今年の目標。 

 

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今年の春は記録的な大雪に始まり、
薔薇のシーズンが始まったと思ったらポカポカ陽気に開花が早まり、
咲いたと思ったら豪雨と強風……まったく、自然は毎年何かやらかしてくれます。
でも、まだまだですからね、存分に薔薇を楽しみましょうね!

さて、一年の計は元旦にあり……よく言いますよね。
皆さんは何か一年の目標、やってみたいこととかを決めましたか?
僕も幾つか今年の目標を決めてみました。新年から早速、実践しています。
ここに書いちゃうと実現できそうになくなっちゃうものもあるけれど、
もう可成りモノになってきているので、一つだけ紹介しちゃいます。

あのね、僕の写真、いつも縦位置で撮ることが多いんですが、
今年は横位置の写真を巧くなりたいんです。
全体で言うと、縦横、半々くらいの割合にしたいの。
それからお気に入りのものをモチーフに、静物写真を沢山撮って、その道を極めたい(笑)
そんな風に思っています。静物っていいですよね。家であれこれ工夫して撮影できるし、
自分で構図を考えたりして写真の上達にはもってこいだと思うんです。
これからのシーズン、写真を撮る機会も多くなりますから心してみたいと思っています。


今日の写真は僕のオリジナルの薔薇。
今年の秋から発売になる「Milady de Winter」です。

ミラディー・ドゥ・ウィンターはリシュリュー卿に仕えた稀代の悪女なんですよ。
絶世の美女で、しかも血も涙もない極悪非道な貴婦人です。
この春、自宅のベランダで撮影しました。左に写っているのは麻実れいさんの「Rei」です。

なかなか横位置の写真は難しいですね。
僕、高校の美術部のデッサンで縦位置に描くことが身に染み付いているから。
かのヴィスコンティが「ベニスに死す」の時に、
シネマスコープの横長フォーマットに苦労したように……。
えっ?何ですか?ヴィスコンティの名前を出すなんておこがましい?
いいじゃないですか、チョッと言ってみたかっただけ(笑)

横位置の写真共々、僕の新しい薔薇も宜しくお願いします!


2014年5月28日


ブノワ。


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不思議な符号……。 

 

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新しいマッキントッシュが我が家にやってきたことはお話しました。
連休ということもあり、少し気分転換に掃除などをしてみた訳です。
もうね、タップリ埃を吸い込んで具合悪くなっちゃった(笑)
本や雑誌は捨てられない性分なので、置き場所を整理したり、
あれこれ拭き掃除したり……要するに、家の中のモノは数的には全く変わらず、
ただ位置が変わったり、何となく綺麗に見える場所に移動しただけ(笑)
見えないところに押し込んでぇ……四角い部屋を丸ぁ〜るく掃くのが僕流の掃除の仕方(笑)
コレクションしている油絵や写真のオリジナルプリントも、
額縁を綺麗に拭きあげ、ガラスもピカピカに磨き上げました。

改めて絵画の収集っていい趣味だと思います。
ギャンブルや酒に溺れて苦労して稼いだお金を湯水のように使ったり、
変なオネエちゃんがいる店で甘い言葉にとろかされて金品を巻き上げられ、
借金までして入れ揚げてスッカラカンになるよりはね(笑)
汗して稼いだ大事なお金……大切にしたいですもんね。
自分の趣味で集めた絵画に囲まれて暮らすのは心も豊かになり、
美しいものへの感性が自然に研かれるから素敵です。

今日の写真は栗原喜依子の油彩画。タイトルは「アンダルシア」です。
少し前にオークションで落としました。僕、栗原喜依子大好きなの。
キャンバスの麻の折り目が見えないように、下地をしっかり塗り潰してから、
細い絵筆で繊細な筆致で描くさまは、敬愛するレオナール・フジタを彷彿とさせます。


最近、チョッとした符合に気が付きました。
画家の多くは、自分が得意としている分野、
若しくは、世間一般に言われているその画家の売れ筋のモチーフよりも、
どの画家も風景画が格段素晴らしいと言うこと。
写真の栗原喜依子も裸婦で有名ですが、実は風景画の方が数段素晴らしいです。
同じく裸婦で有名なオーギュスト・ルノアールもそう。圧倒的に風景画が美しいです。
ギュスタフ・クリムトの正方形の風景画の数々を見たことがありますか?
有名な「接吻」やポートレートの数々を軽く凌駕しています。
去年の夏に惜しまれつつ亡くなったジャン・ジャンセンは裸婦、バレリーナで有名ですが、
矢張り、トスカーナの丘陵地帯やヴェネツィアなどを描いた風景画が圧倒的です。
踊り子や数々のポートレートが魅力的なエドガー・ドガもイタリア旅行の時のシリーズが素晴らしいし、
社交界の名士のポートレートで一世を風靡したジョン・シンガー・サージャントも風景画が魅力的です。
それから僕の敬愛するレオナール・フジタも、婦人像や子供の連作より、
何気ないパリの風景に画家のエスプリを感じるし、
ヘルガ・シリーズでポートレートの雄と言われるアンドリュー・ワイエスもそう!

