Inspire……。 

 

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かれこれ1年前になるでしょうか……。
友達で革作家の平野 晃くんを西田信子さんの展示会に連れて行きました。
唯一無二、非常に個性的で素晴らしいトートバッグを作る西田さんの個展を見れば、
今後の製作活動に何らかのいい影響を受けると思ったからです。
西田さんには、事前に革で一本立ちしたいと思っている友人を連れて行きたいと打診してありました。
超売れっ子の西田さんと、まだまたこれからの平野くん、全く勝負にはなりませんが、
矢張り内緒でこっそり同業者を連れて行くのは仁義に反すると思ったのです。
西田さん、ニッコリ笑って一言……。

 「どうぞ連れていらして。全然、構いませんよ。大歓迎です。」

2人はあまり話していなかったように思います……平野くん人見知り?(笑)
まぁ、途切れなくお客さまが見えて、西田さんも対応に追われていましたからね。
圧倒的にゴージャスな西田さんの雰囲気と作品群に気押されたのかも……。


さて、今日の写真……。
平野くん製作の、世界で一つだけ、僕だけのオリジナルのトートバッグです。
西田さんの展示会の後に幾つか課題を出して作って貰いました。

その課題とは……。
(1)先ず、西田信子さんの個展を見てインスパイアされたことを踏まえる。
(2)革は以前、購入して渡してあったものを使うこと。
(3)革は鈍色(にびいろ)なので、ボンヤリしないよう把手は黒にすること。
(4)僕は荷物が多いので、バッグ本体と把手の部分が重さでよれないこと。
(5)工賃は5万円以内で押さえること(革代は僕持ち)

その代わり、他の方の注文が入ったら僕のバッグは後回しにしてもOK……。

REMI5882.jpeg

どうですか?皆さんはどう思いますか?
実際に使ってみて軽くて非常に使い勝手がいいように感じました。
バッグの中の小物入れはいい色味の黄色い革で出来ています。
ダメですよ、ブランドのロゴマーク入りのバッグなんか持っていちゃ。
大枚叩いてそのブランドを宣伝してあげているようなものじゃないですか(笑)


丁度、西田さんにお目に掛かる機会があったので、バッグを持参してそれとなく見て貰い、
製作の旨をお話して感想をお聞きしました。
西田さん、ニッと笑って一言も発しませんでした。
この笑いと無言は一体何を意味するのか……。
それもこれも含めて、今後の平野くんの活躍に期待したいと思います。


2016年3月30日


ブノワ。


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カレーライスのホロ苦い想い出……。 

 

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 「Sさん、カレーなんて作ります?」
 
 「あら、勿論、作るわよ。Y子は?」

 「ヤダ!Sさん、カレーはあたしの十八番なんですよ。」

 「あら、見かけによらないのね……料理なんかしないタイプだと思ったわ(笑)」

 「イヤだなぁ……Sさん、あたしって意外に家庭的なんですから。」

 「あらそう……じゃあ今度、ご馳走になろうかしら。」

 「ところでSさん、カレーの基本は何にしています?トマト?それともタマネギですか?」

 「あらY子、カレーはタマネギに決まっているじゃない。」

 「へぇ……あたしトマトなんですよ。」

 「あらY子、トマトなんかダメよ。邪道ね。カレーはタマネギよ。」

 「えぇ……トマトいいんだけどなぁ……今度、試してみてください……。」

 「ところでアッちゃんは?」


これは何とも印象深い会話です……。
カレーを作っている時にいつも思い出す会話。
舞台やテレビで活躍する女優のSさんと、
当時、アダルト・ビデオの世界では大スターだったY子ちゃんの車の中の会話です。
アダルト・ビデオ界の大スターと言っても、今みたいにあられもないハードなものではなく、
見る側のイメージを掻き立てる綺麗な綺麗なソフトなアダルト・ビデオです。
……って言いながら、僕はYちゃんのビデオは見たことないんですけど(笑)

Sさんに話を振られた僕は、当時はタマネギ派でした。
タマネギを6つくらいみじん切りにしてバターとサラダ油でしんなりするまで炒め、
そこにじゃが芋や人参、マッシュルームや肉などを入れて煮込んでいました。
僕のカレーは作る度に味も具も変わるので、毎回~違うカレーが出来ます。
最近ではタマネギを中心に、煮込む時は水を入れずにトマト・ジュースを入れることが多いです。
トマトの水煮缶を入れることもありますよ。そうすると結構、赤いカレーになります。



今日の写真は新年に作ったカレーライス。
お皿は京都の骨董店で購入したロイヤル・コペンハーゲンの、
大体、約50~60年前のものではないでしょうか。
僕は基本的には具がゴロゴロしていない方が好みなんですが
(滑らかなクリーム状のものの中に固形物が入っているのは嫌い。)
最近のマイ・ブームはこの写真の田舎風のカレー。
具はじゃが芋、ニンジン、ブラウン・マッシュルーム、鶏肉です。
好みで茄子やセロリ、ズッキーニなど、余った野菜を片付けられるのも煮込み料理のいいところですね。
作り方はいたって簡単。みじん切りのタマネギを炒める間にじゃが芋、ニンジンの皮を剥き面取りします。
ブラウン・マッシュルームは汚れを落とし、大きい場合は2つにカット。
具材は電子レンジは嫌いなので、フライパンでバターで炒めてあらかた火を通しておきます。
こうすると煮崩れすることが少ないです。炒めたタマネギに具材とトマトジュースを入れ煮込みます。
ブーケガルニを入れてもいいし、鶏ガラの顆粒を入れてもいいです。
この時は知り合いに戴いたコリアンダーの種を挽いて入れました。
味付けは様子を見ながらですが(トマトジュースは結構塩っぱい。)
刻んだニンニクと磨りおろした生姜(大きいもの1つ)を入れ、
隠し味で醤油、胡椒はガリガリ山盛りです(笑)
さて、肝心要のカレーの味付けは、市販のものが非常に美味しいので、
出来れば2~3種類のルーをブレンドして入れます。因にいつも辛口です。
鍋一杯に作り、食べ飽きてきたらプレーンのヨーグルトを加えると、
まるでレストランのカレーに変身!(笑)これ、是非、試してみてください。
付け合わせは僕の場合、紅生姜……本当はもう少し薄い紅のものがいいのですが……。
ウチの冷蔵庫には入っていないけど、福神漬やらっきょうでもいいですね。
このカレー、ある女優さんに差し入れしたら、

