パリ・マグナム写真展を観る……。 

 

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今日のお話は先日の酷暑の中の関西旅行の話しです。

真夏の京都……想像はしていましたが暑い!(苦笑)
京都だけだったら何とかなったと思いますが、
その前々日から、神戸、大阪の猛暑にやられ、
息も絶え絶え、3日前に摘んだヒナギク状態だった僕は、
1泊した翌日は、観光もしないで帰宅する予定でした。
でも、勿体ないからどこかでランチをば……。
その前に美術館でも観たいかなぁ……。

そんなこんなで観て参りました、「パリ・マグナム写真展」です。

写真って色々なジャンルがあって、
それぞれに撮影方法が違ったりします。
例えば、某有名雑誌のお料理写真の大家の先生なんて凄いですよね。
勿論、料理人はキチンといる訳で、それに美しく照明を当て、
さらに美しく撮るために料理に油を塗ったりね(苦笑)
僕らがウットリするような美しい料理の写真の陰には、
人には言えないような努力(?)があります。
でも、矢張り写真の醍醐味って、一瞬を上手く切り撮った時の喜び、
そう、写真は瞬間の芸術だと思うんです。
照明をキッチリと当ててお料理や女優を撮るのも素敵だけれど、
その瞬間にその場所にいる……その瞬間を切り撮る醍醐味……。
これに勝るものはありません。他のジャンルの写真と、
報道写真とかが一線を画す理由の一つなのだと思います。

歴史的な一瞬ってありますよね。
その場に立ち会えたとしても、ほんの一瞬でシャッターを適切に切る……。
どんなに頑張っても叶わない強運の持ち主っていますよね。
こんな素人の僕らだって、チョッと前に訪れた日光のある峠で、
ほんの数分間の光線の移ろいで凄い写真が撮れることがある訳です。

あと10分遅かったらこれらの写真は撮れていない……ある種、奇跡ですね。


さて、そんな写真展を観ながら、
最近感じていることなどをチョッと……。
僕の写真ですが、昔の方がいい写真が撮れていたような気がするんです。
一々、分析するつもりはさらさらないのですが、
これって、もしかしたら気持ちの現れなのではないかと思うのです。
フィルム・カメラからデジタルに移行したじゃないですか。
フィルムの時は真剣でした。たった36枚の限られたコマの中で、
被写体1つに対して真剣に1回シャッターを切る……。
被写体1つに対してシャッター1回です。

 「One Shot !」

マイケル・チミノの傑作映画「ディアハンター」の中で、
主人公のマイケルが、親友のニックに鹿を撃つ時の心構えを説きます。
何発も撃ってはいけない、鹿に敬意をこめて一発で仕留めるべき……。
僕の昔の写真には、そんなピリピリとした、
真剣なものがどこかにあったように思うのです。
今はデジタルで、思う存分、好きなだけシャッターを切ることが出来る。
ダメなら消去してもう一回撮る。取り敢えず撮っておく的な甘い写真……多いと思うのです。
取り敢えず撮っておいたものの中からいいものを発見したりすることもあるけれど……。

どうにも甘いんですよねぇ……。
1本、キリリとした姿勢みたいなもの?
画面の中に緊張感がないんです(苦笑)

どこか、ゆっくり旅をして、フィルム・カメラを担いで歩いてみたい……。
なかなか時間的なこともあるし、撮った後の金銭的なこともあります。
フィルム写真はお金が掛かりますからね。
でも、いつかまたそんな旅がしてみたいなぁ……。


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今日の写真は、以前、僕がハマっていたアルバム作りの中から。
年に2回……1ヶ月くらいずつパリに滞在して、
フィルムカメラを担いで地方の街を廻ります。
そして、撮り溜めた写真の中から気に入ったものをプリント。
それをパリで買った、何故かイタリア製の黒革の表紙のアルバムに貼るの。
キチンと自分の文字でタイトルを書いてね。
写真の縁に黒い枠が付いているでしょう?
これは、1枚、1枚手焼きでネガフィルムの縁を残して焼いて貰うからなんです。
だから、24×36ミリの画面が全部プリントされます。
トリミングは一切なし。ですから撮る時に可成りの緊張を強いられます。
余計なものが写らないように背景の処理、構図、光の処理……。
今はパソコンに取り込んでから調整すればいいや……。
そんな、安易な気持ちが心のどこかにあります。
ここにも甘い写真への姿勢が現れていますね。
他にもう1冊、メトロのチケットや美術館の入場券、コースター、
絵葉書、ショップ・カード、パンフレット、角砂糖の包み紙、ヨーグルトの蓋……。
ありとあらゆる紙のものをスクラップしたものをもう1冊(笑)
このスクラップのために、帰り際にパリから段ボール2箱を日本に送っていました。
これはもうスクラップと言うには凄過ぎて(笑)まるで美術書のようなんです。
何だか懐かしいなぁ……もう出来ないな、そんな情熱ないものね。
猛暑の京都でそんなことを考えながら歩いて来ました。

1枚目はオランジェリー美術館からエッフェル塔を見た朝焼けの1枚。
こんな写真だってその時そこにいなきゃ撮れないものね……。


2017年8月29日


ブノワ。


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忘備録として……。 

 

