻 「そんなこと言ったって会長さんよ、そこを曲がった角に出来たアレ、アレっ!」

安 「あぁ、米国屋さんだろ?あの家族経営の。
   今日から開店だって?オイラ、去年のうちに挨拶したぜ。」

麻 「えぇぇぇっ!もう挨拶したってか?!」

安 「おぉ、一応、オイラ町内会の会長さまだからな。
   で、何がてぇへんだって言うんだい?」

麻 「おぉ、あそこの米国屋さんよ、オイラんとこの豆腐、扱ってくれねぇって言うんでぇ。」

安 「何だって?お前さんとこの豆腐、いろんな店に卸して商ってたんじゃねぇのかい。」

麻 「おぅよ。でよ、ヨロシクって挨拶がてら豆腐持って行ってみたんでぇ。
   そしたらよ、オイラんとこの豆腐は売れねぇって抜かしやがった。」

安 「お、そこに行くのは八百屋の岸田っち、チョッとこっちに来ねぇ!」

岸 「何でぇ、会長さんよ。おっ!豆腐屋の麻生ちゃんも。」

麻 「おいおい、聞いてくんねぇ。オイラ、今そこの新しい米国屋に行って来たんでぇ。
   そうしたら『お前のとこの豆腐は売れねぇ!』と突っ返されちまった。」

岸 「ほぉ。」

麻 「おいおい、岸田っち!『ほぉ』はねぇだろう、『ほぉ』は!」

岸 「いやね、オイラんとこの野菜は商って貰えるってからさ。」

安 「そう言やぁ、岸田っち、この前、菓子折り持って挨拶に行ったって?」

岸 「よしてくんねぇ会長さん。何もオイラだけじゃねぇぜ。
   呉服屋の石井の旦那も、酒屋の菅さんちのご隠居も挨拶に行ったってよ。
   まだいるぜ。お茶屋の石原の若旦那も行ったし、稲田の女房は洋装で網タイツ履いてたぜ。
   そうそう、そう言やぁ珠代ちゃんも見かけたな。」

安 「珠代ちゃんが?でも、何だって珠代ちゃんが?」

岸 「ホラ、隣町のやり手の小池の女親分と一緒に挨拶に行ったって話しだぜ。」

安 「そっか、近々、江戸八百八町をあげてのお祭りがあるもんな。
   珠代ちゃん、1人じゃ何も出来ねぇから……。」

岸 「あっ!オイラ、片山のオバハン見かけた。宴会に招待されたって。
   ノコノコ嬉しそうな顔して歩いていやがった。」
 
麻 「何だよ、何だよ!皆して抜け駆けかい?イヤだねぇ、何だか気分悪いじゃねぇか。」

岸 「そんなこと言ったってよ、オイラこの前、出会い頭に脅されたからねぇ。」

安 「脅されたって誰にだい?米国屋の主人にかい?あのパツキンの?」

岸 「おうよ、そのパツキンよ。派手な身振り手振りでよ、
  『ウチの店では米国屋で作ったものしか売らねぇよっ!』ってさ。
   だから、先に手を回してご機嫌伺ったまでのことよ。
   麻生ちゃんも菓子折り持って行ってみな。」

麻 「フン!オイラ、袖の下とかゴマするとかご機嫌取るとか好かねぇや。」

安 「だけどよ、そんなこと言ってらんねぇご時世になったのかもよ……。」

麻 「おいおい、安倍の会長さんよ。会長さんがそんなことじゃ困るじゃねぇか。」

安 「だってよ、麻生ちゃん、あちらはデカいんだよ。
   ウチんとこの魚屋と麻生ちゃんとこの豆腐屋どころか、
   ここの商店街を全部、足したって敵わねんだもん。」

麻 「そりゃぁそうだけどよ、そう簡単に長いものに巻かれちゃぁ男が廃るぜぃ。
   脅されてへいこらしていたんじゃ江戸っ子の名折れじゃねぇか。
   裏のポチじゃぁねぇんだから、おいそれと尻尾振れるかってんだ!」

安 「男が廃る、廃らねぇ、江戸っ子の名が折れるとかの問題じゃねぇんだよ。
   お前さんがポチじゃぁねぇのは重々承知よ。
   ただ、チョッと猫のミケになって『にゃぁ!』と鳴いてみろってんだよ。」

麻 「ヤなこった!ミケだと?!オイラ、気にくわねぇな。
   おっ!そうだ!そこの中華料理のオヤジ誘って直談判に行ってみるかな?」

岸 「麻生ちゃん、よしときな。あそこのシュウのオッサンって喰えねぇぜ。」
 
麻 「何だい、そこの中華、愛想ないけど味はいいって聞いたぜ。」

岸 「違うよ、隣の駄菓子屋の福島のオッカァがこぼしていたけどよ、
  『ウチの店先にまでテーブル出して肉まんや焼売を売るんで困る』って。
   今日こそ文句言ってやろうとすると、
   ジロって不機嫌そうな顔で睨まれてそれでお仕舞いよ。」

麻 「そうかい、あのオヤジ、デカいからなぁ……。
   おい!会長さんよ、何とか言ってやんなよ。ルールは守んなきゃいけねぇってさ。
   それが出来なきゃ、国に帰えんなって言ってやれよ。とっとと帰えれってさ。
   だったらそこの韓国料理の女将……えっと、パクのオッカァ誘って談判するかな。」

岸 「ダメダメ、あそこは代替わりしちゃってオッカァの実権ないんだってよ。
   何でも色々とインチキしたらしいぜぃ。
   兎に角よ、半島と大陸の連中は性格がコワくていけねぇや。」

安 「ヘェ……そう言やぁ、パクのオッカァ、何だかいつも辛気臭い顔していたもんな(笑)」

麻 「おいおい、会長さんよ、笑っている場合かよ。
   何だい、何だい、どいつもこいつも当てんなんねぇな!」
 
岸 「だってよ、米国屋は娘と娘婿も一緒に商売やるって言うじゃねぇか。
   きっと、やり手だぜ。一家総出でボロ儲けって奴?奥さん綺麗だしな。
   オイラんとこはカカアとオレだけだもんな。」

