秋の北海道……小樽編。 

 

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先週末のこと……。
仕事を遣り繰りして無理矢理に時間を作り、
念願、待望、秋の北海道に行ってきました。
メンバーは僕、運転手のあけ、侍女の景子姐のズッコケトリオです(笑)

秋の北海道の企画はこの夏の北海道のスグ後に決まりました(笑)
もうね、帰京と同時に郷愁にかられ、失踪願望がマックスになるのね(笑)
実は来年の夏の北海道の予定も既に決まっています……。

さて、今回の北海道旅行。必ず行かなければならない、
「イコロの森」と「十勝千年の森」は有無を言わさず決定で、
(そうすると新千歳〜帯広の行程の遣り繰りとなります。)
他に夏以降、偶然に見つけたあるHPで衝撃に打たれた光景……。
この場所はまた別の機会に書くとして、
3泊する街と食事をするレストランを僕がざっくりと決め、
あとは運転手と侍女にコースを決めさせました(笑)
それで出発の近くになって判明したのが小樽行きです。
僕ね、小樽は初めてなんです。チョッとドキドキ&ウキウキ。
小樽行きを聞いてから、頭の中はあの名曲、ホラ、あの……。

 「逢いたい気持ちが、ままならぬぅ。
  北国の街はつめたく遠ぉ〜い……。」

もうね、頭の中は「小樽のひとよ」のメロディがグルングルン(笑)
鶴岡雅義の哀愁を帯びたギターの音色がポロンポロン(笑)
撮影しながらも三條正人の高音がコロンコロン……そんな写真を御覧くださいね。

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初めての小樽、右も左も分からぬまま散策。大体、北海道のどの辺り?(笑)
倉庫と運河が有名?港町なんですってね……。

 「おんな港町どうしてこんなに夜明けが早いのさぁ……。」

いけないいけない、どうしても昭和歌謡になっちゃう(苦笑)
出掛けに調べておいたアンティークショップと雑貨屋を見て、
チョッとお買物の後はランチで美味しい寿司に舌鼓を打ち、
慌ただしく次の目的地にひた走るのでした……。

あぁでもない、こうでもない、
車中の歌合戦で「そんな古い歌は知らない!」と、
少しでも若いことを強調しようとするあけ。

 「アタシも知らないわぁぁぁっ!」

と、言ってはみたものの、僕がイントロを口ずさむと、
間髪おかぬ絶妙のタイミングで、ついつい歌いはじめる景子姐(爆)
とことん白を切れない昭和の女です。

ハイ!皆さんご一緒に!八代亜紀の「雨の慕情」の節で!♪

 「無理やりしている若作りぃぃぃ。
  身体が昭和を覚えてぇる。
  イントロ聞くと血が騒ぐぅぅぅ。
  熱い昭和の女です。
  ひばり、はるみ、亜紀に百恵。
  イントロ聞くとついつい反応。
  アタシはババババ、ババ景子ぉ。
  昭和のニホヒが抜けません。
  アタシはババババ、ババ景子ぉ。
  身体に染み付くレトロ臭ぅ。」

交互にイジられイジり倒し(笑)爆笑、爆笑、また爆笑!
移動の車の中は昭和歌謡のメロディで溢れるのでした(笑)
さぁて、次はもう行きたくて行きたくて夢にまで見た秋の「イコロの森」です。
秋の「イコロの森」は初めて!圧倒的な美しさ、
静謐な空気……怒濤のアップ、お楽しみに!


2014年10月30日


ブノワ。


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「茶菓円山 SAKA MARUYAMA」……オープンです。 

 

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先週末のこと、気心知れた親友マダムと京都に行ってまいりました。
そのマダムはね、僕と同じ年で物凄い美人なの。
凄く気安い仲、僕とマダム、人呼んで「美貌の二人」です(笑)
最近、京都づいていますねぇ……去年の秋からかな。
今回はね、赤坂の素晴らしい和食の店「花楽」のオーナー、
高堂のりこさんが円山公園の中に甘味処「茶菓円山 SAKA MARUYAMA」を、
明日27日からオープンするにあたり、
レセプションに招待されて出席するため駆け付けたのでした。

マダムとは京都駅で待ち合わせ。福岡から参加の素敵なSさんと合流。
(Sさん、初対面なのにそれを全く感じさせないいい雰囲気……スグ意気投合ね。)
ランチの前に駅からタクシー飛ばして「てっさい堂」へ直行……。
いきなり骨董かい?タクシーで案内出来ちゃう自分もコワい。何だか危険な予感(笑)
ランチは「おいと」のおでんを堪能。店を替えて「鍵善良房」でくずきりなどを戴きます。
少し時間があったのでホテルに寄りチェックインしたあと、革作家の西田信子さんと合流……。
またまたタクシーを飛ばして円山公園へ……。


レセプションは堅苦しくないフレンドリーな雰囲気でした。
4時30分、5時30分、6時30分……。
3組に別れて店の二階でお茶席があり、順番を待つ間は下のカウンターで、
高堂さんの手料理を戴きながらシャンパンとワインで乾杯です。
三々五々、仲間が集まり久しぶりの挨拶。お祝いの言葉が飛びかいます。
お茶席はねぇ……簡単なものと言いつつ、そこは矢張り緊張しますね。
出発前に用事があって参加出来なかった悪友が、

 「粗相のないようにね!」と、嫌味を言いますが(笑)

 「私、失敗しないので。」by 涼子米倉(笑)

ってなもんで、「お稽古されているんですね?」のお言葉を頂戴しました!
あはは!ホラ、見たことか!僕、失敗なんか、い・た・し・ま・せ・ん・!(笑)

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今日の1枚目の写真。西陽がつくばいと木賊に当たり美しいです。
それから店内のカウンター、二階の暖簾、
御所人形作家、島田耕園さんの人形と、お茶席でおつめをされた奥様の美しい着物……。
そして、高堂さん所蔵の骨董の急須を撮影する西田信子さんの美しい手……。
この柔らかくて美しい手からあの素晴らしいトートバッグの数々が生まれるんですねぇ……。


