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Category: 向き向きの花束。

微妙な差(笑) 

2021/09/21 Tue.

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…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
 
 「ねぇ……それって人が使ったものでしょう?」
 
ウットリと250年以上前の古伊万里の器を見ている僕に、
呆れ返ったような&引っ繰り返った声で言ったのは、
僕の腐れ縁の竹馬の友で、大オネエで箱入り&乳母日傘の深窓のご令息Mだ。
 
確かにそうかもしれません……ハイハイ、人が使ったものね(苦笑)
でも、中にはデッドストックもあるし、
例えば、古伊万里の器で言うと、先ず、ロクロで形を作り、
素焼きをします。そこに呉須で絵付けをする訳です。
素焼きの段階で割れたり歪んだり、絵付けで失敗するかもしれない……。
仕上げの釉薬をかけて焼いた時に割れるかもしれないじゃないですか。
そうやって出来上がったものが200年も300年も残っている訳です。
この天変地異の多い日本で、戦火をくぐって……。
もう奇跡としか言いようがありませんよね?(笑)
是非、僕の手で守ってあげなければ……そう思う訳です。
焼き物なんかは洗えば綺麗だしね。
 
 
さて、このところ、面倒臭がりの性格が大いに出て(苦笑)
ネットやオークションで買い物することが多くなりました。
オークションで落とすのは、主に絵画や骨董の器なんですが、
もう一つ、可成りの割合で多いのが古着の類いです。
いつも着ているメーカーはサイズが分かれば失敗は殆どないし。
ここでまた、腐れ縁で竹馬の友で大オネエの、
乳母日傘で箱入り&深窓のご令息Mの台詞が聞こえて来るけれど……。
 
この前、笑ってしまったのは、
定点観測をしている「アディダス  スニーカー  28」のところに、
靴下が何枚かセットで出品されていたの。
よく読んでみると「使用済、クリーニング済の美品」って!(大爆笑)
どうやら高校生の息子の使用済の靴下をお母さんが出品していたらしい。
僕は人が着古した古着は何とも思わないけれど、
さすがに人が履いた靴下どうなの?いくら美品でもねぇ(苦笑)
パンツとかの下着だったらヤバいじゃない?
違った店になっちゃうし(大爆笑)
そう考えてみると、人が着たものでもデニムは全く問題ないし、
コートやシャツ、ニットなどの衣類も平気だし、
直接肌に触れるTシャツも全然平気……。
デニムなんて新品よりも着古して味が出ている方が嬉しいかも。
わざとらしいシワ加工が施されたものよりも、
実際に人が履いて出来たシワとか汚れって素敵だから。
反対に、全体にイヤなのは靴ね。オークションでスニーカーとかも買うけれど、
人が履いたスニーカーはイヤなんです……直接肌に触れたTシャツが良くて、
靴下を履いてのスニーカーがイヤな理由は自分でもよく分からないんですけどね(笑)
何がどう違う?その辺の微妙なニュアンスみたいな?
 
デニムのシワと履き潰した踵の減りと……。
何がどう違うのか、どこがどうダメなのか?
言葉では言い表せない何かがあるんだと思います。
 
 
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今日の写真は倉敷のデニム工場の様子……。
石と一緒にタンクに入れて廻したり、
デニムの下にシワの原型を置いてサンドペーパーで擦ったり。
外国では散弾銃で撃ってボロボロにするメーカーもあると聞きます。
僕は極端に気が短いので、自分で新品のデニムを、
いい風合いになるまで履き込む気はさらさらありません(笑)
 
 
2021年9月21日
 
 
ブノワ。
 
 
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派閥。 

2021/09/19 Sun.

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…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
 
スッカリ秋の気配です……。
皆さん、お変わりなくお過ごしですか?
十二分に気を付けていると思いますが体調は万全でしょうか?
 
さてさて、このコロナ禍の中、
そんなことは全く関知しないで自民党の総裁選です。
その昔、「将来の夢は?」と問われ、
「総理大臣!」と答えた少年の数は枚挙にいとまがありませんが、
今ってどうなんでしょうね?多くの少年が公務員希望とか(苦笑)
他人と変わらず安定路線、冒険は二の次三の次、事なかれ主義、
出る釘は叩かれる……そんな風潮の現れなのかな。
政治家になって世の中を変えたい……そんな夢見心地よりも、
今はもっと現実的なんでしょうね……。
 
 
さて、政治の世界は数の世界。
民主主義が数の論理で出来ていますからね。
数=派閥です。もうね、公然とこの「派閥」と言う言葉が一人歩き。
ま、仕方ないですかね、3人集まれば派閥が出来ますから。
総裁選の候補の4方の政策や何かをテレビで見ていましたが、
途中で切ってしまいました。大変に申し訳ないけれど、
女性お2方の勝ち目は殆どありませんね……ゼロパーセントです。
自民党の総裁と言うことは、後に総理大臣になる可能性があると言うこと……。
男の嫉妬深さは尋常じゃないし、特に政治の世界ではね。
土井たか子さんとか緒方貞子さんとか、立派な胆力の持ち主なら納得もいくけれど、
2人の候補者はまだまだヒヨッコ、政治理念や信条はあるのでしょうけど、
その部分じゃなくて女性と言うだけで無理……申し訳ないけれどそう思います。
では残るはあの方とあの方?……何だか暗澹とした気持ちになりますね(苦笑)
 
