大いに不満。 

 

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この4月で丸々5年になりました。
え?何がって?ここに引っ越しして来てからです。
最初はねぇ……イヤだったんですよ。何でこんな下町に?
大田区の高級住宅街のお隣から(笑)都落ちみたいなものでしたからね(笑)

でも、住めば都……よく言ったものです。
仕事の面に関しては、色々なところに行く僕にとっては、
思いの外、好都合なんです。都内は勿論、千葉、
埼玉、神奈川……ほぼ1本で行けちゃいます。
残念な点は沢山あります。先ず、駅近くに本屋がない!
有り得ません。文化がないじゃん!(怒)
駅近くに小さな個人商店がありましたが、引っ越しして間もなく廃業……。
古本屋があればいい……なんて贅沢は言いませんが、本屋が一軒もない街って一体!
最近は駅構内に本屋があるケースもありますが、
第一、その前に駅にエスカレーターがないものね(苦笑)

それから普段の買い物が不便、スーパーが貧弱です。
季節感ゼロの品揃え(苦笑)野菜は不味いし新鮮じゃない時も……。
スーパーでグニャグニャのキュウリを掴んだ時の薄気味悪さと来たら!(苦笑)
外食するところも貧相だわ……唯一、イタリアンがあるけれど、
最近、改装してから味が落ちたかな?量も少なくなった。
よく行く寿司屋がありますが、慣れてしまえば普通だし、
蕎麦屋、中華は全滅。美味しくないです。

最近、開拓するつもりで入った中華……もう絶句ね(笑)
地元の老人(実は70歳前後だけどそれほど年には見えない……。)
男3人と女1人、夕方から三々五々集まって酒盛りな訳。
自分で勝手に酒作って、主のオバサンが作った簡単なつまみで一杯。
つまみって言ったって、漬け物切ったり、芋の煮っ転がしだったり。
その会話がシビレました。ついつい聞こえちゃうのね、声デカいから。

 「近くに焼き場がないからわざわざ遠くまで行って疲れた……。 
  最近は火葬じゃなくて電気で焼くって?あはは、それじゃ IHだ!ガハハ!」

一時が万事この調子、酔っぱらい、デカい声で下品な下ネタを連発……。
もう行きません。二度と絶対に、ネバー、エバー!(笑)

駅前にまぁまぁ美味しいパン屋がありますが、点数で言うと60点くらいかな。
美味しいパン屋1軒で街の文化が変わることがありますからね、なかなか慢れないです。
八百屋、魚屋、肉屋……個人商店が充実している街に憧れます。
偶然、出くわした長ぁ〜い長ぁ〜い商店街を見るとウットリしちゃいます(笑)
わざわざ足を運ばなくても、駅から家までの帰り道の間で買い物が済む街。
そうそう、チョッと前に衝撃のニュースが聞こえて来ましたよね。
マクドナルドが131店舗の閉店を決めたとか……。
消費者をバカにしたツケは大きかったですね。もう食べようとは思わないものね。
実は、まともなものがまったくない駅前にあるんです、マクドナルド。
例の事件以後、閑古鳥です……当たり前ですよね。昼でもガラガラ。
と、言うことは……我が駅前にあるマクドナルドももしかして……。
!!!!!モスバーガーが代わりに来ないかしらン?(笑)
フレッシュネスバーガーでもいいかもね。

皆さんはご自分の住環境に満足していますか?
有り得ないことを当たり前のこととして諦めていませんか?



今日の写真は、たまに通うイタリアンのランチ。
白身魚のポワレと焼き新鮮野菜。
メインにパンかライス、サラダ、デザート、飲み物の中から3つチョイス。
他にもパスタ・ランチやピッザのランチもあります。
まぁまぁでしょうか……アヒージョとかがメニューにあるのはどうなの?
スペイン料理じゃん。居酒屋じゃないし……チョッと変わりものメニューが中心で、
オーソドックスな一品が少ないように感じます。


そろそろ終の住みかを考えなければいけないかな?
このまま今の家で?それとも、どこか他に移る?
まぁ、先立つものはお金だから、今スグと言う訳ではないけれど、
何れ必ずキチンと取り組まなければいけない問題です……。


2015年8月31日


ブノワ。


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宿に求めるもの。 

 

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この年になってよく旅をするようになりました。
昔は「旅行」と言うと、まず海外でしたし、それには準備がいるしお金も掛かる……。
今は面倒臭くなっちゃったって言うこともあるし、
エコノミークラスの長時間のフライトがしんどくなったから、
なかなか海外には出なくなりましたが、
その代わり、比較的、気軽に国内旅行に出かけるようになった……。
大袈裟だけど、ディスカバー・ジャパン?(笑)チョッと古いか……。
日帰りの小旅行もちょくちょく行きますし、フットワークが軽くなったのかな?
日々の忙しい仕事を、旅の予定や目的を持つことにより乗り切っている……それも事実です。

さて、旅に必要不可欠なのは宿……。
これがなかなか難しいですね。僕は基本的に贅沢は言わないタイプです。
旅の目的によって、自ずと泊まる宿の性格も変わってきます。
滞在形のリゾート・ホテルなんかだと大枚奮発しますし、ただ泊まるだけのホテルだったら、
地理的な利便性と清潔さがあれば、3800円のビジネスホテルでも全然OK!
例えば、到着が遅くて夕飯はジンギスカン……。
もくもく煙に燻されて(笑)盛大に酔っぱらってホテルに千鳥足で帰り帰り……。
そんな時は帰ったらシャワー浴びて寝るだけですから、店に近くて安い宿に泊まります。
旭川の「大黒屋」に行く時は店に近いところにホテルを取るくらい(笑)
一昨年、仕事で京都に行った時に泊まったホテルは、
観光シーズン真っ只中に加え、ギリギリの申し込みで部屋が全くなかったの。
何でもないホテルが一泊5万円とかね……有り得ないでしょう?
通常価格、一体お幾らなのよぉぉぉぉぉぉ〜っ!人の足下見やがって!(爆)
ようやく見付けたホテルは、物凄く狭い部屋に大きなベッド一つ(笑)
ただし、オープンしたばかりで、床を舐められるほど綺麗な部屋でした。
それで駅近くで3800円だったかな?酔っぱらってバタンキュゥだもの、十分ですよね。
どうしてもと誘われて、京都の某有名超高級旅館に泊まったこともありますが、
矢張り、京都は宿ではなくて外で美味しいものを食べたいもの。
料理もお湯も今一……完全に名前先行、チョッとガッカリした覚えがあります。
最近よく見るようになった、所謂、デザイナーが前面に出たホテル……。
この類いはいただけないかな。デザイン優先で泊まる方の身になっていないことが多いです。
1泊15万円もするのに、トイレと浴室がガラス張りで、双方から丸見えだったりね。
誰かが風呂を使っていたらトイレに入れないじゃないですか。
それでもOKって言う関係ってどんな関係?(苦笑)
バスタオルなんか通常の3倍の大きさ。しかも厚い!
身体を拭いて水を吸ったら女性は持てませんよね。