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続く写真は、高堂さんが腕を振るった料理の数々。
大振りの器がまたそれぞれ素晴らしいです。
おから、ごぼうとレンコンのきんぴら、大根と京人参の煮物、イカのぬた、
柿のなます、茄子とニシンの焚き合わせは写真を撮る前になくなってしまいました!(笑)
どのお皿も薄味で素材の味がしっかり残る味付けです。
季節の素材をお出汁や胡麻油などシンプルな味付けで……凄く美味しかったです。

「茶菓円山 SAKA MARUYAMA」の嬉しいところは、営業時間中は休まず食事が戴けることです。
最初に甘味処と書きましたが、一汁三菜、高堂さん監修の美味しい食事も戴けるんですよ。
旅先で食事の時間に左右されて困ることってありますよね。そうそう、お酒もあります!
「茶菓円山 SAKA MARUYAMA」は、旅先のそんな不自由を解消してくれます。
観光で歩き疲れて休むもよし。友人と待ち合わせるのもよし。
食事を目当てに通ってもまたよし……。

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色々な楽しみ方、使い方ができる「茶菓円山 SAKA MARUYAMA」……。
円山公園の枝垂れ桜の奥、瀟洒な一軒家のお店です。
京都にお越しの折りには是非お立寄りください!


「花楽」
 〒107-0052 東京都港区赤坂5-5-9/03-3585-3030
 昼 月~金    11:30~14:00(最終入店 13:30)
 夜 月~土・祝日 17:30~23:00(最終入店 22:00)

「茶菓円山 SAKA MARUYAMA」
 〒605-0071 京都市東山区円山町620-1/075-551-3707
 11:00〜19:00(火曜定休)


2014年10月26日


ブノワ。


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藤原真理 バッハ無伴奏チェロ組曲 [ 全6曲 ] 

 

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皆さんお元気ですか。
秋本番、2週連続で大きな台風が来たり、
大荒れの天気にヤキモキすることもありますが、
比較的、秋らしく清々しい日々が続きます。

さて、前にも両方のブログで紹介した藤原真理さんのCD、
バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲が今日発売されました。

真理さんから2回目の録音の話を聞いてから何年経つでしょう……。
3年?4年?随分と年月が経ちましたが、
この度、10月22日にようやく発売の運びとなりました。

早速、早めに手元に届いたCDを聴いてみました……。
素晴らしいです!一音、一音、音を慈しむように弾く真理さんのバッハ。
色々なアーチストのバッハを聴いてきましたが、
それぞれの曲の輪郭が明確に、ボーイングや運指の音、
真理さんの息づかいまで聞こえて来るような素晴らしい録音です。
何よりもチェロ組曲の一番の特徴である重音奏法が美しいです。
難しい、辛気臭いと言わず、皆さんもこれを機会に、
バッハの音楽に親しんでみてくださいね。


人の一生は地球の歴史からすると、ほんの一瞬の瞬きにもなりません。
僕の人生など塵、芥……人のために何かをした訳でもないし、
何某かの名声を残すわけでもありませんが、
こうして真理さんのポートレートを撮らせて戴き、
CDのクレジットに名前を残すことはこの上ない幸せです。
さらに、長年の親友と共に(ヘアメイク担当)と言うところが何とも嬉しいかぎりです。
このようなチャンスをくださった藤原真理さんと所属事務所の皆さん、
それからレコード会社の皆さんに感謝、感謝です。

皆さん、是非、CDショップに足を運んでくださいね。
また、これを機会にクラシックの会場に足を運び、
実演の素晴らしさに触れられることを切に願います。


今日の写真は数年前にソウルの茶房で撮った1枚。
花曇りの寒い日でしたが、美味しいお茶に身体も温まり、
ホッと一息ついた真理さんの美しい表情……懐かしいです。


Information
11月22日(土)15時より渋谷タワーレコードにて、
真理さんのミニライブ&サイン会があります。
皆さん、いい機会ですから足を運んでみてください。
CDもいいですが、真理さんの実演、素晴らしいですよ。
お話もきっと楽しいハズです。僕も駆けつける予定にしています!



2014年10月22日


ブノワ。


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不思議なこと……。 

 

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ここに1枚の写真があります。
「Garden cafe Green Rose」で撮影した1枚。
友人に素晴らしさを一刻も伝えたくて携帯電話のカメラで撮りました。
勿論、携帯電話のカメラの画質は非常に悪いのですが、
構図がね……もう1つのブログ「Under the Rose。」でアップしたどの写真よりも納まりがいい。
納まりがいいって言うのは語弊があります。キヤノンで撮った方が、
構図的にはキッチリとしているのですが、携帯電話で撮った横長の写真、
清々しく晴れ渡った「Garden cafe Green Rose」を広々と捉え、
おそらくキヤノンの「EOS 5D Mark Ⅲ」で撮ったものと比べて、
斉藤さんの広がりの中に高低差を上手く付けた植栽とマッチしたのだと思います。
僕、どちらかというと被写体に寄って撮影するクセがあるし、
カメラを縦に構えて撮ることが多いですから……。

ご存じの方も多いと思いますが、油絵のキャンバスには大きく分けて3つの比率があります。
人物(Figure)に向く「F」、風景(Paysage)に向く「P」、海景(Marine)に向く「M」……。
それぞれフランス語から来ていますが、特に決まったものはなく、描きたいものによって使い分けます。

映画のスクリーンもそうですね。
1:1.37のスタンダードサイズからワイドスクリーンに移行した近年。
シリアスなドラマ、ミュージカル、スクリーンを縦横無尽に、
所狭しと駆け回るアクションもの……それぞれで使い分けられています。
実は横長のフォーマットは大変に構図の取り方が難しいです。
かのヴィスコンティでさえ「ベニスに死す」の時は、
シネマスコープの画面の使い方がヘタクソでしたもの。
僕は写真を撮るのなら、やっぱり昔ながらのフィルムのサイズ、
縦と横が1:1.5が好きかな。構図が非常に取りやすいのね。


斎藤さんの手入れが行き届いた「Garden cafe Green Rose」、
広々とした庭を捉えるには横長の比率がピッタリだったようです。

もう一つのブログ「Under the Rose。」にて沢山の写真をアップしています。
素晴らしい秋の「Garden cafe Green Rose」の様子、どうぞ御覧ください。



2014年10月21日


ブノワ。


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ちか子です! 