いつかジャンセンの風景画を僕のコレクションに加えたいです。
出来ればリトグラフじゃなくて水彩画か油彩画。
ワイエスは買えないので自分で模写しようかな……。


2014年5月25日


ブノワ。


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浮気しました。 

 

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ついつい浮気しちゃいました……。
長年の付き合いなのについ魔が差して……。

えっ?誰ですか。ドキドキしちゃっているのは(笑)
うろたえているのどこのどなた?(爆)違うのね、マッサージの話(笑)
長年通った家の近くのマッサージから中国整体に鞍替えね。

僕、独立して一人で仕事しているじゃないですか。
請ける仕事は全て僕をご指名です。
一旦、請けた以上、風邪を引こうが台風が来ようが、
槍が降ろうが電車が止まろうが死んでも仕事に行かなければなりません。
だからマメマメしく身体のメンテナンスをしないとね!
定期的にマッサージに通っています。気持ちいいし身体が楽になるし……。
今までは最寄りのバス停から5つくらい行った小さな治療院に行っていました。
年配のオジサン先生が2人でやっている治療院。
予約できないから行ってみて人が待っていると3時間くらい掛かることも……。

先日のこと。支度してバス停まで歩いていくと、
半年くらい前に出来た新しい整骨院が目に入りました。
午後の治療は2時30分から……時計を確かめると2時25分。
チョッとどんな感じか聞いてみようとドアを開けると、
感じのいいお兄さんがいて今スグだったら40分くらい施術できるって……。
ものは試しです。チョッとやって貰うことにしました。浮気しちゃいました(笑)
お兄さん、力強くてなかなかテクニシャンでした。
僕ね、女性のマッサージはダメなのね。小さい手(指)で力一杯、
120パーセントの力で揉まれると具合悪くなっちゃう。
やっぱり男の大きな手で80パーセントの力で揉んで貰うのがベストです。
華奢な指が骨と骨の間に入っちゃうと痛いしね(笑)


今までで思い出深いマッサージと言えば……。

タイのマッサージはなかなかで、バリ島のホテル、
レギャンで担当してくれたオバサンは巧かったなぁ……。
受け付けで「フェイシャルが30分付いています」と言われ、

 「この髭面を?」

と、指差し受け付けの綺麗なお姉さんと2人で爆笑して、
その分をマッサージに回して貰ったんです。

 「男性スタッフはいますか?」

聞いてみましたが、1人もいなくて何だか小柄で綺麗な女性しかいません。
あちらはアロマテラピーとかフェイシャルとかがメインなのね。
それだったら力の強い年配の女性は?……と、言うことで件のオバサンが担当してくれた訳ですが、
終わって顔を見ると汗ビッショリなの。何だか嬉しくて申し訳なくて、
料金と同額のチップを弾んじゃいました!ブノワ。さん太っ腹!(笑)

ソウルのサウナのオモニは歴史に残る巧さでした。
そのサウナはホテルの窓から3ブロックくらい離れたところのビル。
温泉マークが見える6階建てのビル丸々1棟が家族経営のサウナでした。
ホテルのフロントで聞いてみると安心して利用して大丈夫とのこと。
同行の友人たちは恐れをなして誰も行かないので1人でチャレンジです。
入り口の受け付けで先ず絶句!受け付け嬢と全く言葉が通じない!(笑)
こりゃ困った……受け付け嬢が機転をきかせ、
彼女の友人で、片言の日本語が出来る女性に電話してくれたの(笑)
電話を代わり、どんな感じか聞いてみると、先ず受け付けで受けたいコースを選び、
所定の階に上がって担当する人に代金を払って施術を受けるらしいです。
電話を切り受け付け嬢と再び必死の意思の疎通(笑)
10分くらいあぁ〜だこぉ〜だやって、ようやく共通の単語を発見!(爆)

 「スポーツマッサージ!」

それそれ!それでいいのだ!(笑)
4階に上がって風呂に入り、着替えをしたら5階へ。
そこには無愛想な面持ちのオモニが1人……。

 「スポーツマッサージ?」
 
 「スポーツマッサージ!」
 
踏まれたりして荒っぽかったけど、非常に巧いオモニでした。
ここでもチップを弾んだのは言うまでもありません。

ソウルの翌日、ハンジュンマクとセットになっているマッサージ……。
これは死ぬかと思っちゃった(笑)個室に入ると、多分、ロシアから出稼ぎに来たと思しき、
まるで女子プロレスラーと見紛うばかりの体格のパツキンのお姉さんが待ち構えていました(笑)
バキバキ!ボキボキ!真面目に死ぬかと思った(笑)

今までで最悪はフランスはパリ、マレ地区にある超有名なハマム。
高級感溢れるインテリアとムードタップリの雰囲気。
だけどその女性のマッサージ師(モデル並に美人)は、
全く力を入れず雰囲気だけのナンチャッテ・マッサージ。

 「はい、ワタシと一緒に息吸ってぇ……吐いてぇ……。」

って!アンタ!僕の顔に掛かる吐く息が酒臭いじゃん!ランチにワイン飲んだな?!(怒)
バリ島に行ってオバサンの力仕事を見習いなさい!
ソウルに行ってオモニにテクニックを教えて貰いなさい!(笑)