滞在形のリゾート・ホテルで印象深かったのは、
バリ島の「ザ・レギャン」や、お隣のロンボク島の「ジ・オベロイ」
特に「ジ・オベロイ」は良かったなぁ……あの水平線に沈む夕日ね……。
空港を出ると、道端には馬糞が落ちていてね(笑)ビーチのイタリアンとか……。
ハァ、もう一回行きたい。いまだに思い出すとウットリしちゃいます。
それから一時期プライベートプール付きのヴィラに凝って、
「ザ・ヴィラス」とかね……プライベートプールって!泳げないのにね(笑)
プールサイドに掴まってバチャバチャやるの(大爆笑)
今は高級リゾートが進出したので、一泊10万近いものもあるけれど、
僕が頻繁に通っていた頃は一泊2万円くらいでした。
オープンエアーの部屋(壁があまりない)天涯付きの大きなベッド……。
今はインターネットでホテルを予約するのなんて当たり前だけど、
当時はまだハシリの頃で、本当に取れているかホテルに着くまでドキドキしたものです。
あと、タイはチェンマイの山の奥のコテージとかね……ここはチョッと痺れたなぁ……。
ガイドの男の子が友達に借りてくれたオンボロ・バイクの後ろにしがみついて、
ラッタッタァ〜ッ!山道を1時間30分も登るんだけど(苦笑)
夜なんか市街地で夕飯を食べ、バイクに乗って山道を行くと、足の先が冷たくなって来る……。
アッと言う間に酔いなんか醒めちゃうんですよねぇ……山奥ですから。
ところが、行ってみたかった「クイーン・シリキット・ボタニック・ガーデン」のお隣だった!
道路を像が列をなして歩いていてねぇ……そんな偶然も今思い出すと懐かしいです。
あとは親友の結婚式でフランスに行った時はロワールの古城とかね。
何故か着物着て三味線もって……チョッと芸、披露しましたからね(笑)
今、思い出すと色々と泊まっていますねぇ。兎に角、目的に沿えば文句は言いません。

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さて、今、一番のお気に入りは、豊橋の「Hotel Arc Riche Toyohashi」
ここはいいです。年に一回くらいしか泊まりませんが、
わざわざ早めの新幹線で出向き、チェックインして部屋で寛いでしまうほど。
部屋は広くて清潔で申し分ないし、お値段も手頃。アメニティやミニバーも充実しています。
15階には宿泊客専用のジムやサロンもあります。
食事のあと、ここでワインやウイスキーを飲むことも出来ます。

旅の予定が持ち上がると、先ず、ホテル探し……これがまた楽しいのです。
今日は宿のお話……って、今、丁度、旅先なのでした。
久しぶりの一人旅。誰とも喋らない旅もいいものです……。


今日の1枚目の写真は先日泊まった北海道は標茶の「ヘイゼル・グラウス・マナー」。
乗馬とか目的を持った人には格別かも……。


2015年8月29日


ブノワ。


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映画はどこへ行くのか……「ジュラシック・ワールド」MX4D。 

 

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 「映画はフィルムで上映しなきゃ映画じゃないじゃん!」

そんな青臭いことを言っていた頃が懐かしいです。
今や可成りの割合でデジタル・プロセッサーによる上映が行われています。
デジタルによる美点は数えきれないほどありますが、
フィルムと違って、画質と音の劣化が全くないことが最大の魅力でしょうか……。


映画の歴史を紐解くと、エジソンやリュミエールの創世期から、
音声の出なかった無声映画を経てトーキーとなり、
スクリーンサイズの巨大化、音響のモノラルからステレオへ……。
数えきれない程の革新的な技術の向上で、ついには映画は平面から立体へ、
今や大作映画の3D上映が当たり前になって来ました……以上!
えっ?映画の歴史、簡単過ぎる?(笑)いいの、今日は映画史の話じゃないから。

さて、先日のこと……。
またまた観てきました「ジュラシック・ワールド」……2回目です。
前回と同じ親友と、今回は今、巷で話題の「MX4D」にての鑑賞です。
「MX4D」……映画館で見る LiLiCo のCMなんかで何となく気にはなっていたんですが、
やっぱり元映画青年としては観に行かないとねぇ……話しにならないじゃないですか。
でもね、先ず上映館が少ないこと、それからオンライン・チケットを取ろうにも、
ページを見るたびに「販売対象外」になっていて、なかなか観る機会がありませんでした。
「販売対象外」って何?……不思議に思いチョッと調べてみると……。
なんと発売開始から3~5分で完売してしまうそうなんです。
発売開始って深夜の0時?!映画のチケットが?あ、あ、あ、有り得ない!(苦笑)
確かに客席数は少ないし、上映館も少ない……でも3分で完売って一体?
所謂、プラチナ・チケットですか……はぁ。
インターネットで映画のチケットを取るには、それぞれの劇場によって条件が異なりますが、
大体、上映日の2日前からの販売が一般的です。
万難を排して観に行く日を決め、2日前の午前0時、
酒を片手に眠い目をこすりこすりパソコンの前に陣取り、
日付が変わるのを待って、ヨーイ、ドン!(笑)神業のような早さで取りました!
席を選び、名前やクレジットカード情報に入力して購入が確定して時計を見ると、
午前0時2分……ホッと一息、フと我に返り、再度チケット購入のページを開いてみると……。
な、な、な、何と!たった1席を残して全て完売。時間は午前0時3分。
再びページを開いた時には満席になり、時間は午前0時5分でした……。
念のため、同じ日の別の上映回を見てみると、全ての回がほぼ完売状態。
発売開始から数分の出来事でした……。
これだったのですね「販売対象外」の訳は(苦笑)
のんびり昼間にページを開いてもチケットなんか残っている訳なかったんです(笑)


さて、ドキドキで鑑賞した初「MX4D」……。
次のような効果を楽しめるそうです。

(1) エアーブラスト<噴射>
(2) ウインド<風>
(3) ウォーターブラスト<水しぶき>
(4) ストロボ<閃光 : 5色対応>
(5) シートボッパー<突き上げ>
(6) セント<香り>
(7) ランブラー<地響き>
(8) ネックティクラー<首元>
(9) レッグティクラー<足元>
(10)フォッグ<霧>
(11)バックホーカー<背後>