数の論理、派閥……そうなんですよ、どこの世界もそう。
美しい草花を愛で、土弄りをしている麗しい方々も派閥の世界です。
あのですね。花が好きだからって心根が優しいとは限りませんから(苦笑)
土弄りが趣味だからといって、大らかな性格とは限りません。
花屋に勤めているからと言って花が好きとは限らないのと一緒。
 
 「◯◯さん凄い!」
 
 「何でも知っているんですね!」
 
 「そんな希少な花を持っているのね?」
 
等々……。
 
功名心の塊のような人なんて沢山いますし。
中には土弄りをしているからこそ優しい性格の人もいますけど?って。
そう、そんな人もいることは確かですけど……。
 
 
ガーデニングの世界もそうです。
 
 「あんな女が紹介した薔薇なんて全体に買わない!」
 
とか、
 
 「アタシの方が植物に詳しい!」
 
とか、
 
 「あんな女が足繁く通っているガーデンには死んでも行かない!」
 
とか、
 
 「アタシの方が希少な薔薇を持っている!」
 
とかとか……。
 
それはもう美しい植物を愛している人たちの台詞とは倒底思えないほど(苦笑)
僕も少しだけオリジナルの薔薇を出していますけど、
薔薇が良かったとしても、僕のことが嫌いだから僕の薔薇は買わない、
また反対に、僕に好感を持っているので、
薔薇はそれほどでもないけど買ってくれるとか……。
中には、僕と仲が良かった時は僕の薔薇を育ててくれていたけど、
仲違いをした途端に抜いて捨てちゃった人とかね(爆)
ま、色々ですね。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、
喧嘩して嫌いになったヤツが作った薔薇なんて育てたくないですよね。
仕方ないです、人間だもの……相田みつをじゃないけどね(苦笑)
 
 
同じ趣味だからといって気が合うとは限りません。
初めはいいんです、仲が良くなる取っ掛かりとしてはね。
だけど、その内に意見の相違が露見してくると、
同じ趣味だからこそ、意見が違った時の反動は凄いものがあります。 
もうね、好きとか嫌いとかの生優しさじゃなくて、
それはハッキリ言うと憎しみの世界(爆)
愛憎、相塗れて大変なことになっちゃう(爆)
ガーデニング系の皆さん、思い当たる節は?(笑)
大嫌いなヤツの顔が鮮明に浮かんだりしていませんか?(爆)
浮かんでは嫌いになった切っ掛けを思い出し、
さらに憎しみがふつふつと倍増してません?(大爆笑)
そんな愛憎入り乱れる面々が、図らず一つのガーデンで出会っちゃったとすると、
それはそれは大変なことになります(笑)
花の最盛期って短いですからね、どうしても重なっちゃう。
もうね、表立って角は突き合わせられないから、
表面上は何もないフリをしつつ、心の中で罵詈雑言。
悪態付きまくりです……笑った顔がチョッと引き攣ってる!(笑)
おぉぉぉぉ、コワいですね、コワいですね……。
淀川さんだったら面白そうにしているかもしれませんが……。
で、先に帰れないのね、帰ったら何を言われるか分からないから(爆)
 
 
今日の写真は僕のオリジナルの薔薇。
「Milady de Winter」と、麻実れいさんにお名前を戴いた「Rei」です。

その昔、僕はガーデニングは1人でやるもの……。
そう思った時期があります。でもね、庭が綺麗になって来ると、
皆さんに見て貰いたいんですよね……そこで派閥が出来る(苦笑)
三人寄れば派閥が出来る……世の中の理です(苦笑)
 
 
2021年9月19日
 
 
ブノワ。
 
 
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それってどうなの?(苦笑) 

2021/09/17 Fri.

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…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
 
オリンピックとパラリンピックが終わり、
もうビックリするくらい何事もなかったかのような毎日です。
あの大騒ぎは一体なんだったの?開催すべき、中止すべき……。
喧々諤々の論争は?喉元過ぎれば熱さを忘れる……本当、ビックリです。
 
 
何年も前に足繁く通ったバンコク……。
新年の1月も中旬になろうとしているのに、
クリスマスの飾りが街のそこここにツリーやサンタが溢れていました。
大らかな国民性と言うか……ちょっと微笑ましかった覚えがあります。
日本と言えば、閉会式が終わった翌日……。
まるで消しゴムで消したかのようにオリンピック、パラリンピックの痕跡が消え去っていました。
街中にあれ程オリンピックのポスターやモニュメントで溢れていたのに、
どれだけの人海戦術?(苦笑)今ではまるで何事もなかったかのよう。
変わり身が早いっていうか、今や自民党の総裁選の話題で持ち切り(苦笑)
 
 
さて、中継の全てを見た訳ではないのだけれど、
相変わらず、情緒タップリ、ウエットな中継に辟易でした(苦笑)
やれ、先日亡くなった父親が天国で見ているだの、
子供の頃に亡くなった母の遺志をついでだの……。
どうしてこうもウエットでお涙頂戴なんでしょうね?(苦笑)
タレントを総動員の放送もゲンナリだし、
全力を出し切った選手たちに対する感極まる反応も有りだとは思うのだけれど、
コメンテーターの涙、涙の感極まる声が詰まったコメントに一気に覚める僕。
名前を出しては申し訳ないけれど、増田明美氏の、
プチトリビア?個人の情報満載の過剰なレポートにも食傷気味でした。
 
最近のバラエティー番組を見るにつけ、
メダリストが大挙して雛壇を飾っています。
篩に掛けられていますね……話せる人、臨機応変に対応出来る人、
キャラが立っている人、打てば響く人……その内、賞味期限が過ぎれば、
今度はスキャンダルを探されて足を引っ張られますよ。
持ち上げて、持ち上げて、一気に引き擦り下ろすのはマスコミの常套手段ですから。
メダリストの皆さん、気を付けましょうね。
 