 「高級欧風カレー!」と評価を戴きました(笑)



さて、Y子ちゃんの車の中で交わした会話……。
今では懐かしい思い出です……かれこれ30年くらい前?
彼女はアダルト・ビデオの世界から足を洗って、演劇の世界に行きたかったようですが、
結局、泣かず飛ばず……風の噂で医者と結婚したと聞きました……。

今頃、お元気でしょうか……。
一回、車で送って貰う帰り道、「家に寄って行かない?」と、誘われて、
マンションの部屋でお酒をご馳走になったことがあります。
ピアノを何曲か弾いてくれ、意外な特技に驚かされたものですが、
何かリクエストしろと言うので、何故か「ロミオとジュリエット!」と、言うと、
楽譜もないのにさらさらと弾いてしまったのが印象に残っています。

 「What is a youth ? Impetuous fire. What is a maid ? Ice and desire. The world wags on,
  a rose will bloom....It then will fade, so does a youth, so does the fairest maid.」


薔薇はほころび、そして消えてゆく……。

打てば響くように頭の回転が早く、目から鼻に抜けるように、
非常に聡明な女性だった記憶があります。
竹を割ったように男っぽい性格……随分と美しい人だと思っていました。
そう……今で言うと吉田 羊に似ているかも……。
だから僕、吉田 羊のことが好きなのかもしれません……。


2016年3月28日


ブノワ。


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ミモザの人。 

 

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 「見ず知らずの方々のご好意にすがって生きて参りましたの……。」

そう言ったのはブランチ・デュボア……。
テネシー・ウィリアムズ畢竟の傑作「欲望という名の電車」の中の台詞です。


僕のウチ……皆さんからのお届けもので成り立っている感があります(笑)
兎に角、届け物が多いです……連日のように宅急便が届きます。
まぁ、半分は自分で落としたオークションの商品だったりするのですが……。
見ず知らずの人のご好意で……じゃなくって、仲間たちの好意でって感じ?


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さて、あっちゃんからミモザが届きました!
素晴らしく大輪のミモザ……まるで黄色いコンペイトウのようです。
それから、食いしん坊の僕のために、小松菜の花も……。
こちらはお浸しかパスタにでもしましょうか……で、パスタ(笑)

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あっちゃんとは随分と長い付き合いになります。
あれは確か駒場バラ会の一番最初の集まりの時だったかな。
一人も知り合いがいない僕は会場で一人ポツンと座っていたのです。
その時、有島さんがやってきて、僕の横に……。
はぁ……知り合いがいて良かった!(笑)
ホッとする間もなく、会の担当者の女性がやって来て、

 「先生!こんなところに座っていちゃダメですよ!」

と、さっさと有島さんを連れて行ってしまったのです(苦笑)
悪かったね、こんなところで!(笑)再び一人でポツンと……。
そんな時、あっちゃんが声を掛けてくれたんです。

 「こっちに来て一緒に座りませんか?」

って。有り難いですよね、気遣いがね。

炎天下の8月、バラ園にある苗のリスト作りで汗を掻いた後にお茶に誘ったんだっけ……。
その時は「夕飯の支度がありますから」ってフラれちゃったけど(笑)
それから随分になります。なかなか誘えません。いつも一緒に歩いている、
所謂、家事&夫を放棄している不良主婦たちとは違い、あっちゃんは家庭が第一の人だから。
それでも折々にメールのやり取りや、庭を見せて貰ったり……。
そうそう、あっちゃんは僕の「Remi Chang」を見事に育ててくれてもいます。

春3月にはいつもミモザをプレゼントしてくれるあっちゃん。
以前、20年以上前に南青山の「カントリーハーベスト」にいらしたOさんが、
僕の誕生日にそれはそれは大きなミモザの花束をプレゼントしてくれたことがあります。
後で聞いてみると、僕のイメージはミモザなのだそうです。
あっちゃんもミモザを見ると僕を思い出すのかしらン?
僕は3月になり、ミモザが春を告げると、あっちゃんとOさんを思い出します……。


2016年3月27日


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もはや寿司ではない。 

 

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チョッと前にニューヨークの寿司のことがニュースになっていました。
曰く、寿司を握る時に手袋をしなければいけないと条令で決まったとか……。