麻 「べらぼうめ!奥さんが綺麗?それがどうしたってんだぃ!」

安 「そう意気むなって。あちらさんの方が一枚上手だって言ってんだよ。」

麻 「フン、世も末だね。あぁ、イヤだイヤだ。
   日本がひょっこりひょうたん島だったらどんなにいいかねぇ……。
   気儘にプカプカさ、好きなところに流れ流され、また流されてぇ♪
   イケズな国と付き合うのはまっぴらゴメンだぁな!
   おっ!そこを行くのは平井の女親分!
   おいっ!おめぇさんが頑張らねぇからこんなことになるんだぜぃ!」




アメリカが新しい政権になり、世界にも多大な影響が出ることでしょう。
あの方……顔に出ていますよね……。
マスコミがキツい顔をしている写真ばかり使うって言うのもあるけれど、
常日頃の物言いなどを見ても、攻撃的で、決して上品とは言えません……。
(いまだにTwitterやってる……あれって公文書になるんですよね?)
政治の理念?未来へのビジョン……全く見えません。
格のボタン持っているんですよね……本当に大丈夫なのだろうかと思ってしまいます。
大統領と言うよりはただのビジネスマン?いやいや、イヤな言い方で「商売人」ですね。
一に商売、ニに商売、三四がなくて五に商売(苦笑)
笑うのは、彼が言う「We」は国民全体のことではなく、自分の支持者のことだけなんです。
アメリカ・ファースト?どの国だって自国の利益最優先に決まっています。
そこは大人の付き合いで上手にやっているだけです。
相手を脅し、屈服させるやり方はどう見ても民主主義とは程遠いです。
新手の独裁国家の誕生って言うところですか……。


2017年1月24日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 向き向きの花束。

tb: 0   cm: 4

△top

文殊の蕎麦……病みつきだよ(笑) 

 

IMG_2162.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

前に恵比寿の「吉野家」で親友と牛丼を食べていた時のこと。
その日は丁度、芝居を観る予定があって、親友と恵比寿で待ち合わせたんです。
開演前にゆっくりご飯を食べる時間はないし、かと言って、
何か食べておかないと芝居の間にお腹が鳴るし……と、言うことで、
近くにあった「吉野家」で軽く牛丼を食べよう……と、言うことに。
僕、ゆっくり食べていたんです。そうしたら親友が「味わわないで!」って(笑)
時間がないからさっさと食べろって言うことなんでしょうけど、
親友の勤務先の近くだったので、グルメで有名な親友にとってはバツが悪かったのかも(笑)
ホラ、いつも気取っているから牛丼食べているところ見られたくなかったんじゃない?(爆)

実は僕、食べるものは何でもいいんです。
「いつも美味しいものばかり食べている。」って言う人もいますが、
特別グルメじゃないし。基本は自分で作って家で食べるのが好き。
だって、お金を払って食べる価値がある店ってなかなかないです。
好き嫌いはあまりない方ですが、例えば牛丼とかラーメンとか、
1杯でご飯が終わっちゃうのはイヤかな。弁当も、焼肉弁当とか、味が単調なものより、
幕の内弁当みたいに、色々なものが少しずつ入っているのが好き……。
そんな些細な好みはあるけれど、基本は何でもいい、
その時その時で一番いいもの(美味しいもの)を選べればいい。
例えば、地方の駅に降り立って、駅前にラーメン屋と定食屋しかなかったとします。
それだったら定食屋かな?色々とメニューがあるでしょうから。
定食屋しかなかったら、その定食屋で何を食べるかです。
わざわざ車や電車に乗って美味しいものを食べに行く趣味もないし……。
手持ちのお金で一番美味しいものが食べられればそれでよし。



写真は最近の気に入りの立ち食い蕎麦屋、浅草駅の「文殊」の春菊のかき揚げ蕎麦。
ここの蕎麦は美味しいです。悪いけど、そんじょそこらの蕎麦屋のものよりも美味しいです。
これで360円だよ、360円!(笑)半熟の卵、トッピングしたくなるでしょう?(笑)
この日はね、半熟卵がサービスだったの!嘘みたいでしょう?
日本中のマズい蕎麦屋の皆さん、こちらに食べに来てみればいいです。
自分の店で出している蕎麦がどれだけマズくて高いか分かるから。
ダラぁ〜ッと伸びきった蕎麦屋の蕎麦は食べられたものではないけれど、
ここはいいです。天婦羅も折々に揚げているしね。汁も甘くなく丁度いい。
浅草の蕎麦で検索すると「食べログ」で13位の3.5点。
「食べログ」なんてあまり参考にはならないかもしれないけど、
立ち食い蕎麦ですからね、これは凄いと思います。
僕、立ち食い蕎麦なんて入ったことなかったんですけどねぇ……。
いつだったか、3月の繁忙期に疲れ果てて、
多摩川の駅のホームで一歩も動けなくなっちゃった。
それで駅の立ち食い蕎麦で天婦羅蕎麦を食べたのが初めて、キッカケです。
そうですねぇ……「文殊」の春菊のかき揚げ蕎麦……。
月に一回くらい行くかな?たまに無性に食べたくなります(笑)


2017年1月22日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: バベットの晩餐会。

tb: 0   cm: 6

△top

台詞はリズム……「華岡青洲の妻」。 

 

REMI5427-2.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 「それを加恵(かえ)さんはぁ……知ってなしたんかのしぃ。」

舞台「華岡青洲の妻」の第三幕の幕切れ、青洲の母、於継(おつぎ)の台詞です。
姑の於継と嫁の加恵(かえ)はまるで青洲の愛情を独り占めするための手段のように、
競い合って実験段階の危険な麻酔薬を飲みます。
いくら今だに若々しくて美しい母とは言え、年寄りには強い薬を飲ますまいと、
青洲は母の於継には眠り薬のように弱い薬を、妻の加恵には本当の実験用の強い薬を飲ませます。
最初に飲んだ薬によって目を傷めた加恵は、次に飲んだ薬で完全に盲目になってしまいます。
薬を飲んだ後の寝起きがいい方があたかも女として、また、人間として優れている、
それが嫁の加恵に勝った証かのように、青洲の愛情を独り占め出来るかのように錯覚していた於継。
てっきり加恵と同じく強い薬を飲んでいたものと思い込んでいます。
勿論、自分の時は目覚めも良く、「目が痛い。」と青洲に訴える加恵を、
折角の実験なのに何といたらない嫁、矢張り自分の方が優れていると……。