 

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台風一過……清々しい天気が続きます。
チョッとお休みを戴いている間に9月の残暑がどこかへ行ってしまい、
いきなり肌寒くなってしまいました……何だこの天気は!?

今日はチョッと悩ましい外猫のことなど書いてみたいと思います。
先ず、ズゥ〜っと名前を付けずにいたチビ猫……とうとう名前付けちゃいました!

 「ちか子」です!(笑)

あのね、杉村春子さんが映画「千羽鶴」でお演りになった、
嫉妬深いお茶のお師匠……栗本ちか子からとりました。
凄かったですよ……杉村さんのお茶のお師匠(笑)
杉村さんは一般に舞台やテレビの人と思われがちですが、
実は日本の映画史を支えてきた名バイプレーヤーなんです。
「奥村五百子」「晩菊」「大曽根家の朝」……勿論、素晴らしい主役の作品もありますけどね。
名だたる名監督に重宝がられ、その実力をいかんなく発揮しました。
今井 正、豊田四郎、吉村公三郎、新藤兼人、市川 崑、渋谷 実、衣笠貞之助、島 耕二……。
小津安二郎の「晩春」「麦秋」「東京物語」「浮草」、
成瀬巳喜男の「流れる」「晩菊」、木下恵介の「野菊の如き君なりき」、
黒沢明の「わが青春に悔いなし」「赤ひげ」……。
増村保造の「足にさわった女」では処女の女スリ……そんな珍品もありました。

市井の人のいい小母さん役は勿論、高利貸しをギスギス演じた「晩菊」、
売れない三味線芸者を生き生きと演じた「流れる」等々……。
新劇俳優が大嫌いだった小津安二郎にも可愛がられ、
頭抜けた演技力と台詞のリズム感で日本映画にはなくてはならない存在でした。
ご存じのように、我が家の猫たちは杉村さんがお演りになった芸者の名前が付いています。
染香、朝子、お園、小芳、きん、秀千代、こう、キク……。
ところが意外に芸者の役は少なくて、
以降はカトリーヌ、黒豆、リプちゃんと関係ない名前が続きましたが、
矢張り、杉村さんのお演になった役から付けることにしました。


ちか子は非常に小さな子です。 恐らくリプちゃんと兄弟?
通りの向こうでチョロチョロしていたのは知っていましたが、
いつしか2匹揃って我が家に来るようになりました。
比較的、人懐こいリプちゃんと比べて非常に警戒心が強いです。
僕と目を合わせることすらしません(笑)
目と言えば、写真を見てくださればお分かりと思いますが、
ちか子はチョッと目に特徴があります……人間の目みたいなのね。
猫って明るいところで光彩が細く糸のようになりますが、
ちか子は殆どいつも真ん丸のまま……目が悪いのかなぁ。

とうとう名前付けちゃいました(笑)
でもね、警戒心強いから家には入れられないだろうなぁ……。
親友の千賀子ちゃんに同じ名前を付けた報告したら、

 「そうよ!千賀子はなかなか慣れないのよ!」って(笑)


2014年10月19日


ブノワ。


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クマに出会い損なう……。 

 

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さて、後ろ髪を強烈に引かれている景子姐を無理矢理とっ捕まえ、
日光植物園を後にし、一路、向うのは戦場ヶ原です。
去年の8月、プラリ一人旅をしている間にお園が脱走(笑)
9日間も帰らなかったことはもう一つのブログに書きましたが、
なんかね、変なトラウマ?もう日光はいいかなぁ……と思っていたのね。
でも、失踪願望がマックスになり(笑)また行くとなると、
東照宮や華厳の滝はいくらなんでもこの3連休で観光客でごった返しているだろうし、
矢張り観光名所よりは自然が美しく残っているところと言うことで、
再び戦場ヶ原に向いました。きっとヒンヤリしているだろうし……。

いきなり小学生の群れに遭遇……。
こりゃツイてないわい……と、思ったのも束の間。
ガキ……じゃない、小学生の団体さまは何処かへ蒸発(笑)
チョッと入り口が見つからず歩きましたが、
遊歩道に入ってからは殆ど誰にも会わずに快適な散策となりました。
ここ戦場ヶ原は遊歩道がキチンと整備されていて安心して歩けます。
チョッと多いですけど、撮って来た写真見てくださいね!
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クマが出たそうです……。
注意の貼り紙をしている監視員のお兄さんとお姉さんから、
クマ情報を聞き、チョッと不安になったりもしましたが、
どうやらそのクマは変に人慣れしていて、
観光客がカメラを向けても平然と木の上でご飯を食べているそう(笑)
せせらぐ小川の対岸と言うこともあり、ずんずん進んで行くと、
向こうから一人のオジサンが……僕らを見ると嬉しそうに歩み寄り、

 「あのね、ここから1キロ先で……。」

そこまで言うか言わないかの内にあけが、

 「クマですねぇ!」って。

オジサンもめげずに……。
 
 「木の上で……。」

するとまたもやあけが、
 
 「ご飯食べてるのを皆で写真撮ってんでしょう?」って。

少しくらいオジサンの話を聞いてあげても良さそうなものなのに、
クマの話を誰かに話したくて話したくて仕方ないオジサンの出鼻をくじき、
スッカリ落胆させたイケずなあけでした(笑)
獣道をかき分けれ歩いている訳でもないし、
クマと遭遇するとしたらどんな感じで?いきなり茂みから?
茂みって言ったってクマが隠れられるような林もないし……。
もしもの時、この2人はどうするかなぁ……と思いつつ(笑)
景子姐は気絶?まさかねぇ(笑)きっと「ぎぇぇぇぇぇぇぇっ!」と一声叫んで、
あけと僕をクマの方に押しやって一目散に逃げるに違いない(苦笑)
じゃぁ、あけはどうするか?……クマを殴りそうですよね(爆)

