「田舎」と言う言葉に思う。 

 

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 「何が田舎料理なのよ!」

いきなり母の怒りに火が点きました……。

 「そんなこと言うならアタシのために家の1軒も建ててみなさいよ!」

母の怒りは納まるどころかさらにヒートアップ……。
余程、父の一言がピンポイントで気に障ったのでしょう。
父はこの時、何ら悪気もなく、

 「お母さんの料理は田舎料理だから……。」

と、言ったのでした。
僕が親元を離れて一人暮らしをするようになり、
定期的に両親と食事をするようになった、
両親が住む地元の大衆割烹「あおき」での出来事……。



我が家は一人っ子の僕と両親の3人家族でした。
あまり仲がいいとは言えない共働きの夫婦、僕は鍵っ子でしたが、
母は忙しいけれど、毎食~キチンと手作りの温かい料理を作ってくれていました。
勿論、学校に持っていくお弁当も。蓋を開けると茶色かったけどね(笑)
何か買って食べなさいとお金を貰ったことは一度もありませんし、
レトルト食品や冷凍ものを使ったことは見たこともありません。
どんなに疲れて帰ってきても、風邪を引いて具合が悪くても必ず手料理で持て成してくれる母。
忙しくて手の込んだ料理は作れなかったかもしれませんが、
家族に食べさせる料理は自分の手で……。
母の中ではどこか料理に対する自信と自負があったように思います。

そこに父の「田舎料理」の一言……。
日頃の夫に対する不満もあったのでしょう。
だらしのない夫に対する諦めや憤り、鬱積していた感情の飽和状態……。
そこに神経を逆撫でするような一言……。


「田舎」と言う言葉……「田舎料理」「田舎者」「田舎紳士」「田舎侍」……。
およそいい意味で使われることはありません。
少し前のことですが、副官房長官が「田舎プロレス」と発言して、
大いに顰蹙を買ったばかりです。謝罪して発言を取り消すくらいなら始めから言わなきゃいい。
「田舎」……これが例えばフランス語の「Campagne」となると、
いきなりえも言われぬ素敵な夢の響きになるから不思議です(笑)
せかせかと忙しく暮らす余裕のない都会人の憧れの対象になるから本当に不思議。
さわさわと森の樹々がそよ風に吹かれ、木漏れ日の間に可憐な小花が……。
いきなり後半生の夢である都会脱出が見えて来ちゃったり(笑)

見下したりバカにしたりする時に使う「田舎者」ですが、
僕の意見では住む地方にはあまり関係ないような気がするのです。
フランスはパリ、パリに住む生粋のパリジェンヌは殆どいないと聞きます。
皆さん、地方から出て来てパリに住んでいる……東京も同じですよね。
僕自身も今現在は東京在住ですけど、出身は神奈川の川崎市です。
神奈川と言っても、横浜や川崎では随分と「都会度」のニュアンスが違います。
東京に住んでいるからと言って、粋でセンス溢れる生活をしているとは限らない……。
要は、その人の生き様、生活における一般常識、気持ちの有り様の問題だと思うのです。
親友は何か問題がある人をよく「田舎者なんだよ!」と、一刀両断にしますが、
この場合も、一般常識に照らし合わせて「?」な行動の時に使うようです。
住んでいるところに関係なく、その人の非常識な行動に「田舎者」を使うようです。


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今日の写真はレストランで撮り溜めた田舎風パテ、
「Pate de champagne」の怒濤の写真たちです。
レストランごとに見た目も盛り付けも違っていて面白いですね。


2016年11月30日


ブノワ。


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卵に発覚した新事実!(笑) 

 

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僕は一人っ子で両親と3人暮らしでした。
母は仕事の傍らマメマメしく手料理を作ってくれましたが、
僕が料理をすることを覚えたのは比較的早かったように思います。
料理って言ったって、アスパラガスを茹でたり、
目玉焼きを作ったり、ピザトーストとか簡単なものでしたけどね。

さて、その料理歴○○十年の僕が、
最近、天地が引っ繰り返るほど驚いたことがありました。
それはね……た・ま・ご・!そう、卵なんです。
卵って比較的、料理をするようになる早い時期から使う素材ですよね。
「卵料理ができれば一人前」……とか言いますが、
焼いたり茹でたり、勿論、生で。バリエーションも豊富だし、
毎日~と言ってもいいくらいに使う卵……。

ある日、新しい卵を買ってきて、冷蔵庫の卵ホルダーに移そうとして……。

 「1、2、3、4、5……。」

何気なく声にして卵ちゃんの点呼を取りながら並べて行ったんですが……。
な、な、な、な、何と!卵が10個しか入っていない!(驚)
もう1回、数え直しました(笑)
卵が10個……1ダースで12個じゃないの?
もうビックリ!卵の大って12入りだとばかり思っていました(苦笑)
だって卵の小は6個入りだものね。
当然、大は倍で12個入りなんだと勝手に思い込んでいました(笑)
久しぶりに驚愕の新事実(?)何だか目からウロコの出来事(笑)
実は親友も12個入りだと思っていたらしい……。
もっとも、親友は料理下手だしあまりしないからね。
皆さんも12入りだと思っていたでしょう?えっ?思っていない?(笑)