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行く予定のなかった「国際バラとガーデニングショウ」……。
春先にその予定が狂ってしまいました。
あけのステージを見たいからだろうって?
いえいえ、普段からもっと面白いもの見ていますから(笑)
秘蔵の証拠写真をお見せ出来ないのが残念なくらいです。

丁度、小旅行の予定を立てていましたが、
その日程を削ってまでドームに駆け付けたのは、
いつも良くして貰っている「ルーシーグレイ」と、
豊橋のお気に入りの「garage」が出展すると聞いたから。
ここで見なくてどうする?万難を排して駆け付けまする。
じゃないと一生言われちゃいますから(笑)

2つのブースの写真は前に御覧に入れました。
他の写真も是非、見たいとリクエストがありましたので、
今日は少しだけ……。

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凄いでしょう?1枚目なんてギッラギラね(笑)
それにしても相変わらず寄った写真ですね……。
人込みは死んでも写したくないものねぇ……。
薔薇が主役らしからぬ写真、お気に召しましたか?


2017年5月31日


ブノワ。


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そうでないものもそれなりに。 

 

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 「あまり期待しないでね……。」

朝風呂に入りながら、少し前に電話で話した親友Tくんの言葉を反芻する……。
 
 「そうだよねぇ……。」

この世の中には実現不可能なこともあるもんねぇ……。
と、独りごち、あれこれ考えながらボォ〜ッとしていたら、
手の平がシワッシワになってしまいました(苦笑)

少し前、偉大なるガーデンライターのあけさまからメールがありました。

 「話したいことがあるから電話してもいい?何時頃なら大丈夫?」

普段はメールのやり取りで殆どの用件を済ませる僕たちですが、
込み入ったこと、急を要すること、何か魂胆があると電話連絡になります(苦笑)
果たして、あけの用件、魂胆とは……。

 「今度、ガーデニングショウで舞台に立つのぉ。
  三上さんにインタビュー受けるのよぉ!」


何をっ!三上くんにインタビューされるだとぉ?
だから何だって?えっ!?写真を撮れだとぉ?!
何でもパンフレットとかチラシに載る写真を撮って欲しいんだそうです。
ないない!パンフレットに載る訳ない(苦笑)

 「えっ?僕が撮る?……フクちゃんに撮って貰えばいいじゃん!」

そうだよ!フクちゃんプロなんだから、どんなお好みの美女にも撮ってくれるハズ!(笑)
あれだけ仲がいいんだから写真家の福岡将之さんに撮って貰えばいいのです。
あけはそれも考えたそうなんですが、なまじ知り過ぎているから気恥ずかしい?
フン!まぁ〜ったく面倒臭い女だなぁ……。
で、キッチリ撮影の段取りしているから笑っちゃいました。
丁度、その週末、皆で目黒に集まってご飯することになっていたのです。
その前に撮って欲しいって……ま、仕方ないか。
ここらで一発、恩を着せておくのもいいかも……。
白髪染め等、ちゃんと美容院で綺麗にして来ることを条件に(なればだけど……。)
夕飯の前に、庭園美術館で撮影したのが今日の1枚。

仲がいい人に髪の毛を触られるのは恥ずかしい……。
妙チクリンな女心を持っているあけに、無理矢理、親友Tくんの店でメイクをして貰いました。
その相談の最後にTくんが言い放った一言が今日の最初の台詞(笑)
ハイハイ、期待なんかしませんとも。無理は先刻承知之助。
不可能はやっぱり不可能か?そうでないものをそれなりに(爆)
Tくんのメイク術と僕のカメラのマジックで、それなりに仕上がったあけの写真です。
あぁぁ……ここは美しいものに関する優雅なブログなのに……。

往生際が悪いと言うか何と言うか、

 「可愛くしてね!」←「無理ですから!」

 「細く撮って!」←「じゃぁ横向いて……アッ!同じだった!」

 「綺麗にね!」←「だったらエステに行って!」

 「小顔にしてね!」←「デーモン小暮閣下にしちゃうぞぉ!」

無理ですって!勘弁してぇ!(苦笑)第一、僕、魔法使いじゃありませんから。
だって、どこから撮っても球体じゃない(笑)

 「チョッと横を向いてみて……。」

ガガガガァ〜ン!正面を向いている時と全く変わらない!(爆)
彦根城で見ず知らずのオバサンに「ご出産はいつですか?」って聞かれたんだよ!
菜々緒のように細く撮れって?有り得ません。縦に3つに割って継ぎ足さなきゃ(笑)
小顔にしろだとぉ?何ぉぉぉぉぉぉぉ〜っ!(怒)
デーモン小暮閣下みたいに黒いシャドウを入れちゃうぞぉ!(爆)
要求を全て叶えるには特殊メイクとアナモルフィック・レンズが必要じゃん。

第一、頭に来るんですよ……。
折角、綺麗に(可能な限り……。)撮ったとしても、
やれ、丸いだの、太って見えるだの、可愛くないだの……。
当たり前だつーの!だって、丸いし可愛くないんだからさ(爆)