マッサージが合う人合わない人、体質によって色々ですよね。
僕はマッサージ大好き。今までに数回、命拾いに近い効果があったこともありました。
僕ね、首の骨の一番下の2本の間の軟骨が出ているの。
チェロを買った時、嬉しくて嬉しくて持ち帰った日に首が全く動かなくなりました。
チェロと弓にお金を掛けたいからケースは安くて重たいものにしたのね。
それが引き金?病院に行ったら、電気をあてるか牽引。それでダメなら2本の骨をくっ付ける手術……だって。
そのどれもイヤなので恵比寿にある24時間営業で、芸能人もよくお忍びで来る整体院に行ったの。
症状を言ってマッサージを受けること1時間……。
ケロリと治っちゃいました(笑)人の身体ってそんなものなのかしらね?(苦笑)

あれからもう一度、浮気しちゃいました。
今度はね、親切にしてくださっている女優さんのご主人の紹介。
家から1時間くらい電車に揺られるのですが、ここの先生が凄い!
マッサージで気持ちがいいだけではなくて、患部の原因を取り除く施術をしてくれます。
結構、通っているなぁ……一昨日も行ってきました。
カッチカチに固まった腰を解して貰ったの。
今は巡り巡り経巡って中国人の先生ラブです!(笑)

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今日の一枚はバリ島のザ・レギャンでマッサージをして貰い、
スッキリした気分で外に出た時に目に映った夕焼けです。
はぁ、バリは遠くになりにけり……。


2014年5月24日


ブノワ。


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おぐし再び。 

 

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 「今日はどんな感じにしますか?」

 「そうねぇ……36に見えるようにして!」

親友で美容師の呆れ顔をものともせず、行って参りました美容院。
切って参りました、ほぼ1年ぶりに長くなったおぐしを(笑)
おぐし?疑問に思う方はこちらを参照ね。
ガーデニングショウを皮切りに、薔薇のシーズンが始まりましたから、
ここで、サッパリすっきり、爽やか系に大変身のつもりでした(笑)

僕ね、友人たちは皆、首が取れるほど思い切り頷いちゃうと思うんだけど(笑)
物凄い面倒臭がりなんです。 髪の毛に付いては特にそう。
美容室を経営している親友に切って貰っていますが、
やっぱりタダじゃない?当たり前ですよねぇ(笑)
そうすると、一応、気兼ねや遠慮って言うものもあるし、
営業時間中は申し訳なくて行けないし、かと言って、

 「営業が終わった頃に来れば?」

の、言葉に甘えて一回、行ってみたんだけど、
やっぱり一日の仕事を終わった親友の疲れた顔を見ると、
遠慮がちで奥床しいブノワ。さんの心が痛む……ってな訳で、
髪の毛をカットするのは一年に一回……そんな感じになっちゃいます。

僕くらいのお年頃になると色々と難しいのね。
若造りすると、染めた白髪が伸びてきて、却って年を感じさせたり、
無理してダイエットすると、ギスギスして潤いがなくなり干物のようになって芳しくない……。
かと言って、程々に肉付きがいいのがベストだけど、
太ると暑苦しくて見苦しい……確実に胸とかの筋肉は落ちるしね。
それから日焼けして茶髪にして眉を細く整えると最悪です。
売れなくなった演歌歌手みたいだもんね(笑)
もれなくブランド品を身に着けて、ありったけのアクセサリーをジャラジャラ。
シンプルで清潔感溢れて若々しくて……なかなか難しいですね。
お洒落もデザインも、無駄を削ぎ落として初めていい感じになる……。
やっぱり、日々、生きている態度や、姿勢とか……積み重ねなんですね。

さて、おぐしを短くしました。
ブノワ。さん本人のご予定では、真っすぐなまま髪の毛を下ろしてセットすれば、
今や一世を風靡している西島秀俊風に、
天然パーマを生かしてクルクルにセットすれば、
ローブが似合う「テルマエ・ロマエ」の阿部ちゃん風になるハズだったんですが……(笑)

あぁぁぁ……石投げないでぇぇぇぇっ!(笑)
皆さんには好評ですが、中には僕だと全く気付かない方もチラホラ……。
2回挨拶してようやく「あぁ……。」なぁ〜んてね(笑)
「こんにちは!」……頭を下げると、皆、先ず怪訝な顔を見せます。


今日の写真は西武ドームのガーデニングショウで撮った1枚。
自分の写真は大嫌いだけど、この手は好き(笑)
さぁて、次に髪の毛を切るのは一年後かな?(笑)


2014年5月19日


ブノワ。


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テルマエ・ロマエで相棒と「相棒」を観に行く。 

 

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現在、公開中の映画「テルマエ・ロマエ Ⅱ」の主人公、
阿部ちゃんが演じる浴場設計師ルシウスの口調で声を出してお楽しみください。
好評につき第2弾でございます(笑)第1段はこちらから!
今回、ルシウスは浴室にも水にもまったく関係のない場所で驚愕の光景を目にします。
前回同様、野太く大仰な台詞回しでどうぞ(笑)