4席で1組になった席が大きく動きます。
前に傾き、横に大きく傾きます。カーチェイスや空撮のシーンに威力を発揮します。
僕、一番後ろの中央、4席の端っこに座っていましたから、
劇場内前方を観察すると4席ずつ組になった椅子が揺れる揺れる(笑)
結構、傾く角度は5~6度くらいはあるでしょうか……。
椅子の肘掛の先端からは空気やミストの噴射があり(肘が濡れる!)
シーンによっては匂いが出ることも!
恐竜映画ですからね、死んだ恐竜の腐臭や血の匂いなんかしたらどうしよう……。
そんな不安も過りましたが、砂や草の匂いにとどまりチョッと一安心(笑)
その外にも、マッサージチェアよろしく尻の下や背中をドンドン小突かれたり、
銃撃戦になると劇場の左右の壁に取り付けられたフラッシュがチカチカ焚かれます……。
一番驚いたのは、クライマックスの恐竜の死闘でスクリーンの手前から、
スモークが焚かれ字幕が一瞬、読めなくなったこと(笑)
おぉ~っ!ここまでやるか!ってな感じ。

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うぅ~む、体験を一言で言ってしまうと、
チョッと粗雑な温泉のマッサージチェアに座ったまま飛行機の乱気流に突入した感じ?(笑)
これが映画だ!とは思いませんが、アトラクションとしては十分に楽しめるかな?
作品を選び、心底楽しむ気で行けば、安いし(3400円?)凄くいいかもしれません。
果たして「MX4D」は定着するのか?実は匂いが出る映画は過去にあったのですよ。
専用スピーカーで低周波を発生させ、振動を起こす「センサラウンド」もありました。
一般的にはならずにスグに廃れてしまいましたが……「大地震」「ミッドウェイ」
「ジェット・ローラー・コースター」「宇宙空母ギャラクティカ」で使用されましたっけ。
こちらは座席が揺れる訳ではなくて、低周波で観客に振動を感じさせるもの。
1975年の「Tommy」では独立した5チャンネルで音響を再生する、
「クインタフォニックサウンド」と言うのもありましたっけ……。
旧日比谷のスカラ座で上映された「Tommy」は重低音がドンスカドンスカ……。
同じ建物内にあった宝塚劇場を直撃し、ヅカガールが激怒したとかしないとか……。

問題は「MX4D」として供給できる作品がどれくらいあるかでしょうか。
「効果」ばかりに目が行き、映画の本質が大きく損なわれなければいいのですが……。
しかし技術の進歩って本当に凄いですね。もう昔の映画青年はビックリよん(笑)


今日の写真は写真家ブルース・ウェバーが監督した「トゥルーへの手紙」の、
上映フィルムを入れて運んだケースと僕のお気に入りのTシャツ。
ラベルに記されたテクニカラーの文字が素敵です……。


2015年8月27日


ブノワ。


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やってみました……。 

 

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 「アナタ、大変よっ!」

血相を変えて遥か向こうから走って来たのは、
僕が随分と前からお世話してる?(笑)いえいえ、お世話になっている、
横浜は某高級住宅街に瀟洒な豪邸を構えている薔薇マダム……。
薔薇マダムと言うよりは山野草で有名な……そう言った方がお分りになる方も多いのでは?
どれだけ豪邸かと言うと、施工した有名会社のカタログに載せられないくらいにゴージャスなんです。
会社側も載せたいのは山々なんですが、仮に載せて、
それがごく普通に建てられると思われては困るほど破格のゴージャスさ(笑)
彼女とは、ある薔薇園で知り合ってからの長い付き合いになります。

息急ききって走って来たのは数年前の西武ドームでのこと。
丁度「国際バラとガーデニングショウ」の開催中のことでした……。
ぶつかりそうなくらいの勢いで走ってきて、僕の前に立つと、
小首を傾げ、荒い息に鼻を膨らませ(笑)小柄な姿はどうみても少女なんですが、
やっぱりよく見るといつものお騒がせな薔薇マダムA。

 「どうしました?そんなに血相変えて……。」

全力で僕のところに走ってきて、一息つくと荒い息で話し始めたのは……。

 「アナタ、大変なの!アタクシ、薔薇の写真を撮ろうと思ったんだけど、
  何枚、撮ってもアタクシの顔しか写らないのっ!」

僕、意味が分かりませんでした。
そう言えば、何事につけ流行に敏感なマダムはスマートフォンなのでした(笑)
どれどれ、スマートフォンを借りて手にしてみると、
丁度、撮影モードになっていて、画面には僕の顔が映っています……。
ははぁ~ん……何しろ僕は最近スマートフォンを手にしたばかりですからね、
全く要領が分からなかったのですが、
そこは優れた機械って弄っているうちにどうにかなるものなのです。
Macintoshもそうですよね。使用説明書なんて付いていません。
必要なものはすべて画面に表示されているハズ……。
画面をよく見ると、右上の方にカメラのアイコンがあるではありませんか……。
早速、押してみます。サッと画面は反転して通常の撮影モードに(笑)

 「あら・・・・・・・。」

マダムもようやく事の次第が飲み込めたようです。
撮った写真を確認してみると、不思議そうな顔、鳩がマメ鉄砲食らったようなビックリ眼の顔……。
それが連写でもしたのでしょう(笑)ダダダぁ~っと何十枚も写っています(笑)
高速で動かせば動画が出来そうなくらいに沢山……。


iPhoneを手にしてから色々と弄ってみました。
メールはお手のものなので(何しろ「親指姫」と言われるくらいに入力が早い。)
暫くは興味津々楽しんでいましたが、既にスッカリ熱は冷め、ほぼ放置状態になっています。
今だに一回も通話していないし……って、ほんの数人しか知らせていないのだけど……。
思いついて自撮り……してみました(笑)可愛い園ちゃんと一緒!

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いつもこんな感じです。僕が寝ているとスグにやって来て胸の上にチンマリ座ります。
しかもお尻を僕の顔に向けて!尻尾、パタパタパタパタ……何考えているんだか。
秀千代もやって来て僕の顔のところでフガフガ言います(笑)

 「自撮り棒、買おうかしらン?」って言ったら、

親友が「止めなよ、中国人になっちゃうよ!」って(爆)


2015年8月25日


ブノワ。


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ミレーに会いに一路、甲府へ。 

 

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……と、言う訳で……って、どういう訳だか分かりませんが(笑)
早朝の塚原邸の庭を三々五々散策。面白いのは性格が出ているのか、
皆、それぞれに庭に出て来るタイミングが違います(笑)
僕は4時起きで5時には庭に出ていました。まだ仄暗い庭を見てみたいから。
スグ後にやって来たのはスッピンのあけ……これはコワいですよ。
疲れていて寝ぼけていてしかもスッピン……放送事故、閲覧注意ものです(爆)

 「おはよう!」

声かけられて一瞬、喉元まで出て来た悲鳴を飲み込みました(笑)