仕方ないですね。Tくんには一つだけ注文を出しました。
ファンデーションをいつもよりもチョッと明るくして欲しかったのです。
レフ版とかは使いません、自然光で撮りますからね(曇天だったし。)
但し、あまり白くすると、粉ふいた大福みたいになっちゃうから要注意、がはは!(笑)
それからチークはあまり濃くしないで欲しいって。
だって、おてもやんみたいになっちゃうでしょう?(爆)
どうせ入れるなら「天才バカボン」みたいに、クルクル入れたいかも!(笑)
Tくん曰く、世の中には無理なこともあるそうのです(笑)
いるらしいんですよ、写真持って来て「ファラ・フォーセットにして!」とかね(爆)
でもね、案外、綺麗にメイクされていました(メイクがだよ!)
ポイントは眉毛です。丁度いい濃さと太さ……さすがです。
衣装はちょっと行き違いがあって黒になった……。
まるでぼた餅だな(笑)赤だとトマト、オレンジだとブンタン、
緑だとメロン、しろだと鏡餅(爆)ま、何でもいっか(大爆笑)

チョッと不思議に思ったのは、
今日の写真、一番最初に撮った1枚なんですよ……1枚目。
無駄と知りつつ60枚くらい撮りましたが、一番最初がいいとはね。
はぁ……無駄じゃ、無駄じゃ!59枚撮らなきゃよかった(苦笑)
まぁ、そんなものかもしれません。あけには4枚送りました。果たしてどれを使うのかな?
主催のNHKの方で閲覧注意と判断し(笑)シルエットだけになったりして、あはは!
撮影した写真をモニターで覗いたあけ……。

 「羽田美智子みたぁ〜い!」

だって……バカヤロウっ!マジで殴ってやろうかと思いました(爆)
「ルパン三世」の石川五ェ門じゃないけれど、

 「また無駄なものを撮ってしまった……。」

そんな感じでしょうか(笑)
撮るのはいいのです。仕方ないもの。問題は撮影後の調整ね。
パソコンの27インチのモニターに あけの顔がドカンと映る訳です……。
コワいですねぇ、コワいですねぇ……命が縮みますねぇ by N. Yodogawa。
でも、楽チンなのは、シワを消したりの調整をしなくてもいいこと。
だってホラ、パンパンでしょう?(笑)普通のオバサンはシワやクスミ取りで大変なんだから!
凄い時はハモの骨切りみたいなテクニックを使います(爆)

ところで、あけはもっと凄いことになっているみたいですよ〜っ!
ステージどころじゃないみたい。女優デビュー?(笑)グラビア?(爆)
吉本興業にスカウト?それはご本人のブログにて!


はぁ……商売で遺影ポートレート撮影でも始めようかしらん。       
撮って貰いたい人、受け付けますよ!


2017年5月4日


ブノワ。


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ブツ撮りの勧め。 

 

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僕が今でもよくする笑い話の中に写真に関するものがあります。
かれこれ30年にもなるかな?一番最初に就職した会社のお得意さんが隣のビルだったんです。
僕の直接の担当ではなかったのだけど、その会社の営業の男の子Hくんと仲良くなりました。
折々に飲みに行ったりして楽しかったなぁ……その内、愛らしい彼女Tちゃんを紹介され、
数年が経ち、結婚式の披露宴に呼ばれて……。

お祝いは勿論しますが、写真、パーティの撮ってあげようかなぁって思ったのです。
ところが、聞くと、カメラマンはプロに頼んだから大丈夫だって。
チョッとホッとしたのね。だって、写真頼まれて失敗したら大変じゃないですか(笑)
それだったら……と、言うことで、僕は気楽に結婚式から披露宴までのスナップを撮ろう!
当時はまだフィルムカメラでしたから、チョッと趣向を変えてモノクロのフィルムを選び、
2人が笑っているところ、あくびをしているところ、家族で涙しているところ、
その他、お祝いの席のあれこれを切り撮りプレゼントしたんです。


そして数日後……。
Hくんから聞いて大笑いしちゃったんですが、
まともな写真は僕が撮ったものしかないんだそう……。
何でも、新婦Tちゃんの弟のカメラは途中で電池切れ、
他の親族が撮った写真も素人のスナップ程度、まともな写真が1枚もないって……。

 「だって、プロのカメラマン頼んだでしょう?」と、聞くと、

何でもそのカメラマンは、
Hくんのお得意先の社長が御祝儀代わりに出してくれたんだそう。
で、どんな写真だったかと言うと、披露宴は原宿の中華でしたから、
円卓に8~9人ずつ座る訳です。その面々を、
カメラマンは3人ずつ正面から円卓越しにパチパチ……。
どのカットも手前に円卓、同じ構図で3人の招待客がカメラに向って、
ニッコリ、Vサイン、ピースマーク(笑)自分達の写真が殆どなかったんだそう……。
実はそのプロのカメラマン、プロはプロでもブツ撮り専門のカメラマンで、
普段は計測器やステレオなどの箱モノ専門のカメラマンだったとか(笑)
プロって言ったってオールマイティではありませんからね。
料理、人物、ネイチャー……それぞれ専門分野がある訳です。

風景でも人物でも、料理でも何でも来い!……の、
オールマイティのカメラマンになれればいいけれど、なかなか難しいです。
そうそう、写真が上手くなりたいなら「ブツ撮り」の練習をすることをお勧めします。
花でも何でもいいです。自分のお気に入りを場所を変え、
光や構図を変えて撮ってみると勉強になります。