 「同じ薬を飲んだのに、なんで加恵さんだけが……。」

と、言う問いに青洲は絞りだすような声で……。
 
 「加恵の方が強い薬をのんでましたんやぁ!」

息子の口から出た衝撃の言葉、事実に於継は絶句し、件の台詞になる訳です。
息子の実験のためと言いながら、実は、この時点でもまだ嫁に勝つことばかりを考えている於継。
於継の思わず口をついて出た質問に勝利の微笑みを薄らと口元に浮かべ頷く加恵。
絶句し、身体を震わせ号泣しその場に崩れ落ちる於継……。
於継がまるで枯木が倒れるように亡くなったのはそれからスグのことでした。

この名場面が第三幕の終わりになり、第四幕目は於継の出演シーンはありません。
この原作にはない台詞、これを抑揚たっぷりに、大見得を切って歌い上げることによって、
第四幕に於継は出ない訳だけれど、その存在感を最後まで引っ張る大事な台詞です。
於継を当り役とした杉村春子は、一幕から三幕まで、流暢な紀州弁を駆使し、
リズム感タップリの抑揚を付け、流れるような台詞回しで観客を魅了します。
その台詞術の心地よさはまるでオペラのアリアのよう。

舞台は華岡家の玄関先から通じる広間だけの一杯道具。
舞台上で杉村春子が長女の於勝に手伝わせながら着物を着替えるシーン、
紀州弁で台詞を言いながらアッと言う間に着替えてしまう、
そのあまりの早さと見事さに場内からは大拍手が起きる場面もありました。

今では殆ど話す人もいないであろう江戸時代の紀州弁、
おそらく基本は関西弁で、語尾に接尾語の「のし」「よし」「とし」などが付きます。
この紀州弁に俳優陣は非常に苦労し、
自分の言葉にするのに並大抵な努力を強いられたとか……。
杉村さんも僕にこう仰言られていましたっけ。

 「そりゃぁ、アナタ。本当に大変でしたよ。
  だって、そんな昔の紀州弁なんて聞いたことないですからねぇ。」

話しを於継の最後の台詞に戻すと、
「加恵さんはそれを知っていたのかのし。」ではなく、
「それを加恵さんはぁ……知っていたのかのしぃ。」とするところに、
舞台を知り尽くした作者の有吉佐和子のテクニックとケレン味があります。


麻酔薬の開発に躍起になる青洲、
犬や猫の動物実験では成功を収めるものの、残るは人間による実験のみ。
そこに青洲の愛情を独り占めしようと必死の嫁と姑が名乗りを上げます。

於継 「麻酔薬の人体実験は 私(うち)を使ってやりなさい。」
加恵 「とんでもないことでございますよし。
    その実験には私を使って頂こうと かねてから心に決めていましたのよし。
    あなた、私で試して頂かして。」

加恵 「姑にそんなことをさせたら嫁の道が立ちません。私を使って頂きますよし。」
於継 「嫁の道が立つときは、姑の道が立たんのですよし。
    云い出したのは私なんやよってに、私が使ってもらいますよし。」

於継 「姑に逆らいなさるのかのし。」
加恵 「はい。事と次第によっては、女の道に外れるとは思いませんのよし。」

それまでは決して正面切って言葉でぶつかることがなかった於継と加恵、
真綿に包んだ針や薄布に隠された研ぎすまされた刃のような迂遠な言葉の応酬はあったけれど、
ここに来て初めて心の底の憎しみを畳み掛けるように直接相手にぶつけます。
それも夫を、息子を思いやるそれぞれの愛情と言うオブラートに包んで、
青洲を思わんばかりのために、麻酔薬のためにと言う大義名分の上に立って酔うように……。
加恵は姑を「老い先短い」「お齢を取り忘れたお方」、
お継は加恵を「女の子一人しか生んでいない役立たず」、
「夫の欲していることも分からない阿呆」と誹る……。

小さい頃、美しくて賢いと噂の於継を一目見たくて乳母に懇願し、
わざわざ隣村まで足を延ばし、こっそりと垣根越しに、
白い曼陀羅華(まんだらげ・朝鮮朝顔)が咲く薬草園で初めて見てから、
あまりの美しさに憧れ続け、青洲が京都に蘭学の勉強で留守中に、
於継によって見初められ、姑と嫁が相思相愛で夫の不在中に一人嫁入りして来た加恵……。
その仲の良さ、睦まじさは、於継自身が、

 「我が腹を痛めたのでもないのにお母(か)はんと呼ばれ、
  私(うち)も実の娘以上に愛しと思うのですよってに この因縁は、
  まあ はかり知れやんほど深いものなんですやようのし。」と、言わしめ、

実の娘のお勝と小陸をして、
  
 「なんや、私(うち)ら急に継子(ままこ)になったみたい。」と嘆かせるほどでした。

まだ見ぬ夫が、最愛の息子が不在中はこの上なく上手く行っていた嫁と姑の関係が、
息子、青洲が京都から帰って来ると一変します……その手の平返しの演技の素晴らしさ、
理屈ではなく息子を思う気持ちから自分が見初めて懇願して迎えた嫁を本能で憎んでしまう於継………。
劇場内の女性はそれぞれ嫁と姑の立場に自分を置き換え、
自分の気持ちに照らし合わせ大きく頷き、共感し、愕然とし、
男性は我が身を振り返って、果たして自分の家はどうなのだろうかと戦々恐々とします。

於継ぎ亡き後、首筋に出来た血瘤に苦しむ小陸に、

 「目が潰れるほど強い薬、恐い薬と知りつつ
  お母はんと薬を飲み比べしたのは何でですのん?」

と、詰め寄られ、薬のために完全に盲目になった加恵は、

 「お母さんは賢い立派な方やったと、心底から思ってますのよし。
  私はお母さんに育てられたんやしてよし。泥沼だったなどと滅相もない。
  私ほど姑運のいい嫁はこの世にいないと思うていますのよし。」