 「こ、こ、こ、コワい……。」

なぜか暫く庭を歩いた後に化粧しに部屋に戻ります……無駄なのに。
次にやって来たのは、roseさん。写真撮る気満々ですね(笑)
それもそうです。ご夫妻のご好意で泊めて貰い、翌朝の素晴らしい光景を見られるのですから。
愛ちゃんもやって来ました。眠いのかな?きっと深夜までゴソゴソやっていたに違いない(笑)
景子姐とつぐみちゃんは下りて来ませんねぇ……。
景子姐はハッキリしているのです。写真よりゆっくりとこの瞬間を味わいたい……そんな感じ。
つぐみちゃんはきっと朝がやって来たことに気付いていないのでしょう(笑)
一人だけ世界中の皆と体内時計が違うのかもしれません……。

2時間ほどでしょうか……撮影を楽しみ、
一休みしていると、誰かが「あっちゃんの写真見た?!」と、一言。
Facebookにアップした光を駆使した素敵な写真にスイッチが入ったのでしょう、
皆、尻に火がついたようにカメラを持って庭に出て行きました……単純!(笑)

食べ切れないくらいの御馳走で朝食を!何だか幸せかも。
この日もオープンガーデンでお忙しいでしょうに、ご夫妻には本当にお世話になりました。
後ろ髪を盛大に引かれつつ(サヨナラって本当にイヤなものですね)
2台の車に分乗して一路、甲府に向かいます。
なぜ、甲府?計画の当初につぐみちゃんから聞かれたのです。

 「塚原邸と山梨県立美術館は近いですか?」

近くありません!(笑)そんなこんなで1泊の旅行に膨らんだ訳ですが、
僕が気に入ったのは、美術館を観にわざわざ山梨に行ってみたいと思うその気持ちね。
叶えてあげたいじゃないですか。スグに実現するように手配しました。
実は僕も行ってみたかったしね。いい機会でしょう?
車は渋滞もなしにアッと言う間に甲府市に到着。なかなかいい美術館でしたよ。
先ず、お出迎えしてくれたのはブールデルのケンタウロス。これ好きなのです。
パリの外れのブールデル美術館を思い出しちゃいました。
パリの美術館は、ルーヴル、オルセー、ポンピドーの美術館が有名ですが、
個人の作家の美術館も物凄く充実しています。ロダン、ピカソ、ブールデル……。
本当に有り得ないくらいに美術の街。有名3館は、朝から夕方まで、
終日、人で溢れ返っていますが、個人の美術館は人気もなく素敵だったりします。
ブールデル美術館もそんな素敵な美術館の一つ。
アトリエもなかなか興味深いですが、テラスに飾られた作品も趣きがあります。
ビルの2階にまで達しそうな巨大なケンタウロスもそこに。
次の写真はそのテラスの展示されている僕お気に入りの「アダム像」です。

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山梨県立美術館はジャン・フランソワ・ミレーの作品の収集でも有名です。
素晴らしい作品が集められています。しかし日本人はミレーが大好きですねぇ……。
勿論、常設展も観ますが、何しろ6人の大所帯です。
それぞれのペースもあるじゃないですか、ゾロゾロゾロゾロ……疲れちゃうところ、
あけの「集合は11時45分に駐車場の車のところねぇ!」の、一言で、
各々、思い思いに鑑賞することが出来て良かったです。
何故、11時45分かと言うと、予約してあったレストランに間に合わなくなるから。
その辺の食い物に関するキッチリ感はあけならではです(笑)

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そぞろ歩いた後はミュージアムショップでお買い物。
僕、実は絵葉書の収集が趣味なんですよ。もっとも、収集って言っても使っちゃいますが……。
美術館を出て右手を何の気なしに見ると、子供の楽しげな声と共に何やら涼しげなものが聞こえて来ました。
集合時間に遅れると物凄く叱られますので、5分で撮った写真が次の写真です。
子供はいいですね、水浸しではしゃいでいます。

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駅の近くのレストランでコリンキーなるカボチャを生で食べさせられ、
何となくご機嫌が悪くなっちゃいました(笑)
コリンスキーは僕が仕事で使っている筆に使われるイタチ。
コリンキーだと?葉もの以外は生で皿に載せるのは手抜き以外の何ものでもありません。

 「鍋と焼き肉は料理じゃないわ!」

と、言ったのは、おすぎとピーコ。

付け合わせもキチンと火を通して調理しなければね!僕の持論です。
パプリカだのコリンキーだの、生の野菜が載っていてご機嫌斜めです(笑)
ランチの後は新潟のお嬢さんたちの帰宅が遅くなるといけないので、
そのままスーパーあずさに乗って一路東京に向かいます。
彼女たちも大人ですけどね(多分?一応?・笑)やっぱりお誘いした以上は、
2人がキチンと家に帰るまでは責任がありますから。
いつも必ず何かやらかしてくれるし(笑)
つぐみちゃんが自分でバラしちゃいましたから書いちゃいますけど、
彼女たち、な、な、な、な、何と!東京駅で40分の乗り換え時間があったのにも関わらず、
見事に新幹線に乗り遅れたのだそうです(苦笑)一体どうやったら乗り遅れられる?
中央線を降りた途端にカタツムリにでも変身したのか?(笑)
つぐみちゃんから乗り遅れメールを貰った時、思わず時計を見て、

 「ウッそぉぉぉぉぉ〜!」と言っちゃいました(笑)

まぁ、いいです。無事に帰れたのですから。
引率の先生、本当にグッタリ。一気に5歳は年を取った感じだよ(大爆笑)

アッと言う間の旅でしたが、素晴らしい庭園を堪能し、
この年になっては貴重な夏休みの合宿気分を味わい(笑)
美術館探索も念願叶い、何とも素敵な夏休みとなったのでした。
塚原さん本当に何から何までお世話になりました!ありがとうございます!


2015年8月24日


ブノワ。


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命……繋がる。 

 

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盛夏の候…………。

初めて真夏の塚原邸にお邪魔しました。
今年は春先に1回、河合さんのセミナーに続き、夏のオープンガーデン初日……3度目です。
今日のタイトル……命繋がるなんて書くと、瀬川瑛子の「命くれない」みたいですが(笑)
チョッと前から気の合う仲間と気軽に「8月14日ね!」……と決めたものの、
考えてみればお盆だったんですよね。お盆になんか出かけるものじゃない……。
そう思っていたんですけど……案の定、行きは物凄い渋滞(苦笑)
細い道沿いにある道の駅のお陰で大渋滞……あけの怒りが爆発寸前です。

初めての夏の塚原邸……春とは様相が一変!
百合の匂いが広大な庭園の辺り一面に広がります。
歩くのには気を付けないといけませんけどね(笑)百合の花粉、手強いですから。
今回は初参加の愛らしい方から、欲しくて欲しくて欲しくてたまらない、
キヤノンの単焦点レンズ「EF50mm F1.2L USM」をお借りしましたので、
ほぼ「EF50mm F1.2L USM」中心の写真です。
100枚超……チョッとお多いですけど御覧ください。