 
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さてさて、テレビを見ていて大いに違和感だったのは……。
スポーツの根幹にあるフェアプレーに付いてです。
その昔から、個人、国に関係なく、
ある特定の選手や国が突出していい成績を出すと、
スグその後にルール改正がなされますよね。
鈴木大地選手の好成績のあとにバサロ泳法の距離が改訂になったりね。
強い選手、国を封じ込めるためになされるルール改正……。
まぁ、それも仕方のないことなんだと思います。スポーツの世界も政治ですから。
今やスポーツ界全般に言えることなんですが、
所謂、多くは「チャレンジ」と言われるビデオ判定がありますね。
アレって、人間の判断の限界を機械ですることは致し方ないと思うのだけれど、
例えば、ボールが入った入っていなかったなどの判定はまだいいでしょう。
相撲でどちらの力士に先に土が付いたか……行事の角度で見えないこともありますから。
僕が大いに違和感を覚えるのはバレーボールです。
バレーボールはルールが改正されて一気に面白くなった数少ない競技だと思うのですが、
ネットタッチとかワンタッチとか……した選手が一番分かっているのに、
チャレンジでビデオ判定で判断が覆されるまで、
知らん顔でシラ〜ッとしているのに驚きを禁じ得ません。
自分から手を挙げろや!(苦笑)スポーツマンシップないじゃん?
 
既に人々の今日に対象はサッカーのワールドカップ。
僕は全く興味がありませんが、
何でサッカーってこうも盛り上がるんでしょうね?(苦笑)
本業そっちのけで雨後の筍のように出て来る芸能人とか(笑)
他力本願、使えるものは何でも使うみたいな……。
皆さん、少し期待が過剰なんですよ。
今の日本の実力を思えば順当な結果だと思うので。
 
既に話題は北京オリンピックです……。
フィギュアスケートとかカーリングとか好きな競技が沢山だし。
アッと言う間ですね……楽しみではありますけどね。
 
 
2021年9月17日
 
 
ブノワ。
 
 
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不公平感。 

2021/09/16 Thu.

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 「鰻重の松を2つ……以上!本日の営業は終了!」
 
還暦くらいの中居さんの胴間声、
年配の女性特有の高らかで大きな声が奥から聞こえて来ました。
 
 
実はつい先日、銀座界隈のチョッといいホテルに1泊して来ました。
都内に住んでいて何してんの?ハイハイそうなんですけどね。
仕事とか、色々と段取りしていて結局そうなりました。
昼間、映画を1本観てからホテル入り、軽く事務仕事を済ませて、
遅れてやって来た友人と部屋で結構、飲みました(笑)
今、ホテルのレストランもバーも酒の提供をしていませんからね。
最上階の一番いい部屋だったので、スパークリングワイン、ビール、ミネラルウォーター……。
冷蔵庫の飲み物が全て無料だったんです……知らなかった!
シャンパンと白ワインを持参して行ったんです。
 

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さて、ひとしきり出来上がった頃合いを見計らって、
ホテルから歩いて3分くらいの鰻の老舗に行きました。
既に飲んでいますし、酒が出ないなら鰻重だけ食べて……。
中居さんに鰻重を頼んで、お茶を飲んでいる時に聞こえて来たのが冒頭の一言です。
明るいんですよね……中居さんの声。コロナ禍の影なんて微塵もない(苦笑)
店内は僕たちの他には誰一人としていません。8時閉店だし……。
要は、その日の夜の客は僕たち2人だけと言うことです。
銀座の一等地で古くて大きな店構え、従業員もホールだけで5人?
厨房はどうか分かりませんが、それが夜の営業が僕たち2人だけって?
中居さんの晴れ晴れした声、とても困っているとは思えませんでした。
僕たちの注文で1日がやっと終わる……そんな清々した声に聞こえるのね。
 
客席には……。
 
 「食事中以外はマスクをお着けください。」とか、
 
 「大きな声での会話は控えめにお願いたします。」とか。
 
どこの飲食店でも貼ってある決まり文句の貼り紙が。
その割りに一番喋っているのは中居さんたちだったりします(苦笑)
客にあれこれ注文を付けておきながら自分たちはベチャクチャベチャクチャ……。
ワクチン接種のこと、天気のこと、他愛ない世間話……大きな声でね。
 
さっさと食べて店を後にしましたが、
何だかとてもイヤな気持ちになりました。
鰻も普通だったかな?一番いいものを頼んでご飯が見えちゃいけないです(苦笑)
このコロナ禍が始まって以来、飲食店への集中攻撃が取り沙汰されています。
航空業界、旅行業界……本当に困っている業種は数限りないのだけれど、
反対にコロナバブルみたいな?国難と言われるコロナ禍の今、濡れ手に粟の企業もある。
それで儲かっていることはなかなか憚られて言えないのだけれどね。
それはいいです、どちらかが凹めばどちらかが凸っぱる……世の中の理です。