それはもはや寿司ではありませんね。
手袋をして握った寿司……僕は食べません。
何でもそうです。何故、その食中毒を起こす原因を根本から解決しようとせず、
手袋をすると言うことで解決しようとするのか……思考が謎です。
手袋をする=清潔。この安易な考え方が笑えます。
臭いものには蓋をする……的な発想。これでは何も解決しません。
例えば、その手袋の衛生管理はどうなっているのか?とか、
手洗いや消毒を徹底した方が確実だと思うのは僕だけ?
第一、寿司飯は酢飯ですよ。

手袋の下にビッチョリ汗を掻いた手で握られた寿司なんか、
見た目も気持ち悪いし食べられる訳ありません(苦笑)
いつも行く寿司屋の板さんにニューヨークの寿司屋のことを聞いてみました。
たった一言「へぇ。」と不適な笑い(笑)


日本でタルタル・ステーキが食べられなくなった時もそう。
たった一人のバカのために、衛生管理の構築を放り出して、
単純に食べられなくすることで解決しようとする勘違い。
どこがどう担当してバカな決定をするのか分かりませんが、
何でも簡単に済まそうとする職務怠慢の謗りは免れません。
思考出来ないバカのお陰で食文化が一つ消えるのですからね!

そう言えば、素手で握ったおにぎりを食べられない人が4人に1人もいるそうです。
へぇ……それって潔癖症だから?まぁ、僕の場合も握った人にもよるけど(笑)
それって、その人が好きか嫌いかの問題でもありますかね。
僕も鍋は一緒に食べる人を選んだりするけど……。
ホラ、いるでしょう、箸の先端をスッポリ口に入れて吸うようにする人(笑)
あっ!箸の後ろで料理を取り分ける人がいますがあれはダメです。
昔通った小料理屋の板さんが言っていました。

 「箸の後ろの方が汚いよ。だって、手に直接触れるでしょう?」って。

一緒に鍋をつついてイヤなヤツとメシは喰うな……って。
確かに汚いと言うなら箸の後ろの方が汚いです。


今日の写真は自分で調理した馬肉のタルタル。
ある美しい方が馬肉を送ってくださいました。
別に物を貰ったから誉める訳ではありませんからね。
ランチのレストランでお目にかかった時、真面目にどこかの女優かと思ったもの(笑)
ここで笑っちゃいけないか……。

桜肉のタルタル、美味しかったです。
思い出しながら自分でタレも作ったのヨン!


2016年03月25日


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花束を育てる……Dear 番長さん。 

 

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男たるもの、街々に1軒や2軒、気のきいたレストランを知らないといけないし、
混雑する週末に必ず座れるカフェの1軒や2軒、知らないと頼りないです。
同様に、季節ごと、折々に心を込めてプレゼントする花……。
素晴らしい花屋の1軒も知らないとダメです。
幸いに僕は「カントリーハーベスト」とオーブンの頃からお付き合いさせて貰っています。
「カントリーハーベスト」の花は、僕のだだ下がりの株価を上昇させ、
中身以上に素敵な人間に見えるような演出をしてくれています(笑)
浮気はしません。全幅の信頼を寄せていますから。


さて、去年の12月……大女優、麻実れいさんのデビュー45周年のリサイタルがありました。
いつもは親友と連名で花をお贈りするのですが、その時は豪華に別々に……と、思い、
あれこれ思案した結果、前から素敵だと思っていた「宿り木」でアレンジをお願いしよう!
そう思い、初めてなのに電話では失礼なので、お店に直接伺って用途をお話し、
麻実さんのためにゴージャスなアレンジを作って貰おうと思っていました。
実は「宿り木」の番長さんのアレンジの教室を受けている友人もいるし、
お店の客として番長さんと面識のある友人も沢山いるので、
本当は紹介して貰った方が話がてっとり早いのでしょうけど、
何かね……紹介されることで色が付くのがイヤだったのね(笑)

 「あぁ、アイツの友達か!」って思われるのイヤじゃないですか(爆)

真っさらの状態で僕を見て貰ってアレンジを作って欲しかったの。
店を訪れる日を楽しみにスケジュール調整していましたが、矢張り無理でした……。
年末の超バタバタ、結局、「宿り木」には行けず仕舞い……。
店を訪れる楽しみ、番長さんに挨拶するのは次の機会の楽しみに取っておくことにしましょう……。

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写真はごくごく内輪の誕生会の時に、あけがくれた番長さんの花束。
僕の誕生会なのに、あけのヤツ10分も遅刻して店にやってきました。
有り得ませんよね。社会人失格じゃ!(苦笑)

 「電車が止まってる!10分くらい遅れるかも……。」

 「別にいいんだよ、来なくても。」

 「アタシの肉、喰わないでぇぇぇぇっ!」

だって(苦笑)のこのこやって来たあけに、
何てイヤミを言ってやろうかと手ぐすね引いて待っていましたが、
手にしている大きな紙袋を見て、喉元まで出かかった辛辣な一言は引っ込んじゃいました。
だって、袋に「Yadorigi」って書いてあったから(笑)

いつもガジャガジャ、けたたましくてガサツで雑なあけだけど、
「Garden Diary」と言う一流紙の編集に携わるようになってから少し大人になった?
ウィリアム・ケネディの小説「Ironweed」の中にあります。
人さまの家を訪ねた時に手でドアノブを開けてはいけない。肘で押して開けなさい。
なぜなら両手はお土産で塞がっているから……こんな感じだったかな?
世間の常識を身に付けたようです(笑)人さまのお祝いに手ブラは禁物ですから(爆)



番長さんの花束……素晴らしいです。
実は、去年のバレンタインデーに朝子がお星さまになった時、
友達がお悔やみで送ってくれたアレンジのうちの2つが番長さんのだったの。

