ふたたび神が降りる……。 

 

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 「ぁ…………。」

朝3時に目が覚めました。
いえいえ、目覚ましで起きたんじゃないの。
外が明るかったからなのです。ホラ、僕って愛らしい小鳥だから。
誰!3歩歩くと忘れるニワトリの間違いじゃないかって言っているのは!(笑)
白夜とは言わないけど、夏の北海道の朝は早い?
慌てちゃいました。4時に起きて4時30分に散歩に出掛ける予定でしたから。
大慌てで着替えてカメラをひっ掴んで、恒例、吉例の朝の散歩と洒落込んだわけです。
ふふふふふふふふ……隣の女子チームは今ごろ大いびきで夢の中に違いない。
こっそり抜け出して素晴らしい光景を独り占めしようじゃないの。
目的地はヴィラの入り口を反対方面にズゥ〜っと入った所にある、
渡辺 謙主演の映画「許されざる者」のロケ現場。
僕ね、観に行ったんですよ。勿論、イーストウッド版も観ている。
久しぶりに大人が観るに耐える日本映画だったなぁ……。
実はね、何を隠そう小池栄子を観に行ったの。
彼女は日本のソフィア・ローレンになる可能性があるから。
あの素晴らしかったセットがそのまま残ってるのかなぁ?
果たして何があるのか行ってみなきゃ全く分からなかったのですが、
大雪山の麓を目指して、ズンズンズンズンひたすら歩きます。

  「Look down, look down, You’ll always be a slave
   Look down, look down, You’re standing in your grave……。」

ズンズン歩く時の僕のテーマ曲は「レ・ミゼラブル」の曲(笑)
しかし、歩けど歩けど限りない大地が広がるばかり……。
風景があまり変わらないと言うのもあるんですが、
でも確実に大雪山は近くなって来ている?看板の数字……合っているのかなぁ……。
入り口から3.9キロとありましたが、ダダっ広い畑が広がるだけ。
ズゥ〜っと一本道で、間違える横道はないのだけれど、
心細くなって来た頃に「クマ出没注意!」の看板(苦笑)
そう言えば、畑には電線が張り巡らされている……クマ対策?
思わず後ろを振り返るけど、携帯も繋がらないんだよねぇ……。
もしもの時は走って逃げる?クマと僕とどっちが足早い?
後ろから前足で肩でも殴られたら痛いだろうなぁ……とか(笑)
そんなこんな段々心細くなって来る繊細な小鳥の僕ちゃん。
かれこれ1時間チョッと歩いてようやく到着した「許されざる者」のロケ現場でした。
丁度、朝陽が昇ってきて、グラスに付いた朝露が美しく輝いていました。
最近、お気に入りの時系列で御覧くださいね。

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如何でしたか。
僕が鳥肌が立った様子がよく分かりましたか?(笑)
最近ね、花はどうでもよくて、こう言ったグラス類に心奪われています。
風に吹かれて動きがあって本当に美しいと思うの。

 「じゃりじゃりじゃりじゃり……。」

あらら……あの音は?
遥か遠くから車が砂利道をこっちに向って来る音がします。
こんな時間に誰?何だか物凄く不吉な予感……。
ここまでの道は途中から舗装が途切れ、砂利道になっていたんです。
こんな朝早く誰だろう……車が通る道じゃないし……。
う、う、う、後ろを振り向くのがコワイ(笑)

 「おはよぉ〜っ!」

な、な、な、な、何と!
高いびきで惰眠を貪っているとばかり思っていたオバ……じゃない、
ゴージャス・マダムたちが車でやって来たではありませんか……。

なぜここに?「おはよぉ〜っ!」じゃないよ(笑)
僕の平和な時間を乱すのは何故?(笑)
どこかに探知機でも付けておいたな?!

朝の美しい時間はアッと言う間にガジャガジャな漫才の時間へと早変わり(涙)

 「きゃ〜っ!綺麗!」
 
 「あぁ、神が降臨!」

ハァ……僕に平穏な時間は訪れないのでしょうか?

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仕方ない、3人で写真を撮り撮り、ヴィラの方に戻ります。
と、道の半分くらいまで戻ると、今度は霧が出てきました!
物凄い霧!もう3メートルも先が見えないほど!
イギリスでは「スプーンが立ちそうな濃い霧」って言うんでしたっけ?
ふたたび焦っちゃいました……ふたたび神が降臨?

車飛ばしてヴィラの上のレストランの上にある展望台へと急ぎます。
これも霧の効果ね。普段だったら絶対に丘なんて上らないもの。
展望台と言っても、すり鉢を引っ繰り返したような緩やかな丘みたいなところです。
あぁ……ミストが風に煽られて下から上に舞い上がります。

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何という光景!まるで雲の中にいるような錯覚に陥ります。
ボンヤリボヤボヤ……ミストに数メートル先は視界の半分くらいしか見えません。
けたたましいオバサン2人も紗が掛かって何故か美しく見える?(笑)
スッカリひからびた2人の人生に再び潤いが戻ったようです(爆)

暫く霧と戯れていると、アッと言う間にミストは何処かへ……。
ロケ地の朝陽に輝くグラスもそうだけど、
展望台の霧もほんの30分ズレたら遭遇することのなかった光景。
本当に運がいいとはこのことではないでしょうか。

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 Photographed by 景子 成吉思汗


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最後の一枚は、霧が晴れる間際に一瞬見えた虹……そしてその虹を撮っている僕。
鈍感な2人は教えてあげるまで気が付かないのでした(笑)

今日の記事はねぇ……いつも親切にしてくれている、
筋金入りにグラス・ラブなあっちゃんにプレゼント!
あっちゃん、この光景を目にしたら絶対にダイブしていたに違いない(笑)


2014年7月29日


ブノワ。


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スーパー甘えっ子園ちゃんはホタテ・ラブ! 