飲食店に限ってみると、色々と見えて来ますね。
飲食店と言っても営業形態は様々です。
大手のチェーン店、個人で細々と営業している店、
個人経営だけれど多くの従業員を抱えている店、
持ち店で家賃が掛からない店、黙っていても家賃が発生する店……。
多くの店が緊急事態宣言を受けて営業を諦めて閉めています。
反対に、国や都の要請を無視して営業をしている店も多々あります。
そこに見えて来るもの……所謂、コロナバブルみたいな……。
友人の知り合いの飲食店は給付金で高級外車を買ったそう(苦笑)
これは僕がこの耳で直接、会話を聞いたんですが、
ある店は、給付金を使って家族総出で豪華温泉旅行に行って来たそう。
去年、どこかの飲食店のオーナーが Twitterに、
沢山入る給付金にウハウハ、外国旅行に行こうかな?と書き込みました。
ま、現在、外国旅行は実質無理なんですが(笑)
これらは氷山の一角なんでしょうけどね……。
 
やはり、国民1人1人に等しく手厚い保証じゃないんですよね。
去年の国民1人10万円の給付にしてもそう。
必要としていない人なんてゴマんといるでしょう?
緊急なことで細かいところまで手が回らないのは分かるんですが、
それにしてもひしひしと感じる不公平感ね。
本当に必要としているとこるに保証がされていない現実。
要請に協力を求めるには保証が付き物だと言うことは分かるのだけれど、
要はお金?そう、お金なんですけど、もっとコワいのは気持ちの問題です。
懇意にしている寿司屋は老夫婦とその弟さんの3人で店を切り盛りしています。
皆さん僕よりも可成り年上です。昔の人なんですね、
お上の言うことは守らなければならない……その思いが強い。
今、9月として、今年その殆どを緊急事態宣言と蔓延防止措置で営業を制限され、
店を閉めきったままで毎日を過ごしています。
板さんはすることがなく、包丁研ぎの行商をしたり、
店の手入れなどをして時間を潰していますが、
問題はその「やる気」なんですよね。既にとっくに心折れています。
この先、自分は大好きな寿司を握れる日が来るのだろうか?
元の世界に戻れるとは行かないまでも、以前のように、
客を前に自慢の寿司を握れる日が来るのだろうか……。
道ばたでチョッと話すと心配顔の目が死んでいます。
 
正直者が損をする世の中じゃダメなんですよ。
汗した正当な対価が手に出来るような世界じゃないとね。
一年前、テイクアウトやデリバリーで努力して国や都の要請に従って営業していた店も、
苦渋の決断で要請を無視し営業を再開したり、
こんなんだったら休んでお金をもらった方がマシ……そう思い、
あれこれ方策を凝らして頑張ってはいたけど、
どうにも遣繰りが出来なくて掟破りみたいな営業をしなければならなくなった店も……。
誰も好き好んでそんな営業をしている訳ではないです。
そんなことをさせない政策、政治をして貰いたいです。
 
 
一度、折れた心はなかなか元には戻りませんから。
何度も書くけど、お金なんですけど、お金じゃないんですよね。
何もしないで大金を手にした飲食店の今後の質みたいな?
働かなくてもお金が手に入った気持ちの弛みって言うのかな?
人間、一度弛んだ気持ちはなかなか元には戻りませんから。
濡れ手に粟で金儲けした人たちが営業再開になったら?
いい仕事なんか出来る訳ないです。必ず仕事に現れて来るハズ。
腐った心根みたいな?果たしてコロナ禍が過ぎたその時、
どんな風に悪い方向に現れて来るか物凄く心配です。
 
 
2021年9月16日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 映画館へ行こう!

持って生まれた資質みたいな……。 

2021/09/14 Tue.

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先日のこと……。
 
「目黒シネマ」にて「ティファニーで朝食を」と、
「ロミオ+ジュリエット」の2本立てを観てきました。
「ロミオ+ジュリエット」は大好きなバス・ラーマン監督作品なんですが、
丁度、一番仕事が忙しい時期と重なり未見で、
「ティファニーで朝食を」はオードリー・へプバーンが好きでないこともあり、
縁もなかったのかな?こちらも未見でした。
 
 
レオナルド・ディカプリオって金子國義が描く少年に似てたのね。
そう、過去形ね(笑)「ウエストサイド物語」をはじめとして、
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」の翻案ものって星の数ほどあるけれど、
バス・ラーマンの独特の世界観をもってして、
なかか見応えのある作品になっていたんじゃないかな?
「ティファニーで朝食を」はジバンシーによるオードリーの衣装や、
イディス・ヘッドの豪華で鉄板の衣装が楽しめるし、
当時の髪型やファッションを見ているだけで楽しかったです。
 
ホリーの上の階に住む日本人が、
特殊メイクを施したミッキー・ルーニーだったって言うのも驚きだけど、
当時の日本人のイメージってあんななのね。出っ歯で小太りで……。
それまでの人気女優の大きな胸を過去のものにしたオードリー……。
要は不思議ちゃんな高級娼婦と金持ちの有閑マダムに囲われた、
芽の出ないハンサムな作家の恋愛物語で、
最後にオードリーが猫を捨てちゃうシーンで、
大いに拒絶反応を起こした僕はどうでもよくて(笑)
やっぱりオードリーには何も感じないことを再確認したのですが、
一番、気に入ったのは金持ちの有閑マダムを演じたパトリシア・ニール。
イディス・ヘッドのゴージャスな衣装をきりりと着こなし、
若いツバメに女が出来たと知ると、1000ドルの小切手を切り、
どこかに旅行にでも行ってくればいいわ……そう余裕で言います。
男が結局は自分のところに戻ってくると思っている。
この毅然とした余裕……これってなかなか演技ではできないもの。
その役者のもって生まれた資質みたいな?
よくヴィスコンティの作品を「貴族趣味」と評すけれど、
それって貴族趣味ではなくと本物の貴族だからこそ描ける世界だったりします。
僕らがどんなに勉強しても消して再現できないもの……そんな感じがします。
僕の持論では、爽やかさは演技では出せない……それと一緒です。
 