結局、クマには遭遇せず。景子姐はビビリまくっていたクセに(笑)
どうやらクマは出ずと分かった瞬間に、

 「クマぁ♡クマぁ♡クマぁ♡……。」と鼻歌まじり。

何とも現金な景子姐(笑)代わりに遊歩道の際に隠れていた鳥が、
あけをクマと間違えてビックリ仰天(笑)いきなりバタバタと飛び去って、
あけが悲鳴を上げることとなりました。鳥もさぞ怖かったことでしょう(笑)

夕方になり、いきなりひっそりとした日光市内でステーキを食べ、
渋滞はゴメンなので、一人スペーシアで帰るべく駅で降ろして貰い、

 「とてつもない渋滞になりますようにぃ!」と、

走り去る車の後ろに呪文をかけ、念を送って帰路についたのでした……。


2014年10月16日


ブノワ。


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「炎 アンサンディ」……役者は声。 

 

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役者とはつまるところ声だ。
声=台詞術だと僕は思っています。
声が良くて台詞が上手くて、だけど身体が全く動かない役者なんていないから。
台詞が達者な役者は必ず身体の動きも素晴らしいです。
(大根役者って漏れなく棒読み&仁王立ち!)

10月4日と11日、春先から楽しみにしていた、
麻実れい主演の「炎 アンサンディ」を観に行きました。


1980年代のアメリカ映画のテーマは、
自分のルーツ探しだったりすることが多かったです。
「ルーツ」とか「アイデンティティ」と言う言葉が流行りましたね。
勿論、その時代のアメリカ映画に限らず、
何れの文学、演劇、映画……もれなくテーマは自分探しの旅なのだけれど、
特にその時代のアメリカ映画の売り方がそうだったように思えます。


「炎 アンサンディ」もそんなアイデンティティ探しの物語です。
母ナワルの愛情を感じずに大きくなったジャンヌとシモンの双子の姉弟。
弟のシモンにいたっては母ナワルに対する憎しみを隠そうともしません。
ある夏の日以来、5年間、一言も言葉を発することなく亡くなった母。
その母の驚くべき遺言により、否応無しに自分探しの旅に出掛けなくてはならなくなった姉弟……。
ジャンヌには死んだとされていた父を捜し、
シモンには、その存在すら知らされていなかった兄を捜し、
そらぞれ渡すように託された謎の手紙。
母のその願いが達成された時に姉弟に渡されるもう1通の手紙……。
ミステリー仕立てのストーリー展開、ステージ上の時間を取り払った、
文学座の上村聡史の素晴らしいくもスタイリッシュな演出。
1つ1つなぞを解き明かす双子の旅に観客もいつのまにか引き込まれます。
遠いレバノンの血で血を洗う歴史と、過去と現在のモントリオール。
4つの時代に生きた一人の女性の壮絶な生き様。
見えない何かに導かれるように、全てが解き明かされる時、
想像も絶する過酷な運命と、その全てを受け入れ、
沈黙の中に生きた母ナワルの姿、人生がクッキリと浮かび上がってきます。
自分から母、母から祖母へと連綿と続く恨みの過去を断ち切ろうとするナワル。
そのすべてを双子の姉弟に託すナワルの願い……。
驚愕の真実に押し潰されそうな双子とともに、
僕たち観客も大きく感情を揺さぶられ、打ち拉がれて行きます……。

双子の姉を演じた栗田桃子の屈折。
まるで数学のようにたった一つの導き出された答えが人生であるかのように、
自分の立ち位置、世の中における自分の場所を確かめながら生きています。
1+1=2ではないと知った時の驚き。答えを探す姿が愛おしく見え、
押さえた芝居の中で、感情が爆発するシーンが印象的です。

弟を演じた小柳 友のピュアな魅力。
突っ張り、悪態をつき、母に反抗をしていても、
実はまだまだ母親の庇護を必要としています。
与えられた試練の後、青年が立派に大人になって行くさまを演じます。

 「シモン……泣いているの?」

母の手紙を読んだ時の心細く震えるシモンの姿が印象的でした。
観客席からはすすり泣く声が……もっとも涙を誘うシーン。
身体は役のために搾ったのかな?この世のものとは思えない美しい背中!

物語の要、案内人の中島しゅうの洒脱。
この方はいつも安心してみていられます。麻実れいとは「おそるべき親たち」以来の共演。
双子を聡し、説得し、真実に導く公証人を好演。芝居の扇の要です。

文学座から中村彰男。
この人も達者です。7役を見事に演じ分けるのですが、
矢張り杉村春子の昔から言葉を大事にした文学座の伝統でしょうか。
台詞術が非常に巧み。言葉が一言一言粒立ちます。産婆役も彼だったとは!(笑)
杉村春子版「欲望という名の電車」で新聞の集金人を演じた青年は、
見事に演劇界を支えるベテランに成長しました。

ナワルの親友サウダを演じた那須佐代子。
舞台は初めて拝見しましたが、彼女の声もまた完全に調律された楽器。
血で血を洗う連鎖の深みに嵌ろうとしているところをナワルに諭されるシーンは、
まるで今の世界情勢、中東の混沌とした世界を垣間みるようです。

通常なら1役キッチリ演じるところを6役の多彩を見せた岡本健一。
本当に見事な役作りの造形。特に、終幕でニハッドを演じたキレキレ具合が凄い。
狂気ギリギリの線上を生きる男をやらせたら右に出るものはいないのでは?