 

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今日は北海道レポートをチョッとお休みして猫の日曜日、
自称、スーパー・エキストラ超美麗猫の園ちゃんです。
皆さんも飽きたでしょう?北海道。僕もチョッと疲れちゃった。

皆さんご存じの通り、お園は物凄い甘えん坊なんです。
兎に角、半端ない甘えん坊。一日中、一年中、

 「あぅあぅ……。」言いながら僕にくっ付いています(笑)

このク○暑い夏にも、僕にまとわり付き抱っこ抱っこでしがみ付いてきます。
もうね、ベッタリベタベタベッタラ漬け(笑)
椅子に座るとスグ膝に乗ってきてしがみ付いてきます。
だからいつも右腕で抱っこなんです……。
パソコンなんておちおち触っていられないほど。

さて、超甘えん坊の園ちゃんですが、
小さい頃は目がチョッとおかしかったんです。
左目の瞬膜が少し出ていたのね。それで、綺麗で人懐こいにも関わらず、
一番最後まで貰い手が見つからなかった……余り猫ね(笑)
母親猫も他の子猫が次々と貰われて行く中、最後の最後、
お園がスーパーの貼り紙を見た僕に貰われて行くまで可愛がっていたそうです。
だから筋金入りの乳母日傘の深窓の箱入り娘なわけ(笑)
そんなもんだから、自分は特別だと思っている?
他の猫ともそれほど仲良くならず、ましてや猫団子やお互いに毛繕いなんてとんでもない。
常に僕にベッタリベタベタベッタラ漬けだったんですが、
何の気まぐれか、少し前からきんと丸くなって一緒に寝たり、
お互いに頻繁に毛繕いするようになりました……チョッとビックリね。
もっとも毛繕いが始まって暫くすると殴りあいの喧嘩になるんですけどね(笑)
これ、いつも決まって殴りあいなの(笑)でも、また懲りずに毛繕い……。

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今日の愛らしい園ちゃんは、
僕が園ちゃんのために、先日の北海道から、
お土産に買ってきたホタテの貝柱ラブの園ちゃん(笑)
もうね、ホタテ大好きなのね。僕かホタテかって言うくらい大好き(笑)
もう二本足で立ち上がっておねだりです。そしてこの真剣な目!
でもね、あげるのはチョッとだけね。小さく裂いてチョッとだけ。
塩っぱいし身体にあまりいいとは思えませんからね。
油断するとゴミ袋を漁ってホタテの入っていた薄いフィルムの入れ物をガジガジ……。

 「こら!ゴミ箱を漁るような猫に育ててないからね!」

エキス美味しいんでしょうね(笑)油断も隙もない園ちゃん。
最後の写真の顔!「かぷっ!」あはは、残念!フィルムに入っているんだよぉ!(笑)
このあと「パシっ!」と叩き落とされて、
まんまと半分食べられてしまったのでした……。


2014年7月27日


ブノワ。


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category: 猫が行方不明。

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緑の大地、食の大地。 

 

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北海道に魅せられて暫く経ちます。
広大な緑の大地、素晴らしい人たち、そして食の魅力……。
ここ毎年、北海道ガーデン街道を中心に歩いてきましたが、
素晴らしいガーデンは勿論ですが、
1年ぶりに再会する素敵な方々との楽しい一時も忘れることは出来ません。
それから絶対に欠かせないのが食事!旅の食事が貧弱だと悲しいですもんね(笑)
「十勝千年の森」「イコロの森」と並んで欠かせないのが、
帯広の北の屋台村にある「プチ・プレジール」、旭川の「大黒屋」です。
今日は目先を変えて、今回新しく開拓した店を中心に紹介したいと思います。

先ずは順番に紹介するのがいいですかね。
初日、機内でスキップを踏みながら訪れた「イコロの森」。
後ろ髪を引かれつつ車を飛ばしたのは恵庭にある「スウィートグラス」です。
ここはお料理もいいし、また庭が素晴らしいのです。
庭の様子は去年のブログを参照してくださいね。

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この日食べたのはチキンのソテー……僕が外でチキンを食べるのは非常に珍しいです。
隣のマダムたちが食べているのを横目で見て決めました。美味しそうだったの(笑)
こんがりチキン、タップリと地の野菜が付け合わされていますね。
付け合わせにサラダ。それからライスとビール!だって夏だもん。


次は何と言っても「プチ・プレジール」……ここは本当にお気に入り。
写真の数々、どれだけ気に入っているかは前の記事を参照してください。

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この日は、生ハム、ホワイト・アスパラガスのピクルス、牛肉のたたき風、
季節のサラダ、それから初めて頼んだビーフシチューです。
あまり飲めない景子姐をそそのかしてスペインのカバを開けます。
たんとお食べ!しこたまお飲み!割り勘負けしちゃダメだよぉぉぉぉ!(笑)
ご主人の程のいいフレンドリーな接客、スグに打ち解ける客たち……。
奥さま一人で素晴らしい料理を作っているんですよねぇ……凄いわ。


それから2日目のランチ、「十勝ヒルズ」内にあるレストラン「VIZ・ヴィーズ」です。
ハンガリー出身のモルドヴァン・ヴィクトル氏と、
フランスはノルマンディー出身のウェル・ベルトラン氏が厨房を担当しています。
十勝の食材を使った美味しい料理は、国籍を感じない独自のスタイルです。
食材が面白いです。日本人なら使わないようなものが普通に使われています。
ここは、アレなんて言うんでしょう……ペースト?美味しいんですよ。
パンに塗っていくらでも食べられちゃいます。

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メインを選んでサイドメニューはビュッフェ・スタイルです。
豚を選んでみました。このピンクのペーストは一体!
これは危険ですね、動けなくなるほど食べちゃいます(笑)