イタリアのシルヴァーナ・マンガーノは、
並みいる巨匠に使われて、肉体派から見事に貴婦人役が似合う大女優に変貌したけれど、
ソフィア・ローレンは貴婦人役を演じても、
どこかバイタリティ溢れる生命力豊かな女性像になってしまいます。
1973年の「旅路」では病弱でなさぬ仲の思い人と旅に出て、
最期は心臓発作で亡くなる貴婦人なんかは見事でしたけど……。
 
どんな達者な役者でも爽やかさを出すのは無理……。
これは僕の持論ですが、もって生まれた資質みたいなもの。
それが生かされた時、圧倒的な存在感が役を膨らませます。
先日、観た舞台「老後の資金がありません」の中で長谷川稀世が見せた、
傲慢さの中の威厳とハイソな感じ、どこか浮世離れした風情もそう。
さらにお茶目な一面を役の上に纏わせる深い役作りは、
長谷川一夫の娘と言う深窓の令嬢の、
美点が素晴らしく生かされた役作りになっていました。
 
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だけど、やっぱり名画座っていいなぁ……。
丁寧なんですよね……映画に対する愛情って言うのかな?
ただ映画をスクリーンに掛けるだけじゃないのね。
ポスターが手に入らなければチラシを拡大コピーし、
主演スターのポストカードを集めて館内の壁面を飾ります……。
これって常日頃から準備しておかないと出来ないことです。
その映画を、俳優のことを少しでもよく知って貰いたいと言う愛情……。
この一つ一つの丁寧さが映画ファンを増やすと僕は信じたいです。
 

2021年9月14日
 
 
ブノワ。
 
 
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オオタニサン! 

2021/09/12 Sun.

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あれは今でも思い出すと笑ってしまうのですが、
2001年公開の「ウォーターボーイズ」の初日……。
親友で腐女子のMに誘われた僕は、
朝一に日比谷のシャンテのチケット売り場の窓口に並びました。
勿論、Mにキツく言われて早起きの一番乗りでね(笑)
当時はまだインターネットで座席の指定なんて出来なかったから。
 
 
暫くして、フと後ろの列を振り返ると、
な、な、な、何と!男は僕一人……あとはダァ~っと長い女性の列(苦笑)
あれから20年……月日が経つのは早いですね。
出演者の妻夫木 聡、玉木 宏は共に映画やテレビ、舞台で大活躍です。
近藤公園も舞台でいい仕事をしています。
 
さて、妻夫木 聡ですが、
これほど人に好かれる人も少ないのでは?そう思います。
万人に好かれる……と、言うよりも、言い方を変えると、
彼を嫌う人って殆どいないんじゃないかな?
チョッと珍しいですよね。可もなく不可もなくそこそこではなく、
抜群の人気を誇って未だに第一線なんですから。
しかも20年も経つのに容姿が全く変わらないことも奇跡。
 
反対に何をやっても嫌われる人っていますよね(笑)
空気読めずに何をやっても人の神経を逆撫で、
SNSは常に大炎上(笑)何なんでしょうね?この差って。
反対に、今、このコロナ渦で、テレビを点ければ感染者数や、
様々なデータの羅列や地震や大雨など天災の暗いニュースばかりの中、
朝一でテレビを点けると毎日のように飛び込んでくる、
大リーグの大谷翔平の大活躍のニュース。気持ちが明るくなりますね。
彼も万人から好かれる素晴らしいキャラクターの持ち主です。
実力があることは勿論、他に色々な理由があるのでしょうけど、
キーポイントは清潔感なのかな?僕はそう思います。
清潔感と言うキーワードで割ると、
全ての好かれる人が割り切れるような気がします……。
皆さん、そんな気がしませんか?
 
 
今日の写真は新花巻駅構内に展示されている、
大谷翔平のサイン入りシューズです。
「とおの屋  要」に行く時、新花巻で新幹線を降りると、
乗り継ぎの時に必ずこの展示コーナーを見に行きます。
大谷翔平……大活躍ですね。明るく奢らず好感度が凄いです。
大リーグもそろそろ終盤です。更なる大活躍を期待したいです。
 

2021年9月12日
 
 
ブノワ。
 
 
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9月に入り取り留めもなく……。 

2021/09/10 Fri.

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オリンピックとパラリンピックが無事に終わりました……。
無事にって言うのもなんなんですけど……。
 
9月に入り、季節は移ろうどころか、
太いマジックでギュぅ〜っと1本線を引いたみたいに、
いきなり秋になってしまいましたね(苦笑)
長雨で黄変した桜の葉は落ち、早いところでは銀杏が落ちている!(驚)
何なの?この変化の激しさ……体調管理が大変です。
 
 
さて、このところ……。
連日のようにアフガニスタンのニュースが流れています。
街中の様子や、国外に脱出する大渋滞の夥しい車列、
滑走し始めたアメリカの軍用機に群がる人々、
機内は立垂の余地もないくらいにギュウギュウ詰めで、
財産を全て投げ出してまで国外に逃げたい恐怖心って……。
新政権が制圧している街中の様子まで……。
遥か海の彼方の国のことですが、
何だかテレビのこちら側で暗憺たる気持ちになります。
国から見放され、脱出が出来ていない国内の日本人のことが気になります。
今日であのアメリカ同時多発テロから丸々20年になります。
この20年で僕たちはどう変わったのか?少しでも成長出来たのか?
甚だ疑問ではありますが、いまだに忘れられない光景があります。
完全に崩壊したツインタワーのもうもうと舞い上がる粉塵の中、
全身、真っ白になりながらインタビューに答えていた人が、
 