いまだに冷蔵庫を開けると卵ホルダーを見て、

 「卵ちゃん、君は10個なのね?」

そう語りかけてしまいます(笑)
思い込むことって多いけれど、久し振りにビックリしたこと。



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写真は去年のパリのカフェで撮った1枚……。
新鮮な卵をバンバン消費して……そんな感じ。
寿司屋もそうだけれど、回転が速くないとねぇ(笑)
それからもう1枚は、先日、親友の超ゴージャスなマダムがくれた「とよんちのたまご」。
生食専用の卵ね。こちらは4個入り……色々なんですね。


2016年11月28日


ブノワ。


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ボコボコボコボコ……。 

 

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あの暑い夏は何処へ……。
なんだかいきなり冬になっちゃいましたねぇ……麗しい秋は一体どこに?
はぁ……太陽が恋しい(笑)ま、人間なんて勝手なものです。

さて、いきなり寒くなり、猫の世界も一変しました。
猫を多頭飼いをしている人の見果てぬ夢の一つに、
猫団子、猫饅頭があります。ホラ、あれね、猫が丸くなって団子状に寝るアレね(笑)
ホラ、皆既月食だ、日食だ、ロケット見学だ……。
沢山の猫をお留守番させ、世界中を飛び回っているりきさんちみたいに(笑)


我が家の猫たち……。
今、5匹を家の中で、1匹を外で面倒見ています。
これがねぇ……仲がいいと言うより、そこはかとなく漂う仲の悪さ(苦笑)
僕の一番最初の猫は染香です。染香は自分のことを猫とは思わず、
1匹だけで僕に可愛がられる我が世の春をおくっていた……。
どうやら自分のことを猫だと思っていなかった節があります。
そこに僕が有楽町の駐車場から朝子を保護してきて……。
極寒の有楽町から帰宅し、玄関先にケージを置いた時、
知らずにチェックしに来た染香の発した一言が今でも忘れられません。

 「イヤぁ!」

真面目にそう聞こえたんです。
そう一声鳴いて部屋の奥に走って行ってしまいました。
超ご機嫌斜めの染香(苦笑)朝子はウチに来ていきなり肘の大手術と避妊手術、
(お腹に4匹子供がいた……。)でそれどころではなく、
ようやく染香が朝子に我慢ができ、存在を認めるようになったころお園が来た……。
朝子は常に「我関せず」の猫でしたが、またまた染香がご機嫌斜め(苦笑)
天然で超人懐っこいお園にグリグリ言い寄られ、
ようやく平穏が訪れた時に小芳がやって来た……。
今度は小芳を嫌い終始付け狙うお園、結構、しつこい(苦笑)
次にきんがやって来て、お園の興味は綺麗さっぱり小芳から消え去り……。
付け狙われていた小芳が今度はきんを付け狙い……。
およそ15年間、常に猫の不仲と付き合ってきました。
それが今の家に越して来てから一気にリセット……。
新しい未知の家に来て猫たちもそれどころではなかったのでしょう。
いきなり全ての猫が平等になった……あれだけヤキモキしたのに……。
僕の15年間を返して!って感じ。
今の家に越して来てからは、ロシアンブルーの秀千代くんを迎え、
外で面倒を見ていたカトリーヌや、その子供たちを家に入れたり……。

我が家の猫たちは当たらず触らず、
そこはかとなく不仲感を漂わせながら暮らしていますが、
唯一、お園ときんがくっついて寝るのが猫たちのスキンシップ(苦笑)
絶対に他の猫の毛繕いをしないお園がきんをペロペロ……。
きんもお返しにペロペロ……ただし!この麗しい光景は5分と保ちません。
何が気に食わないのか、5分後にはどちらかともなく立ち上がって猫パンチの応酬(苦笑)
もういつもそう(笑)今日の写真のスグ後も、
立ち上がって猫パンチの応酬。ボコボコボコボコ猫パンチの応酬(爆)
お園の表情を見てください。この時既にチョッと機嫌が悪い。


2016年11月27日


ブノワ。


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藤田嗣治を推理する。 

 

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つい先日のこと……。
親友が「藤田、見て来た!」って……。
なに、なに、どこで藤田をやっているの?
全く余裕のないことが露呈してしまいますね。これだけ藤田好きの僕なのに……。
そう言えば、京都の親友も観に行ったって言っていたっけ……。
早速、会場と会期を確認……ところが!行ける日が殆どないじゃないですか!
無理矢理、算段して時間を作り、悪友Rと2人で行って参りました、
「生誕130年記念 藤田嗣治展 —東と西を結ぶ絵画—」です。