ブログで作品を拝見していて、その溢れる才能に感心しきりでしたが、
実際にその作品を目のあたりにして大層驚いてしまいました。
空間がね……草木、花々を廻る空間が物凄いんです。
素晴らしい小説は行間に物語があるように、
番長さんの花束やアレンジには草花の間に物語があります。


美しい花束を見ていてチョッと面白いことを思い付きました……。
このまま時間を置けば違う雰囲気になるのではないか……と。
幸いにラナンキュラスは花保ちがいいし、チューリップもまだ開いていません。
名前は分からないけど、新芽が付いてくねくねと愛らしい枝ものは、
もう少し緑が増すのではないかと……。

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花束を貰って丁度1週間でここまで変化しました。
小輪のチューリップは少し開き、驚いたことに、新芽と思っていた芽は花芽で、
猫柳の花みたいな?写真では良く分かりませんが、薄い黄色の小さな花が開いています。
1週間で随分と雰囲気が変わりますね。ラナンキュラスに目が行っていた花束は、
今度はチューリップが主役になりました。花束を育てる……それも楽しみの一つです。
撮影の後、この花束に入っていた花たちは、それぞれの役目を全うすべく、
別々に分けられて静かに時を過ごしています……。


才能のある人は沢山いますが、他の追随を許さない番長さんの圧倒的な個性。
花の組み合わせの妙、決して奇をてらわずに、
アレンジや花束の周りの空気感までも支配し、変えてしまう独自のセンス。
小さな花から妖精が飛び出すような、チューリップ同士が話しているような錯覚を覚えます。
アシンメトリーの作品が多いですが、生け花の影響でしょうか……。
いつか自分でアレンジを頼んでみて番長さんの秘密に迫ってみたいです……。


2016年3月20日


ブノワ。


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春間近か……おねぎとピーマンの辛口ファッション・チェック。 

 

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一幕一場。

 目にも留まらぬテンポで出来るだけ早口で。
 「!」マークの所では、必ずお互いの台詞に被せるように矢継ぎ早に。
 磨き上げられた大理石の表面のように滑らかに、立て板に水の如く、
 掛け合い漫才のように喋ること……。


何度も店に通ってようやく決心……。
エルメス・カラーのオレンジのスプリング・コートに身を包み、
鼻歌まじりで帰宅したおねぎ。今日は至極ご機嫌なのだ。
だって、今、付き合っているHくんの口から、デートの間、女房の話しも子供の話しも出なかったから。
2人でいる時くらい女房の愚痴と子育ての大変さは聞きたくないじゃない……。
Hくん、エルメスのコート褒めてくれたし、2人で9万円掛かったディナーなんて安いものだ。
次はおねぎが行きつけの鮨屋に行くことを約束した。次に繋がることが大事なのだ。
やっぱり初めはシャンパンにして良かった……Hくんのパッと輝く顔がまた浮かぶ。
明朝、取材で朝早いHくんを家の近くまでタクシーで送り、ホロ酔い気分で玄関を開けてみれば、
こちらもまたご機嫌そうなピーマンの鼻歌が聞こえて来た……。