と、答えます。それを聞いた小陸は一言、
 
 「それは嫂(あね)さんが勝ったよってやわ。」と言います。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

華岡青洲…………。

1804年に世界で初めて麻酔薬による外科手術を成功させた紀州の外科医。
今ではクイズにも出題され知名度はなかなかのものですが、
その麻酔薬を完成させるまでの秘話はあまり知られていません。

青洲の母、於継と妻の加恵…………。

二人が自分の身体を競って人体実験に提供したという美談は有名でも、
その陰で陰々欝々と繰り広げられていた嫁と姑、女と女の戦いはあまり知られていません。
才女、有吉佐和子がそこに材を取り書き上げた「華岡青洲の妻」。
これほど迄に人気を博し、長年に渡って愛読され、テレビ化、映画化され、
舞台化されるも、再演につぐ再演を繰り返す最大の理由は、
いつの世も変わらない嫁と姑の問題、どの家も抱える嫁姑の問題もあるのでしょうけど、
ひとつは有吉佐和子の心の襞、感情の起伏の一つ一つを抉り出し、
分析するように書き上げた小説を題材に、自らの作品を遠慮なく切り刻み、
無駄を一切削ぎ落とし、戯曲として再構築した手腕と度胸、
舞台を知り尽くした上での作劇法があまりにも見事だったから他ありません。

杉村春子の於継があまりにも見事だったことから、ついぞ忘れられがちなのは、
タイトルにあるように、実は青洲の妻、加恵が主役のこの舞台、
大人しいけれどしっかりものの小姑、小陸の最終幕の台詞、

 「嫂(あね)さん、私(うち)は細大もらさずみんな見ていましたのよし。」にもあるように、

姑、於継と妻、加恵の氷の刄のような凄絶な確執を、常に脇から小陸に冷静に見させることによって
二人ののきさしならない関係が浮き彫りになります。芝居において脇役が非常に大事な好例です。
我先を競って麻酔薬の実験台になろうとする於継と加恵、
二人の関係を知っているハズなのに黙りを決め込み、まんまと人間の実験台を得る青洲の男のズルさ。
今も昔も変わらぬ家族関係の難しさ、嫁と姑の問題、男と女の問題……。
「華岡青洲の妻」は、そんな誰しもが抱えている問題を凝縮して目の前に提示してくれる傑作戯曲です。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

その杉村春子さんの誕生日にあたる1月4日……。
箱根の帰りに日本橋三越劇場にて新派公演「華岡青洲の妻」を観て来ました。
加恵を演じたこともある、水谷八重子がお継を好演。
波乃久里子の丁寧な小陸が最終幕まで舞台をキッチリと引き締めます。
喜多村緑郎の男気、なかなかのものでしたが、
今回、一番の収穫は、矢張り歌舞伎の世界から新派に移籍した、
喜多村一郎の鮮やかな口跡と、惚れ惚れする男前な立ち姿でしょうか。
現代劇からシェークスピアまで何でもこなせてしまいそうです。
まだまだ若い喜多村一郎の今後の活躍が楽しみです。



僕は何一つ親孝行をしないまま母に先立たれてしまいましたが、
母には嫁と姑のゴタゴタを味わわせることなかったのですから親孝行出来たと言えるでしょうか?(笑)
皆さんも是非、機会がありましたら恐ろしい嫁と姑の話しを覗いてみて下さい。


2017年1月19日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 天井桟敷の人々。

tb: 0   cm: 4

△top

女子力だと?(苦笑) 

 

BBTT9434.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

年明けの箱根旅行ですが、いつも一緒に行く傾国の美女が欠席(ウゥ〜む、残念!)
長年の付き合いで気心しれた男3人の、何ともむさ苦しい珍道中と相成りました(苦笑)
笑ったのは、自称、天才グラフィックデザイナーのMが、
たった1泊の旅なのに「温泉セット」なる物を持参していたこと。
「温泉セット」は自分で使っているこだわりの石鹸やシャンプー、リンス、
その他、僕から言わせればどうでもいいようなものがギッシリと詰まっている(笑)
メッシュで出来た小さなトートバッグです。僕なんか映画観に行く時と同じカバンだもの。
交換レンズが1本、トートバッグに放り込んであるのが違うと言えば大きな違い。
そう言えば、もう5〜6年前になるかな?矢張り箱根に行った時、
スレ違う度に男どもが必ず振り向く絶世の美女が、車で移動中に、

 「スミマセン、コンビニがあったら寄って貰えますか?」って。

何でも彼女、お風呂に入った後のあれこれ、
メイクに関する一切を持って来なかったのだそう(笑)
そんなお手入れをしなくても美しいところも凄いのだけれど、
同行の、当時、大失恋のSは、Mと同じように物凄い量の「温泉セット」を持参。
シャンプー、リンス、ムース、洗顔料……有り得ないくらいの量の化粧品(笑)
この、男女が丸々入れ替わったかのような光景も凄いですが、
僕は絶対に使わないのですが、世間でよく言われる「女子力」って言うヤツ?
「女子力」だから女性に限って使われることなく、
男でも「女子力」が高いヤツがゴマンといることに驚かされます。
現に、僕の廻りにいる薔薇関係のオバサンたちなんか「女子力」ゼロだもの(苦笑)
別に僕が男を意識させない関係だからだとか言うのはどうでもよくて、
基本の女性らしさね……そんなものが丸々欠落しています。
この前、仲間内の忘年会で焼き鳥を食べに行ったら、
隣で焼き鳥の串で歯に詰まったものをほじくる女とかね(爆)
皆さん、これ読んだだけで誰だか分かりますよねぇ(苦笑)
両手で口元を隠して入るんだけど、長い串の殆どが手から出ちゃってる!(爆)
女、捨ててる?ハイハイ、どうせ男として見ていないんでしょうけど。
思わず言っちゃいました、「おいおい!」って。