 「絵描きは絵だけ描いて下さい。
  仲間喧嘩をしないで下さい。
  日本画壇は早く国際水準に到達して下さい」

この言葉を残してフランスへ旅立ち、
生涯、二度と故国日本に帰らなかった画家の画業を、
6章に分けて展示されたとても見応えのある展覧会でした。

日本の画壇に嫉妬され見放された藤田ですが、
実に多くの作品が日本に存在します。それだけ日本人に愛されているんですね。
藤田の作品には個人蔵が多いのも特徴の一つではないでしょうか。
箱根ポーラ美術館の、圧倒的で膨大なコレクションをはじめ、
素晴らしい作品が国内で見ることが出来ます。
数年前のことですが、仕事の打ち合わせでお邪魔したお宅で、
藤田の聖母子像の水彩画を見て驚いたことがありましたっけ。
1人で炎天下の中、訪れたパリ郊外の藤田のアトリエや、
凍てつく冬のランスの藤田の礼拝堂など……今までの藤田に関する想い出も沢山蘇って来ます。
アトリエで聞いた音声ガイドの藤田の声は、どこか永 六輔に似た優しい響きでしたっけ。
それから、先日の有り得ないほど空虚だった小栗康平の映画も(苦笑)
府中と言う土地柄でしょうか……それほど、混んでいません。
まだまだ会期は残っていますので、是非、皆さんも足を運んでみてください。



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さて、藤田嗣治と言えば、ついこの間チョッと面白いことがありました。
それは、オークションで見かけた藤田の6号の油彩画を巡るあれこれです……。
その油彩画は、仕事に出る直前、朝のバタバタと慌ただしい時間に、
Yahoo!のトップページの片隅のオークションのコーナーに載っていた、
小さな油彩画の写真を見たのが切っ掛けでした……。
僕は一目見て、常日頃、大好きでコレクションしている、
栗原喜依子女史の油彩画だと思い、ページを開いてみると……。
な、な、な、な、何と、右下の片隅に「Foujita」のサインが……。

 「・・・・・・・・・えっ?おかしい……。」

絵のタッチはどこから眺めても栗原喜依子女史のものでした。
カンバスに下地材を丁寧に塗りこめ平らにした乳白色の肌、
面相筆で描かれた繊細な筆致……モチーフはオリーブの樹がある外国の一軒家の絵でした。
僕は実際に何枚か栗原喜依子女史の作品をコレクションしていますから、
見間違えようがないんですが、確認しようにもパソコンの画面でしか確かめられません……。
そこで、念のために出品者の他の商品を見てみると……。
出てくる出てくる……藤田以外にも、浅井 忠、岸田劉生、梅原龍三郎、ドガ、
モディリアーニ、川合玉堂、ロートレック、ピカソ、ルノアール、棟方志功……。
世界に名立たる大画家の作品が……しかも「肉筆」と明記されていました。
「肉筆」は誰かの手による「肉筆」でしょうから嘘ではありません。
そこに「真筆」と「贋作」を勘違いさせる巧妙な言い回しがあるのです。
ヤフーのオークションでは、少し前に偽物に対する取り締まりが厳しくなりました。
その辺をかいくぐる新手のインチキ商法なのでしょう。
パリ、サントノーレの一流の画廊じゃあるまいし(入り口に鍵が掛かっている。)
一介のオークション出品者にこれだけの名画が集まる訳がありません。
先ず、間違いありません、贋作ですね。他にも出ている藤田の作品を見ると、
カンバスの麻布の織り目が出ている画布に描かれた油彩画とか、
(題材は乳白色の肌の技法が完成したころのモチーフ。)
また、極細の面相筆で引かれているハズの線が、
まるでサインペンでなぞったような稚拙な模写……。

件の栗原女史のものと思われる油彩を帰宅してからPCの大きな画面でよく観察します……。
カンバスが張られている「6号」と刻印された木製の枠。
その時代をまったく感じさせない新しい今の時代の日本製の額は、
木枠の組み方が藤田の時代のフランスのものとまったく違います。
そこから推測されるのは、おそらく、栗原喜依子女史の作品をオリジナルの枠から外し、
(女史は木枠の右側に作品のタイトルを、左側にサインを入れている。)
新しい木枠に張り替え、絵の表面の右下に入っていた女史のサインを消し、
その上に藤田のサインを入れたのに違いありません。
さらに写真には、栗原喜依子女史の作品の額縁をよく制作する銀座の老舗、
「古径」のたとう箱や作品を包むウコンで染められている黄袋まで一緒です。
もっともらしく「東京美術倶楽部鑑定委員会」の鑑定書なるものが作品に張り付けてあります。
鑑定は長年美術商をされて来た著名な方の名前が……。
「東京美術倶楽部鑑定委員会」……一体どんな組織なのでしょう?
よく、この手の鑑定書や、遺族による鑑定書がまことしやかに添付されていますが、
果たしてその真偽のほどは?僕たち素人に追跡不可能です。