 「我々アメリカ人が、何故、ここまで嫌われるか考えなければいけない。」
 
そう答えていたのが印象的です。
 
アフガニスタンに取り残された皆さん、
国に見放された方たちが無事に退避出来ますように……。 
そんなニュースを見るにつけ、平和惚けの自分、
気持ちが弛みっ放しの自分に呆れることしきりですが、
このコロナ渦において、日本のポンコツさ加減が露呈する今だけど、
日本に生まれて本当に良かったって……でも本当にそうでしょうか?
現首相が総裁選に出馬しないと言うニュースが流れてから、
一気に混迷を深める日本の政情……まるでマンガみたいじゃないですか。
誰がなっても帯に短し襷に長し的な?大丈夫か?日本。 
今、政治家の頭の中は、如何に自分が次の選挙で生き残るか?
それだけですもんね。このコロナ禍の対策はどうしたの?
アフガニスタンに見捨てて来た人たちのことは?
それから拉致被害の方たちのことは?もうね、何年経ってんの?
今、これらのことが1ミリでもいいから頭の片隅にある政治家っている?
 
 
前に書きましたよね……生まれてくる場所は選べないって。
発芽してスクスク育ち、花が咲いて実を結び、
一年の終わりに種が弾けて風に乗り遠くまで運ばれ、
翌春に発芽してみれば、道路の側溝の中だったり、
石垣の隙間だったり……(笑)おぎゃぁ!と産声をあげてみれば、
大富豪の一粒種だったり、干魃に苦しむ土地の大家族だったり、
若しくは最悪にもかの大陸の3つの国だったら?(苦笑)
日本には自由があるから……果たして本当にそうなのか?
確かにそれらの独裁的な国々に較べたら数段マシかもしれないけれど、
このコロナ禍のフィルターを掛けることによってボロが見えて来ましたよね。
前にも書きましたが、自由とは世の中のルールを守ってこそ、
初めて享受出来る権利、それが自由なんです。
何も好き勝手をやることが自由ではありません。
ワクチンを2回接種したから?だからって何をしてもいいの?
滅茶苦茶な人たちが多過ぎます(苦笑)
以前の記事に「日本人上等か?」と書きましたが、
果たして本当に上等なのか?喧々諤々の論争の中、
終わったオリンピックやパラリンピック……。
情報操作的に流される感動の秘話はどうでも良くて、
もう少し考えなければいけないことがあるんじゃないの?
中止と言う選択肢は最初からなくて、無理矢理、開催したことに付いて、
また、開催したことで起こった負の部分は後にキチンと検証する必要があります。
 
 
別に今回のコロナ禍だからって言うこともないんですけど、
自分が生きているこの国はパーフェクトではないことに改めて気付かされました。
自分にもしもの時、国は守ってくれるのか?
アフガニスタンのことを見ても甚だ疑問ですよね。
拉致被害者のこともそう。以前、川崎駅前で署名活動をされている、
横田早紀江さんと少しだけお話ししたことがありますが、
もうね、掛ける言葉なんか一つも見付かりませんでした……。
独裁国家に取り残された1人の自国民を救出するために、
国を挙げての作戦を敢行するのは映画の世界でのこと。
僕たちは国にいとも簡単に見捨てられることに気付かされました。
 
知り合いに、国と都の要請を守らないで、普通に営業をしている飲食店の経営者がいます。
彼は所謂、就職氷河期を逞しく生き抜いて大繁盛店を作って来ました。
今回のコロナ禍でも、国や都は自分たちを守ってくれないと改めて思ったそう。
自分のことは自分で守る、店、従業員のことは身を呈しても守る……。
思いを新たにしたそうです……だけど顔つきは暗いです。
誰も国や都の要請を喜んで守らない人なんていませんからね……。
 
 
今日は何だか取り留めのないことを書きました。
最近、考えがあっちへ行ったりこっちに行ったり……。
なかなか纏まらないんですよ(苦笑)
今日の写真は新築一戸建ての側溝に最多最多可憐な花。
咲いてみてビックリしたでしょうねぇ。
花壇や植木鉢の中じゃないんだものね(苦笑)
 

2021年9月10日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 旅の栞。

匂いの記憶。 

2021/09/07 Tue.

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このブログを始めた頃……。
今では死語になっている感がある、所謂、ネットサーフィンで、
仕事から帰って、毎晩〜外国に住んでいる方々のブログを見るのが楽しみでした。

バルセロナに住んでいらっしゃるgyuさんは、少し前にバルセロナでお会いしたり、
パリで落ち合ってカフェで朝食のあと「オランジェリー美術館」を散策したり、


彼女が一時帰国の際は宿泊先のホテルに花を送り、
必ずお気に入りの店にお連れしたりしています。

ブログが始まって早くも15年以上が経ち、
一時代を築いた方たちが開店休業、若しくはSNSに流れて行く一方で、
今でも活発に記事を書いていらっしゃる人も少なからずいます。
僕が今、毎日、記事の更新を楽しみにしているのは、
まだお目に掛かったことはないのですが、
ボローニャにお住まいのyspringmindさんのブログ「ボローニャに暮らす」です。