3日目のランチをした美瑛の丘の上にある「bi.blé・ビブレ」。
ここはいいです。飛び込みで入って正解でした。
美瑛で獲れた野菜を中心にした料理。そして素晴らしいのがスタッフの対応です。
年配の男性が中心になってサービスしてくださるんですが、
キチンと自分の言葉で客と会話できるのね。
今時の若いだけが取り柄のマニュアルくんたちとは大違い。
大きなガラス張りの明るい店内でゆっくりとランチを摂ることができました。
面白いのは前菜のサービスの仕方。写真のように3人分プレートに乗ってくるの。

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野菜はあらかじめドレッシングがかかり、
一人前ずつクルリと茹でた水菜かなにかで花束よろしく束ねてあります。
各々、パテ、ピクルス、薫製のニシン、小皿を自分で取り分けて、
メインはチキンにピラフを詰めたもの。後から温かい野菜を別に持って来てくれます。

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ここのレストランは隣にパン工房を擁しているのね。
焼きたてのライ麦パンの美味しいことと来たら!
写真のパンの下には小豆を熱したものが袋に入れられていて、
パンを焼きたてのまま、冷まさないように工夫されています。
えっ?昼間からシャンパン飲んでる?そりゃぁそうです。
僕たちの旅は「共通財布」っていうのがあって、
あらかじめ幾らかを徴収しておいて、入場料とか食事とかをそこから出すのね。
だから食事は沢山食べて一杯飲んだ方がお得なの!
小食の景子姐?いいのいいの、こんなに素敵な殿方がお相手しているんだから(笑)
デザートのお皿の愛らしいことと言ったら!
地の野菜タップリで大層美味しく戴きました。ハァ、幸せ。


次は3日目の晩に泊まったのは「森のガーデン」併設のヴィラ。
ここは三國さんのレストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」がメインになっています。

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お腹が空いて待ち切れない女子チームは美瑛の丘で買ったサクランボをつまみます。
夕飯のコースから何枚か……少量ながら品数多いです。
一品一品の名前は忘れちゃった(苦笑)

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北海道の景勝地のレストランの殆どは借景が見事です。
夕飯時には全く見えませんでしたが、朝食の時の大雪山の大パノラマ!

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両隣は見飽きた面々ですが、何とも新鮮に感じることよ(笑)
朝食はワン・プレートにパンケーキ、地の野菜やハム、
チーズなど色とりどりに並べられていてウットリ(笑)
左端の黄緑色の手榴弾みたいのは変わりキュウリだよ。

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今日の1枚目の写真、温められた器に入ったじゃが芋とゴボウのスープ、
ブラッド・オレンジのフレッシュジュースが付きます。
僕ね、こう言うのに弱いのね。色々なものが沢山乗っているの。
丼物やラーメンでご飯がお仕舞いってイヤなのね。色々食べたいじゃないですか。




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最後はオマケで旭川のジンギスカン「大黒屋」の様子。
夕方早い時間に開店してスグに満席になる「大黒屋」です。
ホラ、去年の夏、あけが若いハンサムなオニイさんをナンパしたあの店!(笑)
冷凍保存しないラム肉が美味しいジンギスカンの店です。
2日目の夜、取材を終えて殴り込んで来たあけ。
本当に迷惑(笑)優雅なバカンスが一転して食い倒れの様相を呈します。
そうなると当然夕飯は肉ですね(笑)帯広から旭川まで車を飛ばしました。
もう頭の中は肉が焼ける匂いとジュウジュウいう音がこだまして、

 「ジン、ジン、ジンギスカン!ヘイコレ、ヤレコレ、ナニソレ、ダメソレ、
  ジン、ジン、ジン……。」

あけは前の晩も平岡 誠さんを脅してジンギスカンだったらしい……。
去年、懲りたのね。思いのほか暑くてグッタリで、
散々連れ回されて予約していなくて一時間も立ったまま待たされたの。
ホラ、僕って待つのが一番嫌いじゃないですか。
今回は込んでいる店内を見て、機転を利かせて車を降り、
走ってギリギリ入店出来ました。感謝しろよ!

もう、煙モクモクでございます(笑)
マメマメしく肉を引っ繰り返してくれていた景子姐は、
寄る年波で手の肉が古くなっていたのか(笑)
まるで薫製されたかのように数日ジンギスカン臭かったです(爆)

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そして、ラックと言う骨付きの肉を愛情の籠もった目で、
愛おしそうに鋏でカットする偉大な食肉家のあけさま(笑)
見よ!この肉を見る慈愛に満ちた目!観音か聖母か菩薩か……大仏だぁ!
この愛情を植物にも向けて欲しいものでございます。
この繊細な指付きで植物を触って欲しいものでございます(笑)
愛情が籠っていたって、バリバリ骨までしゃぶるんですけどね。


チョッと思ったんですが、レストランもなかなか難しいのは、
人が入らなきゃやって行けないし、
かといってバスでピストン運動よろしく人が押し寄せるのもチョッと……。
レストランも団体客を受けるようになると心配です。
味、絶対に落ちます。サービス、絶対に悪くなります。
時間的に読めなくて予約がしてなくても柔軟な対応をお願いしたいなぁ……。
2人席は空いていたのね。こちらは3人です。
椅子を一つ付けて狭くてもいいので……そう言ったらにべもなくダメだって。
こちらはわざわざ東京から飛行機飛ばしてその店に行っている訳だから。
何でもかんでも決まり決まり、自分で判断出来ない悪しき日本人の典型。

 「ではまた来年来ます。」

って言ったらハッとした顔していました。
儲けなければいけないのは勿論なんですが、
その辺の兼ね合いがねぇ……危ない店、沢山あります。


2014年7月25日


ブノワ。


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category: バベットの晩餐会。

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美瑛の丘を料理する。 

 