では、何故このようなことをしたのでしょうか。
藤田の独特な作風を苦労して真似て作品を描くより、
(乳白色の下地を再現したり、面相筆で極細の線を引いたり……。)
藤田の作風に似ている栗原女史の作品のサインだけを入れ替えたほうが、
格段に容易く「それらしい」贋作を作れるからです。
実際に「ヤフオク」で「藤田嗣治」で検索してみてください。
夥しい数の藤田の偽物が横行していますから(苦笑)
僕がオークションで見掛けたこの作品、ほぼ99.9パーセント、
いやいや100パーセントの確立で贋作と断定していいでしょう。
贋作と言うよりはサインを捏造したまがい物。
よく中島誠之助氏が仰言るように、贋作を捏造し、変な銘を入れなければ素晴らしい作品なのに、
そこに偽物の印が押されたがためにただの偽物になってしまったパターン。
藤田の偽のサインが入らなければ、栗原女子の素晴らしい風景画だったのに……。


10万円まで覚悟してオークションに臨みましたが、
最終的には16万円チョッとまで上がり断念しました。
絵は間違いなく栗原喜依子女史のものに間違いありませんから、
偽物の藤田のサインを丁寧に除去して、本来の輝きを取り戻そうと思ったんですけどね……。

落札した人はその辺のことを承知で落としたのでしょうか?
藤田の真作として落としたのなら……。
ほんの半日でしたが、チョッとした推理小説を読むような感覚を楽しみました。



今日の1枚目は、ランスにある藤田のチャペルの入り口から祭壇を望みます。
チャペル内は撮影禁止なのですが、日本から来た僕たちが熱心に見ていたからでしょうか……。
受付のマダムが「入り口からだったら写真を撮ってもいいわよ。」って。
その辺の個人の判断が自由に出来るところが日本とは大違いです。
それからチョッと前に僕が落札した栗原喜依子女史の油彩画2枚、
手前は「サンマルタン運河付近」です。これ、大好きなのです。
どうですか、チョッと藤田を彷彿とさせませんか?


2016年11月23日


ブノワ。


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焦るぜぃ。 

 

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遡って11月の上旬……。

仕事がバタバタで夏以降、全く余裕のない生活をしていましたが、
フと気が付くと寒い!(苦笑)えっ!もう11月じゃん……。
……ってなもんで、慌てて「じゃらん」で検索してみれば、
新年の「福住楼」は予約で一杯じゃないですか……。
ガガガァ〜ン……直接電話してみました。そしてようやく一部屋確保……ホッ。

ここ何年になるでしょう……正月は「福住楼」で……そう決めています。
親しい仲間数人で迎える新年、ポーラ美術館に行って温泉三昧。
毎年〜代わり映えしないのだけれど、それもまた一興です。
初日のランチは「福住楼」に行く前にロマンスカーを小田原で降りて、
パリ在住の親友のお兄さんがやっている「小田原おでん」にしましょうか。
宿でゆっくり過ごした翌日は、箱根を軽く済ませて東京に戻り、
新春早々、観劇と洒落込みます。三越劇場で新派公演「華岡青洲の妻」を観ます。
世界初の麻酔を使った手術に成功した紀州の華岡青洲を廻る、
嫁と姑、小姑を巻き込んだドロドロの愛憎劇……年頭を飾るには相応しいでしょう?(笑)

是非、今年中に年賀状を書き上げて、心も身体も軽く旅立ちたいものです。

一年で5月に次いで比較的ゆっくりな10月下旬から11月上旬が、
猛烈なほど慌ただしく、全く休みが取れないで来ています。
11月の頭で年内の仕事がフルになってしまいました……有り得ません。
このブログは書き溜めた記事を予約投稿で凌いできましたが、
そろそろそれもお仕舞い、師走になるとさらに余裕がなくなります。
残りをたまにアップしますが、その後はチョッと滞りがちです。
あとどれくらいかなぁ……10記事くらいは書き溜めてある(笑)
浮き世の義理で、Facebookとインスタグラムのお誘いも執拗です……。
勿論、3つは出来ません。さてどうするか……チョッと思うところもあります。

気温が随分と低くなって来ました。皆さん、風邪など召しませんように!