麻実れいが素晴らしかったです。
彼女の輝かしいキャリアにまた1つ大きな勲章が増えたのではないでしょうか。
沢山の引き出しに、また1つ新しい秘密の引き出しが。
僕たちがまだ知らない引き出しがあと幾つあるの?
描かれるのは初々しい10代から力漲る40代、晩年の60代の3つの時代。
変幻自在な演技もさることながら、声のトーン1つで一人の女性の3つの時代を表します。
何と言っても圧巻なのはその声。ラスト近くに用意された朗読の力。
それは子供たちに宛てられた手紙の朗読と言う形で観客に供されるのですが、
真実を知り、あまりの過酷さに打ち拉がれ、
母同様一言も発せられなくなった双子の、魂を開放し、
これからの人生を誇りを持って生きて行く力を与える母の愛情を、
麻実れいの声が大きく豊かな声で力強く包み込みます。
物語の進行と同時に、双子に感情移入し双子とともにボロボロになった観客の、
なんとも遣り切れない思い、大きく揺さぶられた心をも、
解き放つ力を持った偉大な大女優の声……。
劇場全体を大きく包み込む一人の大女優の豊かな声!

マイクロフォンを使わない俳優たちの生の声。
なんて魅力的なんでしょう。劇場の最後列まで届くように、
さらに届いた上で観客に感情を伝えるようにコントロールされた技術。
役者は矢張り声だと確信します。



今日の写真は僕のオリジナルの薔薇、麻実さんに捧げ、
麻実さんご本人が命名した「Rei」をモチーフに、
キャンドル作家の有瀧聡美さんに特別にお願いして作って戴いたローズキャンドル。
上の2つは「こんな感じ?」と初めに作ってくださった試作品。
下の2つが完成品です。僕のチョッとした希望を取り入れて、
実に深みのある見事な作品に仕上げてくださいました。
丸い箱のラベルの文字は勿論、僕の手書きの文字。
スティック・タイプのキャンドルは麻実さんが「サロメ」の時にお演りになった、
ヘロディアが着ていたYoji Yamamotoデザインの黒紫のドレスにインスパイアされたもの。
このドレスの色は親友の平野 晃くん製作の特注のトートバッグにもなったのでした。
こうして薔薇が大女優の名前を戴き、様々な芸術に派生して行く様は見ていて面白いです。
キャンドル作家の有瀧聡美さんの素晴らしい本も出ました。
どうぞ皆さん、ご覧になってみてくださいね!

今回、薔薇の友人たちも多数鑑賞と相成りました。
中には薔薇「Rei」に惚れ込み、この機会に新潟からわざわざいらしたお嬢さんも……。
皆さんどんな感想を持ったでしょう。感極まって号泣した人もいると聞きました。
偉大な女優と、その名前をつけられた薔薇……。
これからの秋の薔薇のシーズンに何を思うのでしょう。

薔薇とは芸術です。
薔薇から一人の大女優、演劇に広がった、
芸術の輪がどうぞもっと広まりますように……。


2014年10月13日


ブノワ。


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思い立って日光ふたたび。 

 

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 「アタシ、プラチナの斧ぉ!」

まるで強欲を絵に描いたような声を張り上げ、
思い切り欲の皮が突っ張った面持ちで人気編集者のあけさまが言った(笑)

 「ブノ。ちゃんは鉄の斧よぉぉぉぉっ!」

はいはい、銀でも鉄でもよござんす(笑)


日光へ日帰り旅行に行って参りました。
あるでしょう?訳もなく出掛けたくなる時が……。
出奔願望?違うか、蒸発願望?(笑)もういても立ってもいられなくなる時があります。
急遽、決まった日光詣で。初めは高尾で待ち合わせだったんですが、
西へ向う訳でもなく、ウチより北の日光に行くのに何故、高尾?(笑)
そんなこんなしている内に、景子姐の計らいで太田駅で待ち合わせと相なりました。
僕は仕事柄、あまり曜日の感覚がないのですが、巷は3連休のようで、
出掛ける足はもっぱら車と言う景子姐とあけ、渋滞を心配していたようですが、
僕の日頃の行いが宜しいせいで、全く問題なく日光に到着しました。

今日は日光の前半、霧降の滝から日光植物園までの様子です。
霧降の滝の写真はありませんよ。撮ったけど掲載してもねぇ……(笑)
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さて、冒頭の「アタシ、プラチナの斧ぉ!」ですが、
池という池、水溜まりがあると呪文のように、
お決まりの台詞のように繰り返すあけ(笑)
そんなにプラチナの斧が欲しいのか? 強欲な女め!(爆)
あけはプラチナの斧って言うより、川に映った肉をくわえた自分の姿を見て、
「ブぅ〜っ!」と一言鳴いて肉を川に落としてしまう子豚だな(笑)
あまり「斧、斧!」言っているから、思わず後ろから背中を押してやろうかと思いましたが……。
景子姐はと言えば、太田駅に僕が始発で何時に着けるかを、
わざわざご親切に検索してくれたクセに、自分は思い切り遅刻の朝だったのですが、
何やら意味不明なところで立ち止まって写真を撮っています(笑)
なになに?きっと苔とか茸とか?人の興味の対象って様々で面白いですね。
別に華やかな花が咲いている訳でも日光植物園ですが、
僕のお気に入りだからとお連れして良かったです。大層気に入ったみたい(笑)
植物の名前が書かれているプレートがないと、
林の中を散策しているような錯覚に陥ります。

植物園の中程に池があるのですが、
夏場はビッシリ水生植物がはびこって何やら怪しい雰囲気に……。
去年は鴨が泳いでいたんですけどねぇ……。
指を出すとトンボがとまります。ホラ、僕って心優しいから。
あとの2人にはつぶされるか食べられるかなので近寄っても来ません(笑)

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最後の料理は日光に着いて霧降の滝を観た後に訪れた、
「山のレストラン」でのランチ模様……。
大体、観光地のレストランって全くイタダケナイのが相場ですが、
「山のレストラン」は可成りの実力とお見受けしました。
清々しい空気を吸いながらの洋食……また行きたいです。


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オマケに○ンチングスタイルで謎の物体を撮影している景子姐。
綺麗でしょう?萩の花(笑)まったく……何撮ってんだか(苦笑)
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それから池の神様に「プラチナの斧」を御所望中のあけです(笑)
ね?背中押したくなるでしょう?