 「おぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・。
  こ、こ、こ、ここは一体!オレは何でこんな薄暗いところに座っているのだ・・・・・・。
  も、も、も、もの凄い人!平たい顔属の人間がこんなに沢山・・・・・・。
  ンンン?あの正面の白い四角は一体何なのだ・・・・・・。
  皆、楽しげに、次から次へと席に着いているではないか。
  うぅぅむ、何やら甘ったるい匂いが・・・・・・美味しそうな匂いではないか・・・・・・。
  おぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・く、く、く、暗くなったぞ。
  あっ!あの白い四角いところに絵が!しかも、う、う、う、動いている!
  何だこれは!あぁぁぁぁ!もの凄い音・・・・・・臨場感満点ではないか。
  な、何?映画?今、隣の属国の女が「映画」と言ったぞ。
  こ、こ、こ、これが平たい顔属の娯楽だと言うのか。
  我々より劣る野蛮人がこんな最先端の技術を持っているとは・・・・・・。
  し、し、し、仕組みが知りたい。ぜひ、皇帝にもお見せしたいものだ。
  むむむ・・・・・・オレの隣の女、典型的な平たい顔属の女と見た・・・・・・。
  股ぐらに抱えているのは一体!紙で出来たバケツ?
  そこからか!甘ったるい匂いが漂ってくるのは!
  何やらしきりに手を動かしているではないか。
  うぅ〜む、小さくて白くて丸いもの・・・・・・平たい顔属の女はしきりにそれを食らっている!
  休む間もなく機械的に口に運ぶそれは一体!
  おぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・大音響とともに劇が始まった。
  あぁぁ、あれは島!島を空から見るのは初めてだ・・・・・。
  い、い、い、一体どうやって!?

  しかし隣の女の食欲たるや、海にいる巨大なクジラか印度のゾウか・・・・・・。
  ンンンンン・・・・・綺麗サッパリ食べ終わったな。
  何、今、何と言った?ミッチーだと?何だ、何なのだ!ミッチーとは一体?
  ミッチー、ミッチー・・・・・・浅香光代か!
  おぉぉぉぉぉぉぉ!おそるおそる隣の平たい顔属の女の顔を見てみれば、
  今、前の四角い白いモノに映っている男と同じ顔ではないか!
  な、な、な、何?・・・・・・ろ、ろ、ろ、六角精児?
  この平たい顔属の女の名前は六角精児?!?!」
  

行って参りました、観て参りました。
高名なガーデンライターのあけさまと「相棒」劇場版へ。
だれ?相棒と「相棒」に行ったんだって言っているのは(笑)
僕ね、「相棒」は結構、好きなんですよ。
基本的にテレビは見ないので、わざわざは見ないけど、結構見ている。
だってイヤって言うほど再放送しているじゃないですか(苦笑)
研ナオコが出るジャズ歌手のなんて再放送で2回は見ている。
お気に入りの理由はね、他の刑事物と比べて社会性が強い内容のものが多いこと。
硬派で真面目に作ったものはなかなかの出来のものが多いから。

ところがねぇ……何を血迷ったか劇場版を見ちゃったのね。
だけど、これはないわ(笑)随分前からイヤって言うほど予告編を見ていたって言うのもあるんだけど、
あけ大先生のお誘いじゃぁねぇ……断るとコワいし。
スクリーン小さいの(ワイドじゃない)……テレビで公開することが念頭ね。
内容もテレビ的に矮小なあれこれがスクリーンの大画面にブローアップされた分、
諸々の小振り感が拡大されてシオシオのパー……でも超満員なの。
冒頭の孤島での演習場面。これが先ずあり得ないほど小粒感バシバシ。
自衛隊の精鋭と並ぶほどの方々たちには到底見えない(笑)
テロだとか生物兵器だとか、時事性を持たせている脚本もチープ。
これを劇場でなくて、いきなりテレビで放映しても何ら問題ないじゃない?
ハッキリ言って大凡作。通常のテレビの方がいい作品あるし。

あけ大先生の食欲は凄いですよ……あっという間にポップコーン空っぽだものね。
僕?僕は食べませんよ。あんなに甘ったるくて脂っこいもの。指、汚れるし(笑)
仕事で紙を使うことが多いから、指が油で汚れることに嫌悪感なの。
だから手で直接だったり、指を使って食べるものはあまり好きじゃない……。
第一ね、映画を観ながら何かを食べるなんて考えられません。映画館は神聖だから。
あけ大先生は映画にポップコーンはエッセンシャルなんですって。
それからね、もっと凄いのは、大ファンであるミッチーが出る寸前に綺麗に食べ終わるのね(笑)
食い気より色気なのか?いやいや、あけに限ってそんな馬鹿なことがある訳ないか……。


映画が終わったら高円寺にゴー!
ここで傾国の美女と合流しておばんざいの美味しい店で夕飯です。
「おじさんの台所 蓬屋」。写真はお手製の焼豚!
これを切り分けて、野菜と白髪葱を添え、甘いタレとそのままの2通りの味で出してくれます。
ポテトのグラタンも美味しいなぁ……おひたしやお手製の薫製の数々。
煮物が多いのも嬉しい。最後の閉めはカレーライスね!
ここは去年、「座・高円寺」で芝居を観た帰りに偶然見つけました。
カウンターだけの店なんだけど、大皿に盛られた料理が美味しいの!
それからは劇場の帰りだけじゃなくて、わざわざ出掛けて行ったりもします。
落ち着くのね。好きなもの食べてお酒飲んで……。
どこかのグルメなサイトで調べたんじゃなくって、
自分の足と勘で見つけたって言うところも気に入っています。