yspringmindさんの最新記事を拝見していて……。
記憶が一気に25年前に飛びました。
親友Tが留学している時に初めてパリを訪れたのです。
仕事を遣繰りしてお盆に11日間……今でも覚えています、大韓航空で。
飛行機代も覚えています(笑)189600円だったかな?
出発の朝は台風がやって来ていて、母が重たい荷物を心配して、
大雨の中、一緒に最寄りの駅まで見送りに来てくれたこと、
親友Tのお母さまにパリに行くので何か持って行くものはないかと聞いたところ、
な、な、な、何と!重たい液体状の麺つゆをスーツケース一杯託されたこと(苦笑)
その時にお母さまがおこずかいに3万円下さったこと、
麺つゆが空っぽになったスーツケースに、
「Jean Baptiste Rautureau」のブーツをギッシリ買い込んで帰宅したこと、
そして、その母親たちは共に10年以上前に亡くなっていること、
泊めて貰った親友Tのアパルトマンには預り猫のピューちゃんがいて、
雑種のクセに生意気にも保険証には『ヨーロピアンタイガー』と種類が書かれていたこと、
真夜中にピューちゃんが盛大にクシャミ、よくよく見ていると鼻から出血していたこと、
スグに舐めちゃうからよく見ないと分からないのだけれど、
個人医に片言の英語で電話で症状を説明したこと、
親友Tが僕のために用意してくれていた花瓶の黄色い薔薇の花が、
ピューちゃんに齧られてチリチリの菊の花みたいになっていたこと(笑)
このピューちゃんが猫を飼う切っ掛けになったこと、
パリが街中ハトの糞だらけで驚いたこと、道路の側溝に常に水が流れていたこと、
スーパーのレジに並んでいて、フと後ろを振り返ると、
僕たち以外は全員黒人でビビったこと、
モネの庭を見に電車でジヴェルニーに行ったこと、
駅からのタクシーに気のいいアメリカ人夫婦を同乗させてあげたこと、
睡蓮の池に掛かる太鼓橋に人が鈴なりで写真が撮れなかったこと、
親友Tが誰もいないことをいいことに、駅で線路を渡って隣りのホームへ走った瞬間、
構内放送の大きな声で注意されたこと、
足が棒になるまで朝から晩まで美術館を歩いたこと、
開館10周年記念の「オルセー美術館」では、
コンスタブルもターナーも倉庫から総出で2段掛け3段掛けになっていてビックリしたこと、
ルアーヴルまで足を伸ばしてウジェーヌ・ブーダンの絵を観に行ったこと、
その時一緒に飾られたいたモネの絵の額縁が板切れを打ち付けられたもので唖然としたこと、
初めて訪れたパリは何十年振りかの猛暑で何人もの人が亡くなったこと、
親友Tと大喧嘩して、仲直りで行ったレストランの茄子のペーストや、
老舗のビストロで食べたレンズ豆のサラダが茶色くて美味しそうじゃなかったこと、
フランス人が実は親切で、ひっきりなし挨拶して目からウロコだったこと、
枕も水も代わり便秘になって11日間お通じがなかったこと、
帰国時に10フラン余り、空港の土産物売り場でヌガーを買ったこと、
その時、群がる観光客は各々、自国の言葉でマダムに呼びかけるんだけれど、
僕が一言「マダム、シルヴプレ!」と声掛けしたら、
「ウイ!」と一言、「奥さまは魔女」のエンドラみたいなマダムが、
他の観光客そっちのけで僕の方にやって来てコワかったこと、
帰りの機内で隣りに座った韓国人のマダムが親切で、
韓国語が出来ない僕の代わりに機内食を頼んでくれたこと……。


走馬灯のように25年前の初パリが思い出されます。
その切っ掛けになったのは、yspringmindさんの記事の中の、
香水メゾン、キャロンの名前を発見したからです。
今日の1枚目の写真は2015年の秋にパリを訪れた時のもの。
アベニュー・モンテーニュの辺りだったかな……。
歩いていると突然、現れた「CARON」の文字……。
おそらく閉店して間もないのでしょう。中が見えないように白く塗られています。
初パリ訪問の時、僕はここで親友の女性のお土産に香水を買ったのです。
お土産は何がいい?僕の質問に「香水!」と間髪置かず答える彼女(苦笑)
今ならいくらでも香水の知識があるけれど、その時はまだまだ未知の世界です。
親友Tに調べて貰っておいたこちらは、ドアを開けると強烈な香水の匂い……。
デパートの化粧品売り場なんて赤ん坊みたい。鼻が曲がるとはこのことか?
バカラ製でしょうか。トロフィー型の金彩を施したガラスの大きな容器から、
親指くらいの小さな瓶に量り売りでした……物凄くお高かったぁ(苦笑)
あとから入って来た真っ黒に日焼けした豪華なマダムの肩からは、
ルイ・ヴィトンの真っ黒に変色した、モノグラムのポーチが……。
日本では後生大事に高級品として上にも下にも置かない扱いだけれど、
実はこうして実用的な使い方をされているんだ……。
目からウロコが何枚も落ちたこと……。


こうしてボローニャと東京に暮らす2人ですが、
ブログを通じたお付きしも楽しいし、たった一つの単語から、
記憶が一気に遡って楽しかった諸々を思い出せるのも素晴らしいこと。
yspringmindさんには感謝、感謝です。

前回のパリから6年が経ってしまいました……。
さて、僕の次のパリはいつ?何だか遠い目です(苦笑)


2021年9月7日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: 猫が行方不明。

奇跡の1枚……猫、近況。 

2021/09/05 Sun.