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今日の写真はお友達のよし江ちゃまが送ってくれたクリスマスのリース。
場所を変え、光を変えて撮ってみました。どうですか?結構、印象が変わるでしょう?
よし江ちゃまはみなさんご存じの通り素晴らしい庭をされています。
知り合いになってから、春と秋のオープンガーデンには必ず遊びに行っていたんですが、
今年は夏の終わりからのバタバタで秋のオープンガーデンに行かれませんでした……。
友達甲斐ないですよね……楽しみにしていたのに残念。
ところが、オープンガーデン終了と同時に毎年される、リーズの教室で作った、
ノイバラなどのローズヒップを使ったクリスマスのリースを届けてくれました……。
なんて優しいんでしょう。仕事が忙しくて殺伐としていた気持ちが和みます。
思わず訪れた秋の色に感激。よし江ちゃまに感謝、感謝!です。


2016年12月24日


ブノワ。


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気分は篠山紀信……Portrait of Ms. Makiko Kawamoto。 

 

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暖かな5月にチョッと用事があって岐阜の河本バラ園を訪ねました。
今回の目的は、この度、満を持して薔薇のデビューを飾った、
河本麻記子さんの薔薇を見せて貰うこと
と写真を撮ること、
もう一つの大きな目的は、麻記子さんのポートレートを撮ることでした。

僕が写真を撮る上で一番好きな被写体は人間です。
ポートレートは一番難しいし、被写体を美しく撮るだけでなく、
出来れば少しでも内面みたいな、その人の人となりが写り込めば言うことはありません。
それから、誰も気が付いていない点、本人も知らない一面が切り取れたらなお素敵です。
チョッと油断している隙に見せる思いもかけない表情……素敵なことが多いです。
被写体は誰でもいい訳ではなく、矢張り、自分から「撮りたい!」と思えるのが大事です。
自然とカメラを向ける人って本当に稀なんですよ。
麻記子さんの写真は、折々にお目にかかる時に、本人が気が付かない内に、
スナップ写真程度は撮らせて貰っていましたが、
面と向かって写真を撮らせて貰うのは初めてです。



 「ハイっ!いいよ、綺麗だよっ!」

僕にはプロのカメラマンみたいに軽口叩いて、
被写体を気持ち良くさせて乗せて撮影する術はありせん。
そう言うの苦手……まったくもって僕らしくないし。
会話しながら気持ちを解し、笑うタイミング、瞬き、その人のクセを見極めて、
一番いい表情を見せた時にシャッターを切ります。
相手が堂々と怯まずカメラを見てニッコリ!
シャッターを切るまで同じ表情でいられる人なら楽ですが、
麻記子さんもはにかみ屋、僕がそんな調子の撮り方ですから、
最初はなかなか緊張感が解れませんでしたが、
徐々に徐々に、麻記子さんも慣れ、僕も乗って来て、
温室内で撮ったのが今日の1枚……気分は篠山紀信です(笑)


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 「綺麗に撮って!」← 無理!己をもっと知りましょう(苦笑)

 「丸く写ってる!」← 当たり前です、真ん丸なんだから。

 「太って写ってる!」← 先ずエステに行ってください。

 「シワが気になる……。」← だからエステに行けば?(苦笑)


心の中で「バカ野郎!」を何回叫んだか分からない薔薇のオバチャンたちとのやり取り、
フィルムだったら絶対に有り得なく、デジタルで簡単に消せるからこそカメラを向けてやってるのに、
やれ、綺麗に撮れ、細く写せ、シワが気になる、目の下のくすみが……。
そんな無益で不毛なやり取りもなく、薔薇が満開な温室の自然光の中で撮影した今日の一枚……。
修正一切なし……と、言いたいところですが、実は麻記子さんの鼻の頭に黄色い点々が……。
どの写真にも写っているんです。それだけは綺麗に消しました。アッ!そう言えば、写真を撮る前に、
2人して麻記子さんの薔薇の匂いについて喧々諤々、匂いがある、いやいやない、ある、ない、ある……。
そうやって花に鼻を近づけてあれこれ試した時に花粉が付いたのでしょう(笑)
花粉を鼻の頭にくっ付けるなんざぁ、さすが育種家デビューした麻記子さんか。
撮った写真、麻記子さんに気に入って貰えたでしょうか……。



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美しい人を美しく撮るのは非常に難しいです。
100点満点で本人の美しさとトントン。それ以上を出し切るのは至難の業です。
そう、そうでない方をそれなりに撮る方が数段簡単なのです(笑)

まさに満開の1輪の薔薇のような麻記子さんのポートレート……。
勿論、笑顔も綺麗ですけど、矢張り僕は1枚目の写真が好き。
瞳が何かを物語っていますから……気分は篠山紀信(笑)
いい仕事が出来たと自負しています。


2016年12月14日


ブノワ。


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光と構図。 

 

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写真とは「光」と「構図」です。
デジタルカメラの技術は今や日進月歩、
フィルムカメラには到底及ばないと言われていたデジタルカメラも、
最近ではようやくフィルムカメラに追い付いてきたようです。
一時期は「小さな音量でも派手に響くラジカセと真空管のアンプで聴く音楽」とか、
「風呂屋のタイルで描かれた富士山と和紙に墨で描いた水墨画」くらいも違うと揶揄されていました。
これ以上は望むことはないくらいに機能が増えたデジタルカメラです。
但し、柔らかな諧調などはまだまだフィルムカメラには及びませんが……。