エピローグ。

 「おぉぉぉぉぉ・・・・・・懐かしいぞぉ!
  撮影は大変だったが、何とも和気藹々として楽しかったことか・・・・・・。
  おぉぉぉぉぉ・・・・・・コロッセオがあんなに見事に。
  ふふふふふふ・・・・・・平たい顔属の俳優たちもローマ人になりきっているではないか。
  しかし、我ながら見事な肉体よ!あぁ、思わずウットリしてしまう。
  あぁ、ギリシャ、ローマの彫像よりも美しい我が肉体よ!
  おや・・・・・・冒頭に出てくる平たい顔属のグラディエーターたち・・・・・・。
  この前、超スーパー大凡作「相棒」の時に隣に座っていた六角精児似の平たい顔属の女・・・・・・。
  あの忙しなくポップコーンを口に運んでいた女・・・・・・。
  あいつにクリソツではないか!おぉぉぉぉぉ、瓜二つ!
  何と、あいつは平たい顔属のグラディエーターだったのか!
  あけの山?あけの海?あけの飯?(笑)今度、頭にズッキーニを乗せてみよう!」


「相棒」から時を置かずして、行って参りました「テルマエ・ロマエ Ⅱ」……。
あけ、相変わらず喰らっております(笑)鶏飯のデカいおにぎりを2個ペロッと平らげ、
で、で、で、出ました必殺のポップコーン!(苦笑)
凄いのはさ、1、2、3、1、2、3、ワルツのリズムなのね(笑)
ワルツのリズムで口にポップコーンを運ぶ女……。
言わなかったけど、僕、映画を観ながらものを喰う奴は信じられません。
これがあけじゃなかったら「ウルサい!」と一喝しているところでした。
バリバリグジャグジャバリバリグジャグジャ……ウルサい!(笑)
娯楽作品はまだ我慢できるけど、文芸ものは一緒に観に行けないな。
だけどね、浪越徳治郎と松島トモ子のギャグ……満員の場内で、
あけと僕だけ大爆笑……分かる人はかなりのお年と見た!(爆)


2014年5月15日


ブノワ。


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ズック。 

 

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数年前の花フェスタ記念公園でのこと。
真っ黒に日焼けして白い歯が印象的な青年が後ろから声を掛けてきました。

 「それはジャック・パーセルですよね?」

僕の耳にはそう聞こえました。多分、ジャック・パーセルと……。
その時はよく意味が分からなかったのですが、
今にして思うとそう言ったのではないかと……。
一瞬何のことだか分からずにいると、青年は自分もかつて同じものを持っていて、
ボロボロになるまで履き潰した……と嬉しそうに語ります。
そこまで聞いて、ようやく青年が言うところの「ジャック・パーセル」が、
僕が履いているコンバースのことだと気付き、慌てて話を合わせたことを覚えています。
僕の中ではコンバースまでは認識していたけど、
それがどんなタイプの何と言うスニーカーかは分かっていなかったのです。
結構、その辺のことはどうでもいいブノワ。さん(笑)
嬉しそうに話す青年、あぁ、この人は少年の心そのままに大人になったんだなぁ……って。
スニーカーのことを楽しそうに喋るってそういう事です。


今、髙村 薫の作品を読み直しています。
特に女史の名前を決定付けた、「マークスの山」「照柿」「レディジョーカー」……。
そう、合田雄一郎警部補が出てくる一連の作品です。
合田雄一郎も白いスニーカーの愛用者です。
3日も履くと風呂場で下着一つになってスニーカーを洗います。
もっとも「スニーカー」表記になったのは「マークスの山」の文庫本化から。
単行本では「ズック」表記でした。「照柿」の単行本もズック……今や死語ですものね、ズック。
僕もスニーカー大好き人間です。スニーカーと言えば、矢張りシンプルな白。それから黒。
合田雄一郎はごしごし水洗いするので当然、キャンバス地ですね。
では、果たしてどんなスニーカー?メーカーは?ナイキ、アディダス、ニューバランス……。
僕は矢張りコンバースだと思うのです。真っ白なコンバースのスニーカー。
では、形は?僕はてっきりスリッポンタイプのスニーカーだと思っていましたが、
「マークスの山」の単行本の183頁に、
「二度、三度とズックの紐を締め直して思い腰を上げたとき……。」とあります。
意外にも紐で結ぶタイプだったんですね。

これからショートパンツを履く機会が多くなります。
デニムに大好きなTシャツに白いスニーカー……。
合田雄一郎みたいにポロシャツもいいかも。
笑うと白い歯の花が咲くのは合田雄一郎。傘の花が咲くのは三善英史だけれど(笑)
僕は何の花が咲く?熱帯雨林に咲く怪しい花だったりして(笑)
爽やかとは遠くかけ離れたブノワ。さんだけど、
暑くるしい夏こそ清々しい装いで街を闊歩したいもの。
白いスニーカーは必需品です。