O  「あら、ピーマン、随分とご機嫌じゃないの。
    まぁ、ヴーヴ・クリコ!アタシにも頂戴よ。」
P  「まぁ、そう言うおねぎも薄ら上気した顔しちゃって……ハハァ〜ん、デートね?!」
O  「あら、勿論よ!だってアタシ、愛の火の粉を払いつつ生きているんだもの!」
P  「バッカねぇ……Mくんだっけ?あっ!Dくんだっけ?ガハハ!
    ま、それはどうでもいいとして、ねぇ、そんなことよりその衣装はなんなのよ!」
O  「ピーマン、アナタもイヤな女ねぇ……わざと間違えたりして。Hくんよっ!
    今日は失礼を許して差し上げるわ。アタシ、ご機嫌だからさ。
    そんなことより衣装って?あら、羨ましいでしょう!エルメスよぉぉぉぉぉ〜っ!」
P  「そんなこと見れば分かるわよ。それよりその下に履いているのは何なのよぉ!」
O  「あら……これ?アバクロのスエットじゃない!
    いいのよ、エルメスのコートにアバクロのスエットでドレスダウンよっ!」
P  「チョぉっとぉぉぉぉ〜っ!ダサいわねぇ!」
O  「おダマリぃ、ピーマン!今、スエットが流行りなのっよ!」
P  「流行りは分かっているわよ。アタクシ、一応ファッション評論家よ!」
O  「あら、じゃぁ、何がいけないのさ。」
P  「それってさ、若者がする格好よ!アナタ、お幾つぅ?」
O  「あら、イヤなこと聞くわねぇ。
    お幾つぅ?って、聞かなくても分かっているでしょう?双子なんだから!」
P  「それでデートして来たかと思うを寒気がするわ!
    また男に騙されてバカみたいにお高いレストラン行ったんでしょう?
    Hくん、その格好見て何だって?」
O  「フンっ!おダマリぃ!褒めてくれたわよ!いいじゃない、どんな格好したって。アタシの勝手よ!」
P  「バッカねぇ……奢ってくれるからってお世辞言ったに決まっているじゃない!
    あのねっ!第一、エルメス脱いじゃったらゲートボールのジイさんみたいじゃない(爆)
    それにさ、スエットなんて可愛らしいスポーツマンの男の子がする格好よ!」
O  「あら、ピーマン、アンタって悲しい女ねぇ。もしかして羨んでる?ガハハ!
    いいのよ、アタクシは麗しいスポーツ・ウーマンなんだから!……あはは!」
P  「バッカ!若くて可愛らしくて筋肉質で、お尻がポコッとちゃんとあって、
    スエットから筋肉が透けて見えるような、爽やかな子が履くものなのよっ!」
O  「あぁ〜ら、悪かったわね、筋肉が透けなくて。
    爽やかじゃありませんよぉ〜だ。どうせ贅肉だけですよぉ〜だ。
    それだったら一体誰が着たらお似合いなのか教えて戴きたいものだわ!」
P  「そ〜ねぇ……阿須加なんかいいわね!」
O  「阿須加って……工藤阿須加くん?
    チョッとチョッと、何なのよ、呼び捨てにしたりして。アナタお友達?」
P  「違うわ(笑)でも工藤くん、可愛いじゃない!」 
O  「はぁ……焦った。抜け駆けされたかと思ったわよ。
    そうね、可愛いわね。それは認めるわ。スエット履いて宅急便届けに来てくれて、
    あんな目で見つめられたら部屋に引きずり込んじゃうかも、ガハハ!」
P  「バッカねぇ……またそこかい(苦笑)
    ところで、おねぎ、まさかスエットの膝出ていないでしょうねぇ。毛玉なんて御法度よぉ!
    ところでアナタ何履いて行ったのよ……まさか、あのプラスチックのサンダル?」
O  「チョッとぉ!人をバカにしないでよ!アレでしょう?
    プラスチックで丸い穴が沢山開いた潰れたハンバーグみたいなヤツでしょう?
    ホラ、クロ、クロ……何だっけ?!あはは!」
P  「クロックス!」
O  「ガハハ!それそれ!……って!このアタクシがあんなもの履く訳ないじゃない!」
P  「ガハハ!そうだわよねぇ、アレは人間が履くものじゃないわ!」
O  「あら、ピーマンそれは言い過ぎよぉ。問題発言だわ。」
P  「あら、いいじゃない、本当のことなんだから。
    アタシなんかクロックスしか家になかったら外に一歩も外に出られないわ。」
O  「それはそうかもね。人目を忍んでゴミ捨てが精々かも。
    ところでピーマン、女がスエット履いているのはどうなのよ。」
P  「あら、女がスエット?それはね、論外よ!
    高校生が部活で対外試合しに行くんじゃないんだから!」
O  「そうよねぇ、女捨ててるわよね(爆)
    バカよねぇ、折角の女なのに捨てちゃうんだもの……。」
P  「そうよ、捨てられた女、拾いたい!アタシたちなんて女になりたくてもなれないのよ!」
O&P「おねぎ、ピーマン……アタシたちって因果だねぇ……。」




 「寒みぃぃぃぃ~っ!」

声の方を見ると、いかにも頭が悪そうな高校生とおぼしき3人が(ゴメン……。)
ドデっと7人掛けの座席を我がもの顔に占領して会話していました。

寒いよね……春間近とは言え、まだ気温は冬だもん。でも、よくよく見ると、
はぁ……そりゃそうだ。だらしなく踵を履き潰したローファーからくるぶしが見えています。
アレね、アレ。アンクレット?フットカバー?
ホラ、昔、母親たちが履いていたようなアレ、短いソックスを履いている訳。
今時、珍しい学生服の腰履き、しかも裾はロールアップだし……。
キャラクターのパンツ見えてる……べ、べ、べ、ベティ・ブープじゃん!ププププ。
寒かったらキチンと普通のソックスを履けばいいし、
ズボンもウエストまでキチンと上げて下着を中に入れればいい……。
春間近とは言え、見ているこっちの方が寒々しい気持ちになります。


しかし若者の服装がダラしなくなりましたよね……。
ダラしないと言えば、着物の着方なんてその最たるもの……。
毎年~の成人式の光景を見ると、年々、エスカレートして行く様子に苦笑するしかありません。
自分はイケてる、格好いいと思っているから始末が悪いです。
男は金髪のリーゼント&サングラス&眉なし(失笑)女は片方の肩を丸出したりね。
髪の毛なんて鳥だって逃げ出して巣を作らないモジャモジャ(苦笑)
ゴメンね、言葉は悪いけど売春婦みたいな風体。アバズレ?そんな感じ。

これは昔友達だった人から聞いたんですが、
新入社員がスーツを作りに行って、ご多分に漏れずスラックスを腰履きで採寸し新調。
出社した初日に上司に大目玉を食らったそうです(苦笑)
スーツを腰履きで新調し、イケていると思って通勤する新人も常識がなくてイタイけど、
その、採寸をした店の店員の常識もどうかと思っちゃいます。
普通はキチンとアドバイスしなければならないでしょう?
限りなく下げて腰履きしているんだもの、上げて履いたらツンツルテンじゃない。
これは若い新入社員だけに限ったことではありません。
結構な年になっているサラリーマンも可成り怪しいものがあります。
有り得ないくらいの派手派手しいシャツ。
お前はカール・ラガーフェルドかって言うくらい高いカラー。
日本人は首が短いですからね、見事にシャツに首が埋もれてる。
しかも、太く存在を主張するかのようカラフルな糸でステッチが入っています。
襟は訳が分からないんだけどダブル(笑)一体、何のお仕事?
と、思っちゃいますね。少なくても銀行員ではありませんね。
まるで魔女が履くように先がそっくり返り尖った靴。漏れなく手入れされていない。
しかも踵はすり減るだけすり減って、買ってから一度も磨いたことなんかないようです(苦笑)
スーツの着こなしにはある程度の決まりがあります。今の時期だと気になるのは上に羽織るコート。
基本的にスーツの上にダウン・ジャケットはおかしいです。
何かのイベントでイレギュラーに外仕事……そんな時は反対に好感が持てるけど、
日々の通勤はキチンとジャケットの下まで隠れる丈のコートを着たいです。
コートの下からジャケットが覗くのはご法度ですよ。
丈の長いコートが一番美しく見えるのは、丁度、膝下までが隠れるくらいの丈がベストです。
いますよね、くるぶし辺りまでの長いコートや、
サイズが合わず、肩パッドがデカ過ぎて、まるでコートが歩いているような人……。
カバンも出来れば肩に掛けず手で持ちたいです。スーツの形が崩れるからです。
仕方なくショルダーにする場合はストラップの長さに要注意です。
皆さん、長すぎます。尻の下にカバン本体が来るようじゃ、
みっともなくて仕方ありません……。