さて、カメラの機能が良くなってくると、
余程のことがない限り何も写らないと言うことはありません。
誰が撮ってもそれなりに、狙っていなくても偶然で素晴らしい写真が撮れることもあります。

よく驚かれるんですが、
僕はフォトショップは使っていません。
いえいえ、撮りっ放しで何も手を加えない訳ではありません。
僕はMacユーザーですから、写真の管理はパソコン内に内蔵されている、
iPhoto で管理、調整をしています。これ、意外に思う人多いんですよ。
ブログで公開する写真は必ずいくばくかの手を加えています。
例えば、基本的にトリミングはしませんが、
色味の調整や水平を出したりするくらいなら iPhoto で十分。
フォトショップで徹底的にやりだしたら収集がつかなくなる、
自分の凝り性な性格は良く知っていますからね(笑)



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光は圧倒的に逆光が好きです。
被写体の輪郭がハッキリして立体感も出ます。
光の当たらない暗くなる部分の処理には気を遣いますが、
巧く撮れると全方位に空間が生まれで空気感が出ます。


今日の1枚と2枚目の写真は「イコロの森」で撮影しました。
逆光が被写体を浮き立たせ、まるで自ら光を発光しているよう……。
草花の茎が細くハッキリと浮き上がっているでしょう?
茎に生えている産毛が逆光で光るからなんです。

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その他の写真は「十勝千年の森」にて撮影です。
壮大ですよね……枯れた草花が黄金色に染まります。
いい光線と出会えるかどうかは運でしかないんですけど、
この先も逆光を極めたいと思っています。


2016年12月4日


ブノワ。


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今井秀治写真講座 @ 塚原邸。 

 

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梅雨空の合間をぬって素敵な集まりがありました。
写真家の今井秀治さんを招いて写真講座をして戴きました。
会場は山中湖の塚原邸。今年もいつにもまして圧倒的な景観でした。
美しく手入れされた庭の草花……被写体としてはこれ以上のものはありません。
薔薇も今年は絶好調……これだけ一気に咲いた年も珍しいのではないでしょうか……。
厳しい冬の管理も大変ですが、塚原さんご夫妻の努力がここに来て一気に開花した感じ。
圧倒的な薔薇の海でした……薔薇がこれだけ植えられていたんだって……。
お2人ともお客さまを案内しながら、質問に答えながら全く手が休まらないの。
にこやかに対応しながら枯れ葉を取ったり雑草を抜いたり……。
その1つ1つがこの美しい庭に繋がるんですね。

生徒の中には既に独自の写真の世界を作り上げている方もいますが、
常日頃、「もっと写真が上手くなりたいのぉ!」……と、
呪文のように唱えては、喋ってばかり、食べてばかりで、
学ばない、ものを覚えない、一向に上達しないオバサンたちを、
今井さんにビシバシ鍛えて貰いましょうか(笑)
竹の物差しでも用意すれば良かったかな?(笑)
先ずは圧巻の庭の様子、いつもの僕の薄らボケた、
いえいえ、詩情豊かなニュアンスのある写真で御覧ください。

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レクチャーは、先ず皆で庭に出て、今井さんがカメラを構えて、
切り取った絵をファインダーを覗かせて貰い各人が確認。
都合3ヶ所で同じ作業をして、後で各人が撮ってみて、
モニターに映して今井さんに講評して貰うと言うものでした。
皆、それぞれカメラもレンズも違いますが、あぁだこぅだ言いながら、
和気靄々と会は進行しました。では!皆さんの撮影勇姿をハイっ!(笑)

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先ずは今回の先生、今井さんの後ろ姿。脇ピッチリの勇姿です。

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「ハンニバルの象使い」……巨像と少年……。

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実はイチゴのように愛らしい女性なのでした。

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あらら、庭の中にお地蔵さま……ファインダーを覗いたまま固まっている?(笑)

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な、な、な……何見付けたの?仲間とか?やっぱり変わった子だわぁ(笑)

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リズも撮る……早くメシ喰いたいなぁ……。

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後ろ姿まで女優然……あたし、バックシャンでしょう?のオーラ全開(笑)

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園芸マダム垂涎のヒロシ……夫婦でブルーで纏めてっと……。
さりげなく夫婦円満を自慢します(笑)
これで白いパンツなんか履いて来たら叩いてやりたいでしょう?(爆)

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国交省大臣は真面目に学んでいます……。

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ダイアン・アーバスばりのダイナミックな撮影姿。小指ピィィィィィ〜ん!(笑)
このまま回転レシーブしそう(爆)

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ホラ、苺のような美少女……その奥にジュディ・オング(笑)

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たまには真面目にやってます……ポークソテー……一番デカいの取りたいなぁ。

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美しいピンクの薔薇一輪、薔薇を撮影です。でも毒もあるのよ(笑)

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逢魔が時のお2人、居残り組……。

あ……大変、一番お美しい方の写真を撮り忘れた!ゴメン、恵子さん!