2014年10月12日


ブノワ。


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category: 旅の栞。

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だからお金が貯まらないの。 

 

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まったくね……。
ボンヤリしているからこんなことになるんだよねぇ。
だからお金貯まらないのだよ……自分でも分かってる。
もっとも、節約、倹約、貯金……僕の辞書にはありませんけどね(苦笑)

チョッと訳あって京都に行って来ました。
今から1ヶ月前だったかな?いえいえ、勿論、休暇です。
優雅?いえいえ、全然、優雅なことありません(苦笑)
気を付けていればお金掛けずに済んだんですから……。

実はね、京都に何しに行ったかと言うとね、
わざわざ「バルテュス展」を観に行ったのです。しかも日帰りで(笑)
夏の終わりのこと。見るとはなしにNHKの「日曜美術館」を眺めていたの。
そうしたらバルテュスの特集をしていました。
先日、北海道から出て来ていた親友と川崎在住の親友が2人で、

 「井浦 新さんって素敵よねぇ……。」

なぁ〜んて会話しているのを聞いたばかりだったから、
フムフム、この人かぁ……なぁ〜んて感心して見ていたら、
なんと特集がバルテュス……。

 「あ……バルテュス。そうだ、観に行かなくちゃ……。」

って……待てよ。あれって確か春先からやっていたんじゃない?
こんなに長い期間?……チョッとイヤな予感(笑)変な汗掻いちゃいました。
「日曜美術館」で特集、放映しているってことは、
開催中の展覧会を取り上げる訳だから……大丈夫だよ!
バルテュスの奥さまの節子さんも出演しているしね……。
でも待てよ……そう言えば、春先に親友から誘われたんだった。
節子夫人もいらっしゃるレセプションがあるから一緒に行かないかって。
悲しいかな、丁度その時は浮き世の義理、行く気ゼロの先約があって、
どうしても時間を作るのは無理……泣く泣くレセプションは諦めたのでした。
特集を見ながらイヤな予感がしていました。

で!番組の最後のテロップで京都市美術館にて9月7日まで……だって。


スグにカレンダー見ちゃいました。
行かれるとしたら9月の第一週しかないじゃん……。
仕事の予定が立て込んでいるから日帰り?
早速、段取りして行ってまいりました、京都。
勿論、タダで帰りはしません。ランチは前から行きたかった「ラニオン」。
ディナーは「アスペルジュ・ブランシュ」ですヨン。

夏の京都は暑いですからね。
あまり歩きすぎると翌日からの仕事に差し障りが出ます。
昼前に京都入り、ランチして「バルテュス展」観たらチョッと観光。
ディナーは「アスペルジュ・ブランシュ」で。
新幹線の最終で帰ってまいりました……。

はぁ……疲れた(笑)
でもね、「バルテュス展」……良かったですよ。
わざわざ新幹線に乗って駆けつけた甲斐がありました。
これだけ沢山の作品を一度に纏めて観られるのは最初で最後じゃないかな?
好みの問題もあるのでしょうが、僕は少女たちを描いたものよりも、
風景画の方が良かったかな。しかしハンサムですねぇ……バルテュス。

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最後の色鮮やかなお皿は「ラニオン」の素晴らしい料理の数々。
季節季節で素材が変わるのでしょうけど、一貫して素晴らしいであろうのは、
その料理の塩梅なんだと思います。絶妙な塩加減にはチョッと驚きました。
美味しくない料理のほとんどは、塩加減がなっていない。
オープンして9年だそうですが、美味しく彩りのいい料理。マダムの程よい接客……。
それら全てに揺るぎない自信のようなものを感じました。 一級のフレンチだと思います。
写真は僕が頼んだコースのものの他に、友人のお皿も写っています。
どれも美味しかったなぁ……また行きたい店が1つ増えました。


2014年10月10日


ブノワ。


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category: バベットの晩餐会。

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おねぎとピーマンで夏から秋へのスポーツ観戦三昧。 

 

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立て板に水のごとく滑らかに。
まるで油紙に火が点いたようにペラペラと。
時に相手の台詞の言葉尻にかぶさるように、機関銃のごとく喋ること。
フランス語のリエゾンのように、全編まるで1つの言葉のように、
一言一言、粒立つように滑舌よくスタッカートで話すこと。


 ある9月下旬の夕方……。
 タクシーを降りチョッと小走りで路地を曲がり、自宅の玄関先に立ったおねぎ。
 家の中からは辺りを憚るようなピーマンの嬌声が……。

O  「あっ!やっぱり!」
P  「あっ!おねぎ、お帰り。」
O  「アナタ、お帰りじゃないわよ。何なのよ『ギエェェェェ〜っ!』って。
    その気違いみたいに大きな声、ご近所中にまんま丸聞こえじゃないの……。」
P  「あはは、チョッと興奮し過ぎちゃったかしら?」
O  「あははじゃないのよ。見てると思ったのよ、男の裸!」
P  「チョッとチョッと!男の裸って言うのはやめてくれない?
    アジア大会よ、アジア大会の競泳!」
O  「あら、だから男の裸じゃないの。何も間違ったこと言っていないわ。
    どう、日本勢は?成績いいわよねぇ。このところ随分と強くなったと思わない?」
P  「そうなのよ。チョッと見ないうちに男子も女子も強くなったわよね。」
O  「そう、アタシたちの世代って鈴木大地とか田口信教とかじゃない?」
P  「チョッとチョッと!北島康介くんとか入江陵介くんとかいるじゃないのよ!
    萩野公介くんはどうしちゃったのよぉ!」
O  「あはは、そうだった……マーク・スピッツは?」
P  「おねぎ!アナタね!」
O  「あはは、でもさ、田口くんってチョッとニヒルで格好良かったじゃない。」
P  「アナタ、おねぎって札幌オリンピックの笠谷幸生が好きだったものねぇ……。
    あのモミアゲに悶えていたじゃない(笑)
    でもお願いだから最近の子で言ってくれない?」
O  「あはは、前畑とか?(爆)」
P  「おねぎ!」
O  「古橋 廣之進は?」
P  「お願い、もうやめてぇ!」
O  「そうだ、瀬戸大也くんって凄い名前よね!顔も凄く可愛いし。」
P  「そう、愛息子にダイヤって感覚が凄いわ……想像もつかない素晴らしいセンスよ!
    ピアニストの清水和音とかね、クラシック音楽家に『和音』って凄いわよね。」
O  「あら、ビリー・ワイルダーの相棒の脚本家は I.A.L.ダイヤモンドよ!」
P  「おねぎったら!」
O  「そうだ!ルビー・モレロって言うのもいたじゃない!」
P  「もういいから!」
O  「パール・ホワイト!」
P  「古い!」
O  「アタシもデカいダイヤモンド欲しい!」
P  「お願い!」
O  「がははは……。」
P  「ねぇねぇ、お願いだから話題変えましょ。知ってる?パク・テファンってさ、
    『国民の弟』って言われてるじゃない?」
O  「知ってるわ。あのフィギュアのアイラインバッチリの子が『国民の妹』よ。」
P  「新体操の女の子が『国民の姪』……いるのかしら?『国民の甥』とかさ(笑)」
O  「あら!『国民の叔母』は?『国民の叔父』は?」
P  「どんなスポーツするのよ!ゲートボールとか?(爆)」
O  「『国民の父』とか『国民の母』になると、
    国王級のおエラい人たちになっちゃうし……。
    本当、不思議な国民性よねぇ……。」