写真はコンバースのジャック・パーセル。
キャンバスではなく革仕様、2代目です。


追記。
今「レディ・ジョーカー」の下巻を読んでいます。
な、な、な、なんと!合田雄一郎のスニーカーはリーボックだそうです。
252ページに書いてありました……チョッぴりショックかも。



2014年5月12日


ブノワ。


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マッキントッシュ・ラブ。 

 

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暖かな日が続きます。5月も中旬、薔薇もそろそれたけなわ、
一年で一番華やかで、ある意味、忙しい季節の到来です。

さて、僕はと言うと、3月の年度末のバタバタの疲れが取れぬまま、
4月はさらに忙しくて疲労困憊(笑)昨日のことも覚えていない状態……。
記憶喪失&死亡寸前でした(苦笑)追い打ちをかけるように、
3月の中旬にパソコンが壊れてしまい、いきなり中世の暗黒時代に……。
もうかれこれ7年目くらいだし、そろそろ買い替え時かなぁ……と、思っていたんですが、
先ず、インターネットに繋がらなくなり、その次に写真が見られなくなっちゃった……。
普段、当たり前のように使っていたものがなくなると厳しいですね。
デジタルなんか大嫌いなどとうそぶいていても、もうドップリ恩恵に預かっている。
チョッとした検索が出来ない、メールが出来ない……。
携帯で代用するにしても限度がありますしね。

写真はね、一番新しいものから遡って2年間のものが消えちゃった……。
それってチョッとショックですよ。また新しく撮ればいいかとも思ったんだけど、
あぁ、あの写真……あっ!あれ使いたかったのに……とか。
考えればこれまた不自由きわまりない……でね、あれこれやってみたんだけど、
ハードディスクの中に、撮ったままの加工していないオリジナルの状態で残っていることが判明。
ホッと一息ついたものの、オリジナルの状態っていうことは、
色味調整やら、あれこれ加工はまた一からやらないとダメっていうこと。
薔薇のシーズンが始まっちゃったし、まぁ、この作業は気長にやるしかないですね……。

さて、パソコンが使えないと仕事に支障をきたすこと著しく、
さてさて、困った……あっ!っと、ここで悪知恵が働くブノワ。さん(笑)
友人の使っていないパソコンを借りました。だけどこれがウィンドウズときたもんだ……。
僕、知る人ぞ知るマックユーザーです。もう、マッキントッシュ・ラブなのね。
初めて買ったパソコンがマッキントッシュ。今回で3台目ですが、
迷うことなく脇目も振らずマッキントッシュ一筋(笑)
もっとも、数えきれない程あるマッキントッシュの機能を全部使いこなせているかは甚だ疑問ですが、
マッキントッシュは、そのデザイン、操作性においては群を抜いています。
美しい曲線を描くRと、鋭角なラインの融合……モニターがまた美しい……。
そうね、例えて言えば、昔の大手家電量販店のテレビ売場にテレビがダァ〜っと並んでいるとします。
その中でソニーのテレビだけが、一際明るく細部まで克明に被写体を再現していた……そんな感じ。

いきなりウィンドウズ、しかも古色蒼然とした古い機種に音を上げた僕(笑)
インターネットを立ち上げるのに3分くらいかかるんだから!
有り得ませんよね。ウルトラマンなら時間切れじゃん(笑)
ところがね、まもなくそれも壊れちゃったの(笑)さてさてどうする?
ここで悪知恵その2。今度は友人の iPad を借りて細々とインターネット生活をしていました。
まさに不自由極まりなく中世の暗黒時代(笑)

で、ゴールデンウィークに行って参りました。銀座のアップルストア。
機械オンチの僕には何だか敷居が高いのですよ。このブログのコメント欄と一緒ね(笑)
入り辛い理由は、何だか最先端じゃない?客層も半分くらいは外国人だし……。
マッキントッシュのマの字くらいしか使いこなせていないのに居心地が悪いのね。

どうしよう……グルリと見回して接客中じゃないスタッフを探します。
いたいた、感じが良さそうで優しそうなお兄さん。
今、どんな状況か、予算と使い道を伝えてカスタマイズして貰いました。
色々と親切にして貰って随分と気が楽になったかな……。

アップルストアで思ったんだけど、やっぱりね、自分の仕事に自信を持って、
売っている製品に愛情がある人は違いますね。
ヨドバシやヤマダなど家電量販店の店員のやる気なさ、感じ悪さ(苦笑)
マック?あぁ、アップルストアで買っても同じですよぉ……みたいなね。
それから髪を染めたりピアスをしたり、
スタッフ各々の自由な裁量が認められているのもいい感じです。