そして、次は同じ構図で取った2種類の写真をご覧ください。
上が通常の薄らボケた写真(絞りを開放にして撮った写真。)
下が最大限に露出を絞って撮影したもの。

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どうでしたか?結構、違うでしょう?
伝えたいもの、主題が明確に違って来るから不思議ですよね。
つまりは考えながら撮れば、思い通りの写真が撮れると言うこと。

今回は僕の薄らボケた写真とは全く違う、
「情報を伝える写真」の撮り方を今井さんに教えて貰い、
参加者の皆さんの今後の撮影に役立つでしょうか。
先ずは一番大事な構図と光の捉え方……うんうんと唸ることしきり。
一番役立てなくてはいけないのは、幹事であるあけのような気もするのですが……。
だって一流誌の編集員だものね。文章と写真で120パーセント読者に伝えなくちゃね(笑)

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講習会の後は皆さんが持ち寄った手料理や極上のシャンパン、日本酒などで食事会。
今回、僕は大人のマカロニサラダを持参しました。
いつものクセで意地汚くお皿に目一杯取りました(苦笑)
だけど、取り皿がロイヤル・コペンハーゲンのディナープレートって言うところが凄い……。
レンズ交換し忘れてボッケボケでございます(苦笑)


今井さん、朝早くから準備してくださってありがとうございました。
どうでしたか?出来の悪い生徒で呆れませんでした?(苦笑)
塚原さんご夫妻、オープンガーデンで大勢のお客さまで賑わう最中にお邪魔して、
素晴らしい庭を見せてくださってありがとうございました。
お陰さまで有意義で実り多い会になりました!
これから暑くなります、どうぞお身体は大事になさって下さいね。


今日は皆さんと仲良く同時アップです。
それぞれの感性で捉えた塚原邸の様子、また、今井さんの厳しい指導の成果は?(笑)
面白いと思います。どうぞ併せて御覧ください。


あけの あけの秘密の花園
raretasteさんの raretaste~はれのかおり
roseさんの My Precious Roses
kusakiさんの この植物をお買い2
Lucy Grayさんの Lucy Grayの花暦日記
恵子さんの lovelyrose-note
愛ちゃんの 旅の途中にて
つぐみちゃんの Tsugumi's Diary
りえんぞうさんの りえんぞうのあれやこれや・・・
Mayのオネエさまの ふたつの庭
塚原さんご夫妻の 花のある暮らし


今、チョッと旅に出ています。
お返事等、遅くなりますのでご了承くださいね。



2016年7月2日


ブノワ。


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お料理写真。 

 

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今やブログに写真は不可欠ですね……。
ほぼ100パーセントと言っていいくらいに皆さん写真をアップしています。
写真には、風景、人物、静物など、被写体によって、
人それぞれ得手不得手があるみたいですが……。

僕は特に「これが得意!」と、言うジャンルはありませんが、
特に難しいのは食物の写真です。出来不出来と言うよりは、
どうやって撮るか?店側に失礼にならないようどう撮るか……ですか。

この所、冬ということもありますが、
食物の写真がどうしても多くなりがちです(笑)
最近ではレストランのテーブルで皆さんが運ばれて来た料理を、
スマートフォンで撮影する光景が当たり前のようになっています。
普通に食事を楽しみに来ている方が殆どの中、あまり失礼にならないように腐心したいです。
店側の対応もそれぞれ。宣伝になるからと、喜んで受けてくださる店や、
中には撮影禁止の店や、フラッシュは焚かないて言う条件で撮影を許可してくれる店……色々です。


僕が店で料理の写真を撮る時に気を付けていること……。
先ず、撮影が可能かどうか店側に確認します。
それから僕の場合は一眼レフで撮りますから、撮影時はなるべく目立たないように、
1カットで撮影が終わるよう心掛けています。
周りで食事をしているお客さんへの配慮と言う意味もあります。
立ち上がるなんてもってのほかだし、シャッター音や、
撮る行為で周りにイヤな思いをさせる訳には行きません。
ビストロをやっている親友曰く「一眼レフが出て来ると構える……。」そうです。
一体、何者?と思うんでしょうね……。

写真の構図的には、極力「日の丸弁当」は避けたいのですが、
何しろ立ち上がる訳にも行かないし「家庭画報」の料理写真の大家でもないので、
わざわざセットを組んだり、照明を当てたり、
美味しそうな見せるために料理に油を塗ったりも出来ません。
兎に角、正攻法で、正面から撮るしかないと思っています。
明るい窓際のランチ時は綺麗な写真が撮りやすいですね。
夜、特に雰囲気重視の暗い照明の店だとお手上げです(笑)
ISOを上げようが、ホワイトバランスを弄ろうが、何をやっても無駄(苦笑)


今日の写真はあるビジネス・ホテルのバイキングの朝食。
右のお皿は洋風に。ウィンナー、ベーコン、サラダ、鶏肉のクリーム煮、ポテトサラダ。
左は和風で、塩鮭、小芋の煮付け、煮浸し、きんぴらごぼう、煮卵、こんにゃくのピリ辛煮。
サラダは出来ればもう1皿別に、山盛り食べたいのですが……そして、食後に珈琲です。
旅館の夕飯とか、こういうお皿が沢山の集合写真も難しいです。
料理を取る時に既に写真に撮ることを意識している(苦笑)
ブログでスッカリ身に付いた悲しい性でございます……。
えっ!こんなに食べるのかって?勿論、ご飯はおかわりですよ……3杯くらいかな。
左上に写っている、サランラップに包まれた小さなサンドイッチがお気に入り(笑)
ハムとチーズのオーソドックスなサンドイッチ……嬉しくなっちゃいます。
カバンに入れてチェックアウトしたいです(笑)