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残念なことに、真面目でキッチリ家事をこなす あっちゃんはここでお別れ。
お盆でご先祖さまのお迎えもあるでしょうに、ありがとうね、楽しい時間でした。
お盆だろうが正月だろうが関係なしに家を空ける不良主婦たちと愛ちゃん& roseさんは居残りね。
なんと!塚原さんご夫妻のご好意で、その夜は泊めて戴きました。
夕方までゆっくりと庭園を楽しんだ後はイタリアンで夕飯。
気心知れた仲間とテラスで戴くイタリアンは格別ですね。
その後は温泉チームとお家風呂チームに別れて入浴。
roseさんが持参したシャンパンと、つぐみちゃんが持参したシャブリ・グラン・クリュで乾杯!
日付が変わるまで楽しい話に花が咲きました。しかしよく喋るじゃが芋たち(苦笑)
翌朝は4時に起き、明るくなるのも待ちきれずに5時から素晴らしい庭園を満喫しました。
ここからは翌朝の様子をどうぞ……。

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アナベルが美しく丸まると咲き、朝の光を浴びて美しいです。
薔薇の2番花が花開き、フロックスとベルガモットが満開の庭園です。
ベルガモットと聞くと、ついついベルモットと間違えてドライ・マーティニが飲みたくなる僕ですが、
1枚目の写真を御覧になれば分かるように、既に来年への命のバトンタッチが行われています。
薔薇は結実し色付きはじめ、草花は花を終え種を作ります。

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アゲハチョウがその命を終えようとしています。
瀕死の状態でした……雨に当たらないところにそっと置き、様子を見ます。
残念ながら翌朝にはその美しい羽根の輝きは失われていました。
一見、華々しい庭園も、命の交代、既に来年の春の準備に忙しいようです……。



今日は、珍道中の連中と一斉アップを計画しました(笑)

原稿の締め切りに追われてヘロヘロでも決して痩せないあけの あけの秘密の花園
塚原邸、初訪問、どんな素敵な写真を見せてくれるか楽しみな あっちゃんの Acchan's ROSE GARDEN
シャンパン&レンズたんまり持参で写真を撮る気満々、roseさんの My Precious Roses

そして新潟からは、愛ちゃんと、1泊なのに物凄い荷物のつぐみちゃんが初参加。
実はこの2人、数えきれないほどの驚愕&ズッコケ・エピソード保持者なんですが……(笑)
僕にレンズをくれた……あれ?貸してくれた?(笑)心優しいつぐみちゃんの Tsugumi's Diary
自分はドジじゃない……そう信じているのが虚しい愛ちゃんの *小さな幸せ 小さな喜び*

この2人……帰りの東京駅でまたまたやらかしました!
2人が凄いのは、心配した以上のことを必ずやってくれるのね(苦笑)
何がどうしたのかは2人の名誉のためにお話しませんが(笑)
旅は帰るまでが旅……無事帰宅のメールを貰ってホッと安堵のため息一つ漏らしたのでした……。

しんがりに控えしは、抽選で借りられた新しいレンズをぶっ壊し大ショック!(笑)
僕に直して貰って一生頭が上がらなくなった景子姐の Nora レポート ~ワンランク上の庭をめざして~

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塚原さんご夫妻には何から何までスッカリお世話になってしまいました。
いつも本当にありがとうございます。思わず合宿状態……。
五月蝿かったでしょう?喋るジャガイモたち。
今度は秋に是非!約束しましたからね!(笑)

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最後に先生!言いつけちゃいます!
皆で庭園に出て歓談していると、あけが何食わぬ顔で、
塚原ご夫妻が手塩にかけたブラックベリーを、素知らぬ顔で頬張ります。
忙しく動く左手は、熟した実のありかを見ることなく正確に動きます。
大きくなったブラックベリー、赤い実や熟した黒い実があってこそ美しいのに、
躊躇することなくもぎ取り口に運びます……その数なんと8粒!(笑)
ごくごく自然な様子に誰も気付きません。まるで自分の庭のように、まるで害虫だな……。
今度はゴキジェット吹きかけてやりましょう!(爆)


2015年8月22日


ブノワ。


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饒舌なデザイン、寡黙なデザイナー。 

 

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美しいデザインとは人の暮らしを豊かにするもの。
また、その形は極限まで余分を削ぎ落としたもの……僕はそう考えています。
今、佐野研二郎氏のデザインについて世間が大変な騒ぎになっています。
インターネット上ではお祭り騒ぎです。次々に出て来る疑惑に血祭り状態です。
幾何学模様をデザインした東京五輪のエンブレム……これは各々の考え方もあるし、
既成のフォント(書体)を使って「T」をデザインすると、
ある程度、似てしまう部分もあるのかと……初めは思っていましたが、
今回のエンブレム、単に素敵じゃないんですよ。面白くない。
早々にエンブレムをデザインに取り込んだJALのポスターを見ましたが、
どこか、地方の電気会社のロゴマークみたいに感じます。
世界各国からオリンピックに集う、見る人々の気持ちを喚起する何かが大いに欠けています。
パラリンピックのエンブレムのテーマは「=」だそうです(しかもなぜだか縦。)
……と、言うことは、佐野研二郎氏は「=」と思っていないのです。
これは露呈してしまった自らの偏見をご大層に説明してしまったことになります。

盗作、盗用の指摘を受けて佐野研二郎氏が釈明会見を開きました。
後から出して来たアルファベットのヒドいこと……あれでは文字を組んでも全く読めませんね。
可読性ゼロ。申し訳ないけれど、デザイン学校の生徒の、
夏休みの課題作品よりも稚拙です。僕が点数を付けたら「C−」だな。
どこか、外国人が書いた日本語的な欧文の形には失笑してしまいます。
サントリーのトートバッグに至っては、申し開きの余地はないものと、非常に残念に思います。
次から次へと出て来る盗用疑惑。皆、血眼になって過去の類似作品を探しまわっています。
一つ疑われてしまったら……全てが灰色に見えてしまっても仕方のないことなのです。
デザイナーとして盗用疑惑を掛けられることほど恥ずかしいことはありません。
「トレース」と言う曖昧な言葉は聞こえはいいけれど、
何れにせよ「盗んだ」ことには変わりないのです。

そうそう、余談ですが、
佐野研二郎氏にデザインを盗用されたとする米国のデザイナーが、
東京五輪のエンブレムのデザインを発表しましたが、
これまた箸にも棒にもかからない駄作(笑)
素晴らしいデザインってそうは簡単に出来ないものなんですね。


さて、元々、デザインの方向性や経緯をデザイナーが出てきて釈明するのは異例のこと。
デザイナーが自作について解説するなんて有り得ないことです。
素晴らしいデザインとは、見るものが一瞬でその意味を汲み取るもののことを言います。
佐野研二郎氏が装丁した本に「おしゃべりなデザイン」があります。
そう、確かにデザインとは雄弁、饒舌であって、そして、デザイナーは寡黙なもの。
舞台や映画だってそうです。作品の内容で見せてくれるのが本筋で、
監督や演出家が出て来てあれこれ自作を解説するものにロクな作品はありません。
同じく、饒舌なデザイナーに限ってロクな人はいません。
優れたデザインとは見るものに一瞬でその意味を分からせるものだと思うからです。