2016年11月22日


ブノワ。


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「徳竹」最後のお節です。 

 

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随分と寒くなってきました……。
東京の紅葉も今が盛りですね。
さて、先日チョッと衝撃のニュースが聞こえてきました。

大好きだった「徳竹」が、来年の2月一杯で店を閉めるそうなんです……。

 「・・・・・・・・・。」

どうしましょ……。
仕方ないです、限りある時間、足繁く通い、素晴らしい味を楽しみ、
脳裏にしっかと焼き付けることにしましょうか……。


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今日の写真は去年の年末に撮らせて貰った「徳竹」のお節料理の数々です。
12月の寒い日……ギンギンにクーラーをかけた店内で作業です。
優しいお出汁で味付けされた極上の料理の数々……。
こうして丁寧に一つ一つ手作りされた料理がお重の中に宝石のように並びます。
野菜と魚が中心ですが、飽きないようにローストビーフなども入っています。
(最後の3段のお重は一昨年のものです)
素材を吟味して、着色料、防腐剤等、変なものは一切使われていません。
現在、絶賛受付中です。そうそう、限定60個だそうですよ。
まだ若干、余裕があると聞きました。
皆さんも是非、「徳竹」最後のお節を楽しんでみてください。


まだハッキリ決めている訳ではないみたいですが、
何れ、形を変えて新しい店をオープンするでしょうから、
その日を心待ちにしましょうか……。


2016年11月20日


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俳優の格……「かもめ」に思う。 

 

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ある一枚の写真を見て驚きました……。
今、絶賛上演中の「かもめ」の宣伝用のキャストの集合写真です。
まるで、チェーホフが「モスクワ芸術座」の面々と本読みをしている時の有名な写真と同じ構図です。
何と言う洒落た遊び心!いやがうえにも期待が膨らみます。
今、日本で最も信頼のおける、演出、熊林弘高と、上演台本、木内宏昌のコンビですしね。
佐藤オリエさんから1年くらい前から台本作りに参加していると伺っていましたし……。

アントン・チェーホフ作の「かもめ」……原作には「喜劇4幕」とあります。
今まで来日した「モスクワ芸術座」をはじめとして、数多くの「かもめ」を観てきましたが、
この「喜劇」を感じることは殆どありませんでした。
演出としての笑いではなく、台本そのものから匂い立つ喜劇のエッセンス。
そこはかとなく漂う喜劇の匂いを「かもめ」から感じたのは初めてでした。

デザインの違う椅子、巨大なカーテン、ピアノ……舞台には少ない小道具のみ。
7組の擦れ違う恋愛、トレープレフとニーナの恋を軸に、
それぞれの恋が輪廻のようにお互いに影響を与えながら回転していきます。
その中で、当時に限らず、今の代も変わらずに試行錯誤され、
語られる芸術のありようを演劇の皮を借りて論じていきます。
今を煌めく旬の若手に加え、老練な演技術のベテランがキリリと要所を締めます。



俳優には「格」と言うものがあります。
それはマスコミが囃したて、2時間ドラマの主役をやれば大女優……的な、
大根畑に大女優がゴロゴロ……何て言う思わず苦笑してしまう悲惨な笑い話ではなく、
例えば、チェーホフで言えば、この作品のアルカージナや「桜の園」のラネーフスカヤ夫人、
テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」のブランチ、
シェークスピアのマクベスやリア王に配役された時に、
その俳優の「格」が顕になります。「格」言うより「分(ぶん)」と言った方が分かりやすいでしょうか。
演劇史上の名立たるキャラクターに相応しい「格」を持っているかどうか……。
分不相応な配役は役者にとって恥ずかしいものになってしまいます。


アルカージナを演じた佐藤オリエ……愛らしくて嫉妬深い大女優を好演。
彼女の卓越した台詞術は、囁く声まで客席の最後列までキッチリ聞こえます。
アルカージナは偉大な女優で一人息子を溺愛していますが、
年齢を顧みずに若い作家トリゴーリンとの愛に溺れています。
佐藤オリエの圧倒的な演技力、演出の熊林弘高とは同じ役で2度目のタッグです。
勿論、彼女には大女優のとしての「格」があります。
アルカージナに相応しい格。若い女優の卵に嫉妬する姿に滲み出る余裕のオーラ。

ニーナを演じた満島ひかり。
女優になることを夢見てモスクワに出てトリゴーリンとの間に子供を設けるも、
やがて子供を死なせ女優としても惨めな境遇に……。
この役も役者の「格」を問われる新進女優の登龍門。
ニーナやハムレットを演ると言うことは、その時代の若手ナンバーワンであることの証明です。
但し、その後、順風満帆に行くかどうかは別問題ですが……。
夢破れてトレープレフの元に戻った後の、未来へ向ける情熱が再燃する辺りが一筋の救いです。

トレープレフを演じる坂口健太郎……まさに旬の人。
失礼ですが、意外に達者で驚きました。同行の坂口健太郎ファンの女子は、
楽屋口に出て来て友人たちと歓談している坂口くんをガン見(爆)
僕にとってはただただあの髪型が不思議以外の何者でもないんですが……。