自由に着こなして楽しむ……もいいのだけど、
何事も先ず基本を押さえてから……基本さえ押さえておけば、
それほどヒドイことにはならないハズなのです。


この記事は、一旦書き上がったものを加筆訂正しました。
スエットの下りを「おねぎとピーマン」で……リクエストが多いのです(苦笑)
今日の写真はパリで撮りました。借りていたアパルトマンの近くの店です。
何屋でしょうか……チョッと古道具屋っぽい感じ……。
こんな風にトルソも作品にしてしまう粋なパリでした。


2016年3月16日


ブノワ。


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誕生日強化月間。 

 

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水温む3月……。
泣く子も黙る僕の誕生日強化月間でございます(笑)
友人たちは、奢らされてはたまらないとばかり、
しぃ~ん……スッカリなりを潜めます(笑)誰からも連絡がございません(爆)

 「来ないなら、こちらからしよう催促メール」by ブノワ。(笑)

さて、そんな静かな3月。珍しく親友から打診がありました。
僕を含め、ごくごく少人数で誕生会をやりたいのだけど、
どこに行きたいか?日にちは何時がいいか?って。
しめしめ、来た来たぁっ!待ってましたぁ!飛んで火に入る夏の虫(笑)
早速、予定帳を捲りました。がっ!3月の年度末は平日はキツいです。
疲れた顔しているし……大人数だったらば、
無理を言って土曜日に「徳竹」をお願いするのですが、
今回は4人?……だったら迷うことなく新宿御苑前の「勘之丞」にしました。


「勘之丞」は一番最初はチェリストの藤原真理さんに連れて行って貰いました。
店の名前が一瞬「?」ですが、イタリアン、オステリアなんですよ。
何といっても魅力は岩手門崎丑、黒毛和牛を半頭買いする、
肉の新鮮さと炭火による絶妙な焼き方。こちらでステーキを食べてしまうと、
申し訳ないけれどスーパーの肉は食べられなくなってしまいます。

先ずはスパークリング・ワインで乾杯!
前菜に肉の盛り合わせ。山盛りのサラダ、オリジナルのコンビーフと白菜。
そして、夢にまで出て来るステーキ!(笑)
ウゥ〜む、炭火焼、香ばしくて物凄く美味しいです。
今回はパスタも頼んでみました。

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大勢でテーブルを囲むのも楽しいけれど、
会話が必ず何組かに別れてしまうのが難点です。
矢張り4人くらいが丁度いいですね。店を予約しやすいし。
近況報告、仕事の悩み、愚痴、憤り、うわさ話……何でもござれです。
美味しい料理に舌鼓、久しぶりに食べたレバーに感激のオバチャン1匹(笑)
食後は皆さんを僕お気に入りの隠れ家、秘密のバーにお連れしました。
誰でも連れて行く訳ではありません。大事な、大事な友達だけ……。

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さぁて、3月もそろそろ終わりが見えてきたけれど、
友よ!安心することなかれ!4月は「Apres 誕生日強化月間」なのだよ(笑)
プレゼント、誕生会……その他諸々、絶賛受付中です(笑)


2016年3月14日


ブノワ。


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猫にまみれる……。 

 

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 「フンフンフンフンフンフン……。」

 「クンクンクンクンクンクン……。」

帰宅したら大変でした……。
洋服を着替える間もなく、お園、きん、小芳、秀千代が足元にやってきて、
僕のデニムや靴下を嗅ぎ回ります……目が真剣!(苦笑)

やっぱり匂う?分かるんですね……思い切りチェックされました。
美味しい夕飯を食べ、お酒も入っていたのでスグにベッドに入ります……。

 「フンフンフンフンフンフン……。」

 「クンクンクンクンクンクン……。」

夏掛けから顔だけ出している僕の周りに、
お園、小芳、きん、秀千代が集まってきて、
真剣な様子で僕の顔の匂いを嗅ぎます(笑)
あぁ……そう言えば……顔も髪の毛も舐められた!(笑)


実は1ヶ月ほど前になりますが、
猫カフェ……じゃなかった、りきさんのお宅に遊びに行ってきたのです。
我が家の猫、やっぱり浮気してきたのが分かるんですね……。

今回はランチ持参で行ってまいりました……まるで行楽気分だな。
春間近の庭の様子、可愛らしいりきさんの猫の様子、御覧くださいね。

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ヒマしているりきさんのお相手をするべく(笑)
これまたヒマなオバサン3人を見繕って行ってきましたが、
先ずは僕が持参したお寿司で腹ごしらえ……。
神田明神下「みやび」のミニ花つづりです。色とりどりで楽しいですね。