「芸術とは自然の模倣である……。」そう言ったのはアリストテレスです。
確かにデザイン(芸術)とは自然の模倣です。
工業製品の中の多くは、その形を自然界から取っています。
有史からこの方、自然は芸術家たちに影響を与え、
また、その芸術作品は後世の人々に影響を与え、
そこから新たな芸術が生まれてきました。果てしない連鎖の繰り返し……。
その中で優れた芸術家は先人のマスターピースを自分のなかに取り入れ、
引き出しに仕舞い、租借して発酵させ新たな作品を作りだしてきました。
書道もそう。先人の美しい手本を真似るところから始まるではありませんか。
そして、自分自身にしか書けない「書」にまで昇華させるのが書道です。

例えば、ベン・シャーン。彼の作品は広く世界に影響を与えました。
日本で言うと、デザイナーの粟津 潔や、イラストレーターの、
山藤章二にその影響を色濃く見ることが出来ます。
ベン・シャーンから受けた衝撃を、粟津 潔は日本の伝統文化の中に取り込み、
さらに彼にしか出来ない新しい独特の芸術を生み出しました。
方や山藤章二は、ベン・シャーンの筆致を自らの作風に取り込みながら、
彼、独特のユーモアとウィットを塗し、他の追随を許さない独自の世界を築きました。
模倣は恥ずべきことではありません。ただし「自分の作品」にまで昇華させていれば……です。



前置きが長くなりましたが……今日の本題。
東京五輪のエンブレムの成り行きが気になりますが、
僕が佐野研二郎氏の釈明会見を見ていて非常に驚いたのは、
驚いたというよりは、チョッと呆然としてしまったのは、
佐野研二郎氏が会見で「パクる」と言う言葉を使ったことです。
子供やお笑いの芸能人ならまだしも、地位も教養もあるであろう人が、
「パクる」と言う言葉を使うでしょうか?普通は使いませんよね。
僕は「パクる」と言う言葉は絶対に口にしません。
なぜなら、汚らしいし、恥ずかしい言葉だと思うから。
このブログに書くことさえ躊躇し、どうしようか迷うほど忌むべき言葉です。
佐野研二郎氏の場合、思うに、常日頃の作業の中で、
ごくごく普通に「パクる」と言う言葉を使っているに違いないのです。
「パクった」「パクられた」……スタッフの間で頻繁に使う言葉なのでしょう。


かつて日本には世界に誇る偉大なデザイナーがしのぎを削っていました。
亀倉雄策、田中一光、福田繁雄、粟津 潔、永井一正……。
皆さんは亀倉雄策の1964年の東京オリンピックのエンブレムの組みポスターをご存知ですよね。
エンブレムを真ん中に、陸上のスタートの瞬間の写真と水泳の写真を組み合わせたもの。

この世界に衝撃を与えた完璧なデザイン……同じ日本人として誇らしい気持ちで一杯です。
優れた芸術家が残したマスターピースは僕らにどう影響を与えたのか?
僕らの生活を豊かにしてくれました。日本人の美意識を世界に広めてくれました。

大いにケチがついた東京五輪のエンブレム問題……。
既に見切り発車的に大きなうねりは動き出しています。
絡む利権もあるでしょう。あと5年はアッと言う間です……。
佐野研二郎氏が東京五輪のエンブレムをデザインしたとして歴史に名を刻むか、
はたまた、一生疑惑の目を向けられるか……。
エンブレムを取り下げるか……非常に気になります。

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今日の写真は国旗の中ではダントツのデザインを誇る英国のユニオンジャック。
どのようにアレンジしてもその美しさは変わることがありません。


2015年8月19日


ブノワ。


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ブノワ。さん、浦島太郎になる。 

 

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このところスッカリ浦島太郎になりつつあるブノワ。さんです(笑)
知らない間に世間から取り残され、会話に付いていけないこともしばしば。
携帯電話は今だに、所謂、ガラケーと呼ばれるガラパゴス携帯電話。
(これはこれで素敵なネーミングですよね……。)
docomoからiPhoneが発売になったら、潔くスマートフォンに買い替えるだろう……。
そう思っていた周りの友人たちの期待を大きく裏切り(笑)
今だに二つ折りの携帯電話を使っています。もうボロボロね。
Macintoshが大好きな僕としては自分でもチョッと意外かな?
多分、docomoからの発売を切っ掛けにスマートフォンにすると思っていたから。
なぜ替えないか?って、今の携帯電話の機能に不満がある訳じゃないし、
要するに必要ないから。携帯電話は通話とメール、
チョッとした検索とスケジュール管理と電話帳の機能があれば十分だから。
「Facebook」「Twitter」などのSNSは必要ないし、
「LINE」もいらないから。大体「LINE」ってなに?今一分かっていないし(笑)
第一、なぜ語尾あげ?(苦笑)「LINE」のコワいところはね……。
親会社の韓国に情報がダダ漏れするって言うことではなくて、
(どうせ、皆さんどうでもいいことしか書いてないでしょう?)
「LINE」を使っていることで人間がダメになるって言うことなんです。
「LINE」に依存し、いつしかなくてはならない生活、日常的に「LINE 」漬け。
繋がることを目的にしていたハズが孤独感に苛まれ、
「LINE」中毒になって一日中スマートフォンを弄っている……。
ポロポロと駅のホームから落ちて命を失う人たち……。

さて、最近、電話の基本の機能である通話を改めて見直しています。
皆さんご存じの通り、この前の金賞受賞で友人から続々とお祝いのメッセージが届きました。
大好物のシャンパンやワインなどの物品!物品大好き!(笑)それからメールやカード、そして電話。
大変に嬉しかったです。いい友達を持ったなって。今まで人と真摯に付き合ってきて良かったなって……。

普段、仕事の電話以外はメールで用件を済ませちゃうことが多くなりましたが、
お祝いの電話受けたり、お礼のために掛けた電話で友人たちの声を改めて聞くと、
声のトーンや響き、温かさが直に伝わってきて素敵だなぁって……。
その中の一人、4年前の薔薇のデビューのパーティの時、
わざわざ遠方から出てきてくれた友達と久しぶりに話しました。
最近は年賀状のやり取りくらいしかしていなかったのに、
声を聞いた途端に時間も距離も一気に縮まり、
お互いに近況報告をしたり懐かしく昔話に花が咲いたり……。
4年前とはお互いに大きく生活が変わりました。でも人は変わらない。
キッチリいい関係を築いていれば、ご無沙汰していても関係ないのです。



今日の写真……な、な、な、な、なんと、iPhone買っちゃいました(笑)
買っちゃいましたって言って写真をブログにアップしている時点で浦島太郎か(爆)
別に理由はないんですけどね……って、実は9月から一番のお得意さんの会社が、
全員支給のスマートフォンを持つことになったから。僕も持っていた方が何かと便利だからです。
従って、今は携帯電話2台持ちです。連絡は今まで通りの番号とアドレスに!