田中圭のトリゴーリン。
上演が1年早かったら彼がトレープレフでしょう。
それだけ新しい才能が台頭してきている証明です。
自らの才能に自信を持ちながらも、若いトレープレフの才能を知り焦りを感じます。
次から次へと舞い込む仕事に流れ作業的な文筆業に辟易。
どんなに頑張ってもトルストイやゴーゴリ、ドストエフスキーには到底及ばない、
自身の才能の限界も重々承知。ずっと年上の大女優アルカージナの、
若い燕に甘んじている自分にもほとほと自己嫌悪を感じています。
どこか投げ遣りなトリゴーリンを若い田中圭が好演。

中島朋子……脇でキラリと輝きます。
しかし、マーシャに中島朋子とは!何と言う贅沢な配役。
小林勝也……枯れて来た役者の色気みたいなもの?いい味でした。
他に、あめくみちこ、渡辺 哲、山路和弘、渡辺大和。
アンサンブルが一際際立つ「かもめ」……本年度必見の作品です。


2016年11月18日


ブノワ。


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大門未知子の心意気。 

 

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仕事においてあまり曜日の感覚がない僕ですが、
1週間のリズムを作るために、毎シーズン、毎シーズン、
幾つかのドラマを決めて見ていることは前に書きました。
じゃないと、ダラダラと休みがないまま季節が移ろっちゃうから……。

さて、この秋のドラマ・シーズン……毎週~楽しみにして見ているドラマは、
「メディカルチーム レディ・ダヴィンチの診断」「砂の塔」「IQ246〜華麗なる事件簿〜」……。
そして絶対に見逃せない「ドクターX・外科医・大門未知子」です。
えっ?「科搜研の女」と「相棒」は見ないのか?って。
いいんです、どうせ両方とも死ぬほど再放送するから(笑)
それに「相棒」は既に終わっています。非常に詰まらない。
詰まらない理由は杉下右京の相棒の超大根ぶり(苦笑)
右京の相棒は一番最初の寺脇康文が一番良かったです。
三代目の成宮寛貴扮するカイトくんのラストが致命傷……あれはないなぁ。
「IQ246〜華麗なる事件簿〜」……織田裕二の目を見張る不気味な演技も、
見慣れてしまうと普通に感じるから不思議(笑)慣れってコワいです。
でも、ディーンさま、襟足刈り上げ過ぎね!(笑)首が華奢な人は刈り上げちゃダメ。
「レディ・ダヴィンチの診断」の吉田 羊ですが、彼女は綺麗ですねぇ……。
物凄いタイプかも。ハァ、お友達になりたい!
12月に観劇予定の「エノケン一代記」が楽しみでなりません。

そうそう「真田丸」は見ています……。
普段、大河ドラマは殆ど見ないんですが、真田の庄は母の故郷。 
小さい頃、母に連れられて松代城の満開の桜の前で撮った写真……。
黒いニットの母の笑顔が今も脳裏に焼き付いています。


さて、米倉涼子が水を得た魚のような好演を見せる「ドクターX・外科医・大門未知子」。
相変わらず好調です。米倉涼子が大門未知子のキャラクターにピッタリですね。
マンネリ?いえいえ、いいんです。マンネリは偉大な芸術の形ですよ。
寅さんや水戸黄門を見るといいです。そのマンネリの中で如何に面白く見せるかが問題です。
周りを固めるベテラン陣が次第に手薄になるのは仕方ないとしても、
泉ピン子ってあんなに大根だった??(苦笑)もっとも、まともに演技を見たことないのだけれど、
滑舌が物凄く悪く、芝居に品がなく、副院長にはまるで見えません。
敵役が優れていると、ヒーロー、ヒロインが際立つので、
その辺がこれからの課題かもしれません。

 「私、失敗しないので。」

 「いたしません!」

この2つの名台詞は聞いていて胸がスカッとします。
なぜなら自分を顧みて、非常に大門未知子と重なる部分があると思うからです。
僕は一人で仕事をしています。会社に属さず個人でやると言うことは、
何の保障もなく身体一つと自分の腕一つを頼りに、連日、失敗の許されない作業の連続だからです。
評判が上がると次第に及第点も高くなります。一つの取りこぼしも許されず、まさに綱渡り的な日々。
10年素晴らしい実績を積み重ねて来ても、一つ失敗することにより、
評価が落ちてしまうことも考えられます。凄くシビアです。
自覚はないけれど、日々、無意識の内に物凄く神経はすり減っているようです。
でも、どんなに難易度が高くても、

 「わたし、失敗しないので!」

この心意気と知恵とテクニックで頑張るのです。
キャンドル作家のkanameさんが驚いた、震えぬ指を武器に、
日々、綱渡りしていますが……精神的にはチョッとキツいものがあります。