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お腹一杯にランチを楽しんだ後はドラ焼きやプチケーキでティータイム。
奴らは猫に会いたいと言うよりは完全に食い気……です、断言します。
ここでブノワ。さんは言い付けちゃいます!
腐女子4人はりきさんが出してくれた金柑のシロップ煮2ケを見て、
猫のタマタマの話で盛り上がっていましたぁ!(笑)
この麗しい僕がいるというのに金柑2ケ見て猫のタマタマの話し(笑)
まぁ、いつもこんな感じなのでしょうか(苦笑)
りきさんは手作り味噌のお味噌汁を振る舞ってくれましたが、
その味噌の美味しいことと来たら!でも、何だかこのエピソードを見聞きして、
謹んで「玉造味噌」とネーミングして差し上げました(笑)

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今回は特にお目当ての子がいました。
一番新しい凡ちゃんと、その前の餅……じゃない、キン(笑)
最後の2枚は猫部屋に逃げ込んだキンと、殆ど姿を見せなかった凡ちゃん(笑)
凡ちゃんの耳……これほどイカ耳になっている猫を見たことがありません(爆)
余程オバサン軍団がコワかったのでしょう……可哀想に。
暖かくなったらまた遊びに行きたいな……。


2016年3月13日


ブノワ。


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春はホロ苦くてえぐいもの……。 

 

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いつもお世話になっている結城美栄子さんご夫妻からお裾分けを戴きました。
春ならではの蕗の薹!富山の友人が結城さんに送ってくださったものです。
早速、綺麗に写真に撮ってみます。写真撮影の大事な部分。
所謂、ブツ撮り……これが上手くなるとカメラ・ライフが楽しくなりますよ。
1枚目は家にあった籠に盛って撮りました。下の写真は竹の皮で出来た折り詰めに入れて。
親友に見せたら「やり過ぎだ!」と、言われました。皆さんはどちらがお好きですか?

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さて、新年が明けたと思ったら、アッと言う間に3月……。
大体僕の誕生月の3月は一般に年度末ですから、
有り得ないくらいに忙しく、昨日のこともよく覚えていないくらいなのです。
肩はパンパン、腰から背中は厚さ1センチの鉄板が入っているようです。
2度ほど整体でリセットしないと、とてもではないけれど4月は迎えられません(苦笑)
4月になれば忙しさも楽チンになるかと思えばさにあらず。
実は4月の方が忙しかったりするのです(苦笑)
だから毎年〜5月の連休になる前にパタリと倒れるちゃうんです。
疲れでって言うよりは、電池切れみたいな感じ……足が一歩も前に出ないの。
自分で上手に体調管理はしている積もりなんですけどねぇ……。

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翌日、色々と考えましたが、結局、天婦羅と蕗味噌を作ることにしました。
天婦羅……こんなことでもない限り家では絶対にしませんね(笑)
材料を買って来るのは面倒臭いので、家にあったタマネギ、舞茸、春菊です。
タマネギだけではチョッと寂しいのでナガネギも一緒に揚げてみました。
あぁ〜海老の天婦羅20本くらい食べたいかも!(笑)
器はその昔、西荻窪の骨董屋で買った色染め付けの大皿。
店の女主人が「ちらし寿司でも盛ったら素敵よ!」と、言うので、
それは素敵だと思い購入……しかし未だにちらし寿司を盛ったことはありません(爆)

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蕗味噌は初めて作ります。どこかのガーデン紙の偉大な編集者みたいに、
北海道で蕗をごっそり盗掘(笑)帰宅して蕗味噌を作った強者もいます。

今回の味噌は、先日、りきさんの宅に伺った時に強奪して来た手前味噌。
名付けて「玉造味噌」と言います(笑)なぜだかは次回の記事にて……。
器はオークションで落とした花唐草の染め付け。
春ですからね、さざえの形をしているので選んでみました。


春の味の特徴って苦みですかね……それからえぐみ。
折角、伸ばした新芽が食べられないように植物も自衛しているのでしょうか。
ホロ苦い初恋の別れ、卒業式の別れも春だもの……♪春なのにぃ……溜め息また一つぅ。
こうして食材を戴いたり、器が先にあったりで、
課題を貰って料理するのも楽しいものです。


2016年3月11日


ブノワ。


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椿に思う……。 

 

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早朝にゆっくりお湯に浸かり、これからの仕事のこととかを考えます。
3月から4月は年度末で超絶忙しいのです……果たしてどうやって乗り切るか?
3月に入ったばかりだと言うのに、既に疲労困憊、死亡寸前だし……ふぅ。
冷たかった身体が温まったら、楽しみな朝食です。
夕べの晩ご飯がとても良かったので、朝食にも期待が持てます。
ご飯、4杯食べちゃいました!(笑)お櫃、空っぽだよぉ!だって、美味しいんだもの。

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女将とチョッと談笑した後は、散歩がてら近くの「氷室椿庭園」へ……。
椿の花には特別な感情はありません。一輪、花器に生けられた椿にハッとすることこそあれど、
なかなか全体像として愛でるにはチョッと……そんな気もします。
何と言っても花弁が傷みやすいのが難点。美しい状態の椿を探すことが困難です。
それでも人気ですね……年配の方たちが熱心に写真を撮っていました。
そう……少なくとも椿は若者の花ではないですね……。