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 「来ちゃダメぇぇぇぇっ!」

あけが叫んだ(笑)

なに、なに、なにごと?
思わず車の窓から後ろを見ると、
何やらクリーム色の物体が車に向かってやって来ます。
それが今日の1枚目の写真のワンコ。柴犬でした。
僕たちね、美瑛の丘をグルグル適当に廻っていて、
チョッと方向転換したくて車をあるお宅の敷地で向きを変えようとしたのね。
そうしたら隣の家のワンコが走ってやって来たって言うわけ。
何やら物珍しい生き物が3匹……そう思ったんでしょうか。
それとも未だにジンギスカンの匂いをさせている景子姐に惹かれた?(笑)
このワンコ、物凄く人懐っこくて車から離れないのね。
危ないじゃないですか、全く姿が見えないから轢いちゃいそうで……。
そこで僕が外に出てワンコをあやしている間に車が方向転換。
犬の写真なんて滅多に撮らないからドキドキしちゃった(笑)
ビックリしたのはさ……ピ、ピ、ピ、ピント合ってる!(爆)

さて、今までに美瑛の丘は何度か廻りました。
毎回、当然のように僕がコースに組み入れられるからなんだけど、
実はまだ本当の美瑛の丘の美しさを見ていないような気がするのね。
青々と大地が輝く夏もいいのだけれど、
本当は真冬の雪の頃に来てみたい……夢です。
何とかの木みたいな観光名所はどうでもよくって(木なんかどこにでも生えている)
もっと神秘的な何か……荒涼とした土地……巡り会いたいなぁと思います。
観光名所って言えば、秋にハイヤーを5時間チャーターしたじゃないですか。
その時の運転手はさすがに僕の気持ちを汲んでくれて、
誰もいない秘密っぽい美瑛を案内してくれましたっけ。

真冬の美瑛……一緒に行きたいって言う友人もいますので、
それはまたいつかきっと実現してみたいです……。
プロのカメラマンの方にツアー組んでもらえば大丈夫かな。

今日はその時に撮った美瑛の様子、何枚かご覧くださいね。

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驚いたのはね、あけって雑草には目もくれないの。
最後の方の白い小花が一面に咲き乱れる草原なんて完全にスルー(驚)
車から降りようともせず、運転席にへばり付いているので、

 「ねぇ、撮らないの?」って聞いたら。

 「だってぇ……雑草でしょう?」だって(笑)

こうやって偉大なガーデンライターさまはシャッターチャンスを逃すのでした。


次の写真は景子姐が撮ってくれた1枚。

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 Photographed by 景子 成吉思汗。


ふぅ〜ン……僕、こうやって写真撮っているのね……。
やっと分かった……僕の写真の悪いクセ。
右肩が上がっているでしょう?写真も右が上がっていることが多いの。
注意しているんだけど、気が付くと曲がっていることがたまにあります。
そして、その時に撮った写真が最後の2枚です。

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あぁでもない、こぅでもないやりながら丘を料理しているのです(笑)
初めがキヤノン、次がオリンパスのカメラね。
ドラマチックのフィルターを掛けて撮りました。
実際の撮影風景を見て戴き、出来上がった作品を見て戴くのも面白いですね。
雄大な丘を目の前に、構図とか諸々、一応、考えているのです。

いつか本当の本物の美瑛へ……願いが叶いますように。


2014年7月23日


ブノワ。


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category: 旅の栞。

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柏の原生林……中札内美術村。 

 

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僕が初めて北海道を訪れたのは、新卒で就職した会社の社員旅行でした。
新人が幹事をやらされたのね。確か同期3人でやったかな?
2泊3日、北海道1周バスの旅(笑)今、考えると有り得ないですよね。
もうね、殆どバスの中(笑)移動している以外はお土産屋に無理矢理連れて行かれたりね。
大昔の旅行会社主催の悪しきツアーの見本のようなもの。
皆、移動に疲れちゃって、景色を見るどころかバスの中では殆ど爆睡(笑)
記憶にあるのは昇仙峡に泊まったこと、網走刑務所の前を通ったこと、
それから霧で1メートル先も見えなかった霧の摩周湖(笑)
そうそう、札幌の時計台……小っちゃかったなぁ……。

それで2年前の夏、何十年ぶりに北海道を訪れたわけです。
東京から親友と3人で、そして北海道在住の親友が合流して
北海道ガーデン街道を廻ったんです。和気靄々と親友4人で車の旅……。
物凄く気に入っちゃったんです、北海道。特に「十勝千年の森」と美瑛の丘、
それから帯広の北の屋台にある「プチ・プレジール」ね。
その秋に一人で再訪しました。北海道の親友(美女)が一緒に廻ってくれました。
10月終わりには軒並みガーデンは閉まってしまいます。
かろうじてギリギリ最終日の「十勝千年の森」を見学、そして「プチ・プレジール」を堪能。
そして親友が連れて行ってくれたのが、六花亭がやっている「中札内美術館村」でした……。
僕、ここも気に入っちゃったんです(笑)柏の原生林の中に美術館が点在しているの。
林の中の遊歩道が枕木を使ったヘリンボーンだったりします。
僕、お屋敷を建てる時はフローリングはヘリンボーンにしたいなぁ……。
美術館の建物も古い建物を移築してあったりね。
この柏の原生林の中だけ異空間みたいでゾワゾワしちゃいます。
旅先で美術館に行くってチョッと素敵ですよね。

はぁ……いいんですよ。
さわさわさわさわ……頬を風が通り過ぎ、
カサカサカサカサ……柏の葉が音を立てます。
美術館もそれぞれこじんまりとしていて素敵です。
「相原求一朗美術館」「小泉淳作美術館」「北の大地美術館」、
それから、彫刻家 板東優さんの石膏像が展示してある「夢想館」など……。