家族割り?親友が手続きして来てくれるって言うので頼んだんですが、
な、な、な、な、なんと!docomoじゃなくて僕の大嫌いなSoftBankでしたぁ……。
そこまで考えていなかった……しかも、Appleは白って決めている僕なのに黒(涙)
SoftBank……大嫌いなのです。あの白い犬がお父さんで黒人青年がお兄さんののCM。
皆さん、あれを居心地悪く感じない?いつしか普通になっちゃっているのかな?
鈍臭いしスマートじゃない……いい加減、他のCMに変えないかしらン。
家族の風景のCMは他にも多大な影響を与え、右へ倣えするCMが続出……。
若尾文子が蛸だったバージョンだけは好きなんですけど……。

余談ですが、Appleのパッケージっていいですよね。
あの箱と製品のフィット感!物凄く性能が良さそうに思える(笑)


2015年8月17日


ブノワ。


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睫毛命。 

 

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 「はぁ・・・・・・暑い……。」

ある日の朝、駅のホームで電車を待っている僕の横で、
60歳くらいかな?いつも駅で見かける女性がつぶやきました。
僕、それまで女性が横にいることは気が付いていなかったんだけれど、
その小さなつぶやきに、本当にそうですよね……同意の眼差しを向けたのだが……。

その日は確か日曜日でした。その女性、お出かけなのかな?
いつもとはチョッと違った様子は、おめかししているからなのでしょう。
綺麗に着飾った様子は見ていてとても清々しく思ったのです……。


がっ!(笑)
その女性の顔を見た途端にゲンナリしちゃいました。
普段は全く化粧っけがないのに、その日はお出かけからか、
根性入れたお気張りフルメイク(笑)しかも首は存在を忘れたかのように無視され、
顔だけ一点張りの超厚化粧なんです。
いつもはスッピンで愛らしい感じなのに、超厚化粧で様相は一変。
厚く塗り籠められたファンデーションに玉のような汗が浮かび、
厚く塗っただけ肌の衰えが浮き彫りになり、夏みかんのような毛穴が肌が日の元に……。
いつもは上の部分を盛大に剃ったことが気にならなかった眉毛も、
キツく、しかも、ハリウッド女優を真似たかのような、
目に近づける位置でグッと引いた濃い茶色が痛々しいです。
例の、眉毛が4本になっちゃっているオバサンのいい例ですね。
なぜ、日本女性は眉毛の上の部分を剃るのか?これは永遠の謎なんですが、
平板な日本人の骨格で立体感のある欧米人を真似ようとするからなのでしょうが、
上を剃っては絶対にダメなのですよ。下を整理しないとね。
どうしても上を整理する時はギリギリエクボが見えるまでです。
その女性、驚いたことに付け睫毛をしていたんです……。
何だか一気に疲れが襲って来て、さらに暑さが増した日曜の朝でした(苦笑)



僕が男に生まれて良かった、女に生まれなくて良かったと思うこと。
特にこの暑い夏場に思うのは、キツく締め付ける下着とお化粧ね。
この酷暑の中、顔に何か塗るなんて想像もつかないものね(笑)
女性の皆さん、本当に本当にご苦労様です。

その昔、僕を可愛がってくれている女優さんが言いました。

 「いいわね、アッちゃんは汗掻かなくて……。」

僕、前にも書きましたが、物凄いアトピーだったでしょう?
今、考えると新陳代謝悪くて夏でも汗掻かなかったんです。
その日は真夏だと言うのに、彼女は着物で出掛けなくてはならなくて、
自分で着付けしているところを涼しい顔で見ている僕に向かって言った一言でした。
なんでも、キンキンに冷やした部屋で、エイヤッとばかりに一気に着物を着て、
後は絶対に汗を「掻かない」んだそうです。恐ろしいばかりの女優根性。

女性って本当に大変なんだと思います。する人しない人それぞれでしょうけど、
男の立場から冷静に見ていると本当に化粧って大変だと思う。
流行があるでしょう?(笑)それって殆ど化粧品会社の陰謀なんですが(断言)
やれ、今年は太眉で直線状に……って、去年まで細眉のアーチ状じゃなかった?
……みたいなね。ファッションの色の流行と一緒。作られるものなのね(苦笑)
リップクリームやチークやアイシャドウの色なら兎も角、
眉の形や太さを簡単に流行で言われてもねぇ……眉毛なんてそう簡単に生えないしね。
化粧品会社のCMに出るくらいのタレントは一応、美人揃い。
一般ピーポーはそうはいかないのです。そうでない人はそれなりにしかならない(笑)

女性の化粧でコロッと騙されてしまう愚かな男も沢山いるけれど、
僕みたいに、人生色々見て来て厳しい目で観察している男から言わせると、
今のメイクアップの要、ほぼ一点に集中して、最重要課題にされているのは、
睫毛ですね……これ、異常なほど盛り上がっていますね。
男の側からするとそんなものどうでもいいんですけどね……。
睫毛のエクステンション……当たり前のように皆さんしていますね。
あれはどうだろう?枝垂れるように下に向けて植えて毛先がスッと上を向いているのが流行ね。
確かに、目元に憂いが出て素敵だけどどうなんでしょう。
カラーコンタクトで大きくハッキリとした目になり、睫毛で武装する(笑)
年配のエクステンションはチョッとイタいなぁ……そう思うのは僕だけ?
付け睫毛している女性もいますよねぇ……昼の日中から。
一体何のお仕事?そう思っちゃいます。悪いけど、一般の人は付け睫毛はしませんね。
撮影する時にモデルの人が付けたりね。舞台女優とかね、要するに玄人がするもの。
素人は付け睫毛なんてしません。夜の仕事、そっち系の仕事と間違われるよ。
駅のホームに付け睫毛が片方だけ落ちていたことがあります。
毛虫と間違えて思わず叫びそうになったもの(笑)

兎に角、化粧品会社に踊らされているのね。
自分の顔をしっかり見つめて、何が似合っているか、
何がおかしいかを見極めないと。じゃないとタダの化粧バカになっちゃうよ。
化粧品会社に踊らされているんじゃなくて、見事にテクニックを駆使している人もいますけどね。
化粧が上手い人ってついつい見ちゃいますね。スッと一気に引かれた優美なアイラインとかね。
芸術の域に達している人も可成りいますけどね。

ここでは未だに電車の中や駅のホームで化粧しているバカ女に関しては書きません。
そのバカ女たちは漏れなく反抗的な面構えで、好戦的な眼差ししていますよね。
自分がしてはいけないことをしている、皆の目が厳しいことを重々承知なんです。
あのバカ女たちの心境って一体なんなんでしょうね……いけない、ここでは書かないんだった(苦笑)