そうそう、温泉に浸かりながらフと思ったのだけれど、
僕の廻りの女子でお酌をしてくれる人は皆無です。
いえいえ、お酌をして欲しい訳でもないし、何も女はもれなく男にお酌しろ!
なぁ〜んて大時代的なことを言っているのではありません。
紫煙立ちこめる居酒屋での、セクハラが大手を振ってまかり通る会社の飲み会じゃないんだから。
僕がそう言うことを言う人間ではないことは友人なら知っていると思いますが、
お酌と言うよりも、廻りに気が付くことがない女性が多過ぎると言うこと。
気配りが全く出来ない女性が殆どと言うことです。
空いたグラスに飲み物を注ぐのは総じて男。
お皿を片付けたり料理を取り分けるのも男の僕たちです(苦笑)
女性陣はただただおしゃべりに興じ、飲んで喰って飲んで喰って……。
口先だけでは「女子力アップしなくっちゃ!」何ぁ〜んて言っていますが、
まぁ、絶対に無理でしょうね。根本がなっていない。
これは女性に関してだけではないです。この前の箱根の朝食の時……。
女子力が高いハズのMは、自分の茶碗にお代わりのご飯を盛ってそのまま食べだしました。
僕と同行のTの茶碗の具合なんて全くお構いなし(笑)
普通は、自分の茶碗にご飯を盛ったら廻りの皆の茶碗具合も気にしますよね?
まだご飯が残っていても、一応、聞きますよねぇ?「お代わりは?」って。
自分だけで完結しているんでしょうね。周りは見えていない。

最近あまり言わなくなりましたよね。男のクセにとか女だてらに……って。
そうそう、女の腐ったのとか言わなくなりました(笑)大体、女の腐ったのって一体どんなモノ?
性の境目が曖昧になり、職業的に見ても昔ほど性別による差がなくなりました。
歌舞伎や宝塚、相撲の世界のように、女人禁制、男子禁制の世界もまだありますが、
女相撲みたいに独自に発展をするジャンルもあります。
そうそう、その昔、大相撲の大阪場所で賜杯を自分があげたいからと、
土俵に上がりたがった愚かな女性の府知事がいましたっけ(苦笑)


男らしさ、女らしさの境が曖昧となり、
男はこうあるべき、女はこうでなければ……。
イメージの世界でしかないんですよね……それを言ったら、
男が薔薇を育てるなんてね(笑)いまだに薔薇をやっているって言うと驚かれるし。
男子厨房に入らず!……「danchu」なる人気雑誌もあるくらい。
男のクセに油紙で顔を拭いたり、(しかも拭くんじゃなくって押さえるようにしてた!)
男のクセに日傘とか(笑)男のクセに化粧ね。今や眉毛描くなんて当たり前ですよ!
女だてらに立ち飲みで酒をグビグビ、ツマミにさきイカ持参だったり(笑)
女だてらに手鼻かんだり、痰を吐いたりね。
女だてらにドリンク剤をコンビニで立ち飲みしたり……。

まぁ、男女の差はない方がいいとは思うのだけれど、
あれ点においては「男は男らしく、女は女らしく」あった方がいいのかも。


BBTT9432.jpeg
BBTT9437.jpeg
BBTT9439.jpeg
BBTT9441.jpeg
BBTT9449.jpeg
BBTT9454.jpeg
BBTT9460.jpeg
BBTT9462.jpeg

写真の豪華な和食は、去年、9月に新装移転なった「なすび亭」のもの。
昨夏、バルセロナから親友が一時帰国の際に行きました。
移転前ですから「こなす亭」での料理の数々です。
こちらのオーナーシェフはテレビでおなじみ。お忙しいでしょうに、
必ず店に出てご自分で料理をされるそうです。
こう言う一人一人出て来るお料理はいいです。取り分けなくていいから(笑)
しかし、こちらは本当に旨い。矢張り、和食の華は魚ですね!
新しい店にも行かなくっちゃ!


2017年1月16日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 向き向きの花束。

tb: 0   cm: 6

△top

信じるものは……。 

 

BBTT8130.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

皆さんは何か信じているものがありますか?
例えば、宗教とか、何か霊的なもの、スピリチュアルなものとか。
困った時に助けを求めてしまうもの、心のよりどころにするものとか……。

僕には全くそれがありません。
確か、我が家は浄土真宗だったと思うのですが、
両親が死んでしまった今、それを確かめる術はありません。
もっとも、両親も信心深い人たちではなかったし……。
第一、母のお墓がどこにあるか僕には分からないんです。
亡くなった後、遺骨をどこに納めるかで父と意見が分かれ、
結局、僕がパリに行っている間に父が父方の先祖の墓に母の遺骨を納めてしまいました。
(それは母が一番嫌がっていたことなのです。)
そのお墓がどこにあるか……中学生の時に一回お参りをしただけなので、
街までは分かるのですが、その先の記憶がどうにもいけません……。
それが原因で父とは絶縁、その父もおそらくは、
とっくに亡くなっているでしょうけど詳細は不明。
前に携帯電話をなくしてしまいましたから、
唯一、連絡を取り合っていた父方の従姉とも音信不通……。
でも、その気になれば探し当てることは出来ると思うのですが、
僕にはその気持ちがない……母は僕の胸の中に生きていますから。
友人たちはその話しを聞くと、大層、驚き、信じられない顔をします。
きっと、普通ではないんでしょうね。先祖の墓は大事にしろと言いますが、
何しろその辺の根本からして全く僕の中にないのですから……。
日々、母のことを思い出し、記憶がなくならないようしていますけど。
だって、人間の記憶なんて、曖昧で心もとないでしょう?
そのうち、思い出したくても思い出せなくなってしまう……。
それに、何をするにもお金がかかると言うのも腑に落ちません。
戒名に幾ら、お坊さんに幾ら……自分の宗教も分からないのに、
初めて会う坊さんに何で金払わなければいけないの?
その昔、美輪明宏さんがおっしゃいました。