そんな訳で、この夏も訪れました。
去年初めて訪れて引っ繰り返った「イコロの森」を堪能したあと、
恵庭のスウィートグラスでランチ。車を飛ばして「中札内美術村」です。
翌日には美術には全く関係のない喰い気のオバちゃんが合流予定だったので、
景子姐と2人でゆっくり歩いてみました(笑)

夏の柏の原生林はまた一味違った感じでした。
木々の間には自生の野草がビッシリ生えています。
病気一つなくグリーンがピッカピカなの。
まあ、花、花、言っている人には退屈極まりないかもしれないけどね。
原生林の中をあるいた写真、それから、坂東 優さんの石膏像(今日の1枚目)、
少しですけどご覧くださいね。

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如何でしたか。
これらの写真は新しいカメラにしたからこそ撮れた写真だと思います。
最後の一枚、美術館内の大きなガラスに映る柏の原生林は、
古の大劇場、例えば、テアトル東京で観るシネラマのようではありませんか!
人もそれほど多くありません。「六花の森」に近いです。
足を延ばしてみては如何ですか。こちらの方が良かったりしますよ。


2014年7月20日


ブノワ。


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神が降りる……。 

 

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先日のこと、6月の中旬に写真撮影の仕事をしました……。
いえいえ、写真は本業じゃありませんからね。
たまたま長いお付き合いでご本人からオファーを戴いただけ。
ホラ、結構、焦って新しいカメラ買ったじゃないですか。
その仕事のためだったんですよ。大事な仕事でしたからね。
どんな撮影だったかはチョッと差し障りがあって、
今ここでお話する訳には行かないのだけれど、
美人のポートレート撮影とだけお話しておきましょう。

でね、それが切っ掛けで、
元来、ポートレート写真が好きな僕に火が点いちゃったわけ(笑)
でもね、仕事でもない限り誰でもいいって訳じゃないじゃないですか。
自分から進んで写真を撮りたいと思える人は稀だから……。

そのあと北海道だった訳です。
引き続き気分はポートレートなのね(笑)
勿論、美しい北海道の風景を撮りに行ったんですが、
ついつい喋るじゃが芋たちにカメラを向けてしまします(笑)
北海道の美味しいじゃが芋じゃなくて、関東のやかましい喋るじゃが芋ね(爆)

B。「ホラ、そこに立ってみて。」
 
A 「いやよぉ……綺麗に撮って!」

B。「無理!」

写真を撮られるのはイヤだイヤだと言いながら、
言い終わらない内から髪を直したりメガネを外したり……。
何だよ!撮られる気、満々じゃん!(苦笑)
年は取っても女心は健在か……。

B。「そこに二人で並んで。」

K 「可愛く撮って!」
 
A 「細く撮って!」

B。「それ、不可能ですから!」

B。「ホラ見て、綺麗に撮れたじゃない?」

A 「えぇぇぇぇっ!丸い!」

あ・の・ね・ぇ・ぇ・ぇ・ぇ・ぇ・ぇ・っ!
丸いって言われても困っちゃうじゃん、だって真ん丸なんだから!(笑)
ムカムカっ!丸いものを四角くは撮れないの!(怒)
キヤノンに頼んでアナモルフィック・レンズ作って貰いなさい!
それがあれば横が半分くらいに細く写るから。
四角い部屋を丸く掃くのは得意のブノワ。さんだけどね。
偉大なガーデンライターのAさまを細く撮るのだけは不可能でございます。
その前に、だったら痩せろ!ってことでしょう?(笑)

ムッとしちゃいますよねぇ(笑)
自分は遥々バカンスで北海道まで来て、
何でこんなオバチャンたちの写真を撮っているのか?って。

可愛く撮れ、痩せて見えるように、この辺のお肉をもう少し……。
絶対に有り得ませんから! その前にエステに行けってことです(笑)
写真は嫌いと言いつつ、絶対に不可能な無理難題を吹っかけてきます(苦笑)
そうでない人をそれなりに撮るのは難しいのだよ(笑)

これがフィルム・カメラだったら絶対に有り得ないポートレート撮影。
貴重なフィルムだったら1枚だって勿体ないものね。
絶対にシャッター切るもんか!デジタルは消せばそれでOKだから(笑)
元々、僕は観光地での記念集合撮影や、
名所旧跡の看板前での記念撮影は全く興味がありません。
だけど、何となく気分はポートレーだったものだから(笑)




さて、今日の1枚。
このスーパー・エキストラ超美麗ポートレートは、皆さんご存じの Noraの景子さん。
最近は改名されたようで、かれんさん?
美瑛のレストランでランチをした後に撮りました。
僕、1年間に可成りの枚数を撮りますが、
自分で「これは凄い!」と、思えるのはそうありません。
年間に10枚あるかないかだと思います。
……これはねぇ、写真の神が降りてきましたねぇ(笑)

気分は篠山紀信だな。
篠山紀信の女子大生シリーズと言うには物凄くトウが立っているから、
人妻シリーズ? それじゃアラーキーか(笑)
少なくとも「週間朝日」の表紙に使われてもなんら遜色ないと思います。
ただ、景子さんが芸能人じゃなくて一般人なだけ。有名か有名じゃないかの違いね。
この時、景子さんは下を向いていたのね。で、声を掛けた訳。
さっと顔を上げた一瞬の表情。日頃の極悪ぶりを脱ぎ捨てた?(笑)
無防備で構えない表情がいい感じです。
特殊メイクもなし、女優ライトもなしでこの美しさ!
僕ねぇ、いいよいいよ!とか、綺麗だよ!とか、
わざとらしく声をかけて撮るのは嫌いです。
え?笑っていないじゃないかって?
この1枚は笑っていたらダメなの。この表情だからこそいいんです。

B。「あの人、何だっけ……ホラ、池、池……何だっけ?