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今一つ好きな花ではないのでいい写真なんて撮れません(苦笑)
「氷室椿庭園」を後にし、一路、海岸へ向かします。
晴れて気持ちのいい朝……もしかして富士山が?……と、思ったのは浅はかで(笑)

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富士山の方向を眺めどすかせど霊峰富士は一向に姿を見せてはくれませんでした。
帰り道、「Taizo Bakery」でパンを何種類か買い込み、
茅ヶ崎からグリーン車に乗って帰宅の途につくのでした……。




さて、椿と言えば……。
先日の「元禄港歌ー千年の森の恋ー」の記事の時に、
どうしても真紅の椿が欲しくて、四方に声を掛けてみました。
お気に入りの「カントリーハーベスト」は「チョッと難しいかも……。」と、難色。
どうしようかと思案している時に、ハッと思い出したのです。

 「そうだ、あの店に聞いてみよう!」

皆さんもご存知な、和の草花で有名な店でした。
電話してみると、真紅の椿があるとのこと。
写真を撮りたい旨を伝え、数輪取り置きをお願いして翌日伺ったのです。
翌日、仕事の帰りに寄り、丁度開いた2輪と、蕾が綻びかけた1輪を購入。
椿はポロッと花が落ちやすいですから、慎重に慎重を重ね、
神経を使って帰宅、包んであった薄紙をほどいてみると……。
一番楽しみにしていた綻びかけの蕾が見事に落ちていました(苦笑)

お店の方曰く、

 「当店は茶花としてお譲りしているので、1輪1000円頂いております。」

1輪1000円ね……はい、はい、それは結構。お値段もそれでいいです。
お店の方針、値段設定、売り方に文句をつける気は毛頭ありません。
友人は金返して貰えと言いますが(笑)もしかしたら僕の扱いのせいかもしれないし、
ま、それはいいでしょう。ただ、釈然としなかったのは、
店員の感じ……あまり良くなかったのです。(若い女性2人、感じいい方もいました。)
どこか人を小馬鹿にしたような……。威丈高ともチョッと違うのだけれど、
微妙に上から目線?ウチは茶花を扱っている……人を見下す感じみたいな。
それが何?僕はそう思っちゃうのです。途端に、お茶に対する常日頃の疑問がフツフツと……。

茶の湯の心、精神とはなんでしょう?それは人を持て成す心ではないでしょうか。
果たして、その基本の理念に則ってお茶をされている人がどれだけいるでしょう。
例えば、その花屋もそうです。お茶花を売る=持て成す気持ちがあるのなら、
同じ植物、草花を愛でる気持ちがあるのなら、客を小馬鹿にしないで親切にすべきです。
茶の湯と言うよりは、花屋として、人としての基本がなっていないと思うのです。

茶碗や掛け軸、道具に重きを置き、形ばかりが先行する世界。
勿論、そうではない方々は沢山いらっしゃると思いますし、
楽しくお稽古をされている人も一杯いると思います。
「形」と言うものは何者にも増して大切にされるものだとは思うのですが……。
僕が見聞きし、実際に経験したお茶の世界は大きく疑問符が飛び交う世界でした。
一事が万事、経験のない僕たちを上から目線で小馬鹿にする感じ。
あからさまではなく、ほんの少し気付かせてくださる絶妙のイヤミとでも言いましょうか……。
僕らはお茶の世界では素人、門外漢なんだとハッキリ分からせてくれる拒絶のオーラ。

 「宗匠に箱書きして頂いたんですよぉ……ほっほほほほほほ。」

その昔、行きつけのバーのカウンターで隣の客の会話を聞いて吹いてしまいました。
それがどうしたと言うのです。その宗匠が茶碗を焼いた訳でもあるまいに、
人が焼いた茶碗に他人が一筆書いて値段と価値が上がる摩訶不思議な世界(苦笑)
そこはかとなく漂う「お金」のニホヒ、そう!お金のニホヒ!(笑)絶大なる権威主義。

 「お金が掛かる宗教は全部偽物よ。」

その昔、美輪明宏が言いました。
同様に稽古代など、必要な掛かりの他に、付け届けや袖の下、
無用のお金が掛かる稽古ごとは全部偽物ではないでしょうか……僕はそう思います。

そのバーのマスター……亡くなってしまいましたが僕の友人は、
道具屋で見た茶碗が欲しくて欲しくて、通って通って店の主人に直談判。
カードは使えないので、毎月分割にして貰い、満額払い終えたら引き取ることにして貰ったそう。
足繁く通い、ようやく全額払い終え、箱を抱えて一目散、家に帰って暫しウットリ眺め、
上にして下にしてナデナデして頬ずりして……。
はたと気付いたのです。そうだ、綺麗に洗ってあげよう!
いそいそとキッチンで茶碗を洗ってみると、素晴らしく時代を感じた古色が綺麗サッパリ落ち(笑)
愕然と立ちすくむ手の中にあるのは新品の茶碗だったそうです(爆)

友人の中には楽しくお稽古に通っている人もいます。
実は僕、使いはしないけれど、景色のいい茶碗をコレクションしています。
これはあくまでも僕の私感です。僕がいい師匠、先生に出会えなかったこともあると思いますが、
実際にお稽古をしている方々の中にも同じことを思う人が沢山いるのではないでしょうか。
人生において、縁がなかったことで残念に思うことの一つが茶道……。
椿の花で連想したあれこれでした……。


2016年3月9日


ブノワ。


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category: 旅の栞。

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