それから、一人でやっていますから、受ける仕事の量は限られてきますが、
今まで、営業の類はしたことがありません。
勿論、お客さまには常に愛想良く「ありがとうございます。」、
「またご一緒させてください。」……礼儀正しくしていますし、
紹介してくださった方には必ずお礼のメールを怠りません。
でも、お世辞を言ったりおべっか使ったりゴマをすったりは「いたしません。」
第一、どこに営業を掛けていいか分からないし……そう、営業……「いたしません。」(笑)
それから一番「いたしません。」のは接待の飲み会。
絶対に「いたしません。」!お金使って接待して貰う仕事なんてロクなことないからです。
接待しなくなったら仕事が来なくなる訳でしょう?
親しくなったお得意さんと時間が合えばランチくらいはしますけど……。

いつだったか電車の車内広告に、

 「今までやってきた仕事が営業になる……。」

そんな見出しが踊っていました。
それを見た時は、ハタっ!と膝を打ちました。
一つ一つ評価を上げ、あの人に任せれば大丈夫。
その評価は何物にも替えられない「営業」になります。
どうしても僕にお願いしたいお客さまだけに最高級のサービスを……。
そう思って、男大門美知子は頑張っているのです。



それにしても全ての職種について言えることですが、
プロが少なくなりました。めっきり減っちゃった……お金を貰えばプロじゃないですからね。
技術の退化が一番、著しいけれど、その創意工夫のなさ、いい加減さ……。
扱うのはお客さまの財産、命、安全だと言うことを大きく忘れています。
下手ッピィが増えただけじゃなく、運転中に乗客を乗せたままゲームに興じる運転手とか、
(こう言う輩は一生免許を剥奪ですよ。)
預かった大事な人さまの子供に危害を加える保育士とか、
反抗の出来ないお年寄りをいたぶって喜ぶ変質者とか……。
この世の中、一体どうしたんでしょう。
毎日〜驚きのニュースの繰り返しで暗い気持ちになります……。


2016年11月16日


ブノワ。


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見えない糸に呼ばれて……「MOKICHI TRATTORIA」 

 

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9月に親友と鎌倉に一泊で遊びに行きました。
その辺の経緯は前にこのブログでも書きましたよね。
まだ暑かった鎌倉……今やスッカリ秋です、月日が経つのは本当に早い。

さて、その時に裏道にあるカフェ「ミルクホール」でランチをしたことも書きました。
その時に飲んだ湘南ビール……これが乾いた喉に美味しくてねぇ……。
うっとりボトルを眺めていて裏側のラベルに目をやると、
そこには製造元の「熊澤酒造」の名前と住所が書いてありました。

 「あら、ら、ら……。」

茅ケ崎市香川……熊澤……僕の従姉のお姉さんが嫁いだ先じゃん!
でも、ご主人は違う仕事をしていたハズだから、もしかしたら親戚とか?
勝手に妄想は広がり、さらにビールが美味しくなったのは言うまでもありません(笑)

そのころしていたメールのやり取りで、
湘南台にある人気の園芸店、仲良くしてくださっている「ルーシーグレイ」の美貌の奥方が、

 「ウチのお得意さんをよく連れて行くんですよ。」

何、何、お得意さん?だったら連れて行って貰わなくっちゃ!(笑)
何も買わないのにいきなり勝手にお得意さんに昇格した僕は、
早速、皆で一緒に行ける日を段取りし始めました。
皆、日曜が休みと言う訳ではないので、なかなか擦り合わせが上手く行きませんでしたが、
ようやく段取り付いて行って来たのが今日の写真の「MOKICHI TRATTORIA」です。



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北鎌倉を散策した後、車を飛ばして親友のTくんを拾いにJRの香川駅に……。
少し時間が早かったので、楽しみにしていたギャラリー「okeba gallery & shop」へ。
ところが、余裕で到着と思っていたのに、な、な、な、なんとクローズ!
恨みがましく入り口のガラス戸にへばりついて、
名残惜しそうにジットリと視線を店内に向けていたら(笑)
親切なスタッフのお姉さんが「少しだけなら……。」と店内に案内してくださいました。
こう言う時は少しでも会話を長引かせるのね。
やれ「やっと念願叶って来られた。」とか「東京から車飛ばして来た!」とか。
そう、会話が長引けばそれだけチャンスが大きくなります。そしてチョッと哀れを誘うの(笑)
でもとても素敵なギャラリーでした。品揃えの素晴らしさにはビックリ。
「ルーシーグレイ」の奥方は作家もののネックレス。
親友Tはスマートフォンを入れる首から下げるケース。
僕は「LITMUS Indigo Studio. Japan」の藍染めの正方形の綿のストールを購入です。
スタッッフに女性2人とはとても気持ちのいい会話が出来、
また次に訪れたいと願う気持ちを大きくしたのでした。