   似ているんだよねぇ……。」

K 「池内淳子?」
 
A 「池上季実子?」

違いますから!(笑)それに池内淳子って幾ら何でも古すぎ!
和久井映美に似ている?それはチョッと褒め過ぎか(笑)
あっ!思い出した!池脇千鶴だ!何、何、もっとあり得ない?(笑)
今回、景子さんの写真は、吉永小百合風、ジャンヌ・モロー風……色々、撮らせて貰いました。
でもね、この最高の1枚を見てもまだ不満げな景子さん(笑)
どんだけー! by Ikko。女性の欲望は限りないんですねぇ……。
皆さんはどう思いますか?物凄く美しく撮れていると思いませんか?
是非、感想をお寄せください。皆さんの意見が聞きたいです。
何、何?高名なガーデン・ライターのAさまの写真が見たい?
ですよねぇ……やっぱり?そう来なくっちゃ!
リクエストがあったらこれからの記事で掲載しますよ!

自分の超美麗ポートレート写真、撮って欲しい人は撮って差し上げます。
僕が大嫌いで皆さんが大好きな facebook 用のプロフィール写真。
お値段は要相談、時価です!アナタが旬だったらお高いです(爆)


2014年7月19日


ブノワ。


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黒豆よどこへゆく……。 

 

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皆さんお元気ですか?梅雨、真っ只中ですねぇ……。
へばっていませんか?アゴ出していませんか?(笑)
今日は猫の日曜日、旅の日記はチョッと置いておいて……。

実は黒豆のことでチョッと心配なことがあります。
皆さんもご存知のように、我が家は家の中で6匹、
玄関周りで3匹の外猫の面倒を見ています。
今までの外の猫は家に入れたりお星さまになったり、
フと姿が見えなくなったりで、暫くするとメンバーが入れ替わるのです。
愛らしいカトリーヌがお星さまになってから、
多分、カトリーヌの息子?の黒豆の面倒を見ていたところ、
近所から元気のいいサバトラとキジトラの兄弟がやってきました。
まだ1歳になるかならないかの仔猫でした。
黒豆と仲良くしている様子から、自然と2匹も面倒を見るようになり、
栄養満点、好きなだけご飯を食べてスクスクと育つ2匹。
半年あまり3匹の仲のいい生活が続きました。
前に紹介したリプニツカヤ似の子はまだですが、
もう1匹の小さい方は避妊か去勢の手術も済んでいます(雄か雌か分からず)

暫く3匹でご飯を食べていましたが、
どうも黒豆が食べにやってくるタイミングが1テンポも2テンポも遅く、
ご飯を食べ損なうこともしばしば……。
外にご飯が入った食器を出しっ放しには出来ませんからね。
アリやナメクジが集るし(そう言えば今年はアリが全くいない……。)
他の猫もやってくる。だから少なくとも僕が家にいる間か、
仕事に出かける間際までに姿を見せないとご飯を食べ損ねることになります。
カトリーヌはその点、良かったんです。
真冬の真っ暗な朝の4時だろうと、雨が降ろうと大風だろうと、
カトリーヌの最重要課題は毎日のご飯(笑)
槍が降ってきても玄関先にヘバリ付いている子でしたから。
僕の帰りが遅いと縄張りのギリギリまで来ていて僕をお出迎え(笑)

 「なぁなぁ……。」鳴きながら、

後ろを振り向き振り向き、家まで僕を先導してくれる子でしたから。
そこへ行くと黒豆は雨だと2日も3日も平気で姿を見せません。
チョッと風が吹いても姿を見せないし、
自然とご飯を食べに来る回数が少なくなります。

そんなこんな、ご飯に関して心配をしている最中、
ある朝、黒豆の額に1センチ巾 × 3センチ程の白い筋が……。
どうしたのかな?誰かと喧嘩して引っ掛かれた?
毛が薄くなっています。そんなこんなしている内に、
今度は首周りの毛がゴッソリ抜け落ちて細い首が見えるようになりました。
猫の首ってこんなに細かったんだ……変なことに感心しちゃったり。
マダニに刺されたかな?フロントラインを1滴、
首の後ろに落としましたが効果はないようです……。
朝子を病院に連れていった時に先生に相談し、飲み薬を処方して貰ったんですが、
さて、今度はその翌日から全く姿を見せなくなっちゃったんです……。
以前、2ブロック離れたお宅の紫陽花の下に、
チンマリ座っているところを見掛けたこともありますし、
ご飯を貰う家はウチだけじゃないのかもしれません。
男の子の常として、新しい縄張りを求めて旅立った?

キクもそうでした。最後に玄関の中に入って来て、
あちこち匂いを嗅いでまわって周りを見渡してから、
プイと出て行ったきり一切姿を見せなくなりました。

近くにいるのなら姿くらい見掛けても良さそうなものなのに、
全く姿を見せないと不安と心配がムクムクと頭をもたげます。
黒豆もいずれいなくなるのでしょうか……。
手術して慣れて来たら家に入れる積もりだったのに……。


今日の写真は1年以上前の黒豆……。
立派な男の子に育った凛々しい姿。
最近は少し小さくなったような気がするのです。
しかも物凄く臆病になって来ている……心配。

毛が抜けた部分の肌は、喧嘩などによる引っ掻き傷は見られないから、
何かのアレルギーだと思われるけど、
新しい家で薬飲ませて貰えるかな?普通はそこまでしませんよね……。
新しい家で可愛がって貰えるのかな?外猫との付き合いの宿命だと思うけど、
チョッと物悲しい夏の日々です……。