写真はセットアップが終わって再び快適に使いはじめたマッキントッシュ。
今までの機種も後生大事に取ってあります。
デスクトップの写真はタイはウブドのカフェの壁です。これ好きなの。
チョッとだけ片付けた机の上には、一番最初の猫の染香の遺骨。
結城美栄子さんの最近の作品2点。赤いニットのクロちゃんが座っているのは、
エアマックのタイムカプセル。これ自動的にデータをバックアップしてくれる優れものです。
しかし7年の間に浦島太郎と化したブノワ。さん。
あっと驚く操作性にビックリするやら感心するやら……ハァ、危なく生きた化石になるところでした。
ついでに解説すると、右手にはブルース・ウェバー、正面はロベール・ドアノー、
左上には眼光鋭いエリザベス・テイラーのポートレートは、
惜しまれつつ世を去ったハーブ・リッツのそれぞれオリジナルプリント。
我が家に来た花はもれなくドライフラワーになります(笑)
シルバーの卓上ライトはフィレンツェのchieさんのところから。
黒い帽子は応援している岸田研二くんからのプレゼント。
彼は9日から北千住で公演があります。
「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」……なかなかの傑作です。


机の周りがゴチャゴチャですねぇ……写真をチラリと見た友人が言いました。

 「あっ!綺麗になったところしか写していない!」

当たり前ですよねぇ。だって、綺麗、綺麗なイメージでいたいものね。
でも、これでも綺麗になったのヨン。床が出てきたからね(笑)
今回のことはチョッとした教訓かな。
全てを捨てて身体一つになりなさいっていう教訓ね……。


2014年5月8日


ブノワ。


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子供の教育って? 

 

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 「おはようございます!」

一言一言区切るように可愛らしい男の子の声が響きました。

 「・・・・・・・ぼ、僕?」

思わず後ろ見ちゃった(笑)だけど辺りには誰もいません。
その男の子は僕に向かって挨拶したのです。
場所は横浜の閑静な住宅地。仕事の打ち合せで初めて訪れた土地でのことでした。
後から追い掛けてきた若いお母さんが、

 「お騒がせしてスミマセン……。」

とばかりに笑顔でひょっこり頭を下げます。
僕は僕で小さな声で「おはよう!」と一声、返事をし、左手で小さくニギニギ……。
男の子の破顔一笑、可愛らしい笑顔がまだ焼き付いています。


自慢じゃありませんが、僕、普段は怖い顔して歩いています。
特に仕事の時はそう。真剣ですからね……。
「おぉコワっ!」たまにショーウィンドウに映った、
自分の顔を見てビックリする時があるもの(笑)
挨拶をしてくれた可愛らしい男の子……一体どんな教育されているんでしょうね……。
人を見たら泥棒と思え的な教育……勿論、尊い命が犯罪に巻き込まれ、
幼い命が無残に散ってしまう事件が後を断ちません。
知らない人の後を付いて行っちゃダメ、知らない人と話したらダメ……。
分かるんです、分かるんですが……小さい頃からズゥ~っとその教えを刷り込まれ、
大きくなった時、心にどんな影を落とすでしょう?
人を再疑心の籠もった目で見るように育ち、
こちらが挨拶をしてもプイっと顔を背け返事すらしない子供……。
街で可愛らしい子供を見かけ、目が合ってついニッコリ微笑むと、
親が「ダメ!」とばかりに腕を掴んで足早に、逃げるようにして、
子供を連れ去ることありますよねぇ……僕、何かした?そんなに怪し気?(苦笑)
それって半日教育が骨の髄まで染み付いた半島&大陸の国々みたいじゃない?
あの偏見に凝り固まった頑なな表情を見るとよく分かります。
子供にとってどっちの方が幸せでしょう?歴然としていますよね。


今は昔と違って子供の教育も様変わりしました。
電車に乗っていてよく見かける光景は、
例えば一つだけ席が空いているとします。
今は必ずお母さんなりお父さんが子供を座らせますよね。
僕が小さな時は違ったなぁ……必ずお母さんを座らせたものね。
皆さんはどうでしたか? お母さんを座らせましたよねぇ。

ベビーカーが全盛です。
夥しい数のベビーカーが街を我がもの顔で練り歩いています。
目を向ける方、向ける方に必ずベビーカーがいます。
そして可成りの確立で、赤ちゃんとは到底呼べないくらいデカく、
ベビーカーなんか全く必要としない子供が窮屈そうに乗っている(苦笑)
親たちはそこまでして出歩きたい?夜中まで遊びたいのかな?
中にはどうしても仕方ない理由でベビーカーを使っているお母さんもいるけれど、
でも、その殆どは、自分たちが遊びたいから、出歩きたい若いカップルが殆どです。

はみ出るくらいに大きな子供、歩かせろよ!と、思うのは僕だけでしょうか。
スポイルし、過保護の限りを尽くした子供が将来どんな風に育つか……。
余計なお世話だけどそう思います。子供を大事にし、慈しみ育てることと、
甘やかし傍若無人に振る舞わせることは意味が違います。
以前、前のブログで複数のベビーカーで満員のバスに乗って来ようとして、
運転手に乗車を断られていた若いお母さんたちのことを書きました。
その時に「だから少子化になるんです!」とばかり、
声高に勘違いなメッセージを残した人もいます。
何とかザラスとか何とかホンポなんかが入っているショッピングモールなんか最悪だものね。
エレベーターは階段を使えない人、荷物が多い人、仕事で使う人を最優先すべき。
子供の意思は二の次三の次、自分たちが遊びたいから出歩く、
若いカップル、ベビーカーを優先する必要は全くありません。
一台でも二台でも待てばいいんですよ。ジェット最終便じゃないんだから(笑)
何も意地悪を言っているのではありません。本当に助けを必要としている人、
弱い立場の人には手を差し伸べるべきです。僕、それはやってる。
ただ、殆どの人が我が物顔の当然顔。ベビーカーは水戸黄門の印籠じゃありません。
そうそう、ベビーカーを折り畳まずに乗車して良いと言うへんちくりんな法案?
あぁ勘違いなものも出来たとか……全く本質が見えていない。
そんなもので少子化問題が解決し、子育て支援になると思うところが愚か。