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友人や仕事の仲間から一番聞かれる質問に、
暑い夏や寒い冬、猫のために空調などを付けていますか?って言うのがあります。
とんでもありませんから!勿論、付けません。皆さん、付けてる?(驚)
もう1つ言っちゃうと、僕は特別、猫と遊んだり、
好物をわざわざ買って来て与えることもしません。
金井美恵子さんは刺身を買って来て与えていたそうですけど……。
ウチは甘やかさないの!(笑)空調なんてとんでもない!
刺身?有り得ませんから(爆)猫に贅沢は禁物です!(笑)
そんなことを言いつつ、鰹節や煮干しくらいはあげますけどね。
あの宣伝で盛大に猫が食らいついているチュールはあげません。
おかしいもの、あんなに食らいつくなんて。
きっと良くないものが入っているに違いない(笑)
チュールは薬を飲ませる時とかの最後の手段です。
 
 
さて、今日はそんな暑い我が家で一夏を過ごした猫近況です。
今、家の中で5匹の猫の面倒を見ています。
一番古い順から、小芳、秀千代、コウ、太郎丸、らく……です。
コウちゃんって言うのはチビの時に家に入れてから、
指一本触らせなくなったデブリーヌのことです。本名はコウなの。
初めは女の子だけを面倒観るつもりでいましたが、
気が付くと、今は小芳だけが女の子で、あとは4匹とも男の子。
男の子は楽チンでいいですね。つるんで室内野良、愚連隊と化していますけど(苦笑)
上の女の子とスグ下のきんがお星さまになり、
小芳も随分と変わりました。それまでは「幻の猫」と言われ、
僕と数人の友人以外には全く姿を見せなかった小芳も、
最近では一日中家の中をウロウロ、夜は暑い今でも僕のベッドに入って来ます。
他の猫たちとは全く相容れなかった小芳も、
最近では誰ともぶつかることなく、驚くべきは、
秀千代とそこそこ仲がいいのです。仲がいいって言っても、
小芳が秀千代の存在を許しているって言うだけなんですけど(苦笑)
 

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今日の1枚目は奇跡の1枚……。
何が奇跡かって言うと、2匹が同じ方向に頭を向けているから(笑)
いつもはスグ上の写真のように、あっちとこっちを向いて僕の足の上に陣取ります。
 
 
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上の写真はその他の愚連隊の写真(笑)
煮干し1匹でこの有様です(爆)可愛いですね、皆、必死(笑)
いつも煮干しラブの太郎丸に軍配なんですけどね。
太郎丸は可愛いですよ。自分の名前をキチンと知っているの。
名前を呼ぶと鳴き声を変えてスグにやって来ます。
 

2021年9月5日
 
 
ブノワ。
 
 
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Category: バベットの晩餐会。

アリとキリギリス。 

2021/09/02 Thu.

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夏もあと少しですね……って、季節は既に秋?
お盆もとっくに終わっちゃいましたけど……。
僕が育った家は、この手の日本の行事的なことには全く無関係でした。
盆、暮、正月……全く関係なし。両親は共働きでしたから。
 
夏が来ると思い出すのは母のこと……♪遥かな尾瀬じゃありません(笑)
7月5日に亡くなりましたからね。
 

死んだ母の口癖は……。
 
 「お母さんはアリンコ、お前はキリギリス。」でした(笑)
 
母とはまるで友達のような関係で、
 
 母「お前は8。」
 
 僕「何だよ、8って?」
 
 母「チョッと足りないんだよ!」
 
 僕「バぁ~か!ブぅ~ス!」……。
 
一事が万事こんな調子でした(笑)
両親のことは、お父さま、お母さまで育った親友は、
初めてこの会話を聞いた時はビックリ仰天したそうですが……。
 
 
さて、いつもキュウリを食べる度に、
このアリとキリギリスのエピソードを思い出します。
そう、僕は母が言った通りキリギリスなんです。
もう、認めちゃう!(爆笑)怠惰で面倒臭がりでいい加減で、
楽な方に簡単に流れるし、努力は惜しむので……まるまるキリギリス!(爆笑)
そう、僕はことある毎に母のことを思い出すようにしています。
じゃないと、弱る記憶力、こぼれ落ちる脳細胞、
頼りない記憶の糸……肝心な時に大事なことを思い出せなくなりますから……。
 
 
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さて、キュウリ。ほぼ毎日、食卓に上がります。
火を通すことは殆どないですから、メニュー的には限られちゃいますが、
先日のこと、普段はあまり行かないスーパーで、
「四川きゅうり」なるものを買い求めました。もうね、これが超絶旨いの。
キュウリが旨いって言ったって俄には想像付かないかもしれないけど、
不味いキュウリ、沢山ありますからね。あと、新鮮じゃないヤツとか……。
「四川キュウリ」は皮が薄くてパリパリで……。
写真を見て貰うとお分かりのように、細かいトゲトゲが夥しい数付いています。
毎日のサラダには必ず入れますし、あとはこの暑い夏の時期は酢の物だったりと大活躍です。
今日はそんな四川キュウリを使ったメニューを少しだけ御披露です。
 

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最後は何故かジノリのスープ皿に入った酢の物(笑)

このキュウリ……人気でスグに売り切れちゃうんですよ。
あまりにも気に入ったため、最近ではこの「四川キュウリ」を買うためにだけ、
わざわざ遠回りして寄り道することもしばしばです。
買いに行くとおじさんが自分で袋に詰めています。
業者に頼むと結構な金額を取られるそうです。
僕の顔を見ると「この前はどうだった?」って……。
覚えていてキチンと投げ返して来るところが凄いです。
 

2021年9月2日
 
 
ブノワ。
 
 
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2021-09