2014年7月13日


ブノワ。


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category: 猫が行方不明。

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バラえもんと行く八ヶ岳 宿根草買い出しツアー by ブノワ。 

 

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素晴らしい会のあと、車を飛ばして信州に行きました。
季節もいいことだし、河合さんゆかりのペンション、
「われもこう」に泊まりに行こうというもの。

メンバーは河合さん、関西から物凄く植物に詳しい kitiさん、
それから、この度ココログを出禁になったあけ(笑)
そして、極悪姐さん改め かれんさんと僕の5人です。

車、飛ばしました(笑)
そう、泊まるペンション「われもこう」の夕食の時間が決まっていたから。
こちらの都合に合わせて夕食の時間を遅くして待っていてくださったんです。
何だかいつも食べ物で行動が決まっているようで仕方ないですね(笑)
後ろ髪を引かれつつ解散したガーデンツアーですが、時間は結構押しています。
出来ればまだ明るいうちに到着したい……人情です。

何と、時間ピッタリに到着し、あれほどお腹一杯だったのに、
殆ど残すことなくご飯を平らげ、それぞれに風呂に入って薔薇談義。
グッスリ熟睡の朝、美味しい朝食を摂った後は、
車2台を飛ばして八ヶ岳園芸店 宿根草買い出しツアー with バラえもんです(笑)
えっ?誰がバラえもんかって?決まっているでしょう、河合さんのことですからね。
ホラ、薔薇の先生方って肩書きが皆さんあるじゃないですか。
夕食後、その話になったのね。「河合さんの肩書きは何ですか?」って。
そんなものないと言いつつ、それだったら「バラえもん」かなぁって(笑)
自分で言ったんですからね、河合さん。

我が家は庭がありませんから、
僕には苗を買うという楽しみはありませんでしたが、
姫野バラ園 、Jマート富士見店、中山植物園、ミヨシペレニアルガーデン、中山園……。
折々に撮った写真を何枚か選んでみましたので見てくださいね。

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一に物色、二に物色、三四がなくて五に物色(笑)どうです、この真剣な目!
途中から河合さんが自分の車で来るって言い出したのね。
何でだろう……乗せて貰った方が楽チンなのにって。
でも、考えてみれば、初めから宿根草や薔薇を買う気満々だったのね!(爆)

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そして姫野バラ園でお目当てを譲って貰ってこの笑顔!(笑)



しかし、皆、貪欲(笑)あくことなき探求心と購買意欲。
河合さんはこうして気になる苗を選んでは、
自分が手懸けるガーデンに植えて様子を見るんですね……。
自分で育ててみてデータを取る。頭が下がる思いです。
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楽しかった苗の買い出しツアー……。
それぞれ車に積めないほどの苗を買い込んで中山園で別れたのでした。


2014年7月9日


ブノワ。


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category: 旅の栞。

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薔薇は文化である。 

 

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気心知れた仲間が集まったある日。
素晴らしいプレゼントを戴きました。
写真を見て戴けばお分かりだと思いますが、
僕の薔薇「Under the Rose」と「Rei」を使ったジャムです。
コンフィチュール?いえいえ、僕はその言い方はしません、ジャムね(笑)
チョッと驚きです。全く予期しなかったこととは言え、
ご自分の分と親友に分けた分と僕にくださった分、
一体どれくらいの花をつぶして作ってくださったのか……。
僕はジャムって作ったことがないから分からないけど、
ホラ、豆苗を炒めたらあんなに嵩があったのにこれだけ?見たいな感じ?(笑)
本当にありがたいです。写真撮影をして早速戴いてみました。

物凄く強い薔薇の匂い……美味しかったです。
それぞれの匂いも少しずつ違ってね。
トーストに、それから熱い紅茶に入れて楽しんでみました。
自らが作った薔薇のジャムを食す……新しい発見。

前にも書いたことがありますが、薔薇は文化です。
美しい薔薇はその昔から音楽になり、絵画になり、文学になり……。
薔薇は芸術となって幾年月を人類と共に歩んできました。
その芸術に触れた人々に新たな化学変化を起こし、
感性を育み、さらに豊かな何かを僕たちに与えてくれます。
僕のオリジナルの薔薇なんて、大海に落とされた小さな一滴のしずくですが、
そこから大きな波紋が広がり、波紋と波紋が合わさって、
さらに複雑な、そして美しい模様になったように思えます。

薔薇を楽しむにはただ育てるだけではなく、
鈴木省三さんが仰有っていたように、芸術に勤しむこと……。
いい音楽を聴き、沢山本を読み、絵画を楽しみ、美味しいものを戴く……。
自分の引き出しを増やすことが薔薇を知る手掛かりとなる。
薔薇は総合芸術なんですよね。今更ながら至言だと思います。


素敵なプレゼントをくださった おたふくさん、どうもありがとう!
感謝の気持ちを込めてベランダで咲いていた「Rei」と記念撮影です。


2014年7月6日


ブノワ。


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category: 薔薇の名前。

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One and only になろう! 