2016年1月24日


ブノワ。


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初夏の一陣の風……。 

 

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前の記事に書きましたが、5月31日に素晴らしいパーティを開催しました。
準備で疲労困憊、クッタクタでしたが、大阪からわざわざ出て来てくれた、
鶴子姐ちゃんの愛称で親しまれている大親友を持て成さなければいけません。
パーティが終わるのは遅いです。日帰りさせる訳には行きません。
この日のためにわざわざ仕事を休んで出て来て貰ったのですから。
どこかに泊まって貰うのですが、さてどううする?
鶴子姐ちゃんは今は大阪在住ですが、元々は東京の人です。
(と、言っても、豊川生まれ、秋田育ち、途中で映画「細雪」に影響されて変な大阪の訛りあり。)
取り敢えず、我が家から比較的近い浅草にホテルを取ります。
新しいホテル「The Gate Hotel 雷門」は大変に居心地が良かったです。
古い昭和の人間の鶴子姐ちゃんが「タワー、タワー!」と連呼する、
東京スカイツリーが正面の大きな窓に見え、3ベッドの大きな部屋に、
幹事を一緒にやったTを交えて久しぶりに合宿状態、昔話に花が咲きます(笑)
その晩は3人とも疲れ果てていてバタンキュ〜でしたが、
さて、翌日はどうする?Tは仕事に行きましたが、観光って言ってもねぇ……。
朝食の後はスカイツリー&水族館にでも連れて行くか?
はたまた、浅草をプラプラと散策&美味しいものを食べるか?
考えてみれば、僕自身、浅草のことは殆ど分かっていないのですが……。
時間は限られています。そんなこんな、考えている時に閃いたのが人力車!

 「そうだ!人力車に乗ろう!」

素晴らしい案に思えました。実は僕も乗ってみたかったしね。
幾つもある人力車の会社のサイトを検索してみましたが、何しろ数が多い!
予約も考えましたが何しろ時間が読めない……いっか、行き当たりばったりで!


実は今日の記事、鶴子姐ちゃんとの浅草探訪を書くつもりでした。
ズッコケの珍道中になるのは必定。街をそぞろ歩きながら何枚か写真は撮ったのです。
ところが!人力車で僕らを案内してくれた「時代屋」の与那嶺さん……。
とても感じがよく爽やかで、素晴らしい時間を提供してくれたのです。
汗して力一杯、一生懸命に走る姿、車を引く姿は美しかったです。
慇懃無礼にならず、馴れ馴れしくならず、会話も自然体で良質で、
初めての人となかなか打ち解けない僕もスグに話せるようになりました。
当初の予定では、人力車に乗るところは、俥夫のお兄さんにお願いして、
車を引いている後ろ姿を撮らせて貰い、その他の写真と共に、
ブログにアップするつもりではいたのですが……。

いきなりポートレート撮影の心に火が点いちゃいました(笑)
いつも旅先で薔薇のオバちゃんたちを仕方なく撮っていましたが、
(いつも撮った後に『ハァ……。』と聞こえないように溜め息1つ。)
俄然、自然にカメラを向けたいと思う人に出会って、いきなり自称「写真家」モード(笑)
ポートレート撮影はモデルは誰でもいいって言う訳には行きませんからね。
僕の親友にいるんです。美女でいいとこのお嬢なんですが、

 「ワタクシ、オールヌードでモデルになって差し上げても宜しくてよ!」

って言う御仁が(苦笑)仲が良過ぎてそれもちょっと差し障りがあるし……。
大して可愛くもないのに若い女の子をモデルに見立てて撮影しする趣味もないし(笑)
(あれって本当に不思議。女の子はモデル気分、撮っている方は一端の写真家気分。)
大体、僕って若い女の子は嫌いだしね……第一、最近の若者は清潔感がない。
麻実れいさんを撮影させて貰いたいなぁ……それからメリル・ストリープ!
メリルは化粧をしていない素顔が撮りたい、そんな大それた夢はあります。
それから、何が嫌いって、モデルがカメラを意識した写真ね。
「ハァ〜イ!いいよ、いいよ、凄く綺麗!」……そんな風にして撮った写真はワザとらしいです。
何かの拍子に本人に分からない内に撮ったものが一番素敵。僕はそう思います。
兎に角、我を忘れて撮った写真、何枚かご覧くださいね。

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まだいるんですね……こう言う青年。
最近の薄っぺらで末成り瓢箪みたいな若者が多い中、健康的で清々しい青年……。
僕なんかがとうの昔にどこかに忘れて来てしまった、清々しさとか初々しさ。
もっとも、はなっからそんなものは持ち合わせていなかったかもしれないけれどね。
面白かったのは、見る角度で全然表情が違うの。自然にカメラが向きました。

どんな世界的な名優でも決して演技で表現することが出来ない「爽やかさ」……。
この「爽やかさ」は天からのギフトなのです。選ばれた人に与えられるギフト。
与那嶺さんはそれを持っていました。1枚目の写真を見てください!
破顔一笑、光る汗の美しいこと。もう夢中で写真撮りました。

「サンセット大通り」のグロリア・スワンソンが、
「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープが、はじめは助演級の役だったのに、
その圧倒的な存在感により、あれよあれよという間に主役になってしまったのを思い出します。
今日のブログはそんな感じ(笑)浅草探訪はどうでも良くなっちゃった。
また機会があったら、是非、撮らせて貰いたいなぁ……そう思います。
新しいレンズ「EF85mm F1.2」思いの外、素晴らしいです。
ようやく素晴らしい被写体に出会えてレンズも満足しているんじゃないかな?
もっともっと使いこなせるようにならなくてはね!