 「アナタ、お金が掛かる宗教は全部偽物よ!」

まったくもってその通りだと思うのは僕だけでしょうか。

友人たちの中にはスピリチュアルなものを信じる人が沢山います。
殆どは、商売をしている人です。僕は真面目に聞いていないのでよく分かりませんが、
方角が悪いなんて言うのは当たり前で、やれ、今年は○○をしない方がいいとか、
塩や酒で清めるとか、年末の29日に家のことをしてはいけないとか……。
その他、諸々、あらゆることに決めごとがあって、真面目にそれを実行しています。
僕はそれはそれでいいと思うんです。きっと、何か理解を超えるものにぶつかった時、
自分の中でそれを咀嚼するために理由付けが欲しいんだと思います。

それから、僕にはまったくもって霊的なものがないので、
この部屋には○○の霊がいるとか、誰それには○○が憑いているとか、
この土地には、昔、惨殺された武士たちの霊がいるので行けないとか、
結構、そう言う話しで盛り上がっている人たちを見かけますが、
僕にはそれが全く分からない……目に見えるものしか信じないから。
ただし、いいことだけは信じちゃったりします(笑)
1回、そのスピリチュアルな方とテーブルを囲んだのですが、
後で聞くところによると、何でも僕は105才くらいまで余裕で生きるのだそうです。
まぁ、105才は兎も角、健康でいられると言うことで勝手に理解していますけど(笑)



さて、正月休みも終わろうと言う10日。
親友に付き合って熊谷に行って来ました。熊谷にある妻沼聖天山です。
上野から特急「草津」に乗り、バスを乗り継いで小旅行と洒落込みました。
親友は店を経営していますから、毎年、年明けに縁起をかついで行くみたいなんです。
今年は気が向いたのでお付き合い。ただし、何をしに行ったかかは聞かないので分かりません(笑)
御朱印帳とかお札とか言う単語を聞きましたが、それをどうするか全く不明。
40分くらいでしたか、親友がお寺で何かをして貰うので、僕は別行動で近くを散策、
商店街は生憎、休みの店が多かったのですが、ポツリと開いているカフェでコーヒー飲んだり……。
その間、親友は、何かめでたい祝詞?……違うか(笑)お祓いみたいなもの?……これも違う?
あげて貰っていたようです。御朱印帳に何か書いて貰っていました。
でも、それもお金でしょう?だったら僕が書いてあげるのに(笑)
その親友も何やら不明な行動を時があります。
京都や奈良を一緒に旅をすると、色々と神社仏閣を見学しますよね?
親友はマメマメしくお参りをしてお賽銭を投げる……。
僕は全くその辺のことをしませんので、

 「ホラ!」

と、10円玉を渡されて、仕方なく賽銭箱に投げ入れる訳。
投げる時は勿論、願い事をします(爆)物凄くいい加減。
僕の中ではたとえ10円といえども無駄なお金に思えるのね。
だったら、折々に駅で見かける猫の里親探しのお母さんたちの募金箱に、
2000円入れる方が現実的だし、何かの役に立っていると思うの。
猫と神さま仏様を一緒にしてはいけないと怒られそうですが……。
その信心深い親友も、賽銭を投げるところと投げないところがあるのね。
さっきの唐招提寺では賽銭を投げたのに、こっちでは投げないんだ……とか。
理由を聞いてみたんですが、本人もよく分かっていないそうです(笑)
別に有名、無名と言うことには関係ないんだそうですが……。
まぁ、その辺のバチ当たり的な諸々のお陰で、今こんなんですかね?
地位も名誉もお金も人望もない、あはは(爆)

FullSizeRender-29.jpeg
BBTT8134.jpeg
BBTT8098.jpeg
BBTT8084.jpeg
BBTT8087.jpeg
BBTT8088.jpeg
BBTT8089.jpeg
BBTT8090.jpeg
BBTT8092.jpeg
BBTT8093.jpeg
BBTT8094.jpeg
BBTT8104.jpeg
BBTT8123.jpeg
BBTT8142.jpeg
BBTT8146.jpeg
BBTT8125.jpeg
BBTT8156 - バージョン 3

写真はそんなバチ当たりな僕が散策中に撮った写真です。
カフェのお姉さんが「初詣ですか?」と。僕は「いいえ、友達の付き合いです。」
お姉さんに苦笑されてしまいました。一事が万事バチ当たりな僕です。
丁度、満開の蠟梅は見たことがありません。精々、花屋で切った枝を見るくらい。
ランチは近所の茶屋で「実盛公うどん」。うどんが細めで美味しかったです。
戦場で年寄りに見られたくなかった斉藤別当実盛(聖天宮を建立)は、
白髪(髭も)を黒く染めていたそうです。千切りの大和芋はその白髪を、
椎茸が手鏡を、海苔は黒髪を、結んだ紅白のかまぼこは縁結びをそれぞ表すそう。
妻沼聖天山には国宝指定の建物があります。本殿(奥殿)の彫刻、凄いです。
そう、一瞬、日光を連想します。地元の人たちからは、
「埼玉の小日光」と呼ばれて親しまれているそう。
絢爛豪華、ギラッギラですねぇ……猿は左甚五郎作と言う説もあるそうですが、
実際の彫刻棟梁は石原吟八郎と関口文治郎だそうです。
三毛猫がいますねぇ……最後の1枚は生きた三毛猫(笑)
バスの発着所で見かけました。丸々と太り、真っ白な毛並みは、
きっとどこかの家の飼い猫である証拠です。
愛らしいですね。旅先で猫に出会うと何か縁起のいいものを感じます……。
こう言う時だけ縁起をかつぐ!(苦笑)


2017年1月13日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 旅の栞。

△top

凝りもせずに、恒例、吉例の箱根です。 

 

BBTT7872.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

もう何年目になるかよく分かりません……。
今年も恒例、吉例の新春箱根の旅です。
宿は毎回お世話になっている塔ノ沢の「福住楼」です。
今回は、毎年〜一緒に行っていた傾国の美女が欠席(涙)
ロマンスカーの座席に座ってみれば、何と長年の付き合いの男3人旅(苦笑)
まぁ、気を遣わないと言えば遣わなくても済みます。
どんなに仲が良くても旅館の同じ部屋に男女が泊まる訳ですから、
多少なりとも気は遣います……それが今回はなし。