長くなるけどパリで見かけた光景を二つばかり……。
メトロの1号線の車内で「パン!」大きな音が辺りに響きました。
振り返ると涙を堪えた6才くらいの男の子と、
若いお母さんが扉の近くに立っていました。
お母さんが子供の頬を平手打ちしたらしいのです。
フランス語が話せる友人に聞いてみると、
どうやら「座りたい!」と、愚図った子供に、
「子供は立っていなさい!」と叱っていたそうです。
フランスでは一般に子供は大人になってから楽しめばいい、
そう言う考え方が主流です。大人社会のフランスらしい考え方ですね。

こと日本は……最近は電車に走り込んで来て、
必死の形相で周りを見回し一言「あー、疲れた!」、
座れないと分かると「ちっ!」舌打ちして不機嫌になる小学生をよく見かけます。
一体、何なの?子供がそんなに疲れることある?(苦笑)
最近のお子さまは、お受験や塾とかでさぞかしお疲れなのでしょう。
そんなクソガキに席を譲るお年寄りもいたりして……それは優しさとは違います。

電車内や公共の場所で愚図る子供や大声を出す子。

 「しぃぃぃ〜っ!」って(苦笑)

犬や猫のペットじゃないんだからさ。言葉でちゃんと言い聞かせましょうよ。
驚いたのは、赤ん坊が泣き喚くと、その都度、口にお菓子を放り込む若い父親。
こちらも動物と扱いは一緒ですね。良く出来たらエサあげる(笑)

またある時、パリのマレ地区の中庭を上手く利用したレストランでのこと。
小学生と中学生とおぼしき兄弟を連れた若い夫婦が隣の席でした。
蝶ネクタイにジャケット。おめかしして神妙な表情の子供たち、
カトラリーの使い方、お店のスタッフへの対応……お母さんが厳しく教えていました。
そう、レストラン・デビュー。大人への第一歩です。

フランスのレストランでは、
ハイティーンですら姿を見かけることはあまりありません。
カジュアルなビストロで、精々、大学生を見かけるくらいです。
日本はどうでしょう。行儀の悪いガキを連れた若い夫婦が、
ファミリーレストランで我がもの顔に振る舞っています(しかも深夜まで)
勿論、店の方で受け入れるからなんですが、
若い母親たちが子供を連れて居酒屋でワイワイギャアギャア……。
もれなくガキどもは辺りを走り回り運動会状態。
母親たちは注意するどころか、はすっぱに煙草を吹かしながら、
何やら夢中で話し込んでいます。 どうせ、他の母親の悪口か、
旦那にたいする愚痴?大したことを話していないのは明白です。
キッズルームなんて完備してる居酒屋が沢山ありますもんね。
最近、近所にオープンした某チェーン店の居酒屋。
店の前には夕方5時からチャイルドシート装備の自転車が所狭しと並びます。
タバコの煙がモクモクの居酒屋で小さい子供を連れて夕飯ですか?(笑)
自分では作らないのね。先ず、外食。それかインスタント。
僕の母はどんなに忙しくてもインスタント食品で食事を作ったことなんかないですよ。
それって、ウチだけが特別なのではなくて、どこのお宅もそうだったでしょう?
色々と便利になった現在、たまには外食もいいけど、手作りのご飯で子供を育てましょうよ。
昔は自分たちの楽しみより、先ずは子供の幸せ、安全が第一でした。
今はどうなのかな?先ず、ワタシ、ワタシ、I love me !(苦笑)

何もフランスが一番だって言っているのではありませんよ。
日本の子供をめぐる考え方がガキだって言っているの。



一体どうしちゃったんでしょうね……。
子供も心配だけど、遡れば既にダメになってきているのはその親の世代。
さらに遡れば、その世代を育てた僕達の世代も、
ダメ出しを食らっているような気がしてなりません。

昔、親友が言いました。

 「岩下さん、オレたち長生きしない方がいいですよ。
  この先の日本はメチャクチャですから……。」

果たして本当にそうでしょうか。
おかしいところは声を挙げて正していけば?
僕はそう思うのですけども……皆さんは如何ですか?

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今日の可愛らしい男の子の写真は、随分前にフランスの地方で撮った1枚です。
さるお城のご子息。向こうからダァーっと走って来て「ボンジュール!」
可愛いですよね。今、幾つになったのかな?もう高校生くらい?


2014年5月3日


ブノワ。


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category: 向き向きの花束。

tb: --   cm: 10

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