 ピーマン、おねぎにシャンパンのグラスを渡す。
 シャンパンに目のないおねぎ、一口すすって改めてテレビに向き直り……。

O  「そんなことよりピーマン。勿論、見ているわね?体操!」
P  「当たり前じゃないの!アタシたちオネエが体操見なくてどうすんのよ!」
O  「そうよねぇ、マストよね!エッセンシャル!」
P  「だけど日本の体操も強くなったわね……男子は黄金時代の復活ね!」
O  「女子だって強くなってきたわよ。昔なんてさ、
    平均台に上がった途端に落っこちちゃったりさ。
    ウチの猫の方がまだマシだなんてね!あはは!(爆)」
P  「あら、おねぎも相変わらず毒舌ねぇ……猫と比べられたら選手も可哀想だけど……。」
O  「それに随分と可愛らしい選手も増えてきたわよねぇ……。」
P  「アタシ、山本優理子ちゃんが好き!妹みたいよ!」
O  「ねぇ、ピーマン。アナタお幾つ?孫の間違いでしょう、孫の!
    アタシはスベトラナ・ボギンスカヤが好き!」
P  「チョッと!おねぎ、それっていつの時代?」
O  「あら、いいじゃないの。アナタ、ピーマン、ネーリー・キムは?」
P  「おねぎ!」
O&P「アタシたちはコマネチが好き!(笑)」
P  「あら!チャフラスフカじゃないの?ツリシチェワとか?(爆)」
O  「フンっ!そうだ!ウラジミール・アルチョーモフって格好良かったわぁ……。
    昔はアルチモフって言っていたわよね。今、アメリカにいるらしいわ。」
P  「玄人受けする綺麗な体操だったわねぇ……黙々と清々しい体操……ウットリね。
    どんなにいい点が出てもガッツポーズなんてしないのよ。
    内村航平くんなんてアルチョーモフの流れを行っているわよね。」
O  「アタシ、畠田くんって好き!」
P  「畠田くん、畠田くん……アナタ!畠田くんってコーチじゃないの!」
O  「がはは!あら、いいのよ。スポーツ選手ってさ、
    引退するとバカみたいに芸能界に入ってしくじるじゃない。
    最初の内はおだてられていい気になって、大してトークも出来ないのに。
    スキャンダルが発覚すると袋叩き、首つりの足を引っ張るようなことされてさ。
    真面目にコツコツ、西川くんとかさ、後進の育成に生涯を掛けるって凄いことよ。
    人を教えるって自分が出来ていないとダメなのよ。畠田くん尊敬するわ!」
P  「ところでさ、おねぎ、アナタやるとしたらどの種目がいい?」
O  「アタシ?絶対に段違い平行棒!上のバーから下のバーへ華麗に……。」
P  「バッカねぇ……アレって女子の種目じゃないの!
    逆上がりも出来ないクセに。自分の名前がついたオリジナルの技でもあるのかしら?」
O  「あぁ〜ら!『おねぎ』って言うオリジナルの技があるのよ!」
P  「ふぅ〜ん……『内股抱え込みでんぐり返り』でしょう?(爆)」
O  「憎たらしいわねぇ……。」
P  「他にないの?もっと男らしく吊り輪とか鉄棒とか。」
O  「ないわ!いいのよ、身体は男でも心は女ですものぉ……じゃぁ、そう言うピーマンは?」
P  「アタシ?アタシは平均台!自分でデザインしたレオタード着てみたい!」
O  「がはは!足踏み外して股間を思い切り平均台で打っちゃいなさい!
    ところでさ、どうして体操の選手が脇毛剃っているの?」
P  「お願い、やめて!」

O  「ところでさぁ、見た?ピンポン!」
P  「卓球ぅっ!」
O  「あら、別に間違ってないじゃないの、ピンポンよ!映画にもあったじゃない。
    アタシ、福原愛ちゃん見ていて涙出ちゃった……テレビの画面が流れたわ。
    団体戦で中国の世界ランキング二位の選手破ったじゃない。
    アナタ、愛ちゃんが3歳の頃から泣きながら玉打っていたの覚えているでしょう?」
P  「ボール!」
O  「がはは!そんなことより対戦相手の名前が凄かったわね。」
P  「丁寧ね!」
O  「そう!丁寧!彼女、凄い名前よねぇ……よりによって丁寧だって。
    ピーマン、アナタに一番欠けているものよ、何事も丁寧にね!
    パンパンパンパン……丁寧に玉打ちましょうってか!
    それからさ、ランキング一位の劉詩文って奥村チヨに似ているじゃない?」
P  「ねぇ、お願いだからスポーツをそう言う風に見るのやめて!」
O  「あら、別にいいじゃない。実際、似ているんですもの。楽しみ方なんて色々よ。
    ピンポンで玉があっちこっち行ったりパンパンパンパン打ち合いになって面白いじゃない。」
P  「お願い!玉って言うのやめて!」
O  「バっカねぇ、ピーマンったら顔が赤くなっているわ!がはは!」