BBTT7701.jpeg
BBTT7699.jpeg
BBTT7702.jpeg
BBTT7705.jpeg
BBTT7712.jpeg

こちらも毎年同じコースなんですが、
今回は小田原でロマンスカーを降りてランチは「小田原おでん」へ……。
箱根って、特に湯本の辺りって美味しい店がないんですよねぇ。
丁度、着くのは昼時で込んでいるし……だったら「小田原おでん」!
こちらは人気店ですから要予約です。勿論、その辺の抜かりはなし。
「小田原おでん」はパリ在住の親友、Mちゃんのお兄さんがやっているんです。
最近、Mちゃんはめっきり日本に帰って来ませんから、
ソックリなお兄さんの顔を見ていると何だか懐かしくなって来ます。
元気にしているかしらン……便りがないのは……って言いますけどね。
この日は、アジの押し寿司のコースにしてみました。
あっさり薄い味付けのおでんはとても美味しいです。
(基本、5つ選べます……卵だけ5つにしたい……。)
次回は人数を募って夜にでも来てみたいかな……お茶室でね。

BBTT7696.jpeg
BBTT7718.jpeg

小田原までてくてく歩き、バスで一路「ラリック美術館」へ。
こちらは、ナンチャッテが多い観光地の美術館の中でも白眉です。
「ラリック美術館」と「ポーラ美術館」を見るだけのために箱根に行ってもいいくらい。
ラリック・ラブのMがいますから、今年もザザッと散策です。
僕のお気に入りの睡蓮の池ですが、いつもは寒さでみぞれになっていたりでしたが、
今年はポカポカの晴天、グリーンの池の色が美しいです。
落葉樹の葉が落ちると宿り木が姿を現します。
宿り木……まだお目もじしたことがない番長に思いを馳せます(笑)

BBTT7725.jpeg
BBTT7726.jpeg
BBTT7728.jpeg
BBTT7734.jpeg
BBTT7743.jpeg
BBTT7745.jpeg
BBTT7747.jpeg
BBTT7760.jpeg



IMG_2333.jpeg
IMG_2309.jpeg
IMG_2308.jpeg
BBTT7799.jpeg
BBTT7806.jpeg
BBTT7808.jpeg
BBTT7810.jpeg
BBTT7815.jpeg
BBTT7818.jpeg
BBTT7830.jpeg

バスを乗り継いで「福住楼」へ……。
はぁ……何だか家に帰って来たって言う感じでしょうか。
今回、お世話してくださるお姉さんもとても感じよく、
是非とも明るい内に入っておきたい丸風呂を堪能。
「福住楼」には大小2つの丸風呂があります。檜の床に銅製の風呂が嵌っているの。
いつもよりもチョッと熱めのお湯は、年賀状書きで疲れた肩をほぐしてくれます。
夕飯は部屋でゆっくりと……珍しくワインなど開けて楽しみます。
3人とも何かと忙しかった年末年始、布団に入るとバタンキュウ(苦笑)

IMG_2347.jpeg
IMG_2349.jpeg

翌朝は4時30分におめめパッチリでひっそり1人で家族風呂へ。
少し早く出して貰った朝食の後、宿の前からバスで「ポーラ美術館」を目指します。
こちらはねぇ……下手な国立の美術館よりも収蔵作品が多いです。
毎回〜テーマを変えて僕たちを楽しませてくれます。
レオナール藤田の作品のコレクションでも有名ですよね。また大特集やってくれないかしらン?
企画展の入り口でチョッとした楽しい催しがありました。
パレットと筆、ベレー帽が置いてあって、各人、それを持って看板の前で画家を気取ると言うもの。
MとTは競うようにしてベレー帽を被り、看板の前でポーズを取ります(苦笑)
本当、好きですよねぇ……僕らが到着した時、前にいた親子三代のご家族、
6才くらいの子供が喜んでやっていたの知らないのかな?
子供が喜ぶって言うよりは、子供は親とおじいちゃんにせがまれてイヤイヤって言う感じ(笑)
それをまぁ、50にもなろうと言う大人が我先に喜んでねぇ……(苦笑)
人が見ていても恥ずかしくないんですね。僕は無理、格好付けですから。
まぁ、お陰でブログの写真には事欠かないんですけど(爆)

今度は季節のいい時に来たいかな?箱根は仙石原も行ってみたいし……。
美術館からバスで小田原に出て、駅弁を買って一路日本橋へ。
そのお話はまた今度!


2017年1月11日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 旅の栞。

tb: 0   cm: 4

△top

年末年始あれこれ……何それ?どうよそれ? 

 

BBTT7960.jpeg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

早いもので新年も1週間が過ぎました……。
皆さん、年明けはどんな感じですか?ゆっくり休めましたか?
僕はもう少し休み……何しろ14連休ですから。

さて、年末の超バタバタが過ぎれば、まるで嵐の後のような静けさでした(苦笑)
電話もメールも殆どなし。目覚まし時計をかけない朝って何だか物凄く贅沢な感じがします。
とは言うものの、高校時代のように、起きたら夕方だった……なぁ~んてことはありませんけど(笑)
我が家の猫たちはお腹が空いたからと言って僕を起こすようなお行儀の悪いことはしませんので、
僕が置きだすまで僕と一緒にベッドの中でスゥ〜ピィスゥ〜ピィ(苦笑)
唯一、外のちか子のご飯をあげるために明け方に起きるだけ。あげたらベッドに逆戻り。
生憎、観たい映画が皆無という惨たんたる状態で、映画は3本しか観ませんでしたが、
あとは怒濤の年賀状書き550枚!(苦笑)でも、今年は結構、早めに書き終えたかな?
コツ、掴んだのです(笑)真面目な話し、指が腱鞘炎にでもなったかのよう……。

大晦日は去年に続いて仲良くしてくださっている方々と浅草でフグ。
皆さん、人生の先輩たちですが、折々にとても親切にして戴いています。
人を色眼鏡で見ないところが共通点かな?これって物凄く大きいです。
浅草ゲートホテルのバーで、美しい夜景を見ながらこの一年間のあれこれを……。
お互いの健康と今年への夢などを語らいながら楽しい会はお開き……。
早いですよ、5時からフグを食べ始めましたから、バーで飲んだ後のお開きは9時くらい。
雷門前は初詣で客対応の警察がそろそろ準備をはじめる頃……それを尻目にさっさと帰りました。