2015年6月7日


ブノワ。


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1枚の写真から……あっちゃんのこと。 

 

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この年になって新しいものに興味が湧くのは稀です。
全てにおいて柔軟性がなくなってきています……って言うより、全てにおいて頑なだし(笑)
脳味噌なんか鬆(す)が入った豆腐みたいだもんね(苦笑)
今日は、このブログにしては……と、言うよりは、僕にしては大変に珍しいツツジの写真、話です。
実は、草花は全般に好きですが、ツツジだけはどうもいけません(笑)
嫌いです……大嫌い。いやいや、大嫌いでした。チョッと過去形かも。
特にあのショッキングピンクのデカイ花ね。ごくごく一般的にどこにでも植えられているヤツ。
マンションや街の植栽にギュウギュウに植えられて、手入れもされずに、やがて枯れこんで、
ハゲちょろけになっちゃうもなだから、あの毒々しいピンクがさらに哀れに際立ち、
僕の「ツツジ大嫌い感」を増幅させていました(笑)花弁の質感も花形も毛深い葉も嫌い……。
そうそう、あの丸く刈り込まれた樹形や、花を面で見せるところも大嫌い。
花の女王、薔薇はたった一輪でも辺りを払う美しさですもんね。
花が終わった後も汚いでしょう?……そう、ツツジの全てが嫌い(笑)
でも、ツツジが大好きな人もいますよね。僕が「お父さん」と慕う人は、
もう、ツツジ・ラブなのね(笑)ツツジの話になると何十分も一人で語ります(笑)


さて、ツツジ大嫌いな僕ですが……。
お友達のあっちゃんのブログで写真を見て目からウロコが落ちました。
毎年、今頃になると、あっちゃんのブログに野田市の清水公園のツツジの写真がアップされているんです。
ツツジ……これがまたねぇ、自然な樹形でねぇ……チョッと行ってみたいと思っていたのね。
ところが、元々、ツツジ大嫌いなものだから、季節になり、自分の周りに咲き乱れているツツジを見ても、
丁度、訪れるタイミングをついつい逃し、去年は敢えなく撃沈。
今年も、あっちゃんのブログで写真を見て「あっ!大変!」ってなもんで、
今を逃すとまた来年?(笑)カメラを引っ掴んで行って参りました、初清水公園です。

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ツツジは満開をチョッと過ぎたあたりでしたが、
林の中の木漏れ日に浮かぶ自然樹形のツツジが美しかったです。
丸く刈り込まれて手入れされず、みっともない姿になったツツジじゃなくて、
見上げるほどに自由に大きく育ったツツジ。
それから「Under the Rose。」に沢山アップしましたが、黄色のモッコウバラね……。
チョッと日焼けしちゃいました……物凄く暑かったですもんね。


さて、あっちゃんの写真……。
実は、ファンの方も沢山いるんですよ。僕の親友もそう。
よく褒め言葉で「写真、上手いよねぇ……。」と言う言葉を聞きますが、
あっちゃんの写真には、先ず、上手いということの前に、
美しい瞬間を切り取る他に何かがあるのね。1枚の写真の中に他の何かが写り込んでいるの。
それは、構図の上の空間の上手な使い方にも一因があるのだけど、
1枚の写真から小鳥の囀りやカナヘビが歩くカサカサした音、
あっちゃんが小径を通る時に、軽く手でよけた小枝の葉の音、
羽虫の飛ぶ音なんかが聞こえてくるの。あっちゃんの庭で営まれている自然界の、
あれこれが写りこんでいるから物凄く魅力的なんだと思います。
シャッターを切ったその瞬間だけじゃなくて、その前後、時間や空気、頬をなでる風、
降りそうな雨の匂いや、蒸れて土から立ち上った湿り気のある土の匂い……。
あっちゃんの被写体に対する思いまでが凝縮された写真……それが見る人を魅了するのだと思います。
綺麗な花をそのまま美しく撮る人は沢山います。それだって、可成りの技術が必要で、
被写体を良く知り、カメラの機能を熟知し、写真のなんたるかを知った結果です。
なかなか出来ることではないと思うし、プロのカメラマンだってなかなか出来ることじゃない……。
信じられないくらいにヘタクソなプロって沢山いますしね。
でも、今や誰でも美しい写真を撮れるようになったからこそ、
そこに何かをプラスアルファ出来る感性みたいなもの?
その言葉では簡単に言い表せない何かが加味されているからこそ、
(僕はそれを「慈しむ心」だと思っています)
あっちゃんの写真は万人を魅了するのだと思います。

あっちゃんの写真から学ぶことが沢山あります。
今回は、あっちゃんが撮影したであろう場所を探し、

 「あぁ、ここここ!」とか独りごちながら撮影してきました。

如何ですか?自然樹形のツツジ……なかなか綺麗でしょう?


2015年5月5日


ブノワ。


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