そして、楽しみにしていた「MOKICHI TRATTORIA」……。
5人と言うこともあるし、初めてなのでコースで頼んでみました。

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お酒は先ずは湘南ビールを種類を変えて2杯。
その後は名前も覚えていないくらいに日本酒をグビグビ……しこたま酔いました。
ハァ、親しい友達とテーブルを囲むのって本当に素敵です。
また何れかの時に段取りをしてご飯でも食べましょうか……。

ところで、従姉のお姉さんの嫁入り先かどうかって言うことですが、
訪れる前日に電話して聞いてみました。何でも、大元は同じかもしれないけれど、
今は全く関係がないとのこと。でも、チョッとした因縁を感じた次第です。


2016年11月14日


ブノワ。


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北鎌倉へ……。 

 

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秋口辺りから「ルーシーグレイ」のお二人と、親友のT、あけの5人で、
茅ケ崎で夕飯を食べる話がチラホラ出ていました。
参加の皆はそれぞれ仕事の休みの日が違います。
なかなか日程の擦り合わせは大変でしたが、
「ルーシーグレイ」のお2人から素敵な提案がありました。
夕飯の前に秋の北鎌倉を散策しませんか?……と、言うもの。

うぅ~ん、いいかも!
鎌倉は仕事やプライベートでチョクチョク行くけれど、
北鎌倉はなかなか行く機会がありません。
それに「ルーシーグレイ」のお2人は北鎌倉に詳しそう……。
(実は相合傘かなんかしてしっとりデートしているらしい!ひょえ〜!)
提案をしてくれた時点で、既におおよそのコースまで決まっていました。
今日は短い時間ですが、楽しかった北鎌倉の様子をチョッと……。

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先ず、訪れのは「たからの庭」から「浄智寺」へ……訪れたのは何年ぶり?
八重咲の秋冥菊が彩り淋しい秋の庭園を華やかなものにしています。
樹の切り株にドングリが3粒……きっと愛らしいリスの食卓なのでしょう。
仲睦まじいご夫婦の間にさりげなく割って入るあけ(苦笑)
何か狙っているのか?それとも魂胆がある?(爆)



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暫く歩いたら素敵な「喫茶ミンカ」で一休みです。
夕飯が食べられなくなっちゃいますからプリンと冷たいレモネード。
この日はね……結構、暑かったのです。
感じのいいスタッフにホッと一息、素敵な内装に瞳孔が広がります(笑)
隣の席にやって来た国籍不明のオバさまたち……。
1人が「Smile」を口ずさんでいます。

 「Smile, though your heart is aching
  Smile, even though it's breaking
  When there are clouds in the sky
  You'll get by 」

チャップリンの「モダンタイムズ」ですよね……。
チャップリンは楽譜が読めなかったとか……古いミシンは、
フランスで生涯を終えたレオナール藤田の油絵を連想させます。
そんなこんな思い出します。「Smile」のオバさま、普段から歌い馴れているのでしょう。
ハスキーな歌声が心地いいです。お許しを戴いたので、チョッと店内を撮影させて貰いました。



続いて「東慶寺」……縁切り寺で有名ですね。
僕も盛大に縁を切ってきました(笑)面倒臭い関係、
仲違いした元友人……ここ数年の面倒を一気に、十把一絡げにして捨ててきました(笑)
こちらの秋冥菊が満開!八重のものは本当に菊みたいに見えます。
僕はどちらかと言うと、矢張り一重のものが好きかな……。
秋の空を見て、お手入れしていない自分のお肌を連想したそこのアナタ!(爆)
「ルーシーグレイ」のヒロシお兄さまが藍染めに使う植物が生えているのを教えてくれます。

 「愛染?……愛染恭子?」

矢張り映画好きはそっちを連想してしまいますね……。
美しい奥方も異常なほどの反応を見せていました(爆)

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 「あっ……リス!」

すばしっこいリスが僕らの周りをチョロチョロ(笑)
写真で見ると剥製みたいね(笑)いざ写真を撮ろうとすると、
目にも止まらぬ早さで走っていきます。
ただし、道端の電灯に登ろうして落ちたのをブノワ。さんは目撃した!(爆)
皆が「可愛い!」と言うと、「ルーシーグレイ」の奥方が、

 「でも、アイツ悪い奴なんですよ。」……と。

その昔、尻でも齧られたかな(笑)

さてさて、親友Tが待ち合わせの場所に着きそうとか……。
慌てて北鎌倉をあとにしたのでした。


今日の一枚目は「たからの庭」にある陶芸教室「たからの窯」で見た器……。
譲って貰えるようあれこれ手を尽くしましたがダメでした(苦笑)


2016年11月12日


ブノワ。


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