帰宅して「紅白歌合戦」にチャンネルを合わせたものの、
見たのは松田聖子と大竹しのぶ、石川さゆりのみ(笑)あっ!宇多田ヒカルも見た!
「シン・ゴジラ」の演出に大いに首を傾げ、X-JAPANの時には、
絶対に見たくないので部屋に上がりメールのチェック。
ところで、あの「シン・ゴジラ」のダッサい演出ってどうしちゃったの?(苦笑)
NHKって、その昔、山口百恵の「真っ赤なポルシェ」を「真っ赤な車」に変更させたりして、
商標をそのまま使えないんでしたよねぇ……。
まだ「シン・ゴジラ」上映している映画館あるんですけど……。
それって、ある種の宣伝になるんじゃないのかなぁ……。
それにしても、日本国中挙げて「シン・ゴジラ」を上げる風潮にはウンザリ。
いたって並の出来なのにね。何かの陰謀?裏があると思われても仕方ないです。

たった4組の歌手しか見なかったので何とも言えませんが、
おそらく、某アイドル系事務所の連中とアルファベットと数字の女の子が、
ウジャウジャと大挙して出て来たであろう去年の紅白歌合戦。
司会の男性の滑舌の悪さなんか今にはじまったことではないし(苦笑)
それにつけても、例の去年一杯で解散したアイドル・グループにまつわる騒動の顛末、
ネット上の誹謗中傷、ゴタゴタをもう見なくていいかと思うとホッとします。
真面目にどうでもいい話しで、友人たちとも話していたんですが、
国民的なアイドルと思っているのはファンの方々だけだろうし、
テレビで見る度に、画面からグループの不仲をひしひしと感じさせてくれたり、
やる気のない顔を見せられたり、仏頂面を拝まされたのはこちらもイヤな気分。
やっぱり公共の電波ですからねぇ……大いにプロ意識に欠けますよね。
グループだろうとコンビだろうと、不仲って言うことは多々ある訳で、
そんなもの隠して自分たちのキャラクターを演じるのがプロ。
それを一々顔に出され、見せられたのではこっちがバカみたいじゃないですか。
40歳もとうに過ぎている面々、チョッと子供っぽいかな。

それにつけても、長年の功労に対する事務所側の仕打ち、
去年の年明けの謝罪会見にはじまるあれこれ……。
矢張り、解散でも引退でも、その引き際は綺麗に華やかにしてあげるべき。
事務所のお陰で今の彼らがあるのも事実だろうけど、
事務所もどれだけ彼らに儲けさせて貰っているの?
後年、彼らの活動を振り返ってみた時に、一番最後のドタバタ劇しか浮かんで来ないじゃないですか。
少なくてもファンではない僕はそう。あの謝罪会見の陰鬱な顔しか浮かんで来ない。
1人だけを孤立させるように「戦犯」だの「裏切り者」と言う言葉を使い囃し立てるマスコミ。
1回このレッテルを貼られたらもう二度と汚名をすすぐことは難しいです。
だけど、真実は藪の中……インターネットに書かれたことの中で、どれだけ真実があるのか?
僕らも下品で無責任なマスコミに踊らされないようにしなくてはいけません。
グループの名前と言う看板が取れた今、各々の活躍をファンは期待するしかない。
今まで長い間、心をこめて応援して来たファンの皆さんの心根を思うと、
何だか切なくなりますね。どんなに大スターであろうとも、
いや、大スターであればあるほど、その大きさに比例して大勢のファンの人たちがいる訳です。
そのファンの気持ちを逆撫でし、ファン不在の今回の解散劇は、
日本の芸能界史上の最大の汚点、こんなに気分の悪い思いをするのは初めてかも。
新聞紙面を買い取ってメッセージを送ったファンの皆さんの団結力と愛情……凄いですよね。
CDを買ったり署名活動をしたりして頑張ったファンの心理を無視した今回の騒動。
事務所、慢心。驕れるものは久しからず。先ずはファン有りきと言うことを忘れてはいけません。

毎年〜「津軽海峡冬景色」と「天城越え」を交互に歌う石川さゆりを見るにつけ、
誰でしたっけ?ヒット曲が1曲あると一生、芸能界で食べて行かれるって言ったのは?(笑)
その台詞を思い出します。まぁ、鉄板、豪華なステージですけど他にはないの?
大竹しのぶの「愛の讃歌」……これはコワかった(苦笑)
あの歌唱を見て、ピアフが憑依したとか言う人もいるんでしょうねぇ……。
ブノワ。さん、兎に角、大竹しのぶが苦手で御座います。


元旦は根性入れて朝から晩まで年賀状書き(苦笑)
2日は、毎年恒例となっている、親友の店へ僕の絵画のコレクションを貸し出す作業。
午後は新年の映画の観始めに行って参りました……その映画は「君の名は。」
そして3日から恒例の箱根、東京に取って返して芝居の観始めに「華岡青洲の妻」……。
この辺りのことはまた日を改めて書くとしましょうか……。


BBTT7979.jpeg
BBTT7957.jpeg

今日の写真は湘南台の素敵な園芸店「Lucy Gray」の美貌の奥方に戴いた、
フランネルフラワーのドライのブーケ。薔薇と紫陽花のドライも入っています。
勿論、小さなカードに優しい言葉を添えて……。
写真に撮ると、チョッと色味が寂しいので、
これもまた以前に戴いたプレゼントの箱に入っていた、
オイルペーパーを廻りに足してみました。逆光に紙が透けて黄金色でしょう?
僕、フランネルフラワーって好きなのです。これで70本あります!
何と言う太っ腹……奥方のウエストじゃないよ、あくまでも言葉の綾ね((笑)

皆さん、今年もどうぞこのブログを宜しくお願いいたします!


2017年1月7日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2017 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 向き向きの花束。

tb: 0   cm: 6

△top