 

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 「どう?元気にしてる?仕事は順調?」

 「それがさぁ……大変なの……。」

 「大変?何がどう大変なの?」

 「・・・・・・あのね……もっとイヤな奴がいたの!」

僕、電話口で大声で笑っちゃいました。
だって可笑しいんだもの。この会話は最後に勤めた会社でのこと。
その会社は人間関係がなかなか大変でして(笑)
まぁ、僕はこんな性格ですから気楽に泳ぎ回っていましたが、
キツい性格の上司がいましてですね(僕、中途採用だから僕より年下)
そいつ、皆の嫌われ者だった訳(笑)徹底的に嫌われていた(爆)
いつだったか、この温厚な僕も大喧嘩してさ……怒髪天を突き、
翌日は謹んで会社をお休みした午後に、
極寒の有楽町で朝子を拾ったりした記憶が……(笑)
この友好的で穏やかな僕が大喧嘩するくらいだから、
周りのスタッフともいざこざが絶えなかったの。
で、僕と仲が良かった女の子が、言い争いの末、堪忍袋の緒が切れて、

 「こんな会社、辞めてやる!」

と、啖呵を切ってさっさと辞めて、
次の会社に就職して1ヶ月目の会話が冒頭の会話なんです(笑)


会社なんて皆、同じです。
そんなに夢のような会社なんて殆ど無いに等しいです。
イヤな上司、バカな部下、使えない同僚……そんなんばっかです。
労働時間は長くて賃金が安い……結構、当たり前です。
今、求人難です……が!果たしてそうでしょうか?
仕事はあるハズです。ただそれが自分の意に染まないだけなんじゃないでしょうか。
希望の仕事に就けないことなんて普通です。
この世の中で自分の好きなこと、夢でご飯を食べられる人がどれくらいいるでしょう。
小さい頃からプロ野球やプロ・サッカー選手になる夢を持って、
それを実現させる人がどれだけいるでしょう。
食べていくためには働かなければならない。
イヤな仕事でも我慢して毎日〜痛い思いをして通勤電車に揺られ、
雨が降ろうと槍が降ろうと会社に通わなければならない。
朝の満員電車の中の人々の死んだような顔、見てみるといいです。
賃金の問題、福利厚生のこと、労働時間のこと……。
それ全ての条件が素晴らしく揃っていることなんかないです。稀のまた稀。
高給取りを羨ましがらなさんな。彼等だって遊びたい盛りに、
お受験、お受験……大変な思いをして頑張ったんだもの。
大企業に入ったら入ったで、家庭を顧みる時間もなく身を粉にして働いているんだよ。
あなたが好き勝手遊び惚けていた学生時代、彼等は勉学に励み、
学歴を身に付け、資格を取り、自分を研いてきたんです。
その彼等だって思うような就職ができない世の中なんだよ。
どこかで楽をすればそれなりの賃金しか得られない世の中なんです。
人と同じことをしていたんじゃ高給取りにはなれません。
自分にしか出来ないことをする=高給を取れるんです。


僕のことを楽な仕事だと羨む人もいます。
確かに、一日の労働時間は極端に短いし(これは僕の技術力ね)、
休みも自分の好きに出来てそれなりに生活出来る収入……。
でもね、一人でやっていますからね。何の保障もないし、
休んだらそれだけ実入りが減るんだよ。ボーナスないしね(笑)
倒れたらお仕舞い、だから自分の身体の管理には物凄く気を遣っています。
日々、適当言っているけど、結構、大変なんですよ。
でもね、日々の満足度、充実感は非常に大きいです。
仕事の質って言うのかな?皆さんに感謝され、お礼を言われる……。
だから採算が取れない時があってもやる価値がある仕事だと思ってる。
要は胸を張って人様に自慢できる仕事をしているか?ってことじゃない?


色々と頑張ってきて、学歴も資格もスキルも全て身に付けたのに、
今のこの世の中じゃ自分の力を発揮する場所がなくて腐ってる……。
仕方ないですね。条件は皆同じです。今はそう言う時代なんだもの。
でも、いつまでも親の脛を噛っている訳には行かないんじゃない?
働かなくちゃね!銀行?商社?大手企業に就職希望らしいけど、
日本の麗しい終身雇用制度なんてとっくの昔に無くなっちゃったよ。
企業の経営者は自分の無能を棚に上げ、
一社がはじめたら、我先に下品で非情なリストラをはじめた……。
賃金カット、サービス残業なんて当たり前。ブラック企業ばっかりじゃない?
ボンヤリしていたら明日は君の席がなくなっているかもしれないんだよ。
いいのかな、それでも。いつまで就職浪人しているつもり?
なになに?一回、就職しちゃったら「新卒」じゃなくなる?
だったら一生、新卒の肩書きを後生大事に守ってプラプラしていればよろしい。

小さな会社でもいい、自分にしか出来ない何かを発揮出来る場所を探したら?
下町の小さな会社のスタッフでもいいじゃない。え?大学で習ったフランス語?
そんなの何れ役に立つ時が来るから安心しなさいって。
替えがきく小さな歯車でスグに磨耗しちゃってポイされるより、
会社の中心となって八面六臂の活躍をした方が楽しくない?
会社に必要とされている満足感……いいものですよ。
君の頑張り、絶対に誰か見ているハズだから!



 「何とぞ加恵さんには、威風既に備わった大家に嫁して事なき生涯を送るか、
  陋屋(ろうおく)を興して城を築く気構えで生きるか、
  その何れを選ばれるか考えていただかしてと私が申していたとお伝え下さいまし。」

有吉佐和子の傑作「華岡青州の妻」にはこんな台詞があります。
華岡家のお継(おつぎ)が京に上って医術の勉強をしている息子青洲に代わって、
嫁取りのお願いに妹背家を訪れます。
妹背家は大庄屋、田舎の貧乏医者の華岡家とは全く釣り合いが取れないのですが、
お継は医者の嫁には武家育ちの娘こそ相応しいと不躾を承知でお願いにあがったのでした。

今の日本に「ことなき生涯」なんてないんだよ。
自分にしか出来ないことをして「陋屋」を興してみたら?
いつまでも籠もっていちゃダメ。

今日の写真は新しい世界に第一歩を踏み出す皆へ応援の花束。
兎に角、一歩踏み出してみようよ。世の中そんなに捨てたものじゃないし、
どこかで君のことを待っている人、会社がきっとあるハズ。


2014年7月4日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2014 nioinoiihanataba, All Rights Reserved.

category: 向き向きの花束。

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