写真は我が家のきん。きんきんで御座います。
きんの横顔で後座います。どうです、きんは何もしなくてこの睫毛なのです(笑)
エクステンションもビューラーもマスカラもなしでこの睫毛(笑)
もうこの写真撮るの大変だったんだから!(爆)
10年くらい前だったかな?スペインはグラナダの交差点で、
横に立った女性の美しい横顔に見惚れ、その超絶美しい横顔と、
優美な曲線を描いている睫毛に見とれたことを思い出します。
「アタクシ、生まれてこの方ビューラーなんて使ったことなくってよ……。」
まさにそんな感じでした。その時だったかな、
杉本彩お姐さまが超美人であることを今更ながら思い知ったのは……。


2015年8月15日


ブノワ。


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遥か太古の世界へ……ジュラシック・ワールド。 

 

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映画って本当にいいですね……。
何がいいかって、一生かけても経験出来ないことを経験させてくれるからです。
未来へ旅したり、時代を遡って中世の暗黒時代に連れて行ってくれたり……。
未知の世界に連れて行ってくれることじゃないでしょうか。
上手く感情移入出来れば、あなたも王子さま、お姫さまになれる。
悲劇のヒロインにだってなれるし、不死身のヒーローにだってなれる……。


楽しみにしていた「ジュラシック・ワールド」……公開2日目に親友と見て参りました。
最近はなかなか公開を心待ちにする作品って少ないですよね。
夏休みと言うこともあるのだろうけど、最近は何だかガキが見る映画ばっかり!(怒)
えっ?これだってガキが観る映画だろうって?いいの、いいの(笑)
しっかり僕のようなオジサンも楽しめましたよ。
映画は好き嫌いなく色々と見ている方ですが、こう言う娯楽作品も大好きなんです。
甦る太古に絶滅した恐竜の世界……チョッとロマンですもんね。

第一作の「ジュラシック・パーク」はいい出来でしたね。
技術的にも素晴らしかったです。映画ってこんなことまで描けるんだ……ってね。
上手かったのは、ティラノザウルスの足音でコップの中の水が揺れるとか、
車を覗き込んだティラノザウルスの目に懐中電灯の光が当たると光彩が小さくなったりね……。
そう言う細かい描写の一つ一つが絵空事を現実のものにするのね。
ヒットする映画って一言で作品の内容を言い表せることが大事なんだそうです。
曰く、豪華客船が沈没する。超高層ビルが火災になる。サメに襲われる……。
いいですよね、絶滅した恐竜が甦って暴れるんだもの。

「ジュラシック・ワールド」……細かいことは言いません(笑)
壊れかけている夫婦関係とその息子たちとか、自然に手を加える人間の慢心とか、
私利私欲に目が眩んだ欲深い連中とか、色々と描いているようだけど、そんなことはどうでもいい。
ステレオタイプの人間がゴマンと出て来ます。ただ、殆ど何も描かれていない(笑)
本当ですよ、何も描かれていないの。全く描かれていないの!
今は死語だけれど、その昔の「パニック映画」も漏れなく人間模様の絶体絶命が描かれていました。
「ポセイドン・アドベンチャー」とか「タワーリング・インフェルノ」とか。
でもね、どんなに華々しい特撮があっても、そこにはキッチリと人間が描かれていたから感動もあった。
だからこそ40年も経ってもまだ映画の歴史に残っているんです。
あの神父の人生と苦悩が垣間みられたからこそ最後の感動があった。
展望エレベーターから落ちて行く老夫人の最後の恋がキッチリ描かれていたからこそ、
助かった猫を抱く老詐欺師の残りの人生の更生が見えて来るんだもの。
歌謡曲だって、たった3分間の中にドラマがあった。短いからこそ言葉を選び、
気持ちを伝え、僕らの目の前に人生の機微を見せることが出来たんです。
この「ジュラシック・ワールド」……125分もあるんですからね(苦笑)
一瞬のカットの積み重ねで沢山のことを描くことが可能なんです。
元軍人のオーウェンがヴェロキラプトルと並んでバイクで、
巨大恐竜インドミナス・レックスを追います。
それを見た甥っ子2人がトラックの荷台から美しい叔母のクレアに言います。

 「叔母さんのボーイフレンド、クールで格好いい!」

それを運転しながら聞いたクレアがニンマリして嬉しそうに笑うのね。
お互いに反目しあって来たオーウェンとクレアの雪融け、
それを一瞬見せる上手いカットでした。それを一つ一つ積み上げればいいのに。
小説もそう。小さなことを箇条書き風に積み重ねることが大事だって言うじゃないですか。
でもスピルバーグですからねぇ……それは仕方ないとして……。
女子供が出て来てギャァギャァ。そこに不死身のヒーローが出て来て……。
でもね、主人公たちのことなんか何も描かれていませんもんね。
主人公2人のバックグラウンドは?今までどんな人生を送って来たの?
そんなこと全く描かれていません。謎、謎、また謎!(苦笑)脚本の書き込みゼロ、皆無。
まぁ、それも仕方ないのかな?主役は恐竜だものね。

クリス・プラットは「マネー・ボール」の頃から注目していましたから、
細々としたことは抜きにして、その勇姿を堪能しましたが、
(インディ・ジョーンズの若い頃は彼で決まりでしょうね……。)
スピルバーグってどうして女優の趣味が悪いんでしょう?これまた大いに謎です。
今回も、ブライス・ダラス・ハワードでしたっけ?
綺麗なんでしょうけど、何だか書き割りみたいな薄っぺらい女優が出て来て、
最後は根性見せてチョッと活躍するからまだマシ、チョッと認めてあげるんですが、
一方で女優の趣味がいい、大嫌いなウッディ・アレンとは大違いで女優の趣味が本当に悪い(笑)
ただね、きっちりストレートにブロウされていた彼女のボブが、
恐竜に襲われて汗掻いた途端にアッと言う間にクセっ毛に戻っちゃうところなんかは描写が細かい。
細かいのだけど、そんなこと描くんだったらもうチョッと人物を掘り下げれば?って思っちゃう。

ま、いいです。巨大な恐竜が咆哮し、ドッシンドッシン闊歩し画面狭しと暴れるだけでね。
自分も「ジュラシック・ワールド」に遊びに行った気分になったもの。
チョッと違う世界、ジュラ紀にタイムスリップしたものね。
でも、実際に「ジュラシック・ワールド」があったら……遊びに行かないかな?
絶対に何か起きるものね(笑)恐竜に喰われて死にたくないし。
続編出来ますね。さて、どんな風にお話を繋ぐかな?お手並み拝見です。


写真の卵は浅草のホテルの部屋の照明です。
人間が一人入れそうなくらいデカいです(笑)


2015年8月13日


ブノワ。


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