P  「アタシたちもさ、スポーツ音痴だけど見るのは楽しいわね。」
O  「そぅねぇ……衣装とかね。ハンサム探すのも楽しいし。
    それに皆身体が綺麗じゃない?水泳はもっと衣装が小さくならないかしら?」
P  「チョッと衣装って何よ!スイムウェアよ!ユニフォームと言って。
    それからやめて!そう言うエロジジイみたいな見方は!」
O  「あぁら!アナタだって口には出さないけど同じこと考えてるじゃないの!
    さっきだって競泳見ながら鼻の下がこぉ〜んなに長くなっていたわよ!」
O&P「ククククク……アタシたちってどうしようもないわね(笑)」
P  「でもさ、アタシたちだって何かやってみたいわよねぇ。
    双子に打ってつけのの競技あるじゃない。」
O  「うふふ、アレね?アレ!」
P  「そうよ、アレよ、アレ!」
O&P「シ・ン・ク・ロ・ナ・イ・ズ・ド・ス・イ・ミ・ン・グ・ぅ・!」
P  「アレ……いいわね!アタシたち双子だし!
    顔もウリふたつよぉ!衣装も華麗でさ。でも足攣りそう……。」
O  「でもアタシ、あの洗濯バサミみたいなのするのイヤだわ……。
    あんなので鼻を挟んだら美貌が台無しだもの。」
P  「ノーズクリップ!今、どさくさにまぎれて何か言った?美貌って聞こえたけど。」
O  「いいのよ何でも。ホラ、何だっけ……あのフランスの……デ、ヂュ、ドゥ……。
    ホラ、何だっけ、いたじゃない。鼻栓しないで泳ぐ女。」
P  「デデューよ!ヴィルジニー・デデュー!
    それに『泳ぐ女』って言うのやめなさいよ。」
O  「あら、いいのよ。女は敵ですもの(笑)
    アタシもその何とか言う女みたいにして泳いでみたいわ。」
P  「あ・の・ね・!無理でしょう?ロクすっぽ泳げないんだし。
    鼻から水がゴッソリ入ってきてプールで溺死よ!」
O  「あら、アナタだって犬搔きしきゃ出来ないじゃないの!
    犬搔きしきゃ出来なくてどうやって水面から足出すのさ。」
P  「そう言うアナタはのし泳ぎでしょう?尋常小学校の水練で習ったのし泳ぎ!」
O  「ウルサいわね!おダマリぃ〜っ!」
P  「でもお互いに泳ぎが今一ならさ、水面下の勝負ね!水中カメラもあることだし。
    常に水中カメラに向かってニッコリ微笑めばいいのよ(笑)」
O  「バっカねぇ。それって放送事故じゃないの!そんなコワいことしたら即退場よ!
    でもさ、新しい技考えればいいのよ。あったじゃない団体の凄いヤツ!」
O&P「御所車スペシャル!(爆)」
O  「アレは凄いわ……世界中で誰が知ってる?御所車!(大爆笑)
    誰がネーミングしたのかねぇ……天晴だわ。」
P  「アタシたちの秘密兵器は何?」
O  「そうねぇ……アタシたち、筋金入りのオカマだからねぇ……。」
P  「地獄の釜スペシャル?」
O  「そうよ、五目釜飯スペシャルよぉ!」
O&P「あはは、がはは!」

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久しぶりにブログ更新、久しぶりに「おねぎとピーマン」です。
いやいや、この夏から秋にかけてみて見まくりました……スポーツ中継。
普段は全く見ないのにね。どんな風の吹き回しだか……。
女子バレーのグランドチャンピオン大会、高校野球……。
高校野球は高野連から「眉剃り禁止令」が出た頃以来かな?
あの「眉剃り禁止令」って言うのも凄かったですね(爆)
「禁止令」って如何にも大時代的でさぁ(笑)もっとも真っ黒に日焼けした高校球児が、
鏡に向かって眉の手入れをしている図は想像出来ないし、
ハッキリ言っちゃうと、頭悪くにしか見えないじゃないですか。
久しぶりに見た高校球児は爽やかで凄く素敵でした。
テニスも見ましたよ。錦織圭選手ね、凄いですよね。
またぞろ自称テニス評論家みたいな輩が沢山出てきて、
訳知り顔でウンチクを垂れるのはいいのだけれど、
「ニシキオリ」とか言っちゃってね(苦笑)
先生方、ウンチクはどうでもいいから人の名前はキチンと発音しましょうね。

アジア大会……良かったですよね、
汗して頑張った結果に一喜一憂する選手の姿って言葉はいらない感じ。
僕は全くスポーツをしませんけど、そんな彼等の姿を見ると羨ましくなります。
アジア大会は、日本、中国、観光、北朝鮮……。
何やら政治の世界の縮図を見ているようで複雑な思いもしましたが、
健闘を称え合って握手したり抱き合っている選手たちを見ると、
そんなこともスッカリ忘れてしまいます。

田口、笠谷、西川、畠田、アルチョーモフ……。
死んだ母が好きだった選手の名前を並べてみました。
「猫の方がマシ……。」って言ったのも死んだ母(笑)
僕と母がスポーツ観戦している大変でした……お互いに口悪いから(爆)
因に僕が好きなのはスベトラナ・ボギンスカヤ(笑)
チョッとジェニファー・ローレンスを彷彿とさせます。
今日の写真も死んだ母のお気に入りの露草。青が清々しいですね。
夏から秋のこの時期、我が家の玄関先にビッシリ生えます。


昔のおねぎとピーマンの記事はこちらから……。

おねぎとピーマン……眉毛孝。
著者近影。
おねぎとピーマンの辛口ファッション・チェック!
チーズとフォンデュ……おねぎとピーマン。
おねぎとピーマンふたたび……t p t、醜い男。
おねぎとピーマン。

これからポチポチ更新して参ります。
先ずは休んでいる間の旅のことなどを……。


2014年10月5日


ブノワ。


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category: 向き向きの花束。

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